JPWO2003093155A1 - エレベータ装置 - Google Patents
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Abstract
エレベータ装置においては、駆動シーブからかご吊り車へ主索を導くそらせ車が昇降路内の上部に配置されている。駆動装置は、垂直投影面でかごと重なるように配置され、そらせ車は、その回転軸が駆動シーブの回転軸と平行に延びるように配置されているとともに、駆動シーブの回転軸と直角に交差し駆動シーブを含む平面内に配置されている。
Description
技術分野
この発明は、昇降路内の上部に駆動装置が配置されているエレベータ装置に関するものである。
背景技術
従来、例えば特開平10−139321号公報には、昇降路上部に機械室を設けず、昇降路内の上部に駆動装置を配置するエレベータ装置、いわゆる機械室レスエレベータが示されている。このようなエレベータ装置では、昇降路の上部に別に機械室を設ける場合よりも建物の高さを低くすることができるものの、昇降路内の上部に駆動装置を配置するためのスペースを確保する必要がある。このため、昇降路内の空間をできるだけ効率的に利用することが望まれている。
発明の開示
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、昇降路内の空間を効率的に利用し、昇降路の断面積を小さく抑えることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、昇降路、昇降路内を昇降されるかご、かごに設けられているかご吊り車、かごの後方に配置され、昇降路内を昇降される釣合重り、釣合重りに設けられている釣合重り吊り車、昇降路内の上部に配置されている駆動装置本体と、駆動装置本体により回転される駆動シーブとを有し、かつ駆動シーブの回転軸が水平に延びるように配置され、かご及び上記釣合重りを昇降させる駆動装置、昇降路の上部に接続されている第1の端部と第2の端部とを有し、かつかご吊り車、駆動シーブ及び釣合重り吊り車に巻き掛けられ、かご及び釣合重りを昇降路内に吊り下げる主索、及び昇降路内の上部に配置され、かつ主索が巻き掛けられ、駆動シーブからかご吊り車及び釣合重り吊り車の少なくともいずれか一方へ主索を導く少なくとも1個のそらせ車を備え、駆動装置は、垂直投影面でかごと重なるように配置され、そらせ車は、その回転軸が駆動シーブの回転軸と平行に延びるように配置されているとともに、駆動シーブの回転軸と直角に交差し駆動シーブを含む平面内に配置されているものである。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す斜視図、図2は図1のエレベータ装置を示す平面図である。
図において、昇降路1内には、一対のかごガイドレール2と一対の釣合重りガイドレール3とが設置されている。かご4は、かごガイドレール2に案内されて昇降路1内を昇降される。釣合重り5は、かご4の後方に配置され、釣合重りガイドレール3に案内されて昇降路1内を昇降される。
垂直投影面において、一対のかごガイドレール2の中心を結ぶ直線は、かご4の間口方向と平行に延び、かつかご4の重心を通っている。また、一対の釣合重りガイドレール3の中心を結ぶ直線も、かご4の間口方向と平行に延びている。
一方のかごガイドレール2及び一対の釣合重りガイドレール3の上端部近傍には、機械台6が固定されている。機械台6上には、かご4及び釣合重り5を昇降させる駆動装置(巻上機)7が搭載されている。駆動装置7は、モータ部及びブレーキ部を含む駆動装置本体8と、駆動装置本体8により回転される駆動シーブ9とを有している。
駆動装置7は、駆動シーブ9の回転軸が水平に延びるように配置されている。また、駆動装置7は、垂直投影面でかご4の後部のコーナー部と釣合重り5とに重なるように配置されている。さらに、駆動装置7としては、直径が軸方向寸法よりも大きい薄形巻上機が使用されている。
さらにまた、駆動装置7は、駆動装置本体8がかご4側に位置し、駆動シーブ9がかご4の側面に対向する昇降路壁にほぼ平行に対向するように配置されている。
駆動シーブ9には、かご4及び釣合重り5を昇降路1内に吊り下げている複数本(図では1本のみ示す)の主索10が巻き掛けられている。かごガイドレール2の上端部近傍には、ロープ支持部11が固定されている。主索10の第1の端部10aは、かご側綱止め12を介してロープ支持部11に接続されている。主索10の第2の端部10bは、釣合重り側綱止め13を介して機械台6に接続されている。
かご4の下部には、主索10が巻き掛けられる一対のかご吊り車14が設けられている。釣合重り5の上部には、主索10が巻き掛けられる釣合重り吊り車15が設けられている。
機械台6には、駆動シーブ9からかご吊り車14へ主索10を導く回転自在のそらせ車16が取り付けられている。そらせ車16は、その回転軸が駆動シーブ9の回転軸と平行に延びるように配置されているとともに、駆動シーブ9の回転軸と直角に交差し駆動シーブ9を含む平面内に配置されている。即ち、垂直投影面において、駆動シーブ9とそらせ車16とは一直線上に配置されている。
主索10は、第1の端部10aから、かご吊り車14、そらせ車16、駆動シーブ9及び釣合重り吊り車15の順に巻き掛けられ、第2の端部10bに至っている。即ち、かご4及び釣合重り5は、2:1ローピング方式により吊り下げられている。
主索10の釣合重り吊り車14からかご側綱止め12へ延びる部分は、かごガイドレール2よりも前側に配置されている。主索10の釣合重り吊り車14からそらせ車16へ延びる部分は、かごガイドレール2よりも後側に配置されている。これにより、かご4は、その重心位置で吊り下げられている。
図3は図1の駆動装置7を示す正面図、図4は図1の駆動装置7を示す平面図である。図において、機械台6上には、互いに対向する一対のブラケット17が固定されている。駆動装置7は、これらブラケット17の間に配置されている。駆動装置7の底部と機械台6との間には、複数の底部防振部材18が介在されている。また、駆動装置7とブラケット17との間には、側部防振部材19がそれぞれ介在されている。これらの防振部材18,19は、例えばゴム等の弾性体により構成されている。
このような機械室レスエレベータ装置のレイアウトによれば、昇降路1内の空間を効率的に利用し、昇降路1の断面積を小さく抑えることができる。また、駆動装置7は、駆動装置本体8がかご4側に位置するように配置されているので、駆動装置本体8に含まれるモータ部及びブレーキ部に対するメンテナンスをかご4上から容易に行うことができるとともに、メンテナンスに必要なスペースも十分に確保することができる。
また、駆動装置7の底部と機械台6との間に底部防振部材18が介在されているので、駆動装置7の垂直方向への振動がかご4や建物に伝わるのを抑制することができる。さらに、駆動装置7とブラケット17との間に側部防振部材19が介在されているので、駆動装置7の水平方向への振動がかご4や建物に伝わるのを抑制することができる。
さらにまた、駆動装置7及びそらせ車16が共通の機械台6に搭載されているため、構造が簡単であり、据付作業が容易である。
実施の形態2.
次に、図5は図5はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す斜視図、図6は図5のエレベータ装置を示す平面図である。図において、駆動装置7は、垂直投影画内でかご4の側部と重なるように配置されている。機械台6には、駆動シーブ9から釣合重り吊り車15へ主索10を導く回転自在のそらせ車21が取り付けられている。
そらせ車21は、その回転軸が駆動シーブ9の回転軸と平行に延びるように配置されているとともに、駆動シーブ9の回転軸と直角に交差し駆動シーブ9を含む平面内に配置されている。即ち、垂直投影面において、駆動シーブ9とそらせ車21とは一直線上に配置されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような機械室レスエレベータ装置のレイアウトによれば、昇降路1内の空間を効率的に利用し、昇降路1の断面積を小さく抑えることができる。また、かご4のサイズに応じて駆動装置7の位置を調整することにより、主索10がかご4の重心付近を通過するように容易に調整できる。これにより、かご4の自重及び積載荷重のアンバランスによるかごガイドレール2及びかご側綱止め12への荷重負担を減少させることができる。
実施の形態3.
次に、図7はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す斜視図である。図において、釣合重り5の上部には、主索10が巻き掛けられる第1及び第2の釣合重り吊り車22a,22bが設けられている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このように、2つの釣合重り吊り車22a,22bを用いることにより、釣合重り吊り車22a,22bから上方へ延びる主索10を垂直に配置することができ、釣合重り5を安定して昇降させることができる。
実施の形態4.
次に、図8はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す平面図である。図において、機械台6上には、駆動装置(巻上機)23が搭載されている。駆動装置23は、モータ部及びブレーキ部を含む駆動装置本体24と、駆動装置本体24により回転される駆動シーブ25とを有している。また、駆動装置23としては、軸方向寸法が直径よりも大きい円筒形巻上機が使用されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような円筒形巻上機からなる駆動装置23を用いた場合であっても、昇降路1内の空間を効率的に利用し、昇降路1の断面積を小さく抑えることができる。
なお、上記の例では、機械台6がガイドレール2,3により支持されているが、機械台は昇降路構造物により支持されてもよい。この場合、ガイドレールへにかかる荷重を軽減することができ、ガイドレールの構造を簡単にすることができる。
また、上記の例では、駆動シーブとかご吊り車又は釣合重り吊り車との間にそらせ車を配置したが、駆動シーブとかご吊り車及び釣合重り吊り車との間にそれぞれそらせ車を配置してもよい。即ち、複数のそらせ車を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す斜視図、
図2は図1のエレベータ装置を示す平面図、
図3は図1の駆動装置を示す正面図、
図4は図1の駆動装置を示す平面図、
図5はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す斜視図、
図6は図5のエレベータ装置を示す平面図、
図7はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す斜視図、
図8はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す平面図である。
この発明は、昇降路内の上部に駆動装置が配置されているエレベータ装置に関するものである。
背景技術
従来、例えば特開平10−139321号公報には、昇降路上部に機械室を設けず、昇降路内の上部に駆動装置を配置するエレベータ装置、いわゆる機械室レスエレベータが示されている。このようなエレベータ装置では、昇降路の上部に別に機械室を設ける場合よりも建物の高さを低くすることができるものの、昇降路内の上部に駆動装置を配置するためのスペースを確保する必要がある。このため、昇降路内の空間をできるだけ効率的に利用することが望まれている。
発明の開示
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、昇降路内の空間を効率的に利用し、昇降路の断面積を小さく抑えることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、昇降路、昇降路内を昇降されるかご、かごに設けられているかご吊り車、かごの後方に配置され、昇降路内を昇降される釣合重り、釣合重りに設けられている釣合重り吊り車、昇降路内の上部に配置されている駆動装置本体と、駆動装置本体により回転される駆動シーブとを有し、かつ駆動シーブの回転軸が水平に延びるように配置され、かご及び上記釣合重りを昇降させる駆動装置、昇降路の上部に接続されている第1の端部と第2の端部とを有し、かつかご吊り車、駆動シーブ及び釣合重り吊り車に巻き掛けられ、かご及び釣合重りを昇降路内に吊り下げる主索、及び昇降路内の上部に配置され、かつ主索が巻き掛けられ、駆動シーブからかご吊り車及び釣合重り吊り車の少なくともいずれか一方へ主索を導く少なくとも1個のそらせ車を備え、駆動装置は、垂直投影面でかごと重なるように配置され、そらせ車は、その回転軸が駆動シーブの回転軸と平行に延びるように配置されているとともに、駆動シーブの回転軸と直角に交差し駆動シーブを含む平面内に配置されているものである。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す斜視図、図2は図1のエレベータ装置を示す平面図である。
図において、昇降路1内には、一対のかごガイドレール2と一対の釣合重りガイドレール3とが設置されている。かご4は、かごガイドレール2に案内されて昇降路1内を昇降される。釣合重り5は、かご4の後方に配置され、釣合重りガイドレール3に案内されて昇降路1内を昇降される。
垂直投影面において、一対のかごガイドレール2の中心を結ぶ直線は、かご4の間口方向と平行に延び、かつかご4の重心を通っている。また、一対の釣合重りガイドレール3の中心を結ぶ直線も、かご4の間口方向と平行に延びている。
一方のかごガイドレール2及び一対の釣合重りガイドレール3の上端部近傍には、機械台6が固定されている。機械台6上には、かご4及び釣合重り5を昇降させる駆動装置(巻上機)7が搭載されている。駆動装置7は、モータ部及びブレーキ部を含む駆動装置本体8と、駆動装置本体8により回転される駆動シーブ9とを有している。
駆動装置7は、駆動シーブ9の回転軸が水平に延びるように配置されている。また、駆動装置7は、垂直投影面でかご4の後部のコーナー部と釣合重り5とに重なるように配置されている。さらに、駆動装置7としては、直径が軸方向寸法よりも大きい薄形巻上機が使用されている。
さらにまた、駆動装置7は、駆動装置本体8がかご4側に位置し、駆動シーブ9がかご4の側面に対向する昇降路壁にほぼ平行に対向するように配置されている。
駆動シーブ9には、かご4及び釣合重り5を昇降路1内に吊り下げている複数本(図では1本のみ示す)の主索10が巻き掛けられている。かごガイドレール2の上端部近傍には、ロープ支持部11が固定されている。主索10の第1の端部10aは、かご側綱止め12を介してロープ支持部11に接続されている。主索10の第2の端部10bは、釣合重り側綱止め13を介して機械台6に接続されている。
かご4の下部には、主索10が巻き掛けられる一対のかご吊り車14が設けられている。釣合重り5の上部には、主索10が巻き掛けられる釣合重り吊り車15が設けられている。
機械台6には、駆動シーブ9からかご吊り車14へ主索10を導く回転自在のそらせ車16が取り付けられている。そらせ車16は、その回転軸が駆動シーブ9の回転軸と平行に延びるように配置されているとともに、駆動シーブ9の回転軸と直角に交差し駆動シーブ9を含む平面内に配置されている。即ち、垂直投影面において、駆動シーブ9とそらせ車16とは一直線上に配置されている。
主索10は、第1の端部10aから、かご吊り車14、そらせ車16、駆動シーブ9及び釣合重り吊り車15の順に巻き掛けられ、第2の端部10bに至っている。即ち、かご4及び釣合重り5は、2:1ローピング方式により吊り下げられている。
主索10の釣合重り吊り車14からかご側綱止め12へ延びる部分は、かごガイドレール2よりも前側に配置されている。主索10の釣合重り吊り車14からそらせ車16へ延びる部分は、かごガイドレール2よりも後側に配置されている。これにより、かご4は、その重心位置で吊り下げられている。
図3は図1の駆動装置7を示す正面図、図4は図1の駆動装置7を示す平面図である。図において、機械台6上には、互いに対向する一対のブラケット17が固定されている。駆動装置7は、これらブラケット17の間に配置されている。駆動装置7の底部と機械台6との間には、複数の底部防振部材18が介在されている。また、駆動装置7とブラケット17との間には、側部防振部材19がそれぞれ介在されている。これらの防振部材18,19は、例えばゴム等の弾性体により構成されている。
このような機械室レスエレベータ装置のレイアウトによれば、昇降路1内の空間を効率的に利用し、昇降路1の断面積を小さく抑えることができる。また、駆動装置7は、駆動装置本体8がかご4側に位置するように配置されているので、駆動装置本体8に含まれるモータ部及びブレーキ部に対するメンテナンスをかご4上から容易に行うことができるとともに、メンテナンスに必要なスペースも十分に確保することができる。
また、駆動装置7の底部と機械台6との間に底部防振部材18が介在されているので、駆動装置7の垂直方向への振動がかご4や建物に伝わるのを抑制することができる。さらに、駆動装置7とブラケット17との間に側部防振部材19が介在されているので、駆動装置7の水平方向への振動がかご4や建物に伝わるのを抑制することができる。
さらにまた、駆動装置7及びそらせ車16が共通の機械台6に搭載されているため、構造が簡単であり、据付作業が容易である。
実施の形態2.
次に、図5は図5はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す斜視図、図6は図5のエレベータ装置を示す平面図である。図において、駆動装置7は、垂直投影画内でかご4の側部と重なるように配置されている。機械台6には、駆動シーブ9から釣合重り吊り車15へ主索10を導く回転自在のそらせ車21が取り付けられている。
そらせ車21は、その回転軸が駆動シーブ9の回転軸と平行に延びるように配置されているとともに、駆動シーブ9の回転軸と直角に交差し駆動シーブ9を含む平面内に配置されている。即ち、垂直投影面において、駆動シーブ9とそらせ車21とは一直線上に配置されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような機械室レスエレベータ装置のレイアウトによれば、昇降路1内の空間を効率的に利用し、昇降路1の断面積を小さく抑えることができる。また、かご4のサイズに応じて駆動装置7の位置を調整することにより、主索10がかご4の重心付近を通過するように容易に調整できる。これにより、かご4の自重及び積載荷重のアンバランスによるかごガイドレール2及びかご側綱止め12への荷重負担を減少させることができる。
実施の形態3.
次に、図7はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す斜視図である。図において、釣合重り5の上部には、主索10が巻き掛けられる第1及び第2の釣合重り吊り車22a,22bが設けられている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このように、2つの釣合重り吊り車22a,22bを用いることにより、釣合重り吊り車22a,22bから上方へ延びる主索10を垂直に配置することができ、釣合重り5を安定して昇降させることができる。
実施の形態4.
次に、図8はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す平面図である。図において、機械台6上には、駆動装置(巻上機)23が搭載されている。駆動装置23は、モータ部及びブレーキ部を含む駆動装置本体24と、駆動装置本体24により回転される駆動シーブ25とを有している。また、駆動装置23としては、軸方向寸法が直径よりも大きい円筒形巻上機が使用されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような円筒形巻上機からなる駆動装置23を用いた場合であっても、昇降路1内の空間を効率的に利用し、昇降路1の断面積を小さく抑えることができる。
なお、上記の例では、機械台6がガイドレール2,3により支持されているが、機械台は昇降路構造物により支持されてもよい。この場合、ガイドレールへにかかる荷重を軽減することができ、ガイドレールの構造を簡単にすることができる。
また、上記の例では、駆動シーブとかご吊り車又は釣合重り吊り車との間にそらせ車を配置したが、駆動シーブとかご吊り車及び釣合重り吊り車との間にそれぞれそらせ車を配置してもよい。即ち、複数のそらせ車を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す斜視図、
図2は図1のエレベータ装置を示す平面図、
図3は図1の駆動装置を示す正面図、
図4は図1の駆動装置を示す平面図、
図5はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す斜視図、
図6は図5のエレベータ装置を示す平面図、
図7はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す斜視図、
図8はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す平面図である。
Claims (4)
- 昇降路、
上記昇降路内を昇降されるかご、
上記かごに設けられているかご吊り車、
上記かごの後方に配置され、上記昇降路内を昇降される釣合重り、
上記釣合重りに設けられている釣合重り吊り車、
上記昇降路内の上部に配置されている駆動装置本体と、上記駆動装置本体により回転される駆動シーブとを有し、かつ上記駆動シーブの回転軸が水平に延びるように配置され、上記かご及び上記釣合重りを昇降させる駆動装置、
上記昇降路の上部に接続されている第1の端部と第2の端部とを有し、かつ上記かご吊り車、上記駆動シーブ及び上記釣合重り吊り車に巻き掛けられ、上記かご及び上記釣合重りを上記昇降路内に吊り下げる主索、及び
上記昇降路内の上部に配置され、かつ上記主索が巻き掛けられ、上記駆動シーブから上記かご吊り車及び上記釣合重り吊り車の少なくともいずれか一方へ上記主索を導く少なくとも1個のそらせ車
を備えているエレベータ装置であって、
上記駆動装置は、垂直投影面で上記かごと重なるように配置され、上記そらせ車は、その回転軸が上記駆動シーブの回転軸と平行に延びるように配置されているとともに、上記駆動シーブの回転軸と直角に交差し上記駆動シーブを含む平面内に配置されているエレベータ装置。 - 上記駆動装置は、垂直投影面内で上記かごの後部のコーナー部及び上記釣合重りと重なるように配置され、上記そらせ車は、上記駆動シーブから上記かご吊り車へ上記主索を導く請求項1記載のエレベータ装置。
- 上記駆動装置は、垂直投影面内で上記かごの側部と重なるように配置され、上記そらせ車は、上記駆動シーブから上記釣合重り吊り車へ上記主索を導く請求項1記載のエレベータ装置。
- 上記駆動装置及び上記そらせ車は、上記昇降路内の上部に固定された共通の機械台に支持されている請求項1記載のエレベータ装置。
Applications Claiming Priority (1)
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-
2002
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