JPWO2005008931A1 - 送信装置、受信装置、無線通信システム - Google Patents

送信装置、受信装置、無線通信システム

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JPWO2005008931A1 JP2005511926A JP2005511926A JPWO2005008931A1 JP WO2005008931 A1 JPWO2005008931 A1 JP WO2005008931A1 JP 2005511926 A JP2005511926 A JP 2005511926A JP 2005511926 A JP2005511926 A JP 2005511926A JP WO2005008931 A1 JPWO2005008931 A1 JP WO2005008931A1
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匠 伊藤
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Abstract

受信装置(32)のSINR推定装置(301)が、第1および第2の復調信号(y、y)を計測して、信号系列ごとにSINR(信号電力と、干渉電力と雑音電力の和との比)を計算する。そして、伝送パラメータ決定装置(111)が、このSINRにもとづいて、信号系列ごとに、送信装置(31)が伝送の制御の際に用いる伝送パラメータ(Xnext)を決定し、これを送信装置(31)にフィードバックする。送信装置(31)の第1および第2のマッピング装置(201−1.201−2)は、フィードバックされた伝送パラメータ(Xctrl)に基づいて、信号系列ごとに変調多値数を制御する。

Description

本発明は、複数のアンテナを有する送信装置と、複数のアンテナを有する受信装置との間で、並列にデータを送受信する無線通信システムに関する。
図1を参照して、従来技術の無線通信システムについて説明する。図示の無線通信システムは、複数のアンテナを有する送信装置21と、複数のアンテナを有する受信装置22とから構成されている。図示の例では、送信装置21は2つのアンテナを有し、受信装置22は2つのアンテナを有する。
送信装置21は、直列並列変換装置101と、第1および第2のマッピング装置201−1、201−2と、第1および第2の送信アンテナ104−1、104−2とを含む。マッピング装置は、送信アンテナに対応して2つ備えられる。
送信装置21へ供給されるビット列の入力信号dinは、直列並列変換装置101に入力される。直列並列変換装置101は、入力信号dinを、送信アンテナの数に対応した第1および第2の並列信号d、dに変換する。
第1および第2の並列信号d、dは、それぞれ、第1および第2のマッピング装置201−1、201−2に入力される。第1および第2のマッピング装置201−1,201−2は、変調多値数として、例えば4値PSKを用いる場合、第1および第2の並列信号(d、d)2ビットごとに1つのシンボルを割り当てる。第1および第2のマッピング装置201−1,201−2は、第1および第2の並列信号d、dを、それぞれ第1および第2の送信信号s、sに変換する。
第1および第2の送信信号s、sは、それぞれ、第1および第2の送信アンテナ104−1,104−2を介して、受信装置22に送信される。
受信装置22は、第1および第2の受信アンテナ105−1,105−2と、チャネル推定装置106と、復調装置108と、第1および第2のデマッピング装置202−1,202−2と、並列直列変換装置110とを含む。デマッピング装置は、送信アンテナに対応して2つ備えられる。
第1および第2の受信アンテナ105−1,105−2で受信される第1および第2の受信信号r、rは、第1および第2の送信信号s、sの合成波となっている。
チャネル推定装置106は、例えばパイロット信号と呼ばれる、送信装置21と受信装置22との双方において既知の信号を用いてチャネル行列Hを計算する。このパイロット信号は、第1および第2の送信信号s、sとは別に、送信装置21から受信装置22へ送信される。チャネル行列Hは、第1および第2の受信信号r、rと、第1および第2の送信信号s、sとを関係づける、下記の数1で表される行列のことである。
Figure 2005008931
なお、n、nは、それぞれ第1および第2の受信信号r、rに付加される第1および第2のノイズ信号である。
チャネル推定装置106は、受信装置22にとっても既知である、送信装置21が送信したパイロット信号と、受信装置22が受信したこのパイロット信号とから、チャネル行列Hを計算する。
第1および第2の受信信号r、rは、復調装置108に入力される。復調装置108は、チャネル推定装置106からチャネル行列Hを受信し、チャネル行列Hの逆行列H−1を用いて、下記の数2に従って、第1および第2の復調信号y、yを得る。
Figure 2005008931
なお、チャネル行列Hは、その行列要素hnm(n=1,2;m=1,2)が時間とともにダイナミックに変動するが、行列要素同士の相関が十分に低く、独立に変動しているとみなせる場合には、逆行列H−1が存在することが知られている。逆行列H−1が存在するときは、以上の方法による復調が可能になる。
第1および第2の復調信号y、yは、それぞれ、第1および第2のデマッピング装置202−1,202−2に入力される。第1および第2のデマッピング装置202−1,202−2は、第1および第2のマッピング装置201−1,201−2とは全く逆の手順により、第1および第2の復調信号y1、y2をそれぞれ
Figure 2005008931
値数として、例えば4値PSKが用いる場合、1シンボルの復調信号(y、y)が2ビットの再生並列信号に変換される。
Figure 2005008931
号doutに変換し、受信装置22から出力する。
ところで、上記の従来技術の無線システムにおいて、第1および第2の復調信号y、yの信号電力と雑音電力の比(SNR)γ、γは、それぞれ下記の数3、数4で表される。
Figure 2005008931
ただし、σ 、σ は雑音電力を表わす。また、雑音電力σは、時間の関数としての復調信号をy(t)(添え字は省略。以下、同じ)とすると、K個のサンプリング時間を用いて、下記の数5により求められる。
Figure 2005008931
本来、上記数5の右辺は、干渉電力と雑音電力の和を示す量であるが、上記の従来技術の無線通信システムでは、第1および第2の復調信号y、yをチャネル行列Hの逆行列H−1を用いて復調しているので、上記数2が示すように、第1および第2の復調信号y、yには干渉信号成分は存在しない。その理由は、上記数2の第1の復調信号yが第2の送信信号sに依存せず、第2の復調信号yが第1の送信信号sに依存しないからである。よって、上記数5の右辺は、雑音電力σに等しくなる。
このように、第1および第2の復調信号y、yを測定して、上記数5にあてはめれば、第1および第2の雑音電力σ 、σ が求まる。しかし、雑音電力σは、一般に、受信アンテナ105に含まれる増幅器において発生するノイズ信号によってほぼ決定される。したがって、同じ種類の受信アンテナ、同じ種類の増幅器を同じ環境で用いている場合には、第1および第2の復調信号y、yについての第1および第2の雑音電力σ 、σ は等しいとみなせる(σ =σ )。また、雑音電力σは、時間変化をそれほどともなうものでもないので、一度計算してしまえば、既知の値(σ =σ =const.)としても差し支えない。
また、第1および第2の送信信号の2乗の時間平均|s、|sは、無線通信システムにおいて既知の値で、なおかつ等しい(|s=|s=const.)。
以上により、上記の従来技術の無線通信システムにおいては、チャネル行列Hを求めると、第1および第2の復調信号y、yの第1および第2のSNRγ、γを計算することができる。
ここで、ダイナミックに変動するチャネル行列Hの行列要素hnm(n=1,2;m=1,2)が、例えば、|h22+|h12=2(|h21+|h11)を満たすような値となっているとする。この場合、γ=2γとなり、第2の復調信号yのSNRは、第1の復調信号yのSNRの2倍であることがわかる。ここで、第1の復調信号yのSNRが所要値に等しい場合、第2の復調信号yのSNRは過剰ということになり、効率的に情報を伝送するという点では好ましいとは言えない。効率的に情報を伝送するには、変調多値数などの伝送パラメータを適応的に制御して、過剰になったSNRをむしろ伝送速度を上げるために活用したほうが得策である。
従来技術のなかには、SNRなどに代表される、回線品質を推定するための物理量にもとづいて伝送パラメータを制御する技術がいくつか含まれている。例えば、1つのアンテナを有する送信装置と、1つのアンテナを有する受信装置からなる無線通信システムにおいて、符号誤り率などの物理量にもとづいて伝送パラメータを制御する技術が開示されている(特開昭57−155856号公報、特開2001−103041号公報参照)。また、同一の信号を送信する複数のアンテナを有する送信装置と通信する1つの受信装置が、回線品質にもとづいて、送信装置のアンテナを択一的に選択する技術も開示されている(特開2003−78480号公報参照)。
しかしながら、本発明が対象とするような、複数のアンテナを有する送信装置と、複数のアンテナを有する受信装置の間で、データを並列に送受信する無線通信システムにおいては、回線品質にもとづいて伝送パラメータを制御する技術はこれまで提案されていない。
本発明の目的は、データを並列に送受信する、複数のアンテナを有する送信装置と、複数のアンテナを有する受信装置とからなり、回線品質にもとづいて伝送パラメータを制御する無線通信システムを提供することにある。
本発明では、受信装置が、復調信号を計測して、信号系列ごとに、SINR(信号電力と、干渉電力と雑音電力の和との比)などの無線回線品質を推定するための物理量を計算する。そして、この物理量にもとづいて、信号系列ごとに、送信装置が伝送の制御の際に用いる伝送パラメータを決定し、これを送信装置にフィードバックする。送信装置は、この伝送パラメータにもとづいて、信号系列ごとに伝送を制御する。
なお、受信装置が、送信装置が並列に送信した送信信号と、受信装置が受信した受信信号を関係づけるチャネル行列を推定し、これにもとづいて受信信号の復調を行う場合、無線回線品質を推定するための物理量は、このチャネル行列のみによって計算できる。
例えば、復調信号のSNR(信号電力と雑音電力の和の比)は、チャネル行列のみによって計算可能である。チャネル行列にもとづいて復調を行う場合、復調信号には干渉信号成分がないので、復調信号のSNRとSINRは等しい。
さらに、チャネル行列にもとづいて復調を行う場合には、複数の送信アンテナが個別に信号を送信したと仮定した場合に、複数の受信アンテナがそれぞれ検出する信号のSNRの総和を、復調信号のSNRまたはSINRとみなしてもよい。この量もチャネル行列のみによって計算できる。
このような構成を備えた本発明によれば、複数のアンテナを有する送信装置と、複数のアンテナを有する受信装置の間で、データを並列に送受信するシステムにおいて、回線品質に応じた効率的な伝送が実現できる。
図1は従来技術の無線通信システムの構成を示したブロック図である。
図2は本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムの構成を示したブロック図である。
図3は4値PSK、8値PSK、16値PSKを用いた場合のビット誤り率を示すグラフである。
図4は本発明の第2の実施形態に係る無線通信システムの構成を示したブロック図である。
図5は本発明の第3の実施形態に係る無線通信システムの構成を示したブロック図である。
図6は本発明の第4の実施形態に係る無線通信システムの構成を示したブロック図である。
図7は本発明の第5の実施形態に係る無線通信システムの構成を示したブロック図である。
図8は本発明の第6の実施形態に係る無線通信システムの構成を示したブロック図である。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図2を参照して、本発明の第1の実施形態による無線通信システムについて説明する。図示の無線通信システムは、複数のアンテナを有する送信装置31と、複数のアンテナを有する受信装置32とから構成されている。図示の例では、送信装置31は2つのアンテナを有し、受信装置32は2つのアンテナを有する。
送信装置31は、直列並列変換装置101と、第1および第2のマッピング装置201−1,201−2と、第1および第2の送信アンテナ104−1,104−2とを含む。マッピング装置は、送信アンテナに対応して2つ備えられる。
送信装置31は、以下に述べる1点を除いて、図1に示した従来技術の送信装置21と同じである。この1点とは、第1および第2のマッピング装置201−1,201−2が、受信装置32から伝送パラメータ制御信号Xctrlを受信し、伝送パラメータ制御信号Xctrlにもとづいて、伝送パラメータである変調多値数を適応的に制御する点である。このために、送信装置31は、2つの受信アンテナ105−3,105−4と受信回路72とを備えている。
第1および第2のマッピング装置201−1,201−2が、例えば4値PSKを用いて、第1および第2の並列信号(d、d)2ビットごとに1つのシンボルを割り当て、第1および第2の並列信号d、dをそれぞれ第1および第2の送信信号s、sに変換していたとする。この場合、第1および第2のマッピング装置201−1,201−2は、受信回路72で受信した伝送パラメータ制御信号Xctrlに基づいて、例えば8値PSKを用いて、第1および第2の並列信号(d、d)3ビットごとに1つのシンボルを割り当て、第1および第2の並列信号d、dをそれぞれ第1および第2の送信信号s、sに変換するように変更したりする。
この伝送パラメータ制御信号Xctrlは、受信装置32の伝送パラメータ決定装置111の出力である次回伝送パラメータ制御信号Xnextがフィードバックされたものである。フィードバックは、例えば、受信装置32から送信装置31に向かって送信される信号の主信号または制御信号に含めて行う。このために、受信装置32は、送信回路71と2つの送信アンテナ104−3、104−4とを備えている。
受信装置32は、受信アンテナ105と、チャネル推定装置106と、伝送パラメータ推定装置107と、復調装置108と、第1および第2のデマッピング装置202−1,202−2と、並列直列変換装置110と、SINR推定装置301と、伝送パラメータ決定装置111とを有する。デマッピング装置は、送信アンテナに対応して2つ備えられる。
受信装置32は、図1に示した従来技術の受信装置22に対して新たに、伝送パラメータ推定装置107と、SINR推定装置301と、伝送パラメータ決定装置111とが追加されている。さらに、第1および第2のデマッピング装置202−1,202−2が、伝送パラメータ推定装置107から伝送パラメータ推定信号Xestを受信し、この伝送パラメータ推定信号Xestに基づいて、第1および第2の復調信号y、yを再生並列信号に変換する点が異なる。これら以外の部分は、図1に示した従来技術の受信装置22と同じである。
伝送パラメータ推定装置107は、第1および第2の受信信号r、rから伝送パラメータを推定する。本実施形態では、変調多値数を推定することになる。伝送パラメータは、例えば、主信号に付属する制御信号を復調したり、第1および第2の受信信号r、rの波形から推定したりして得ることができる。本発明において伝送パラメータ推定装置が必要となるのは、送信装置側で、伝送パラメータを適応的に変化させるので、デマッピングないし復号を行う受信装置側で、変化された伝送パラメータを知る必要があるためである。
第1および第2のデマッピング装置202−1,202−2は、伝送パラメータ推定装置107から伝送パラメータ推定信号Xestを受信し、この伝送パラメータ推定信号Xestに基づいて第1および第2の復調信号y、yを再生並列信号に変換する。例えば、伝送パラメータ推定信号Xestが8値PSKの使用を示唆するものであったとする。この場合、1シンボルの第1および第2の復調信号(y、y)が3ビットの再生並列信号になるように、第1および第2の復調信号y、yを再生並列信号に変換する。
SINR推定装置301は、第1および第2の復調信号y、yを基に、信号電力と、干渉電力と雑音電力の和との比(SINR)を計算し、計算したSINRを伝送パラメータ決定装置111に送信する。SINRは、時間の関数としての復調信号をy(t)(添え字は省略。以下同じ)とすると、K個のサンプリング時間を用いて、下記の数6のように表わせる。
Figure 2005008931
このSINRをSINR推定装置301は、第1および第2の復調信号y、yについて求める。
なお、本実施形態では、第1および第2の復調信号y、yをチャネル行列Hの逆行列H−1を用いて復調しているので、上記数2が示すように、第1および第2の復調信号y、yには干渉信号成分は存在しない(すなわち、上記数2の第1の復調信号yが第2の送信信号sに依存せず、第2の復調信号yが第1の送信信号sに依存しない)。したがって、本実施形態の場合、上記数6によって計算されるSINRはSNRに等しくなる。無論、他の復調方法(例えば、最尤系列推定法、干渉キャンセラーなど)によった場合は、SINRは必ずしもSNRに等しくなるわけではない。
伝送パラメータ決定装置111は、SINR推定装置301から、第1および第2の復調信号y、yについてのSINRを受信し、このSINRに基づいて、次回の伝送における伝送パラメータを決定し、次回伝送パラメータ制御信号Xnex を出力する。この次回伝送パラメータ制御信号Xnextは、送信回路71から2つの送信アンテナ104−1、104−2を介して送信装置31へ送信される。
無線通信においては、チャネル推定や制御信号の送信などのために、通常、スロット化またはフレーム化が行われている。伝送パラメータも、単スロットまたはフレーム、あるいは、複数スロットまたはフレームごとに制御する。したがって、「次回」とは、次の単(複数)フレームまたはスロットを指している。
次回伝送パラメータ制御信号Xnextは、前述したように、送信装置31にフィードバックされ(2つの受信アンテナ105−3、105−4を介して受信回路72で受信され)、伝送パラメータ制御信号Xctrlとして、第1および第2のマッピング装置201−1、201−2へ入力される。
次に、伝送パラメータ決定装置111の動作について、具体例を挙げて説明する。
第1および第2の送信信号s、sの変調多値数がともに4値PSKで、SINR推定装置301で計算した第1の復調信号yのSINRが7.4dB、第2の復調信号yのSINRが17.4dBであったとする。ここで、所要の回線品質をビット誤り率1%とすると、図3より、第1の送信信号sに対しては4値PSKが妥当であるが、第2の送信信号sに対しては16値PSKが適用可能であることがわかる。そこで、伝送パラメータ決定装置111は、第1および第2の送信信号s、sに対して、それぞれ4値PSK、16値PSKを用いることを指定する次回伝送パラメータ制御信号Xnextを出力する。
以上により、第1の送信信号sでは1シンボル当たり2ビットを、第2の送信信号sでは1シンボル当たり4ビットのデータを伝送することができ、4値PSKで固定していた場合に比べ、所要の回線品質を満たしながら効率的な伝送が実現できる。
(第2の実施形態)
図4を参照して、本発明の第2の実施形態による無線通信システムについて説明する。図示の無線通信システムは、複数のアンテナを有する送信装置51と、複数のアンテナを有する受信装置52とを備えている。図示の例では、送信装置51は2つのアンテナを有し、受信装置52は2つのアンテナを有する。
送信装置51は、図2の第1の実施形態の送信装置31と同じである。
受信装置52は、図2の第1の実施形態の受信装置32と比べて、SINR推定装置301の代わりにSNR推定装置501が設けられている点のみが異なる。
SNR推定装置501は、SINR推定装置301のように第1および第2の復調信号y、yを入力とするのではなく、チャネル推定装置106の出力であるチャネル行列Hを入力として、SNRを計算する。
本来、回線品質を推定するための物理量としてはSINRが望ましいが、前述したように、チャネル行列Hの逆行列H−1による復調処理においては、第1および第2の復調信号y、yに干渉信号がないため(すなわち、上記数2の第1の復調信号yが第2の送信信号sに依存せず、第2の復調信号yが第1の送信信号sに依存しないため)、SINRはSNRに等しくなる。
SNR推定装置501は、チャネル行列Hから、上記数3と上記数4とに基づいて、第1および第2の復調信号y、yのSNRを計算する(前述したように、σ =σ =const.、|s=|s=const.で、すべて既知の値である)。計算したSNRは、伝送パラメータ決定装置111に送出される。
次に、伝送パラメータ決定装置111の動作について、具体例を挙げて説明する。
例えば、|h11=1、|h12=0.5、|h21=2、|h22=0.5であるチャネル行列Hがチャネル推定装置106によって推定され、これら基づいて、SNR推定装置501がSNRを計算すると、γ=3γとなる。ここで、第2のSNRγが7.4dBであるとすると、第1のSNRγは約12.1dBとなる。図3からわかるように、4値PSKで回線品質であるビット誤り率1%を得るためには、7.4dBのSNRで良いことがわかる。したがって、所要の回線品質がビット誤り率1%の場合、第2の送信信号sは4値PSKが妥当である。しかし、8値PSKを用いた場合には、回線品質であるビット誤り率1%を12dBのSNRで実現できるため、第1の送信信号sに対しては、8値PSKを用いても所要の回線品質を満たしていることがわかる。そこで、伝送パラメータ決定装置111は、次回の伝送パラメータとして、第1の送信信号sには8値PSKを、第2の送信信号sには4値PSKを用いるような次回伝送パラメータ制御信号Xnext出力する。送信装置51は、次回の伝送において、第1の送信信号sを8値PSKで、第2の送信信号sを4値PSKで伝送する。これにより、ともに4値PSKを用い続ける場合に比べ、高速な伝送が期待できる。
(第3の実施形態)
図5を参照して、本発明の第3の実施形態に係る無線通信システムについて説明する。図示の無線通信システムは、複数のアンテナを有する送信装置61と、複数のアンテナを有する受信装置62とを備えている。図示の例では、送信装置61は2つのアンテナを有し、受信装置62は4つのアンテナを有する。
送信装置61は、図2に示した第1の実施形態の送信装置31、および、図4に示した第2の実施形態の送信装置51と同じである。
受信装置62は、図2に示した第1の実施形態の受信装置32、または、図4に示した第2の実施形態の送信装置52と比べて、次の2点において異なる。
1つは、受信アンテナ105が4つになったことにともなう相違であり、チャネル推定装置106は、下記の数7に示す4×2のチャネル行列Hを求め、復調装置108に送出する。
Figure 2005008931
この4×2のチャネル行列Hも、行列要素同士の相関が十分に低く、独立に変動しているとみなせる場合には、Hをチャネル行列Hの複素共役転置行列として、H=(HH)−1なる行列(Moore−Penrose generalized inverse)が存在することが知られており、以下の方法による復調が可能になる。
復調装置108は、下記の数8に示すように、この行列Hを用いて、第1乃至第4の受信信号r、r、r、rから第1および第2の復調信号y、yを得る。
Figure 2005008931
もう1つは、図2に示す第1の実施形態に係るSINR推定装置301、または、図4に示す第2の実施形態に係るSNR推定装置501の代わりに、送受信アンテナ間SNR推定装置601が設けられている点である。
送受信アンテナ間SNR推定装置601は、図4に示す第2の実施形態に係るSNR推定装置501と同様に、チャネル推定装置106からチャネル行列Hを受信する。このチャネル行列Hを用いて、送受信アンテナ間SNR推定装置601は、第1乃至第4の受信アンテナ105−1〜105−4が第1および第2の送信信号s、sを個別に受信したと考えた場合の受信信号のSNRを下記の数9により計算する。
Figure 2005008931
ここでは、第1の送信信号sを送信するアンテナを第1の送信アンテナ104−1、第2の送信信号sを送信するアンテナを第2の送信アンテナ104−2、第1の受信信号yを検出するアンテナを第1の受信アンテナ105−1、第2の受信信号yを検出するアンテナを第2の受信アンテナ105−2、第3の受信信号yを検出するアンテナを第3の受信アンテナ105−3、受信信号yを検出するアンテナを第4の受信アンテナ105−4とする。第1の送信アンテナ104−1が第1の送信信号sを送信し、これを第1の受信アンテナ105−1が受信した場合のその信号のSNRがγ11、これを第2の受信アンテナ105−2が受信した場合のその信号のSNRがγ21、これを第3の受信アンテナ105−3が受信した場合のその信号のSNRがγ31、これを第4の受信アンテナ105−4が受信した場合のその信号のSNRがγ41となる。また、第2の送信アンテナ104−2が第2の送信信号sを送信し、これを第1の受信アンテナ105−1が受信した場合のその信号のSNRがγ12、これを第2の受信アンテナ105−2が受信した場合のその信号のSNRがγ22、これを第3の受信アンテナ105−3が受信した場合のその信号のSNRがγ32、これを第4の受信アンテナ105−4が受信した場合のその信号のSNRがγ42となる。
また、前述したように、σ =σ =σ =σ −const.、|s=|s=const.で、すべて既知の値であるから、チャネル行列Hが求まれば、SNRγnmを計算することができる。
送受信アンテナ間SNR推定装置601は、以上のようにして求めたγnmを、伝送パラメータ決定装置111に送出する。
伝送パラメータ決定装置111は、送受信アンテナ間SNR推定装置601からSNRγnmを受信する。例えば、受信したSNRγnmにγ11>γ21>γ31>γ およびγ12>γ22>γ32>γ42の関係があったとする。この場合、例えば、第1および第2の送信信号s、sごとに最も大きいSNRを2つ選択し、選択されたSNRを加算したものを、第1および第2の復調信号y、yのSNRとみなす。すなわち、第1および第2の復調信号y、yのSNRは、それぞれγ=γ11+γ21およびγ=γ12+γ22となる。ここで得られたSNRγ、γに基づいて、伝送パラメータ決定装置111は、第1の実施形態、第2の実施形態と同様に適切な伝送パラメータを選択し、次回伝送パラメータ制御信号Xnextを出力する。これにより、効率の高い伝送が期待できる。
(第4の実施形態)
図6を参照して、本発明の第4の実施形態に係る無線通信システムについて説明する。図示の無線通信システムは、複数のアンテナを有する送信装置11と、複数のアンテナを有する受信装置12とから構成されている。図示の例では、送信装置11はM個のアンテナを有し、受信装置12はN個のアンテナを有する。
本実施形態は、図2に示す第1の実施形態に係る無線通信システムをベースにして、一般化を図った実施形態である。
図2に示す第1の実施形態に係る無線通信システムと比べると、各装置がアンテナ数の変化に起因する変更を受ける点、送信装置11に符号化装置102が設けられる点、デマッピング装置202の代わりに復号装置109が設けられる点、復調装置108の復調方法が一般化される点、回線品質を推定するための物理量を計算する機能を一般化し、これを伝送パラメータ決定装置111に具備させることで、SINR推定装置301が省略されている点が異なる。
以下で、上記相違点に留意して、本実施形態に係る無線通信システムについて説明する。
直列並列変換装置101は、ビット列の入力信号dinを、送信アンテナ104の数Mと等しい数の第1乃至第Mの並列信号d〜dに変換する。符号化装置102は、伝送パラメータ制御信号Xctrlを受信し、これに基づいて第1乃至第Mの並列信号d〜dを誤り訂正符号化し、第1乃至第Mの誤り訂正符号化信号c〜cを出力する。このとき、伝送パラメータ制御信号Xctrlに基づいて、符号化装置102は誤り訂正符号の構成や、符号化率を制御する。
マッピング装置103は、伝送パラメータ制御信号Xctrlを受信し、これに基づいて第1乃至第Mの誤り訂正符号化信号c〜cをそれぞれ第1乃至第Mの送信信号s〜sに変換する。例えば、変調多値数が4値PSKの場合には、マッピング装置103は2ビットの入力に対して1シンボルを出力する。変調多値数が8値PSKの場合には、マッピング装置103は3ビットの入力に対して1シンボルを出力する。このとき、伝送パラメータ制御信号Xctrlに基づいて、マッピング装置103はこれらの変調多値数を制御する。
なお、伝送パラメータ制御信号Xctrlは、伝送パラメータ決定装置111の出力である次回伝送パラメータ制御信号Xnextがフィードバックされたものである。第1乃至第Mの送信信号s〜sは、それぞれ第1乃至第Mの送信アンテナ104−1〜104−Mによって、受信装置12に送信される。
第1乃至第Nの受信アンテナ105−1〜105−Nによって検出された第1乃至第Nの受信信号r〜rは、伝送パラメータ推定装置107、復調装置108の入力となる。
チャネル推定装置106は、前述のように、例えばパイロット信号を用いて、下記の数10のN×Mのチャネル行列Hを計算する。
Figure 2005008931
伝送パラメータ推定装置107は、第1乃至第Nの受信信号r〜rから伝送パラメータを推定する。復調装置108は、チャネル行列Hと第1乃至第Nの受信信号r〜rを、さらには、伝送パラメータ推定装置107からの伝送パラメータ推定信号Xestを入力として、第1乃至第Mの復調信号y〜yを生成する。復調方法としては、第1から第3の実施形態と同様、チャネル行列Hを用いた復調がまず挙げられる。この場合、下記の数11のようにして、復調装置108は第1乃至第Mの復調信号y〜yを生成する。ただし、H=(HH)−1(N≧M)、H=H(HH)−1(N≦M)である。
Figure 2005008931
その他の復調方法としては、最尤系列推定法、干渉キャンセラーなどが挙げられる。これらの場合は、復調には伝送パラメータ推定信号Xestが必要である。復調装置108は、最尤系列推定法におけるレプリカ信号生成、干渉キャンセラーにおけるレプリカ信号生成などにおける伝送パラメータを伝送パラメータ推定信号X stによって制御する。
復号装置109は、伝送パラメータ推定信号Xestに基づいて、第1乃至第Mの
Figure 2005008931
装置109としては、MAP復号器、軟判定ビタビ復号器などが用いられる。復号装置109は、例えば、第1乃至第Mの復調信号y〜yからビット尤度比を用いて復調する場合、第1乃至第Mの送信信号s〜sが受けたチャネル変動が必要なため、チャネル推定装置106からチャネル行列Hを受信するようにする。
Figure 2005008931
号doutに変換し、これを受信装置12から出力する。
伝送パラメータ決定装置111は、第1乃至第Mの復調信号y〜yを用いて回線品質を評価する。例えば、伝送パラメータ決定装置111は、上記数6に示すSINRを計算し、回線品質を評価する。これに基づいて、伝送パラメータ決定装置111は、次回の伝送に用いる伝送パラメータを決定し、次回伝送パラメータ制御信号Xnextを出力する。次回伝送パラメータ制御信号Xnextは、送信装置11へフィードバックされる。
本実施形態では、伝送パラメータとして、4値PSK、8値PSKなどの変調多値数、誤り訂正符号化における符号化率や符号語構成などを用いているが、その他には、スペクトル拡散通信方式においては拡散率やホッピングパターン、マルチキャリア通信においてはキャリア数や送信電力配分などが挙げられる。
なお、第2および第3の実施形態では、受信装置52、62に、回線品質を推定するための物理量を計算する装置(SNR推定装置501、送受信アンテナ間SNR推定装置601)と、伝送パラメータ決定装置111を設ける形態のみを説明した。しかしながら、送信装置51、61から受信装置52、62へのチャネル行列(すなわち、送信装置51、61から送信された信号と、これを受信装置52、62で検出した信号を関係づける行列)と、受信装置52、62から送信装置51、61へのチャネル行列(すなわち、受信装置52、62から送信された信号と、これを送信装置51、61で検出した信号を関係づける行列)が同じならば、送信装置51、61においても、送信装置51、61から受信装置52、62へのチャネル行列を推定することが可能である。
(第5の実施形態)
図7を参照して、本発明の第5の実施形態に係る無線通信システムについて説明する。図示の無線通信システムは、送信装置51Aに、チャネル推定装置106とSNR推定装置501と伝送パラメータ決定装置111とを追加し、受信装置52Aから、SNR推定装置501と伝送パラメータ決定装置111とを削除した点を除いて、図4に図示した無線通信システムと同様の構成を有する。
尚、図7には図示をしていないが、送信装置51Aは、受信装置52Aから送信されてきた送信信号を受信するための2つのアンテナを備え、これら2つのアンテナで受信された受信信号がチャネル推定装置106に供給される。
このような構成の無線通信システムは、図4に示した第2の実施形態に係る無線通信システムと同様な効果が得られる。この場合、受信装置52Aから送信装置51Aへ次回伝送パラメータ制御信号Xnextをフィードバックしなくてもよいので、無線資源の節約にはなる。なぜなら、この場合の回線品質を推定するための物理量(SNR)は、復調信号を計測する必要はなく、チャネル行列のみによって計算することができるからである。
(第6の実施形態)
図8を参照して、本発明の第6の実施形態に係る無線通信システムについて説明する。図示の無線通信システムは、送信装置61Aに、チャネル推定装置106と、送受信アンテナ間SNR推定装置601と伝送パラメータ決定装置111とを追加し、受信装置62Aから、送受信アンテナ間SNR推定装置601と伝送パラメータ決定装置111とを削除した点を除いて、図5に図示した無線通信システムと同様の構成を有する。
尚、図8には図示をしていないが、送信装置61Aは、受信装置62Aから送信されてきた送信信号を受信するための2つのアンテナを備え、これら2つのアンテナで受信された受信信号がチャネル推定装置106に供給される。
このような構成の無線通信ンシステムは、図5に示した第3の実施形態に係る無線通信システムと同様な効果が得られる。この場合、受信装置62Aから送信装置61Aへ次回伝送パラメータ制御信号Xnextをフィードバックしなくてもよいので、無線資源の節約にはなる。なぜなら、この場合の回線品質を推定するための物理量(送受信アンテナ間SNR)は、復調信号を計測する必要はなく、チャネル行列のみによって計算することができるからである。

Claims (28)

  1. 送信装置(31)から複数の送信アンテナ(104−1,104−2)によって並列に送信された送信信号(s、s)を、複数の受信アンテナ(105−1,105−2)によって受信し、復調を行う受信装置(32)において、
    復調信号を計測し、信号系列ごとに無線回線品質を推定するための物理量を計算する計算手段(301)と、
    前記計算手段が計算した物理量に基づいて無線回線品質を評価し、前記送信装置による次回の伝送における伝送パラメータ(Xnext)を信号系列ごとに決定する決定手段(111)と、
    前記決定手段が決定した伝送パラメータを前記送信装置に送信する送信手段(71)と、
    受信信号(y,y)から伝送パラメータの変更を信号系列ごとに検出する検出手段(107)とを有することを特徴とする受信装置。
  2. 前記物理量は、前記復調信号のSINRである、請求の範囲第1項に記載の受信装置。
  3. 前記伝送パラメータは、マッピングにおける変調多値数である、請求の範囲第1項または第2項に記載の受信装置。
  4. 複数の送信アンテナ(104−1、104−2)によって並列に送信信号(s、s)を送信する送信装置(31)と、前記送信信号を複数の受信アンテナ(105−1,105−2)によって受信し、復調を行う受信装置(32)とを備えた無線通信システムにおいて、
    前記受信装置(32)は、
    復調信号を計測し、信号系列ごとに無線回線品質を推定するための物理量を計算する計算手段(301)と、
    前記計算手段が計算した物理量に基づいて無線回線品質を評価し、前記送信装置による次回の伝送における伝送パラメータ(Xnext)を信号系列ごとに決定する決定手段(111)と、
    前記決定手段が決定した伝送パラメータを前記送信装置に送信する送信手段(71)と、
    受信信号(y,y)から伝送パラメータの変更を信号系列ごとに検出する検出手段(107)とを有し、
    前記送信装置(31)は、
    前記決定手段が送信した前記伝送パラメータを受信する受信手段(72)と、
    前記受信手段が受信した前記伝送パラメータに基づいて、信号系列ごとに伝送を制御する手段(201−1,201−2)とを有する、ことを特徴とする無線通信システム。
  5. 前記物理量は、前記復調信号のSINRである、請求の範囲第4項に記載の無線通信システム。
  6. 前記伝送パラメータは、マッピングにおける変調多値数である、請求の範囲第3項または第4項に記載の無線通信システム。
  7. 送信装置(51;61)から複数の送信アンテナ(104−1,104−2)によって並列に送信された送信信号(s、s)を、複数の受信アンテナ(105−1〜105−2;105−1〜105−4)によって受信し、送信信号(s,s)と受信信号(r,r;r〜r)を関係づけるチャネル行列(H)を推定して、該チャネル行列に基づいて復調を行う受信装置(52;62)において、
    前記チャネル行列(H)のみに基づいて、信号系列ごとに無線回線品質を推定するための物理量を計算する計算手段(501;601)と、
    前記計算手段が計算した物理量にもとづいて無線回線品質を評価し、前記送信装置による次回の伝送における伝送パラメータ(Xnext)を信号系列ごとに決定する決定手段(111)と、
    前記決定手段が決定した伝送パラメータを前記送信装置に送信する送信手段(71)と、
    前記受信信号から伝送パラメータの変更を信号系列ごとに検出する検出手段(107)とを有することを特徴とする受信装置。
  8. 前記物理量は、復調信号のSNRである、請求の範囲第7項に記載の受信装置。
  9. 前記物理量は、前記複数の送信アンテナが個別に信号を送信したと仮定した場合に、前記複数の受信アンテナがそれぞれ検出する信号のSNRの総和である、請求の範囲第7項に記載の受信装置。
  10. 前記物理量は、より大きな値を有する1つまたは複数の前記SNRの総和である、請求の範囲第9項に記載の受信装置。
  11. 前記伝送パラメータは、マッピングにおける変調多値数である、請求の範囲第7項から第10項のいずれか1項に記載の受信装置。
  12. 複数の送信アンテナ(104−1、104−2)によって並列に送信信号(s、s)を送信する送信装置(51;61)と、前記送信信号(s、s)を複数の受信アンテナ(105−1〜105−2;105−1〜105−4)によって受信し、送信信号(s,s)と受信信号(r,r;r〜r)を関係づけるチャネル行列(H)を推定して、該チャネル行列に基づいて復調を行う受信装置(52;62)とを備えた無線通信システムにおいて、
    前記受信装置は、
    前記チャネル行列(H)のみに基づいて、信号系列ごとに無線回線品質を推定するための物理量を計算する計算手段(501;601)と、
    前記計算手段が計算した物理量に基づいて無線回線品質を評価し、前記送信装置による次回の伝送における伝送パラメータ(Xnext)を信号系列ごとに決定する決定手段(111)と、
    前記決定手段が決定した伝送パラメータを前記送信装置に送信する送信手段(71)と、
    前記受信信号から伝送パラメータの変更を信号系列ごとに検出する検出手段(107)とを有し、
    前記送信装置は、
    前記決定手段が送信した前記伝送パラメータを受信する受信手段(72)と、
    前記受信手段で受信した前記伝送パラメータに基づいて、信号系列ごとに伝送を制御する手段(201−1,201−2)とを有する、ことを特徴とする無線通信システム。
  13. 前記物理量は、復調信号のSNRである、請求の範囲第12項に記載の無線通信システム。
  14. 前記物理量は、前記複数の送信アンテナが個別に信号を送信したと仮定した場合に、前記複数の受信アンテナがそれぞれ検出する信号のSNRの総和である、請求の範囲第12項に記載の無線通信システム。
  15. 前記物理量は、より大きな値を有する1つまたは複数の前記SNRの総和である、請求の範囲第14項に記載の無線通信システム。
  16. 前記伝送パラメータは、マッピングにおける変調多値数である、請求の範囲第12項から第15項のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  17. 複数の受信アンテナ(105−1、105−2;105−1〜105−4)によって受信を行う受信装置(32;52;62)へ、複数の送信アンテナ(104−1、104−2)によって並列にデータを送信する送信装置(31;51;61)において、
    前記受信装置が送信した伝送パラメータを受信する受信手段(72)と、
    前記受信手段で受信した前記伝送パラメータに基づいて、信号系列ごとに伝送を制御する手段(201−1,201−2)とを有する、送信装置(31;51;61)。
  18. 複数の受信アンテナ(105−1、105−2;105−1〜105−4)によって受信を行う受信装置(52A:62A)へ、複数の送信アンテナ(104−1、104−2)によって並列にデータを送信する送信装置(51A;61A)であって、該送信装置が送信した信号と、前記受信装置が検出した該信号を関係づけるチャネル行列と、前記受信装置が送信した信号と、前記送信装置が検出した該信号を関係づけるチャネル行列が同一になるような無線通信システムにおける送信装置において、
    前記チャネル行列を推定する推定手段(106)と、
    前記チャネル行列のみに基づいて、信号系列ごとに無線回線品質を推定するための物理量を計算する計算手段(501;601)と、
    前記計算手段が計算した物理量に基づいて無線回線品質を評価し、次回の伝送における伝送パラメータを信号系列ごとに決定する決定手段(111)と、
    前記決定手段が決定した伝送パラメータにもとづいて、信号系列ごとに伝送の制御を行う手段(201−1,201−2)とを有することを特徴とする送信装置。
  19. 前記物理量は、前記受信装置の復調信号のSNRである、請求の範囲第18項に記載の送信装置。
  20. 前記物理量は、前記複数の送信アンテナが個別に信号を送信したと仮定した場合に、前記複数の受信アンテナがそれぞれ検出する信号のSNRの総和である、請求の範囲第18項に記載の送信装置。
  21. 前記物理量は、より大きな値を有する1つまたは複数の前記SNRの総和である、請求の範囲第20項に記載の送信装置。
  22. 前記伝送パラメータは、マッピングにおける変調多値数である、請求の範囲第18項から第21項のいずれか1項に記載の送信装置。
  23. 複数の送信アンテナ(104−1、104−2)によって並列に送信信号(s、s)を送信する送信装置(51A;61A)と、前記送信信号(s、s)を複数の受信アンテナ(105−1〜105−2;105−1〜105−4)によって受信する受信装置(52A:62A)とを備えた無線通信システムであって、前記送信装置が送信した信号と、前記受信装置が検出した該信号を関係づけるチャネル行列(H)と、前記受信装置が送信した信号と、前記送信装置が検出した該信号を関係づけるチャネル行列(H)が同一になるような無線通信システムにおける送信装置において、
    前記送信装置は、
    前記チャネル行列を推定する推定手段(106)と、
    前記チャネル行列のみに基づいて、信号系列ごとに無線回線品質を推定するための物理量を計算する計算手段(501;601)と、
    前記計算手段が計算した物理量に基づいて無線回線品質を評価し、次回の伝送における伝送パラメータを信号系列ごとに決定する決定手段(111)と、
    前記決定手段が決定した伝送パラメータにもとづいて、信号系列ごとに伝送の制御を行う手段(201−1,201−2)とを有し、
    前記受信装置は、
    前記送信装置から受信した信号から、前記伝送パラメータの変更を信号系列ごとに検出する手段(107)を有する、ことを特徴とする無線通信システム。
  24. 前記物理量は、前記受信装置の復調信号のSNRである、請求の範囲第23項に記載の無線通信システム。
  25. 前記物理量は、前記複数の送信アンテナが個別に信号を送信したと仮定した場合に、前記複数の受信アンテナがそれぞれ検出する信号のSNRの総和である、請求の範囲第23項に記載の無線通信システム。
  26. 前記物理量は、より大きな値を有する1つまたは複数の前記SNRの総和である、請求の範囲第25項に記載の無線通信システム。
  27. 前記伝送パラメータは、マッピングにおける変調多値数である、請求の範囲第23項から第26項のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  28. 送信装置(51A;61A)から複数の送信アンテナ(104−1,104−2)によって並列に送信された送信信号(s、s)を、複数の受信アンテナ(105−1〜105−2;105−1〜105−4)によって受信し、送信信号(s,s)と受信信号(r,r;r〜r)を関係づけるチャネル行列(H)を推定して、該チャネル行列に基づいて復調を行う受信装置(52A;62A)において、
    前記送信装置から受信した信号から、伝送パラメータの変更を信号系列ごとに検出する手段(107)を有する、受信装置。
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