JPS6396803A

JPS6396803A - 照明器具

Info

Publication number: JPS6396803A
Application number: JP61243900A
Authority: JP
Inventors: 健一佐藤; 小林　一登志
Original assignee: Toshiba Electric Equipment Corp; Wako Denki Co Ltd
Current assignee: Toshiba Electric Equipment Corp; Wako Denki Co Ltd
Priority date: 1986-10-14
Filing date: 1986-10-14
Publication date: 1988-04-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は放雷ランプ用の点灯装置を搭載した照明器具に
関する。

（従来の技術）たとえば、美術館における絵画おるいは店舗における商
品を焦中的に照射するスポットライトは、一般にハロゲ
ンランプなどの白熱電球を用いている。このものは安定
器などの点灯所要部品を特に要さないので小形に形成で
きる。

ところで、近時小形のメタルハライドランプなどの高輝
度放電ランプが開発され、この放電ランプを用いてスポ
ットライトを構成することがなされてきたが、このもの
は安定器などの放電ランプ用の点灯装置を要するもので
ある。

そうして、この種照明器具にあっては、たとえば実開昭
８１−８０５２０号公報に示されるように、ハウジング
内を第１のしや熱板で前空と後室とに仕切るとともに後
室を第２のしゃ熱板で上後室と下後室とに仕切り、前空
に放電ランプを収納し、上後室に安定器の鋼鉄部を収納
し、下後室に安定器の電子部品を収納し、ハウジングの
下面に下後室に連通する下通気口を設けるとともに下後
室の後面に下後通気口を設けてなるものが提案されてい
る。

（発明が解決しようとする問題点）ところが、実開昭６１−８０５２０＠公報に示されるも
のは、点灯装置の収納部が第２のしや熱板を介してハウ
ジングの上下に形成されているため、点灯装置自体で発
生する熱が第２のしや熱板によってしゃ断され、通気が
不充分となって放熱が損なわれるおそれがある。また、
このものは安定器の鋼鉄部がしヤ蔽板に取付けられてい
るもので、２重絶縁構造が採られないものである。

本発明は上述の事情を考慮してなされたもので、本体ケ
ースに放電ランプおよびこの放電ランプ用の点灯装置を
搭載しながら、放熱を良好にできるとともに点灯装置を
２重絶縁構造に形成し得る照明器具を提供することを目
的とする。

（発明の構成〕（問題点を解決するための手段）本発明の照明器具は前後面に開口を有する筒状の本体ケ
ースに、その前部に放電ランプを配設し、後部に放電ラ
ンプ用の点灯装置を配設するようにしたものにおいて、
点灯装置は点灯所要部品をケース内に収納してなり、一
方を本体ケースのランプ側に、他方を本体ケースの後部
開口側にして離間対設した対をなす板状の支持体の一方
に絶縁材からなるスペーサを介して他方の支持体に接触
させることなく取付けたことを特徴とする。

（作　用）ケース内に点灯所要部品を収納してなる点灯装置は対を
なす支持体の一方に絶縁材からなるスペーサを介して取
付けられ、ランプからの放射熱は一方の支持体によって
しゃ断され点灯装置への伝熱がしゃ断されるとともに点
灯装置の周囲は支持体から離間されているので、点灯装
置自体での発熱は支持体間に形成される通気路での通気
によって放熱され、本体ケースの温度過昇が良好に防止
される。また、点灯装置は一方の支持体に取付けられ、
他方の支持体には接触されていない、すなわち、支持体
間に浮いて取付けられているのであるから、十分な絶縁
距離を保って２重絶縁構造に形成され、絶縁不良を起す
おそれもない。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面゛を参照して説明する。

１派本体ケースで、この本体ケース１は前。

後面に開口２，３を有したとえば金属板で各筒状に形成
されている。４は放電ランプで、この放電ランプ４は両
口金形のメタルハライドランプなどの高輝度放電ランプ
を可とし、本体ケース１内の前部に前面開口２に対向し
て配設されている。５は反射体で、この反射体５は本体
ケース１の前部に放電ランプ４に対向して配設されてい
る。６は放電ランプ４用の点灯装置で、この点灯装置６
は点灯所要部品（図示しない）をケースγ内に収納して
形成されている。本実施例において、点灯装置６は放熱
孔３０を形成してなる金属板のケース７に半導体スイッ
チング素子を含む点灯所要部品を収納してなる電子安定
器である。８，９はこの点灯装置６を支持して本体ケー
ス１内に収納する支持体で、この支持体８，９は一方を
本体ケース１の放電ランプ側に、他方を本体ケース１の
後面開口３側にして離間対設′した対をなす板状体で形
成されている。この支持体８，９は板状の取付体１０で
所要間隔を存して一体的に形或している。上記点灯装置
６は支持体８８９の一方８に絶縁材からなるスペーサ１
１を介して支持体８との間に間隙Ａを存して取付けられ
、他方の支持体９には絶縁距離を保持させて接触させる
ことなく配設されている。

そうして、上記支持体８，９は本実施例において、本体
ケース１の放電ランプ４側の支持体８をランプ４と点灯
装置６との間に介在させるじゃ熱体を兼ねるもので、ま
た、後部開口３側の支持体９を後部開口３を覆う背面板
を兼ねている。また、しゃ熱体を兼ねる支持体８には間
隙Ｂを存してソケット取付台１２を設け、このソケット
取付台１２にソケット１３．１３が取付けられている。

このソケット取付台１２はし予熱体を兼ねることを可と
する。１４はソケット取付台１２に設けたじゃ先板、１
５は取付アームである。取付アーム１５は本体ケース１
の側面に回動可能に取付けられている。１６は取付アー
ム１５の頂部に設けられた配電軌道（図示しない）に接
続するプラグ、１７は本体ケース１の前面開口２に設け
られたフィルタである。このフィルタ１７は透明のガラ
ス基板の一面に紫外線しゃ断膜を設け、被照射面の退色
を防止するようにしている。

１８は本体ケース１の上、下面に設けた放熱孔である。

１９は支持体８，９を本体ケース１に固着するねじで、
本体ケース１の側面に設けた貫通孔（図示しない）に挿
通し、取付体１０に設けたねじ孔２０にねじ込んで支持
体８．９を本体ケース１の内側面に固着している。２１
はコードである。

つぎに、本実施例の作用について説明する。放電ランプ
４を点灯すると、ランプ４から発生する熱はし予熱体を
兼ねたソケット取付台１２および支持体８によってしゃ
断されるとともにこれらの間に形成される通気路によっ
て放熱され、点灯装置６への伝熱が阻止される。また、
点灯装置６は半導体スイッチング素子などから発熱する
が、支持体８．９間の間隙Ａでの通気によって放熱され
温度過昇が良好に防止される。また、点灯装置６は一方
の支持体８に絶縁材からなるスペーサ１１によって離間
し、他方の支持体９には接触することなく取付けられて
いるので、ケース７および支持体８゜９によって２重絶
縁構造を構成し、絶縁距離を充分保持できる。本実施例
のものでは、一方の支持体８がし予熱体を兼ね、かつ、
他方の支持体９が背面板を並ねて形成されているので、
格別なしや熱体および背面板を設けなくてもよく、部品
点数が少なくてすむとともに点灯装置６の本体ケース１
への取付けが点灯装置を保持した支持体８．９を本体ケ
ース１の後部開口３から収納することによってでき、製
作が容易にでき、作業性が向上する。

本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、種
々変形を許容する。たとえば放電ランプは水銀ランプで
あってもよい。また、点灯装置は電子安定器に限らず、
ケースに収納した鉄−銅安定器でおってもよい。さらに
、支持体はしゃ熱体おるいは背面板を兼ねるものでなく
てもよく、それぞれ別体のしゃ熱体あるいは背面板を設
けてもよい。

（発明の効果）本発明の照明器具によれば、点灯装置自体で発生する熱
は支持体間に形成される通気路での通気によって温度過
昇が良好に防止される。また、点灯装置を対をなす板状
の支持体の一方に絶縁材からなるスペーサを介して取付
けることによって、２重絶縁構造に形成でき、絶縁不良
を良好に防止できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は第２図の■−
■線に沿う断面図、第２図は斜視図、第３図は点灯装置
を支持体に取付けた状態の斜視図である。１・・・本体ケース、２，３・・・開　　口。４・・・放電ランプ、　　６・・・点灯装置。８．９・・・支持体、１０・・・取付体。１１・・・スペーサ、１８・・・放熱孔。Ａ、Ｂ・・・間隙特許出願人　　　東芝電材株式会社同　上　　　　　和光電気株式会社代理人　弁理士　　　小野１）芳　弘第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）前、後面に開口を有する筒状の本体ケースと、こ
の本体ケース内の前部に配設された放電ランプと、この放電ランプ用の点灯所要部品をケース内に収納し上
記本体ケースの後部に収納される点灯装置と、一方を上記本体ケースの放電ランプ側に、他方を本体ケ
ースの後部開口側にして離間対設し上記点灯装置を支持
して上記本体ケース内に収納する対をなす板状の支持体
と、を具備し、上記点灯装置は上記支持体の一方に絶縁材からなるスペ
ーサを介して取付けられ他方の支持体に接触させること
なく配設されていることを特徴とする照明器具。
（２）前記対をなす支持体は本体ケースの放電ランプ側
を放電ランプと点灯装置との間に介在させてなるしや熱
板を兼ねるものであることを特徴とする特許請求の範囲
（１）記載の照明器具。
（３）前記対をなす支持体は後部開口側を本体ケースの
後部開口を覆う背面板を兼ねるものであることを特徴と
する特許請求の範囲（１）記載の照明器具。