JPH07274041A - 同期型テレビ変復調装置の搬送波供給方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生された搬送波をＡＭ変調器に供給しても
ＡＭ変調信号のＳ／Ｎが劣化されないテレビ同期型変復
調装置の搬送波供給方式を提供すること。 【構成】 テレビ放送波信号は第１のＢＰＦ６、入力ア
ンプ７を介して、選局部１に入力されてＩＦ信号とされ
る。このＩＦ信号は、ＩＦアンプ８を介して搬送波再生
回路２２に入力され、再生搬送波が同期検波回路２１に
供給される。ＩＦ信号は同期検波されベースバンドの映
像信号と音声信号とに復調され、ゴースト除去回路３に
よりゴースト成分がキャンセルされる。そして、同期型
テレビ変調器５において、クリスタルフィルタ４により
不要波が除去された再生搬送波がＡＭ変調される。次い
で、第２のＭＩＸ５２によりテレビ放送波信号の帯域に
変換されて出力される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はＣＡＴＶのセンターヘッ
ドエンド等に用いられる同期型テレビ変復調装置の搬送
波供給方式に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】地上波を用いるテレビ放送にあっては、
テレビ電波が伝播中に高層ビル等により反射され、複数
の伝播経路を介して受信点にテレビ電波が到達されるよ
うになる。このように、同一の受信点への伝播経路が複
数存在すると、一般にその伝播経路長が異なるために、
受信されるテレビ電波の伝播遅延時間が異なるようにな
る。このため、例えば電波経路が２経路ある時は電波遅
延時間に応じて画像のずれた２重の受信画面となってし
まうようになる。更に、３以上の伝播経路数が存在する
と、その経路数に応じた多重画面とされて見づらい画面
となり、著しい場合は同期が乱れて画面が流れてしまう
ようになる。すなわち、いわゆるゴースト障害が生じた
画面となる。

【０００３】このように、ゴースト障害の生じている画
面は非常に見ずらいため、ゴースト障害の対策として、
放送局側においてゴースト成分をキャンセルするための
基準信号（Ghost Cancel Reference ，ＧＣＲ信号）を
映像信号に重畳し、受信側においてこのＧＣＲ信号を検
出して、これによりゴースト成分をキャンセルする装置
が、例えば、特開平４−１０７７６号公報等に記載され
ているように提案されている。

【０００４】また、ゴースト障害を起こしている地域の
受信障害を改善するために、良好に受信できる場所に設
置したアンテナにより受信されたテレビ信号を、増幅し
て同軸ケーブル等の有線ネットワークシステムにより各
ユーザに分配することも行われている。このシステム
は、ＣＡＴＶシステムといわれているが、ゴースト障害
を改善するだけではなく、マルチメディア等の通信にも
利用されている。

【０００５】ところが、ＣＡＴＶシステムにおいても、
受信アンテナを設置する場所は限られていると共に、都
市部においては高層ビルが林立しているため、必ずしも
良好に受信できる場所にアンテナを設置することができ
ず、ゴースト障害を起こしているテレビ信号を受信せざ
るを得ない場合がある。そこで、このような場合にはＣ
ＡＴＶシステムのセンターヘッドエンドにおいて、前述
のように映像信号に重畳されているＧＣＲ信号を利用し
てゴースト成分をキャンセルし、ネットワークシステム
に送り出すようにしている。

【０００６】ここで、例えばＣＡＴＶシステムのセンタ
ーヘッドエンドとして用いられる同期型テレビ変復調装
置の従来の構成を図５に示す。この図において、１１１
はテレビ放送波信号のうち所望のチャンネル信号を中間
周波数信号に変換する選局回路、１１２は選局回路１１
１を構成する周波数変換回路Ａ、１１３は選局回路１１
１を構成する局部発振回路、１１４は中間周波数信号に
変換されたチャンネル信号を検波してベースバンドの映
像信号と音声信号に復調する検波回路、１１５は検波回
路１１４を構成する同期検波回路、１１６は検波回路１
１４を構成する搬送波再生回路、１１７はベースバンド
の映像信号を処理してゴースト成分を除去するゴースト
除去回路である。

【０００７】さらに、１２０はゴースト除去されたベー
スバンドの映像信号を元の中間周波数信号になるようＡ
Ｍ変調すると共に、元のテレビ放送波信号の周波数にな
るよう周波数変換する同期型テレビ変調器、１２１は同
期型テレビ変調器１２０を構成するＡＭ変調器、１２２
は同期型テレビ変調器１２０を構成する周波数変換回路
Ｂである。 なお、ゴースト除去チューナ１１０は選局
回路１１１，検波回路１１４，ゴースト除去回路１１７
により構成されている。

【０００８】このように構成された同期型テレビ変復調
装置において、選局回路１１１を構成する周波数変換回
路Ａ１１２に入力されたテレビ放送波信号は、局部発振
回路１１３よりの局部発振周波数信号により、所望のチ
ャンネル信号が中間周波数信号に周波数変換される。変
換された中間周波数信号は、検波回路１１４の同期検波
回路１１５及び搬送波再生回路１１６に入力される。そ
して、搬送波再生回路１１６において中間周波数信号か
ら搬送波が再生され、再生された再生搬送波が同期検波
回路１１５に供給されることにより、中間周波信号が同
期検波されベースバンドの映像信号と音声信号とに復調
される。

【０００９】復調されたベースバンドの映像信号はゴー
スト除去回路１１７に入力され、前述したＧＣＲ信号を
用いてゴースト成分がキャンセルされ、ゴースト除去回
路１１７をスルーした音声信号と共に同期型テレビ変調
器１２０のＡＭ変調器１２１に供給される。このＡＭ変
調器１２１には前記搬送波再生回路１１６により再生さ
れた再生搬送波が供給されており、この再生搬送波を入
力された映像信号及び音声信号によりＡＭ変調してい
る。そして、ＡＭ変調波は周波数変換回路Ｂ１２２に入
力され、前記局部発振回路１１３よりの局部発振周波数
信号によりアップコンバートされ、入力されたテレビ放
送波信号と同一の周波数のテレビ信号とされて出力され
る。

【００１０】従来の同期型テレビ変復調装置において
は、このようにしてゴーストの除去されたテレビ放送波
信号を、例えば同軸ケーブルに送出するようにして、良
好な画像信号がユーザ端末において得られるようにして
いる。

【００１１】なお、搬送波再生回路１１６において再生
した搬送波を同期検波回路１１５だけでなくＡＭ変調器
１２１にも供給しているのは、映像信号の搬送波の周波
数が、入力されたテレビ放送波信号と出力されるテレビ
放送波信号との間においてずれるようになると、同一チ
ャンネルビート妨害が発生して画像が乱されるため、送
られてきた搬送波を利用して再生させた再生搬送波を同
期検波回路１１５及びＡＭ変調器１２１に供給すること
により、入力されたテレビ放送波信号と出力されるテレ
ビ放送波信号との搬送波を同一周波数として、同一チャ
ンネルビート妨害を防止する必要があるからである。

【００１２】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の同期型テレビ変復調装置においては、同期型テレビ
変復調装置から出力されるテレビ放送波をテレビ受像機
で受信した時に、テレビ受像機に表示される画像のＳ／
Ｎ比が劣化された低品位の画質となってしまうという問
題点があった。

【００１３】本発明者は、この原因が検波回路１１４の
アイソレーションが十分得られないためであることをつ
きとめ、本発明の同期型テレビ変復調装置の搬送波供給
方式を成すに至ったものである。すなわち、検波回路１
１４のアイソレーションが十分に得られないと、選局回
路１１１から検波回路１１４へ入力される中間周波数信
号成分が、搬送波再生回路１１６より出力される搬送波
信号にかぶるようになる。

【００１４】この時の搬送波再生回路１１６により再生
された再生搬送波信号のスペクトル分布を図６に示す。
この図の横軸は周波数であり、最も大きいスペクトルの
周波数は映像中間周波数の５８．７５ＭＨｚであり、こ
の周波数信号が再生搬送波である。さらに、このスペク
トルの両側にスペクトルが生じており、このスペクトル
の内、例えば１点鎖線で示したＡのスペクトルの周波数
と再生搬送波の周波数との差の周波数は１５．７５ｋＨ
ｚとされ、他のスペクトルとの周波数との差は１５．７
５ｋＨｚあるいはその整数倍とされている。この１５．
７５ｋＨｚの周波数は水平走査周波数、すなわち水平同
期信号の周波数であるから、再生搬送波にかぶっている
成分は、テレビ放送波信号の水平同期信号成分であるこ
とがわかる。

【００１５】このような再生搬送波が、ＡＭ変調器に搬
送波として供給されてＡＭ変調が行われると、ＡＭ変調
器１２１から出力される映像信号のＳ／Ｎ比が劣化する
ことになる。そこで、本発明は同期検波を行うために再
生された搬送波をＡＭ変調器に供給してもＡＭ変調信号
のＳ／Ｎが劣化されないテレビ同期型変復調装置の搬送
波供給方式を提供することを目的としている。

【００１６】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の同期型テレビ変復調装置の搬送波供給方式
は、受信したテレビ放送波信号を中間周波数信号に変換
する第１の周波数変換手段と、前記中間周波数信号から
搬送波を再生する搬送波再生手段と、前記搬送波再生手
段により再生された再生搬送波が供給されて、前記中間
周波数信号を同期検波する同期検波手段と、前記同期検
波手段から出力されるベースバンドの映像信号を処理す
る映像信号処理手段と、前記映像信号処理手段より出力
されるベースバンドの映像信号が変調信号として少なく
とも供給されるＡＭ変調器と、前記ＡＭ変調手段よりの
出力信号をテレビ放送波信号帯域の周波数に周波数変換
する第２の周波数変換器とを備え、前記搬送波再生手段
よりの再生搬送波を、該再生搬送波の周波数成分を少な
くとも通過させると共に、前記テレビ放送波信号中に含
まれている水平走査周波数成分を遮断するフィルタを介
して、前記ＡＭ変調手段に搬送波として供給するように
したものであり、具体的には、前記映像信号処理手段に
より、映像信号に含まれるゴースト成分を除去するよう
にしたものである。

【００１７】

【作用】本発明によれば、ＡＭ変調器に供給される搬送
波中の水平同期信号周波数成分を除去することができる
ため、ＡＭ変調された信号のＳ／Ｎ比が劣化することが
なくなり、高品位のテレビ放送波信号を出力することが
できるようになる。さらに、映像信号処理手段をゴース
ト除去手段とすると、ゴーストの除去された、より高品
位のテレビ放送波信号を出力することができるようにな
る。

【００１８】

【実施例】本発明の同期型テレビ変復調装置の搬送波供
給方式のブロック図を図１に示す。この図において、１
はテレビ放送波信号のうち所望のチャンネル信号を中間
周波数信号（ＩＦ）に変換する選局部、１１は選局部１
を構成する第１の周波数変換回路（ＭＩＸ）、１２は選
局部１を構成する局部発振回路（Ｌ．ＯＳＣ）、２は中
間周波数信号に変換されたチャンネル信号を検波してベ
ースバンドの映像信号と音声信号に復調する検波部、２
１は検波部２を構成する同期検波回路、２２は検波部２
を構成する搬送波再生回路、３はベースバンドの映像信
号を処理してゴースト成分を除去するゴースト除去回路
である。

【００１９】さらに、４は搬送波再生回路２２により再
生された再生搬送波から水平同期信号周波数成分を除去
するクリスタルフィルタ、５はゴースト除去されたベー
スバンドの映像信号を元の中間周波数（ＩＦ）信号にな
るようＡＭ変調すると共に、元のテレビ放送波信号の周
波数になるよう周波数変換する同期型テレビ変調器、５
１は同期型テレビ変調器５を構成するＡＭ変調器、５２
は同期型テレビ変調器５を構成する第２の周波数変換回
路（ＭＩＸ）である。

【００２０】このように構成された同期型テレビ変復調
装置において、入力端子に入力されたテレビ放送波信号
は第１のバンドパスフィルタ（ＢＰＦ）６により、不要
波信号帯域が除去され入力アンプ７で増幅されてから選
局部１に入力される。この選局部１において、Ｌ．ＯＳ
Ｃ１２より発生されている局発信号によりダウンコンバ
ートされて所望のチャンネル信号が中間周波数（ＩＦ）
信号とされる。このＩＦ信号は、ＩＦアンプ８により増
幅されて、検波部２の同期検波回路２１及び搬送波再生
回路２２に入力される。そして、搬送波再生回路２２に
おいて中間周波数信号から搬送波が再生され、再生され
た再生搬送波が同期検波回路２１に供給されることによ
り、中間周波数信号が同期検波されベースバンドの映像
信号と音声信号とに復調される。

【００２１】復調された映像信号は、ゴースト除去回路
３に供給されて前述したＧＣＲ信号を用いてゴースト成
分がキャンセルされ、ゴースト除去回路３をスルーした
音声信号と共に同期型テレビ変調器５に供給される。そ
して、同期型テレビ変調器５のＡＭ変調器５１に入力さ
れたベースバンドの映像信号及び音声信号により、クリ
スタルフィルタ４を介して供給されている搬送波再生回
路２２よりの再生搬送波をＡＭ変調している。この結
果、ＡＭ変調器５１からは元の中間周波数信号が再生さ
れて出力される。そして、ＡＭ変調器５１より出力され
る中間周波数信号は第２の周波数変換回路（ＭＩＸ）５
２に入力され、前記線局部１の局部発振回路１２よりの
局発信号によりアップコンバートされ、入力されたテレ
ビ放送波信号と同一の周波数のテレビ放送波信号とされ
て出力される。そして、出力アンプ９により増幅され、
さらにバンドパスフィルタ（ＢＰＦ）１０により不要波
信号が除去されて出力端子から出力される。

【００２２】ここで、クリスタルフィルタ４から出力さ
れる再生搬送波信号のスペクトル分布を図２に示す。こ
の図に示すように、再生搬送波である映像中間周波数５
８．７５ＭＨｚのスペクトルは当然大きなスペクトルと
なっているが、このスペクトルの両側に位置していた１
５．７５ｋＨｚあるいはその整数倍離れた周波数の水平
同期信号周波数成分のスペクトルは、一点鎖線で囲むＢ
のように低いレベルとなっている。すなわち、図６に示
す従来の場合約−５０ｄＢ程度の減衰量とされている水
平同期信号成分は、クリスタルフィルタ４を通すことに
より約−６８ｄＢの減衰量とされ、漏れ込んだ水平同期
信号成分を約１８ｄＢ減衰していることがわかる。

【００２３】これにより、検波部２において再生搬送波
信号に漏れ込んだ水平同期信号周波数成分の影響を受け
ることなくＡＭ変調器５１により元の中間周波数信号と
なるようＡＭ変調を行うことができるようになる。した
がって、第２のＭＩＸ５２より出力されるテレビ放送波
信号のＳ／Ｎ比が劣化することがなくなり、高品位のテ
レビ映像をユーザ側で得ることができるようになる。

【００２４】なお、搬送波再生回路２２において再生し
た搬送波を同期検波回路２１だけでなくＡＭ変調器５１
にも供給しているのは、入力されたテレビ放送波信号と
出力されるテレビ信号との間において搬送波の周波数が
ずれるようになると、ユーザ側での潜在電界による同一
チャンネルビート妨害が発生して画像が乱されるため、
テレビ放送波信号の搬送波を利用して発生させた同一周
波数の搬送波を用いてＡＭ変調することにより、同一チ
ャンネルビート妨害を防止する必要があるからである。

【００２５】前記クリスタルフィルタ４は理想的には図
４に示すように、映像中間周波数５８．７５ＭＨｚだけ
を通過させ他の周波数成分は遮断する特性とするのが良
いが、このような特性のクリスタルフィルタは製作が困
難であると共に高価である。更に、シャープな特性とす
ると温度特性を良好とする必要があるのでさらに高価と
なる。このため、図１に示す同期型変復調装置において
は図３に示す遮断特性のクリスタルフィルタを用いてい
る。この図に示すように、このクリスタルフィルタの遮
断特性は水平同期信号周波数１５．７５ｋＨｚだけ通過
中心周波数から離れると、約１５〜２０．５ｄＢの減衰
量が得られている。この場合におけるクリスタルフィル
タ４から出力される再生搬送波信号のスペクトルが前記
図２に示す特性となるので、図３に示す特性のクリスタ
ルフィルタでも十分実用に耐えるものである。

【００２６】なお、図３に示す遮断特性を少なくとも満
足するＳＡＷフィルタ，セラミックフィルタ等のフィル
タであれば、クリスタルフィルタ４に替えて使用するこ
とができる。また、カラーテレビ放送波の水平同期信号
周波数は周波数インターリーブの関係から１５．７３４
２６ｋＨｚとされているが、この周波数においても前記
図３に示すクリスタルフィルタの特性で十分対応するこ
とができる。

【００２７】このように、本発明の同期型テレビ変復調
装置の搬送波供給方式においては、ゴースト成分が除去
されていると共に、水平同期信号周波数成分によるＳ／
Ｎ比の劣化を防止したテレビ放送波信号を、例えば同軸
ケーブルに送出するようにして、良好な画像信号がユー
ザ端末において得られるようにしている。なお、本発明
はＣＡＴＶシステムのセンターヘッドエンドとして用い
られるだけでなく、テレビ放送波信号の中継装置にも適
用することができる。

【００２８】

【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、ＡＭ変調器に供給される搬送波中の水平同期信号周
波数成分を除去することができ、ＡＭ変調された信号の
Ｓ／Ｎ比が劣化することがなくなり、高品位のテレビ放
送波信号を再生して出力することができるようになる。
さらに、映像信号処理手段をゴースト除去手段とする
と、ゴーストの除去されたより高品位のテレビ放送波を
出力することができるようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の同期型テレビ変復調装置の搬送波供給
方式のブロック図である。

【図２】本発明にかかるクリスタルフィルタの出力信号
のスペクトル分布である。

【図３】本発明にかかるクリスタルフィルタの遮断特性
である。

【図４】本発明にかかるクリスタルフィルタの理想的な
遮断特性である。

【図５】従来の同期型テレビ変復調装置のブロック図で
ある。

【図６】従来にかかる再生搬送波のスペクトル分布であ
る。

【符号の説明】

１ 選局部 ２ 検波部 ３ ゴースト除去回路 ４ クリスタルフィルタ ５ 同期型テレビ変調器 ６，１０ ＢＰＦ ７ 入力アンプ ８ ＩＦアンプ ９ 出力アンプ １１ 第１の周波数変換回路 １２ 局部発振回路 ２１ 同期検波回路 ２２ 搬送波再生回路 ５１ ＡＭ変調器 ５２ 第２の周波数変換回路

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】受信したテレビ放送波信号を中間周波数信
   号に変換する第１の周波数変換手段と、 前記中間周波数信号から搬送波を再生する搬送波再生手
   段と、 前記搬送波再生手段により再生された再生搬送波が供給
   されて、前記中間周波数信号を同期検波する同期検波手
   段と、 前記同期検波手段から出力されるベースバンドの映像信
   号を処理する映像信号処理手段と、 前記映像信号処理手段より出力されるベースバンドの映
   像信号が変調信号として少なくとも供給されるＡＭ変調
   器と、 前記ＡＭ変調手段よりの出力信号をテレビ放送波信号帯
   域の周波数に周波数変換する第２の周波数変換器とを備
   え、 前記搬送波再生手段よりの再生搬送波を、該再生搬送波
   の周波数成分を少なくとも通過させると共に、前記テレ
   ビ放送波信号中に含まれている水平走査周波数成分を遮
   断するフィルタを介して、前記ＡＭ変調手段に搬送波と
   して供給することを特徴とする同期型テレビ変復調装置
   の搬送波供給方式。
2. 【請求項２】前記映像信号処理手段により、映像信号に
   含まれるゴースト成分を除去することを特徴とする同期
   型テレビ変復調装置の搬送波供給方式。