JPS641196Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS641196Y2 JPS641196Y2 JP13916381U JP13916381U JPS641196Y2 JP S641196 Y2 JPS641196 Y2 JP S641196Y2 JP 13916381 U JP13916381 U JP 13916381U JP 13916381 U JP13916381 U JP 13916381U JP S641196 Y2 JPS641196 Y2 JP S641196Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- pipe
- head pipe
- air
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 5
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動二輪車におけるエアクリーナー装
置に関する。
置に関する。
シリンダーをＶ字状に配列したいわゆるＶ型配
列のエンジンを搭載した自動二輪車の場合、吸気
系の配置が難しく、吸気系でも吸入空気に種々の
条件があるのでエアクリーナーの吸入口の配置が
特に難しい。エアクリーナーの吸入空気の条件と
しては、 １ 吸気温度が高いと空気密度が低く高出力が得
られないため吸気温度が高くないこと。
列のエンジンを搭載した自動二輪車の場合、吸気
系の配置が難しく、吸気系でも吸入空気に種々の
条件があるのでエアクリーナーの吸入口の配置が
特に難しい。エアクリーナーの吸入空気の条件と
しては、 １ 吸気温度が高いと空気密度が低く高出力が得
られないため吸気温度が高くないこと。
２ 走行風などが直接当るような場合、乱流とな
り一定の気圧の空気を吸えないのでキヤブレー
タのセツテイングが出来なくなつてしまうため
吸入口部の空気の圧力変化がないこと。
り一定の気圧の空気を吸えないのでキヤブレー
タのセツテイングが出来なくなつてしまうため
吸入口部の空気の圧力変化がないこと。
３ 当然のことであるが水を吸わないことなどが
挙げられる。
挙げられる。
本考案の目的は、上記した条件を満足し得る自
動二輪車におけるエアクリーナー装置を提供する
ことである。
動二輪車におけるエアクリーナー装置を提供する
ことである。
本考案によるエアクリーナー装置は、ヘツドパ
イプとこのヘツドパイプに結合されて燃料タンク
を担持する一対の上方メインパイプとヘツドパイ
プ及び上方メインパイプに結合された一対の下方
メインパイプとによつて囲まれる空間部にエアク
リーナーを設け、更にこのエアクリーナーの吸入
口をヘツドパイプ側にかつ下方に向けて設けた構
成となつている。
イプとこのヘツドパイプに結合されて燃料タンク
を担持する一対の上方メインパイプとヘツドパイ
プ及び上方メインパイプに結合された一対の下方
メインパイプとによつて囲まれる空間部にエアク
リーナーを設け、更にこのエアクリーナーの吸入
口をヘツドパイプ側にかつ下方に向けて設けた構
成となつている。
以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第１図は本考案に係る自動二輪車の動力発生装
置を示す概略側面図である。図において、１はヘ
ツドパイプ、２は左右の上方メインパイプ、３は
左右の下方メインパイプ、４は左右の後方パイプ
であり、これらパイプにより車体の骨組が構成さ
れている。下方メインパイプ３は矩形形状をなし
その両端がガゼツト５により後方パイプ４と結合
されている。下方メインパイプ３の下部には、シ
リンダー６，７をＶ字状に配列したＶ型配列のエ
ンジン８が搭載されている。
置を示す概略側面図である。図において、１はヘ
ツドパイプ、２は左右の上方メインパイプ、３は
左右の下方メインパイプ、４は左右の後方パイプ
であり、これらパイプにより車体の骨組が構成さ
れている。下方メインパイプ３は矩形形状をなし
その両端がガゼツト５により後方パイプ４と結合
されている。下方メインパイプ３の下部には、シ
リンダー６，７をＶ字状に配列したＶ型配列のエ
ンジン８が搭載されている。
９，１０はシリンダー６，７にそれぞれ混合ガ
スを供給するキヤブレータであり、レゾナンスチ
ヤンバー（膨脹室）１１に連結している。１２は
レゾナンスチヤンバー１１に空気を供給するため
のエアクリーナーであり、先述したヘツドパイプ
１、左右の上方メインパイプ２及び左右の下方メ
インパイプ３によつて囲まれる空間部に配置され
ている。左右の上方メインパイプ２上に担持され
た燃料タンク１３はその後端部において支持部材
１４により車体に対し回動可能に支持されてい
る。この燃料タンク１３にはフレキシブルなチユ
ーブ１５を介して補助タンク１６が取り付けられ
ている。
スを供給するキヤブレータであり、レゾナンスチ
ヤンバー（膨脹室）１１に連結している。１２は
レゾナンスチヤンバー１１に空気を供給するため
のエアクリーナーであり、先述したヘツドパイプ
１、左右の上方メインパイプ２及び左右の下方メ
インパイプ３によつて囲まれる空間部に配置され
ている。左右の上方メインパイプ２上に担持され
た燃料タンク１３はその後端部において支持部材
１４により車体に対し回動可能に支持されてい
る。この燃料タンク１３にはフレキシブルなチユ
ーブ１５を介して補助タンク１６が取り付けられ
ている。
第２図は第１図におけるエアクリーナー部を示
す側断面図であり、第３図にはその平面図が一部
断面を含んで示されている。第２図及び第３図に
おいて、左右の下方メインパイプ３には所定距離
をおいて一対のクロスパイプ１７，１８が架設さ
れており、クロスパイプ１７はその上面に長手方
向に形成された凹部を有する。エアクリーナー１
２は一対のクロスパイプ１７，１８を取付け用ス
テーとして利用しており、取付けのためにクロス
パイプ１７に係合可能な一対のフツク部材１９，
２０を底部に有しかつクロスパイプ１８にネジ等
の固定手段によつて固定されるべき固定部２１を
備えている。
す側断面図であり、第３図にはその平面図が一部
断面を含んで示されている。第２図及び第３図に
おいて、左右の下方メインパイプ３には所定距離
をおいて一対のクロスパイプ１７，１８が架設さ
れており、クロスパイプ１７はその上面に長手方
向に形成された凹部を有する。エアクリーナー１
２は一対のクロスパイプ１７，１８を取付け用ス
テーとして利用しており、取付けのためにクロス
パイプ１７に係合可能な一対のフツク部材１９，
２０を底部に有しかつクロスパイプ１８にネジ等
の固定手段によつて固定されるべき固定部２１を
備えている。
エアクリーナー１２の吸気管２３はヘツドパイ
プ１の後方に位置しかつ図に示す様に屈曲してそ
の吸入口が下方に向いている。エアクリーナー１
２の入口近傍には、吸入口からエレメント２５に
向つて互いに離れるように設けられた一対の斜面
を形成する例えば軸方向から見て略Ｖ字形の整流
部材２４が設けられており、この整流部材２４は
その後方に近接して設けられた楕円形のエレメン
ト（濾紙）２５の全体を有効に利用すべく吸気管
２３を介して導入された空気をほぼ均等に振り分
ける。エレメント２５を経た空気はエアクリーナ
ー１２の導出口からコーンチユーブ２６を介して
先述したレゾナンスチヤンバー１１に供給され
る。
プ１の後方に位置しかつ図に示す様に屈曲してそ
の吸入口が下方に向いている。エアクリーナー１
２の入口近傍には、吸入口からエレメント２５に
向つて互いに離れるように設けられた一対の斜面
を形成する例えば軸方向から見て略Ｖ字形の整流
部材２４が設けられており、この整流部材２４は
その後方に近接して設けられた楕円形のエレメン
ト（濾紙）２５の全体を有効に利用すべく吸気管
２３を介して導入された空気をほぼ均等に振り分
ける。エレメント２５を経た空気はエアクリーナ
ー１２の導出口からコーンチユーブ２６を介して
先述したレゾナンスチヤンバー１１に供給され
る。
コーンチユーブ２６は、第４図に斜視図で示す
様に、略円錐台形状を有しており、両端部がそれ
ぞれエアクリーナー１２及びレゾナンスチヤンバ
ー１１に嵌合し、更に離脱しないようにコネクテ
イングバンド２７およびビス２８により締付け固
定される。コーンチユーブ２６の両端部にはコネ
クテイングバンド２７による締付位置を一定にす
るためにガイド溝２９が形成されている。このガ
イド溝２９はコネクテイングバンド２７の締付部
２７Ａの幅d1と略等しいかそれより広い溝幅の部
分２９Ａと、バンド部２７Ｂの幅d2と略等しい溝
幅の部分２９Ｂとからなり、コネクテイングバン
ド２７の軸中心とコーンチユーブ２６の軸とが常
に一致した状態でコネクテイングバンド２７によ
る締付けがなされるようになつている。
様に、略円錐台形状を有しており、両端部がそれ
ぞれエアクリーナー１２及びレゾナンスチヤンバ
ー１１に嵌合し、更に離脱しないようにコネクテ
イングバンド２７およびビス２８により締付け固
定される。コーンチユーブ２６の両端部にはコネ
クテイングバンド２７による締付位置を一定にす
るためにガイド溝２９が形成されている。このガ
イド溝２９はコネクテイングバンド２７の締付部
２７Ａの幅d1と略等しいかそれより広い溝幅の部
分２９Ａと、バンド部２７Ｂの幅d2と略等しい溝
幅の部分２９Ｂとからなり、コネクテイングバン
ド２７の軸中心とコーンチユーブ２６の軸とが常
に一致した状態でコネクテイングバンド２７によ
る締付けがなされるようになつている。
以上詳述した如く、本考案によれば、ヘツドパ
イプと左右の上方メインパイプと左右の下方メイ
ンパイプとによつて囲まれる空間部にエアクリー
ナーを配置し、更にエアクリーナーの吸入口をヘ
ツドパイプ側にかつ下方に向けて設けたことによ
り、吸入口の前方にはヘツドパイプ、ボトムブリ
ツジ、ホーン、ボトムブリツジカバー等があるた
め雨中走行時等の水のガードとなり、かつ走行中
の動圧の影響もなく、更にはエンジンから離れた
位置であるので温度の低い空気を吸入出来る。
イプと左右の上方メインパイプと左右の下方メイ
ンパイプとによつて囲まれる空間部にエアクリー
ナーを配置し、更にエアクリーナーの吸入口をヘ
ツドパイプ側にかつ下方に向けて設けたことによ
り、吸入口の前方にはヘツドパイプ、ボトムブリ
ツジ、ホーン、ボトムブリツジカバー等があるた
め雨中走行時等の水のガードとなり、かつ走行中
の動圧の影響もなく、更にはエンジンから離れた
位置であるので温度の低い空気を吸入出来る。
第１図は本考案に係る自動二輪車の動力発生装
置を示す概略側面図、第２図は第１図におけるエ
アクリーナー部を示す側断面図、第３図はその一
部断面を含む平面図、第４図は第２図におけるコ
ーンチユーブを示す斜視図である。 主要部分の符号の説明、１……ヘツドパイプ、
２……上方メインパイプ、３……下方メインパイ
プ、６，７……シリンダー、８……エンジン、１
１……レゾナンスチヤンバー、１２……エアクリ
ーナー、１３……燃料タンク、１７，１８……ク
ロスパイプ、１９，２０……フツク部材、２１…
…固定部、２４……整流部材、２５……エレメン
ト。
置を示す概略側面図、第２図は第１図におけるエ
アクリーナー部を示す側断面図、第３図はその一
部断面を含む平面図、第４図は第２図におけるコ
ーンチユーブを示す斜視図である。 主要部分の符号の説明、１……ヘツドパイプ、
２……上方メインパイプ、３……下方メインパイ
プ、６，７……シリンダー、８……エンジン、１
１……レゾナンスチヤンバー、１２……エアクリ
ーナー、１３……燃料タンク、１７，１８……ク
ロスパイプ、１９，２０……フツク部材、２１…
…固定部、２４……整流部材、２５……エレメン
ト。
Claims (1)
- ヘツドパイプとこのヘツドパイプに結合されて
燃料タンクを担持する一対の上方メインパイプと
前記ヘツドパイプ及び上方メインパイプに結合さ
れた一対の下方メインパイプとによつて囲まれる
空間部にエアクリーナーを設け、更に前記エアク
リーナーの吸入口を前記ヘツドパイプ側にかつ下
方に向けて設けたことを特徴とする自動二輪車に
おけるエアクリーナー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13916381U JPS5844473U (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | 自動二輪車におけるエアクリ−ナ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13916381U JPS5844473U (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | 自動二輪車におけるエアクリ−ナ−装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5844473U JPS5844473U (ja) | 1983-03-25 |
| JPS641196Y2 true JPS641196Y2 (ja) | 1989-01-11 |
Family
ID=29932365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13916381U Granted JPS5844473U (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | 自動二輪車におけるエアクリ−ナ−装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5844473U (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0631061B2 (ja) * | 1985-09-25 | 1994-04-27 | 本田技研工業株式会社 | 車両の吸気装置 |
| JPH0729632B2 (ja) * | 1985-11-12 | 1995-04-05 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車のエンジンの吸気音低減装置 |
| JP2694437B2 (ja) * | 1986-12-19 | 1997-12-24 | ヤマハ発動機 株式会社 | 自動二輪車用エアクリーナのマウント構造 |
| JP2777186B2 (ja) * | 1989-05-02 | 1998-07-16 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車の吸気装置 |
| JP2578301B2 (ja) * | 1992-11-18 | 1997-02-05 | ヤマハ発動機株式会社 | Ｖ形エンジンを搭載した自動二輪車 |
-
1981
- 1981-09-19 JP JP13916381U patent/JPS5844473U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5844473U (ja) | 1983-03-25 |
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