JPS641746Y2 - - Google Patents

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JPS641746Y2
JPS641746Y2 JP18340579U JP18340579U JPS641746Y2 JP S641746 Y2 JPS641746 Y2 JP S641746Y2 JP 18340579 U JP18340579 U JP 18340579U JP 18340579 U JP18340579 U JP 18340579U JP S641746 Y2 JPS641746 Y2 JP S641746Y2
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resistor
electrodes
surge absorbing
absorbing element
thin film
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JP18340579U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は基板上への取付けが容易でかつ基板上
に占める面積が小さい放電管型サージ吸収装置に
関する。
一般に放電管型サージ吸収素子はサージ電圧が
電極に印加されて放電を開始すると、電極間が電
気的に短絡されサージを吸収する。このサージ吸
収素子の電極間にアーク維持電圧以上の電圧が印
加されている場合には続流が発生する。従来の放
電管型サージ吸収装置ではこの続流を遮断するた
めに、第1図に示すように、放電管型サージ吸収
素子7に抵抗、たとえば巻線抵抗器8を直列に接
続した構成をとつている。この構成の回路は続流
遮断性においてはすぐれているが、サージ吸収素
子と抵抗とを別々に基板上に取り付けるため、手
数がかかり、かつ基板上に占める面積が大きくな
る等の欠点を有している。
本考案は上記の従来装置の欠点を解決し、基板
上への取付けが容易でかつ基板上に占める面積が
小さい放電管型サージ吸収装置を提供するもの
で、その要旨とするところは、絶縁体1表面に導
電性薄膜2を付着させ、導電性薄膜2を線条3を
介して複数個に分割し、分割された両端の導電性
薄膜2上にそれぞれ電極4,4を固着し、電極
4,4にそれぞれリード電線12,12を電気的
に接続させかつ電極4,4間にガス6を絶縁性被
覆材料5を介して封入してなるサージ吸収素子7
を構成し、サージ吸収素子7の上記一方のリード
電線12の一端を、両端に電極11,11をそれ
ぞれ固着してなる抵抗器8の一端の電極11に電
気的に接続し、サージ吸収素子7と抵抗器8とを
アルミナ磁器製箱13内にそれぞれ収納し、その
際サージ吸収素子7と抵抗器8とを区分してそれ
ぞれ収納する空間を形成するための隔壁18をア
ルミナ磁器製品13内に設け、抵抗器8側の空間
に耐熱性絶縁材16をつめこみかつサージ吸収素
子7と抵抗器8との他端にそれぞれ接続したリー
ド電線12,12をアルミナ磁器製箱13の一側
面より導出してなることを特徴とするサージ吸収
装置にある。
次に、本考案を図面によつて説明する。
第2図は本考案の一実施例の第3図のB−
B′断面に該当する断面図、第3図は第2図のA
−A′断面図、第4図は第2図の実施例に取付け
金具を取り付けた変形例の概略平面図である。
第2図が示すように、本考案のサージ吸収装置
は放電管型サージ吸収素子と続流遮断性の抵抗器
を直列に接続し、これらを区分し、それぞれを1
つの絶縁性材料製箱内に収納し、かつ抵抗器を耐
熱性絶縁材料に埋め込んで一体化したものであ
る。
第2図および第3図において、本実施例は導電
性薄膜2を2分割した場合である。すなわち、円
柱状のムライト磁器絶縁体1の外周面に導電性セ
ラミツク薄膜2を付着させ、この導電性セラミツ
ク薄膜2を幅約50μmの線条3により2分割し、
分割された2つの薄膜2,2の端部にそれぞれ黄
銅製電極4,4を固着し、電極4,4にそれぞれ
リード線12,12を取付けこれら電極4,4間
にアルゴンガス6をガラス被覆材5を介して封入
してなる放電管型サージ吸収素子7と円柱状ガラ
ス繊維芯体9の外周に0.3mmφの太さの抵抗線を
巻き付けて巻線10とし、巻線10の両端をキヤ
ツプ状の電極11,11で固定しかつ一端の電極
11にサージ吸収素子7の一方のリード電線12
の一端を接続してなる巻線抵抗器8とをアルミナ
磁器製箱13内にそれぞれ収納し、その際サージ
吸収素子7と抵抗器8とを区分してそれぞれ収納
する空間を形成するための隔壁18をアルミナ磁
器製品13内に設け、抵抗器8側の空間に耐熱性
絶縁材(酸化ケイ素とタルクとの混合粉末)16
をつめこみかつサージ吸収素子7と抵抗器8との
他端にそれぞれ接続したリード電線12,12を
アルミナ磁器製箱13の一側面より導出した構成
である。
アルミナ磁器製箱13の一側面より導出されて
いるサージ吸収素子7と抵抗器8のそれぞれのリ
ード線12,12はそれぞれ絶縁性接着剤17と
耐熱性絶縁材料16によつてアルミナ磁器製箱1
3に接着固定されて基板上等での振動に耐えうる
ようになつている。また、巻線抵抗器8の上記混
合粉末16による埋込みは巻線10,10間およ
び電極11,11間の放電短絡や巻線10の断線
を防止するものである。
本実施例では巻線抵抗器8の巻線10の抵抗値
は3Ωであり、放電管型サージ吸収素子7はアル
ゴンガス6の圧力が100mmHgのとき、放電開始電
圧は300Vに設定されている。このサージ吸収素
子7では放電管内の導電性薄膜は導電性セラミツ
ク薄膜2であり、その線条3は幅が約50μmとせ
まいので放電開始電圧は低く、しかも均一に制御
されている。
本考案のサージ吸収装置は、以上のように、放
電管型サージ吸収素子と続流遮断性の抵抗器を直
列に接続し、これらを一つのアルミナ磁器製箱内
にそれぞれ区分して収納し、抵抗器を耐熱性絶縁
材料にて埋め込んで一体化した構成であるので、
装置形状は著しく小型化し、基板上への取付けが
容易でかつ基板上に占める面積が小さくてすみ、
かつ作業性の向上が可能となる。さらに、基板上
に取り付けるだけの面積がない場合には、第4図
に示すように、第2図の実施例に取付け金具15
を取り付けた構成とすることによつて、本考案装
置を機器の任意の部分に取り付けることができ、
またリード線により基板上の任意の個所への電気
的な接続を可能とする。以上の構成により、誘導
雷等により生じた急峻な高電圧のサージを吸収し
かつ続流を遮断する本考案装置の実用価値を著し
く向上させることを可能ならしめるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサージ吸収装置の1例の概略
図、第2図は本考案の一実施例の第3図のB−
B′断面に該当する断面図、第3図は第2図のA
−A′断面図、第4図は第2図の実施例に取付け
金具を取り付けた変形例の概略平面図である。 図において、1……ムライト磁器絶縁体、2…
…導電性セラミツク薄膜、3……線条、4,11
……電極、5……ガラス、6……アルゴンガス、
7……放電管型サージ吸収素子、8……巻線抵抗
器、9……円柱状ガラス繊維芯体、10……巻
線、12,14……リード線、13……アルミナ
磁器製箱、15……取付け金具、16……耐熱性
絶縁材料(酸化ケイ素とタルクとの混合粉末)、
17……絶縁性接着剤、18……隔壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁体1表面に導電性薄膜2を付着させ、導電
    性薄膜2を線条3を介して複数個に分割し、分割
    された両端の導電性薄膜2上にそれぞれ電極4,
    4を固着し、電極4,4にそれぞれリード電線1
    2,12を電気的に接続させかつ電極4,4間に
    ガス6を絶縁性被覆材料5を介して封入してなる
    サージ吸収素子7を構成し、サージ吸収素子7の
    上記一方のリード電線12の一端を、両端に電極
    11,11をそれぞれ固着してなる抵抗器8の一
    端の電極11に電気的に接続し、サージ吸収素子
    7と抵抗器8とをアルミナ磁器製箱13内にそれ
    ぞれ収納し、その際サージ吸収素子7と抵抗器8
    とを区分してそれぞれ収納する空間を形成するた
    めの隔壁18をアルミナ磁器製箱13内に設け、
    抵抗器8側の空間に耐熱性絶縁材16をつめこみ
    かつサージ吸収素子7と抵抗器8との他端にそれ
    ぞれ接続したリード電線12,12をアルミナ磁
    器製箱13の一側面より導出してなることを特徴
    とするサージ吸収装置。
JP18340579U 1979-12-29 1979-12-29 Expired JPS641746Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18340579U JPS641746Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29

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JP18340579U JPS641746Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29

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Publication Number Publication Date
JPS56100883U JPS56100883U (ja) 1981-08-08
JPS641746Y2 true JPS641746Y2 (ja) 1989-01-17

Family

ID=29693697

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JPS56100883U (ja) 1981-08-08

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