JPS642374B2 - - Google Patents
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- JPS642374B2 JPS642374B2 JP57046773A JP4677382A JPS642374B2 JP S642374 B2 JPS642374 B2 JP S642374B2 JP 57046773 A JP57046773 A JP 57046773A JP 4677382 A JP4677382 A JP 4677382A JP S642374 B2 JPS642374 B2 JP S642374B2
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- tube
- stylet
- intrabronchial
- hemostasis
- hemostasis device
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- Expired
Links
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Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は末梢気管支の止血を行なうための気
管支内の止血装置に関する。
管支内の止血装置に関する。
内視鏡である気管支鏡を用いて気管支内の観察
や治療をしている際中に、なんらかの原因でその
末梢気管支から出血が起きた場合には、直に止血
を行なわなければ重大な事故を招くことになる。
や治療をしている際中に、なんらかの原因でその
末梢気管支から出血が起きた場合には、直に止血
を行なわなければ重大な事故を招くことになる。
従来、末梢気管支の止血を行なうには、出血部
位に気管支鏡を押し込んで血液が流れ出るのを防
ぎ、自然止血を待つたり、バルーンを気管支鏡の
チヤンネルまたはわきから気管支内に挿入して膨
らませ、出血部位を圧迫して止血するなどの処置
がとられていた。
位に気管支鏡を押し込んで血液が流れ出るのを防
ぎ、自然止血を待つたり、バルーンを気管支鏡の
チヤンネルまたはわきから気管支内に挿入して膨
らませ、出血部位を圧迫して止血するなどの処置
がとられていた。
しかしながら、前者の手段によると、止血中に
気管支鏡の視野が確保できないので、出血部位か
ら血液が漏れ出していても、それを確認すること
ができないという欠点があつた。また、後者の手
段によると、バルーンのチユーブが患者ののどを
通つているので、患者が首を動かすなどするとバ
ルーンが出血部位から外れてしまい、止血を確実
に行なえないという問題が生じる。
気管支鏡の視野が確保できないので、出血部位か
ら血液が漏れ出していても、それを確認すること
ができないという欠点があつた。また、後者の手
段によると、バルーンのチユーブが患者ののどを
通つているので、患者が首を動かすなどするとバ
ルーンが出血部位から外れてしまい、止血を確実
に行なえないという問題が生じる。
この発明は上記事情にもとづきなされたもの
で、その目的とするところは、末梢気管支の止血
を簡単かつ確実に行なえるようにした気管支内の
止血装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、末梢気管支の止血
を簡単かつ確実に行なえるようにした気管支内の
止血装置を提供することにある。
以下、この発明の一実施例を第1図乃至第4図
を参照して説明する。図中1は内視鏡としての気
管支鏡である。この気管支鏡1は挿入部2と操作
部3とからなり、操作部3には接眼部4および図
示しないチヤンネルと連通した挿入口体5とが設
けられている。このように構成された気管支鏡1
は、その挿入部2が気管6から気管支7に挿入さ
れ、上記接眼部3によつて気管支7の観察や治療
が行なわれる。そして、末梢気管支8からなんら
かの原因で出血が起きた場合には、上記挿入口体
5から止血装置9が挿入される。この止血装置9
は、チユーブ10、スタイレツト11および止血
部材12からなる。チユーブ10は、テフロン、
医療用塩化ビニール、ポリウレタンあるいはシリ
コンなどの可撓性の合成樹脂によつて気管支鏡1
の全長よりも長尺で、上記チヤンネルに挿入でき
る太さに形成されている。このチユーブ10に上
記スタイレツト11が挿通されるようになつてい
て、このスタイレツト11は、X線を透過させず
かつ屈曲可能な材料、たとえば金属コイルや金属
を混入した合成樹脂などによつて上記チユーブ1
0よりも長尺に形成されている。また、上記止血
部材12は発泡シリコンゴム、発泡ポリウレタン
ゴム、発泡フツ素ゴムなどの圧縮変形させやすい
弾性体によつて上記チユーブ10よりも太い柱状
に形成されている。
を参照して説明する。図中1は内視鏡としての気
管支鏡である。この気管支鏡1は挿入部2と操作
部3とからなり、操作部3には接眼部4および図
示しないチヤンネルと連通した挿入口体5とが設
けられている。このように構成された気管支鏡1
は、その挿入部2が気管6から気管支7に挿入さ
れ、上記接眼部3によつて気管支7の観察や治療
が行なわれる。そして、末梢気管支8からなんら
かの原因で出血が起きた場合には、上記挿入口体
5から止血装置9が挿入される。この止血装置9
は、チユーブ10、スタイレツト11および止血
部材12からなる。チユーブ10は、テフロン、
医療用塩化ビニール、ポリウレタンあるいはシリ
コンなどの可撓性の合成樹脂によつて気管支鏡1
の全長よりも長尺で、上記チヤンネルに挿入でき
る太さに形成されている。このチユーブ10に上
記スタイレツト11が挿通されるようになつてい
て、このスタイレツト11は、X線を透過させず
かつ屈曲可能な材料、たとえば金属コイルや金属
を混入した合成樹脂などによつて上記チユーブ1
0よりも長尺に形成されている。また、上記止血
部材12は発泡シリコンゴム、発泡ポリウレタン
ゴム、発泡フツ素ゴムなどの圧縮変形させやすい
弾性体によつて上記チユーブ10よりも太い柱状
に形成されている。
そして、この止血装置9を使用するには、まず
チユーブ10の先端部内に止血部材12を圧縮し
て装填し、ついでチユーブ10にスタイレツト1
1を挿通したならば、このチユーブ10を挿入口
体5からチヤンネルに挿入し、その先端部を挿入
部2から突出して末梢気管支8の出血部位13に
導く。つぎに、スタイレツト11を保持してチユ
ーブ10を引くか、あるいはチユーブ10を保持
してスタイレツト11を押し込むと、第3図に示
すようにこのスタイレツト11によつて止血部材
12がチユーブ10から押し出される。すると、
止血部材12は、第4図に示すように圧縮された
状態から元の状態に復元して出血部位13を圧迫
するので、これによつて止血することができる。
チユーブ10の先端部内に止血部材12を圧縮し
て装填し、ついでチユーブ10にスタイレツト1
1を挿通したならば、このチユーブ10を挿入口
体5からチヤンネルに挿入し、その先端部を挿入
部2から突出して末梢気管支8の出血部位13に
導く。つぎに、スタイレツト11を保持してチユ
ーブ10を引くか、あるいはチユーブ10を保持
してスタイレツト11を押し込むと、第3図に示
すようにこのスタイレツト11によつて止血部材
12がチユーブ10から押し出される。すると、
止血部材12は、第4図に示すように圧縮された
状態から元の状態に復元して出血部位13を圧迫
するので、これによつて止血することができる。
このような止血装置9によれば、気管支鏡1の
視野が常に確保されているから、止血が確実に行
なわれているかどうかを確認することができるば
かりか、止血部材12が患者の動きによつて出血
部位13からずれ動くことがないので確実に止血
することができる。
視野が常に確保されているから、止血が確実に行
なわれているかどうかを確認することができるば
かりか、止血部材12が患者の動きによつて出血
部位13からずれ動くことがないので確実に止血
することができる。
なお、止血部材12は出血部位13に直接当て
ず、気管6側に位置させても、出血部位13を有
する末梢気管支8が塞がれることになるから、た
とえば気管支鏡1で観察することのできない部位
の出血でも止めることができる。
ず、気管6側に位置させても、出血部位13を有
する末梢気管支8が塞がれることになるから、た
とえば気管支鏡1で観察することのできない部位
の出血でも止めることができる。
また、スタイレツト11がX線を透過させない
材料で作られていることにより、このスタイレツ
ト11の状態をX線によつて透視することができ
る。
材料で作られていることにより、このスタイレツ
ト11の状態をX線によつて透視することができ
る。
この発明は上記一実施例に限定されず、第5図
乃至第8図に示すようなものであつてもよい。ま
ず、第5図と第6図は止血部材の変形例で、この
止血部材15はテフロン、シリコンゴム、ウレタ
ンゴム、フツ素ゴムあるいは医療用NBRなどの
弾性体を板状に形成したものである。そして、こ
の止血部材15は第5図に示すように復元力に抗
して筒状に巻いてチユーブ10の先端部内に装填
する。そして、チユーブ10から押し出される
と、第6図に示すように大径に復元して末梢気管
支8の内面を圧迫するから、上記一実施例と同様
な止血作用を呈することになる。
乃至第8図に示すようなものであつてもよい。ま
ず、第5図と第6図は止血部材の変形例で、この
止血部材15はテフロン、シリコンゴム、ウレタ
ンゴム、フツ素ゴムあるいは医療用NBRなどの
弾性体を板状に形成したものである。そして、こ
の止血部材15は第5図に示すように復元力に抗
して筒状に巻いてチユーブ10の先端部内に装填
する。そして、チユーブ10から押し出される
と、第6図に示すように大径に復元して末梢気管
支8の内面を圧迫するから、上記一実施例と同様
な止血作用を呈することになる。
また、第7図と第8図はスタイレツトの変形例
で、このスタイレツト16は先端部に曲がりぐせ
が付けられている。したがつて、第7図あるいは
第8図に示すようにチユーブ10内におけるスタ
イレツト16の先端部の位置を変えれば上記チユ
ーブ10の先端部を所望する方向に向けることが
できるから、チユーブ10を末梢気管支8に挿入
しやすくなる。
で、このスタイレツト16は先端部に曲がりぐせ
が付けられている。したがつて、第7図あるいは
第8図に示すようにチユーブ10内におけるスタ
イレツト16の先端部の位置を変えれば上記チユ
ーブ10の先端部を所望する方向に向けることが
できるから、チユーブ10を末梢気管支8に挿入
しやすくなる。
以上述べたようにこの発明は、チユーブの先端
部内に止血部材を弾性変形させて装着し、この止
血部材をチユーブに挿通されたスタイレツトで押
し出して復元させることにより、末梢気管支を圧
迫して止血するようにした。したがつて、気管支
鏡の視野を常に確保できるから止血を安全確実に
行なえるばかりか、末梢気管支内に留置された止
血部材は患者の動きによつてずれ動くことがない
から、このことによつても止血を確実に行なえ
る。さらに、この止血装置の止血操作は、止血部
材をチユーブから押し出すだけでよいから迅速か
つ容易に行なえる。
部内に止血部材を弾性変形させて装着し、この止
血部材をチユーブに挿通されたスタイレツトで押
し出して復元させることにより、末梢気管支を圧
迫して止血するようにした。したがつて、気管支
鏡の視野を常に確保できるから止血を安全確実に
行なえるばかりか、末梢気管支内に留置された止
血部材は患者の動きによつてずれ動くことがない
から、このことによつても止血を確実に行なえ
る。さらに、この止血装置の止血操作は、止血部
材をチユーブから押し出すだけでよいから迅速か
つ容易に行なえる。
第1図乃至第4図はこの発明の一実施例を示
し、第1図は止血装置を経内視鏡的に使用してい
る状態の説明図、第2図は止血装置の断面図、第
3図は止血部材をチユーブから押し出している状
態の説明図、第4図は止血部材がチユーブから押
し出された状態の説明図、第5図はこの発明の他
の実施例を示す止血部材がチユーブに装着された
状態の斜視図、第6図は同じくチユーブから押し
出されて復元した止血部材の斜視図、第7図と第
8図はそれぞれこの発明のさらに他の実施例を示
すスタイレツトによりチユーブが異なる角度に曲
げられた状態の説明図である。 1……気管支鏡(内視鏡)、10……チユーブ、
11,16……スタイレツト、12,15……止
血部材。
し、第1図は止血装置を経内視鏡的に使用してい
る状態の説明図、第2図は止血装置の断面図、第
3図は止血部材をチユーブから押し出している状
態の説明図、第4図は止血部材がチユーブから押
し出された状態の説明図、第5図はこの発明の他
の実施例を示す止血部材がチユーブに装着された
状態の斜視図、第6図は同じくチユーブから押し
出されて復元した止血部材の斜視図、第7図と第
8図はそれぞれこの発明のさらに他の実施例を示
すスタイレツトによりチユーブが異なる角度に曲
げられた状態の説明図である。 1……気管支鏡(内視鏡)、10……チユーブ、
11,16……スタイレツト、12,15……止
血部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内視鏡のチヤンネルに挿入可能なチユーブ
と、このチユーブに進退自在に挿通されるチユー
ブよりも長尺なスタイレツトと、上記チユーブの
先端部内に弾性変形させられて装着され上記スタ
イレツトによつてチユーブから押し出される弾性
体からなる止血部材とを具備したことを特徴とす
る気管支内の止血装置。 2 止血部材はチユーブよりも太い柱状の弾性体
かならることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の気管支内の止血装置。 3 止血部材は筒状に巻かれた板状の弾性体から
なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の気管支内の止血装置。 4 スタイレツトは屈曲可能な金属コイルからな
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
気管支内の止血装置。 5 スタイレツトは金属を含んだ屈曲可能な合成
樹脂からなることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の気管支内の止血装置。 6 スタイレツトは先端部に曲がりぐせが付けら
れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の気管支内の止血装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57046773A JPS58163332A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 気管支内の止血装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57046773A JPS58163332A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 気管支内の止血装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58163332A JPS58163332A (ja) | 1983-09-28 |
JPS642374B2 true JPS642374B2 (ja) | 1989-01-17 |
Family
ID=12756641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57046773A Granted JPS58163332A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 気管支内の止血装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58163332A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0667377B2 (ja) * | 1985-05-15 | 1994-08-31 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡湾曲操作装置 |
US4744364A (en) * | 1987-02-17 | 1988-05-17 | Intravascular Surgical Instruments, Inc. | Device for sealing percutaneous puncture in a vessel |
US7533671B2 (en) | 2003-08-08 | 2009-05-19 | Spiration, Inc. | Bronchoscopic repair of air leaks in a lung |
US20060162731A1 (en) * | 2004-11-16 | 2006-07-27 | Pulmonx | Pulmonary occlusal stent delivery catheter, loading system and methods of use |
EP2641572B1 (en) | 2007-10-12 | 2019-07-24 | Spiration Inc. | Valve loader method, system, and apparatus |
-
1982
- 1982-03-24 JP JP57046773A patent/JPS58163332A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58163332A (ja) | 1983-09-28 |
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