JPS6399429A - 空気調和装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、冬季には太陽熱エアーコレクタによる室内
暖房を行い夏季には床下冷気を室内に取入れる空気調和
装置に関するものである。

〔背景技術〕

近時、太陽熱エアーコレクタを屋外に設置し、この太陽
熱エアーコレクタで太陽熱を集熱して太陽熱エアーコレ
クタ内を通過する空気を温め、送風機によって高温の空
気を室内に吹出させて室内暖房を行うことが提案されて
いる。

また、夏季に床下の冷気を利用するために床に通気孔を
設は送風機によって通気孔から室内に床下の冷気を吹出
させることが提案されている。

しかしながら、太陽熱エアーコレクタに使用されている
送風機と、床下の冷気を吸入し室内に吹出させるための
送風機は、それぞれ別個に設けられているため、コスト
がかかるという問題があっ〔発明の目的〕 この発明の目的は、送風機設置のためのコストの削減を
図った空気調和装置を提供することである。

〔発明の開示〕

この発明の空気調和装置は、屋外に設けられ空気の吸入
口と排出口を有する太陽熱エアーコレクタと、一端がこ
の太陽熱エアーコレククの空気の吸入口に接続され他端
が室内の空気吸入口に接続された空気搬送ダクトと、こ
の空気搬送ダクトに設けた送風機と、前記空気）股送ダ
クトの前記送風機の取付は位置よりも上流側に一端が接
続され他端が床下冷気吸入口に接続された冷気吸入ダク
トと、前記空気搬送ダクトの前記送風機の取付は位置よ
りも下流側に一端が接続され他端が室内の冷気吹出口に
接続された冷気吹出ダクトと、前記送風機より上流側に
取付けられ前記床下冷気吸入口と前記室内の空気吸入口
との間で風路を切換える上流側切換ダンパと、前記送風
機より下流側に取付けられ前記冷気吹出口と前記太陽熱
エアーコレクタの吸入口との間で前記上流側切換ダンパ
と連動して前記床下冷気吸入口が開の状態で前記冷気吹
出口を開とする下流側切換ダンパとを備えたものである
。

このように、この発明によれば、太陽熱エアーコレクタ
に接続した空気搬送ダクトに送風機を設けるとともに、
冷気吸入ダクトおよび冷気吹出ダクトをそれぞれ接続し
、空気が太陽熱エアーコレクタべ至る風路と床下の冷気
が室内へ至る風路とを上流側および下流側切換ダンパに
よって切換可能に構成したので、太陽熱エアーコレクタ
用の送風機と、床下の冷気吸入用の送風機とを同じ１つ
の送風機で共用することができ、従来のように送風機を
それぞれ１台ずつ別個に設置する必要がなく、送風機設
面のためのコストの削減が可能となる。

実施例 この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

すなわち、この空気調和装置は、屋外に設けられ空気の
吸入口１７と排出口１６を有する太陽熱エアーコレクタ
１と、一端がこの太陽熱エアーコレクタ１の空気の吸入
口１７に接続され他端が室内の空気吸入口１５に接続さ
れた空気搬送ダクト２と、この空気搬送ダクト２に設け
た送風機３と、前記空気搬送ダクト２の前記送風機３の
取付は位置よりも上流側に一端が接続され他端が床下冷
気吸入口１２に接続された冷気吸入ダクト４と、前記空
気搬送ダクト２の前記送風機３の取付は位置よりも下流
側に一端が接続され他端が室内の冷気吹出口１４に接続
された冷気吹出ダクト５と、前記送風ｌｌｌ３より上流
側に取付けられ前記床下冷気吸入口１２と前記室内の空
気吸入口１５との間で風路を切換える上流側切換ダンパ
７．８と、前記送風機３より下流側に取付けられ前記冷
気吹出口１４と前記太陽熱エアーコレクタ１の空気の吸
入口１７との間で前記上流側切換ダンパ７．８と連動し
て風路を切換え前記床下冷気吸入口１２が開の状態で前
記冷気吹出口１４を開とする下流側切換ダンパ６．９と
を備えたものである。

前記太陽熱エアーコレクタ１は、建屋の壁面１０に設け
られたものであり、内部を通過する空気を太陽熱により
加温して加温空気を室内へに吹出させ、室内Ａの暖房を
行うものである。

この太陽熱エアーコレクタ１の上端には空気の排出口１
６が下端には空気の吸入口１７がそれぞれ設けられる。

太陽熱エアーコレクタ１は前面に配置された透光板１８
と、背面に設けた取付は板２１の全面に配設された＠熱
材２０と、透光板１８とＩｔＩＴ熱材２０との間に設置
された集熱板１９とから構成される。

そして、空気の排出口１６は温風排出ダクト２３に接続
され、室内Ａ側には温風排出ダクト２３の温風吹出口２
２が配置される。また、空気の吸入口１７には室内Ａの
空気を太陽熱エアーコレクタｌ内に取入れるための空気
搬送ダクト２の一端が接続される。

前記空気搬送ダクト２は、冷気吸入ダクト４および冷気
吹出ダクト５を含めて全体が室内Ａに設けたダクト収納
部１３に内蔵される。このダクト収納部１３は床面と壁
面との隅部に設置された箱形のものであり、その前面に
は冷気吹出口１４および空気吸込口１５が設けられ、下
面には床１１に設けた床下冷気吸入口１２が配置される
。

前記空気１１９送ダクト２の他端は、ダクト収納部１３
の空気吸入口１５に接続される。

また、前記冷気吸入ダクト４は、一端がダクト収納部１
３の床下冷気吸入口１２に接続され、前記冷気吹出ダク
ト５は、一端がダクト収納部１３の冷気吹出口１４に接
続される。

また、冷気吸入ダクト４の取付位置よりも空気の上流側
の空気搬送ダクト２内および冷気吸入ダクト４内には電
動開閉式の上流側切換ダンパ７゜８がそれぞれ設置され
、冷気吹出ダクト５の取付位置よりも空気の下流側の空
気搬送ダクト２内および冷気吹出ダクト５内には電動開
閉式の下流側切換ダンパ６．９がそれぞれ設置される。

次に、図面に基づいてこの実施例の空気調和装置の動作
を説明する。なお、図面において実線の矢印Ｃは冬季の
太陽熱エアーコレクタ１による暖房時の風路を示してお
り、破線の矢印Ｂは夏季の床下冷気を室内に取入れる時
の冷気の風路を示している。

冬季における暖房時には、上流側および下流側切換ダン
パ７．６を開くとともに、上流側および下流側切換ダン
パ８，９を閉じて、空気が空気搬送ダクト２を経て太陽
熱エアーコレクタ１へ至る風路を形成する。

送風機３の作動により、空気がダンパ収納部１３の空気
吸入口１５がら空気搬送ダクト２を経て空気の吸入口１
７より太陽熱エアーコレクタｌ内へ吸入される。空気は
太陽熱エアーコレクタ１内で加温され空気の排出口１６
から温風排出ダクト２３を経て温風吹出口２２より室内
Ａへ吹出される。

一方、夏季における床下の冷気利用時には、上流側およ
び下流側切換ダンパ８．９を開くとともに上流側および
下流側切換ダンパ７．６を閉じて、床下の冷気が冷気吸
入ダクト４および冷気吹出ダクト５を経て室内Ａへ至る
風路を形成する。

送風機３の作動により、床下の冷気がダンパ１３の床下
冷気吸入口１２から冷気吸入ダクト４および冷気吹出ダ
クト５を経て、ダクト収納部１３の冷気吹出口１４より
室内Ａへ吹出される。

このように、太陽熱エアーコレクタ１用の送風機と床下
の冷気吸入用の送風機とを同じ１つの送風機３で共用す
ることができ、従来のように送風機それぞれに１台ずつ
別個に設置する必要がないので送風機設置のためのコス
トの１１減を図ることができる。

なお、ダクト収納部１３は室内Ａに設置するだけでなく
床下や屋外にも設置可能である。

〔発明の効果〕

この発明の空気調和装置によれば、太陽熱エアーコレク
タに接続した空気搬送ダクトに送風機を設けるとともに
、冷気吸入ダクトおよび冷気吹出ダクトをそれぞれ接続
し、空気が太陽熱エアーコレクタへ至る風路と床下の冷
気が室内へ至る風路とを上流側および下流側切換ダンパ
によって切換可能に構成したので、太Ｉｌｌ！エアーコ
レクタ用の送風機と、床下の冷気吸入用の送風機とを同
じ１つの送ｒｆ１機で共用することができ、従来のよう
に送風機をそれぞれ１台ずつ別個に設置する必要がな（
、送風機設置のためのコストの削減が可能となるという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例の断面図である。 １・・・太陽熱エアーコレクタ、２・・・空気搬送ダク
ト、３・・・送風機、４・・・冷気吸入ダクト、５・・
・冷気吹出ダクト、７．８・・・上流側切換ダンパ、６
，９・・・下流側切換ダンパ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 屋外に設けられ空気の吸入口と排出口を有する太陽熱エ
   アーコレクタと、一端がこの太陽熱エアーコレクタの空
   気の吸入口に接続され他端が室内の空気吸入口に接続さ
   れた空気搬送ダクトと、この空気搬送ダクトに設けた送
   風機と、前記空気搬送ダクトの前記送風機の取付け位置
   よりも上流側に一端が接続され他端が床下冷気吸入口に
   接続された冷気吸入ダクトと、前記空気搬送ダクトの前
   記送風機の取付け位置よりも下流側に一端が接続され他
   端が室内の冷気吹出口に接続された冷気吹出ダクトと、
   前記送風機より上流側に取付けられ前記床下冷気吸入口
   と前記室内の空気吸入口との間で風路を切換える上流側
   切換ダンパと、前記送風機より下流側に取付けられ前記
   冷気吹出口と前記太陽熱エアーコレクタの吸入口との間
   で前記上流側切換ダンパと連動して前記床下冷気吸入口
   が開の状態で前記冷気吹出口を開とする下流側切換ダン
   パとを備えた空気調和装置。