JPS642534Y2 - - Google Patents

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JPS642534Y2
JPS642534Y2 JP19419482U JP19419482U JPS642534Y2 JP S642534 Y2 JPS642534 Y2 JP S642534Y2 JP 19419482 U JP19419482 U JP 19419482U JP 19419482 U JP19419482 U JP 19419482U JP S642534 Y2 JPS642534 Y2 JP S642534Y2
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JP
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flywheel
positioning
frequency generator
magnetic recording
tape drive
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JP19419482U
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JPS5997571U (ja
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  • Brushless Motors (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気記録再生装置の磁気テープ駆動装
置に関するものである。
磁気記録再生装置、例えばテープレコーダ、ビ
デイオテープレコーダ等にあつては、磁気テープ
を定速走行させる為のテープ走行機構として回転
駆動手段により回転されるキヤプスタンと、この
キヤプスタンに圧接されるピンチローラとよりな
り、該キヤプスタンとピンチローラ間にテープを
挾持し、該テープを走行させる方法を採つてい
る。そして、磁気記録再生装置にあつてはテープ
走行速度が一定しないと記録・再生音声若しくは
記録・再生画像に重大な悪影響を及ぼすことにな
る為に、テープ走行速度を一定になす手段を設け
ている。このテープ走行速度を一定になす手段と
しては、該キヤプスタンを駆動させるモータが定
速回転するようにモータ駆動回路のみで制御する
方法と、該モータによつて駆動されたキヤプスタ
ンの回転速度を検出し、そのキヤプスタンの回転
速度に応じた信号をモータ駆動回路にフイードバ
ツクさせて制御する方法とがあり、後者の方が精
度的に勝る為に今日では、この後者の方法が一般
に採られている。このキヤプスタンの回転速度を
検出する方法としても色々な方法が採用されてい
るが、その一つの方法としてキヤプスタンシヤフ
トの一端に貫性を得る為に設けられたフライホイ
ールの一端面に、異なる磁極を交互に設けた永久
磁石板を配設すると共に、この永久磁石板と隣接
対向して周波数発電機用コイルが固定枠に取付け
られ、該永久磁石の磁束が横切ることによつて発
生される周波数発電機用コイルからの電圧を得る
様にしている。そして、この周波数発電機用コイ
ルはフライホイールと同心で略千鳥状の環状コイ
ルとして形成されるが、フライホイールに固定さ
れた永久磁石とは別体に固定側枠に取付けられる
為、製造誤差等により環状コイルと永久磁石との
同心位置出しが難しい。この永久磁石と環状コイ
ルとが偏心した状態にあると、該環状コイルより
出力される信号の周波数変動が大きくなり、サー
ボコントロールの精度が低下し、機器そのものの
精度に大きく影響する問題点を有している。
本考案は係る従来の問題点に鑑みなされたもの
であつて、フライホイールの一端面に真円環状段
部と、異なる磁極を交互に設けた永久磁石板とを
キヤプスタンシヤフトと同心的に該キヤプスタン
シヤフトに固定すると共に、前記フライホイール
の環状段部の内周若しくは外周に接する複数のピ
ンを円状に設けた位置決め治具の該ピンが各々挿
入される貫通孔と、前記磁石板の磁極面と隣接対
向して固設される周波数発電機用コイルとを有し
た位置決め基板を前記キヤプスタンシヤフトが取
付けられたシヤーシに、その取付位置が微調整可
能に取付け得るように構成し、前記位置決め治具
で容易に周波数発電機コイルと磁石板との心出し
を行なつた状態で位置決め基板をシヤーシに取付
ける様にする構造とすることによつて、組立精度
の向上及び周波数発電機用コイルからの周波数信
号変動が少なく、極めて精度の良い磁気記録再生
装置が得られるテープ駆動装置を提供することを
目的とする。
以下、本考案に係る磁気記録再生用テープ駆動
装置の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本考案に係るテープ駆動装置を示す軸
方向断面図で、第2図は第1図の−′線矢視
断面図、第3図は第1図及び第2図に示した装置
を分解して示した分解斜視図で、第1図乃至第3
図中番号1で示される位置決め治具は組立後、取
り除かれるものである。
図に於いて、2は磁気記録再生装置のシヤーシ
で、3はシヤーシ2に固定された円筒状軸受メタ
ル4に回転可能に枢支されているキヤプスタンシ
ヤフトである。該キヤプスタンシヤフト3はシヤ
ーシ2の裏面側に位置する一端に円板状のフライ
ホイール5が固設されており、該フライホイール
5の一端面側にはキヤプスタンシヤフト3と同心
で形成された環状段部を成す凹部5Aと、該凹部
5Aの外側に環状永久磁石板6を収納する為の真
円環状凹部5Bを形成している。該環状凹部5B
内に収納固定された環状永久磁石板6は、その平
面に異なる磁極N,Sを交互に設けてなり、その
組込み時、既にキヤプスタンシヤフト2と同心を
なすように位置決められている。7は軟鉄材で形
成されたブラケツトで、8はフライホイール5に
設けられた永久磁石板6の磁極面と対向配設され
る周波数発電機用コイル8Cを前記磁極面と対向
する面に千鳥状に第4図に示す如く印刷されてお
り、ブラケツト7に固定される絶縁性の回路基板
である。該回路基板8は、その中心部にフライホ
イール5の環状凹部5Bの内周径と略等しい貫通
孔8Aと、前記ブラケツト7に形成された複数の
貫通孔7Aと対応した位置にネジ孔8Bを有し、
ブラケツト7の貫通孔7Aを通つて挿入されたビ
ス9によつてブラケツト7と回路基板8とが固定
されるものであるが、ブラケツト7の貫通孔7A
はネジ孔8Bよりも若干大きく形成されており、
その大径貫通孔によつて回路基板8とブラケツト
7との相対位置が微調整出来る様になつている。
又、ブラケツト7は第2図に示す様に、その中心
からの距離を同じにする位置に、前記回路基板8
の貫通孔8Aの外周を囲んで形成される複数の貫
通円孔7Bが設けられていると共に、該ブラケツ
ト7をシヤーシ9に取付ける為の取付孔7Cが設
けられている。
そして、前記位置決め治具1は回路基板8とブ
ラケツト7との同心位置出し並びに回路基板8と
フライホイール5との同心位置出しの為に使用さ
れる為のもので、前記フライホイール5に設けら
れた環状凹部5Aの内径及び回路基板8の貫通孔
8Aの内径に等しく形成された台座1Aと、第2
図に示されるように回路基板8とブラケツト7と
を同心に配置した際作られる貫通孔A(第2図中
に斜線で示される)の形状と対応した断面形状を
なす位置決めピン1Bが、前記回路基板8の貫通
孔8Aの数と等しく、且つ、対応位置に設けられ
ている。
この治具1の使用は先づ、回路基板8とブラケ
ツト7との同心位置出しの為に貫通孔A内にピン
1Bを挿入すると、この状態で回路基板8とブラ
ケツト7との同心位置出しが出来る。この状態で
ブラケツト7の貫通孔7Aよりビス9を挿入させ
てビス孔8Bにネジ9をネジ込むことにより回路
基板8とブラケツト7とが互いに同心位置出しさ
れた状態で組付固定される。そして、次に、この
治具1はブラケツト7とフライホイール5との同
心位置出しの為に使用される。ブラケツト7とフ
ライホイール5との同心位置出しは、ブラケツト
7の貫通孔7Bと回路基板8の貫通孔8Aとを通
つて反対側へ突出された位置決めピン1Bを環状
凹部5Aの内壁に接した状態で挿入すると、ブラ
ケツト7及び回路基板8とフライホイール5との
同心位置出しが出来る。そして、この状態に於い
てシヤーシ2の裏面とブラケツト7との間に円筒
スペーサー10を介在させた後、貫通孔7C、ス
ペーサー10を通つて、シヤーシ2に設けたビス
穴(不図示)にネジ11がネジ込まれて、ブラケ
ツト7はシヤーシ2に固定される。尚、ブラケツ
ト7の貫通孔7Cはネジ11のネジ部径よりも大
きく、該ネジ11に対してブラケツト7の位置が
微調整出来るようになつている。従つて、この様
にして組立てられたキヤプスタンシヤフト3、フ
ライホイール5、永久磁石板6、回路基板8、ブ
ラケツト7は共に精度良く同心的に配置されるこ
とになる。すなわち、永久磁石板6と周波数発電
機コイル8Cとが同心に配置されたことになる。
尚、図中、12は移動アーム13によつて選択
的にキヤプスタンシヤフト3に圧接され、磁気テ
ープ14を挾持する為の回転可能なピンチローラ
で、15はモータ(不図示)からの動力をキヤプ
スタンシヤフト13に伝達する為に、フライホイ
ール5の外周面に張掛されたベルトである。
又、第1図乃至第4図に示した実施例にあつて
は回路基板8とブラケツト7とを別体に構成した
ものを示したが、例えば第6図示の如く、ブラケ
ツト7上に絶縁被膜をし、その上に周波数発電機
用コイル8Cを印刷形成しても良いことは勿論で
ある。
以上説明した様に、本考案に係る装置はフライ
ホイールの一端面に真円環状段部と、異なる磁極
を交互に設けた永久磁石板とをキヤプスタンシヤ
フトと同心的に該キヤプスタンシヤフトに固定す
ると共に、前記フライホイールの環状段部の内周
若しくは外周に接する複数のピンを円状に設けた
位置決め治具の該ピンが各々挿入される貫通孔
と、前記磁石板の磁極面と隣接対向して固設され
る周波数発電機用コイルとを有した位置決め基板
を前記キヤプスタンシヤフトを取付けられたシヤ
ーシに、その取付位置が微調整可能に取付け得る
ように構成し、前記位置決め治具で容易に周波数
発電機コイルと磁石板との心出しを行なつた状態
で位置決め基板をシヤーシに取付けることが出来
るので、組立精度の向上及び周波数発電機用コイ
ルからの周波数信号変動が少なく、極めて精度の
良い磁気記録再生装置が得られるテープ駆動装置
を得ることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るテープ駆動装置を示す軸
方向断面図で、第2図は第1図の−′線矢視
断面図、第3図は第1図及び第2図に示した装置
を分解して示した分解斜視図である。第4図は第
1図乃至第3図に示した回路基板8に設けられた
周波数発電機用コイル8Cの形状を示す図であ
る。第5図は本考案に係るテープ駆動装置を組立
てる場合に使用される治具1を説明する為の平面
図である。第6図は本考案に係るテープ駆動装置
の他の実施例を示す軸方向断面図である。 1……治具、2……シヤーシ、3……キヤプス
タンシヤフト、5……フライホイール、5A……
環状段部(凹部)、6……永久磁石板、7……位
置決め基板(ブラケツト)、8……回路基板、8
C……周波数発電機用コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端にフライホイールが取付けられて回転駆
    動手段により回転されるキヤプスタンシヤフト
    と該シヤフトに圧接回転されるピンチローラ間
    に挾持された磁気テープを走行させる磁気記録
    再生用テープ駆動装置に於いて、前記フライホ
    イールの一端面に真円環状段部と異なる磁極を
    交互に設けた永久磁石板とを前記キヤプスタン
    シヤフトと同心的に設けると共に、前記フライ
    ホイールの環状段部の内周若しくは外周に接す
    る複数のピンを円状に設けた位置決め治具の該
    ピンが各々挿入される貫通孔と、前記磁石板の
    磁極面と隣接対向して固設される周波数発電機
    用コイルとを有した位置決め基板を前記キヤプ
    スタンシヤフトが取付けられたシヤーシに、そ
    の取付位置が微調整可能に取付けてなる磁気記
    録再生用テープ駆動装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の磁気
    記録再生用テープ駆動装置であつて、前記周波
    数発電機用コイルが前記位置決め基板上に印刷
    されてなること。 (3) 実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の磁気
    記録再生用テープ駆動装置であつて、前記周波
    数発電機用コイルは、前記位置決め基板とは別
    体に形成されたプリント基板上に形成された
    後、前記位置決め基板上に固設され、前記プリ
    ント基板には前記フライホイールの前記環状段
    部と対応する貫通孔が設けられていること。
JP19419482U 1982-12-22 1982-12-22 磁気記録再生用テ−プ駆動装置 Granted JPS5997571U (ja)

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JPS5997571U JPS5997571U (ja) 1984-07-02
JPS642534Y2 true JPS642534Y2 (ja) 1989-01-20

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