JPWO2004084360A1 - 接続装置、コネクタユニット、コネクタ、電子機器 - Google Patents

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Abstract

アダプタ(2)のコネクタ(33)の受け部(333)は、ベース部材(35)の孔(353A)に挿入されてコネクタ(33)を遊嵌状態で保持する突出部(遊嵌部)(333B)を備えている。この突出部(333B)の径寸法(L3)は、ベース部材(35)の孔(353A)の径寸法(L4)よりも小さい。また、孔(353A)への挿入方向に沿った長さの寸法(L5)は、ベース部材(35)のコネクタ取付面部(353)の厚さ寸法よりも大きくなっている。 また、アダプタ(2)のコネクタ(32)は、ベース部材(35)の切込部(353B)に挿入される挿入部(323)を備えている。挿入部(323)の挿入部本体(323A)の延出方向の長さ寸法(L8)は、コネクタ取付面部(353)の厚さ寸法(L9)よりも長く、また、その幅寸法(L6)は、切込部(353B)の幅寸法(L7)よりも小さい。

Description

本発明は接続装置、コネクタユニット、コネクタ、電子機器に関する。
従来、エンタテインメント装置等では、エンタテインメント装置本体としての第一の電子機器と、この第一の電子機器と接続される第二の電子機器、例えば、第一の電子機器の記憶機能を拡張するためのHDD(ハードディスク)等とを備えたものが使用されている。このようなハードディスクと第一の電子機器とは、アダプタ(接続装置)を介して接続される場合がある。
このアダプタには、ハードディスクに接続される電源コネクタ、IDE(Integrated Device Electronics)コネクタ、第一の電子機器に接続される接続コネクタ等の複数のコネクタが設けられている。これらのコネクタを完全に固定した場合には、取り付け位置のずれにより、アダプタとハードディスクとの接続や、アダプタと第一の電子機器との接続が困難となる可能性がある。
そこで、従来から、アダプタでは、図12に示すようなコネクタユニット8を採用している。このコネクタユニット8は、コネクタ80が実装された基板81を断面略Z字形に形成された可動板82上に固定ビス83により固定し、この基板81と可動板82との間に形成された隙間にベース部材84を差込んだ構造となっている。ベース部材84と基板81及び可動板82とは段付きのビス85により固定されており、基板81及び可動板82にはビス85の段部851と略同じ径寸法の孔が形成されている。一方、ベース部材84には、ビス85の段部851よりも径の大きな孔841が形成されている。ビス85の段部851と、孔841との間には隙間が形成されるので、ベース部材84に対し、可動板82及び基板81を摺動させることができ、これにより、基板81に実装されたコネクタ80の位置を調整することができる。
しかしながら、このような従来のアダプタは、ベース部材84、可動板82と多くの部材を必要とし、また、構造が複雑であるという問題がある。
本発明の目的は、部材点数を削減することができ、構造が簡素である接続装置、コネクタユニット、コネクタ、電子機器を提供することである。
本発明の接続装置は以下の(1)又は(2)の構成をとることができる。
(1)電子機器と、この電子機器に接続される他の電子機器とを複数のコネクタを介して相互に接続する接続装置であって、前記複数のコネクタのうち、少なくとも何れか一つのコネクタが取り付けられるベース部材と、このベース部材に取り付けられる前記コネクタに形成された受け部に取り付けられ、前記ベース部材に係合する係合部材とを備え、前記受け部及び前記係合部材のうち少なくとも何れか一方には、前記ベース部材の孔に挿入され、径寸法がこの孔の径寸法より小さく、かつ、前記孔への挿入方向に沿った長さ寸法が前記ベース部材の厚さ寸法よりも大きい遊嵌部が形成されており、この遊嵌部は、前記受け部に係合部材を取り付けた際に、前記ベース部材に対して前記コネクタを遊嵌状態で保持することを特徴とする。
この構成の本発明では、ベース部材に取り付けられるコネクタの受け部及び係合部材のうち少なくとも何れか一方には、ベース部材の孔に挿入され、径寸法がこの孔の径寸法より小さく、かつ、孔への挿入方向に沿った長さ寸法がベース部材の厚さ寸法よりも大きい遊嵌部が形成されており、ベース部材に対してコネクタは遊嵌状態で保持されているので、ベース部材に対するコネクタの取り付け位置を自在に調整することができる。
また、遊嵌部は、孔への挿入方向に沿った長さ寸法がベース部材の厚さ寸法よりも大きいため、コネクタとベース部材とが密着せず、両者間に隙間が形成されることとなる。そのため、コネクタのベース部材に対する取付位置の調整を容易に行うことができる。
さらに、本発明の接続装置は、コネクタがベース部材に直接取り付けられた構造となっており、可動板に固定された基板にコネクタを取付け、可動板と基板との間にベース部材を配置して、このベース部材に対し可動板を動かすことにより、コネクタの取付位置を調整する従来の接続装置に比べ、部材点数を削減することができ、また、構造が簡素化されたものとなる。
この際、前記係合部材は、前記受け部に螺合により取り付けられ、この受け部に螺合する螺合軸部を備え、前記遊嵌部は、この螺合軸部の挿入方向基端側に設けられるとともに、前記螺合軸部よりも大きな径を有するものであることが好ましい。
本発明では、従来から使用されているコネクタに係合部材と螺合する受け部、例えば、ねじ孔を形成すればよく、コネクタを特殊な形状に成形する必要がないので、コストの増加を防止することができる。
また、前記係合部材は、前記受け部に螺合により取り付けられ、前記遊嵌部は、前記コネクタに設けられるとともに、前記ベース部材の孔に挿入され、この孔から突出する突出部であってもよい。
本発明では、コネクタに設けられた突出部(遊嵌部)をベース部材の孔に挿入することで、コネクタがベース部材に取り付けられるため、ベース部材に対するコネクタの取付位置を容易に決定することができる。
(2)本発明の接続装置は、電子機器と、この電子機器に接続される他の電子機器とを複数のコネクタを介して相互に接続する接続装置であって、前記複数のコネクタのうち、少なくとも何れか一つのコネクタが取り付けられるベース部材を備え、このベース部材の前記コネクタが取り付けられるコネクタ取付面部には、その端部から内側に向かって切り込まれた切込部が形成され、前記ベース部材に取り付けられるコネクタは、ベース部材のコネクタ取付面部の表面側に位置するハウジング本体と、このハウジング本体に設けられ、前記コネクタ取付面部の端部側から前記切込部に挿入される挿入部とを備え、前記挿入部は、前記ハウジング本体からコネクタ取付面部と略直交する方向に延びて前記切込部を貫通する挿入部本体と、この挿入部本体の延出方向先端側に設けられ、前記ベース部材のコネクタ取付面部の裏面で係合する係合部とを備え、前記挿入部本体の延出方向と直交する幅寸法は、前記切込部の切込方向と直交する幅寸法よりも小さく、前記挿入部本体の延出方向の長さ寸法は、前記ベース部材のコネクタ取付面部の厚さ寸法よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、コネクタの挿入部は、ベース部材の切込部の端部側から切込部に挿入されている。また、コネクタ取付面部の切込部を貫通して延びる挿入部本体の延出方向と直交する幅寸法(切込部の切込方向と直交する方向に沿った幅寸法)は、切込部の切込方向と直交する幅寸法よりも小さくなっている。そのため、ベース部材の切込部の切込方向及び切込方向と直交する方向に沿ってコネクタをずらすことができ、ベース部材に対するコネクタの取付位置を調整することができる。
また、コネクタ取付面部の切込部を貫通する挿入部本体の延出方向の長さ寸法は、コネクタ取付面部の厚さ寸法よりも大きいため、コネクタの係合部とコネクタ取付面部の裏面との間、ハウジング本体とコネクタ取付面部の表面との間に隙間が形成されることとなる。このように、コネクタとベース部材のコネクタ取付面部とが密着しないため、コネクタの取付位置の調整を容易に行うことができる。
さらに、本発明の接続装置は、コネクタがベース部材に直接取り付けられた構造となっており、可動板に固定された基板にコネクタを取付け、可動板と基板との間にベース部材を配置して、このベース部材に対し可動板を動かすことにより、コネクタの取付位置を調整する従来の接続装置に比べ、部材点数を削減することができ、また、構造が簡素化されたものとなる。
本発明では、前記ベース部材は、前記コネクタ取付面部から面外方向に折り返された折り返し面部を有し、前記切込部は、前記コネクタ取付面部及び前記折り返し面部の稜線から一方の端部が前記コネクタ取付面部内側に切り込まれ、他方の端部が前記折り返し面部に達するとともに、折り返し面部での切込方向に直交する幅寸法が前記コネクタ取付面部に切込まれた一方の端部の幅寸法よりも大きくなっており、前記コネクタの挿入部は、前記切込部の前記折り返し面部側から挿入され、前記コネクタは、前記折り返し面部と当接し、装着されたコネクタがベース部材から脱落することを防止する脱落防止部を備えていることが好ましい。
本発明によれば、切込部の折り返し面部での切込方向に直交する幅寸法は、コネクタ取付面部に切込まれた一方の端部の幅寸法よりも大きくなっているため、コネクタの挿入部を折り返し面部側から容易に挿入することができる。また、コネクタは、折り返し面部と当接する脱落防止部を備えているので、コネクタをベース部材に確実に取り付けることができる。
この際、前記挿入部及び脱落防止部は、前記ハウジング本体に一体的に形成されていることが好ましい。
挿入部、脱落防止部をハウジング本体に一体的に形成することで、部材点数の削減を図ることができる。
この際、前記複数のコネクタは、前記ベース部材の同一面側に配置されていることが好ましい。
複数のコネクタをベース部材の同一面側に取り付けることで、本発明の接続装置を介して接続される電子機器及び他の電子機器を接続装置の一方の側に配置することができる。
さらに、本発明では、前記複数のコネクタのうち、少なくとも一つのコネクタは、その取付位置が固定されていることが好ましい。
少なくとも一つのコネクタの位置を固定することで、この固定されたコネクタの位置を基準として、接続装置と、電子機器及び他の電子機器とを接続することができる。これにより、接続装置と、電子機器及び他の電子機器との接続を行いやすくすることができる。
本発明のコネクタユニットは、コネクタと、このコネクタが取り付けられるベース部材とを備えたコネクタユニットであって、前記コネクタに形成された受け部に取り付けられ、前記ベース部材に係合する係合部材を備え、前記受け部及び前記係合部材のうち少なくとも何れか一方には、前記ベース部材の孔に挿入され、径寸法がこの孔の径寸法より小さく、かつ、前記孔への挿入方向に沿った長さ寸法が前記ベース部材の厚さ寸法よりも大きい遊嵌部が形成されており、この遊嵌部は、前記受け部に係合部材を取り付けた際に、前記ベース部材に対して前記コネクタを遊嵌状態で保持することを特徴とする。
本発明では、コネクタの受け部及び係合部材のうち少なくとも何れか一方には、ベース部材の孔に挿入され、径寸法がこの孔の径寸法より小さく、かつ、孔への挿入方向に沿った長さ寸法がベース部材の厚さ寸法よりも大きい遊嵌部が形成されており、ベース部材に対してコネクタは遊嵌状態で保持されているので、ベース部材に対するコネクタの取り付け位置を自在に調整することができる。
また、遊嵌部は、孔への挿入方向に沿った長さ寸法がベース部材の厚さ寸法よりも大きいため、コネクタとベース部材とが密着せず、両者間に隙間が形成されることとなる。そのため、コネクタのベース部材に対する取付位置の調整を容易に行うことができる。
さらに、本発明のコネクタユニットでは、コネクタがベース部材に直接取り付けられた構造となっており、可動板に固定された基板にコネクタを取付け、可動板と基板との間にベース部材を配置して、このベース部材に対し可動板を動かすことにより、コネクタの取付位置を調整する従来のコネクタユニットに比べ、部材点数を削減することができ、また、構造が簡素化されたものとなる。
また、本発明のコネクタユニットは、コネクタと、このコネクタが取り付けられるベース部材とを備えたコネクタユニットであって、前記ベース部材は、前記コネクタが取り付けられるコネクタ取付面部を有し、このコネクタ取付面部には、その端部から内側に向かって切り込まれた切込部が形成され、前記コネクタは、ベース部材に取り付けられた際にコネクタ取付面部の表面側に位置するハウジング本体と、このハウジング本体に設けられ、前記コネクタ取付面部の端部側から前記切込部に挿入される挿入部とを備え、前記挿入部は、前記ハウジング本体からコネクタ取付面部と略直交する方向に延びて前記切込部を貫通する挿入部本体と、この挿入部本体の延出方向先端側に設けられ、前記ベース部材のコネクタ取付面部の裏面で係合する係合部とを備え、前記挿入部本体の延出方向と直交する幅寸法は、前記切込部の切込方向と直交する幅寸法よりも小さく、前記挿入部本体の延出方向の長さ寸法は、前記ベース部材のコネクタ取付面部の厚さ寸法よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、コネクタの挿入部は、ベース部材の切込部の端部側から切込部に挿入されている。また、コネクタ取付面部の切込部を貫通して延びる挿入部本体の延出方向と直交する幅寸法(切込部の切込方向と直交する方向に沿った幅寸法)は、切込部の切込方向と直交する幅寸法よりも小さくなっている。そのため、ベース部材の切込部の切込方向及び切込方向と直交する方向に沿ってコネクタをずらすことができ、ベース部材に対するコネクタの取付位置を調整することができる。
また、コネクタ取付面部の切込部を貫通する挿入部本体の延出方向の長さ寸法は、コネクタ取付面部の厚さ寸法よりも大きいため、コネクタの係合部とコネクタ取付面部の裏面との間、ハウジング本体とコネクタ取付面部の表面との間に隙間が形成されることとなる。このように、コネクタとベース部材のコネクタ取付面部とが密着しないため、コネクタの取付位置の調整を容易に行うことができる。
さらに、本発明のコネクタユニットは、コネクタがベース部材に直接取り付けられた構造となっており、可動板に固定された基板にコネクタを取付け、可動板と基板との間にベース部材を配置して、このベース部材に対し可動板を動かすことにより、コネクタの取付位置を調整する従来のコネクタユニットに比べ、部材点数を削減することができ、また、構造が簡素化されたものとなる。
本発明のコネクタは、ベース部材に取り付けられるコネクタであって、前記コネクタが取り付けられる前記ベース部材のコネクタ取付面部の表面側に位置するハウジング本体と、このハウジング本体に設けられ、前記コネクタ取付面部の端部側からこのコネクタ取付面部に形成された切込部に挿入される挿入部とを備え、前記挿入部は、前記ハウジング本体から、コネクタ取付面部と直交する方向に延びて前記切込部を貫通する挿入部本体と、この挿入部本体の延出方向先端側に設けられ、前記ベース部材のコネクタ取付面部の裏面で係合する係合部とを備え、前記挿入部本体の延出方向と直交する幅寸法は、前記切込部の切込方向と直交する幅寸法よりも小さく、前記挿入部本体の延出方向の長さ寸法は、前記ベース部材のコネクタ取付面部の厚さ寸法よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、コネクタは、ベース部材の切込部の端部側から切込部に挿入される挿入部を備え、また、この挿入部の挿入部本体は、コネクタ取付面部と直交して切込部を貫通する方向に延びており、その延出方向と直交する幅寸法(切込部の切込方向と直交方向に沿った幅寸法)は、切込部の切込方向と直交する幅寸法よりも小さくなっている。そのため、このようなコネクタをベース部材に取り付けた際には、ベース部材の切込部の切込方向及び切込方向と直交する方向にコネクタの位置をずらすことができ、ベース部材に対するコネクタの取付位置を調整することができる。
また、コネクタ取付面部の切込部を貫通する挿入部本体の延出方向の長さ寸法は、コネクタ取付面部の厚さ寸法よりも長いため、コネクタの係合部とコネクタ取付面部の裏面との間、ハウジング本体とコネクタ取付面部の表面との間に隙間が形成されることとなる。このように、コネクタと、ベース部材のコネクタ取付面部とが密着しないため、コネクタの取付位置を容易に調整することができる。
さらに、本発明のコネクタは、直接ベース部材に取り付けられるものである。そのため、従来のようにコネクタを基板に取付け、さらにこの基板を可動板に固定し、この可動板と基板との間にベース部材を配置する必要はなく、本発明のコネクタを使用すれば、部材点数を削減でき、また、構造を簡素化できる。
本発明の電子機器としては、以上のようなコネクタユニットを備えたものを提案できる。すなわち、本発明の電子機器は、コネクタと、このコネクタが取り付けられるベース部材とを有するコネクタユニットを備えた電子機器であって、前記コネクタユニットは、前記コネクタに形成された受け部に取り付けられ、前記ベース部材に係合する係合部材とを備え、前記受け部及び前記係合部材のうち少なくとも何れか一方には、前記ベース部材の孔に挿入され、径寸法がこの孔の径寸法より小さく、かつ、前記孔への挿入方向に沿った長さ寸法が前記ベース部材の厚さ寸法よりも大きい遊嵌部が形成されており、この遊嵌部は、前記受け部に係合部材を取り付けた際に、前記ベース部材に対して前記コネクタを遊嵌状態で保持することを特徴とする。
また、本発明の電子機器は、コネクタと、このコネクタが取り付けられるベース部材とを有するコネクタユニットを備えた電子機器であって、前記コネクタユニットのベース部材は、前記コネクタが取り付けられるコネクタ取付面部を有し、このコネクタ取付面部には、その端部から内側に向かって切り込まれた切込部が形成され、前記コネクタは、ベース部材に取り付けられた際にコネクタ取付面部の表面側に位置するハウジング本体と、このハウジング本体に設けられ、前記コネクタ取付面部の端部側から前記切込部に挿入される挿入部とを備え、前記挿入部は、前記ハウジング本体からコネクタ取付面部と略直交する方向に延びて前記切込部を貫通する挿入部本体と、この挿入部本体の延出方向先端側に設けられ、前記ベース部材のコネクタ取付面部の裏面で係合する係合部とを備え、前記挿入部本体の延出方向と直交する幅寸法は、前記切込部の切込方向と直交する幅寸法よりも小さく、前記挿入部本体の延出方向の長さ寸法は、前記ベース部材のコネクタ取付面部の厚さ寸法よりも大きいものであってもよい。
以上のような本発明の電子機器は、上述したコネクタユニットを備えたものであるため、コネクタの取付位置を容易に調整でき、部材点数の削減及び構造の簡素化を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態にかかるエンタテインメント装置を示す斜視図である。
図2は、接続装置と、HDDとを示す斜視図である。
図3は、前記接続装置の分解斜視図である。
図4は、前記接続装置の要部を示す分解斜視図である。
図5は、前記接続装置の要部の断面図である。
図6は、前記接続装置をベース部材の長手方向に沿って切断した場合の断面図である。
図7は、前記接続装置をベース部材の第二折り返し面部側からみた平面図である。
図8は、前記接続装置の要部の断面図である。
図9は、前記接続装置をベース部材の第二折り返し面部側からみた斜視図である。
図10は、接続装置の変形例を示す平面図である。
図11は、接続装置の変形例を示す模式図である。
図12は、従来の接続装置の構成を示す断面図である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、電子機器であるエンタテインメント装置1が示されている。このエンタテインメント装置1は、光ディスク等に記録されたゲームプログラムを読み出し、使用者からの指示に応じてゲームを実行する機能や、映像、音楽等が記録された光ディスクを再生する機能を有する。エンタテインメント装置1は、図示しないディスク装置、CPU(Central Processing Unit)、コントローラスロット、メモリスロット、主電源スイッチ等を備えたエンタテインメント装置本体としての第一の電子機器10と、第二の電子機器(他の電子機器)であるHDD12と、このHDD12と第一の電子機器10とを相互に接続するアダプタ(接続装置)2とを備えている。
第一の電子機器10は、筐体11を備えている。この筐体11は、平面矩形形状、かつ、断面略L字型形状に形成されており、底面部(図示略)、この底面部に対向配置される上面部112、底面部及び上面部112の端縁間に配置される一対の側面部113、前面部(図示略)、背面部114とを備えている。
背面部114には、図示しないが、光ディスクに記録されている映像信号、音声信号等の各種信号を、テレビ等の表示装置に出力するための映像音声出力端子や、外部の機器との通信を行うための通信端子、外部電源から第一の電子機器10に電力を供給するための電力供給用端子であるACインレット、外部電源からの電力の供給を操作する主電源スイッチ等が設けられている。
また、背面部114には、排気口114Aが形成されており、この排気口114Aの内側には、排気ファン115が配置されている。
さらに、背面部114の排気口114Aの隣りには、HDD12を挿入するための挿入口114Bが形成されている。
挿入口114Bの内側には、挿入口114B側が開口したシールド用の金属製の筐体114Cが配置され、この筐体114C内にHDD12が収納される。また、挿入口114Bの上部(上面部112側)には、アダプタ2の接続用雄型コネクタ34(後述)に接続される接続用雌型コネクタ114Dが取り付けられている。
HDD12は、第一の電子機器10によるゲームの進行状況を保存したり、第一の電子機器10がインターネット接続されている場合に、サーバ等からダウンロードしたゲーム等を記録保存するものである。HDD12の挿入口114Bへの挿入方向後端側の背面部には、図示しないがIDE(Integrated Device Electronics)用雌型コネクタ、電源用雌型コネクタが設けられている。
IDE用雌型コネクタは40ピン型のものであり、電源用雌型コネクタは、4ピン型のものである。これらのコネクタは、アダプタ2に設けられたコネクタ32,33(後述)に接続される。アダプタ2を介してHDD12が第一の電子機器10に接続されると、第一の電子機器10からの電源供給や、HDD12及び第一の電子機器10間のデータ転送を行うことが可能となる。
アダプタ2は、図2及び図3に示すように、アダプタ本体(コネクタユニット)3と、このアダプタ本体3を収納するケース4とを備えている。
ケース4は、アダプタ本体3を収納するための開口が形成されたケース本体41と、ケース本体41の開口に取り付けられる蓋部材42とを備えている。
ケース本体41は、開口と対向した面に配置される平面矩形形状の背面と、この背面の周縁から立ち上がって設けられる立上面とを備えている。
蓋部材42は、アルミ等の金属で形成されており、ケース本体41の開口を塞ぐ表面部を備えている。この表面部にはアダプタ本体3の電源用雄型コネクタ32、IDE用雄型コネクタ33、接続用雄型コネクタ34を露出させるための孔421〜423が形成されている。電源用雄型コネクタ32を露出させるための孔421及びIDE用雄型コネクタ33を露出させるための孔422は、その長手方向に沿って並んで配置されており、また、接続用雄型コネクタ34を露出させるための孔423は、電源用雄型コネクタ32の孔421の図面上部に設けられている。
アダプタ本体3は、図3及び図4に示すように、基板31と、前述した3つのコネクタ32〜34と、3つのコネクタ32〜34のうち、電源用雄型コネクタ32、IDE用雄型コネクタ33が取り付けられるベース部材35と、係合部材36を備えている。
基板31上には、接続用雄型コネクタ34が実装されており、また、第一の電子機器10からHDD12への電源供給を行うための回路や、第一の電子機器10とHDD12間のデータ転送を行うための回路が実装されている。
なお、接続用雄型コネクタ34は、基板31上に取付位置が固定されたものとなっている。また、接続用雄型コネクタ34の蓋部材42の孔423から露出する部分は、アダプタ2を電子機器10及びHDD12に接続する際に、アダプタ2の上方から見て確認することができる。すなわち、接続用雄型コネクタ34は、他のコネクタ32,33に比べ、アダプタ2の接続の際に、見やすい位置に配置されている。
ベース部材35は、矩形形状の金属の板を折り曲げることで形成されたものである。図4にも示すように、ケース本体41の背面と略平行に延び、蓋部材42に固定される固定部351と、この固定部351から蓋部材42側に略直角に折り返された第一折り返し面部352と、この第一折り返し面部352に直交して設けられ、固定部351と略平行に延びるコネクタ取付面部353と、このコネクタ取付面部353の先端からこのコネクタ取付面部353の面外方向(ケース本体41の背面側)に略直角に折り返された第二折り返し面部354とを備えている。
固定部351は平面矩形形状であり、その長手方向両端部に蓋部材42側に突出した突辺部351Aを備えている。この突辺部351Aには孔が形成されており、この孔にベース部材35を蓋部材42に固定するためのビス(図示略)が挿入される。
コネクタ取付面部353は、平面矩形形状であり、その長手方向に沿って電源用雄型コネクタ32、IDE用雄型コネクタ33が並んで取り付けられる。IDE用雄型コネクタ33が取り付けられる部分には、IDE用雄型コネクタ33の突出部(後述)に応じた位置に一対の円形の孔353Aが形成されている。
また、コネクタ取付面部353の電源用雄型コネクタ32が取り付けられる部分には、一対の切込部353Bが形成されている。この切込部353Bは、コネクタ取付面部353の短辺方向の一方の端部(コネクタ取付面部353と第二折り返し面部354との稜線)からコネクタ取付面部353内側に向かって切り込まれており、切込部353Bの一方の端部は、固定部351まで達している。コネクタ取付面部353及び第一折り返し面部352における切込部353Bの切込方向は、これらのコネクタ取付面部353及び第一折り返し面部352の短辺方向に沿ったものとなっている。また、切込部353Bの他方の端部は、第二折り返し面部354まで達している。
この切込部353Bの切込方向と直交する方向の幅寸法は、固定部351からコネクタ取付面部353にかけて略等しくなっているが(幅寸法L1)、コネクタ取付面部353の前記稜線付近部分及び第二折り返し面部354に形成された部分の幅寸法L2は前記幅寸法L1よりも大きくなっている。ここで、切込部353Bのうち、第二折り返し面部354に形成された部分及びコネクタ取付面部353の前記稜線付近部分を幅広部353B1、他の部分を幅狭部353B2とする。
図5、図6をも参照してIDE用雄型コネクタ33について説明する。図5は、IDE用雄型コネクタ33をベース部材35に取り付けた状態において、ベース部材35の短辺方向に沿って切断した断面図である。図6は、IDE用雄型コネクタ33をベース部材35に取り付けた状態において、ベース部材35の長手方向に沿って切断した断面図である。
IDE用雄型コネクタ33は、端子(図示略)と、この端子が収納されたハウジング331とを備えている。ハウジング331は、平面略矩形形状のハウジング本体332と、このハウジング本体332に設けられた受け部333とを備えている。
ハウジング本体332は、その短辺方向の一方の端部(先端部)側がHDD12のIDE用雌型コネクタに挿入可能となっており、この先端部側の端面からは端子が露出している。他方の端部側(後端部側)の端面は、ベース部材35のコネクタ取付面部353に当接する当接面となっている。
受け部333は、ハウジング本体332の長手方向の端部にそれぞれ設けられている。受け部333は、ベース部材35のコネクタ取付面部353に当接する受け部本体333Aと、受け部本体333Aからコネクタ取付面部353側に突出し、ベース部材35の孔353Aに挿入される突出部(遊嵌部)333Bとを備えている。
この受け部本体333A及び突出部333Bには、コネクタ33をベース部材35に係合するための係合部材36が取り付けられる。本実施形態では、係合部材36は、螺合軸部361と、この螺合軸部361の螺合方向基端側に設けられた頭部362とを備えたねじである。受け部本体333A及び突出部333Bには螺合軸部361が螺合されるねじ孔が形成されている。
突出部333Bの径寸法L3は、ベース部材35の孔353Aの径寸法L4よりも小さい。また、突出部333Bの孔353Aへの挿入方向に沿った寸法L5は、ベース部材35のコネクタ取付面部353の厚さ寸法よりも大きくなっており、突出部333Bは、コネクタ取付面部353の孔353Aから突出している。このような突出部333Bは、受け部333に係合部材36を取り付けた際にベース部材35に対してコネクタ33を遊嵌状態で保持することとなる。
以上のようなIDE用雄型コネクタ33をベース部材35に取り付ける際には、IDE用雄型コネクタ33の突出部333Bをベース部材35の孔353Aに挿入し、その後、係合部材36を受け部333に挿入する。この際、図4及び図6では図示しなかったが、図5に示すように、ハウジング331のコネクタ取付面部353との当接面にフレキシブル基板Fを取り付けておく。具体的には、このフレキシブル基板Fに、ベース部材35の孔353Aと略同じ径の孔を形成しておき、この孔に突出部333Bを挿入することで、ハウジング331にフレキシブル基板Fを取り付ける。このフレキシブル基板Fには、基板31に接続可能な接続部F1を取り付けておき、これを基板31に接続することで、基板31からの電源の供給が行えるようになる。
次に、図4及び図7〜図9を参照して、電源用雄型コネクタ32について説明する。図7は、電源用雄型コネクタ32をベース部材35に取り付け、これを第二折り返し面部354側から見た平面図である。図8は、電源用雄型コネクタ32をベース部材35に取り付けた状態において、ベース部材35の短辺方向に沿って切断した断面図である。図9は、電源用雄型コネクタ32をベース部材35に取り付け、これを第二折り返し面部354側から見た斜視図である。
この電源用雄型コネクタ32は、端子と、この端子を収納するハウジング321とを備えている。
ハウジング321は、平面略矩形形状のハウジング本体322と、ハウジング本体322に設けられた挿入部323とを備えている。
ハウジング本体322は、コネクタ32をベース部材35に取り付けた際に、コネクタ取付面部353の表面側に位置する。また、その短辺方向の一方の端部(先端部)の端面からは端子が露出しており、この先端部側はHDD12の電源用雌型コネクタに挿入可能となっている。
ハウジング本体322の長手方向の端部には、この端部から突出し、ベース部材35のコネクタ取付面部353と略平行に延びる延出部322Aが形成されている。
挿入部323は平面略L字型形状であり、ハウジング本体322に一体的に成形されている。この挿入部323は、コネクタ32をベース部材35に取り付ける際に、ベース部材35の第二折り返し面部354側から切込部353Bに挿入されるものである。挿入部323は、延出部322Aの先端から、コネクタ取付面部353と直交する方向に延びて切込部353Bを貫通する挿入部本体323Aと、この挿入部本体323Aの延出方向先端側に設けられた係合部323Bとを備えている。
挿入部本体323Aは、図7に示すように、その延出方向と直交する方向の幅寸法L6が、切込部353Bの幅狭部353B2の切込方向と直交する方向の幅寸法L7よりも小さなものとなっている。
また挿入部本体323Aの延出方向の長さ寸法L8は、コネクタ取付面部353の厚さ寸法L9よりも長いものとなっている。さらに、図8に示すように、挿入部本体323Aのコネクタ取付面部353の短辺方向に沿った高さ寸法は、コネクタ取付面部353の短辺方向の長さ寸法よりも低いものとなっている。
係合部323Bは、図7に示すように、ベース部材35のコネクタ取付面部353の裏面に係合し、コネクタ取付面部353を挟んで延出部322Aと対向している。前述したように、係合部323B及び延出部322A間を結ぶ挿入部本体323Aの延出方向の長さ寸法L8は、コネクタ取付面部353の厚さ寸法L9よりも長いものとなっているため、係合部323Bと、コネクタ取付面部353を挟んでこの係合部323Bと対向する延出部322Aとの間の寸法は、ベース部材35のコネクタ取付面部353の厚さ寸法よりも大きくなっている。
また、図8に示すように、係合部323Bの切込部353Bへの挿入方向先端側には、突起323Dが形成されている。この突起323Dは、挿入部323を切込部353Bに挿入した際に、第一折り返し面部352の裏面に当接するものである。
さらに、図8及び図9に示すように、係合部323Bの係合面の裏面には、弾性変形可能な脱落防止部323Cが設けられている。この脱落防止部323Cは、係合部323Bと一体成形されており、係合部323Bの裏面から第二折り返し面部354側に向かって延びている。脱落防止部323Cは、コネクタ32を第二折り返し面部354側に移動させた際に、第二折り返し面部354に当接し、コネクタ32がベース部材35から脱落することを防止している。
なお、この脱落防止部323Cの延出方向先端と、前記突起323Dの先端との間の寸法L10は、第一折り返し面部352と第二折り返し面部354間の寸法L11よりも小さなものとなっている。
このようなIDE用雄型コネクタ33をベース部材35に取り付ける際には、ベース部材35の第二折り返し面部354側から切込部353Bに、挿入部323を挿入する。この際、係合部323Bの脱落防止部323Cは、弾性変形可能となっているため、第二折り返し面部354に形成された切込部353Bの周縁により、係合部323Bの係合面側に付勢されながら切込部353Bに挿入される。切込部353B内に完全に挿入されると、切込部353Bの周縁による付勢が解除される。そのため、コネクタ32を第二折り返し面部354側に移動させた際には、脱落防止部323Cが第二折り返し面部354に当接するようになり、コネクタ32がベース部材35に確実に取り付けられるようになる。
このような本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)ベース部材35の孔353Aに挿入されたIDE用雄型コネクタ33の受け部333の突出部333Bの径寸法L3は、孔353Aの径寸法L4よりも小さく、また、突出部333Bの孔343Aへの挿入方向に沿った寸法L5は、ベース部材35のコネクタ取付面部353の厚さ寸法よりも大きい。そのため、ベース部材35のコネクタ取付面部353に対し、IDE用雄型コネクタ33は遊嵌状態で保持されることとなり、ベース部材35に対するIDE用雄型コネクタ33取り付け位置を自在に調整することができる。
(2)また、突出部333Bの孔343Aへの挿入方向に沿った寸法L5は、ベース部材35のコネクタ取付面部353の厚さ寸法よりも大きいため、コネクタ33のハウジング本体332と、コネクタ取付面部353とが密着せず、両者間に隙間が形成されることとなるので、コネクタ33のコネクタ取付面部353に対する取付位置の調整を容易に行うことができる。
(3)IDE用雄型コネクタ33及び電源用雄型コネクタ32は、ベース部材35に直接取り付けられており、図12に示すような可動板82に固定された基板81にコネクタ80を取付け、可動板82と基板81との間にベース部材84を配置して、このベース部材84に対し可動板82を動かすことにより、コネクタ80の取付位置を調整する従来の接続装置に比べ、部材点数の削減を図ることができ、また、構造を簡素化することができる。
(4)IDE用雄型コネクタ33の受け部333には、突出部333Bが設けられており、この突出部333Bをベース部材35の孔353Aに挿入することで、コネクタ33がベース部材35に取り付けられるため、ベース部材35に対するコネクタ33の取付位置を容易に決定することができる。
(5)さらに、IDE用のコネクタは40ピンタイプのものであり、ピン数が多いため、雄型コネクタと、雌型コネクタの嵌合を解除する際に、IDE用雄型コネクタ33と、係合部材36との係合部分には大きな力がかかる。本実施形態では、IDE用雄型コネクタ33と係合部材36とを螺合により係合しているため、このような大きな力がかかった場合でも、係合部材36がIDE用雄型コネクタ33から外れてしまうことを防止できる。
(6)電源用雄型コネクタ32の脱落防止部323Cの延出方向先端と、突起323Dの先端間の寸法L10は、第一折り返し面部352と第二折り返し面部354間の寸法L11よりも小さなものとなっており、また、挿入部本体323Aの高さ寸法は、コネクタ取り付け面部353の短辺方向の長さ寸法(切込部353Bのうち、コネクタ取付面部353に形成された部分の切込方向の寸法)よりも短いものとなっている。
さらに、挿入部323の挿入部本体323Aの延出方向と直交する幅寸法L6は、切込部353Bの幅狭部353B2の切込方向と直交する幅寸法L7よりも小さくなっている。そのため、切込部353Bのうち、コネクタ取り付け面部353に形成された部分内において、コネクタ32の挿入部323を切込方向及び切込方向と直交する方向(図9のX軸方向及びY軸方向)に動かすことができ、コネクタ取り付け面部353に対するコネクタ32の取付位置を調整することができる。
(7)また、コネクタ取付面部353の切込部353Bを貫通して延びる電源用雄型コネクタ32の挿入部本体323Aの延出方向の長さ寸法L8は、コネクタ取付面部353の厚さ寸法L9よりも長いものとなっている。そのため、この挿入部本体323Aの基端側に設けられた延出部322Aと、この挿入部本体323Aの先端側に設けられ、コネクタ取付面部353を挟んで延出部322Aと対向する係合部323Bとの間の寸法は、コネクタ取付面部353の厚さ寸法よりも大きくなる。これにより、コネクタ32の係合部323Bとコネクタ取付面部353との間、延出部322Aとコネクタ取付面部353との間には隙間が形成されることとなり、コネクタ32を図9のZ軸方向に動かすことができる。また、このように、隙間が形成されているので、図9X軸方向及びY軸方向にコネクタ32を動かす際に、コネクタ32及びコネクタ取付面部353間に摩擦が生じにくくなり、容易にコネクタ32を動かすことができる。
(8)切込部353Bは、折り返し面部354側に形成された幅広部353B1を備えており、この幅広部353B1側からコネクタ32の挿入部323が挿入されるため、コネクタ32の挿入部323を第二折り返し面部354側から容易に挿入することができる。
(9)コネクタ32は、コネクタ32を第二折り返し面部354側に移動させた際に、第二折り返し面部354に当接する脱落防止部323Cを備えているので、コネクタ32をベース部材35に確実に取り付けることができる。
(10)挿入部323、脱落防止部323Cはハウジング本体322に一体的に形成されているので、部材点数の削減を図ることができる。
(11)アダプタ2に設けられたコネクタ32〜34のうち、接続用雄型コネクタ34はその取付位置が固定されたものとなっている。従って、接続用コネクタ34を基準として、アダプタ2をHDD12及び電子機器10に接続すればよく、接続用コネクタ34の位置のみを確認すればよいため、接続を容易に行うことができる。
(12)さらに、接続用雄型コネクタ34は、他のコネクタ32,33よりも上方に取り付けられており、アダプタ2をHDD12及び電子機器10に接続する際には、接続用雄型コネクタ34の位置をアダプタ2の上方側からのぞきこめばよく、接続用雄型コネクタ34の位置を容易に確認することができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、IDE用雄型コネクタ33の受け部333は突出部333Bを備えるものとしたが、このような構造に限らず、例えば、図10に示すように、受け部680に突出部が設けられていないものとしてもよい。この場合には、係合部材67は、受け部680に螺合する螺合軸部671と、この螺合軸部671の挿入方向基端側に設けられ、この螺合軸部671の径L12よりも大きな径L13を備えた遊嵌部672と、遊嵌部672の挿入方向基端側に設けられる頭部673とを備えるものとする。この遊嵌部672はコネクタ取付面部353に形成された孔353Aに挿入されるものであり、遊嵌部672の径L13はこの孔353Aの径L4よりも径が小さく、孔353Aへの挿入方向に沿った長さ寸法L14はコネクタ取付面部353の厚さ寸法よりも大きいものであることが好ましい。
また、この際、遊嵌部672は、螺合軸部671に一体成形されていてもよく、また、螺合軸部671と別体であってもよい。別体とする場合には、遊嵌部672をリング状部等とし、螺合軸部671の基端側に取り付けてもよい。
図10に示すような構造を採用する場合には、従来から使用されているコネクタ68に係合部材67と螺合する受け部680、例えば、ねじ孔を形成すればよく、コネクタ68を特殊な形状に成形する必要がないので、コストの増加を防止することができる。
なお、図10では、遊嵌部672の径を螺合軸部671の径よりも大きなものとしたが、遊嵌部の径と、螺合軸部の径とを同じ寸法としてもよい。
また、前記実施形態では、電源用雄型コネクタ32の挿入部323を平面略L字型としたが、このような形状に限らず、たとえば、図11(A)に示すように、平面略T字型の挿入部523としてもよい。また、図11(B)に示すように、挿入部623の係合部623Bを、延出部322Aと対向しないものとしてもよい。何れの場合においても、挿入部本体323Aの延出方向の長さ寸法が、コネクタ取付面部353の厚さ寸法よりも長いものである必要がある。
さらに、前記実施形態では、電源用雄型コネクタ32の挿入部323は、ハウジング本体322に一体成形されているとしたが、このような構造に限らず、別体であってもよい。
また、前記実施形態では、電源用雄型コネクタ32は、脱落防止部323Cを備えるものとしたが、脱落防止部323Cを備えない構成としてもよい。この場合には、脱落防止部323Cを形成しないでよいので、電源用雄型コネクタ32の製造が簡易化される。
さらに、前記実施形態では、アダプタ2は雄型コネクタ32〜34を有するものとしたが、これに限らず、雌型のコネクタを有するものとしてもよい。
また、前記実施形態では、アダプタ2に設けられたコネクタを電源用のコネクタ32、IDE用のコネクタ33、接続用のコネクタ34としたが、コネクタの種類はこれらに限られず、例えば、USBコネクタ、SCSI(Small Computer System Interface)コネクタ等であってもよい。
さらに、前記実施形態では、ベース部材35に対し、2つのコネクタ32,33が取り付けられていたが、ベース部材35に取り付けられるコネクタを1つとしてもよく、また、3つ以上としてもよい。
さらに、前記実施形態では、アダプタ2のコネクタ32〜34のうち、接続用雄型コネクタ34の取り付け位置を固定し、他のコネクタ32,33の取り付け位置を調整可能としたが、これに限らず、接続用コネクタの取付位置を調整可能なものとしてもよい。また、電源用雄型コネクタ、IDE用雄型コネクタの取付位置を固定してもよい。
また、前記実施形態では、アダプタ2がコネクタユニット(アダプタ本体3)を有するものとしたが、これに限らず、例えば、第二の電子機器であるHDD12に本発明のコネクタユニットを搭載させてもよい。この場合には、HDD12は、ベース部材と、このベース部材に遊嵌状態で取り付けられるIDE用雌型コネクタ、電源用雌型コネクタとを有するコネクタユニットを備えるものとなる。
さらに、前記実施形態では、第一の電子機器10をエンタテインメント装置の本体機能を有する電子機器、第二の電子機器をHDD12としたがこれに限らず、例えば第一の電子機器をパーソナルコンピュータ、第二の電子機器を携帯電話機とし、接続装置を介して接続され、データ転送等を行うものとしてもよい。
本発明の接続装置は、電子機器と、この電子機器に接続される他の電子機器とを複数のコネクタを介して相互に接続する接続装置に有用である。また、本発明のコネクタ、コネクタユニットはこのような接続装置に利用されるのに適している。さらに、本発明の電子機器は、前述したコネクタユニットを備えたものである。

Claims (13)

  1. 電子機器と、この電子機器に接続される他の電子機器とを複数のコネクタを介して相互に接続する接続装置であって、
    前記複数のコネクタのうち、少なくとも何れか一つのコネクタが取り付けられるベース部材と、このベース部材に取り付けられる前記コネクタに形成された受け部に取り付けられ、前記ベース部材に係合する係合部材とを備え、
    前記受け部及び前記係合部材のうち少なくとも何れか一方には、前記ベース部材の孔に挿入され、径寸法がこの孔の径寸法より小さく、かつ、前記孔への挿入方向に沿った長さ寸法が前記ベース部材の厚さ寸法よりも大きい遊嵌部が形成されており、
    この遊嵌部は、前記受け部に係合部材を取り付けた際に、前記ベース部材に対して前記コネクタを遊嵌状態で保持することを特徴とする接続装置。
  2. 請求項1に記載の接続装置において、
    前記係合部材は、前記受け部に螺合により取り付けられ、この受け部に螺合する螺合軸部を備え、
    前記遊嵌部は、この螺合軸部の挿入方向基端側に設けられるとともに、前記螺合軸部よりも大きな径を有するものであることを特徴とする接続装置。
  3. 請求項1に記載の接続装置において、
    前記係合部材は、前記受け部に螺合により取り付けられ、
    前記遊嵌部は、前記コネクタに設けられるとともに、前記ベース部材の孔に挿入され、この孔から突出する突出部であることを特徴とする接続装置。
  4. 電子機器と、この電子機器に接続される他の電子機器とを複数のコネクタを介して相互に接続する接続装置であって、
    前記複数のコネクタのうち、少なくとも何れか一つのコネクタが取り付けられるベース部材を備え、
    このベース部材の前記コネクタが取り付けられるコネクタ取付面部には、その端部から内側に向かって切り込まれた切込部が形成され、
    前記ベース部材に取り付けられるコネクタは、ベース部材のコネクタ取付面部の表面側に位置するハウジング本体と、このハウジング本体に設けられ、前記コネクタ取付面部の端部側から前記切込部に挿入される挿入部とを備え、
    前記挿入部は、前記ハウジング本体からコネクタ取付面部と略直交する方向に延びて前記切込部を貫通する挿入部本体と、この挿入部本体の延出方向先端側に設けられ、前記ベース部材のコネクタ取付面部の裏面で係合する係合部とを備え、
    前記挿入部本体の延出方向と直交する幅寸法は、前記切込部の切込方向と直交する幅寸法よりも小さく、前記挿入部本体の延出方向の長さ寸法は、前記ベース部材のコネクタ取付面部の厚さ寸法よりも大きいことを特徴とする接続装置。
  5. 請求項4に記載の接続装置において、
    前記ベース部材は、前記コネクタ取付面部から面外方向に折り返された折り返し面部を有し、
    前記切込部は、前記コネクタ取付面部及び前記折り返し面部の稜線から一方の端部が前記コネクタ取付面部内側に切り込まれ、他方の端部が前記折り返し面部に達するとともに、折り返し面部に形成された部分の切込方向に直交する幅寸法が前記コネクタ取付面部内側に切込まれた一方の端部の幅寸法よりも大きくなっており、
    前記コネクタの挿入部は、前記切込部の前記折り返し面部側から挿入され、
    前記コネクタは、前記折り返し面部と当接し、装着されたコネクタがベース部材から脱落することを防止する脱落防止部を備えていることを特徴とする接続装置。
  6. 請求項5に記載の接続装置において、
    前記挿入部及び脱落防止部は、前記ハウジング本体に一体的に形成されていることを特徴とする接続装置。
  7. 請求項1から請求項6の何れかに記載の接続装置において、
    前記複数のコネクタは、前記ベース部材の同一面側に配置されていることを特徴とする接続装置。
  8. 請求項1から請求項7の何れかに記載の接続装置において、
    前記複数のコネクタのうち、少なくとも一つのコネクタは、その取付位置が固定されていることを特徴とする接続装置。
  9. コネクタと、このコネクタが取り付けられるベース部材とを備えたコネクタユニットであって、
    前記コネクタに形成された受け部に取り付けられ、前記ベース部材に係合する係合部材を備え、
    前記受け部及び前記係合部材のうち少なくとも何れか一方には、前記ベース部材の孔に挿入され、径寸法がこの孔の径寸法より小さく、かつ、前記孔への挿入方向に沿った長さ寸法が前記ベース部材の厚さ寸法よりも大きい遊嵌部が形成されており、
    この遊嵌部は、前記受け部に係合部材を取り付けた際に、前記ベース部材に対して前記コネクタを遊嵌状態で保持することを特徴とするコネクタユニット。
  10. コネクタと、このコネクタが取り付けられるベース部材とを備えたコネクタユニットであって、
    前記ベース部材は、前記コネクタが取り付けられるコネクタ取付面部を有し、このコネクタ取付面部には、その端部から内側に向かって切り込まれた切込部が形成され、
    前記コネクタは、ベース部材に取り付けられた際にコネクタ取付面部の表面側に位置するハウジング本体と、このハウジング本体に設けられ、前記コネクタ取付面部の端部側から前記切込部に挿入される挿入部とを備え、
    前記挿入部は、前記ハウジング本体からコネクタ取付面部と略直交する方向に延びて前記切込部を貫通する挿入部本体と、この挿入部本体の延出方向先端側に設けられ、前記ベース部材のコネクタ取付面部の裏面で係合する係合部とを備え、
    前記挿入部本体の延出方向と直交する幅寸法は、前記切込部の切込方向と直交する幅寸法よりも小さく、
    前記挿入部本体の延出方向の長さ寸法は、前記ベース部材のコネクタ取付面部の厚さ寸法よりも大きいことを特徴とするコネクタユニット。
  11. ベース部材に取り付けられるコネクタであって、
    前記ベース部材は、前記コネクタが取り付けられるコネクタ取付面部を有し、
    このコネクタ取付面部の表面側に位置するハウジング本体と、このハウジング本体に設けられ、前記コネクタ取付面部の端部側からこのコネクタ取付面部に形成された切込部に挿入される挿入部とを備え、
    前記挿入部は、前記ハウジング本体から、コネクタ取付面部と略直交する方向に延びて前記切込部を貫通する挿入部本体と、この挿入部本体の延出方向先端側に設けられ、前記ベース部材のコネクタ取付面部の裏面で係合する係合部とを備え、
    前記挿入部本体の延出方向と直交する幅寸法は、前記切込部の切込方向と直交する幅寸法よりも小さく、前記挿入部本体の延出方向の長さ寸法は、前記ベース部材のコネクタ取付面部の厚さ寸法よりも大きいことを特徴とするコネクタ。
  12. コネクタと、このコネクタが取り付けられるベース部材とを有するコネクタユニットを備えた電子機器であって、
    前記コネクタユニットは、前記コネクタに形成された受け部に取り付けられ、前記ベース部材に係合する係合部材とを備え、
    前記受け部及び前記係合部材のうち少なくとも何れか一方には、前記ベース部材の孔に挿入され、径寸法がこの孔の径寸法より小さく、かつ、前記孔への挿入方向に沿った長さ寸法が前記ベース部材の厚さ寸法よりも大きい遊嵌部が形成されており、
    この遊嵌部は、前記受け部に係合部材を取り付けた際に、前記ベース部材に対して前記コネクタを遊嵌状態で保持することを特徴とする電子機器。
  13. コネクタと、このコネクタが取り付けられるベース部材とを有するコネクタユニットを備えた電子機器であって、
    前記コネクタユニットのベース部材は、前記コネクタが取り付けられるコネクタ取付面部を有し、このコネクタ取付面部には、その端部から内側に向かって切り込まれた切込部が形成され、
    前記コネクタは、ベース部材に取り付けられた際にコネクタ取付面部の表面側に位置するハウジング本体と、このハウジング本体に設けられ、前記コネクタ取付面部の端部側から前記切込部に挿入される挿入部とを備え、
    前記挿入部は、前記ハウジング本体からコネクタ取付面部と略直交する方向に延びて前記切込部を貫通する挿入部本体と、この挿入部本体の延出方向先端側に設けられ、前記ベース部材のコネクタ取付面部の裏面で係合する係合部とを備え、
    前記挿入部本体の延出方向と直交する幅寸法は、前記切込部の切込方向と直交する幅寸法よりも小さく、
    前記挿入部本体の延出方向の長さ寸法は、前記ベース部材のコネクタ取付面部の厚さ寸法よりも大きいことを特徴とする電子機器。
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