JPS64207Y2 - - Google Patents

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JPS64207Y2
JPS64207Y2 JP1986036033U JP3603386U JPS64207Y2 JP S64207 Y2 JPS64207 Y2 JP S64207Y2 JP 1986036033 U JP1986036033 U JP 1986036033U JP 3603386 U JP3603386 U JP 3603386U JP S64207 Y2 JPS64207 Y2 JP S64207Y2
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JP
Japan
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lid
grip
handle
center
sliding contact
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Expired
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JP1986036033U
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JPS62148234U (ja
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Publication of JPS62148234U publication Critical patent/JPS62148234U/ja
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Publication of JPS64207Y2 publication Critical patent/JPS64207Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は野菜類を主な対象とした細切器付遠心
水切り器に関するものである。
(従来の技術) 野菜類をスライスしたり千切りにしたりするこ
とと、水気を切ることは一連に行なわれる場合が
多いが、従来は次の作業へ移るたびに材料を入れ
換える必要があつた。遠心力を利用した脱水器は
公知ではあるが、実開昭59−27048号に見られる
ように水切り籠の中心に操作ハンドルを設たもの
は容器の外周を均等に押えなければならず不安定
である。さらに実開昭59−168242号のように偏心
した回転ハンドルをもつものも開示されている
が、容器を押える部材がないため、狭い蓋上面を
押えながらハンドル操作をしなければならないか
ら前記のものと同様な不安定さがあり、操作性も
良くない。
(技術的課題) そこで本考案は前記の点を解決するものでその
目的は、幾つかの機能を兼備すると同時に使いや
すく、しかも部品点数は少なく構造の合理化を図
ることにより製造も容易な細切器付水切り器を提
供することにある。
(技術的手段) 前記目的は、円形開口を有する容器状ボール1
の外側に押え用の下グリツプ12を突設し、前記
開口を開閉可能に塞ぐ蓋2の外側に下グリツプ1
2と重なる上グリツプ14を突設し、蓋2の中心
からグリツプ方向へ偏心した位置に回転軸を有す
るハンドル3を軸支するとともに、ボール内に回
転可能にセツトした水切りざる4を前記ハンドル
操作で回転させる伝達機構5を設け、さらにハン
ドルをはさんでグリツプの反対側に位置する蓋面
に被細切物の摺接板部6と、落下用のスリツト7
及び細切刃8を設けた構成により達成される。
(考案の作用) 本考案は、ボール1と蓋2より夫々外方へ突設
した上下グリツプ12,14により本体が押えら
れ、蓋2の中心よりグリツプ側へ偏心した位置に
水切りざる4を操作するハンドル3が設けられて
いるので、回転力を加える偏心部分近くで全体が
押えられるため、回転操作による本体の振動を効
果的に抑制することができる。また蓋体2の外側
に、摺接板部6と、スリツト7及び細切刃8を設
けたので、材料を千切りして水切りざる4内に落
すことができ、そのまま水切り作業を引続いて行
なうことができる。
(実施例) 図示実施例により説明すると、ボール1は安定
な底枠11と開口側方に突出した丈夫な下グリツ
プ12を有し、蓋2は下グリツプ12と嵌合する
上グリツプ14を有する。13は基部の指当てを
示す。上下グリツプ12,14の嵌合により、作
業時両グリツプを一体に掴むことでボール1の蓋
2が圧接してがたつきなく操作することができ
る。実施例のハンドル3は円盤型であり、蓋2の
中心よりグリツプ方向へ偏心した位置に支軸15
により回転自在に枢支され、下面に設けた大径ギ
ア16が、蓋中心付近で蓋2に軸支された小径ギ
ア17と噛合し、このギア17と一体に組立てら
れた回転伝達板18を介して水切りざる4を回転
させる。19は蓋2の上下に配置されたギア17
と伝達板18を軸部で結合一体化する止ねじ、2
0は水切りざる4の支え軸でボール内底面より突
出し、ざる底部の中心凹所21を当接支持してお
り、伝達板18は、蓋2をすると水切りざる4の
口縁段部22を圧接してこれを駆動するもので、
ギヤ16,17、伝達板18及び段部22は伝達
機構5を構成する。23はハンドル摘み、24は
ざる孔、25は右手操作用に設けた注出嘴を示
す。このような構成の水切り器は、ハンドル3が
グリツプ近く偏心位置に設けてあり、しかも上下
グリツプ12,14はボール1の中心線上に位置
するため、操作時振動が少なく扱いやすい。
蓋2の外方には円形の蓋の前記中心線と略直交
する弦の方向に延びた摺接板部6が、蓋上面より
僅か凹ませられてハンドル摘み23より低く設け
てあり、板上には摺接方向のガイド状溝26を形
成し、スリツト7と細切刃8は摺接板部6の略中
心に、つまりグリツプの延長上に蓋の半径方向に
対してやや斜めに設けてあり、グリツプを抑え被
細切物を押切るのを容易にしている。そのため細
切刃8、8a,8b…も平行四辺形状で、着脱ね
じ27により蓋裏に交換可能に止着しており、細
切刃として薄切り用のスライス刃8aと、薄切り
と同時に線状に切断する千切り刃8b等が用意さ
れる。この刃部はスリツト7に係合する突起9を
持つカバー10により保護されており、カバー1
0は上部に摘み28を有する。なお千切り刃8b
は切欠8cを有するので被細切物は該部分では切
られず、刃の下へ切られた部分が落ちる結果、細
切前のものと分断され千切りとなるものである。
故にカバー10を外し、野菜その他の被細切物
を摺接板部6に押当てて細切刃8上を移動させる
と被細切物は所定の薄さにスライスされ、または
千切り状等に細切され、伝達板18の開口29よ
りボール1内に落下し、水切りざる4にたまる。
ボール1内に水を張つておけば切砕されたものは
すぐに水にさらされ、適当量たまつたなら注出嘴
25より水を捨てグリツプでボール1を抑えてハ
ンドル3を回せば水切りざる4の回転により遠心
力で水切りが行なわれる。
(考案の効果) 従つて本考案によれば、ボール1の蓋2に細切
器と水切り器が設けられるので構造が合理化さ
れ、部品点数が少なくなり、水切りざるがスライ
スされたものの受けにもなり、ボールで水にさら
すこともできるから、細切、水さらし、水切りと
順に手際良く作業が行なえ、実用上顕著な効果を
奏する。特に本考案のものはボール1に突設した
下グリツプ12の方向へ偏心させて蓋2にハンド
ル3を軸支しており、かつ該グリツプ12とこれ
に重なる上グリツプ14を握つてボール1と蓋2
とを一体化することができ、ハンドル3に接近し
た位置でグリツプによる押えを有効にきかせて水
切り操作が安定に行なえる効果が得られる。しか
も偏心設置したハンドル3の他側の蓋2に生じた
余裕スペースに細切器が設けられる結果、細切り
作業と、細切りされたものを受け、水を切る作業
を前記の如く連続して行なえる効果が発揮され、
実用性を著しく高めることができる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る細切器付遠心水切り器の1
実施例を示すもので第1図は部分断面側面図、第
2図は正面図、第3図は平面図、第4図は細切器
の分解斜視説明図である。 1……ボール、2……蓋、3……ハンドル、4
……水切りざる、5……伝達機構、6……摺接板
部、7……スリツト、8……細切刃、9……突
起、10……カバー、12……下グリツプ、14
……上グリツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円形開口を有する容器状ボール1の外側に押
    え用の下グリツプ12を突設し、前記開口を開
    閉可能に塞ぐ蓋2の外側に下グリツプ12と重
    なる上グリツプ14を突設し、蓋2の中心から
    グリツプ方向へ偏心した位置に回転軸を有する
    ハンドル3を軸支するとともに、ボール内に回
    転可能にセツトした水切りざる4を前記ハンド
    ル操作で回転させる伝達機構5を設け、さらに
    ハンドルをはさんでグリツプの反対側に位置す
    る蓋面に被細切物の摺接板部6と、落下用のス
    リツト7及び細切刃8を設けたことを特徴とす
    る細切器付遠心水切り器。 (2) 上グリツプ14は偏心したハンドル3を通り
    蓋2の中心に向う線上に設けられており、摺接
    板部6は同線と略直交する方向に設けられてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の細切器
    付遠心水切り器。
JP1986036033U 1986-03-12 1986-03-12 Expired JPS64207Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986036033U JPS64207Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

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JP1986036033U JPS64207Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62148234U JPS62148234U (ja) 1987-09-19
JPS64207Y2 true JPS64207Y2 (ja) 1989-01-05

Family

ID=30846066

Family Applications (1)

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JP1986036033U Expired JPS64207Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927048A (ja) * 1982-08-04 1984-02-13 三協アルミニウム工業株式会社 カ−テンウオ−ルの雨仕舞装置
JPS5935175U (ja) * 1982-08-30 1984-03-05 株式会社小松製作所 履帯のダストシ−ル

Family Cites Families (2)

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Publication number Publication date
JPS62148234U (ja) 1987-09-19

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