JP2001346270A - 情報システムおよび電子サービスガイド方法 - Google Patents

情報システムおよび電子サービスガイド方法

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JP2001346270A
JP2001346270A JP2000163786A JP2000163786A JP2001346270A JP 2001346270 A JP2001346270 A JP 2001346270A JP 2000163786 A JP2000163786 A JP 2000163786A JP 2000163786 A JP2000163786 A JP 2000163786A JP 2001346270 A JP2001346270 A JP 2001346270A
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JP2000163786A
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Akihiro Nonoyama
明広 野々山
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯機器と家庭内情報システムとの連携を図る
ことにより、様々な種類の家庭内電子機器を統一的な操
作で携帯機器から操作/制御する。 【解決手段】ホームサーバ100は、各家庭内電子機器
のUESGサーバからUESGオブジェクトを取得し、
それをホームサーバ100内の記憶装置に蓄積・保存す
る。これらUESGオブジェクトを用いることにより複
数種の家電機器機それぞれのサービスを統合的に案内す
ることができる。さらに、ホームサーバ100には、携
帯機器300との連係機能が設けられており、ホームサ
ーバ100と携帯機器300との間の通信により、複数
の家庭内電子機器それぞれのサービス案内に関する情報
をホームサーバ100から携帯機器300に提供するこ
とができる。これにより、様々な種類の家庭内電子機器
を統一的な操作で携帯機器から操作/制御することが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の家庭内電子機
器のサービスを利用するための情報システムおよび電子
サービスガイド方法に関し、特に家庭内情報システムの
構築に用いられる情報システムおよび電子サービスガイ
ド方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ユーザに対して情報を提示し
て操作を促す機構として、CS放送やCATV等の放送
事業者がEPG(電子番組ガイド:Electroni
c Program Guide)と呼ばれるナビゲー
ションシステム(EPGシステム)を実現している。こ
のEPGシステムの一例が特開平11−313291号
公報に開示されている。ユーザは、EPGシステムによ
り提供される番組案内情報により、新聞のテレビ番組
欄、テレビガイド情報誌等の外部情報に頼らずに、テレ
ビ番組(コンテンツ)の選択行うことが可能となる。
【0003】ところで、近年、高度な機能を実装するコ
ントローラやマイクロコンピュータが搭載された家庭内
機器が普及してきたことにより、家庭内情報システムの
構築が求められるようになった。家庭内情報機器とは、
従来の家電機器(冷蔵庫、電子レンジ、ステレオ、ビデ
オ、テレビなど)、ホームセキュリティ機器(ガス漏れ
検出器、窓センサなど)、パーソナルコンピュータ等で
ある。特開平11−168471号公報には、無線通信
機能を持つ端末で家庭内のエアコンなどの各種機器を制
御するシステムが開示されている。
【0004】家庭内情報システムの構築に際しては、テ
レビ、ビデオ、またそれらのリモコン等のように、ユー
ザにとって親しみのある機器を用いて家庭内電子機器の
操作を行えるようにすることが重要である。このため、
EPGシステムのようなナビゲーションシステムは家庭
内情報システムに好適なユーザインターフェースの1つ
であると考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のEPG
システムは、CS放送、CATV等の放送システム毎
に、互いに異なる形式の案内情報を番組データに多重化
して放送し、それを各放送システム専用の受信機にて受
信して表示するという仕組みであるため、複数の放送シ
ステムの案内情報を統括して案内を行うことは極めて難
しい。また、従来のEPGシステムはテレビ上の放送番
組案内システムとして独立したものとなっており、放送
番組以外の案内技術としての応用については考慮されて
いない。
【0006】また、家庭内情報システムの構築に際して
は、従来からの家庭内機器を情報システムに接続し組み
込めることを実現しなければならない。この場合も、機
能が限定されても同様な操作性が実現されなければなら
ない。家庭内機器以外にも、携帯電話や携帯情報機器の
普及により家庭内情報システムへのこれらの機器の接続
や組み込みによる連携動作を実現することが求められて
いる。
【0007】携帯機器を家庭内情報システムと連携させ
ることにより、外出先からの問い合わせが可能になるこ
とが想像できるが、現状ではまだ解決できていない。ま
た、屋内においても家庭内情報システムへの参加を可能
にすれば、個人の携帯機器が電話や情報ツールの枠を越
えて家庭内電子機器との連携等の応用が想定できるが、
現行の携帯電話機能ではローカルな環境との通信機能が
なく、また操作インターフェースについて統一された手
順がないため、家庭内電子機器との連携は実際上困難で
ある。
【0008】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、携帯機器と家庭内情報システムとの連携を図る
ことにより、様々な種類の家庭内電子機器を統一的な操
作で携帯機器から操作/制御することが可能な情報シス
テムおよび電子サービスガイド方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、携帯機器から複数種類の家庭内電子機器
のサービスを利用するための情報システムであって、前
記複数種の家庭内電子機器それぞれのサービスを案内
し、かつそのサービスの実行を制御する複数のサービス
情報を持つホームサーバを具備し、前記ホームサーバ
は、前記携帯機器と通信するための通信手段と、前記携
帯機器からの情報取得要求に応じて、前記複数種の家庭
内電子機器それぞれに対応する前記サービス情報に基づ
き前記複数種の家庭内電子機器のサービス一覧を生成
し、前記複数種の家庭内電子機器それぞれのサービス案
内に関する情報として前記携帯機器に送信するサービス
情報提供手段と、前記携帯機器からのサービス要求に基
づいて、そのサービス要求された家庭内電子機器を制御
する手段とを具備することを特徴とする。
【0010】この情報システムにおいては、複数の家庭
内電子機器それぞれのサービスを利用するために必要な
情報は、サービス情報として、統一化された所定の記述
形式で記述されており、ホームサーバは、複数の家庭内
電子機器それぞれに対応する複数のサービス情報を用い
ることにより、従来のEPGによる番組案内システムと
同様のインターフェースで、各種家庭内電子機器のサー
ビス案内を統合的に行うことができる。さらに、このホ
ームサーバには携帯機器との連携を図るための機能が設
けられており、ホームサーバと携帯機器との間の通信に
より、複数の家庭内電子機器それぞれのサービス案内に
関する情報をホームサーバから携帯機器に提供すること
ができる。よって、携帯機器は、ホームサーバにアクセ
スするだけで、複数の家庭内電子機器全てのサービスの
内容を知ることができるので、携帯機器から複数の家庭
内電子機器のサービスを利用することが可能となる。
【0011】また、前記ホームサーバに、前記携帯機器
からのサービス要求に基づいて、そのサービス要求され
た家庭内電子機器を制御する手段をさらに設けることが
好ましい。これにより、携帯機器からホームサーバに対
してサービス要求を送信することにより、そのサービス
要求された家庭内電子機器の制御がホームサーバによっ
て実行されるので、様々な種類の家庭内電子機器を統一
的な操作で携帯機器から操作/制御することが可能とな
る。
【0012】また、本情報システムを、クライアント/
サーバモデルによって実現することにより、拡張性を高
めることが可能となる。この場合、前記ホームサーバに
は、前記各家庭内電子機器からサービス情報を取得し、
その取得したサービス情報に基づいて前記各家庭内電子
機器のサービスを利用するためのガイダンス画面を表示
するとともに、そのガイダンス画面上の操作に従い前記
各家庭内電子機器に対してサービス要求を行うクライア
ントシステムを搭載し、前記各家庭内電子機器には、そ
の電子機器が提供するサービスに対応した電子サービス
ガイド情報を有し、前記クライアントシステムからの要
求に応じたサービスを実行するサーバシステムが搭載さ
れることになる。
【0013】さらに、携帯機器にもクライアントシステ
ムを搭載することが好ましい。これにより、ホームサー
バから取得したサービス情報に基づいて、各家庭内電子
機器のサービスを案内するためのガイダンス画面を携帯
機器のモニタ上に表示したり、また携帯機器を例えば家
庭内などで使用する場合には、携帯機器から直接的に各
家庭内電子機器を操作/制御することなどが可能とな
る。
【0014】また、前記サービス情報提供手段は、前記
複数の家庭内電子機器それぞれに対応するサービス情報
に基づいて、操作可能な電子機器のサービス一覧を示す
新たなサービス情報を生成する手段と、前記生成された
サービス情報を、前記複数の家庭内電子機器それぞれの
サービス案内に関する情報として、前記携帯機器に送信
する手段とを含むことを特徴とする。このように、複数
の家庭内電子機器それぞれのサービス案内に関する情報
として、操作可能な電子機器のサービス一覧を示す情報
を送信することにより、複数の家庭内電子機器それぞれ
に対応するサービス情報をそのまま全て携帯機器に送信
する場合に比べ、通信データ量の削減を図ることが可能
となる。
【0015】また、携帯機器としては前記クライアント
システムに完全対応したものだけでなく、クライアント
システムを搭載しないものや、一部のクライアントシス
テムの機能のみを有するものなども存在する。このた
め、前記ホームサーバには、携帯機器との通信によって
前記携帯機器の機種種別を判定したり、あるいは携帯機
器との通信によって前記携帯機器の能力を判定する手段
を設け、携帯機器の種別や能力に合わせて情報を加工し
た後に送信することが好ましい。
【0016】また、ホームサーバには、携帯機器との間
で認証処理を行う認証手段と、前記認証手段による認証
が成功した場合、前記携帯機器を前記情報システムのメ
ンバとして登録する手段とをさらに設けることが好まし
い。これにより、予め登録された特定の携帯機器に対し
てのみ家庭内電子機器の操作/制御サービスを提供する
ことが可能となり、セキュリティー性の向上を図ること
ができる。また、認証処理サービスは上述のサービス情
報の1つとして定義することが好ましい。これにより、
携帯機器から容易にホームサーバの認証処理サービスを
利用することが可能となる。
【0017】また、前記ホームサーバに通信接続された
携帯機器からはその存在を示す所定の存在確認メッセー
ジが定期的に送信されるように構成し、前記ホームサー
バには、前記存在確認メッセージの有無を検出する手段
と、前記存在確認メッセージの送信が途絶えたことが検
出された場合、前記携帯機器を前記情報システムのメン
バから削除する手段とをさらに設けることにより、明示
的な操作を行うことなく、携帯機器の情報システムへの
参加/脱退を動的に制御することが可能となる。
【0018】また、前記携帯機器にサーバシステムを搭
載して、携帯機器内に記録されている使用者の個人情報
等をその携帯機器のサービス情報としてホームサーバに
登録できるようにしても良い。この場合、前記ホームサ
ーバには、前記情報システムの各メンバから取得したサ
ービス情報を記憶する記憶手段と、前記携帯機器から個
人情報を取得した場合、その取得した個人情報を暗号化
して前記記憶手段に登録する手段とをさらに設け、個人
情報の秘匿化を図ることが望ましい。
【0019】また、前記ホームサーバには、前記サーバ
システムが搭載されていない家庭内電子機器に対応する
サービス情報を保持し、前記サーバシステムが搭載され
ていない家庭内電子機器の代理サーバシステムとして機
能する代理サーバ手段をさらに設けることが好ましい。
これにより、サーバシステムが搭載されていない既存の
家庭内電子機器についても、情報システムのメンバとし
て使用することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る情報システムについて説明する。本情報
システムは、テレビ番組案内だけでなく、それ以外のあ
らゆる種類のサービスを統合的にガイドするための統合
電子サービスガイドシステムであり、以下、UESGシ
ステム(UESG:Universal Electronic Service Gui
de)と称することにする。ここで、サービスとは、テレ
ビ放送のような番組選択から家庭内の家電製品の制御ま
で、ガイダンスにより操作、決定される対象をさす。す
なわち、テレビ放送、電子商取引(EC)サービス、ゲ
ームサービス、ホームセキュリティサービス、家電制御
サービスなどのあらゆるサービスが、本UESGシステ
ムのガイド対象となる。本UESGシステムの基本的な
特徴は、以下の通りである。
【0021】(1)従来のEPGシステムにおける番組
案内情報の代わりに、統合電子サービスガイド・オブジ
ェクトを利用する。これは、サービスの種類が異なる複
数種のサービス提供システムそれぞれのサービスの案内
に必要な情報を統一形式で記述したサービス情報であ
り、サービス案内およびその操作(サービス制御)に必
要なデータとその振る舞いを定義している。以下、統合
電子サービスガイド・オブジェクトをUESGオブジェ
クトと称する。
【0022】(2)本UESGシステムは、UESGサ
ーバとUESGクライアントとからなるクライアント/
サーバモデルによって構築されている。UESGサーバ
は、UESGオブジェクトを一つ以上蓄積しているサー
バであり、UESGクライアントによるサービスガイド
の対象となる。UESGクライアントは、UESGサー
バの持っているUESGオブジェクトを1つ以上蓄積
し、それらUESGオブジェクトを統合して、ガイダン
スする能力を持つ。例えばパーソナルコンピュータやT
V等のような表示能力を持つ機器が、UESGクライア
ントとなる。
【0023】(3)UESGクライアントは、家庭内の
UESGサーバからは家庭内ネットワークを介してUE
SGオブジェクトを取得することができ、また家庭外の
UESGサーバからはインターネットなどの家庭外ネッ
トワークを介してUESGオブジェクトを取得すること
ができる。
【0024】(4)UESGクライアントは、個々のU
ESGサーバの保持するUESGオブジェクトを取得
後、それを利用して、UESGサーバの持つサービスの
ガイダンスと制御をすることができる。
【0025】(5)UESGクライアントはUESGサ
ーバ機能を兼ね備えるものと、そうでないものに分類さ
れる。UESGサーバ機能を持つものは、そのUESG
クライアントが集めたUESGオブジェクトを、他のU
ESGクライアントへ提供することができる。また、U
ESGサーバには、UESGオブジェクトの提供のみを
行うものと、UESGオブジェクトの提供機能と実際の
サービス提供機能とを兼ね備えたものとがある。
【0026】(サービス情報の体系化)次に、図1を参
照して、UESGオブジェクトによるサービス情報の定
義について説明する。UESGオブジェクトは、サービ
スに依存しない統一的表現を必要とするため、サービス
情報を体系化する必要がある。そのため、サービス情報
の構造を以下のようにする。
【0027】1.一つ以上のサービス提供事業者が集ま
ったサービス提供システムを示すリスト 2.サービス提供システム毎に、その中でのサービス提
供事業者と、それが持つサービスタイプを示すリスト 3.サービス提供システム毎に、その中での実際の個々
のサービスを示すリスト 4.個々のサービスの中の時系列イベントを示すリスト この4点を模式化して示したものが図1である。図1に
おいては、サービス提供システム(1)には1〜4の4
つのサービス提供事業者が含まれている。サービス提供
事業者(1)が提供可能なサービス種別(サービスタイ
プ)はタイプAであり、現在はタイプAの4つのサービ
スを提供している。サービス(1)には、それを構成す
る1〜8の8つの時系列イベントが含まれている。同様
に、サービス提供事業者2が提供可能なサービス種別
(サービスタイプ)はタイプBとタイプCであり、現在
はタイプBの2つのサービスとタイプCの1つのサービ
スを提供している。なお、図においては、サービス提供
事業者(1)以外のイベントリストについては省略して
いる。
【0028】同様にして、各サービス提供システム内
で、各サービス提供事業者毎にサービスを定義すること
ができる。
【0029】このように、サービス提供システム、提供
事業者、サービス、イベントという体系化された構造で
サービス定義を記述したものが上述のUESGオブジェ
クトである。このUESGオブジェクトによるサービス
定義を用いることにより、あらゆる種類のサービスを統
一的にガイダンスすることが可能となる。
【0030】サービス提供システムの分類としては、具
体的には、BSデジタル放送システム、CSデジタル放
送システム、地上波放送システム、インターネット放送
システム、家電制御サービス提供システム(冷蔵庫、電
子レンジ、エアコン、ステレオ、ビデオ、テレビなど制
御サービス)、ECサービス提供システム、ゲームサー
ビス提供システム(ゲームソフトのダウンロードサービ
ス、通信による対戦ゲームサービス)、ホームセキュリ
ティサービス提供システム(ガス漏れ検出、鍵の開閉、
玄関監視等のサービス)等が挙げられる。
【0031】サービス提供事業者のリストには、例えば
BSデジタル放送システムというサービス提供システム
の場合には、各BSデジタル放送事業者が含まれること
になる。サービスタイプとは、BSデジタル放送システ
ムの場合、デジタルテレビサービス、デジタル音声サー
ビス、臨時映像サービス、データサービス等となる。ま
た、サービスタイプは、サービス提供システム毎に共通
の名前を利用し、さらにサービス提供システム毎にその
名前を規定することができる。
【0032】サービスは、例えばBSデジタル放送シス
テムでは、視聴者が見るチャンネル(サービス)の情報
と等価と考えられる。時系列イベントは、例えばBSデ
ジタル放送システムでは、あるチャンネルのイベント
(番組)のタイムテーブルとそのイベント情報に相当す
る。サービスそれ自体が、1つのイベントとなることも
考えられる。また、イベント情報には、そのサービスを
呼び出すためのURL情報などのサービス所在情報も含
むことができる。
【0033】(UESGオブジェクト)UESGオブジ
ェクトにおいては、情報をXMLで定義し、オブジェク
トの動作をJavaで定義することにより、サービス情
報が記述される。ここで、UESGオブジェクトとして
のXML文書について説明する。
【0034】XMLは、自由にタグを拡張できるマーク
アップ言語であり、DTD(Document Type Definitio
n)によって、その文書の文法を定めることができる。
ここでは、UESGオブジェクトとしてのXML文書を
定義するために、UESG DTDを定義し、その規定
に沿ったXML文書をUESG XML文書(=UES
Gオブジェクト)とする。UESGオブジェクトの概要
を図2に示す。
【0035】UESGオブジェクトは、Netlist
エレメント、BITエレメント、SDTエレメント、E
ITエレメントを含む。本DTDでは、Netlist
エレメントがサービス提供システムリスト、BITエレ
メントがサービス提供事業者及びそのサービスタイプの
リスト、SDTエレメントがサービスリスト、EITエ
レメントがイベントリストに対応している。すなわち、
各エレメントの内容は次の通りである。
【0036】・Netlistエレメント: 1つのN
etlistエレメントはサービス提供システムのリス
トを持つ。また、各サービス提供システム毎にSDTエ
レメントとBITエレメントの参照先の情報を持つ。
【0037】・BITエレメント: 1つのBITエレ
メントは、1つのサービス提供システムが持つサービス
提供事業者のリスト情報を持つ。また、サービス提供事
業者毎に、そのサービス提供事業者が持つサービスタイ
プのリスト情報、及びそのタイプ毎の事業者情報を持
つ。
【0038】・SDTエレメント: 1つのSDTエレ
メントは、サービス提供システムの提供するサービスの
リスト情報を持つ。各サービスは、その構成やサービス
に関する情報を持つ。また、各サービスはBITエレメ
ント内の各サービス提供事業者とリンクされており、相
互に参照される。
【0039】・サービスは、必要に応じ、時系列にイベ
ントとして分類することができる。単位時間当たりのイ
ベント情報はEITエレメント内に収められ、SDTエ
レメントから参照される。単位時間を3時間としたと
き、1つのサービスは1日(24時間)に対して、8つ
のEITエレメントを持つ。EITエレメントは、単位
時間当たりのイベント情報を持つ。
【0040】各サービス、イベントの情報として代表的
なものは、以下のものが考えられる。 ・サービス名 ・有効期限 ・バージョン情報 ・サービスタイプ ・サービス所在情報(URL) ・サービス構成情報 ・イベント名 ・イベント開始時間 ・イベント持続時間 ・ジャンル情報 ・言語情報(日本語、英語など) (ガイダンス画面)次に、図3を参照して、本UESG
システムによって提供されるガイダンス画面の一例につ
いて説明する。ガイダンス画面は、複数種のサービス提
供システムそれぞれのサービスを案内するためのもので
あり、UESGクライアントによってTV、またはパー
ソナルコンピュータ等の情報端末のモニタに表示され
る。
【0041】図3のガイダンス画面は、TVの番組案内
を行う従来のEPGシステムと同様、使用者によるリモ
コン操作などによって操作可能なものである。このガイ
ダンス画面上には図示のように「サービス提供システム
切り替えボタン」が配されており、ボタン操作により、
ガイダンス対象のサービスシステムを切り替えることが
できる。例えば、「サービス提供システム切り替えボタ
ン」により「BSデジタル放送」を選択した場合にはB
Sデジタル放送のサービス案内が表示され、同様に、
「地上波アナログ放送」を選択した場合には地上波アナ
ログ放送のサービス案内が表示され、「家電制御」を選
択した場合には家電制御に関するサービス案内が表示さ
れる。また、表示されたサービス一覧からサービスを選
択することにより、そのサービスを呼び出して実行する
ことができる。例えば、TV放送の場合にはチューナを
制御することによって番組選択や音量調整を行うことが
でき、また家電制御の場合には例えばエアコンの温度調
整などのサービスを実行することができる。
【0042】(クライアント/サーバ)次に、図4を参
照して、USEGクライアントとUSEGサーバの実装
例について説明する。
【0043】USEGクライアントとUSEGサーバ間
の通信には、基本的にはHTTPプロトコルを使用す
る。USEGクライアント側には、上位層として例えば
WEBブラウザなどを含むUESGナビゲーションアプ
リケーションが実装され、またUSEGサーバ側には、
例えばWEBサーバなどのUESGサーバアプリケーシ
ョンが実装される。UESGナビゲーションアプリケー
ションは、UESGオブジェクトの取得機能や、ユーザ
に対してガイダンスを提供する機能を有する。UESG
サーバアプリケーションは、UESGナビゲーションア
プリケーションから要求されたUESGオブジェクト
を、UESGデータベースの中から読み出してUSEG
クライアントに送信する。また、家庭内のUESGサー
バに搭載されるUESGサーバアプリケーションには、
USEGクライアント側からの要求に応じて機器制御を
行う機能も搭載される。
【0044】UESGオブジェクトの伝送はインターネ
ットプロトコルにより実現するため、下位層はローカル
ネットワークシステム(IEEE802.3、電灯線使
用LAN、電話線使用LAN)、無線ネットワーク(I
EEE802.11、BlueTooth、etc)、
赤外線通信(IEEE802.11、IrDA、et
c)等で実現される。また、携帯電話等からの電話回線
網や携帯電話網、無線アクセス網を経由して通信するこ
ともできる。
【0045】ここで、UESGナビゲーションアプリケ
ーションの具体的な機能について説明する。
【0046】すなわち、ナビゲーションアプリケーショ
ンには、サービスガイド機能、UESGオブジェクト蓄
積機能、サービス制御機能が設けられている。
【0047】サービスガイド機能部は、UESGサーバ
それぞれから取得した複数のUESGオブジェクトに基
づき異なる複数のサービスを統合的にガイダンスする。
ガイダンス画面はTVのモニタ上に表示される。サービ
ス制御機能は、UESGオブジェクトに含まれているサ
ービス情報をもとに、各家電機器のサービスを遠隔制御
する機能を提供する。サービス制御は、JAVA(登録
商標)ランタイム環境を用いて実行される。すなわち、
UESGオブジェクト内のURL等で指定されるUES
Gサーバからjavaプログラムをダウンロードし、そ
れをJAVAランタイム環境を用いて実行することによ
り、サービス制御の手続きが行われる。
【0048】UESGオブジェクト蓄積機能は、htt
pクライアントを通じて、インターネット上のUESG
サーバや、家庭内のUESGサーバから自分の欲するU
ESGオブジェクトをhttpプロトコルにより取得
し、それをファイルシステム等を介して自身の持つ記憶
領域(HDDなど)へ保存・蓄積する。
【0049】(家庭内情報システム)次に、図5を参照
して、本UESGシステムを用いて構築した家庭内情報
システムの構成について説明する。本家庭内情報システ
ムは、複数種の家庭内電子機器(TV、ビデオ、エアコ
ン、冷蔵庫、セキュリティー機器、等)のサービスをE
PGと同様のガイダンス画面上で案内するとともに、そ
のガイダンス画面上の操作で各家庭内電子機器を制御で
きるようにしたものであり、図示のように、ホームサー
バ内蔵テレビ100と、複数の家庭内電子機器(クーラ
ー200a、ガス漏れや戸締まり等の感知装置200
b、冷蔵庫200c、電子レンジ200d、ステレオセ
ット200c、ビデオ装置200fなど)と、個人携帯
情報機器300とから構成されている。
【0050】ホームサーバ内蔵テレビ100は、複数の
家庭内電子機器それぞれのサービスを統合的に案内及び
制御するためのホームサーバ機能を実装したTV受像機
であり、ホームサーバ部101とTV受像機部102か
ら実現されている。ホームサーバ部101には、複数の
家庭内電子機器それぞれに実装されたUESGサーバか
らUESGオブジェクトを取得し、それらUESGオブ
ジェクトに従ってガイダンス画面の表示を行うUESG
クライアント機能が実装されている。これにより、使用
者は、複数の家庭内電子機器のサービス(TV番組案内
も含む)をTV画面上で見たり、そのサービスに対する
操作を行うことが可能となる。さらに、ホームサーバ部
101のUESGクライアントは、JAVAランタイム
環境を持ち、各家庭内電子機器のUESGサーバなどか
らJAVAプログラムをダウンロードして実行すること
により、ユーザ操作で指定された各家庭内電子機器に対
する制御を行うことができる。
【0051】また、ホームサーバ部101には、複数の
家庭内電子機器それぞれから取得したUESGオブジェ
クトを、個人携帯情報機器300などの他のUESGク
ライアントに対して提供するUESGサーバ機能も設け
られている。このUESGサーバ機能は、インターネッ
ト等を通じてホームサーバ100に通信接続された個人
携帯情報機器300からの要求により、複数の家庭内電
子機器それぞれのサービスの案内に関する情報をその携
帯情報機器300にまとめて提供する機能である。これ
により、携帯情報機器300は、家庭外においても、ダ
イアルアップなどを利用して電話網を通じてホームサー
バ部101に通信接続するだけで、全ての家庭内電子機
器それぞれのサービス案内に関する情報をまとめて取得
してそれを携帯情報機器300のモニタに表示すること
ができる。なお、以下では、このホームサーバ内蔵テレ
ビ100を単にホームサーバ100と称することにす
る。
【0052】複数の家庭内電子機器(クーラー200
a、感知装置200b、冷蔵庫200c、電子レンジ2
00d、ステレオセット200c、ビデオ装置200f
など)は、ホームサーバ100によって制御可能な家電
機器であり、家庭内ネットワークを通じてホームサーバ
100に接続されている。この家庭内ネットワークは、
例えばローカルネットワークシステム(IEEE80
2.3、電灯線使用LAN、電話線使用LAN)、無線
ネットワーク(IEEE802.11、BlueToo
th、etc)、赤外線通信(IEEE802.11、
IrDA、etc)等で実現されている。
【0053】各家庭内電子機器(クーラー200a、感
知装置200b、冷蔵庫200c、電子レンジ200
d、ステレオセット200c、ビデオ装置200fな
ど)には、UESGサーバ機能とそれに伴うネットワー
ク接続機能とが実装されている。例えば、クーラー20
0aは、温度調整や風量調整等のサービスを提供するも
のであり、そのクーラー200aのサービスに対応した
UESGオブジェクトを有するUESGサーバがクーラ
ー200aに実装されている。また、クーラー200a
のUESGサーバは、httpサーバ機能を持ち、UE
SGクライアントからの要求により、自身の持つサービ
ス群のUESGオブジェクトおよび温度調整や風量調整
等のサービス制御に必要なJAVAプログラムを家庭内
ネットワークを通じてUESGクライアントに提供する
ことができる。他の感知装置200b、冷蔵庫200
c、電子レンジ200d、ステレオセット200c、ビ
デオ装置200fについても、クーラー200aと同様
のUESGサーバ機能を有している。
【0054】個人携帯情報機器300は例えば携帯電話
やPDA等の携帯機器であり、ここにはUESGクライ
アント機能が実装されている。個人携帯情報機器300
のUESGクライアントは、ホームサーバ100に接続
することにより、そこに蓄積されている各USEGサー
バのUESGオブジェクトをまとめて取得することがで
きる。さらに、個人携帯情報機器300のUESGクラ
イアントはJAVAランタイム環境を持ち、各家庭内電
子機器のUESGサーバやホームサーバ100などから
JAVAプログラムをダウンロードすることにより、各
家庭内電子機器の制御を直接、あるいはホームサーバ1
00を介して行うことができる。
【0055】また個人携帯情報機器300には、決済情
報等の秘匿性の高い様々な個人情報等をホームサーバ1
00に記録しておき、必要に応じてその内容をホームサ
ーバ100から取得して個人携帯情報機器300のモニ
タ上で閲覧するための機能も搭載されている。
【0056】図5の家庭内情報システムの基本動作は次
の通りである。
【0057】1)ホームサーバ100は、各家庭内電子
機器のUESGサーバからUESGオブジェクトを取得
し、それをホームサーバ100内の記憶装置に蓄積・保
存する。ホームサーバ100のTV受像機102にUE
SGサーバ機能を実装している場合には、TV放送番組
の案内やチャネル選択に関するUESGオブジェクトも
一緒に取得されることになる。
【0058】2)ホームサーバ100は、各情報を統一
的にガイダンスする。この場合、ガイダンス対象のサー
ビスは例えば以下のように分類・整理される。
【0059】 地上波 1CH XXX放送 ニュースチャンネル 地上波 2CH YYY放送 ドラマチャンネル 地上波 3CH ZZZ放送 スポーツチャンネル ・ ・ BSデジタル 1CH AAA放送 映画チャンネル BSデジタル 2CH BBB放送 エンターテイメントチャンネル ・ ・ クーラー 1CH COO1 クーラー状態監視チャンネル クーラー 2CH COO2 クーラー操作チャンネル ビデオ 1CH A/V1 ビデオ状態監視チャンネル ビデオ 2CH A/V2 ビデオ操作チャンネル Home Sec 1CH HS1 ガス漏れ監視チャンネル Home Sec 2CH HS2 戸締まり監視チャンネル これらのサービスは、従来のEPG画面と同様のガイダ
ンス画面上でガイダンスされる。放送サービスに関して
は、ユーザによるサービス選択時には、該放送サービス
の映像が表示される。放送以外のサービスでは、例え
ば、クーラー制御サービスの場合はそのサービス選択時
には、そのサービスの案内情報が表示され、サービス操
作時には、概サービス用のサービスプログラムがjav
aプログラムとしてクーラー200aのUESGサーバ
からホームサーバ100のUESGクライアントにダウ
ンロードされ操作可能となる。ユーザ操作に基づくサー
ビスへの指示は、メッセージとして該当UESGサーバ
に送られ、UESGサーバでは、サービス機能が実行さ
れる。
【0060】3)個人携帯情報機器300のUESGク
ライアントからインターネット等を通じてUESGオブ
ジェクトの取得が要求された場合、ホームサーバ100
は、複数の家庭内電子機器それぞれのUESGオブジェ
クトを個人携帯情報機器300に提供する。この場合、
実際には、ホームサーバ100内で、複数の家庭内電子
機器それぞれのサービス一覧を示す新たなUESGオブ
ジェクトがUESGオブジェクト一覧として生成され、
それが個人携帯情報機器300に送られることになる。
これにより、個人携帯情報機器300のモニタにも、ホ
ームサーバ100と同様のガイダンス画面を容易に表示
することができる。
【0061】4)個人携帯情報機器300は家庭内にお
いては各家庭内電子機器のUESGサーバを直接制御で
きるが、家庭外においては、ホームサーバ100を経由
して、各家庭内電子機器のUESGサーバを制御する。
すなわち、個人携帯情報機器300のモニタ上でユーザ
によってサービス要求の操作がなされると、その情報は
ホームサーバ100に送られる。ホームサーバ100
は、個人携帯情報機器300からのサービス要求に基づ
き、該当するUESGサーバにメッセージを送り、サー
ビス機能の実行を促す。サービス結果、例えば戸締まり
状態等の状態監視サービスの場合には、現在の状態情報
がUESGサーバによって取得され、それがホームサー
バ100を介して個人携帯情報機器300に送られる。
【0062】このように、ホームサーバ100は、個人
携帯情報機器300と家庭内情報システムとを連携させ
るための一種のゲートウェイとして動作する。この場
合、ホームサーバ100は、インターネットなどの家庭
外ネットワークからの受け口としても機能するので、個
人携帯情報機器300はインターネットなどの家庭外ネ
ットワークを通じてホームサーバ100に接続するだけ
で、各家庭内電子機器それぞれのサービスを利用するた
めのUESGオブジェクトを取得できる。
【0063】(ホームサーバ100と個人携帯情報機器
300との間の通信機能)次に、図6を参照して、ホー
ムサーバ100と個人携帯情報機器300との間の通信
機能について説明する。前述したように、個人携帯情報
機器300は各種個人情報等の提供元としてのUESG
サーバ機能も有するので、ホームサーバ100と個人携
帯情報機器300との間においては情報を双方向で授受
できる仕組みが必要とされる。また、個人携帯情報機器
300を家庭内情報システムに参加させる場合には、個
人携帯情報機器300の認証をホームサーバ100内で
行うことが必要となる。この認証においても、双方向通
信の機能が必要とされる。これを実現するため、ホーム
サーバ100と個人携帯情報機器300との間のUES
Gシステムは以下のように実装される。
【0064】1)UESGシステムで使用するインター
ネットプロトコルは、前述したように、基本的にはHT
TPプロトコルである。このため、通信の関係はクライ
アント/サーバの関係となり実装が容易な利点がある
が、双方向のデータ通信の実現が難しい。そこで双方向
通信を実現するために、HTTPプロトコルでのクライ
アント通信機能およびサーバ通信機能の双方をUESG
クライアントおよびUESGサーバの各々に実装するこ
とにより、HTTPプロトコルでの双方向通信を実現す
る。具体的には、個人携帯情報機器300側のUESG
クライアントには、図示のように、UESGナビゲーシ
ョンアプリケーションのみならず、webサーバ(ht
tpサーバ)機能を持つUESGサーバアプリケーショ
ンも実装する。一方、個人携帯情報機器300に対して
UESGサーバとして機能するホームサーバ100側に
は、UESGサーバアプリケーションのみならず、個人
携帯情報機器300から情報を取得する機能を持つUE
SGナビゲーションアプリケーションも実装する。
【0065】これにより、HTTPプロトコルを使用し
て、双方向通信を行うことが可能となる。
【0066】2)個人携帯情報機器300を家庭内情報
システムに参加させる場合、ホームサーバ100は個人
携帯情報機器300のユーザ認証を行う。このユーザ認
証に成功した場合、個人携帯情報機器300は家庭内情
報システムのメンバとして登録され、ホームサーバ10
0を通じて家庭内情報システムのサービスを利用するこ
とが可能となる。ユーザ認証処理は、ホームサーバ10
0から個人携帯情報機器300に対してUESGオブジ
ェクトによって通知されるサービス一覧の中に、ユーザ
認証処理サービスを追加することで実現される。すなわ
ち、ホームサーバ100が有するユーザ認証処理サービ
ス機能はUESGオブジェクトとして記述されており、
個人携帯情報機器300がこのUESGオブジェクトを
ホームサーバ100からダウンロードすることにより、
個人携帯情報機器300については認証を受けるための
専用の機能をもたずとも、ホームサーバ100によるユ
ーザ認証処理サービスを受けることが可能となる。
【0067】(個人携帯情報機器のUESGシステム機
能)個人携帯情報機器300には、本UESGシステム
に完全対応しているものと、UESGクライアント機能
を全く持たないもの、あるいは一部のUESGクライア
ント機能しか持たないものがある。以下、個々の場合の
制御について説明する。
【0068】<本UESGシステムに対応する個人携帯
情報機器の場合>個人携帯情報機器300がUESGシ
ステムに完全対応している場合、以下の機能が実現され
る。
【0069】(A)個人携帯情報機器300の家庭内情
報システムへの参加と脱退 この様子を図7に示す。すなわち、個人携帯情報機器3
00は、有線ないし無線インフラで家庭内ネットワーク
に接続する。これは、物理インターフェース接続により
ネットワーク接続を行い、インターネットプロトコル
(TCP/IP)で通信路を確立することである。通信
路の確立は、個人携帯情報機器300とホームサーバ1
00との間で使用する通信種別により決定されるため、
各通信プロトコルの実装に依存する。
【0070】1)ユーザ認証 通信路の確立後、個人携帯情報機器300はホームサー
バ100のユーザ認証サービスを利用することにより、
ホームサーバ100によるユーザ認証処理を受ける。ユ
ーザ認証が成功すると、個人携帯情報機器300は家庭
内情報システムのメンバとして登録され、ホームサーバ
100を介して家庭内情報システムの各サービスを利用
することが可能となる。ホームサーバ100は携帯情報
機器接続管理表にて各個人携帯情報機器の登録の有無を
管理しており、ユーザ認証が成功した個人携帯情報機器
のID情報などが携帯情報機器接続管理表に登録される
ことになる。
【0071】2),3)UESG操作と存在確認フェー
ズ 個人携帯情報機器300が家庭内情報システムのメンバ
として登録された後、個人携帯情報機器300とホーム
サーバ100との間では以下のような存在確認処理が実
施される。
【0072】個人携帯情報機器300は、ホームサーバ
100との間の通信により、UESGオブジェクトの取
得やサービス要求の通知等のUESG操作を行う。この
期間中、個人携帯情報機器300はホームサーバ100
に対して自身の存在を証明するためalive−mes
sageをホームサーバ100に定期的に送信する。a
live−messageは、機器の存在確認情報とし
て、定期的に送信されるメッセージと定義する。このa
live−messageは、UESGオブジェクトの
データとして送信される。alive−message
のデータは以下のものを含む ・個人携帯情報機器の独自の識別番号ないしネットワー
クアドレス ・メッセージ送信時間 ・個人携帯情報機器がホームサーバから取得したUES
Gオブジェクトそれぞれのバージョン情報一覧 個人携帯情報機器300とホームサーバ100間でUE
SG操作に関する通信が行われている場合は、その通信
をもってalive−messageの代用としてホー
ムサーバ100側に認識される。個人携帯情報機器30
0側もalive−messageの送信処理を省略す
る。
【0073】ホームサーバ100は、家庭内電子機器そ
れぞれの現在のUESGオブジェクトに関するバージョ
ン情報一覧を定期的に個人携帯情報機器300に送信す
る。これにより、個人携帯情報機器300側およびホー
ムサーバ100側では、それぞれ保有しているUESG
オブジェクトのバージョンの一致の有無を照合すること
ができ、必要に応じて最新のUESGオブジェクトをホ
ームサーバ100から個人携帯情報機器300にダウン
ロードすることが可能となる。
【0074】4) 終了フェーズ ホームサーバ100は、個人携帯情報機器300からの
alive−messageの有無を監視しており、個
人携帯情報機器300からのalive−messag
eの送信が一定期間以上途絶えたことを検出すると、終
了フェーズを実施して、個人携帯情報機器300を家庭
内情報システムの登録メンバから削除する。この場合、
該当する個人携帯情報機器300に関する情報は携帯情
報機器接続管理表から削除されることになる。
【0075】例えば、個人携帯情報機器300がBlu
eTooth等の無線によってホームサーバ100と直
接通信している場合には、個人携帯情報機器300が電
波の届く範囲外に移動すると、それによって終了フェー
ズが行われることになる。しかし、このような環境下に
おいても、個人携帯情報機器300のユーザは、電話網
を介したインターネット接続などの方法で個人携帯情報
機器300からホームサーバ100に接続することがで
きる。
【0076】(B)個人携帯情報機器でのユーザ情報保
持 個人携帯情報機器300は、以下のような個人情報を保
持することができると考えられる。
【0077】1.個人情報(氏名、住所、年齢、電話番
号etc) 2.個人携帯情報機器でのアプリケーションデータ 3.クレジット情報(氏名、キャッシュカード番号、有
効期限etc) 4.電子紙幣情報(キャッシュ残高etc) これら個人情報は個人携帯情報機器300のUESGオ
ブジェクトとしてホームサーバ100内に登録すること
ができる。すなわち、ホームサーバ100は、家庭内情
報システムの各UESGサーバからUESGオブジェク
トを取得して、それをホームサーバ100内の記憶装置
に保存するが、個人携帯情報機器300のUESGサー
バからUESGオブジェクトとして取得した個人情報に
ついては、そのデータの暗号化処理を行い、秘匿した形
で保存する。ホームサーバ100内に保存した個人情報
は、後に、個人携帯情報機器300からホームサーバ1
00にアクセスすることにより閲覧することができる。
この場合、閲覧が許可されるのは、ユーザ認証によって
その個人情報の所有者であると認められた場合のみであ
る。
【0078】同一個人が、複数の個人携帯情報機器30
0を所有することがあるが、ユーザ情報の共有は例えば
上述の項目1(氏名、住所、年齢、電話番号etc)あ
るいは項目2(個人携帯情報機器でのアプリケーション
データ)等のレベルで行われ、個々の個人携帯情報機器
300の所有する情報すベてがそれら機器間で共有され
ることはない。
【0079】個人携帯情報機器300が、UESGシス
テム機能を実装しない場合または、一部機能を実装する
場合、UESGシステムは以下の機能を提供する。
【0080】これは、個人携帯情報機器が機能、性能、
容量等の要件によりUESGクライアントが完全に実装
出来ない場合に対応するためである。
【0081】<個人携帯情報機器がUESGシステム機
能を実装しない場合>この場合、個人携帯情報機器30
0は、C−HTML規格、WAP規格等のブラウザを搭
載する装置であることを必要要件とする。
【0082】個人携帯情報機器300がその内蔵するブ
ラウザ機能(C−HTML規格、WAP規格等)により
ホームサーバ100に接続する際に、ホームサーバ10
0はブラウザから取得した情報から個人携帯情報機器3
00の機器認証を実施する。この結果、ホームサーバ1
00は個人携帯情報機器300の機種種別を確定し、提
供するUESGオブジェクトの変換機能を決定する。例
えば個人携帯情報機器300がC−HTML規格のブラ
ウザ機能のみである場合、ホームサーバ100はUES
GオブジェクトをC−HTML形式に変換するなどの処
理を行う。
【0083】以下のように処理が実施される。
【0084】1.個人携帯情報機器300はPPPによ
るダイアルアップによってホームサーバ100への接続
を試行する。この場合、ホームサーバ100では、図8
のフローチャートに示すような、PPP接続認証処理が
行われる。すなわち、ホームサーバ100は、まず個人
携帯情報機器300からの着信信号に発信者番号通知が
含まれているか否かを判断し(ステップS101)、発
信者番号通知が含まれている場合には、ホームサーバ1
00内に予め登録された接続可能発信者番号リストに登
録されている番号であるか否かを調べる(ステップS1
02,103)。101)。接続可能発信者番号リスト
に登録されていない番号であれば、ホームサーバ100
は、個人携帯情報機器300は回線切断処理を行って、
個人携帯情報機器300からの接続を拒否する(ステッ
プS107)。一方、接続可能発信者番号リストに登録
されている番号である場合、または着信信号に発信者番
号通知が含まれていない場合には、PPP接続処理が開
始される。(ステップS104)。このPPP接続処理
において、ホームサーバ100は、個人携帯情報機器3
00から送信されるパスワードやユーザ名等を用いて通
常のPPP接続認証を行う(ステップS105)。そし
て、PPP接続認証が成功した場合には、接続認証処理
が完了され(ステップS106)、個人携帯情報機器3
00は、ホームサーバ100が用意するWebページを
アクセスすることができる。PPP接続認証が失敗した
場合には、ホームサーバ100は、個人携帯情報機器3
00は回線切断処理を行って、個人携帯情報機器300
からの接続を拒否する(ステップS107)。
【0085】2.ホームサーバ100は、Webページ
をアクセスした個人携帯情報機器300のブラウザ情報
(ブラウザがWebサーバに公開する情報)を用いて端
末識別処理を実施する。この端末識別処理は図9の手順
で行われる。すなわち、ホームサーバ100は、ホーム
サーバ100が提供するC−HTML形式ないしWAP
形式のコンテンツの要求を受けると(ステップS11
1)、要求元の端末からブラウザ情報(ブラウザの種
別、その他の機器情報)を取得する(ステップS11
2)。ブラウザ情報を取得できた場合には、ホームサー
バ100は、予め用意されている端末機種データベース
を検索して、取得したブラウザ情報に対応する端末情報
が登録されているか否かを調べる(ステップS113,
S114)。端末機種データベースに該当する端末情報
が登録されている合には、ホームサーバ100は、その
端末情報に従ってコンテンツ変換処理の内容を決定し
(ステップS115)、その内容に従って個人携帯情報
機器300に送信すべきUESGオブジェクトに関する
コンテンツの変換処理を行う(ステップS117)。具
体的には、フレーム分解、グラフィックデータ化、スク
リプトの削除、JAVAプログラムの代替としてのCG
Iの挿入等の処理が行われる。
【0086】一方、ブラウザ情報が取得できなかった場
合や、端末機種データベースに該当する端末情報が登録
されていなかった場合には、ホームサーバ100は、個
人携帯情報機器300が表示のみの最少機能のみしかも
たない端末であると判断して機種設定を行い(ステップ
S116)、そして、コンテンツ変換処理の内容を決定
して、その内容に従って個人携帯情報機器300に送信
すべきUESGオブジェクトに関するコンテンツの変換
処理を行う(ステップS115,S117)。
【0087】3.このようにしてホームサーバ100
は、特定された機種情報からUESGオブジェクト情報
の変換を行い、個人携帯情報機器300に送信する。個
人携帯情報機器300はUESGナビゲーションを開始
する。
【0088】4.個人携帯情報機器300からの操作
は、ホームサーバ100においてUESGオブジェクト
で規定する操作に変換され、操作対象機器にメッセージ
として通知される。
【0089】5.一定時間、個人携帯情報機器300か
らの操作がない場合、ホームサーバ100は切断処理を
実行し、個人携帯情報機器300を家庭内情報システム
のメンバから削除する。前述のalive−messa
geによる処理は実施されない。ホームサーバ100に
よって切断処理が行われるまでの処理の流れを図10に
示す。すなわち、ホームサーバ100は、個人携帯情報
機器300からのデータ受信が途絶えると、受信待ちタ
イマを起動する(ステップS121)。そして、ホーム
サーバ100は、回線エラーの発生の有無、受信データ
の有無、タイムアウトの発生の有無を判断し(ステップ
S122,S123,S124)、それに応じて処理を
切り替える。すなわち、回線エラーの発生が検出された
場合、あるいは受信待ちタイマの値が一定値を超えてタ
イムアウトが発生した場合には、ホームサーバ100
は、回線切断処理(TCP/IPコネクション切断、P
PP接続切断、通信回線切断)を行う(ステップS12
8,S129)。一方、個人携帯情報機器300からデ
ータを受信した場合には、ホームサーバ100は、ま
ず、受信待ちタイマをクリアした後に(ステップS12
5)、データ受信処理を行ってその受信処理がエラー無
しに完了したか否かを判断する(ステップS126,S
127)。エラー無しに完了した場合には、ステップS
121からの処理に戻る。一方、エラーが発生した場合
には、ステップS128進み、回線切断処理が行われ
る。
【0090】<個人携帯情報機器がUESGシステム機
能を一部実装する場合>個人携帯情報機器300は、ホ
一ムサーバ100への接続時にホームサーバ100との
間で能力ネゴシエーションを実施する。この能力ネゴシ
エーションにより、ホームサーバ100は個人携帯情報
機器300の能力を確定し、提供するUESGオブジェ
クトに施すべき変換処理の内容を決定する。処理手順は
以下の通りである。
【0091】1.ホームサーバ100へのインターネッ
トプロトコル接続を完了した後、個人携帯情報機器30
0はホームサーバ100に自機器の能力情報を含む拡張
UESGオブジェクト情報を送信する。これにより、能
力ネゴシエーションが開始される。 2.ホームサーバ100は、受信した能力情報に基づい
て個人携帯情報機器300の能力を確定し、提供するU
ESGオブジェクトの変換機能を決定する。そして、ホ
ームサーバ100は、確定した機能情報を個人携帯情報
機器300に対して返却する。
【0092】3.個人携帯情報機器300は、受信した
機能情報に対する応答をホームサーバ100に返却す
る。これにより、能力ネゴシエーションを終了する。 4.能力ネゴシエーションは、以下に定義される能力情
報を用いて実施される。
【0093】・表示機能 カラー表示、モノクロ表示、表示範囲、解像度etc ・ユーザインターフェース機能 タッチパネル、ペン入力、テンキー、特殊機能キー、キ
ーボードetc ・操作スクリプト機能 JAVA言語の実装レベル、クラスライブラリ範囲、J
AVA以外の言語etc 5.個人携帯情報機器300の能力レベルにあわせて、
ホームサーバ100はUESGオブジェクト情報を変換
して送信する。 6.個人携帯情報機器300は、受信したUESGオブ
ジェクトを用いてナビゲーション(サービス案内の表示
および操作)を開始する。
【0094】ここで、図11のフローチャートを参照し
て、ホームサーバ100によって行われる、個人携帯情
報機器300の能力判別のためのUESG端末識別処理
の手順について説明する。
【0095】ホームサーバ100は、まず、個人携帯情
報機器300から能力情報(実装機能情報)を取得し
(ステップS201)、その能力情報に基づき、UES
G端末として必要な表示機能、ユーザインターフェース
(UI)機能、スクリプト機能の実装の有無をそれぞれ
判断する(ステップS202,S205,S208)。
個人携帯情報機器300がUESG端末として必要な表
示機能を持たない場合には、ホームサーバ100は、個
人携帯情報機器300の表示能力を標準表示能力の設定
とし(ステップS203)、またUESG端末として必
要な表示機能を持つ場合には、ホームサーバ100は、
例えば画面解像度、カラー表示/モノクロ表示等に関す
る具体的な表示能力の判定処理を行う(ステップS20
4)。個人携帯情報機器300がUESG端末として必
要なUI機能を持たない場合には、ホームサーバ100
は、個人携帯情報機器300のUI能力を標準UI能力
の設定とし(ステップS206)、またUESG端末と
して必要なUI機能を持つ場合には、ホームサーバ10
0は、例えばキーボード、ペン入力、タッチパネル等に
関する具体的なUI能力の判定処理を行う(ステップS
207)。個人携帯情報機器300がUESG端末とし
て必要なスクリプト機能を持たない場合には、ホームサ
ーバ100は、個人携帯情報機器300のスクリプト能
力をスクリプト能力の設定とし(ステップS209)、
またUESG端末として必要なスクリプト機能を持つ場
合には、ホームサーバ100は、例えばスクリプト言
語、スクリプト実装レベル、機能API実装レベル等に
関する具体的なスクリプト能力の判定処理を行う(ステ
ップS210)。そして、ホームサーバ100は、個人
携帯情報機器300の表示能力、UI能力、スクリプト
能力に合わせて、UESGオブジェクトに対するコンテ
ンツ変換処理を実行する(ステップS211)。
【0096】(ホームサーバのUESGシステム機能)
次に、ホームサーバ100のUESGシステム機能につ
いて説明する。ホームサーバ100は、実装の形態とし
ては単独システムで提供されたり、例えば図5の例のよ
うに特定の家庭内機器(例えばテレビ等)に内蔵されて
提供される装置である。ホームサーバ100は、以下の
ようなUESGシステム機能を実装する。
【0097】<ユーザ認証機能>ホームサーバ100
は、ユーザ認証のために以下のような認証情報のレベル
分けを行い、そのための情報を図12に示すような形態
で保持および管理する。
【0098】・家族認証 家族認証は、ホームサーバ100と家庭内電子機器のみ
で構成される範囲内で使用される認証であり、クレジッ
ト情報のような個人特定が必要な情報の認証は含まな
い。家族認証のためにホームサーバ100内に保持され
る情報は、以下のものがある。
【0099】1.家族情報(家族構成、人数、氏名et
c) 2.ホームサーバ独自情報(情報管理に必要なホームサ
ーバ独自の情報) 3.家族識別情報(各個人情報記憶領域へのポインタ
等) 4.パレンタルロック情報(パスワードなど) 5.有料放送情報(有料サービスなどのための認証情報 ・個人認証 個人認証は、個人の所有する個人携帯情報機器に含まれ
る個人情報の利用や、個人の特定が必要なホームサーバ
操作のために行われる認証である。個人認証のために、
ホームサーバ100内では各個人毎に個人情報を記憶・
管理するための個人情報スロットが用意され、そこにリ
ンクした状態で個人情報が登録される。個人情報には以
下のものが含まれる。
【0100】1.各個人が自由に設定登録可能な情報 2.個人携帯情報機器の識別情報 3.個人携帯情報機器内の個人情報(クレジット情報、
キャッシュカード番号、有効期限、電子紙幣情報等) 個人携帯情報機器の識別情報や個人携帯情報機器内の個
人情報については暗号化された状態で保存される。
【0101】ホームサーバ100は、その初期設定時な
どにユーザに対して家族情報の入力を促し、これにより
家族情報を取得すると共に、個人携帯情報機器の登録毎
にその個人情報登録を実施し、個人携帯情報機器用の個
人情報記憶領域を確保する。
【0102】個人携帯情報機器300は、ホームサーバ
100との通信路確立後ユーザ認証を要求し、ホームサ
ーバ100は保持している個人情報登録を用いて検索を
行いユーザ認証を実施する。ユーザ認証処理の内容は前
述した通りである。
【0103】<UESGオブジェクトの管理機能>ホー
ムサーバ100は、UESGクライアントとして動作
し、各UESGサーバそれぞれからUESGオブジェク
トを随時取得する。ユーザは、UESGクライアントで
あるホームサーバ100を操作し、ナビゲーションを開
始する。このナビゲーションを実現するためには、UE
SGオブジェクトを実装したUESGサーバ機能が操作
対象の家庭内電子機器に実装されていることが前提であ
る。このため、UESGサーバを実装していない機器の
操作を実施することができない。
【0104】また、UESGオブジェクトは機器ごとに
独立して存在するため、統一したサービスガイドとして
ユーザに提示するためには、家庭内情報システムに存在
するUESGオブジェクトを収集し一覧カタログ(UE
SGオブジェクト一覧)を作成する必要がある。そこ
で、ホームサーバ100には、UESGサーバを実装す
る家庭内電子機器の家庭内情報システムへの参加/脱退
を管理する機能が設けられている。この参加/脱退管理
の様子を図13に示す。
【0105】1)登録フェーズ 新規に家庭内ネットワークに接続された家庭内電子機器
200のUESGサーバは、最初にalive−mes
sageを家庭内ネットワーク上に同報通知する。この
同報通知を受けたホームサーバ100は、送信元の電子
機器を新たなメンバとして機器登録すると共に、その家
庭内電子機器のUESGサーバからUESGオブジェク
トを取得して、ホームサーバ100内のUESGオブジ
ェクトデータベースに登録する。
【0106】2)データ転送フェーズ ホームサーバ100は、ユーザによるTVリモコン操作
や個人携帯情報機器300からのサービス要求に応じ
て、各UESGサーバとの間でJAVAプログラムの取
得やサービス要求の通知等のUESG操作を行う。この
期間中、各家庭内電子機器200のUESGサーバは、
alive−messageをホームサーバ100に定
期的に送信する。alive−messageには、U
ESGサーバ内で保持されているUESGオブジェクト
のバージョン情報などが含まれている。alive−m
essageで通知されたバージョン情報が最新のもの
であれば、ホームサーバ100は、そのUESGオブジ
ェクトをUESGサーバから再取得する。
【0107】3)存在確認フェーズ ホームサーバ100は、各家庭内電子機器200からの
alive−messageの有無を監視しており、a
live−messageの送信が一定期間以上途絶え
たことを検出すると、該当する家庭内電子機器200を
家庭内情報システムのメンバから削除する。
【0108】次に、ホームサーバ100に設けられてい
る個々の機能について具体的に説明する。
【0109】1.UESGオブジェクトの自動収集機能 前述のとおり、ホームサーバ100は、UESGオブジ
ェクト自体のナビゲーションガイドをガイダンス画面上
に表示するために、家庭内のUESGサーバそれぞれか
らUESGオブジェクトを自動収集する機能を有してい
る。この自動収集の手順を図14に示す。
【0110】ホームサーバ100は、まず、ホームサー
バ100内の機器登録データベースを検索することによ
り、メンバとして登録されている家庭内電子機器を調べ
る(ステップS301)。次いで、ホームサーバ100
は、ホームサーバ100内のUESGオブジェクトデー
タベースを検索して、UESGオブジェクトが未登録の
家庭内電子機器200を特定する(ステップS30
2)。そして、ホームサーバ100は、該当する家庭内
電子機器200のUESGサーバに対してUESGオブ
ジェクト取得要求を発行する(ステップS303)。家
庭内電子機器200のUESGサーバは、取得要求を受
けると(ステップS304)、UESGオブジェクトを
家庭内電子機器200内のデータベースから取り出し
(ステップS305)、それをalive−messa
geによってホームサーバ100に送信する(ステップ
S306)。ホームサーバ100は、受信したUESG
オブジェクトをUESGオブジェクトデータベースに登
録する(ステップS307)。この後、ホームサーバ1
00は、UESGオブジェクトデータベース内の複数の
UESGオブジェクトからUESGオブジェクト一覧を
生成する(ステップS308)。UESGオブジェクト
一覧の生成は、UESGオブジェクトの更新や追加登録
などが行われる度に実行される。
【0111】2.UESGサーバの接続管理機能 ホームサーバ100は、前述したような各家庭内電子機
器の登録/脱退処理を行うことによってUESGサーバ
の接続管理機能を提供する。各家庭内電子機器の登録処
理の手順を図15に示す。
【0112】上述したように、新規に家庭内ネットワー
クに接続された家庭内電子機器200のUESGサーバ
は、最初にalive−messageを家庭内ネット
ワーク上に同報通知する(ステップS401)。この同
報通知は、ホームサーバ100によって受信される。ホ
ームサーバ100は、同報通知によるalive−me
ssageを受信すると(ステップS402)、送信元
の家庭内電子機器200が家庭内情報システムのメンバ
として未登録であるか否かを調べ(ステップS40
3)、未登録であれば、それを新たなメンバとして機器
登録すると共に(ステップS404)、その家庭内電子
機器のUESGサーバからUESGオブジェクトを取得
して、ホームサーバ100内のUESGオブジェクトデ
ータベースに登録する(ステップS405)。なお、既
登録であった場合には、ステップS405の処理だけが
行われる。
【0113】3.UESGサーバを実装しない機器に対
する代理サーバ機能 ホームサーバ100は、UESGサーバを実装しない家
庭内電子機器に対しての代理サーバ機能を有している。
この代理サーバ機能は、UESGサーバが搭載されてい
ない家庭内電子機器の代理サーバとしてホームサーバ1
00を機能させるためのものであり、UESGサーバが
搭載されていない家庭内電子機器のサービスに対応する
UESGオブジェクトはホームサーバ100内に予めイ
ンターネットやCD−ROM、あるいは他のUESGサ
ーバ等を通じて登録される。もちろん、対話的にユーザ
に該当機機のサービスに関する情報を入力させ、それに
基づいてUESGオブジェクトを自動生成するようにし
ても良い。
【0114】UESGサーバが搭載されていない家庭内
電子機器の機器登録処理は、ユーザ操作によって行われ
る。UESGサーバが搭載されていない家庭内電子機器
は、少なくとも通信手段(ローカルネットワーク接続、
無線接続、赤外線通信接続etc)を実装しているこ
と、つまり無線または有線により機器固有の制御コマン
ドの受信によって遠隔制御可能であることが必要要件で
ある。
【0115】UESGクライアントからのナビゲーショ
ン操作は、ホームサーバ100上で代理UESGサーバ
により登録された機器独自の制御コマンドに変換され、
対象機器に送信される。
【0116】<個人携帯情報機器との連携機能>個人携
帯情報機器300がUESGクライアントとなる場合、
ホームサーバ100は、前述したように個人携帯情報機
器300の機器種別/能力に応じて提供するUESGオ
ブジェクトの変換処理を行う。また、ホームサーバ10
0は、個人携帯情報機器300を家庭内情報システムに
接続させるために以下の機能を提供する。
【0117】1)外部網からの接続 個人携帯情報機器300が電話回線網等によるインター
ネットから家庭内情報システムに接続できるようにする
ために、ホームサーバ100は電話回線等の回線接続機
能を持ちインターネット接続機能を実装する。
【0118】2)家庭内情報システムへの接続 ホームサーバ100は、個人携帯情報機器300を家庭
内情報システムに参加させるために、家庭内情報システ
ムへの接続とユーザ認証を実施する。ユーザ確認後、ホ
ームサーバ100は個人携帯情報機器300のナビゲー
ション操作のために個人携帯情報機器300の機能認証
(能力ネゴシエーション処理/機種判別処理)を実施す
る。ホームサーバ100は、この機能認証により以下の
ような処理を行う。
【0119】1.UESGクライアントを実装する個人
携帯情報機器の場合 ホームサーバ100は、個人携帯情報機器300のUE
SGクライアントからのUESGオブジェクト操作を受
けて、家庭内情報システムに接続されている機器に対し
て操作要求を中継し伝送する。ただし個人携帯情報機器
300が、家庭内に存在しており、直接家庭内機器と通
信する場合はホームサーバ300は機能しない。
【0120】2.UESGクライアントを一部実装する
/限定された機能を実装する個人携帯情報機器の場合 ホームサーバ100は、能力ネゴシエーションにより、
個人携帯情報機器300の機能を確定し、UESGオブ
ジェクトの変換レベルを確定する。変換は、能力ネゴシ
エーションで得られた表示能力、ユーザインターフェー
ス能力、スクリプト能力などの能力レベルによりデータ
変換を行う。
【0121】3.UESGクライアントを実装しない個
人携帯情報機器の場合 ホームサーバ100は、基本的にブラウザ機能のみを実
装する個人携帯情報機器300を対象として、UESG
オブジェクトを変換する。この場合、XMLで記述され
るデータはC−HTML規格やWAP規格のデータに変
換される。XMLデータは、個人携帯情報機器300用
のプロファイル情報(表示能力等)から決定される画面
構成情報のテンプレートから、C−HTML規格やWA
P規格の画面レイアウトに変換される。XMLデータに
付属するJAVAスクリプト等は削除されるか、代替C
GIスクリプトに置き換えられる。よって、例えば、X
MLデータを用いた場合に表示されることが想定される
ガイダンス画面の画面形式をそのままに画像データ化
し、HTML規格のクリッカブルマップとしてユーザに
提示するなどの変換が行われることになる。
【0122】<個人携帯情報機器による家庭内機器の統
合リモコン操作機能>個人携帯情報機器300から各家
庭内電子機器をサービス制御できるようにするため、ホ
ームサーバ100は以下のような処理を実行する。
【0123】1.ホームサーバ100によるUESGオ
ブジェクトの自動収集/UESGオブジェクト一覧作成 図16においては、冷蔵庫200cからUESGオブジ
ェクトを収集する場合の様子が示されている。ホームサ
ーバ100では、UESGクライアント502に加え、
UESGオブジェクト収集タスク503と、UESGオ
ブジェクト一覧を生成するためのUESGオブジェクト
生成タスク504が実行される。UESGオブジェクト
収集タスク503は、UESGクライアント502を経
由して、冷蔵庫200cのUESGサーバからUESG
オブジェクト401を取得する。このUESGオブジェ
クト401には、冷蔵庫200cの操作設定サービス、
温度などの現在状態の通知サービス(情報ログサービ
ス)、故障報告サービス等に関するサービス定義が含ま
れている。UESGオブジェクト収集タスク503は、
冷蔵庫200cのUESGサーバから取得したUESG
オブジェクト401を、放送サービスを含む他の家庭内
電子機器のUESGオブジェクトと一緒にホームサーバ
100内の記憶領域(UESGオブジェクトデータベー
ス)501に蓄積する。
【0124】2.個人携帯情報機器300の家庭内情報
システムへの参加/UESG操作 図17においては、個人携帯情報機器300の登録と個
人携帯情報機器300からのUESG操作の様子が示さ
れている。
【0125】個人携帯情報機器300側では、UESG
クライアント303、UESGサーバ304、およびブ
ラウザアプリケーション(UESGナビゲーションアプ
リケーション)305が動作し、またホームサーバ10
0側では、個人携帯機器認証タスク510、UESGオ
ブジェクト変換タスク511、およびUESGサーバ5
13が動作する。個人携帯機器認証タスク510は、個
人携帯情報機器300側のUESGサーバ304から機
器情報等の能力情報に基づき個人携帯情報機器300の
能力を判定し、その結果を機器登録データベース(機器
プロファイルデータベース)512に登録する。
【0126】個人携帯情報機器300側のUESGクラ
イアント303からUESGオブジェクトが要求される
と、ホームサーバ100側のUESGサーバ513は、
UESGオブジェクトデータベース501からUESG
オブジェクト一覧を取り出し、それをUESGオブジェ
クト変換タスク511を通じて個人携帯情報機器300
側のUESGクライアント303に送信する。この場
合、UESGオブジェクト変換タスク511では、機器
プロファイルデータベース512に登録されている能力
情報に基づいて、UESGオブジェクトの変換処理が行
われ、変換後の情報がUESGクライアント303に送
られる。
【0127】ブラウザアプリケーション(UESGナビ
ゲーションアプリケーション)305はUESGオブジ
ェクト一覧に基づき、ガイダンス画面をディスプレイモ
ニタ301に表示する。このガイダンス画面には、サー
ビスを受けることが可能な各家電機器の一覧が表示され
る。個人携帯情報機器300のユーザがテンキーパッド
302の操作によってサービス操作対象の機器を選択す
ると、その情報がUESGクライアント303を介して
ホームサーバ100のUESGサーバ513に送られ
る。UESGサーバ513は、選択されたサービス操作
対象の機器に対応するUESGオブジェクトをUESG
オブジェクトデータベース501から取り出し、それを
UESGオブジェクト変換タスク511を通じて個人携
帯情報機器300側のUESGクライアント303に送
信する。これにより、ディスプレイモニタ301のガイ
ダンス画面上には、サービス操作対象の機器をサービス
を利用するためのガイダンスが表示される。そして、実
サービスが選択されると、そのサービス制御に必要なJ
AVAプログラムがホームサーバ100のUESGサー
バ513からダウンロードされ、個人携帯情報機器30
0内で実行される。これにより、サービス要求を示すメ
ッセージが、UESGクライアント303を介してホー
ムサーバ100のUESGサーバ513に送られ、サー
ビス操作対象の機器の制御がUESGサーバ513によ
って行われる。もちろん、個人携帯情報機器300から
機器制御を直接行うことも可能である。
【0128】以上説明したように、本実施形態において
は、UESGシステムを家庭内情報システムに導入した
ことにより、以下の効果が得られる。
【0129】1)統合電子サービスガイドによるガイダ
ンス機能の統一 統合的な体系で各種サービスをガイダンスできるため、
ユーザには例えばテレビ操作の延長で家庭内の機器操作
を行える機能を提供できる。また家庭内情報システムを
構成する各種機器を統一的な操作で扱うことができるた
め、各家庭内電子機器個々の内部実装形態によらず、そ
のサービス機能を利用することが可能となる。
【0130】2)ホームサーバ機能の提供 ホームサーバ機能の提供により、家庭内情報システムの
中核として、UESGオブジェクトを有する機器の自動
カタログ化(UESGオブジェクト一覧の生成)や接続
管理、また外部機器(携帯機器等)の家庭内情報システ
ムへの接続窓口を提供することができる。これにより、
家庭内情報システムへの機器の組み込み、取り外しに関
してユーザに意識させる事なく、自動管理する機能を提
供することが可能となる。
【0131】3)ホームサーバと従来機器との共存 ホームサーバ機能として代理サーバ機能を実装すること
により、UESGサーバ機能を持たない従来の家庭内機
器に関しても、ネットワーク接続ないし、赤外線通信が
可能であればホームサーバからのリモート管理が可能に
なる。また、ホームサーバがUESGクライアントから
の要求を代理処理できるので、UESGクライアントを
利用するユーザからは、あたかもUESGサーバを搭載
する機器を操作するように見える。
【0132】4)携帯機器とホームサーバ連携 ホームサーバ機能として携帯電子機器機器の能力に応じ
たサービスを提供するためのオブジェクト変換機能を持
たせることにより、UESGシステムの一部の機能しか
持たないものや、通常のインターネット接続用ブラウザ
機能しか持たない携帯機器においても、UESGシステ
ムに接続し操作を行うことが可能となる。
【0133】5)認証 ユーザは、個々人の携帯機器を所有することで個々人に
応じた認証を得られ、家庭内においても個人認証により
個別のサービスを受けることが可能になる。この個人認
証は、ユーザが意識しなくても携帯機器が家庭内情報シ
ステムに参加する時に自動的に行われる。また、家庭内
情報システムからの脱退も自動的に認識されるため、屋
外、屋内の移動に関してユーザが意識することなく環境
移行が可能である。
【0134】なお、本実施形態では、UESGオブジェ
クト内にサービス制御に必要なJAVAプログラムの所
在を埋め込むようにしたが、サービス制御に必要なプロ
グラム自体が予め含まれているUESGオブジェクトを
用意し、それをUESGサーバからダウンロードするよ
うにしても良い。また、UESGサーバは必ずしもサー
ビス提供システムに一対一に対応させて設ける必要はな
く、複数の家電機器それぞれのUESGオブジェクトを
1つあるいは2つのUESGサーバにまとめて記録して
おくようにしても良い。
【0135】さらに、サービス提供システム、サービス
提供事業者、サービス、イベントという体系化された構
造を持つUESGオブジェクトをサービス提供システム
毎に作成し、それを例えば有効期限の期間(例えば3ヶ
月)の単位で定期的にCD−ROM等のコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記録して配布することも可能で
ある。これにより、UESGサーバからUESGオブジ
ェクトをダウンロードせずとも、必要なサービスのガイ
ドを行うことが可能となる。また、複数のサービス提供
システムそれぞれに対応するUESGオブジェクトをま
とめて1枚のCD−ROMに記録するようにしても良
い。
【0136】また、UESGクライアント/サーバ、並
びにホームサーバに付加された機能はそれぞれソフトウ
ェアによって実現されているので、それらの機能手順を
含むコンピュータプログラムをCD−ROM等のコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に記録することにより、
通常のパーソナルコンピュータ等をUESGクライアン
ト/サーバとして動作させたり、ホームサーバとして動
作させることが可能となる。
【0137】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯機器と家庭内情報システムとの連携を図ることによ
り、様々な種類の家庭内電子機器を統一的な操作で携帯
機器から操作/制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシステムで用いられ
るサービス情報の内容を説明するための図。
【図2】同実施形態のシステムで用いられるUESGオ
ブジェクトの概要を説明するための図。
【図3】同実施形態のシステムで用いられるガイダンス
画面の一例を示す図。
【図4】同実施形態のシステムに適用されるUESGク
ライアントとUESGサーバとの関係を示す図。
【図5】同実施形態のシステム全体の構成を示すブロッ
ク図。
【図6】同実施形態で用いられる双方向通信機能の実装
例を示す図。
【図7】同実施形態のシステムで用いられるホームサー
バと携帯機器との間で行われる情報授受の様子を示す
図。
【図8】同実施形態のシステムで行われるPPP接続認
証処理の手順を示すフローチャート。
【図9】同実施形態のシステムで行われる端末識別処理
の手順を示すフローチャート。
【図10】同実施形態のシステムで行われるデータ受信
処理の手順を示すフローチャート。
【図11】同実施形態のシステムで行われるUESG端
末識別処理の手順を示すフローチャート。
【図12】同実施形態のシステムにおける家族/個人情
報の管理構造を示す図。
【図13】同実施形態のシステムで用いられるホームサ
ーバと家庭内電子機器との間で行われる情報授受の様子
を示す図。
【図14】同実施形態のシステムにおけるUESGオブ
ジェクトの自動収集処理を説明するための図。
【図15】同実施形態のシステムにおける家庭内電子機
器の登録処理を説明するための図。
【図16】同実施形態のシステムで用いられるホームサ
ーバのUESGオブジェクト収集に関する機能構成を示
す図。
【図17】同実施形態のシステムで用いられるホームサ
ーバのUESG操作に関する機能構成を示す図。
【符号の説明】
100…ホームサーバ 200a…クーラー 200b…感知装置 200c…感知装置 200d…電子レンジ 200e…ステレオセット 200f…ビデオ機器 300…個人携帯情報機器 502…ホームサーバのUESGクライアント 503…UESGオブジェクト収集タスク 504…UESGオブジェクト生成タスク 510…個人携帯機器認証タスク 511…UESGオブジェクト変換タスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/445 H04L 11/00 310B 310Z Fターム(参考) 5B049 BB00 CC03 CC48 DD01 DD05 EE01 EE05 FF03 FF04 FF09 GG04 GG06 GG07 5C025 AA25 DA01 DA04 DA05 5C056 AA01 BA02 BA03 BA08 5K033 AA00 AA09 BA01 BA08 DA01 DA19 5K048 AA04 BA13 DC01 DC07 EB02 EB07 EB12 FB05 FB10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯機器から複数種類の家庭内電子機器
    のサービスを利用するための情報システムであって、 前記複数種の家庭内電子機器それぞれのサービスを案内
    し、かつそのサービスの実行を制御する複数のサービス
    情報を持つホームサーバを具備し、 前記ホームサーバは、前記携帯機器と通信するための通
    信手段と、前記携帯機器からの情報取得要求に応じて、
    前記複数種の家庭内電子機器それぞれに対応する前記サ
    ービス情報に基づき前記複数種の家庭内電子機器のサー
    ビス一覧を生成し、前記複数種の家庭内電子機器それぞ
    れのサービス案内に関する情報として前記携帯機器に送
    信するサービス情報提供手段と、前記携帯機器からのサ
    ービス要求に基づいて、そのサービス要求された家庭内
    電子機器を制御する手段とを具備することを特徴とする
    情報システム。
  2. 【請求項2】 前記サービス情報は、前記複数種の家庭
    内電子機器それぞれのサービスを案内するために必要な
    データとそのサービスの実行を制御するためのデータと
    を統一化された所定の記述形式で記述したものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報システム。
  3. 【請求項3】 前記ホームサーバには、前記各家庭内電
    子機器から前記サービス情報を取得し、そのサービス情
    報に基づいて前記各家庭内電子機器のサービスを利用す
    るためのガイダンス画面を表示するとともに、そのガイ
    ダンス画面上の操作に従い前記各家庭内電子機器に対し
    てサービス要求を行うクライアントシステムが搭載され
    ており、前記各家庭内電子機器には、前記クライアント
    システムからの要求に応じたサービスを実行するサーバ
    システムが搭載されていることを特徴とする請求項1記
    載の情報システム。
  4. 【請求項4】 前記携帯機器には、前記各家庭内電子機
    器に対してサービス要求を行うクライアントシステムが
    搭載されていることを特徴とする請求項3記載の情報シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記ホームサーバは、前記携帯機器との
    通信によって前記携帯機器の機種種別を判定する機種種
    別判定手段と、前記機種種別判定手段によって判定され
    た前記携帯機器の機種種別に基づき、前記携帯機器に送
    信すべき前記複数の家庭内電子機器に関するサービス情
    報を前記携帯機器に合わせて加工する手段とをさらに具
    備することを特徴とする請求項1記載の情報システム。
  6. 【請求項6】 前記ホームサーバは、前記携帯機器との
    通信によって前記携帯機器の能力を判定する能力判定手
    段と、前記能力判定手段によって判定された前記携帯機
    器の能力に基づき、前記携帯機器に送信すべき前記複数
    の家庭内電子機器に関するサービス情報を前記携帯機器
    に合わせて加工する手段とをさらに具備することを特徴
    とする請求項1記載の情報システム。
  7. 【請求項7】 前記ホームサーバに通信接続された前記
    携帯機器との間で認証処理を行う認証手段と、前記認証
    手段による認証が成功した場合、前記携帯機器を前記情
    報システムのメンバとして登録する手段とをさらに具備
    することを特徴とする請求項1記載の情報システム。
  8. 【請求項8】 前記携帯機器は、前記ホームサーバに対
    してその存在を示す存在確認メッセージを送信する存在
    確認メッセージ送信手段を持ち、 前記ホームサーバは、 前記存在確認メッセージの有無を検出する手段と、 前記存在確認メッセージの送信が途絶えたことが検出さ
    れた場合、前記携帯機器を前記情報システムのメンバか
    ら削除する手段とをさらに具備することを特徴とする請
    求項5記載の情報システム。
  9. 【請求項9】 前記ホームサーバは、前記携帯機器内に
    記録されている使用者の個人情報を暗号化して登録する
    手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の
    情報システム。
  10. 【請求項10】 前記ホームサーバは、前記サーバシス
    テムが搭載されていない家庭内電子機器を前記情報シス
    テムのメンバとして使用可能にするため、前記サーバシ
    ステムが搭載されていない家庭内電子機器に対応するサ
    ービス情報を保持し、前記サーバシステムが搭載されて
    いない家庭内電子機器の代理サーバシステムとして機能
    する代理サーバ手段をさらに具備することを特徴とする
    請求項3記載の情報システム。
  11. 【請求項11】 携帯機器から複数の家庭内電子機器の
    サービスを利用するための情報システムであって、 前記複数の家庭内電子機器それぞれのサービスを案内す
    るために必要なデータとそのサービスの実行を制御する
    ためのデータとを統一化された所定の記述形式で記述し
    た複数のサービス情報を持つホームサーバを具備し、 前記ホームサーバは、 前記携帯機器と通信するための通信手段と、 前記複数の家庭内電子機器からサービス情報を収集する
    サービス情報収集手段と、 前記携帯機器からの情報取得要求に応じて、要求された
    前記家庭内電子機器に関する前記サービス情報を前記携
    帯機器に提供するサービス情報提供手段とを具備し、前
    記携帯機器から前記複数の家庭内電子機器のサービスを
    利用できるようにしたことを特徴とする情報システム。
  12. 【請求項12】 前記各家庭内電子機器は、前記ホーム
    サーバに対してその存在を示す存在確認メッセージを送
    信する手段を持ち、 前記ホームサーバは、 前記各家庭内電子機器から送信される存在確認メッセー
    ジによって、制御可能な家庭内電子機器を認識する認識
    手段と、 前記認識手段によって制御可能な家庭内電子機器として
    認識された家庭内電子機器の一覧を前記携帯機器に送信
    する手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1
    1記載の情報システム。
  13. 【請求項13】 携帯機器から複数の家庭内電子機器の
    サービスを利用するための電子サービスガイド方法であ
    って、 前記複数の家庭内電子機器それぞれのサービスを案内す
    るために必要なデータとそのサービスの実行を制御する
    ためのデータとを統一化された所定の記述形式で記述し
    た複数のサービス情報を前記複数の家庭内電子機器から
    取得するステップと、 前記携帯機器からの要求に応じて、前記取得した複数の
    家庭内電子機器それぞれのサービス情報を前記携帯機器
    に提供するステップと、 前記携帯機器からのサービス要求に基づいて、そのサー
    ビス要求された家庭内電子機器を制御するステップとを
    具備し、前記携帯機器から前記複数の家庭内電子機器の
    サービスを利用できるようにしたことを特徴とする電子
    サービスガイド方法。
  14. 【請求項14】 携帯機器から複数の家庭内電子機器の
    サービスを利用するためのコンピュータプログラムが記
    録されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であっ
    て、 前記コンピュータプログラムは、 前記複数の家庭内電子機器それぞれのサービスを案内す
    るために必要なデータとそのサービスの実行を制御する
    ためのデータとを統一化された所定の記述形式で記述し
    た複数のサービス情報を前記複数の家庭内電子機器から
    取得するステップと、 前記携帯機器からの要求に応じて、前記取得した複数の
    家庭内電子機器それぞれのサービス情報を前記携帯機器
    に提供するステップと、 前記携帯機器からのサービス要求に基づいて、そのサー
    ビス要求された家庭内電子機器を制御するステップとを
    具備することを特徴とする記憶媒体。
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