JPS643258Y2 - - Google Patents

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JPS643258Y2
JPS643258Y2 JP1983047368U JP4736883U JPS643258Y2 JP S643258 Y2 JPS643258 Y2 JP S643258Y2 JP 1983047368 U JP1983047368 U JP 1983047368U JP 4736883 U JP4736883 U JP 4736883U JP S643258 Y2 JPS643258 Y2 JP S643258Y2
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JP
Japan
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video
audio
circuit
signal processing
intermediate frequency
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JP1983047368U
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JPS59152873U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨン放送信号の音声信号処理
回路に係り、チユーナよりの映像中間周波信号の
音声搬送波レベルに対する映像搬送波周波数近傍
の各周波数におけるレベルの比を共振回路によつ
て音声信号処理回路の最適値に設定して音声信号
処理回路の映像中間周波増幅回路に供給すること
により、SN比が高く高品質な音声を得ることの
できるテレビジヨン放送信号の音声信号処理回路
を提供することを目的とする。
例えば西ドイツにおけるテレビ音声多重放送は
日本等のサブキヤリア方式とは異なり、付加搬送
波を利用した2キヤリア方式が用いられている。
この2キヤリア方式では主チヤンネルの音声搬送
波の周波数と副チヤンネルの付加搬送波の周波数
とが接近しているためこれら音声搬送波及び付加
搬送波に対してAFCをかけることが困難である。
従つて、音声の受信方式としてセパレートキヤリ
ア方式をとることは困難であり、一般に映像搬送
波と音声搬送波の差であるビートを音声インター
キヤリア信号として取り出し、この信号より音声
を復調するインターキヤリア方式が用いられる。
このインターキヤリア方式において高品質な音
声を取り出すため、チユーナより出力される映像
中間周波信号を二分岐し、一方を映像処理回路に
供給して映像処理回路内の映像中間周波増幅器で
帯域選択(SAW(表面弾性波)フイルタなどによ
る)及び増幅した後映像検波等の処理を行なうと
共に、他方を音声信号処理回路に供給して音声信
号処理回路内の映像中間周波増幅器で増幅した後
インターキヤリア検波、音声中間周波増幅、FM
検波等を行ない音声信号を取り出す所謂準パラレ
ル方式がある。ここで、準パラレル方式のテレビ
ジヨン放送の受信機では映像信号処理回路におけ
る映像中間周波信号の音声搬送波レベルに対する
映像搬送波周波数近傍の各周波数におけるレベル
の比の最適値と、音声信号処理回路における映像
中間周波信号の音声搬送波レベルに対する映像搬
送波周波数近傍の各周波数におけるレベルの比の
最適値は異なつている。しかし、従来のテレビジ
ヨン放送の受信機においてはチユーナの出力する
映像中間周波信号の音声搬送波レベルに対する映
像搬送波周波数近傍の各周波数におけるレベルの
比は上記映像信号処理回路における最適値とされ
ている。また、2キヤリア方式では映像信号の低
域部に相当する映像搬送波周波数pの近傍の周
波数特性に傾きがあるために、位相歪が生じ音声
搬送波が混変調を受けることがある。このため音
声信号処理回路で復調された音声信号のSN比が
悪化するという欠点があつた。
本考案は上記の欠点を除去したものであり、以
下図面と共にその一実施例につき説明する。
第1図は本考案回路を適用したテレビジヨン受
像機の一実施例のブロツク系統図を示す。同図
中、1はアンテナであり、アンテナ1で受信され
た電波はチユーナ2に供給され、ここで所望のチ
ヤンネルの高周波信号のみが選択・増幅され、更
に局部発信周波信号と混合されることにより映像
中間周波信号に変換されてこのチユーナ2より出
力される。チユーナ2より出力された映像中間周
波信号は二分岐され、その一方は映像信号処理回
路3に、また他方は音声信号処理回路4に供給さ
れる。この映像中間波信号の音声搬送波レベルに
対する映像搬送波周波数近傍の各周波数における
レベルの比は映像信号処理回路3に最適な値とさ
れている。
映像信号処理回路3において映像中間周波信号
はまず映像中間周波増幅回路で帯域選択(SAW
フイルタなどによる)及び増幅された後映像検波
され、ここで得られる映像信号、搬送色信号は
夫々映像増幅回路、色信号再生回路で増幅又は再
生されてマトリクス回路で3つの原色信号として
取り出され、同期信号より生成される水平・垂直
偏向電圧と共にカラー受像管5に供給される。こ
れによつてカラー受像管5にカラー画像が表示さ
れる。
また、音声信号処理回路4のバツフアアンプ6
を通つた映像中間周波信号は共振回路7に供給さ
れる。この共振回路7は例えば第2図Aに示す如
く、コンデンサC1とインダクタンスL1とよりな
る直列共振回路であり、その端子7aはバツフア
アンプ、端子7bは映像中間周波増幅回路8に
夫々接続されて信号伝送路に並列に設けられてい
る。上記バツフアアンプ6は共振回路7が映像信
号処理回路3に供給される映像中間周波信号に影
響を与えないためのものである。ここでチユーナ
2より出力される映像中間周波信号の映像搬送
波、音声搬送波が夫々第2図Bの矢印,に示
す如きレベルの比であるとき、共振回路の共振周
波数は第2図Bの破線に示す如く映像搬送波周
波数pと音声搬送波周波数sの間の周波数とされ
ている。この共振周波数をインダクタンスL1
変化させて例えば周波数p側に移動させること
によつて映像搬送波レベルを減衰させ、映像中間
周波数信号の音声搬送波レベルに対する映像搬送
波周波数近傍の各周波数におけるレベルの比を音
声信号処理回路4の映像中間周波増幅回路8から
音声検波回路11に対する最適値に設定する。こ
のように設定することにより、同時に共振回路の
周波数特性の傾斜部によつて映像信号の低域部に
相当する映像搬送波周波数pの近傍の周波数特
性が平坦となるように補正される。
この共振回路7より出力される映像中間周波信
号は映像中間周波増幅回路8で帯域選択(SAW
フイルタなどによる)及び増幅された後インター
キヤリア検波回路9で映像搬送波と音声搬送波の
差であるビートがインターキヤリア信号として取
り出される。このインターキヤリア信号は音声中
間周波増幅回路10で増幅され、次に音声検波回
路11でFM検波されて音声信号が復調される。
この音声信号は増幅回路12で増幅された後スピ
ーカ13に供給され、スピーカ13より音声が発
音される。
このように、チユーナ2より供給される映像信
号処理回路3に最適とされた音声搬送波レベルに
対する映像搬送波周波数近傍の各周波数における
レベルの比の映像中間周波信号は、共振回路7に
よつて音声搬送波レベルに対する映像搬送波周波
数近傍の各周波数におけるレベルの比が映像中間
周波増幅回路8から音声検波回路11に最適な値
となされるため、この音声信号処理回路4より出
力される音声信号は映像信号の影響をうけずSN
比が高くなる。また、共振回路7によつて第2図
Bにおける映像搬送波周波数pに接近した映像
信号の低域成分が抑圧されると共に、位相歪も減
少されるため、インターキヤリア方式の音声検波
の結果得られる音声信号に映像信号が混入するこ
とが防止され、高品質の音声信号が得られる。
上述の如く、本考案になるテレビジヨン放送信
号の音声信号処理回路は、チユーナより出力され
る2つの音声搬送波をもつ映像中間周波信号を映
像信号処理回路、音声信号処理回路夫々に設けら
れた映像中間周波増幅回路に供給するインターキ
ヤリア方式のテレビジヨン放送信号の音声信号処
理回路において、チユーナよりの映像中間周波信
号を供給されて映像中間周波信号の音声搬送波レ
ベルに対する映像搬送波周波数近傍の各周波数に
おけるレベルの比を音声信号処理回路に最適な値
に設定し音声信号処理回路の映像中間周波増幅回
路に供給する共振回路を具備してなるため、音声
信号処理回路から出力される音声信号は映像信号
の影響を受けずSN比が高くなり、また共振回路
によつて映像搬送波に接近した映像信号の低域成
分が抑圧され音声検波後の音声信号に映像信号が
混入せず高品質の音声信号が得られる等の特長を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案回路を適用したテレビジヨン受
像機の一実施例のブロツク系統図、第2図Aは第
1図示の回路の一部の回路図、第2図Bは映像搬
送波と音声搬送波のレベル、共振回路の周波数特
性を示す図である。 2……チユーナ、3……映像信号処理回路、4
……音声信号処理回路、6……バツフアアンプ、
7……共振回路、8……映像中間周波増幅回路、
9……インターキヤリア検波回路、10……音声
中間周波増幅回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チユーナより出力される2つの音声搬送波をも
    つ映像中間周波信号を映像信号処理回路、音声信
    号処理回路夫々に設けられた映像中間周波増幅回
    路に供給するインターキヤリア方式のテレビジヨ
    ン放送信号の音声信号処理回路において、該チユ
    ーナよりの映像中間周波信号を供給されて該映像
    中間周波信号の音声搬送波レベルに対する映像搬
    送波周波数近傍の各周波数におけるレベルの比を
    該音声信号処理回路に最適な値に設定し該音声信
    号処理回路の映像中間周波増幅回路に供給する共
    振回路を具備してなるテレビジヨン放送信号の音
    声信号処理回路。
JP4736883U 1983-03-31 1983-03-31 テレビジヨン放送信号の音声信号処理回路 Granted JPS59152873U (ja)

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JP4736883U JPS59152873U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 テレビジヨン放送信号の音声信号処理回路

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Publication Number Publication Date
JPS59152873U JPS59152873U (ja) 1984-10-13
JPS643258Y2 true JPS643258Y2 (ja) 1989-01-27

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ID=30177916

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5721184A (en) * 1980-07-15 1982-02-03 Sanyo Electric Co Ltd Voice reception circuit for television receiver
JPS5933374B2 (ja) * 1978-07-25 1984-08-15 啓二 小阪 テ−ブルの製法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5933374U (ja) * 1982-08-25 1984-03-01 株式会社日立製作所 テレビジヨン受信機

Patent Citations (2)

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JPS5721184A (en) * 1980-07-15 1982-02-03 Sanyo Electric Co Ltd Voice reception circuit for television receiver

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JPS59152873U (ja) 1984-10-13

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