JPS6397511A - 物品の仕分け方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、複数の種類の物品を、行き先別に仕分けたり
、或いは行き先別に且つ品種別、サイズ別等に仕分ける
物品の仕分は方法及びその装置に関し、特に水平の循環
経路に沿って回動する回転棚を用いて物品を仕分ける物
品の仕分は方法及びその装置に関するものである。

（従来の技術） 物品の仕分けに関する従来の技術としては、特開昭５５
−１６８６８号公報、特開昭５８−１３９９０２号公報
、特開昭５９−２１７５０２号公報、特開昭６１＝２６
１２号公報、特開昭６１−５５００４号公報、特開昭６
１−８１３１７号公報、実開昭６０−１１４１０５号公
報に記載のもの等が知られている。

上記公報の記載について略述すると、特開昭５５−１６
８６８号公報には、仕分はシュートと空通山搬送コンベ
ヤ及び実通山搬送コンベヤ間に、長円形の軌跡に沿って
循環走行可能なように配置サレタトロリーコンベヤト、
同トロリーコンベヤに、少なくとも上記仕分はシェード
の数だけ装着され、キャスタ構造の車輪を具えた台車と
、同台車上に設置されたパケットからなるプールパケッ
ト車を具えてなる物品の仕分は設備が記載されている。

また、特開昭５８−１３９９０２号公報には、回転棚の
直線移動経路部に、回転方向に直交する方向の荷収納部
列の全長を含み且つ回転方向の複数の荷収納部列を含む
領域から成る入出庫作業部を設け、この入出庫作業部内
に位置する総ての荷収納部の各々に対応する位置に、入
出庫作業対象表示手段を配設して成る回転棚が記載され
ている。

また、特開昭５９−２１７５０２号公報には、倉庫本体
を上下方向に２分し、その下部には、物品を載置した複
数のパレットを棚部に収納し得る第１収納庫を、その上
部には、物品収納用の収納部が無端リンクに所定の間隔
をへだてて固着され、且つ旋回走行されて、１個所にお
いて検索し得る第２収納庫を設けた自動倉庫が記載され
ている。

また、特開昭６１−２６１２号公報には、搬送コンベヤ
から搬送されてきた荷を一次仕分はコンベヤで搬送しな
がら一次仕分けして複数の一次ストレーシコンベヤに渡
し、−次仕分けされた荷を各−次ストレーシコンベヤ単
位で一次側循環フンペヤに取り出して、上記−次仕分は
コンベヤに対して上下いずれかに並設した二次仕分はコ
ンベヤに渡し・この二次仕分はコンベヤで搬送しながら
二次ａ−分けして複数の二次ストレージコンベヤに渡し
、二次仕分けされた荷を各二次ストレージコンベヤ単位
で二次側循環コンベヤに取り出した後に、トラックへの
済込み部へ搬送する仕分は方法が記載されている。

また、特開昭６１−５５００４号公報には、商品が種類
別ｔこ収納さ九る複数の収納容器と、これら収納容器を
搬送するコンベヤと、このコンベヤの側方に設置された
複数の荷床管装置と、これら各荷床管装置に対応して設
置さ九て上記コンベヤ上の収納容器から各荷床管装置へ
取り込むべき上記商品の数を表示する表示器を備えた仕
分は設備が記載さｈている。

また、特開昭６１−８１３１７号公報には、各店舗ごと
に商品を詰め合わせたトートなスラットエレベータにラ
ンダムな状態で送り込み、該トートなソの配送店舗別に
多段のソーターコンベヤのいずれかに振り分け、該ソー
ターコンベヤの他端側に接続されている別のスラットエ
レベータニヨり同一店舗のトートをまとめて取り込むに
際し、配送の順序に従った店舗のソーターコンベヤから
順次取り込むようにしたトートの整理システムが記載さ
れている。

また、実開昭６０−１１４１０５号公報には、取出口と
収納口とに各回転棚に対応して移載台が設けられ、上記
両移載台の側部に、上下動をするステーションを有する
移載装置が配置される、とともに、両移載装置間にコン
ベヤが配置されて、その中間部に処理台が設けられた物
品収納装置が記載されている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、従来の上記のような物品の仕分は方法及
びその装置には以下のような問題点がある。

即ち、特開昭５５−１６８６８号公報においては、仕分
は前の物品を保管する設備と物品の仕分は設備とが別個
に設けられているため、これら設備の設置スペースが大
ぎくなり、都市部に建設される流通センター等のように
敷地が限られている場合には適用が難しかった。又、仕
分けられる物品が、次々とプールパケット車へ投入され
るので、物品の損傷が大きかった。又、仕分けられる物
品は段ボール箱単位で解包され、全数が仕分けられるよ
うになっており、要求される物品の数量が１箱分に満た
ない場合の取扱い方法等については記載されておらず、
何等の示唆もない。

また、特開昭５８−１３９９０２号公報においては、物
品が入出庫されるべき収納部を表示してはあるが、物品
の仕分け、仕分けられる前の物品の保管等については記
載されておらず、何等の示唆もない。

また、特開昭５９−２１７５０２号公報においては、単
位物品と集合物品を選択的に入出庫でき、且つ回転棚部
における単位物品が不足した場合には、直ちに、平置棚
部から補充できるが、物品を行き先別、品種別等に仕分
けることはできなかった。

また、特開昭６１−２６１２号公報においては、物品を
行き先別等に仕分けることはできるが、設置スペースが
大きく、且つ段ボール箱等に収納された物品をケース単
位で取扱えるに過ぎなかった。即ち、段ポール箱、プラ
スチックコンテナ等に収納された部品、商品等をピッキ
ングし、１個ずつ仕分けることはできなかった。

また、特開昭６１−５５００４号公報においては、収納
容器に収容された物品を指示された数だけピッキングし
、行き先別に仕分けることはできるが、設置スペースが
大きかった。又、ピッキング作業をコンベヤに沿って広
い範囲で行わねばならなかった。又、仕分けられる前の
物品の保管、仕分けられた物品の出庫方法等については
記載されておらず、何等の示唆もない。

また、特開昭６１−８１３１７号公報ｔこおいては、設
置スペースが大キ＜、且つ物品を行き先別に、１個のト
ート毎に順次ピッキングするため、多くの品種を１個の
トートにピッキングする場合には回転ラックを頻繁に回
転する必要があり、物品を能率良く迅速に仕分けること
はできなかりた。

また、実開昭６０−１１４１０５号公報においテハ、処
理台でコンテナ内の物品を取り出し、又はコンテナ内に
物品を入れ、処理が終わったスンテナを再び回転棚内に
収納なし得るが、取り出された物品を仕分けることにつ
いては記載されておらず、何等の示唆もない。

従って、本発明の目的は、水平の循環経路に沿って回動
する回転棚を用いることによって限られたスペースにも
適用なし得、且つピッキング作業及び仕分は作業を能率
良く、迅速に行うことのできる、物品の仕分は方法及び
装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、複数の種類の物品を仕分ける物品の仕分は方
法において、回動可能に支持された物品収納部を備え、
該物品収納部が仕分けられた物品を収納する仕分は物品
収納部と仕分けられる前の物品を収納する保管物品収納
部とを含む回転棚の、上記保管物品収納部から取り出し
た物品を、上記仕分は物品収納部に取り込むことを特徴
とする物品の仕分は方法を提供することによって上記の
目的を達成したものである。

また、本発明は、上記の物品の仕分は方法を実施するた
めの装置として、複数の種類の物品を仕分ける物品の仕
分は装置において、回動可能に支持された物品収納部を
具備し、少なくとも上記物品収納部の一部が仕分けられ
た物品を収納する仕分は物品収納部となしてあり、仕分
けられた物品を上記仕分は物品収納部に収納するための
収納作業部を備えた回転棚と、該回転棚の回動経路の外
周部に配設された入庫装置及び出庫装置と、上記入庫装
置と上記出庫装置との間を継ぎ、上記収納作業部近傍に
配設された搬送コンベヤとを含むことを特徴とする物品
の仕分は装置を提供するものである。

（実施例） 以下、先ず、本発明の物品の仕分は装置を図面に示す一
実施例について説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図で、この図面に
おいて、（１）は回動可能に支持された物品収納部（１
乃を備えた回転棚単体（１１）を適宜間隔で複数段積層
した回転棚、（２）は物品収納部（１２の回動経路の所
望箇所に定めた出庫位置で、上記物品収納部（１４から
収納部５（９）を取り出す出庫装置、（３）は物品収納
部（１乃の回動経路の所望箇所に定めた入庫位置で、上
記物品収納部（ｌａへ収納容器（９）を供給する入庫装
置、（４）は出庫装置（２）により出庫された収納容器
（９）を回転棚（１）の収納作業部（１萄近傍を経て、
入庫装置まで搬送し得るようになした搬送コンベヤであ
る。

実施例における各部について詳述すると、上記回転棚（
１）における夫々の回転棚単体（＋１）は、長円状の走
行レール上に多数（例えば１２０個）の物品収納部（１
乃を走行可能に支持すると共に、走行レールに沿って駆
動歯輪と遊転歯輪との間に駆動チェーンを掛張して、こ
の駆動チェーンに物品収納部（ｌを等間隔で固定し、駆
動歯輪をモータにより駆動することにより、他の段の回
転棚単体（ＩＩ）とは無関係に回動させ得るようになし
てあり、この回転棚単体（Ｉｌ）を複数段（９段）積層
して回転棚（１）となしである。又、本実施例において
は、物品収納部（１２（第１図では部分的に図示されて
いる）を、仕分けられた物品を収納する仕分は物品収納
部（１２ａ）と仕分けられる前の物品を収納する保管物
品収納部（１２ｂ）とに分けており、最下段の回転棚単
体（ＩＩ）に設けられた物品収納部（１′４を仕分は物
品収納部（１２ａ）とし、残りの物品収納部（１２を保
管物品収納部（１２ｂ）としである。又、最下段の回転
棚単体００の直線移動経路部には、仕分けられた物品を
仕分は物品収納部（１２ａ）に収納するための収納作業
部（＋３が設けられている。尚、少なくとも１段の回転
棚単体（１０に支持された物品収納部（！埠の全部又は
一部を仕分は物品収納部（１２ａ）となせば良い。

また、出庫装置（２）は、回転棚（１）の一方の反転経
路部に対向して配設され、出庫用ブツシャによって取り
出された収納容器（９）を上下方向に移動する昇降テー
ブル（２０を具備している また、入庫装置（３）は、回転棚（１）の他方の反転経
路部に対向して配設され、収納容器（９）を上下方向に
移動する昇降テーブル（３Ｉ）を具備し、所望の位置ま
で上昇した収納容器（９）は入庫用ブツシャによって物
品収納部（１）に収納されるようになしである。

尚、出庫装置（２）及び入庫装置（３）は上下方向に循
環回動するトレーコンベヤ等であっても良い。又、出庫
装置（２）及び入庫装置（３）は回転棚（１）の直線移
動経路部に対向して配設されても良い。

また、搬送コンベヤ（４）は、出庫装置（２）と入庫装
置（３）との間を継ぐようにＣ字型に配設されており、
搬送コンベヤ（４）の中間部に設けられたピッキング部
（４１）が、回転棚（１）の側方に沿って、上記回転棚
（１）の収納作業部（１３と所定の間隔を隔てて配設さ
れている。

また、在庫管理ＣＰＵ、駆動制御装置等を含む図外の制
御装置（８）が、回転棚（１）、出庫装置（２）、入庫
装置（３）、搬送コンベヤ（４）等を制御するために設
けられている。

尚、本実施例では、収納作業部（ｌの近傍に作業テーブ
ル（１４を設けである。

また、（７１）は空の収納容器（９）を搬送するための
空容器搬送コンベヤ、（（支）は外部から物品を入庫す
るだめの入庫コンベヤ、（７３は外部へ物品を出庫する
ための出庫フンベヤである。

次に、本発明の物品の仕分は方法を、上述の物品の仕分
は装置を用いた場合の実施態様に基づいて説明する。

上記回転棚（１）は、１２０個の物品収納部（１′４を
具備する回転棚単体（１０を９段積層してなり、最下段
の回転棚単体（ＩＩ）に支持された１２０個の物品収納
部（１′４が仕分けられた物品を収納する仕分は物品収
納ｆｌｆｓ　（１２ｇ）に割り当てられており、各仕分
は物品収納部（１２ａ）に空の収納容器（９）（例えば
、プラスチックフンテナ、段ポール箱等）が格納されて
いる。複数の種類の物品を行き先方面別に、例えば４０
方面に仕分けるとし、１方面当り３個の仕分は物品収納
部　（１２ａ）を割り当てる。又、下から２段目から９
段目の回転棚単体（１１）に支持された１２０個×８段
＝９６０個の保管物品収納部（１２ｂ）には、複数の種
類の物品が収納されている。

本実施例の物品の仕分は装置は、回転棚ｎ）の在庫管理
に必要なデータ処理を行うとともに、物品の格納位置を
記憶し、与えられたデータと指令に基づいて、回転棚（
１１、出庫装置（２）、入庫装置ｉ３）、搬送コンベヤ
（４）等を操作するための信号の送受を行なう在庫管理
ＣＰＵと、その信号に応じて各回転棚単体（１１）に対
し回転方向、停止位置等の、又出庫装置（２）、入庫装
置（３）の停止位置等の駆動制御を行なう駆動制御装置
とをインターフェイス回路を介して接続しであるので、
物品の仕分は要求をバッチ単位（４０方面分）でまとめ
てインプットする場合の物品の仕分は方法の一実施態様
について詳述すると、在庫管理ＣＰＵはインプットされ
た仕分は要求、即ち、行き先方面別の仕分は品目、仕分
は数量等の情報に基づぎ、先ずＡ品種の物品を収納した
収納容器（９Ａ）を、この収納容器（９Ａ）を格納した
保管物品収納部（Ｌ２ｂ）を支持した回転棚単体（１０
を回動し、出庫装置（２）及び搬送コンベヤ（４）を経
て、ピッキング部（４１）まで出庫する。同時に最下段
の回転棚単体（１１）が回動し、Ａ品種の物品を必要と
する方面が割り当てられている仕分は物品収納部（１２
ａ）が収納作業部（１１で順番に停止するので、上記在
庫管理ＣＰＵの端末装置より予め出力された作業リスト
を見ながら、Ａ品種の物品を必要な物品収納部（１２ａ
）に格納された収納容器（９）を作業テーブル（１４に
引き出して、例えばＣ方面に５個、Ｃ方面に７個、Ｃ方
面に１２個の如く投入し、４０方面のうち必要な方面の
全てに仕分ける。もし、４０方面によって必要とされる
Ａ品種の物品の合計が多いときには、複数の保管物品収
納部（１２ｂ）から複数の収納容器（９Ａ）が出庫され
る。又、４０方面に仕分けられた後にＡ品種の物品が収
納容器（９Ａ）内に残存している場合には、搬送コンベ
ヤ（４）、入庫装置（３）を経て保管物品収納部（１２
ｂ）に再入庫される。

次にＢ品種の物品が保管物品収納部（１２ｂ）から出庫
され、Ａ品種の物品と同様に仕分けられ、仕分は物品収
納部（１２ａ）に収納され、以下、Ｃ１ＤＳＥ、・・・
と順次、夫々の品種の物品について仕分けする。尚、仕
分けられる順番は大きい品種の物品から順次小さい品種
の物品とすると、収納容器（９）への物品の納まりが良
くなる。

また、各方面当りに３個の仕分は物品収納部（１２ａ）
を割り当てであるが、もし、ある方面用に割り当てられ
た３個の収納容器（９）が満杯になった場合には、満杯
となった収納容器（９）を搬送コンベヤ（４）上に載置
し、搬送コンベヤ（４）、入庫装置（３）を経て保管物
品収納部（１２ｂ）に仮置し、代りに空容器搬送コンベ
ヤ（７０によってピッキング部（４１）まで搬′送され
て来ている空の収納容器（９）を格納し、仕分は作業を
続行することができる。

尚、ある方面用に割り当てられた３個の収納容器（９）
に対して仕分けられた物品を収納するとき、先ず１個の
収納容器（９）に物品を収納し、この収納容器（９）が
満杯になったら次の収納容器（９）へと作業することが
好ましいが、３個の収納容器（９）に対してランダムに
物品を収納しても良い。

以上の如くして要求のあった全ての品種についての仕分
は作業が完了した後、最下段の回転棚単体（１０に支持
された仕分は物品収納部（１２ａ）に格納された収納容
器（９）と、保管物品収納部（１２ｂ）に仮置された仕
分けられた物品を収納した収納容器（９）とは、出庫装
置（２）、搬送コンベヤ（４）、出庫コンベヤ（７３と
によって順次出庫される。

尚、本実施態様においては、ある方面に対して３個の仕
分は物品収納部（１２ａ）が割り当てられているが、夫
々の方面に対して仕分けられる物品の量に応じて１個以
上の仕分は物品収納部（１２ａ）が在庫管理ＣＰＵによ
って割り当てられるようになしても良い。

また、各仕分は物品収納部（１２ａ）に仕分けられる物
品は、収納容器（９）を用いず、直接仕分は物品収納部
（１２ａ）へ収納されるようになしても良い。

また、もし仕分は物品収納部（１２ａ）に格納された収
納容器（９）が満杯になれば、最下段の回転棚単体（Ｉ
Ｉ）を回動して出庫装置（２）を経て出庫しても良いＯ 次に、本発明の物品の仕分は装置の別の実施例と、この
実施例の装置を用いた本発明の物品の仕分は方法の別の
実施態様について説明する。

第２図及び第３図はそれぞれ本発明の物品の仕分は装置
の別の実施例を示す平面図及び断面図で、この実施例は
、第１図に示す実施例と次の点が相違しているが、その
他の点では同様に構成されている。

即ち、最下段及び下から２段目の回転棚単体（直りに設
けられた物品収納部（１４を仕分は物品収納部（１２ａ
）とし、残りの物品収納部（１乃を保管物品収納部（１
２ｂ）としである。

また、回転棚（１）の収納作業部Ｈな複数ゾーン（例え
ば２ゾーン）に分割し、各ゾーンめ、７に対応して停止
する収納容器（９）の停止位置毎に、収納容器（９）か
ら取り出すべき物品の個数を表示する個数表示器（５）
と、取り出された物品を収納すべき仕分は物品収納部（
１２ａ）を表示する収納部表示器（６）とを備えている
。

上記実施例における各部について詳述すると、上記個数
表示器（５）は、制御装置（８）の仕分は指令に基づい
て取り出すべき物品の個数をディジタル表示する個数表
示ランプ（５１）と、物品を取り出す必要があることを
作業員に知らせるための取り出し表示ランプ（（資）と
を具備しており、仕分は指令がある場合には、個数表示
ランプＩ’５１）にその個数が表示されると共に、取り
出し表示ランプ（□□□が点滅し作業員に知らせるよう
になしである。尚、個数表示ランプ（５１）を各ゾーン
ｉ、／ｆｆ毎に１個又は１箇所に統合しても良い。

また、収納部表示器（６）は、各ゾーンメ、βに対応し
て夫々６個毎配設されており、取り出された物品を何れ
の仕分は物品収納部（１２ａ）に収納すべきかを表示す
るためのもので、物品の取り込みが完了したとぎに、こ
のことを入力するための完了釦としての機能も有する照
光式押釦スイッチとして構成してあり、該当ゾーンにお
ける上記個数表示器（５）の取り出しや表示ランプ＠乃
の点滅に対応してその何れか１つが点灯する。尚、収納
部表示器（６）にはこのような完了釦機能を付与せずに
、完了釦を別個に設けても良く、しかもその場合完了釦
はゾーン毎に１箇所に統合しても良い。

また、搬送コンベヤ（４）は、上記各ゾーンｄ、／／；
１毎に対応して複数個の収納容器（９）を搬送又は停止
し得るように、ピッキング部（４１）に互いに独立して
搬送可能な２個のベルトコンベヤ（婚を直列に配設しで
ある。即ち、２個のベルトコンベヤ（功は、それぞれゾ
ーンｄ１βに対応位置させてあり、各ゾーンｃ？−／３
毎に対応して設けらハたこれらのベルトコンベヤ（匂の
長さ内に納まる複数個（例えば３個）の収納容器（９）
を搬送単位（団体）とし、該搬送単位毎に独立して搬送
及び停止するようになしである。そして、各ベルトコン
ベヤ（４２それぞれの搬出側には、斯る搬送単位の先頭
部を検出する検出器（４１を付設してあり、各ベルトコ
ンベヤｆ（転）は、制御装置（８）からの仕分は指令が
あった場合には、そこに付設された検出器（４１で該ベ
ルトコンベヤ上の上記搬送単位の先頭部が検出された時
に該搬送単位を停止し、ピッキング指令がない場合又は
ピッキングが完了した場合には搬送を継続するか又は起
動して下流側のコンベヤに搬送単位を搬出する。

尚、上記搬送単位は、ゾーンの大きさ、収納容器（９）
の大きさ等を考慮して、ゾーンに入り得る個数の収納容
器（９）の範囲内で種々選択可能である。

次に、上述の構成からなる実施例の物品の仕分は装置を
用いて実施する本発明の物品の仕分は方法の別の実施態
様について第１図に示す装置を用いた実施態様と相違し
ている点について説明する。

本実施例の物品の仕分は装置は、個数表示器（５）及び
収納部表示器（６）を備えているので、この装置を用い
た本発明の物品の仕分は方法の別の実施態様においては
、作業リストなしで、物品の仕分けをなし得る。

即ち、先ず仕分は指令があった場合、ゾーンｃ（、／ｊ
　に入り得る範囲内で、例えばＡ品種の物品を収納した
収納容器（９Ａ）を２個、Ｂ品種の物品を収納した収納
容器（９Ｂ）を１個、Ｃ品種の物品を収納した収納容器
（９Ｃ）を３個、ピッキング部（４１）まで出庫する。

このとき、収納容器（９Ａ）、（９Ａ）、（９Ｂ）がゾ
ーングに対応する搬送単位を形成し、収納容器（９Ｃ）
、（９Ｃ）、（９Ｃ）がゾーン／４ンこ対応する搬送単
位を形成する。従って、ゾーン　に対応する検出器（４
３ｇ）が当該搬送単位の先頭部を検出することにより、
ベルトコンベヤ　（４２ｃｔ）が停止して搬送単位がゾ
ーングに対応して停止する。同様をこして、次の搬送単
位がゾーン汐に対応して停止する。ベルトコンベヤ（４
２グ）、（４２／’）が停止すると、夫々のゾーンの個
数表示器（５）と収納部表示器（６）とが制御装置（８
）からの指令に基づいて各１個点灯する。従って、作業
員は、点滅している取り出し表示ランプ（圀に対応する
物品を個数表示ランプ翰）に表示された個数だけ収納容
器（９）から取り出し、点灯している収納部表示器（６
）に対応する物品収納部（１２ａ）に収納した後、収納
部表示器（照光式押釦スイッチ）（６）を押圧すること
により個数表示器（５）と収納部表示器（６）との表示
がクリアーされ、次に仕分けされるべき物品が表示され
るので、これら仕分は作業を順次繰り返し、収納容器（
９Ａ）、（９Ａ）、（９Ｂ）からゾーンベ内に停止中の
物品収納部（１２ａ）に収納すべき全ての物品を仕分け
、且つ収納容器（９Ｃ）、（９Ｃ）、（９Ｃ）からゾー
ンｊ内に停止中の物品収納部（１２ａ）に収納すべき全
ての物品を仕分は終わると、最下段と下から２段目の回
転棚単体（１１）が１ゾ一ン分回動し、再び個数表示器
（５）と収納部表示器（６）とが点灯するので、作業員
は順次表示に従って仕分は作業を繰り返せば良い。最下
段と下から２段目の回転棚単体（１１）が１周回動する
とベルトコンベヤ　（４２〆）　、（４２／？）　がＪ
ｕｌし、収納容器（９）は保管物品収納部（１２ｂ）に
入庫されると同時に、Ｄ品種の物品、Ｅ品種の物品、・
・・を収納した収納容器（９Ｄ）、（９Ｅ）、・・・が
出庫される。

以上、本発明の物品の仕分は装置の実施例及び本発明の
物品の仕分は方法の実施態様について説明したが、これ
らに制限されるものではない。例えば、所望の保管物品
収納部（１２ｂ）を収納作業部（１３の近傍に回動し、
作業員が直接保管物品収納部（１２ｂ）から物品を取り
出し、順次所望の仕分は物品収納部（１２ａ）に収納す
ることンこよって、本発明の物品の仕分は方法を実施す
ることもできる。この場合には、出庫装置（２）と入庫
装置（３）との間を継ぐ搬送コンベヤ（４）は必須のも
のではない。

（発明の効果） 叙上の如く、本発明の物品の仕分は方法及びその装置は
、回動可能に支持された物品収納部に仕分けられた物品
を収納するようになしであるため、限られたスペースに
おいても物品の仕分けを２能率良く且つ迅速に行うこと
ができるものであり、構造が単純であること等と相俟ち
、その産業上の利用価値が高いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の物品の仕分は装置の一実施例を示す斜
視図、第２図及び第３図はそれぞれ別の実施例を示す平
面図及び断面図である。 （１）二回転棚　　　　　　（１乃：物品収納部（１２
ａ）：仕分は物品収納部 （１２ｂ）：保管物品収納部 （１罎：収納作業部 （２）：出庫装置 （３）：入庫装置 （４）：搬送コンベヤ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）複数の種類の物品を仕分ける物品の仕分け方法にお
   いて、回動可能に支持された物品収納部を備え、該物品
   収納部が仕分けられた物品を収納する仕分け物品収納部
   と仕分けられる前の物品を収納する保管物品収納部とを
   含む回転棚の、上記保管物品収納部から取り出した物品
   を、上記仕分け物品収納部に取り込むことを特徴とする
   物品の仕分け方法。 ２）保管物品収納部から取り出された物品が、回転棚の
   側方に設置された搬送手段によって搬送される、特許請
   求の範囲第１項記載の物品の仕分け方法。 ３）回転棚が、物品収納部を回動可能に支持した回転棚
   単体を複数段積層してなり、搬送手段近傍の少なくとも
   １段の上記回転棚単体に支持された上記物品収納部の全
   部又は一部を仕分け物品収納部となしてある、特許請求
   の範囲第１項又は第２項記載の物品の仕分け方法。 ４）複数の種類の物品を仕分ける物品の仕分け装置にお
   いて、回動可能に支持された物品収納部を具備し、少な
   くとも上記物品収納部の一部が仕分けられた物品を収納
   する仕分け物品収納部となしてあり、仕分けられた物品
   を上記仕分け物品収納部に収納するための収納作業部を
   備えた回転棚と、該回転棚の回動経路の外周部に配設さ
   れた入庫装置及び出庫装置と、上記入庫装置と上記出庫
   装置との間を継ぎ、上記収納作業部近傍に配設された搬
   送コンベヤとを含むことを特徴とする物品の仕分け装置
   。 ５）物品の入庫、物品の出庫、物品の搬送及び回転棚の
   回動を制御する制御装置を備える、特許請求の範囲第４
   項記載の物品の仕分け装置。 ６）搬送コンベヤの中間部に設けられたピッキング部が
   、回転棚の側方に沿って、上記回転棚の収納作業部と所
   定の間隔を隔てて配設される、特許請求の範囲第４項又
   は第５項記載の物品の仕分け装置。