JPH0221808Y2 - - Google Patents

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JPH0221808Y2
JPH0221808Y2 JP1984066949U JP6694984U JPH0221808Y2 JP H0221808 Y2 JPH0221808 Y2 JP H0221808Y2 JP 1984066949 U JP1984066949 U JP 1984066949U JP 6694984 U JP6694984 U JP 6694984U JP H0221808 Y2 JPH0221808 Y2 JP H0221808Y2
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resistor
circuit
capacitor
turned
diode
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は比較回路を用いたタイマー回路の改
良に関する。
[従来の技術] 比較回路を用いたタイマー回路の従来例を第5
図に示す回路について説明すると、Aは比較回路
で一方の入力端(−)は抵抗R1とコンデンサC
の接続点が、他方の入力端子(+)は抵抗R2と
R3の接続点がそれぞれ接続されている。
又、抵抗R1,R2はそれぞれ高電位側電源
(Vcc)にコンデンサC、抵抗R3はそれぞれ低
電位側電源(アース)に接続されている。
Bは前記比較回路の出力により駆動されるイン
ジケータ回路であつて、ダーリントン接続された
トランジスタTr1,Tr2とTr2のコレクタと高
電位側電源との間に接続された発光ダイオードD
とから構成されている。
上記構成回路の動作を第6図、第7図について
説明すると、第6図において、時間t1のとき電
源をONにすると、比較回路の+端にはVthが、−
端にはVcなる電圧が印加するが、Vthが電源ON
とほぼ同時に所定電圧(R3・Vcc/(R2+R
3))に達つするのに対し、Vcは抵抗R1とコン
デンサCとの時定数により、電圧が徐々に上昇す
る。
そして、VthがVcより大なる時第7図に示す
ように比較回路は高レベル(ほぼVcc)を出力
し、Vc>Vthとなるt2後は低レベル(0V)を
出力する。
前記高レベル出力時にはトランジスタTr1が
導通する結果トランジスタTr2が遮断状態とな
り、発光ダイオードDが点灯しないが、低レベル
出力時はトランジスタTr1が遮断Tr2が導通
し、発光ダイオードDが点灯する。
すなわち、電源ON後(t2−t1)だけ時間遅れ
を持つて発光ダイオードが点灯する様に構成して
ある。
[考案の解決すべき問題点] 上記従来例のタイマー回路においては電源
OFF時に誤動作する場合がある問題を有してい
た。
これを第8図、第9図について説明すると、電
源電圧は周知のごとく電源回路の時定数により電
源OFF時と同時に0になるのではなく前記時定
数をもつて減少していく。
したがつて、Vthは図示するごとく電源電圧の
減少に伴なつて減少する。
一方VcはコンデンサCの放電時の時定数が前
記電源回路の時定数に比較すると大きく選ぶのが
普通であるのでVcの減少割合はVthに比較して
小さい。
今電源ON後、比較回路Aの出力が反転(Vc>
Vth)する前に電源をOFFすると、前記時定数の
違いにより、その後にVc>Vthとなる現象が発
生する。
上記現象が発生すると、比較回路A出力が高レ
ベルから低レベルに反転し、発光ダイオードが点
灯可能な状態となり、前記減少していく電源電圧
がインジケータ回路回路を駆動するに充分な電圧
Vaを有している間発光ダイオードが点灯してし
まう欠点があつた。
[考案の構成] この考案は上記問題点を解決するため、高電位
側電源と低電位側電源間にそれぞれ接続された抵
抗、コンデンサおよび抵抗よりなる直列回路、お
よびダイオードおよびコンデンサよりなる直列回
路と、前記ダイオードとコンデンサの接続点と低
電位側電源間他方に接続された抵抗よりなる直列
回路と、一方の入力端を前記抵抗とコンデンサの
接続点に、他方の入力端を前記抵抗の接続点にそ
れぞれ接続した比較回路とよりなることを特徴と
するタイマー回路である。
[実施例] 第1図において、抵抗R1、コンデンサC1お
よび抵抗R4よりなる直列回路が高電位側電源
(Vcc)と、低電位側電源(アース)間に接続さ
れ、前記抵抗R1とコンデンサC1との接続点は
比較回路Aの一方端(−)に接続されている。
一方前記高電位側電源と低電位側電源との間に
は、順方向接続ダイオードD1とコンデンサC2
の直列回路が接続され、かつ前記コンデンサC2
と並列に抵抗R2,R3よりなる直列回路が接続
され、当該抵抗R2,R3の接続点は比較回路A
の他方端(+)に接続される。
なお、Bは第1図で説明したインジケータ回路
と同じである。
上記実施例の動作を第2図について説明する
と、電源ON時は順方向ダイオードD1を介して
C2が急速に充電されるのでVthは短時間で所定
の電圧(R3・Vcc/(R2+R3))に達つする。
一方、Vcは所定の時定数で上昇していくので両
電圧の大小関係が反転するまで比較回路A出力は
高レベルとなり前述と通り、発光ダイオードDは
点灯しないが、反転後は発光する。
ここで前述の状態、すなわち電源ON後、比較
回路A出力が反転する前に電源をOFFにした場
合、コンデンサC2の電荷はR2,R3を通して
放電されるため、電源電圧の降下割合に比べて、
Vthの降下割合が小さくなる。
一方、電源OFFと同時にコンデンサC1の放
電が開始され、抵抗R4を介して放電電流が流れ
るため、Vcは電源OFFと同時に抵抗R4による
電圧降下分だけ急激に減少する。
そして、Vthの電圧降下カーブとVc電圧降下
カーブが電源OOFF後、電源電圧がインジゲータ
B回路を駆動できる最低電圧Va以下になる時間
範囲において、その大小関係が反転しないように
各抵抗およびコンデンサの値を選定する。
第3図は他の実施例であり、第1図における低
電位側電源に接続した抵抗の代わりにダイオード
D3,D4の逆並列接続回路を接続したものであ
る。
第4図は第1図において、高電位側電源に接続
した抵抗R1に逆方向ダイオードD4を、低電位
側電源に接続した抵抗R4に順方向ダイオードD
5をそれぞれ並列接続したものである。
[考案の効果] 上記この考案によるタイマー回路によれば、電
源ON後、比較回路出力が反転する前に電源を
OFFした場合の誤動作を効果的に防止すること
ができタイマー回路により駆動される各種回路の
誤動作および当該誤動作に起因する諸欠点を防止
することができる等実用上極めて有用な考案であ
る。
又、第3図に示す実施例では、ダイオードによ
る一定した電圧降下(約0.6V)が得られる利点
を有し、第4図に示す実施例では抵抗R1,R4
により充電時と放電時で異つた時定数を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案実施例のタイマー回路図、第
2図はこの考案実施例のタイマー回路の動作を説
明する電圧波形図、第3図および第4図はそれぞ
れこの考案の他の実施例回路図、第5図は従来の
タイマー回路図、第6図乃至第9図は従来のタイ
マー回路の動作を説明する電圧波形図である。 R1は抵抗、C1はコンデンサ、R4は抵抗、
D1はダイオード、C2はコンデンサ、R2,R
3は抵抗、Aは比較回路である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 高電位側電源と低電位側電源間にそれぞれ接
    続された抵抗R1、コンデンサC1および抵抗
    R4よりなる直列回路、およびダイオードD1
    およびコンデンサC2よりなる直列回路と、前
    記ダイオードD1とコンデンサC2の接続点と
    低電位側電源間他方に接続された抵抗R2およ
    びR3よりなる直列回路と、一方の入力端を前
    記抵抗R1とコンデンサC1の接続点に、他方
    の入力端を前記抵抗R2,R3の接続点にそれ
    ぞれ接続した比較回路Aとよりなることを特徴
    とするタイマー回路。 2 前記抵抗R4に代えてダイオードD2,D3
    の逆並列接続回路を接続したことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のタイマー
    回路。 3 前記抵抗R1に逆方向ダイオードD4を、抵
    抗R4に順方向ダイオードD5をそれぞれ並列
    接続したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のタイマー回路。
JP1984066949U 1984-05-07 1984-05-07 タイマ−回路 Granted JPS60180137U (ja)

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JP1984066949U JPS60180137U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 タイマ−回路

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JPS60180137U JPS60180137U (ja) 1985-11-29
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