JPWO2004040492A1 - 情報配信サービスシステム、情報配信サービス方法、この方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、このプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
携帯電話機等の携帯端末に対して情報配信を行うにあたり、ユーザの現在地に適合した情報を配信できるようにする。各ユーザは、内部に記憶された情報を外部から読み出し可能な素子を所持する。情報配信システムは、ユーザ毎に、ユーザが所持する素子に固有の素子IDと、携帯端末のメールアドレスとが対応付けて記録されたユーザデータベースにアクセスするための手段と、ホームページ毎に、ホームページのURLと、ホームページが提示する情報に関連する所在地を表す所在地情報とが対応付けて記録されたホームページデータベースにアクセスするための手段とを備える。店舗の店頭街頭等の各所には、近傍にかざされた上記素子の内部に記憶された情報を読み出す機能を有する読取り機が設置される。本システムは、この読取り機から当該読取り機が読取った素子IDを受信し、ホームページデータベースを参照して、所在地情報が、受信した素子IDの送信元である読取り機の所在地に適合するホームページのURLを抽出する。そして、ユーザデータベースを参照して、受信した素子IDに対応するメールアドレスを取得し、このメールアドレスを宛先として前記抽出したURLを含んだメールを送信する。
Description
本発明は携帯電話機等の携帯端末に対して情報配信を行うシステムおよび方法に関する。
近年、インターネット接続機能を有する携帯電話が普及するのに伴って、携帯電話機で電子メールをやりとりすることが一般的となっている。このような携帯電話機を用いた電子メールは、顧客に対する広告等の情報配信にも活用されており、顧客の携帯電話機へ広告メールを配信するサービスも行なわれている。携帯電話機への広告メール配信によれば、外出中の顧客にもタイムリーに必要な広告を提示することができるため、広告主および顧客の双方にとって大きなメリットとなる。また、広告等の情報配信においては、テキスト文面だけではなく、商品画像等の画像も含めて配信できた方が顧客への訴求効果が大きい。そこで、携帯電話機宛に広告サイトのURLを含んだメールを配信し、このメールを受信したユーザがURLを選択することにより該当する広告サイトへアクセスできるようなサービスも行われている。
携帯電話機はユーザが外出する際も常に携帯されるものであり、外出先において、現在地の近くの店舗に関する情報など現在地近辺の情報を携帯電話機で取得できれば便利である。しかしながら、従来は、位置検出機能を持つ携帯電話機でない限りユーザの現在地を特定できないために、ユーザの現在地に応じた情報を配信することは難しかった。このため、ユーザが自宅から離れた地域に出かけた際に現在地近辺の情報を得たいと思っても、そのような要望に応えるような情報配信サービスを受けることはできなかった。
この発明は以上のような背景を鑑みてなされたものであって、携帯電話機等の携帯端末に対してユーザの現在地に適合した情報を配信できるようにすることを目的とする。
携帯電話機はユーザが外出する際も常に携帯されるものであり、外出先において、現在地の近くの店舗に関する情報など現在地近辺の情報を携帯電話機で取得できれば便利である。しかしながら、従来は、位置検出機能を持つ携帯電話機でない限りユーザの現在地を特定できないために、ユーザの現在地に応じた情報を配信することは難しかった。このため、ユーザが自宅から離れた地域に出かけた際に現在地近辺の情報を得たいと思っても、そのような要望に応えるような情報配信サービスを受けることはできなかった。
この発明は以上のような背景を鑑みてなされたものであって、携帯電話機等の携帯端末に対してユーザの現在地に適合した情報を配信できるようにすることを目的とする。
本発明は、内部に記憶された情報を外部から読み出し可能な素子を所持するユーザの携帯端末へ情報配信サービスを行うシステムであって、
ユーザ毎に、ユーザが所持する前記素子に固有の素子IDと、携帯端末のメールアドレスとが対応付けて記録されたユーザデータベースにアクセスするための第1アクセス手段と、
ホームページ毎に、ホームページのURLと、ホームページが提示する情報に関連する所在地を表す所在地情報とが対応付けて記録されたホームページデータベースにアクセスするための第2アクセス手段と、
店舗の店頭街頭等の各所に設置され、近傍にかざされた前記素子の内部に記憶された情報を読み出す機能を有する読取り機から、当該読取り機が前記素子から読取った前記素子IDを受信する受信手段と、
前記ホームページデータベースを参照して、前記所在地情報が、前記受信した素子IDの送信元である前記読取り機の所在地に適合するホームページのURLを抽出する抽出手段と、
前記ユーザデータベースを参照して前記受信した素子IDに対応するメールアドレスを取得し、該取得したメールアドレスを宛先として前記抽出したURLを含んだメールを送信するメール送信手段と、を備える。
本発明によれば、ユーザが所持する素子から読取り機で読取られた素子IDを、当該読取り機から受信する。そして、受信した素子IDに基づいてユーザのメールアドレスを取得し、そのメールアドレス宛に、読取り機の所在地(すなわち、ユーザの現在地)に適合した情報を提示するホームページのURLを送信する。したがって、本発明によれば、ユーザが所持する携帯端末に対して、ユーザの現在地に適合した情報を配信することができる。
また、本発明において、前記ユーザデータベースには、各ユーザの属性情報が更に記録されており、前記ホームページデータベースには、各ホームページが対象とするユーザの属性に関する対象ユーザ条件が更に記録されており、前記抽出手段は、前記ホームページデータベースを参照して、前記所在地情報が、前記受信した素子IDの送信元である前記読取り機の所在地に適合し、かつ、前記対象ユーザ条件が、前記受信した素子IDに該当するユーザの属性情報に適合するホームページのURLを抽出することとしてもよい。このようにすれば、ユーザの携帯端末に対して、ユーザの現在地に適合し、かつ、ユーザの性別、年齢、趣味等の属性に適合した情報を配信することができる。
また、本発明において、前記受信手段は、前記素子IDと共に当該素子IDを読取った読取り機に固有の読取り機IDを受信し、前記抽出手段は、前記読取り機の夫々について読取り機IDと所在地との対応関係が記録されたテーブルを参照して、前記受信した読取り機IDに基づいて当該読取り機の所在地を特定することとしてもよい。
また、本発明において、店舗の会計レジ装置から、当該店舗を利用したユーザが所持する素子の素子ID、当該店舗に固有の店舗ID、および、ユーザの利用金額を含む情報を受信する店舗利用情報受信手段と、前記利用情報受信手段が受信した店舗IDおよび利用金額を、前記利用情報受信手段が受信した素子IDに該当するユーザの店舗利用情報として前記ユーザデータベースに記録する店舗利用情報記録手段とを備えることとしてもよい。このようにすれば、ユーザが店舗を利用した履歴をユーザデータベースに記録することで、ユーザの趣味趣向を量るうえで有効な情報を得ることができる。
また、本発明において、前記ユーザデータベースには、各ユーザの所有ポイント数が記録されており、前記店舗利用情報受信手段が受信した店舗IDに該当する店舗について利用金額と付与ポイント数との対応関係が格納されたテーブルを参照して、前記利用情報受信手段が受信した利用金額に対応する付与ポイント数を取得するポイント数取得手段と、前記取得した付与ポイント数を前記ユーザデータベースに記録された所有ポイント数に加えることにより当該所有ポイント数を更新するポイント数更新手段とを備えることとしてもよい。このようにすれば、ユーザにポイントサービスを提供するにあたり、ユーザデータベースにてユーザの所有ポイントを管理することができる。
この場合、前記読み取り機から、素子IDを含んだポイント問合せ情報を受信する手段と、該受信したポイント問合せ情報に含まれる素子IDに該当する所有ポイント数を前記データベースから読み出して、前記ポイント問合せ情報の送信元である読み取り機へ送信する手段とを備えることとしてもよい。このようにすれば、ユーザが所持する素子に記憶されたポイント数を常に最新のポイント数に維持することができる。
また、前記ポイントが利用された店舗の端末から、利用されたポイント数、ポイントを利用したユーザの素子ID、および当該店舗の店舗IDを含むポイント利用情報を受信するポイント利用受信手段と、該受信したポイント利用情報に基づき、前記素子IDに該当するユーザについて、前記ユーザデータベースに記録されたポイント数から利用ポイント数を減じることにより当該ポイント数を更新するポイント更新手段と、前記更新後のポイント数を、前記店舗IDに該当する店舗の前記書込み機に送信する更新ポイント送信手段とを備えることとしてもよい。このようにすれば、ポイントサービスが利用された場合に、その利用ポイント数をユーザデータベースに記録されたポイント数から減じて更新することができる。また、更新後のポイント数を書込み機に送信することで、素子に記憶されたポイント数も更新することができる。
この場合、前記受信したポイント利用情報に基づいて、前記素子IDに該当するユーザのポイント利用履歴を前記ユーザデータベースに記録する手段を備えることとしてもよい。
また、本発明において、店舗の店頭や街頭等の各所に設置された情報検索端末から、ユーザの素子IDを含んだ情報要求を受信する情報要求受信手段と、前記ホームページデータベースを参照して、前記受信した情報要求に該当するホームページのURLを取得するURL取得手段と、前記ユーザデータベースを参照して前記受信した素子IDに対応するメールアドレスを取得し、前記取得したURLを含んだメールを、前記取得したメールアドレスを宛先として送信する手段とを備えることとしてもよい。
この場合、前記ホームページデータベースに記録されたホームページには、店舗で利用可能なクーポンを提供するクーポンページが含まれており、前記URL取得手段は、前記受信した情報要求がクーポンの要求である場合には、当該クーポンページのURLを取得することとしてもよい。
さらに、前記クーポンが店舗で利用された場合に、当該店舗に設置された前記読取り機から当該クーポンを利用したユーザの素子ID、利用ポイント数、および、当該店舗の店舗IDを含むクーポン利用情報を受信する手段と、前記受信したクーポン利用情報に基づいて、前記素子IDに該当するユーザについてのクーポン利用履歴を前記ユーザデータベースに記録する手段とを備えることとしてもよい。
なお、本発明において、前記素子として、例えば、RFタグないし非接触ICチップを用いることができる。
ユーザ毎に、ユーザが所持する前記素子に固有の素子IDと、携帯端末のメールアドレスとが対応付けて記録されたユーザデータベースにアクセスするための第1アクセス手段と、
ホームページ毎に、ホームページのURLと、ホームページが提示する情報に関連する所在地を表す所在地情報とが対応付けて記録されたホームページデータベースにアクセスするための第2アクセス手段と、
店舗の店頭街頭等の各所に設置され、近傍にかざされた前記素子の内部に記憶された情報を読み出す機能を有する読取り機から、当該読取り機が前記素子から読取った前記素子IDを受信する受信手段と、
前記ホームページデータベースを参照して、前記所在地情報が、前記受信した素子IDの送信元である前記読取り機の所在地に適合するホームページのURLを抽出する抽出手段と、
前記ユーザデータベースを参照して前記受信した素子IDに対応するメールアドレスを取得し、該取得したメールアドレスを宛先として前記抽出したURLを含んだメールを送信するメール送信手段と、を備える。
本発明によれば、ユーザが所持する素子から読取り機で読取られた素子IDを、当該読取り機から受信する。そして、受信した素子IDに基づいてユーザのメールアドレスを取得し、そのメールアドレス宛に、読取り機の所在地(すなわち、ユーザの現在地)に適合した情報を提示するホームページのURLを送信する。したがって、本発明によれば、ユーザが所持する携帯端末に対して、ユーザの現在地に適合した情報を配信することができる。
また、本発明において、前記ユーザデータベースには、各ユーザの属性情報が更に記録されており、前記ホームページデータベースには、各ホームページが対象とするユーザの属性に関する対象ユーザ条件が更に記録されており、前記抽出手段は、前記ホームページデータベースを参照して、前記所在地情報が、前記受信した素子IDの送信元である前記読取り機の所在地に適合し、かつ、前記対象ユーザ条件が、前記受信した素子IDに該当するユーザの属性情報に適合するホームページのURLを抽出することとしてもよい。このようにすれば、ユーザの携帯端末に対して、ユーザの現在地に適合し、かつ、ユーザの性別、年齢、趣味等の属性に適合した情報を配信することができる。
また、本発明において、前記受信手段は、前記素子IDと共に当該素子IDを読取った読取り機に固有の読取り機IDを受信し、前記抽出手段は、前記読取り機の夫々について読取り機IDと所在地との対応関係が記録されたテーブルを参照して、前記受信した読取り機IDに基づいて当該読取り機の所在地を特定することとしてもよい。
また、本発明において、店舗の会計レジ装置から、当該店舗を利用したユーザが所持する素子の素子ID、当該店舗に固有の店舗ID、および、ユーザの利用金額を含む情報を受信する店舗利用情報受信手段と、前記利用情報受信手段が受信した店舗IDおよび利用金額を、前記利用情報受信手段が受信した素子IDに該当するユーザの店舗利用情報として前記ユーザデータベースに記録する店舗利用情報記録手段とを備えることとしてもよい。このようにすれば、ユーザが店舗を利用した履歴をユーザデータベースに記録することで、ユーザの趣味趣向を量るうえで有効な情報を得ることができる。
また、本発明において、前記ユーザデータベースには、各ユーザの所有ポイント数が記録されており、前記店舗利用情報受信手段が受信した店舗IDに該当する店舗について利用金額と付与ポイント数との対応関係が格納されたテーブルを参照して、前記利用情報受信手段が受信した利用金額に対応する付与ポイント数を取得するポイント数取得手段と、前記取得した付与ポイント数を前記ユーザデータベースに記録された所有ポイント数に加えることにより当該所有ポイント数を更新するポイント数更新手段とを備えることとしてもよい。このようにすれば、ユーザにポイントサービスを提供するにあたり、ユーザデータベースにてユーザの所有ポイントを管理することができる。
この場合、前記読み取り機から、素子IDを含んだポイント問合せ情報を受信する手段と、該受信したポイント問合せ情報に含まれる素子IDに該当する所有ポイント数を前記データベースから読み出して、前記ポイント問合せ情報の送信元である読み取り機へ送信する手段とを備えることとしてもよい。このようにすれば、ユーザが所持する素子に記憶されたポイント数を常に最新のポイント数に維持することができる。
また、前記ポイントが利用された店舗の端末から、利用されたポイント数、ポイントを利用したユーザの素子ID、および当該店舗の店舗IDを含むポイント利用情報を受信するポイント利用受信手段と、該受信したポイント利用情報に基づき、前記素子IDに該当するユーザについて、前記ユーザデータベースに記録されたポイント数から利用ポイント数を減じることにより当該ポイント数を更新するポイント更新手段と、前記更新後のポイント数を、前記店舗IDに該当する店舗の前記書込み機に送信する更新ポイント送信手段とを備えることとしてもよい。このようにすれば、ポイントサービスが利用された場合に、その利用ポイント数をユーザデータベースに記録されたポイント数から減じて更新することができる。また、更新後のポイント数を書込み機に送信することで、素子に記憶されたポイント数も更新することができる。
この場合、前記受信したポイント利用情報に基づいて、前記素子IDに該当するユーザのポイント利用履歴を前記ユーザデータベースに記録する手段を備えることとしてもよい。
また、本発明において、店舗の店頭や街頭等の各所に設置された情報検索端末から、ユーザの素子IDを含んだ情報要求を受信する情報要求受信手段と、前記ホームページデータベースを参照して、前記受信した情報要求に該当するホームページのURLを取得するURL取得手段と、前記ユーザデータベースを参照して前記受信した素子IDに対応するメールアドレスを取得し、前記取得したURLを含んだメールを、前記取得したメールアドレスを宛先として送信する手段とを備えることとしてもよい。
この場合、前記ホームページデータベースに記録されたホームページには、店舗で利用可能なクーポンを提供するクーポンページが含まれており、前記URL取得手段は、前記受信した情報要求がクーポンの要求である場合には、当該クーポンページのURLを取得することとしてもよい。
さらに、前記クーポンが店舗で利用された場合に、当該店舗に設置された前記読取り機から当該クーポンを利用したユーザの素子ID、利用ポイント数、および、当該店舗の店舗IDを含むクーポン利用情報を受信する手段と、前記受信したクーポン利用情報に基づいて、前記素子IDに該当するユーザについてのクーポン利用履歴を前記ユーザデータベースに記録する手段とを備えることとしてもよい。
なお、本発明において、前記素子として、例えば、RFタグないし非接触ICチップを用いることができる。
図1は、本発明の一実施形態である情報配信サービスシステムの全体構成図である。
図2は、顧客データベースに記録されたデータの構成を示す図である。
図3は、読取り機データベースに記録されたデータの構成を示す図である。
図4は、ホームページデータベースに記録されたデータの構成を示す図である。
図5は、加盟店データベースに記録されたデータの構成を示す図である。
図6は、顧客がRFタグを購入してから、会員登録するまでの処理の流れを示す図である。
図7は、会員登録を済ませた顧客が情報配信サービスを受ける場合の処理の流れを示す図である。
図8は、顧客が加盟店で商品購入や飲食等をして会計時にポイントを取得する場合の処理の流れを示す図である。
図9は、顧客がプレゼントページにアクセスしてポイントを利用する場合の処理の流れを示す図である。
図10は、顧客が加盟店のレジでポイントを金額に換算して料金割引サービスを受ける場合の処理の流れを示す図である。
図11は、顧客がタッチパネル付き端末装置を利用してクーポン等の情報を取得する場合の処理の流れを示す図である。
図12は、顧客がクーポンを利用する場合の処理の流れを示す図である。
図2は、顧客データベースに記録されたデータの構成を示す図である。
図3は、読取り機データベースに記録されたデータの構成を示す図である。
図4は、ホームページデータベースに記録されたデータの構成を示す図である。
図5は、加盟店データベースに記録されたデータの構成を示す図である。
図6は、顧客がRFタグを購入してから、会員登録するまでの処理の流れを示す図である。
図7は、会員登録を済ませた顧客が情報配信サービスを受ける場合の処理の流れを示す図である。
図8は、顧客が加盟店で商品購入や飲食等をして会計時にポイントを取得する場合の処理の流れを示す図である。
図9は、顧客がプレゼントページにアクセスしてポイントを利用する場合の処理の流れを示す図である。
図10は、顧客が加盟店のレジでポイントを金額に換算して料金割引サービスを受ける場合の処理の流れを示す図である。
図11は、顧客がタッチパネル付き端末装置を利用してクーポン等の情報を取得する場合の処理の流れを示す図である。
図12は、顧客がクーポンを利用する場合の処理の流れを示す図である。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態である情報配信サービスシステムの全体構成図である。本実施形態のシステムは、ユーザである予め登録された各顧客の携帯電話機10に対して、その現在位置に応じた情報の配信サービスを提供するものである。本実施形態のシステムにより携帯電話機10への情報配信を受けようとする顧客は、RFタグ12を購入する等して入手し、携帯電話機10のストラップに取り付けること等により常に携帯電話機10と共に持ち歩くようにしておく。RFタグ12は、非接触ICチップとも呼ばれる素子であり、その内部に記憶された情報を専用の読取り機により非接触(または軽く触れるだけ)で読み出すことができ、また、専用の書込み機によりRFタグ12の内部に非接触(または軽く触れるだけ)で情報を書き込むことができるようになっている。ただし、RFタグないし非接触ICチップ以外の同様の機能を有する素子を用いることもできる。
本実施形態では、RFタグ12に固有の識別情報(以下、タグIDという)を記憶させているが、タグIDに加えてそれ以外の情報を記憶させるようにしてもよい。また、本実施形態では、顧客の携帯電話機10に情報配信を行うものとして説明するが、これに限らず、例えばPDA等の携帯電話機以外の携帯端末へ情報配信を行うこととしてもよい。
図1に示す如く、本実施形態のシステムは、管理サーバー20を備えている。管理サーバー20には、インターネットあるいは専用回線等のネットワーク22を介して、レジ装置24、RFタグ読取り機26、およびタッチパネル付き端末装置30等が接続されている。なお、管理サーバー20は単一のコンピュータで構成されてもよいし、あるいは、相互に接続された複数のコンピュータにより構成されてもよい。
レジ装置24は、本実施形態の情報配信サービスに加盟する店舗(以下、加盟店という)の会計レジに設置された会計処理用の装置である。すなわち、レジ装置24は各顧客の利用内容(購入商品や飲食物等)および利用金額を集計して会計処理を行う。
RFタグ読取り機26は、各加盟店の会計レジや、商店街など繁華街の街頭、デパートやスーパーマーケット等の各所に設置されており、近傍にRFタグ12がかざされると、そのRFタグ12に記憶されたデータ(すなわちタグID)の読み出す機能を有する。なお、加盟店の会計レジに設置されたRFタグ読取り機26はレジ装置24に接続されて、レジ装置24との間でデータの授受を行えるようになっている。
タッチパネル付き端末装置30は、商店街など繁華街の街頭、デパートやスーパーマーケット等の各所に設置されており、ユーザがタッチパネル上で店舗情報や特典(クーポン)等の情報検索および情報要求を行うことができる。
なお、管理サーバー20は、会員登録サイトおよび顧客向けのサービスサイトを提供するWEBサーバーとしての機能も有している。会員登録サイトは、本システムによる情報配信サービスを受けるための会員登録用のサイトである。また、サービスサイトには、顧客が所持するポイント数を確認するためのポイント確認ページやポイントを利用して商品を取得するためのプレゼントページ等が設けられており、顧客はタグIDおよびパスワードによる認証を受けたうえでこれらのページにアクセスすることができる。
<データベース構成>
管理サーバー20には、顧客データベース32、読取り機データベース34、ホームページデータベース36、および、加盟店データベース38が設けられている。
図2は、顧客データベース32に記録されたデータの構成を示す。同図に示す如く、顧客データベース32には、本実施形態の情報配信サービスの提供を受ける各顧客について、タグID、パスワード、住所、氏名、性別、生年月日、連絡先電話番号、携帯電話メールアドレス、趣味、ポイント数、店舗利用履歴、ポイント利用履歴、情報取得履歴、クーポン利用履歴等が記録される。
タグIDは、顧客が所有するRFタグ12のIDである。本実施形態では、このタグIDにより各顧客を識別するようにしている。
ポイント数は、顧客が保有するポイント数を表す。後述するように、顧客が加盟店で商品購入や飲食等を行うと、その利用金額に応じてポイントが付与されるようになっており、顧客の現在の所有ポイント数を顧客データベース32に記録している。
店舗利用履歴は、顧客が加盟店を利用した履歴を表すデータであり、利用した加盟店の加盟店ID、購入商品や飲食物、利用日付、利用金額等が含まれている。
ポイント利用履歴は、顧客がポイントを利用した履歴を表す。後述するように、本実施形態ではポイントを希望の商品に交換したり、加盟店にてポイントに応じて料金を割り引いてもらうなど、ポイントを利用したサービスを受けられるようになっており、ポイント利用履歴には、このようなポイントの利用形態、利用加盟店、利用日付等が含まれている。
情報取得履歴は、顧客がタッチパネル付き端末装置30から要求して取得した加盟店情報やクーポン情報の履歴を表すデータであり、情報の取得日付、情報を取得した加盟店またはクーポンのID等が含まれている。
クーポン利用履歴は、顧客が取得して実際に利用したクーポンの履歴を表すデータであり、クーポンを利用した日付、クーポンを利用した加盟店の加盟店ID等が含まれている。
図3は、読取り機データベース34に記録されたデータの構成を示す。同図に示す如く、読取り機データベース34には、各RFタグ読取り機26のID(読取り機ID)および所在地等が記録されている。
図4は、ホームページデータベース36に記録されたデータの構成を示す。同図に示す如く、ホームページデータベース36には、各加盟店が運営する携帯電話向けホームページについて、URL、加盟店の所在地、対象顧客の年齢層、性別、趣味等の顧客属性条件、および、当該加盟店がクーポンを提供する場合にはそのクーポンの表示ページを表すURL等が記録されている。後述するように、本実施形態では、上記の加盟店所在地および顧客属性条件を参照して、顧客の現在地近辺に存在し、かつ、顧客の年齢、性別、趣味等の属性情報に適合した加盟店のホームページのURLを含んだメールを顧客の携帯電話機10宛に配信する。
図5は、加盟店データベース38に記録されたデータの構成を示す。同図に示す如く、加盟店データベース38には、各加盟店について加盟店IDおよびポイント換算テーブルが記録されている。ポイント換算テーブルには、利用金額と、その利用金額に応じて付与されるポイント数との対応関係が保持されている。
以下、本実施形態において行われる処理の内容について説明する。
<会員登録>
先ず、図6を参照して、顧客がRFタグ12を購入してから、会員登録を行うまでの処理の流れを説明する。図6に示す如く、顧客は、所定の販売店にてRFタグ12を購入する(S100)。RFタグ12には、そのタグIDおよび会員登録用メールアドレスが記載された用紙が添付されている。会員登録用メールアドレスは、管理サーバー20の運営者が管理するアドレスであり、当該アドレス宛に送信されたメールは管理サーバー20により受信される。
顧客は、携帯電話機10から、タグIDを含んだ電子メール(登録申込メール)を会員登録用メールアドレス宛に送信する(S102)。この電子メールを受信した管理サーバー20は、管理サーバー20内に設けられた会員登録サイトのURLを書き込んだメールを、当該登録申込メールの送信元アドレス(つまり携帯電話機10のアドレス)宛に返信する(S104)。顧客が返信メールに含まれるURLを選択して会員登録サイトへアクセスすると(S106)、管理サーバー20から携帯電話機10へ会員登録画面が送信される(S108)。会員登録画面には、住所、氏名、性別、生年月日、職業、連絡先電話番号、趣味、パスワード等の入力欄が含まれており、これらの各入力欄への入力データは管理サーバー20へ送信される(S110)。管理サーバー20は送信されてきたこれらのデータを、元の登録申込メールに含まれていたタグIDおよび携帯電話機10のメールアドレスと共に顧客データベース32に登録する(S112)。以上で、顧客の会員登録が完了する。
<情報配信>
次に、図7を参照して、会員登録を済ませた顧客が情報配信サービスを受ける場合の処理の流れについて説明する。会員登録を済ませた顧客は、RFタグ12を携帯電話機10のストラップ等に取り付ける。そして、外出先の加盟店店頭や街頭等に設置されたRFタグ読取り機26にRFタグ12をかざすと、RFタグ読取り機26は当該RFタグ12からタグIDを読み取る(S200)。タグIDを読み取ったRFタグ読取り機26は、そのタグIDを当該RFタグ読取り機26の読取り機IDと共に、管理サーバー20へ送信する(S202)。管理サーバー20は、顧客データベース32を参照して、送信されてきたタグIDに該当する顧客の生年月日、性別、趣味等の属性情報およびメールアドレスを取得する(S204)と共に、読取り機データベース34を参照して、送信されてきた読取り機IDに該当するRFタグ読取り機26の所在地を取得する(S206)。また、ホームページデータベース36を参照して、対象顧客条件が顧客の属性情報に適合し、かつ、加盟店所在地がRFタグ読取り機26の所在地(つまり顧客の現在地)の近辺であるホームページのURLを抽出する(S208)。なお、加盟店所在地が顧客の現在地の近辺であるかどうかは、例えば、町名が同一でありまたは隣接する町名であるか等に基づいて判断できる。あるいは、加盟店所在地として、情報配信の対象となる地域の地名のリストを記録しておき、顧客の現在地がその地名リストに含まれる場合に、顧客現在地の近辺であると判断してもよい。そして、上記のように抽出したURLを含んだメールを生成して、S204で取得したメールアドレス宛に送信する(S210)。顧客は、携帯電話機10で受信した上記メールに含まれるURLを選択することにより、該当するホームページにアクセスすることができる。
このように、本実施形態によれば、顧客は携帯電話機10のストラップ等に付けたRFタグ12を、加盟店や街頭等に設置されたRFタグ読取り機26にかざすだけで、現在地の近辺に存在し、かつ、顧客の趣味等の属性条件に適合した加盟店のホームページのURLを含んだメールの配信を受けることができる。したがって、顧客はメール表示画面上で、メールに含まれるURLを選択するだけで、近辺の加盟店のホームページにアクセスして情報を閲覧することができる。また、RFタグ12をRFタグ読取り機26で読み取ることにより顧客の現在地を判別するので、現在位置検出機能を持たない携帯電話機10に対して、顧客の現在地に応じた情報を配信することができる。
<ポイント取得>
次に、図8を参照して、顧客が加盟店で商品購入や飲食等をして会計時にポイントを取得する場合の処理の流れを説明する。顧客は加盟店での会計処理の際に、レジ脇に設置されたRFタグ読取り機26にRFタグ12をかざす。RFタグ読取り機26はかざされたRFタグ12からタグIDを読取り(S300)、そのタグIDをレジ装置24に出力する(S302)。レジ装置24は、購入商品、会計金額等の会計情報を、このレジ装置24が設置された加盟店の加盟店IDおよびRFタグ読取り機26から供給されたタグIDと共に、管理サーバー20へ送信する(S304)。
管理サーバー20は、送信されてきた上記データに基づいて以下の処理を行う。先ず、加盟店データベース38を参照して、加盟店IDに該当するポイント換算テーブルを読み出す(S306)。そして、読み出したポイント換算テーブルを参照して、会計金額に対応するポイント数を取得する。また、会計情報および加盟店IDに基づいて、顧客が利用した加盟店、利用金額、購入商品又は飲食物、利用日を特定し(ただし、利用日は現在日とする)、これらをタグIDで特定される顧客の店舗利用履歴として顧客データベース32に記録すると共に、上記取得したポイント数を登録済みのポイント数に加算することによりポイント数を更新する(S308)。
<ポイント数の確認>
顧客は、サービスサイトのポイント確認ページへアクセスしてタグIDを入力することにより所持するポイント数を確認することができる。すなわち、携帯電話機10からポイント確認ページへのアクセスが行われると、管理サーバー20は、顧客が入力したタグIDに該当するポイント数を顧客データベース32から読み出して、そのポイント数を表示する画面を携帯電話機10へ送信する。
また、顧客が加盟店に設置されたRFタグ読取り機26にRFタグ12をかざすと、RFタグ読取り機26はRFタグ12からタグIDを読み取って、管理サーバー20へ当該タグIDについてのポイント数を問い合わせる。管理サーバー20はこの問合せに応じて、顧客データベース32から該当するポイント数を読み出して、RFタグ読取り機26へ返送する。RFタグ読取り機26は、返送されてきたポイント数を画面に表示させる。これにより、加盟店側で顧客のポイント数を確認することもできる。なお、加盟店や街頭等に設置されたRFタグ読取り機26により顧客が自らポイント数を確認できるようにしてもよい。
<ポイントの利用>
次に、顧客が保有するポイントを利用する場合の処理の流れを説明する。本実施形態では、顧客がポイントを利用する形態として、▲1▼管理サーバー20内に設けられたサービスサイトのプレゼントページにアクセスして商品を取得する方法と、▲2▼加盟店のレジでポイントを金額に換算して割引サービスを受ける方法の2通りを想定している。
先ず、図9を参照して、▲1▼顧客がプレゼントページにアクセスしてポイントを利用する場合の処理の流れについて説明する。顧客が携帯電話機10からプレゼントページにアクセスすると(S400)、希望商品を選択するための商品選択画面が管理サーバー20から携帯電話機10へ送信される(S402)。この商品選択画面には、ポイント数毎に取得可能な商品のリスト、希望商品の選択欄、および、タグIDの入力欄が含まれている。顧客は、所持ポイントの範囲内で取得可能な商品の中から希望商品を選択すると共に、タグIDを入力する。選択された商品の識別情報はタグIDと共に管理サーバー20へ送信される(S404)。管理サーバー20は、顧客データベース32を参照してタグIDに該当する顧客のポイント数を読み出し(S406)、選択された商品が当該ポイント数で取得可能なものであることを確認したうえで、当該顧客の住所・氏名を顧客データベース32から読み出して(S408)、選択された商品の名称等と共に、画面表示やプリントアウトなどにより出力する(S410)。出力された顧客の住所・氏名、商品名等は、商品を顧客宛に配送するために用いられる。また、顧客データベース32に登録されているポイント数から、選択された商品に対応するポイント数が減じられることによりポイント数が更新される(S412)。さらに、商品取得に利用したポイント数、取得商品名、および、ポイント利用日を含むデータがポイント利用履歴として顧客データベース32に記録される(S414)。
なお、プレゼントサイトへのアクセス元端末は携帯電話機10に限らず、パソコン等の他の端末からプレゼントサイトへアクセスしても構わない。
次に、図10を参照して、▲2▼顧客が加盟店のレジでポイントを金額に換算して料金割引サービスを受ける場合の処理の流れについて説明する。顧客は、ポイントを利用して料金割引サービスを受けようとする場合、会計時にその旨を加盟店のレジ担当者に伝える。レジ担当者は、上記したようにRFタグ読取り機26にRFタグ12をかざしてタグIDを読み取らせる(S500)ことにより現在ポイント数を確認し、そのうち何ポイント分の利用を希望するかを顧客に尋ねる。そして、利用希望ポイント数を金額に換算してその換算額を利用代金から割引く。利用ポイント数は、加盟店ID、およびタグIDと共に管理サーバー20へ送信される(S504)。管理サーバー20は、これらの情報に基づき、顧客データベース32において、タグIDに該当する顧客のポイント数を更新すると共に、ポイント利用履歴を追記する(S506)。
<各種クーポン(特典)の取得等>
次に、図11を参照して、顧客がタッチパネル付き端末装置32を利用してクーポン等の情報を取得する場合の処理について説明する。タッチパネル付き端末装置32のディスプレイには、初期状態において、情報を検索するための検索画面が表示されている。顧客がこの検索画面で、例えば店舗のカテゴリーや所在地等の検索条件を指定すると(S600)、その検索条件が管理サーババー20に送信される(S602)。管理サーバー20は、ホームページデータベース36を参照して、検索条件に該当するホームページを抽出し(S604)、各ホームページの運営者である加盟店の名称、カテゴリー、所在地等を含む一覧をタッチパネル付き端末装置32へ送信して表示させる(S606)。一覧表示された加盟店のうちクーポンを発行する加盟店には、クーポン有りを示すマークが付されている。顧客は、タグIDを入力したうえで、上記の一覧表示から情報を希望する加盟店を選択し、あるいは、クーポンの取得を希望する場合は、クーポンマークを選択することにより情報要求を行う(S608)。これに応じて、要求された加盟店あるいはクーポンを示す情報が、タグIDと共に管理サーバー20へ送信される(S610)。管理サーバー20では、要求された加盟店またはクーポンのURLを特典情報データベースから読み出す(S612)と共に、タグIDに該当するメールアドレスを顧客データベース32から読み出す(S614)。そして、このメールアドレス宛に前記読み出したURLを含んだメールを送信する(S616)。また、管理サーバー20は、顧客が要求した加盟店またはクーポンのIDと日付とを当該顧客の情報取得履歴として顧客データベース32に記録する。
図12は、顧客がクーポンを要求して上記のメールを受信した後、そのクーポンを利用する場合の処理の流れを示す。上記のメールを受信した顧客は、そのメールに含まれるURLを選択することにより(S650)、希望した加盟店のホームページまたはクーポンの画面を携帯電話機10に表示させることができる(S652)。そして、クーポン画面を該当する加盟店で提示することにより、料金割引や景品贈呈等の特典サービスを受けることができる。クーポンが利用された加盟店では、RFタグ読取り機26により顧客のRFタグ12からタグIDが読み取られ(S654)、このタグIDが、クーポン利用があった旨および加盟店IDと共に、管理サーバー20へ送信される(S656)。管理サーバー20は、加盟店IDと日付とを、当該顧客のクーポン利用履歴として顧客データベース32に記録する(S658)。
<顧客情報の利用>
以上のように、顧客データベース32には、顧客の加盟店利用履歴、ポイント利用履歴、情報取得履歴、クーポン利用履歴等の情報が蓄積される。このため、これらの情報に基づいて、顧客の趣味嗜好やその変化を把握することができるので、加盟店に対して各顧客の消費行動に関する有益な情報を提供することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態である情報配信サービスシステムの全体構成図である。本実施形態のシステムは、ユーザである予め登録された各顧客の携帯電話機10に対して、その現在位置に応じた情報の配信サービスを提供するものである。本実施形態のシステムにより携帯電話機10への情報配信を受けようとする顧客は、RFタグ12を購入する等して入手し、携帯電話機10のストラップに取り付けること等により常に携帯電話機10と共に持ち歩くようにしておく。RFタグ12は、非接触ICチップとも呼ばれる素子であり、その内部に記憶された情報を専用の読取り機により非接触(または軽く触れるだけ)で読み出すことができ、また、専用の書込み機によりRFタグ12の内部に非接触(または軽く触れるだけ)で情報を書き込むことができるようになっている。ただし、RFタグないし非接触ICチップ以外の同様の機能を有する素子を用いることもできる。
本実施形態では、RFタグ12に固有の識別情報(以下、タグIDという)を記憶させているが、タグIDに加えてそれ以外の情報を記憶させるようにしてもよい。また、本実施形態では、顧客の携帯電話機10に情報配信を行うものとして説明するが、これに限らず、例えばPDA等の携帯電話機以外の携帯端末へ情報配信を行うこととしてもよい。
図1に示す如く、本実施形態のシステムは、管理サーバー20を備えている。管理サーバー20には、インターネットあるいは専用回線等のネットワーク22を介して、レジ装置24、RFタグ読取り機26、およびタッチパネル付き端末装置30等が接続されている。なお、管理サーバー20は単一のコンピュータで構成されてもよいし、あるいは、相互に接続された複数のコンピュータにより構成されてもよい。
レジ装置24は、本実施形態の情報配信サービスに加盟する店舗(以下、加盟店という)の会計レジに設置された会計処理用の装置である。すなわち、レジ装置24は各顧客の利用内容(購入商品や飲食物等)および利用金額を集計して会計処理を行う。
RFタグ読取り機26は、各加盟店の会計レジや、商店街など繁華街の街頭、デパートやスーパーマーケット等の各所に設置されており、近傍にRFタグ12がかざされると、そのRFタグ12に記憶されたデータ(すなわちタグID)の読み出す機能を有する。なお、加盟店の会計レジに設置されたRFタグ読取り機26はレジ装置24に接続されて、レジ装置24との間でデータの授受を行えるようになっている。
タッチパネル付き端末装置30は、商店街など繁華街の街頭、デパートやスーパーマーケット等の各所に設置されており、ユーザがタッチパネル上で店舗情報や特典(クーポン)等の情報検索および情報要求を行うことができる。
なお、管理サーバー20は、会員登録サイトおよび顧客向けのサービスサイトを提供するWEBサーバーとしての機能も有している。会員登録サイトは、本システムによる情報配信サービスを受けるための会員登録用のサイトである。また、サービスサイトには、顧客が所持するポイント数を確認するためのポイント確認ページやポイントを利用して商品を取得するためのプレゼントページ等が設けられており、顧客はタグIDおよびパスワードによる認証を受けたうえでこれらのページにアクセスすることができる。
<データベース構成>
管理サーバー20には、顧客データベース32、読取り機データベース34、ホームページデータベース36、および、加盟店データベース38が設けられている。
図2は、顧客データベース32に記録されたデータの構成を示す。同図に示す如く、顧客データベース32には、本実施形態の情報配信サービスの提供を受ける各顧客について、タグID、パスワード、住所、氏名、性別、生年月日、連絡先電話番号、携帯電話メールアドレス、趣味、ポイント数、店舗利用履歴、ポイント利用履歴、情報取得履歴、クーポン利用履歴等が記録される。
タグIDは、顧客が所有するRFタグ12のIDである。本実施形態では、このタグIDにより各顧客を識別するようにしている。
ポイント数は、顧客が保有するポイント数を表す。後述するように、顧客が加盟店で商品購入や飲食等を行うと、その利用金額に応じてポイントが付与されるようになっており、顧客の現在の所有ポイント数を顧客データベース32に記録している。
店舗利用履歴は、顧客が加盟店を利用した履歴を表すデータであり、利用した加盟店の加盟店ID、購入商品や飲食物、利用日付、利用金額等が含まれている。
ポイント利用履歴は、顧客がポイントを利用した履歴を表す。後述するように、本実施形態ではポイントを希望の商品に交換したり、加盟店にてポイントに応じて料金を割り引いてもらうなど、ポイントを利用したサービスを受けられるようになっており、ポイント利用履歴には、このようなポイントの利用形態、利用加盟店、利用日付等が含まれている。
情報取得履歴は、顧客がタッチパネル付き端末装置30から要求して取得した加盟店情報やクーポン情報の履歴を表すデータであり、情報の取得日付、情報を取得した加盟店またはクーポンのID等が含まれている。
クーポン利用履歴は、顧客が取得して実際に利用したクーポンの履歴を表すデータであり、クーポンを利用した日付、クーポンを利用した加盟店の加盟店ID等が含まれている。
図3は、読取り機データベース34に記録されたデータの構成を示す。同図に示す如く、読取り機データベース34には、各RFタグ読取り機26のID(読取り機ID)および所在地等が記録されている。
図4は、ホームページデータベース36に記録されたデータの構成を示す。同図に示す如く、ホームページデータベース36には、各加盟店が運営する携帯電話向けホームページについて、URL、加盟店の所在地、対象顧客の年齢層、性別、趣味等の顧客属性条件、および、当該加盟店がクーポンを提供する場合にはそのクーポンの表示ページを表すURL等が記録されている。後述するように、本実施形態では、上記の加盟店所在地および顧客属性条件を参照して、顧客の現在地近辺に存在し、かつ、顧客の年齢、性別、趣味等の属性情報に適合した加盟店のホームページのURLを含んだメールを顧客の携帯電話機10宛に配信する。
図5は、加盟店データベース38に記録されたデータの構成を示す。同図に示す如く、加盟店データベース38には、各加盟店について加盟店IDおよびポイント換算テーブルが記録されている。ポイント換算テーブルには、利用金額と、その利用金額に応じて付与されるポイント数との対応関係が保持されている。
以下、本実施形態において行われる処理の内容について説明する。
<会員登録>
先ず、図6を参照して、顧客がRFタグ12を購入してから、会員登録を行うまでの処理の流れを説明する。図6に示す如く、顧客は、所定の販売店にてRFタグ12を購入する(S100)。RFタグ12には、そのタグIDおよび会員登録用メールアドレスが記載された用紙が添付されている。会員登録用メールアドレスは、管理サーバー20の運営者が管理するアドレスであり、当該アドレス宛に送信されたメールは管理サーバー20により受信される。
顧客は、携帯電話機10から、タグIDを含んだ電子メール(登録申込メール)を会員登録用メールアドレス宛に送信する(S102)。この電子メールを受信した管理サーバー20は、管理サーバー20内に設けられた会員登録サイトのURLを書き込んだメールを、当該登録申込メールの送信元アドレス(つまり携帯電話機10のアドレス)宛に返信する(S104)。顧客が返信メールに含まれるURLを選択して会員登録サイトへアクセスすると(S106)、管理サーバー20から携帯電話機10へ会員登録画面が送信される(S108)。会員登録画面には、住所、氏名、性別、生年月日、職業、連絡先電話番号、趣味、パスワード等の入力欄が含まれており、これらの各入力欄への入力データは管理サーバー20へ送信される(S110)。管理サーバー20は送信されてきたこれらのデータを、元の登録申込メールに含まれていたタグIDおよび携帯電話機10のメールアドレスと共に顧客データベース32に登録する(S112)。以上で、顧客の会員登録が完了する。
<情報配信>
次に、図7を参照して、会員登録を済ませた顧客が情報配信サービスを受ける場合の処理の流れについて説明する。会員登録を済ませた顧客は、RFタグ12を携帯電話機10のストラップ等に取り付ける。そして、外出先の加盟店店頭や街頭等に設置されたRFタグ読取り機26にRFタグ12をかざすと、RFタグ読取り機26は当該RFタグ12からタグIDを読み取る(S200)。タグIDを読み取ったRFタグ読取り機26は、そのタグIDを当該RFタグ読取り機26の読取り機IDと共に、管理サーバー20へ送信する(S202)。管理サーバー20は、顧客データベース32を参照して、送信されてきたタグIDに該当する顧客の生年月日、性別、趣味等の属性情報およびメールアドレスを取得する(S204)と共に、読取り機データベース34を参照して、送信されてきた読取り機IDに該当するRFタグ読取り機26の所在地を取得する(S206)。また、ホームページデータベース36を参照して、対象顧客条件が顧客の属性情報に適合し、かつ、加盟店所在地がRFタグ読取り機26の所在地(つまり顧客の現在地)の近辺であるホームページのURLを抽出する(S208)。なお、加盟店所在地が顧客の現在地の近辺であるかどうかは、例えば、町名が同一でありまたは隣接する町名であるか等に基づいて判断できる。あるいは、加盟店所在地として、情報配信の対象となる地域の地名のリストを記録しておき、顧客の現在地がその地名リストに含まれる場合に、顧客現在地の近辺であると判断してもよい。そして、上記のように抽出したURLを含んだメールを生成して、S204で取得したメールアドレス宛に送信する(S210)。顧客は、携帯電話機10で受信した上記メールに含まれるURLを選択することにより、該当するホームページにアクセスすることができる。
このように、本実施形態によれば、顧客は携帯電話機10のストラップ等に付けたRFタグ12を、加盟店や街頭等に設置されたRFタグ読取り機26にかざすだけで、現在地の近辺に存在し、かつ、顧客の趣味等の属性条件に適合した加盟店のホームページのURLを含んだメールの配信を受けることができる。したがって、顧客はメール表示画面上で、メールに含まれるURLを選択するだけで、近辺の加盟店のホームページにアクセスして情報を閲覧することができる。また、RFタグ12をRFタグ読取り機26で読み取ることにより顧客の現在地を判別するので、現在位置検出機能を持たない携帯電話機10に対して、顧客の現在地に応じた情報を配信することができる。
<ポイント取得>
次に、図8を参照して、顧客が加盟店で商品購入や飲食等をして会計時にポイントを取得する場合の処理の流れを説明する。顧客は加盟店での会計処理の際に、レジ脇に設置されたRFタグ読取り機26にRFタグ12をかざす。RFタグ読取り機26はかざされたRFタグ12からタグIDを読取り(S300)、そのタグIDをレジ装置24に出力する(S302)。レジ装置24は、購入商品、会計金額等の会計情報を、このレジ装置24が設置された加盟店の加盟店IDおよびRFタグ読取り機26から供給されたタグIDと共に、管理サーバー20へ送信する(S304)。
管理サーバー20は、送信されてきた上記データに基づいて以下の処理を行う。先ず、加盟店データベース38を参照して、加盟店IDに該当するポイント換算テーブルを読み出す(S306)。そして、読み出したポイント換算テーブルを参照して、会計金額に対応するポイント数を取得する。また、会計情報および加盟店IDに基づいて、顧客が利用した加盟店、利用金額、購入商品又は飲食物、利用日を特定し(ただし、利用日は現在日とする)、これらをタグIDで特定される顧客の店舗利用履歴として顧客データベース32に記録すると共に、上記取得したポイント数を登録済みのポイント数に加算することによりポイント数を更新する(S308)。
<ポイント数の確認>
顧客は、サービスサイトのポイント確認ページへアクセスしてタグIDを入力することにより所持するポイント数を確認することができる。すなわち、携帯電話機10からポイント確認ページへのアクセスが行われると、管理サーバー20は、顧客が入力したタグIDに該当するポイント数を顧客データベース32から読み出して、そのポイント数を表示する画面を携帯電話機10へ送信する。
また、顧客が加盟店に設置されたRFタグ読取り機26にRFタグ12をかざすと、RFタグ読取り機26はRFタグ12からタグIDを読み取って、管理サーバー20へ当該タグIDについてのポイント数を問い合わせる。管理サーバー20はこの問合せに応じて、顧客データベース32から該当するポイント数を読み出して、RFタグ読取り機26へ返送する。RFタグ読取り機26は、返送されてきたポイント数を画面に表示させる。これにより、加盟店側で顧客のポイント数を確認することもできる。なお、加盟店や街頭等に設置されたRFタグ読取り機26により顧客が自らポイント数を確認できるようにしてもよい。
<ポイントの利用>
次に、顧客が保有するポイントを利用する場合の処理の流れを説明する。本実施形態では、顧客がポイントを利用する形態として、▲1▼管理サーバー20内に設けられたサービスサイトのプレゼントページにアクセスして商品を取得する方法と、▲2▼加盟店のレジでポイントを金額に換算して割引サービスを受ける方法の2通りを想定している。
先ず、図9を参照して、▲1▼顧客がプレゼントページにアクセスしてポイントを利用する場合の処理の流れについて説明する。顧客が携帯電話機10からプレゼントページにアクセスすると(S400)、希望商品を選択するための商品選択画面が管理サーバー20から携帯電話機10へ送信される(S402)。この商品選択画面には、ポイント数毎に取得可能な商品のリスト、希望商品の選択欄、および、タグIDの入力欄が含まれている。顧客は、所持ポイントの範囲内で取得可能な商品の中から希望商品を選択すると共に、タグIDを入力する。選択された商品の識別情報はタグIDと共に管理サーバー20へ送信される(S404)。管理サーバー20は、顧客データベース32を参照してタグIDに該当する顧客のポイント数を読み出し(S406)、選択された商品が当該ポイント数で取得可能なものであることを確認したうえで、当該顧客の住所・氏名を顧客データベース32から読み出して(S408)、選択された商品の名称等と共に、画面表示やプリントアウトなどにより出力する(S410)。出力された顧客の住所・氏名、商品名等は、商品を顧客宛に配送するために用いられる。また、顧客データベース32に登録されているポイント数から、選択された商品に対応するポイント数が減じられることによりポイント数が更新される(S412)。さらに、商品取得に利用したポイント数、取得商品名、および、ポイント利用日を含むデータがポイント利用履歴として顧客データベース32に記録される(S414)。
なお、プレゼントサイトへのアクセス元端末は携帯電話機10に限らず、パソコン等の他の端末からプレゼントサイトへアクセスしても構わない。
次に、図10を参照して、▲2▼顧客が加盟店のレジでポイントを金額に換算して料金割引サービスを受ける場合の処理の流れについて説明する。顧客は、ポイントを利用して料金割引サービスを受けようとする場合、会計時にその旨を加盟店のレジ担当者に伝える。レジ担当者は、上記したようにRFタグ読取り機26にRFタグ12をかざしてタグIDを読み取らせる(S500)ことにより現在ポイント数を確認し、そのうち何ポイント分の利用を希望するかを顧客に尋ねる。そして、利用希望ポイント数を金額に換算してその換算額を利用代金から割引く。利用ポイント数は、加盟店ID、およびタグIDと共に管理サーバー20へ送信される(S504)。管理サーバー20は、これらの情報に基づき、顧客データベース32において、タグIDに該当する顧客のポイント数を更新すると共に、ポイント利用履歴を追記する(S506)。
<各種クーポン(特典)の取得等>
次に、図11を参照して、顧客がタッチパネル付き端末装置32を利用してクーポン等の情報を取得する場合の処理について説明する。タッチパネル付き端末装置32のディスプレイには、初期状態において、情報を検索するための検索画面が表示されている。顧客がこの検索画面で、例えば店舗のカテゴリーや所在地等の検索条件を指定すると(S600)、その検索条件が管理サーババー20に送信される(S602)。管理サーバー20は、ホームページデータベース36を参照して、検索条件に該当するホームページを抽出し(S604)、各ホームページの運営者である加盟店の名称、カテゴリー、所在地等を含む一覧をタッチパネル付き端末装置32へ送信して表示させる(S606)。一覧表示された加盟店のうちクーポンを発行する加盟店には、クーポン有りを示すマークが付されている。顧客は、タグIDを入力したうえで、上記の一覧表示から情報を希望する加盟店を選択し、あるいは、クーポンの取得を希望する場合は、クーポンマークを選択することにより情報要求を行う(S608)。これに応じて、要求された加盟店あるいはクーポンを示す情報が、タグIDと共に管理サーバー20へ送信される(S610)。管理サーバー20では、要求された加盟店またはクーポンのURLを特典情報データベースから読み出す(S612)と共に、タグIDに該当するメールアドレスを顧客データベース32から読み出す(S614)。そして、このメールアドレス宛に前記読み出したURLを含んだメールを送信する(S616)。また、管理サーバー20は、顧客が要求した加盟店またはクーポンのIDと日付とを当該顧客の情報取得履歴として顧客データベース32に記録する。
図12は、顧客がクーポンを要求して上記のメールを受信した後、そのクーポンを利用する場合の処理の流れを示す。上記のメールを受信した顧客は、そのメールに含まれるURLを選択することにより(S650)、希望した加盟店のホームページまたはクーポンの画面を携帯電話機10に表示させることができる(S652)。そして、クーポン画面を該当する加盟店で提示することにより、料金割引や景品贈呈等の特典サービスを受けることができる。クーポンが利用された加盟店では、RFタグ読取り機26により顧客のRFタグ12からタグIDが読み取られ(S654)、このタグIDが、クーポン利用があった旨および加盟店IDと共に、管理サーバー20へ送信される(S656)。管理サーバー20は、加盟店IDと日付とを、当該顧客のクーポン利用履歴として顧客データベース32に記録する(S658)。
<顧客情報の利用>
以上のように、顧客データベース32には、顧客の加盟店利用履歴、ポイント利用履歴、情報取得履歴、クーポン利用履歴等の情報が蓄積される。このため、これらの情報に基づいて、顧客の趣味嗜好やその変化を把握することができるので、加盟店に対して各顧客の消費行動に関する有益な情報を提供することが可能となる。
Claims (16)
- 内部に記憶された情報を非接触で読み出し可能な素子を所持するユーザの携帯端末へ情報配信サービスを行うシステムであって、
ユーザ毎に、ユーザが所持する前記素子に固有の素子IDと、携帯端末のメールアドレスとが対応付けて記録されたユーザデータベースにアクセスするための第1アクセス手段と、
ホームページ毎に、ホームページのURLと、ホームページが提示する情報に関連する所在地を表す所在地情報とが対応付けて記録されたホームページデータベースにアクセスするための第2アクセス手段と、
店舗の店頭や街頭等の各所に設置され、近傍にかざされた前記素子の内部に記憶された情報を読み出す機能を有する読取り機から、当該読取り機が前記素子から読取った前記素子IDを受信する受信手段と、
前記ホームページデータベースを参照して、前記所在地情報が、前記受信した素子IDの送信元である前記読取り機の所在地に適合するホームページのURLを抽出する抽出手段と、
前記ユーザデータベースを参照して前記受信した素子IDに対応するメールアドレスを取得し、該取得したメールアドレスを宛先として前記抽出したURLを含んだメールを送信するメール送信手段と、を備えることを特徴とする情報配信サービスシステム。 - 請求項1記載の情報配信サービスシステムにおいて、
前記ユーザデータベースには、各ユーザの属性情報が更に記録されており、
前記ホームページデータベースには、各ホームページが対象とするユーザの属性に関する対象ユーザ条件が更に記録されており、
前記抽出手段は、前記ホームページデータベースを参照して、前記所在地情報が、前記受信した素子IDの送信元である前記読取り機の所在地に適合し、かつ、前記対象ユーザ条件が、前記受信した素子IDに該当するユーザの属性情報に適合するホームページのURLを抽出することを特徴とするシステム。 - 請求項1記載の情報配信サービスシステムにおいて、
前記受信手段は、前記素子IDと共に当該素子IDを読取った読取り機に固有の読取り機IDを受信し、
前記抽出手段は、前記読取り機の夫々について読取り機IDと所在地との対応関係が記録されたテーブルを参照して、前記受信した読取り機IDに基づいて当該読取り機の所在地を特定することを特徴とするシステム。 - 請求項1記載の情報配信サービスシステムにおいて、
店舗の会計レジ装置から、当該店舗を利用したユーザが所持する素子の素子ID、当該店舗に固有の店舗ID、および、ユーザの利用金額を含む情報を受信する店舗利用情報受信手段と、
前記利用情報受信手段が受信した店舗IDおよび利用金額を、前記利用情報受信手段が受信した素子IDに該当するユーザの店舗利用情報として前記ユーザデータベースに記録する店舗利用情報記録手段とを備えることを特徴とするシステム。 - 請求項4記載の情報配信サービスシステムにおいて、
前記ユーザデータベースには、各ユーザの所有ポイント数が記録されており、
前記店舗利用情報受信手段が受信した店舗IDに該当する店舗について利用金額と付与ポイント数との対応関係が格納されたテーブルを参照して、前記利用情報受信手段が受信した利用金額に対応する付与ポイント数を取得するポイント数取得手段と、
前記取得した付与ポイント数を前記ユーザデータベースに記録された所有ポイント数に加えることにより当該所有ポイント数を更新するポイント数更新手段とを備えることを特徴とするシステム。 - 請求項5記載の情報配信サービスシステムにおいて、
前記読み取り機から、素子IDを含んだポイント問合せ情報を受信する手段と、
該受信したポイント問合せ情報に含まれる素子IDに該当する所有ポイント数を前記データベースから読み出して、前記ポイント問合せ情報の送信元である読み取り機へ送信する手段とを備えることを特徴とするシステム。 - 請求項5記載の情報配信サービスシステムにおいて、
前記ポイントが利用された店舗の端末から、利用されたポイント数、ポイントを利用したユーザの素子ID、および当該店舗の店舗IDを含むポイント利用情報を受信するポイント利用受信手段と、
該受信したポイント利用情報に基づき、前記素子IDに該当するユーザについて、前記ユーザデータベースに記録されたポイント数から利用ポイント数を減じることにより当該ポイント数を更新するポイント更新手段とを備えることを特徴とするシステム。 - 請求項7記載の情報配信サービスシステムにおいて、
前記受信したポイント利用情報に基づいて、前記素子IDに該当するユーザのポイント利用履歴を前記ユーザデータベースに記録する手段を備えることを特徴とするシステム。 - 請求項1記載の情報配信サービスシステムにおいて、
店舗の店頭や街頭等の各所に設置された情報検索端末から、ユーザの素子IDを含んだ情報要求を受信する情報要求受信手段と、
前記ホームページデータベースを参照して、前記受信した情報要求に該当するホームページのURLを取得するURL取得手段と、
前記ユーザデータベースを参照して前記受信した素子IDに対応するメールアドレスを取得し、前記取得したURLを含んだメールを、前記取得したメールアドレスを宛先として送信する手段とを備えることを特徴とするシステム。 - 請求項9記載の情報配信サービスシステムにおいて、前記ホームページデータベースに記録されたホームページには、店舗で利用可能なクーポンを提供するクーポンページが含まれており、
前記URL取得手段は、前記受信した情報要求がクーポンの要求である場合には、当該クーポンページのURLを取得することを特徴とするシステム。 - 請求項10記載の情報配信サービスシステムにおいて、
前記クーポンが店舗で利用された場合に、当該店舗に設置された前記読取り機から当該クーポンを利用したユーザの素子ID、利用ポイント数、および、当該店舗の店舗IDを含むクーポン利用情報を受信する手段と、
前記受信したクーポン利用情報に基づいて、前記素子IDに該当するユーザについてのクーポン利用履歴を前記ユーザデータベースに記録する手段とを備えることを特徴とするシステム。 - 請求項1〜11のうち何れか1項記載の情報配信サービスシステムにおいて、前記素子は、RFタグないし非接触ICチップであることを特徴とするシステム。
- 内部に記憶された情報を非接触で読み出し可能な素子を所持する各ユーザの携帯端末に情報配信サービスを提供する情報配信サービスシステムであって、
店舗の店頭や街頭等の各所に設置され、近傍にかざされた前記素子の内部に記憶された情報を読み出す機能を有する読取り機と、該読取り機と通信可能に接続されたコンピュータシステムとにより構成され、該コンピュータシステムは、
ユーザ毎に、ユーザが所持する前記素子に固有の素子IDと、携帯端末のメールアドレスとが対応付けて記録されたユーザデータベースにアクセスするための第1アクセス手段と、
ホームページ毎に、ホームページのURLと、ホームページが提示する情報に関連する所在地を表す所在地情報とが対応付けて記録されたホームページデータベースにアクセスするための第2アクセス手段と、
店舗の店頭や街頭等の各所に設置され、近傍にかざされた前記素子の内部に記憶された情報を読み出す機能を有する読取り機から、当該読取り機が前記素子から読取った前記素子IDを受信する受信手段と、
前記ホームページデータベースを参照して、前記所在地情報が、前記受信した素子IDの送信元である前記読取り機の所在地に適合するホームページのURLを抽出する抽出手段と、
前記ユーザデータベースを参照して前記受信した素子IDに対応するメールアドレスを取得し、該取得したメールアドレスを宛先として前記取得したURLを含んだメールを送信するメール送信手段と、を備えることを特徴とする情報配信サービスシステム。 - 内部に記憶された情報を非接触で読み出し可能な素子を所持するユーザの携帯端末へ情報配信サービスを行う方法であって、コンピュータが、
店舗の店頭や街頭等の各所に設置され、その近傍にかざされた前記素子の内部に記憶された情報を読み出す機能を有する読取り機から、当該読み取り機が前記素子から読取った前記素子IDを受信する受信ステップと、
ホームページ毎に、ホームページのURLと、ホームページが提示する情報に関連する所在地を表す所在地情報とが対応付けて記録されたホームページデータベースを参照して、前記所在地情報が、前記受信した素子IDの送信元である前記読取り機の所在位置に適合するホームページのURLを抽出する抽出ステップと、
各ユーザについて、ユーザが所持する前記素子に固有の素子IDとメールアドレスとが対応付けて記録されたユーザデータベースを参照して、前記受信した素子IDに対応するメールアドレスを取得し、該取得したメールアドレスを宛先として前記取得したURLを含んだメールを送信するメール送信ステップと、を実行することを特徴とする情報配信サービス方法。 - コンピュータに請求項14記載の方法を実行させるためのプログラム。
- 請求項15記載のプログラムを記録した記録媒体。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2002/011219 WO2004040492A1 (ja) | 2002-10-29 | 2002-10-29 | 情報配信サービスシステム、方法及びその方法を実行させるプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2004040492A1 true JPWO2004040492A1 (ja) | 2006-03-02 |
Family
ID=32260008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004547984A Pending JPWO2004040492A1 (ja) | 2002-10-29 | 2002-10-29 | 情報配信サービスシステム、情報配信サービス方法、この方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、このプログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPWO2004040492A1 (ja) |
AU (1) | AU2002344598A1 (ja) |
WO (1) | WO2004040492A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
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JP5231084B2 (ja) * | 2008-05-20 | 2013-07-10 | 株式会社オックスプランニング | 電子広告配信システム及び方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002123755A (ja) * | 2000-10-10 | 2002-04-26 | Shunitsu Kin | 個客識別マーケティングの一元的統括システム |
JP2002279285A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-27 | Casio Comput Co Ltd | 来店促進システムおよび来店促進方法 |
JP2002300327A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | Nippon Telegraph & Telephone West Corp | 通信用端末の設置場所に応じたサービス情報を提供する通信システム及び該システムにおける通信方法 |
-
2002
- 2002-10-29 AU AU2002344598A patent/AU2002344598A1/en not_active Abandoned
- 2002-10-29 WO PCT/JP2002/011219 patent/WO2004040492A1/ja active Application Filing
- 2002-10-29 JP JP2004547984A patent/JPWO2004040492A1/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU2002344598A1 (en) | 2004-05-25 |
WO2004040492A1 (ja) | 2004-05-13 |
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