JPS648109B2 - - Google Patents

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JPS648109B2
JPS648109B2 JP3144285A JP3144285A JPS648109B2 JP S648109 B2 JPS648109 B2 JP S648109B2 JP 3144285 A JP3144285 A JP 3144285A JP 3144285 A JP3144285 A JP 3144285A JP S648109 B2 JPS648109 B2 JP S648109B2
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JP
Japan
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supply
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dye
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Expired
Application number
JP3144285A
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English (en)
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JPS61289169A (ja
Inventor
Shiro Ichinose
Takaharu Yoshikawa
Kazuo Segawa
Hiroshi Wakai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toshin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP3144285A priority Critical patent/JPS61289169A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は染液の自動調色方法に関し、より詳細
には複数色の染料溶解液及び水の規定量を順次計
量しつつ供給し、混合することによつて所定の色
に調合することから成る染液の自動調色方法に関
する。
従来技術及び解決すべき技術的課題 従来染液の調色は与えられた色見本に対し、数
色の粉末染料を経験的に手作業で計量、調合する
ことにより行なつていた。
このため、かなりの熟練と時間を要しながら調
色精度は完全と云えず、再現性も不充分なため、
1つの色を調色するため数回に亘る修正作業が必
要であつた。
近来コンピユーター、カラーマツチング装置等
が普及し、色見本に対して自動的に色の解析が行
なえるようになつてきたが、これ以降の調色工程
では依然手作業的に行なわれている。
また染液の自動調色方法として、染料原液、助
剤、水等の原料を各々個別に適当な供給バルブを
介して順次計量しつつ供給し混合することによつ
て所定の色に調合する方法が知られている(特開
昭56−159342号公報)。
かかる方法は染液の調合を自動的に行なうとい
う点で満足し得るものであるが、各原料毎の供給
量の制御は、単一バルブの開閉制御を介しての原
料液の連続乃至は断続供給によつてのみ行なわれ
るため、その精度において問題がある。このため
にかかる方法においては、各色毎に2種以上の濃
度に調整された複数個の染料原液を使用し、これ
ら染料原液の混合によつて供給量の誤差に起因す
る色調のズレを最小限に抑制している。従つて、
多数の色の混合に際しては、極めて多数の染料原
液を必要とするという点で未だ不満足なものであ
る。
発明の目的 本発明の目的は、調色の精度が向上し且つ複数
色の混合に際して最小限の種類の染料原液の使用
によつて調色を行なうことが可能な染液の自動調
色方法を提供するにある。
本発明の他の目的は、調色の速度が顕著に向上
した染液の自動調色方法を提供するにある。
発明の構成 本発明によれば、複数色の染料溶解液、水及び
必要により助剤溶液等の各原料液を、コンピユー
ター制御機構の指令信号に従つて順次供給し、各
原料液の供給量を計測し、計測値を電気信号に変
換してフイードバツクし、各原料液の供給量を制
御することから成る染液の自動調色方法におい
て、 各原料液の供給を、大量供給用電磁弁を介して
の連続供給及び微量供給用電磁弁を介しての連続
供給並びに間欠供給の3段階によつて行なうとと
もに、これら原料液の非供給時においては、水以
外の原料液を循環しておくことを特徴とする方法
が提供される。
発明の好適態様 以下本発明を添付図面に示す具体例に基づいて
詳細に説明する。
本発明方法を好適に実施するための装置の一態
様を示す第1図において、装置上部には複数の染
料溶解液を蓄えるタンク1―1,1―2,………
1―N、及び助剤溶液タンク1―S、水タンク1
―H等が設置され、水を除く各タンクには沈澱防
止用の撹拌機2が取りつけられる。また必要によ
り、各タンクには液温調整のためヒーター及び自
動温度調節装置も取付可能である。
各タンクの底面からは夫々に配管3―1,3―
2〜3―N、及び3―S,3―Hが接続され、水
を除く各配管の中間に圧送ポンプ4―1,4―2
〜4―N、及び4―Sが設けられる。配管3―1
〜3―Hの末端は2本に分岐され、分岐管の一方
は大量供給用電磁弁5―1,5―2〜5―N、及
び5―S,5―Hに、他の一方は微量供給用電磁
弁6―1,6―2〜6―N、及び6―S,6―H
に接続される。
これらの電磁弁を含む供給配管系統は捺染用調
色の場合、約15系統乃至40系統が必要となるた
め、夫々電磁弁及び配管は円環状に配置され、そ
の中心直下に電子天秤7、及びその上部に天秤用
ローラーコンベヤー8を介して容器9が載せられ
る。図示されないが、各系統ごとの2個の電磁弁
5―1と6―1乃至5―Hと6―Hの夫々の系統
は1体的にエヤーシリンダー等で動作する揺動ア
ームに取付けられ、後記する制御装置からの信号
により、必要分が1系統ごとに円環状位置から、
容器9の中心上部位置に呼び出されて溶液等の供
給を行なう。
この供給量の制御は調色の目的のために、高精
度を必要とする重要なものである。
本発明において重要な特徴は、各原料液の供給
を、原料液毎に大量供給用の電磁弁と微量供給用
の電磁弁の2種を使用し、大量供給用電磁弁によ
る連続乃至間欠供給と微量供給用電磁弁による連
続乃至間欠供給との複数段階の制御を行ない、各
原料液を各設定量に正確に供給することにある。
即ち原料液の供給を、各々専用の電磁弁を使用
して大量供給及び微量供給するため、設定量まで
の供給を速くすることができ、供給時間を顕著に
短縮し得るのである。また微量供給も、微量供給
用電磁弁によつて連続供給と間欠供給との複数段
階で行なうことから、その精度も顕著に向上す
る。従つて一系統の色については一つの濃度の原
料液を使用すれば十分であり、原料液の数を最小
限とすることが可能である。これは、例えば捺染
用調色の場合の様に、約15系統から40系統の極め
て多数の色系統を使用する場合には非常に重要な
意義を有することが理解されよう。
この原料液の供給段階の好適例を第2図に示
す。この能様によれば、大量供給用電磁弁5―N
による大量連続供給Q1、微量供給用電磁弁6―
Nによる微量連続供給Q2及び微量間欠供給Q3
3段階で最終設定重量Qまでの供給が行なわれ
る。ここで間欠供給とは断続的供給を意味し、特
にQ3の場合は精度を高めるため、点滴供給の様
に行なわれる。
供給量の精度を高め、又、供給時間の短縮をは
かるためには、第2図におけるQ1,Q2,Q3
夫々の量の決め方が重要であるが、実験の結果に
おいて、 Q1=Q−(5〜50g) Q2=Q−(0.1〜2g) Q3=残部=0.1〜2g が適当である。このように残部量を対象として制
御するが、この残部量は供給量の大小に応じて自
由に制御装置で設定が可能である。又、供給量に
あまり大きな差がない場合はQ1,Q2,Q3の夫々
をQに対する比率制御としてもよい。
又、Q1,Q2の単位時間当り供給量は装置全体
の規模に応じて、圧送ポンプの吐出量、2種の電
磁弁のオリフイスにより決定され、Q3の点滴供
給は、0.005g〜0.1g/1シヨツトの範囲で制御
装置にて調整可能である。
また大量供給用電磁弁5―Nによる大量供給
は、その供給量によつて間欠的供給としてもよい
し、或いは連続的供給と間欠的供給とを組合わせ
ることも可能である。
上述した電磁弁による供給量の制御は、これら
を含む供給機構100及び電子天秤7から成る重
量計測機構200に連動されたコンピユータ制御
機構300によつて次の様に行なわれる。
キーボード等を入力装置10により必要なる調
色データをコンピユータ装置12に入力する。
尚、コンピユータ・カラーマツチング装置11が
あれば、これから直接入力することも可能であ
る。コンピユータ装置12は入力されたデータを
処理し、制御信号として制御装置13に出力する
と共に、入力データをカラーデイスプレイ装置1
4に表示、確認を行ない、又、実際の供給、計量
の実績をプリンター15に記録することが出来
る。
コンピユータ装置12からの指示に従つて制御
装置13は、各系統ごとの大量用電磁弁5―1,
5―2〜5―N,5―S,5―H及び微量用電磁
弁6―1,6―2〜6―N,6―S,6―Hの
夫々に配線16,17を通じて開閉制御を行な
う。又、図示されないが円環状に配置された各系
統ごとの電磁弁を円環中心の容器の直上への呼び
出し、及び収納の動作を行なうエヤーシリンダー
等の制御も司どる。
各電磁弁の開閉に応じて、それぞれの染料溶
液、助剤溶液、水は容器9に注出され、その重量
が電子天秤7にて計測される。電子天秤7は風袋
除去機能を有しているため、天秤用ローラーコン
ベヤー8、及び容器7の自重は載せた直後に除去
され、重量零からの秤量が可能である。供給が開
始されると同時に、その増加に応じて秤量値は電
気信号に変換され、配線18を通じてコンピユー
タ装置12に刻々フイードバツクされる。設定さ
れた残量に達すると、供給切換点P1,P2及び供
給完了点P3の信号を制御装置13を通じて各電
磁弁に指示する。このようにして、染料溶解液等
の供給が2種の電磁弁による3段階制御により、
正確、迅速、且つ自動的に行なわれるため、従来
の手作業法に比し精度向上、時間短縮、及び省力
化が計れるものである。又、電子天秤の秤量精度
は秤量の大小によるが、0.01g〜1.0gの精度を
有し、且つ従来のような粉末染料でなく、溶解度
10%〜50%の濃度の溶液であるため、粉末染料で
の手作業に比して格段の精度向上が計れるもので
ある。
本発明においてまた、染料溶液等を常時圧送、
循環することにより、各原料の沈澱、凝固を防止
することが可能となる。タンク内での沈澱は前記
する撹拌機2によりある程度は防止出来るが、こ
れを更に完全に、加えて配管系路等の沈澱、凝固
を防止する。各原料の沈澱、或いは凝固があれば
当然のことながら染料濃度の変化、変質、或いは
機器の作動不良を招き、正しい調色は確保されな
い。
このため本発明によれば、各供給系統ごとに圧
送ポンプ4―1,4―2〜4―N及び4―Sを設
け各溶液を一定圧力で圧送することが好適であ
る。この際、電磁弁が開いて溶液の供給を行なう
ときは、タンク内の溶液レベルの高低に左右され
ずに一定圧力で供給され、電磁弁が閉じると同時
に循環配管20―1,20―2〜20―N及び2
0―Sを通じて各溶液は夫々のタンクに還元さ
れ、更に圧送ポンプにより配管内を循環する。こ
れにより、沈澱、凝固を防止すると共に、供給時
も一定圧力下で変動なく正確な供給が行なわれる
ものである。各溶液の所定量の供給が完了すれば
容器9は、接続される搬送コンベヤー21に移さ
れ、次の工程の元糊供給、及びミキシングに自動
的に搬送される。
かかる本発明は捺染用の調色のみに限らず、無
地染色の調色、複数の薬液等の調合、或いは印刷
用のインクの調色等に広く応用出来るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法を好適に実施するための
装置の一態様を示す図、第2図は、電磁弁による
原料液の供給段階を示す線図である。 1―1,1―2〜1―Nは染料溶液タンク、2
は撹拌機、3―1,3―2〜3―N,3―S,3
―Hは配管、4―1,4―2〜4―N,4―Sは
圧送ポンプ、5―1,5―2〜5―N,5―S,
5―Hは大量供給用電磁弁、6―1,6―2〜6
―N,6―S,6―Hは微量供給用電磁弁、7は
電子天秤、8は天秤用コンベヤー、9は容器、1
0は入力装置、11はコンピユーター・カラーマ
ツチング装置、12はコンピユーター装置、13
は制御装置、14はカラーデイスプレイ装置、1
5はプリンター、16,17,18は配線、20
―1,20―2〜20―N,20―Sは循環配
管、21は搬送コンベヤー、100は供給機構、
200は重量計測機構、300はコンピユーター
制御機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数色の染料溶解液、水及び必要により助剤
    溶液等の各原料液を、コンピユーター制御機構か
    らの指令信号に従つて順次供給し、各原料液の供
    給量を計測し、計測値を電気信号に変換してフイ
    ードバツクし、各原料液の供給量を制御すること
    から成る染液の自動調色方法において、 各原料液の供給を、大量供給用電磁弁を介して
    の連続供給及び微量供給用電磁弁を介しての連続
    供給並びに間欠供給の3段階によつて行なうとと
    もに、これら原料液の非供給時においては、水以
    外の原料液を循環しておくことを特徴とする方
    法。
JP3144285A 1985-02-21 1985-02-21 染液の自動調色方法 Granted JPS61289169A (ja)

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JP3144285A JPS61289169A (ja) 1985-02-21 1985-02-21 染液の自動調色方法

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