JPS647912B2 - - Google Patents

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JPS647912B2
JPS647912B2 JP1589684A JP1589684A JPS647912B2 JP S647912 B2 JPS647912 B2 JP S647912B2 JP 1589684 A JP1589684 A JP 1589684A JP 1589684 A JP1589684 A JP 1589684A JP S647912 B2 JPS647912 B2 JP S647912B2
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JP
Japan
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floor
tire house
wall
floor plate
low
Prior art date
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Expired
Application number
JP1589684A
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English (en)
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JPS60161274A (ja
Inventor
Ryuji Nishinomya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
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Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/20Floors or bottom sub-units
    • B62D25/2054Load carrying floors for commercial vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の後部車体構造、詳細にはタ
イヤハウスの車室内への膨出がない平床を得るた
めに低床用床板の上方に高床用床板が取付けられ
た二重床技術に関する。
(従来技術) 一般に、キヤブオーバー型自動車においては、
荷室の高さを大きくとるため床面の位置を極力低
く設計するのが好ましい。この場合、タイヤハウ
スを荷室内に膨出して、該タイヤハウス避ける状
態に床板を設けたものが標準型の低床車となる。
この低床車はタイヤハウスの存在に関係なく床面
を低くできる利点はあるが、反面、タイヤハウス
の存在が貨物積載時の障害になるという欠点があ
る。
そこで、タイヤハウスの存在による欠点を解消
する構造として、第8図に示すように、タイヤハ
ウス50は低床車のままの形状にした状態で、該
タイヤハウス50を上から覆う状態に高床用床板
51を着脱可能に設けるようにしたものがある。
この第8図に示す従来構造では、車体の設計を
変更する必要もなく、又、平床を得ることもでき
るが、荷室52に大きく膨出したタイヤハウス内
側パネル53をそのまま高床用床板51で覆うた
め、該高床用床板51の床面高さが極端に高くな
り、これでは荷室52の高さが充分に取れず、積
載容積が大きく減少するという難点がある。
又、タイヤハウスの荷室内への膨出をなくし、
かつ平床を得る構造として、第9図に示すものが
従来より知られている。この従来構造は、低床車
に比べて床板60を若干高くするとともに、ホイ
ール61を小径のダブルタイヤにして、タイヤハ
ウス62の荷室63内への膨出を解消した構造に
なつている。
この第9図に示す従来構造は、車体外側壁64
は低床車と共通化できるが、車体内側壁65およ
び床板60は低床車とは別に設計する必要が生じ
るばかりか、ハウジング部材66やオーバーフエ
ンダ67等の専用部品を別途に設計、製作する必
要があるなど、低床車部品との共通性が少なく、
その分設計、製作に多くの手間を要して、コスト
的に不利になるという問題があつた。
(発明の目的) 本発明は、かかる従来の問題点を解消せんとな
されたもので、その目的とするところは、平床を
形成する高床用床板をできるだけ低い高さに取付
けながらも低床車との部品共通化を図つて、設
計、製作に要する手間やコストを節約し、加えて
高床用床板を着脱可能にすることにより低床車と
平床車との使い分けを可能にして広い用途に使用
できるとともに、高床用床板の着脱作業が容易に
行なえるようにした自動車の後部車体構造を提供
することにある。
(発明の構成) 即ち、この目的を達成するために、本発明の自
動車の後部車体構造は、車体内側壁の下部を折曲
部から外方に膨出して大径タイヤハウス外側パネ
ルを形成し、前記車体内側壁の折曲部に上縁が接
合され、前記折曲部から下方に垂下したタイヤハ
ウス上部内側壁と、該タイヤハウス上部内側壁の
下縁から車体内方へ延在した水平部と、該水平部
の車体内側および前後から下方に延在し、下縁が
低床用床板の左右に形成したタイヤハウス用切欠
縁に接合されたタイヤハウス下部内側壁と、を有
する小径タイヤハウス内側パネルが車室後部の左
右に略対称に設けられ、前記低床用床板に対し空
間部を介して上方に離間され、かつ、前記小径タ
イヤハウス内側パネルの水平部を覆う状態で、所
定の支持部材に架設された高床用床板が設けられ
るとともに、該高床用床板が複数に分割され、該
分割された高床用床板のうちの、少なくとも一つ
が、前記低床用床板に対して着脱可能に取り付け
られている構成にしている。
尚、前記所定の支持部材とは、高床用床板を架
設するための部材であつて、高床用床板と低床用
床板との間に介在させた床根太であつてもよい
し、車体内側壁に取り付けられたブラケツトであ
つてもよい。また、この床根太とブラケツトとを
並設してもよい。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に示して説明す
る。尚、実施例を述べるに当り、本発明の後部車
体構造をキヤブオーバー型自動車に設けた場合を
例にとつて説明する。
第1図は本実施例の後部車体構造を備えたキヤ
ブオーバー型自動車の概略側面図を示している。
図において、1は車体で、前部下方にエンジン
ルーム2が配置され、該エンジンルーム2の上に
シート3が配置され、該シート3の後方に荷室4
が形成されるとともに、該荷室4の床が低床用床
板5と高床用床板6との二重床構造に形成された
ワンボツクスタイプに形成されている。尚、7は
ステツプである。
次に、本実施例の後部車体構造を第2図〜第6
図により説明する。
図において、8は車体後部の左右に略対称に設
けたリヤタイヤハウスで、大径タイヤハウス外側
パネル(以下「大径外側パネル」という)9と小
径タイヤハウス内側パネル(以下「小径内側パネ
ル」という)10とで小径の幅広シングルタイヤ
11の上側部分を覆うように形成されている。こ
の場合、前記大径外側パネル9は第5図で示すよ
うに車体内側壁12の下方を折曲部13から外方
に膨出して形成されている。
又、小径内側パネル10は前記折曲部13から
下方に垂下したタイヤハウス上部内側壁14と、
該タイヤハウス上部内側壁14の下縁から車体内
方へ延在した水平部15と、該水平部15の車体
内側および前後から下方に延在したタイヤハウス
下部内側壁16と、を有し、そして、前記タイヤ
ハウス上部内側壁14の上縁17を車体内側壁1
2の折曲部13に溶着するとともに、タイヤハウ
ス下部内側壁16の下縁18を低床用床板5の後
部左右に形成したタイヤハウス用切欠縁19に溶
着することにより、リヤタイヤハウス8が形成さ
れるものである。尚、20は車体外側壁で、前記
大径外側パネル9の下縁は該車体外側壁20の下
縁に溶着されている。又、21は低床用床板5の
取付部材となるサイドメンバーで、車体の両側に
車体前後方向に設けられている。
尚、前記した低床用床板5には前記タイヤハウ
ス用切欠縁19が後部両側に形成されるととも
に、前部左側にステツプ用切欠縁22が形成さ
れ、かつ前端中央部にトランスミツシヨンの点検
用切欠縁23が形成されている。
次に、前記高床用床板6は、前記小径内側パネ
ル10を覆う状態で水平部15の高さと同一高さ
で架設され、該高床用床板6と低床用床板5とで
二重床構造が形成されるものである。そして、こ
の高床用床板6は前側床板6aと後側床板6bと
に二分割されるとともに、前後両床板6a,6b
の下面にそれぞれ複数本のチヤンネル型材による
床根太24,24が固定され、該床根太24,2
4を介して前後両床板6a,6bはそれぞれ空間
部30,30を保持して低床用床板5上に着脱可
能に取付けられている。又、前記前側床板6aに
は低床用床板5に形成したステツプ用切欠縁22
およびトランスミツシヨンの点検用切欠縁23に
対応してそれぞれステツプ用切欠縁25および点
検用切欠縁26が形成されるとともに、バツテリ
ー収納口27が形成され、かつ該収納口27およ
び点検用切欠縁26にはそれぞれリツド28,2
9が着脱自在に取付けられるようになつている。
尚、ステツプ用切欠縁22,25間および後縁3
1,32間は、スライドドアおよびバツクドアを
設ける関係上、チヤンネル型材33,34によつ
て閉塞されている。
従つて、本実施例の後部車体構造では、高床用
床板6が小径内側パネル10に形成した水平部1
5を覆う状態で水平部15と同一高さに架設され
るから、該水平部15によつて低くなる分だけ高
床用床板6の取付け位置が下方に下がることにな
り、しかも該高床用床板6によつて平床が得られ
ることから、平床でありながらも床面高さを第8
図で示した従来構造よりも低くでき、荷室4の高
さを広く確保することができる。
又、低床車に用いる部品、即ち、車体内壁1
2、車体外側壁20、大径外側パネル9、低床用
床板5については共通部品として用いることがで
き、したがつて、小径内側パネル10を除いて標
準型低床車の仕様をそつくり使用することがで
き、設計、製作に要する手間やコストが大幅に節
約できるものである。
尚、標準型低床車として製作するときには、小
径内側パネル10の代りに第7図で示すような大
径タイヤハウス内側パネル35を用いることにな
り、この場合の取付けはタイヤハウス内側壁36
の上縁に形成したフランジ37を前記車体内側壁
12の折曲部13に接合するとともに、タイヤハ
ウス内側壁36の下縁38を前記低床用床板5の
タイヤハウス用切欠縁19に接合することにな
る。
又、高床用床板6を構成する前側床板6aと後
側床板6bとが着脱可能に取付けられていること
から、該前後床板6a,6bの着脱によつて、例
えば低床車にして一般乗用車又はバスとし、又、
平床車にして幼児専用車として使用するなど、低
床車と平床車との使い分けによる用途の拡大を図
ることができる。
更に、高床用床板6が前側床板6aと後側床板
6bとに二分割されているので、前後両床板6
a,6bはその単独の重量が軽減されるとともに
外形も小さくなり、これが取扱いを簡便にして着
脱作業を容易にすることができるのである。
又、低床用床板5と高床用床板6との間に空間
部30が形成されるので、この空間部30を利用
すれば、実施例で示したようにバツテリー収納口
27の下方空間をバツテリー収納部として利用で
きるし、その他チヤンネル型材33,34にリツ
ドを設けて収納ボツクス等を設けることも可能で
ある。
以上、本発明の一実施例について図面により説
明したが、本発明の具体的な構成は前記した実施
例に限定されるものではない。
例えば、実施例では後部車体構造をキヤブオー
バー型自動車に設けた場合を例にとつたが、キヤ
ブオーバー型自動車に限らず、ステーシヨンワゴ
ン等についても本発明の後部車体構造を設けるこ
とができるし、又、貨物車に限らず、バス等に適
用してもよい。
又、実施例では高床用床板6が前側床板6aと
後側床板6bとに二分割されているが、三分割そ
の他複数個に分割してもよく、又、分割された高
床用床板のうち少なくとも1つが着脱自在に取付
けられていればよいし、その取付け手段について
も、実施例で示した床根太に限らず、例えば第2
図で示すように車体内側壁12にブラケツト39
を突設し、該ブラケツト39に高床用床板6を着
脱可能に取付けるようにしてもよく、更には該ブ
ラケツト39と床根太24とを併用してもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、タイヤハ
ウスが車室内に膨出しない平床が得られながら
も、床面の高さを低くすることができる。又、多
くの部品が低床車用の部品と共通化されているの
で、低床車の仕様を利用した設計、製作が可能に
なつて、設計、製作に要する手間やコストが節約
できるものである。又、低床用床板と高床用床板
との間の空間を各種の収納部として利用すること
もできる。又、高床用床板が複数個に分割される
とともに、着脱可能に取付けられているため、高
床用床板の取扱いが簡便になつて着脱作業が容易
になるし、着脱可能であるから低床車と高床車と
の使い分けが可能になつて幅広い用途に使用でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の後部車体構造を備えた
キヤブオーバー型自動車を示す概略側面図、第2
図〜第6図は該後部車体構造を示すものであつ
て、第2図は低床用床板の斜視図、第3図は床根
太を示す斜視図、第4図は高床用床板を示す斜視
図、第5図は後部車体構造の一部断面図、第6図
は小径タイヤハウス内側パネルを示す斜視図であ
る。又、第7図は低床車用の大径タイヤハウス内
側パネルを示す斜視図、第8図および第9図は従
来構造を示す断面図である。 1……車体、4……荷室(車室)、5……低床
用床板、6……高床用床板、6a……前側床板、
6b……後側床板、8……リヤタイヤハウス、9
……大径タイヤハウス外側パネル(大径外側パネ
ル)、10……小径タイヤハウス内側パネル(小
径内側パネル)、12……車体内側壁、13……
折曲部、14……タイヤハウス上部内側壁、15
……水平部、16……タイヤハウス下部内側壁、
17……上縁、18……下縁、19……タイヤハ
ウス用切欠縁、20……車体外側壁、24……床
根太。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車体内側壁の下部を折曲部から外方に膨出し
    て大径タイヤハウス外側パネルを形成し、 前記車体内側壁の折曲部に上縁が接合され、前
    記折曲部から下方に垂下したタイヤハウス上部内
    側壁と、該タイヤハウス上部内側壁の下縁から車
    体内方へ延在した水平部と、該水平部の車体内側
    および前後から下方に延在し、下縁が低床用床板
    の左右に形成したタイヤハウス用切欠縁に接合さ
    れたタイヤハウス下部内側壁と、を有する小径タ
    イヤハウス内側パネルが車室後部の左右に略対称
    に設けられ、 前記低床用床板に対し空間部を介して上方に離
    間され、かつ、前記小径タイヤハウス内側パネル
    の水平部を覆う状態で、所定の支持部材に架設さ
    れた高床用床板が設けられるとともに、該高床用
    床板が複数に分割され、 該分割された高床用床板のうちの、少なくとも
    一つが、前記低床用床板に対して着脱可能に取り
    付けられていることを特徴とする自動車の後部車
    体構造。 2 前記所定の支持部材が、低床用床板との間に
    介在された床根太である特許請求の範囲第1項記
    載の自動車の後部車体構造。 3 前記所定の支持部材が車体内側壁に取り付け
    られたブラケツトである特許請求の範囲第1項記
    載の自動車の後部車体構造。
JP1589684A 1984-01-31 1984-01-31 自動車の後部車体構造 Granted JPS60161274A (ja)

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JPS60161274A JPS60161274A (ja) 1985-08-22
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FR2744978B1 (fr) * 1996-02-21 1998-05-07 Peugeot Dispositif formant plancher pour vehicule automobile

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