JPH08291049A - 非水系油性軟膏基剤及び皮膚外用軟膏剤 - Google Patents
非水系油性軟膏基剤及び皮膚外用軟膏剤Info
- Publication number
- JPH08291049A JPH08291049A JP6375796A JP6375796A JPH08291049A JP H08291049 A JPH08291049 A JP H08291049A JP 6375796 A JP6375796 A JP 6375796A JP 6375796 A JP6375796 A JP 6375796A JP H08291049 A JPH08291049 A JP H08291049A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- alcohol
- ointment
- ointment base
- polyoxyethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
ックス、高級アルコール及び非イオン性界面活性剤を含
有する非水系油性軟膏基剤。環状シリコーンオイルの含
有量は、30〜85重量%であることが好ましい。前記
非水系油性軟膏基剤に、薬理活性物質0.001〜20
重量%を配合してなる皮膚外用軟膏剤。 【効果】 本発明の非水系油性軟膏基剤及び皮膚外用軟
膏剤は、皮膚への塗布時のべたつきがなく、のびが良
く、使用感に優れている。また、薬理活性物質の経皮吸
収性に優れ、副作用の軽減も可能である。さらに、薬剤
としての安定性に優れている上、外観が白色クリ−ム状
であるため、従来のクリ−ム剤と同等以上の美観を有し
ている。
Description
剤及びそれに薬理活性物質を配合してなる皮膚外用軟膏
剤に関する。さらに詳しく言うと、本発明は、使用感及
び皮膚吸収性に優れた環状シリコーンを多量に含有する
非水系軟膏基剤及び皮膚外用軟膏剤に関する。
剤として、ワセリンを主基剤とするワセリン軟膏、高級
アルコールとプロピレングリコールを主基剤とするFA
PG基剤、ポリエチレンを流動パラフィンにゲル化した
プラスティベースを基剤とする軟膏等がある。しかしな
がら、これらはいずれも皮膚へ塗布した後に「べたつ
き」や「てかり」が生じ、使用感に劣り、経皮吸収性等
の点でも充分満足できるものではなかった。使用感の改
善を目的として、環状シリコーンオイルを配合した非水
系油性軟膏基剤やそれに薬理活性物質を配合した外用剤
が、提案されている(例えば、米国特許第5,078,9
93号、国際公開第9200077号、特開昭63-2
60955号、特開昭63-275518号、特開昭6
3-216817号公報等)。
れも軟膏の稠度の調節と物性安定性の保持のためにワセ
リンや流動パラフィン等を主成分としたものであって、
環状シリコーンオイルは配合されているものの、その配
合量が30重量%未満と少なく、使用感の点では未だ満
足できるものではなかった。即ち、環状シリコーンオイ
ルは、ワセリンのような油性軟膏基剤成分との相溶性が
悪く、配合量が増加すると液分離を起こし、薬剤として
の安定性に劣るという問題があったため、環状シリコー
ンを多量に配合することには製剤上の限界があった。ま
た、これらの軟膏基剤は、ワセリンや流動パラフィン等
を主成分としているため、塗布後に油ぽさが皮膚に残り
使用感の点で問題があった。一方、環状シリコーンオイ
ルを多量に配合した例として、特開平2−60642号
に記載の製剤が知られているが、これは水を配合して乳
化剤で乳化したクリーム剤であり、本発明の非水系軟膏
とは全く異なる剤形である。
記従来技術の問題点を解決し、使用感及び薬物の経皮吸
収性に優れ、しかも薬剤として安定な、環状シリコーン
オイルを多量に、好ましくは30〜85重量%含有する
非水系油性軟膏基剤、及びそれに薬理活性物質を配合し
た皮膚外用軟膏剤を提供することを目的とする。
本発明者らは上記従来技術の問題点を解決するために鋭
意研究を重ねた結果、環状シリコーンオイル及び油ゲル
化剤としての高級脂肪酸塩を主基剤とし、これにワック
ス、高級アルコ−ル及び非イオン性界面活性剤を配合す
ることにより、ワセリンや流動パラフィン等を配合しな
くても、環状シリコーンオイルを多量に含有する軟膏基
剤が得られることを見出し、本発明を完成した。
高級脂肪酸塩、ワックス、高級アルコール及び非イオン
性界面活性剤を含有する非水系油性軟膏基剤からなる。
本発明はまた、環状シリコーンオイルの含有量が、30
〜85重量%である前記非水系油性軟膏基剤からなる。
本発明はまた、環状シリコーンオイル30〜85重量
%、高級脂肪酸塩0.1〜3.5重量%、ワックス1〜1
2重量%、高級アルコール1〜35重量%及び非イオン
性界面活性剤0.1〜10重量%を含有する非水系油性
軟膏基剤からなる。 本発明はまた、環状シリコーンオ
イル45〜70重量%、高級脂肪酸塩0.5〜2重量
%、ワックス4〜8重量%、高級アルコール5〜25重
量%及び非イオン性界面活性剤0.2〜5重量%を含有
する非水系油性軟膏基剤からなる。
オクタメチルシクロテトラシロキサンまたはデカメチル
シクロペンタシロキサンである前記非水系油性軟膏基剤
からなる。本発明はまた、高級脂肪酸塩が、モノステア
リン酸アルミニウム、ジステアリン酸アルミニウムまた
はトリステアリン酸アルミニウムである前記非水系油性
軟膏基剤からなる。本発明はまた、ワックスが、マイク
ロクリスタリンワックスまたはミツロウである前記非水
系油性軟膏基剤からなる。
チルアルコール、イソステアリルアルコール、セチルア
ルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアル
コール、オレイルアルコール、2−オクチルドデカノー
ル、コレステロール、2−ヘキシルデカノール、ベヘニ
ルアルコール及ラウリルアルコールからなる群から選択
される1種または2種以上である前記非水系油性軟膏基
剤からなる。本発明はまた、非イオン性界面活性剤が、
ポリオキシエチレン(2)オレイルエーテル、ポリオキ
シエチレン(2)セチルエーテル、ポリオキシエチレン
(2)ノニルフェニルエーテル、ソルビタントリオレエ
ートまたはポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル
である前記非水系油性軟膏基剤からなる。本発明はま
た、前記非水系油性軟膏基剤に薬理活性物質0.001
〜20重量%を配合してなる皮膚外用軟膏剤からなる。
発明の非水系軟膏基剤において主成分として用いられる
環状シリコーンオイルとしては、特に限定されないが、
オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシク
ロペンタシロキサン等が好ましい例として挙げられる。
このうち、揮発速度が速いという観点から、オクタメチ
ルシクロテトラシロキサンは特に好ましい。尚、環状シ
リコーンオイルは、単独でも、2種以上を混合しても用
いることができる。また、環状シリコーンオイルの配合
量は、非水系油性軟膏基剤の全体の重量に基づいて、3
0〜85重量%、特に45〜70重量%とすることが好
ましい。配合量が30重量%より少ないと、基剤のべた
つきが増し、85重量%より多いと、基剤の稠度が損な
われるため好ましくない。
る高級脂肪酸塩としては、特に限定されないが、モノス
テアリン酸アルミニウム、ジステアリン酸アルミニウ
ム、トリステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸マグネシウム、ラウリン酸亜鉛、ミリ
スチン酸亜鉛等が好適な例として挙げられる。このう
ち、油相のゲル化作用の強さから、モノステアリン酸ア
ルミニウム、ジステアリン酸アルミニウム、トリステア
リン酸アルミニウムは特に好ましい。これらの高級脂肪
酸塩は、単独でも、2種以上を混合しても用いることが
できる。高級脂肪酸塩の配合量は、非水系油性軟膏基剤
の全体の重量に基づいて、0.1〜3.5重量%、特に
0.5〜2重量%とすることが好ましい。配合量が0.1
重量%より少ないと、基剤の稠度が損なわれ、3.5重
量%より多いと、べたつきが増すため好ましくない。
るワックスとしては、鉱物性ワックス、植物性ワックス
及び動物性ワックスのいずれでもよいが、鉱物性のワッ
クスとしては、マイクロクリスタリンワックス、モンタ
ンワックス、モービルワックス、パラフィンワックス等
が、植物性ワックスとしては、カルナウバロウ、キャン
デリラロウ等が、動物性ワックスとしては、鯨ロウ、ミ
ツロウ、セラック等が好ましい例として挙げられる。こ
れらの中でも、マイクロクリスタリンワックス、ミツロ
ウは特に好ましい。尚、ワックスは、単独でも、2種以
上を混合しても用いることができる。ワックスの配合量
は、非水系油性軟膏基剤の全体の重量に基づいて、1〜
12重量%、特に4〜8重量%とすることが好ましい。
配合量が、1重量%より少ないと、軟膏の稠度が保ちに
くく、12重量%より多いと、軟膏が硬くなり、ぱさつ
きが増すので好ましくない。
られる高級アルコールとしては、炭素数が10以上のも
のを1種または2種以上用いることが好ましい。このよ
うな高級アルコールの例としては、ミリスチルアルコー
ル、イソステアリルアルコール、セチルアルコール、ス
テアリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレ
イルアルコール、2−オクチルドデカノール、コレステ
ロール、2−ヘキシルデカノール、ベヘニルアルコー
ル、ラウリルアルコール等が挙げられ、これらのうち1
種または2種以上を用いることが好ましい。
は、室温において固形状のものと液状のものとを2種以
上組み合わせて用いることが、特に好ましい。室温にお
いて固形状の高級アルコールの例としては、イソステア
リルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコ
ール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコール、コレステロール等が挙げられ
る。室温において液状の高級アルコールの例としては、
オレイルアルコール、2−オクチルドデカノール、2−
ヘキシルデカノール、ラウリルアルコール等が挙げられ
る。室温において固形状の高級アルコールと液状の高級
アルコールの組合せの中でも、ベヘニルアルコール及び
セトステアリルアルコールと2−オクチルドデカノール
との組合せ、ベヘニルアルコール及びセトステアリルア
ルコールとオレイルアルコールとの組合せは特に好まし
い。
ルと液状の高級アルコールを組合せて用いる場合の両者
の比率は、7〜1:1、特に、5〜2:1とすることが
好ましい。高級アルコールの配合量は、高級アルコール
が室温において固形状のものであるか液状のものである
かによって異なるが、一般的には、非水系油性軟膏基剤
の全体の重量に基づいて、1〜35重量%、特に5〜2
5重量%とすることが好ましい。配合量が、1重量%よ
り少ないと、長時間なめらかさを保つことが困難とな
り、特に液状の高級アルコールの場合には、軟膏の稠度
が保ちにくくなるので好ましくない。また、配合量が、
35重量%よりも多いと、べたつきが著しく増すので好
ましくない。
られる非イオン性界面活性剤としては、ソルビタン脂肪
酸エステル(例えば、ソルビタンモノステアレート、ソ
ルビタンセスキオレエート等)、グリセリン脂肪酸エス
テル(例えば、グリセリルモノステアレート、イソオク
タン酸グリセリン、グリセリルモノミリステアレート
等)、ポリグリセリン脂肪酸エステル(例えば、ジグリ
セリルモノオレエート、テトラグリセリルモノステアレ
ート等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル(例え
ば、プロピレングリコールモノステアレート等)、ペン
タエリスリト−ル脂肪酸エステル(例えば、ペンタエリ
スリトールステアレート等)、ポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル(例えば、ポリオキシエチレン
(20)ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチ
レン(6)モノパルミテート等)、ポリオキシエチレン
ソルビット脂肪酸エステル(例えば、ポリオキシエチレ
ン(6)ソルビットヘキサステアレート、ポリオキシエ
チレン(6)ソルビットテトラオレエート等)、ポリオ
キシエチレングリセリン脂肪酸エステル(例えば、ポリ
オキシエチレン(5)グリセリルモノステアレート、ポ
リオキシエチレン(5)グリセリルモノステアレート
等)、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル(例え
ば、ポリオキシエチレングリコール(2)モノステアレ
ート、ポリオキシエチレングリコール(2)モノオレエ
ート等)、ポリオキシエチレンアルキルエ−テル(例え
ば、ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル、ポリ
オキシエチレン(7)セチルエーテル、ポリオキシエチ
レン(2)オレイルエーテル等)、ポリオキシエチレン
フィトステロール(例えば、ポリオキシエチレン(5)
フィトステロール、ポリオキシエチレン(10)フィト
ステロール等)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンアルキルエーテル(例えば、ポリオキシエチレン
(1)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル、ポ
リオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(8)
セチルエーテル等)、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル(例えば、ポリオキシエチレン(2)ノニ
ルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ノニル
フェニルエーテル等)、ポリオキシエチレンヒマシ油
(例えば、ポリオキシエチレン(3)ヒマシ油、ポリオ
キシエチレン(10)ヒマシ油等)、ポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油(例えば、ポリオキシエチレン(5)硬
化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油
等)、ポリオキシエチレンミツロウ誘導体(例えば、ポ
リオキシエチレン(6)ソルビットミツロウ、ポリオキ
シエチレン(20)ソルビットミツロウ等)、ポリオキ
シエチレンラノリン誘導体(例えば、ポリオキシエチレ
ン(5)ラノリンアルコール、ポリオキシエチレン(1
0)ラノリンアルコール等)、ポリオキシエチレンアル
キルアミン(例えば、ポリオキシエチレン(10)ステ
アリルアミン、ポリオキシエチレン(15)オレイルア
ミン等)、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド(例えば、
ポリオキシエチレン(4)ステアリン酸アミド、ポリオ
キシエチレン(5)オレイン酸アミド等)、ポリオキシ
エチレンショ糖脂肪酸エステル等が例として挙げられ
る。
(2)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(2)セ
チルエーテル、ポリオキシエチレン(2)ノニルフェニ
ルエーテル、ソルビタンオレエート、ポリオキシエチレ
ン(9)ラウリルエーテルは特に好ましい。非イオン性
界面活性剤の配合量は、非水系油性軟膏基剤の全体の量
に基づいて、0.1〜10重量%、特に、0.2〜5重量
%とすることが好ましい。配合量が、0.1重量%より
少ないと、長時間における安定性が損なわれ、10重量
%よりも多いと、べたつきが著しく増すので好ましくな
い。
性軟膏基剤は、極めて安定なため、上記成分の他に、さ
らに、皮膚外用剤において通常用いられるいずれの油性
成分をも含有することができる。このような油性成分の
例としては、例えば、脂肪酸エステル、植物油、合成
油、脂肪酸、油性高分子、多価アルコール、薬理活性物
質の溶解剤等が挙げられる。尚、それらの油性成分の配
合量は、基剤自体の安定性が損なわれない限り、特に限
定されるものではない。上記成分からなる本発明の非水
系油性軟膏基剤は、いかなる慣用法を用いても製造する
ことができ、例えば、各製剤成分を秤量し、約90〜9
5℃で溶融解させ、次いで攪拌しながら、室温まで自然
冷却することにより製造することができる。
物質を配合して皮膚外用軟膏剤を製造することができ
る。本発明において配合される薬理活性物質としては、
特に限定されず、いかなる種類のものであってもよい
が、抗炎症剤、抗真菌剤、鎮痒剤、皮膚保護剤、殺菌消
毒剤、局所麻酔剤、抗ヒスタミン剤、筋弛緩剤、創傷治
癒剤等が好ましい例として挙げられる。
プレドニゾロン、吉草酸ジフルコルトロン、吉草酸デキ
サメタゾン、酪酸クロベタゾン、酢酸デキサメサゾン、
ブデソニド、酪酸ヒドロコルチゾン、デキサメタゾン、
ベタメタゾン、ジプロピオン酸ベタメタゾン、吉草酸ベ
タメタゾン、酢酸ヒドロコルチゾン、フルオシノロンア
セトニド、ピバル酸フルメタゾン、フルオシノニド、ト
リアムノシノニド、ハルシノニド、ブレドニゾロン、プ
ロピオン酸デプロドン、プロピオン酸クロベタゾール及
び酢酸プレドニゾロン等のステロイド系抗炎症剤;サリ
チル酸メチル、アセチルサリチル酸、サリチル酸グリコ
ール、ケトプロフェン、インドメタシン、フルルビプロ
フェン、イブプロフェンピコノール、ジクロフェナク、
アセクロフェナク、ニメスライド、テニダップ、メロキ
シカム、ザルトプロフェン、モフェゾラク、ロルノキシ
カム、ケトロラク、ロキソプロフェン、ピロキシカム、
テノキシカム、スプロフェン、フルフェナム酸ブチル、
イブプロフェン、フェルビナク、ブフェキサマク、グリ
チルレチン酸、アスピリン、オウバク、カミツレ、西洋
トチノミエキス等の非ステロイド系抗炎症剤等が例とし
て挙げられる。
フォナゾール、塩酸ブテナフィン、シッカニン、硝酸ス
ルコナゾール、ケトコナゾール、塩酸クロコナゾール、
硝酸ミコナゾール、硝酸エコナゾール、硝酸イソコナゾ
ール、チオコナゾール、硝酸オキシコナゾール、硝酸オ
モコナゾール、塩酸テルビナフィン、塩酸アモルフィ
ン、塩酸ネチコナゾール、ラノコナゾール等が例として
挙げられる。
化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸
クロルヘキシジン、硫酸ゲンタマイシン、硫酸フラジオ
マイシン、塩酸テトラサイクリン、ポビドンヨード、ア
クリノール、フェノール、レゾルシン、サリチル酸、ヘ
キサクロロフェン、チメロサール、アクリノール、ヨウ
素、イソプロピルメチルフェノール、ペニシリンV、ベ
ンザペニシリンG、ストレプトマイシン、クロラムフェ
ニコール、テトラサイクリン、エリスロマイシン、バシ
トラシン、ポリミキシンB、ニトロフラゾン、ヘパリン
類似物質、酸化亜鉛、シュガー、アラントイン等が挙げ
られる。
ヒドラミン、リドカイン、塩酸ジフェンヒドラミン、塩
酸リドカイン、マレイン酸クロルフェニラミン、メント
ール、カンフル、イクタモール、モクタール、チモー
ル、クロルフェニラミン、クロモグリク酸ナトリウム、
塩酸アゼラスチン及び塩酸プロメタジン等が例として挙
げられる。
ドカイン、ジブカイン、テトラカイン等が例として挙げ
られる。抗ヒスタミン剤としては、マレイン酸クロルフ
ェニラミン、ジフェンヒドラミン、塩酸ジフェンヒドラ
ミン等が例として挙げられる。筋弛緩剤としては、プリ
ジノール、チザニジン、エペリゾン等またはそれらの塩
類が挙げられる。
オキシリボヌクレアーゼ、ジメチルイソプロピルアズレ
ン、酸化亜鉛、カラミン、ヘパリン類似物質、硫酸アル
ミニウム酢酸鉛、次硝酸硫酸ビスマス及びタンニン酸等
が例として挙げられる。また、その他の薬理活性物質と
して、エチニルエストラジオール、塩化カルプロニウ
ム、塩化アセチルコリン、塩化ピロカルピン、ヒノキチ
オール、ビタミンA油、トコフェロール、メトキサレン
及びアミジン等が例として挙げられるが、これらに限定
されるものではなく、その他の薬理活性物質を配合する
ことができる。尚、上記した薬理活性物質は、全てその
医学的に許容され得る無機塩及び有機塩を含むものとす
る。また、薬理活性物質の配合量は、特に限定されない
が、これらの薬理活性物質が外用剤に通常配合される濃
度である0.001〜20重量%とすることが好まし
い。
それを含有する皮膚外用軟膏剤は、べたつきがなく撥水
性を有する環状シリコーンオイルを含有しているため、
塗布時の皮膚のべたつきを抑える作用を有している。ま
た、環状シリコーンは、高い揮発性を有しているため、
本発明の非水系油性軟膏基剤及びそれを含有する皮膚外
用軟膏剤を、皮膚に塗布すると、薬理活性物質が皮膚上
で濃縮され、薬物の経皮吸収が促進される。特に、本発
明の非水系油性軟膏基剤及びそれを含有する皮膚外用軟
膏剤は、環状シリコーンオイルを30〜85重量%含む
ことが好ましく、このように多量に環状シリコーンオイ
ルが配合されると、塗布時の皮膚のべたつきを抑える作
用及び薬物の経皮吸収作用は、非常に優れたものとな
る。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 実施例1 (1)酪酸クロベタゾン 0.1重量% (2)クロタミトン 2.0重量% (3)オクタメチルシクロテトラシロキサン 66.4重量% (4)2−オクチルドデカノール 7.0重量% (5)ジメチルポリシロキサン 0.5重量% (6)モノステアリン酸アルミニウム 2.0重量% (7)マイクロクリスタリンワックス 5.0重量% (8)ベヘニルアルコール 12.0重量% (9)セトステアリルアルコール 4.0重量% (10)ポリオキシエチレン(5)オレイルエーテル 1.0重量% −−−−−−−−− 計 100.0重量% 上記(1)を(2)に溶解させ、(3)〜(5)と混合した後、(6)
〜(10)に加え、90〜95℃で溶融解させ、次いで35
℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟
膏を得た。
後、(7)〜(12)に加え、90〜95℃で溶融解させ、次
いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリー
ム状の軟膏を得た。
後、(8)〜(11)に加え、90〜95℃で溶融解させ、次
いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリー
ム状の軟膏を得た。
で35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム
状の軟膏基剤を得た。
で35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム
状の軟膏を得た。
で35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム
状の軟膏基剤を得た。
た後、(6)〜(9)に加え、90〜95℃で溶融解させ、次
いで35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリー
ム状の軟膏を得た。
で35℃まで攪拌冷却し、白色でつやのあるクリーム状
の軟膏基剤を得た。
35℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状
の軟膏基剤を得た。
〜(10)に加え、90〜95℃で溶融解させ、次いで35
℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟
膏を得た。
になったところで(1)を加え、次いで35℃まで攪拌冷
却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
になったところで(1)を加え、次いで35℃まで攪拌冷
却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
になったところで(1)を加え、次いで35℃まで攪拌冷
却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
(5)〜(8)に加え、90〜95℃で溶融解させ、次いで3
5℃まで攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の
軟膏を得た。
になったところで(1)を加え、次いで35℃まで攪拌冷
却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
になったところで(1)及び(2)を加え、次いで35℃まで
攪拌冷却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得
た。
になったところで(1)を加え、次いで35℃まで攪拌冷
却して、白色でつやのあるクリーム状の軟膏を得た。
透明の軟膏剤を得た。
透明の軟膏剤を得た。
で攪拌冷却して、軟膏剤を得た。
で攪拌冷却して、軟膏剤を得た。
で35℃まで攪拌冷却したところ、つやがなく、しかも
伸びを示さない非常に高粘度のロウ様物質が得られた。
即ち、環状シリコールオイルを20重量%しか含まない
基剤、及びそれに薬理活性物質を配合してなる製剤は、
このように、軟膏としての使用に全く適していないこと
が判明した。
で35℃まで攪拌冷却したところ、稠度が低く、軟膏を
形成しなかった。即ち、環状シリコーンオイルを90重
量%含有する基剤、及びそれに薬理活性物質を配合して
なる製剤は、このように、軟膏として使用することが不
可能であることが判明した。
1で得られた軟膏剤の使用感を、従来型の軟膏剤である
比較例1〜3で得られた軟膏剤及び3種類の市販の皮膚
外用軟膏剤A〜Cの使用感と比較した。試験項目は、塗
布時のべたつきの少なさ、のびの良さ、塗布直後のてか
つきの3項目とした。 被検者:健康成人男女 被検者数:10名 試験方法:各試料を各被験者の手の甲に塗布し、使用感
をインタヴューした。評価段階は、良好、普通、悪いの
3段階として、回答してもらった。 試験結果:結果は、下記の4段階の基準に従って検討
し、表1に示した。 ◎:良好と回答したものが10名中8名以上 ○:良好と回答したものが10名中6〜7名 △:良好と回答したものが10名中4〜5名 ×:良好と回答したものが10名中4名未満
軟膏基剤は従来の油性軟膏剤であるワセリン軟膏、プラ
スティベース軟膏、FAPG軟膏及び市販の皮膚外用軟
膏剤に比べて、使用感が優れていた。
いて得られた本発明の軟膏基剤及び対照品として白色ワ
セリンを用いて、皮膚安全性試験を行った。 被検者:健康成人男子 被検者数:27名 試験方法:各被験者の背部に、パッチテスト用絆創膏
(フィンチャンバー:大正製薬(株)製)を用いて各試
料を48時間閉鎖塗布し、剥離後1時間及び24時間後
に下記表2に示す基準に従って判定を行った。
て、検体剥離後1時間または24時間後の判定で、紅班
または浮腫が強かった方を選択し、上記の判定基準に従
って数値化し、全被験者のポイントを合計した値とし
た。また、下記式により陽性率及び皮膚刺激指数(SI
値)を求めた。結果を、下記表3に示す。
者数/被験者数)×100
被験者数)×100
に、本発明の軟膏基剤は、対照品の白色ワセリンと同等
またはそれ以上の皮膚安全性を有していた。
剤を用いて、酪酸クロベタゾン(外用合成副腎皮質ホル
モン)のヘアレスマウス皮膚透過試験を行った。 試料投与量:0.05cm3/0.785cm2 試験はオープン系で行った。 試験温度:25℃ 動物:ヘアレスマウス レセプター:50%エタノール 試験方法:切り取ったヘアレスマウスの皮膚上に、各試
料を0.05cm3投与しその皮膚に攪拌接触させたレセプ
ター中に透過した酪酸クロベタゾンの濃度を、HPLC
で定量した。 試験結果:8時間及び24時間後における酪酸クロベタ
ゾンの平均皮膚透過量及び投与量に対する透過率を下記
表4に示し、図1にグラフで示した。
あるように、本発明の軟膏剤は、従来の軟膏剤である比
較例1〜4の軟膏剤より、著しく高い皮膚透過性を示し
た。
環状シリコーンオイル、高級脂肪酸塩、ワックス、高級
アルコール及び非イオン性界面活性剤を含有する非水系
油性軟膏基剤、及びそれに薬理活性物質を配合してなる
皮膚外用軟膏剤が提供される。本発明の非水系油性軟膏
基剤及び皮膚外用軟膏剤は、特に、べたつきがなく撥水
性に優れた環状シリコーンオイルを多量に配合し、しか
も、従来より環状シリコーンオイル配合の軟膏基剤に配
合されていたワセリン、流動パラフィン等を配合してい
ないことを特徴としている。上記のような基剤成分の組
み合わせと上記の特徴により、本発明の非水系油性軟膏
基剤及び皮膚外用軟膏剤は、皮膚への塗布時のべたつき
がなく、のびが良く、しかも、ワセリン、流動パラフィ
ン等を配合していないことにより、べたつきやてかつき
がなく、使用感に優れている。また、環状シリコーンオ
イルは揮発性に優れているため、皮膚への塗布後に薬理
活性物質が皮膚上で濃縮されるので、薬理活性物質の経
皮吸収が促進される。従って、本発明の皮膚外用軟膏剤
は、皮膚透過性に優れており、従来の皮膚外用剤と同程
度の薬理効果を得るためには、従来よりも低濃度の薬理
活性物質で十分な効果が得られ、副作用を軽減すること
も可能である。また、本発明の軟膏基剤及び皮膚外用軟
膏剤は、薬剤としての安定性に優れている上、外観が白
色クリ−ム状であるため、従来の油性軟膏剤と異なり、
従来のクリ−ム剤と同等以上の美観を有している。
フである。(a)は、8時間後の結果を示し、(b)は
24時間後の結果を示す。
スチルアルコール、イソステアリルアルコール、セチル
アルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルア
ルコール、オレイルアルコール、2−オクチルドデカノ
ール、コレステロール、2−ヘキシルデカノール、ベヘ
ニルアルコール及びラウリルアルコールからなる群から
選択される1種または2種以上である前記非水系油性軟
膏基剤からなる。本発明はまた、非イオン性界面活性剤
が、ポリオキシエチレン(2)オレイルエーテル、ポリ
オキシエチレン(2)セチルエーテル、ポリオキシエチ
レン(2)ノニルフェニルエーテル、ソルビタントリオ
レエートまたはポリオキシエチレン(9)ラウリルエー
テルである前記非水系油性軟膏基剤からなる。本発明は
また、前記非水系油性軟膏基剤に薬理活性物質0.00
1〜20重量%を配合してなる皮膚外用軟膏剤からな
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 環状シリコーンオイル、高級脂肪酸塩、
ワックス、高級アルコール及び非イオン性界面活性剤を
含有する非水系油性軟膏基剤。 - 【請求項2】 環状シリコーンオイルの含有量が、30
〜85重量%である請求項1記載の非水系油性軟膏基
剤。 - 【請求項3】 環状シリコーンオイル30〜85重量
%、高級脂肪酸塩0.1〜3.5重量%、ワックス1〜1
2重量%、高級アルコール1〜35重量%及び非イオン
性界面活性剤0.1〜10重量%を含有する非水系油性
軟膏基剤。 - 【請求項4】 環状シリコーンオイル45〜70重量
%、高級脂肪酸塩0.5〜2重量%、ワックス4〜8重
量%、高級アルコール5〜25重量%及び非イオン性界
面活性剤0.2〜5重量%を含有する非水系油性軟膏基
剤。 - 【請求項5】 環状シリコーンオイルが、オクタメチル
シクロテトラシロキサンまたはデカメチルシクロペンタ
シロキサンである請求項1〜4のいずれかに記載の非水
系油性軟膏基剤。 - 【請求項6】 高級脂肪酸塩が、モノステアリン酸アル
ミニウム、ジステアリン酸アルミニウムまたはトリステ
アリン酸アルミニウムである請求項1〜5のいずれかに
記載の非水系油性軟膏基剤。 - 【請求項7】 ワックスが、マイクロクリスタリンワッ
クスまたはミツロウである請求項1〜6のいずれかに記
載の非水系油性軟膏基剤。 - 【請求項8】 高級アルコールが、ミリスチルアルコー
ル、イソステアリルアルコール、セチルアルコール、ス
テアリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレ
イルアルコール、2−オクチルドデカノール、コレステ
ロール、2−ヘキシルデカノール、ベヘニルアルコール
及ラウリルアルコールからなる群から選択される1種ま
たは2種以上である請求項1〜7のいずれかに記載の非
水系油性軟膏基剤。 - 【請求項9】 非イオン性界面活性剤が、ポリオキシエ
チレン(2)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン
(2)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(2)ノニ
ルフェニルエーテル、ソルビタントリオレエートまたは
ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテルである請求
項1〜8のいずれかに記載の非水系油性軟膏基剤。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の非水
系油性軟膏基剤に、薬理活性物質0.001〜20重量
%を配合してなる皮膚外用軟膏剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06375796A JP3851371B2 (ja) | 1995-02-25 | 1996-02-26 | 非水系油性軟膏基剤及び皮膚外用軟膏剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6173995 | 1995-02-25 | ||
JP7-61739 | 1995-02-25 | ||
JP06375796A JP3851371B2 (ja) | 1995-02-25 | 1996-02-26 | 非水系油性軟膏基剤及び皮膚外用軟膏剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08291049A true JPH08291049A (ja) | 1996-11-05 |
JP3851371B2 JP3851371B2 (ja) | 2006-11-29 |
Family
ID=26402799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06375796A Expired - Lifetime JP3851371B2 (ja) | 1995-02-25 | 1996-02-26 | 非水系油性軟膏基剤及び皮膚外用軟膏剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3851371B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10218796A (ja) * | 1997-02-07 | 1998-08-18 | Yoshiaki Honda | 経皮吸収促進剤およびこれを含む皮膚外用剤 |
JP2006306744A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Nikko Chemical Co Ltd | 皮膚外用組成物 |
JP2008534483A (ja) * | 2005-03-24 | 2008-08-28 | トランスフェイズ・リミテッド | 経皮局所用組成物およびその使用 |
JPWO2007063828A1 (ja) * | 2005-11-29 | 2009-05-07 | 株式会社ティー・ティー・エム | 体液採取装置およびその方法 |
JP2013209347A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd | 油性軟膏剤 |
US8758831B2 (en) | 1996-12-18 | 2014-06-24 | Bimeda Research & Development Limited | Antiinfective free intramammary veterinary composition |
US8952044B2 (en) | 2009-08-25 | 2015-02-10 | Pola Pharma Inc. | Antimycotic pharmaceutical composition |
US9050271B2 (en) | 2009-04-09 | 2015-06-09 | Pola Pharma Inc. | Antimycotic pharmaceutical composition |
JP2015117211A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 池尻製薬株式会社 | エステル系ステロイドを配合した固形軟膏剤 |
US10130610B2 (en) | 2009-04-09 | 2018-11-20 | Pola Pharma Inc. | Antimycotic pharmaceutical composition |
-
1996
- 1996-02-26 JP JP06375796A patent/JP3851371B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8758831B2 (en) | 1996-12-18 | 2014-06-24 | Bimeda Research & Development Limited | Antiinfective free intramammary veterinary composition |
JPH10218796A (ja) * | 1997-02-07 | 1998-08-18 | Yoshiaki Honda | 経皮吸収促進剤およびこれを含む皮膚外用剤 |
JP2008534483A (ja) * | 2005-03-24 | 2008-08-28 | トランスフェイズ・リミテッド | 経皮局所用組成物およびその使用 |
JP2006306744A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Nikko Chemical Co Ltd | 皮膚外用組成物 |
JP4723899B2 (ja) * | 2005-04-26 | 2011-07-13 | 日光ケミカルズ株式会社 | 皮膚外用組成物 |
JPWO2007063828A1 (ja) * | 2005-11-29 | 2009-05-07 | 株式会社ティー・ティー・エム | 体液採取装置およびその方法 |
US9050271B2 (en) | 2009-04-09 | 2015-06-09 | Pola Pharma Inc. | Antimycotic pharmaceutical composition |
US10130610B2 (en) | 2009-04-09 | 2018-11-20 | Pola Pharma Inc. | Antimycotic pharmaceutical composition |
US8952044B2 (en) | 2009-08-25 | 2015-02-10 | Pola Pharma Inc. | Antimycotic pharmaceutical composition |
JP2013209347A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd | 油性軟膏剤 |
JP2015117211A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 池尻製薬株式会社 | エステル系ステロイドを配合した固形軟膏剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3851371B2 (ja) | 2006-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0698393B1 (en) | 3-l-MENTHOXY-PROPANE-1, 2-DIOL AS SOLUBILIZING AGENT AND EXTERNAL PREPARATION CONTAINING THE SAME | |
JP5619337B2 (ja) | 皮膚残渣を最小限に抑えるための経皮的医薬製剤 | |
JP7402301B2 (ja) | 水混和性の薬学的に許容可能な溶媒の水性ブレンド中のロフルミラストの医薬組成物 | |
CA2888853C (en) | Topical steroid composition and method | |
JPH09506865A (ja) | 新規組成物 | |
NZ500769A (en) | Activated dihydroxy- and hydroxyvitamin D3 emulsion-type lotions for treating psoriasis | |
JP3851371B2 (ja) | 非水系油性軟膏基剤及び皮膚外用軟膏剤 | |
JP3802105B2 (ja) | ジクロフェナクナトリウム含有乳化外用剤 | |
JP2003040765A (ja) | W/o/w型複合エマルション | |
JP4202019B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP4468669B2 (ja) | 低刺激性貼付剤 | |
JP3776466B2 (ja) | 非水系油性軟膏基剤 | |
JP7464358B2 (ja) | 乳化組成物 | |
JP2005126336A (ja) | 外用鎮痒剤組成物及びその製剤 | |
JP3031990B2 (ja) | 消炎鎮痛クリーム剤組成物 | |
JP3803595B2 (ja) | 尿素含有皮膚外用組成物 | |
JP7465066B2 (ja) | 乳化安定化剤 | |
JP4521899B2 (ja) | クロタミトン含有皮膚外用液剤 | |
JP2006117539A (ja) | 油性軟膏剤 | |
JPH09169666A (ja) | 抗炎症皮膚外用剤 | |
TW202228713A (zh) | 外用乳化組成物 | |
TW202417003A (zh) | 皮膚外用劑組合物 | |
JP2001187741A (ja) | 皮膚外用医薬組成物 | |
JP2020100583A (ja) | 乳化組成物 | |
EA043055B1 (ru) | Фармацевтические композиции рофлумиласта в водных смесях смешивающихся с водой фармацевтически приемлемых растворителей |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040525 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060523 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060724 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060829 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060901 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160908 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |