JPS6396315A - 磁気軸承装置 - Google Patents

磁気軸承装置

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JPS6396315A
JPS6396315A JP24153086A JP24153086A JPS6396315A JP S6396315 A JPS6396315 A JP S6396315A JP 24153086 A JP24153086 A JP 24153086A JP 24153086 A JP24153086 A JP 24153086A JP S6396315 A JPS6396315 A JP S6396315A
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JP
Japan
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magnetic
magnet
rotating shaft
magnetic pole
excitation
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JP24153086A
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Itsuki Ban
伴 五紀
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Secoh Giken Co Ltd
Original Assignee
Secoh Giken Co Ltd
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Publication date
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    • F16C32/04Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
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    • F16C32/048Active magnetic bearings for rotary movement with active support of two degrees of freedom, e.g. radial magnetic bearings
    • F16C32/0482Active magnetic bearings for rotary movement with active support of two degrees of freedom, e.g. radial magnetic bearings with three electromagnets to control the two degrees of freedom
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油分の散乱を嫌うクリーンルーム内の回転軸
とその軸承に利用される。
又レザービームを反射走査するポリゴンミラーの駆動源
となる電動機の回転子の軸承として利用される。かかる
ミラーの回転は、毎分コ万〜3万回位となるので、ベア
リングの寿命がみじかい欠点がある。本発明によれば、
摩耗部分がないので長寿命が得られる特徴がある。
回転体の軸承として利用すると、長寿命と機械ノイズの
発生がないので、かかる要求のある機器に利用できるも
のである。
〔従来の技術〕
実用化されている技術としては、回転軸を磁性体で構成
し、XY方向に電磁石を対向し、回転軸のXY方向の偏
差を検出するセンサを利用して、電磁石の励磁コイルの
通電をサーボ制御して、回転軸を所定位置に保持する装
置がある。
〔本発明が解決しようとしている問題点〕電磁石と軟鋼
材との磁気吸引力を利用する磁気軸承には、次の問題点
がある。
第1に、磁気吸引力は、不安定な平衡となるので、サー
ボ装置が不安定となり、大型高価となる問題点がある。
第2に、回転軸の位置の移動を検出する為距離センサの
装置が大型高価となる問題点がある。
第3に、励磁コイルのインダクタンスの為に、急速な励
磁電流の制御が困難となり、サーボ特性が悪くなる問題
点がある。
〔問題点を解決する為の手段〕
回転軸に同期回転するフェライトマグネットを設け、本
体側に固定電磁石を設けて、両者間の磁気吸引力により
、回転軸を浮上せしめているので、両者が近接したとき
の吸引力の増加が減少して、安定なサーボ装置となる。
両者間を磁気反撥力とするとより安定する。
上述した手段により第1の問題点を解決している。
回転軸と電磁石との間の距離情報を得る為に、コンデン
サ容量若しくは、ホール素子(磁電変換素子の1種)を
利用しているので、第2の問題点が解決される。
励磁コイルのインダクタンスに蓄積される磁気エネルギ
を電源に還流することにより、急速なサーボ作用を保持
できるので第3の問題点が解決される。特に、大型の磁
気軸承の場合に効果がある。
回転子となる上記したマグネットの代りK、磁性体を使
用すると、回転子と外周の電磁石との間の吸引力が、空
隙長の次乗に逆比例して、不安定な動作となる不都合を
生ずる。本発明装置では、距離センサとして容量変化を
利用して変化する磁界の影響を遮断して、安定な動作を
行なっている。
又磁気吸引労苦しくは反撥力を発生せしめる外周の電磁
石の配設を特別な構成にして動作を安定化している。
〔作用〕
電磁石と鉄材との磁気吸引力は、両者の磁気誘導常数が
大きい為に、両者が近接すると、急速に吸引力を増加す
る。
従って、サーボ装置が不安定となり、これを安定化する
と大型高価となる。
本発明装置では、電磁石とマグネットの組合せとなる。
フェライトマグネット(又は希土属マグネット)の磁気
誘導常数は、真空と同じ程度となるので、近接時の磁気
吸引力の増加は小さく、廉価で安定なサーボ装置を得る
ことができる。
又必要によって、硼気反撥力を利用することができるの
で、より安定なサーボ装置を得ることができる。以上が
第1の問題点である。
回転軸の移動を検出して電気信号を得る為に、後述する
特別な構成のコンデンサ若しくは、磁極の1つに埋設さ
れたホール素子を利用しているので、小型、軽量、廉価
な電気信号を得ることができる。これが第2の問題点で
ある。
大型で重量のある負荷例えば大出力の電動機の場合には
、電磁石の励磁電流も大きくなり、インダクタンスの為
にスピードのあるサーボ作用が失なわれる。
かかる磁気エネルギを電源に還流することにより、励磁
電流の制御を速くして、サーボ特性を良くしている。こ
れが第3の問題点である。
従って、長い耐用時間と高速回転ができ、又機械音の発
生のない実用性のある軸承を得ることができる。
前項で説明したように、回転子となるマグネットの代り
に磁性体の回転子を使用することができる。
この場合には、距離センサとして容量変化若しくはホー
ル素子を利用することにより、励磁電流の制御の為のサ
ーボ装置が簡略化され、しかも安定して作動する構成が
採用されている。
〔実施例〕
次に、本発明装置を図面に示す実施例により、その詳細
を説明する。尚図面中の同一記号のものは同一部材なの
で、その重複した説明は省略する。
第1図は、本発明装置を、半導体電動機に応用した場合
を示すものである。点線コは、電動機の外筺を示し、そ
の両側には外筐となる突出空孔2m、コbが設けられ、
これ等の空孔に、軸承A、Bが嵌着されている。
軸承A、Bには、回転軸lが支持されている。
点線記号Jは、駆動トルクを発生する為の電動機のマグ
ネット回転子で、回転軸lに固定さ枳その負荷となって
いる。
第2図は、上述した軸承A、Hの詳細を示すものである
。回転軸lの負荷3は省略され、軸承Aは左側に、軸承
Bは右側に示されている。
マグネット7は円筒状で、その中心孔には、回転軸lが
嵌着されている。マグネットは、フェライトマグネット
が利用されるが、他の種類のマグネットでもよい。又図
面は、すべて断面が示されている。回転軸/は非磁性体
で作られている。
記号7は、マグネットで円筒形となり、その中心空孔に
は回転軸lが嵌着され℃いる。
マグネット7は、断面より判るように中央部が凹部とな
り、両端面は突出し、この部分が図示の記号のようKN
、S磁極り叱、りbとなっている。N、S磁極qa、7
bは、全円周に亘って一様の強さとなるように磁化され
ている。
軟鋼材で作られたコ型の磁心qの磁極47G。
lIhには、励磁コイルざΦ、gbが装着されて、電磁
石となり、励磁コイルに通電すると、磁極lI4.ta
bは図示のように磁化される。
磁極4)tx、ダbと磁極7a、76の巾は等しくされ
ている。又磁極pcとりt及び磁極ttbと7b間の空
隙長は等しく、実用上はo、 s ミ+Jメートル〜O
0Sミリメートル位となっている。
矢印C方向よりみた図が第3図である。
外液コの26部の内側に磁心ダが固定されている。第2
図の励磁コイルざ6.磁極4(αのみが示されている。
マグネット7は、磁極7fLのみが示され、全円周に亘
ってN極となっている。lコO度離間して、全(同じ構
成の電磁石が外@2bの内側に固定されている。磁心は
記号!、6で、励磁コイルは9’L、10@で示されて
いる。以上の構成なので、磁極1Irt、yb、m心6
.磁心Sの磁極とマグネット7の磁極7α、7hは互い
に磁気吸引力が発生する。
上述した磁気吸引力を励磁コイ/l/ざ4.ざす。
qa、9h(図示せず) 、 lo a 、 10 b
 (図示せず)の励磁電流を制御して平衡せしめると、
回転軸lは、マグネット7とともに浮上して回転する磁
気軸承となる。
本実施例では、3個の電磁石を使用して、最も経済性の
ある手段となっているが、各電磁石が軸対称の位置で、
等しいピッチで配設されれば目的が達成されるものであ
る。
第2図に戻り、その右側の図の説明をする。
これは、第1図の記号Bで示す磁気軸承を示すものであ
るが、その構成は、左側のものと全く同じ構成となって
いる。従って説明の詳細は省略する。磁心//、は、外
筺コの21部の内側に固定され、磁極// a 、 /
/ hには、励磁コイル/!@。
/r bが装着され、図示のようKN、S磁極に励磁さ
れる。
記号/4はマグネットで、その磁極は記号/4(4゜/
4i bで示されている。上述した電磁石3個が、第3
図で示した場合と同様に、外筐コ4の内側に固定されて
いる。
作用効果も同じで、回転軸lは、マグネット/lIとと
もに浮上して回転する磁気軸承となる。
第4図(り丹ま、第2図のものを拡大して図示したもの
である。これにつき詳細を次に説明する。
第4図(4)において、点線りは、回転軸lの中心線で
、これより下側は省略して図示していない。
外筺コb、21は、プラスチック材若しくは金属で作ら
れ、その内面の凹部に、磁心り、//は埋設嵌着されて
いる。
第2図と異なっているのは、磁極り、りb及び磁極/ダ
a 、 ta bの端面には、ナイロン若しくはテフロ
ンの皮膜/A c 、 /A h 、 /A c 、 
t6dが被覆されている。本発明軸承は、励磁コイルの
通電を断つと、マグネットク0、/4IKより対応する
電磁石の磁心4) 、 //が吸引されて衝合する。
このときにマグネット端面の破損を防止する為のもので
ある。
次に第5図につき説明する。第S図は、電磁石磁心ダの
磁極4!αの部分の断面図である。
マグネットクは、一部のみが示されている。
記号lりは、プラスチック製の巻枠即ちコアで、これに
励磁コイルS1が捲回された後K、磁極ダtに挿入固定
されている。
マグネット7の外周磁極面には、全周に亘って導体メッ
キが行なわれ、その上に、プラスチックコーティング(
第4図(4)で記号/44./Ab。
第2、…で示したもの)がされている。記号19は導体
メッキ面を示している。
コア/りの下面は、図示のように曲面となり、等しい空
隙長で、上記した導体メッキ面に対向している。曲面に
は−、ニッケル薄膜片/l 4 、 /lbが貼着され
、それ等の導出端子が記号/9Φ。
/9 hとして示されている。記号tg a 、 /l
 b 、、 /?は導体薄膜となっているものである。
マグネット7が磁極ダαより離間し若しくは近接するこ
とにより、容量が変化するので、マグネット7の位置を
検出する位置検知信号を得ることができる。
同じ目的の他の手段は、ホール素子を利用することであ
る。即ち磁極teaの下端面に空孔を設け、その内部に
ホール素子グアを埋設する。
マグネットクの近接若しくは離間することにより、ホー
ル素子qりを貫挿する磁束密度が変化するので、位置検
知信号を得ることができる。
ホール素子の出力が飽和する場合には、記号ダク4(点
線)で示すように、軟鋼片を被冠するとよい。
他の電磁石にも、全く同じ構成の位置検知信号を得る為
の位置検知装置が設けられている。
第9図体)の左側は、磁気吸引力により、回転気軸承と
なっている。
第4図(b)は、マグネット7を変形したものである。
即ち、マグネット督囃同筒形で、回転軸lに、その中央
空孔が嵌着されている。下半分は省略して図示していな
い。
マグネツ) 1117は、回転軸lの方向にNS極に磁
化され、両端面には、軟鋼円環(渦流損失を避ける場合
には、珪素鋼の積層体が利用される。)侮4 、 y4
 hが圧着されている。
円環’1611 、4<46の回転外周面は、それぞれ
N。
S磁極となるので、第4図(勾のマグネット7と同じ効
果がある。
プラスチック薄膜ダ!は、第9図(勾の記号/ル喀。
/6h、第2、…忙対応するものである。この構成の利
点は、マグネットフ0着磁が容易なことである。
次に第6図(4) Kより、励磁コイルの通電制御手段
につき説明する。第6図(4)において、記号Xは発振
回路で、その周波数は、lメガサイクル位となっている
コンデンサ2/、−1bは、それぞれ第3図で説明した
導体メッキ膜/9とニッケル皮膜it a 。
it bによるコンデンサを示している。
上述した一組のコンデンサは、コイルのコア17の両側
に設けられ、マグネットクと磁心ダ(電磁石)との距離
の変化に対応して容量が変化する位置検知素子となって
いる。
かかる位置検知素子は、第3図の磁心Q、!;。
乙の少なくとも2組の磁心のコアに設ける必要がある。
3個以上の磁心がある場合には、回転軸lK関して軸対
称の位置にある一組の磁心の一方の磁心のコイルの゛コ
アに装着する必要がある。
上述したコンデンサコ個1組よりなる位置検知素子に1
1、すべて第6図(fL)に示すサーボ回路が付設され
るものである。
マグネット7と磁心ダとの距離の変化忙対応して、コン
デンサコt @、 slbの容量が変化するので、抵抗
−の通電電流が変化する。
この電流は、ダイオードn、コンデンサ評により直流化
され、誤差増巾回路おの端子ubの入力となる。− 規準電圧は端子8傷より入力されている。
従って、端子whの入力が、端子Xaの入力より大きい
か小さいかに対応して、トランジスタコアのペース入力
は、それぞれアースレベルにより小さくなるか若しくは
大きくなる。即ち、設定された値(この値は、端子コ儂
の入力により規制される。)より、磁心qとマグネット
7が近づ(と、トランジスタ27は不導通となり、励磁
コイルla、lbの通電が断たれる。励磁コイfivl
*、gbは直列若しくは並列に接続されている。
従って、磁心ダとマグネット7間の吸り、1力が消滅す
るので、他の磁心、マグネット間の吸引力により、マグ
ネットクと磁心弘とは離間し始め、前記した設定値を越
えて離間すると、トランジスタλりのベース入力は増大
して、励磁コイルざc、tbの通電電流も増大する。
従って、マグネット7と磁心qの吸引力が他のマグネッ
ト、磁心との吸引力と平衡した点で、マグネット7即ち
回転軸lは浮上して保持される。
第3図の他の磁心Sとマグネット7との間にも、同じ構
成のコンデンサコ個(位置検知素子)が設けられ、第6
図(勾のサーボ回路が付設されているので、上述した事
情は全く同じで、マグネットクと回転軸lは浮上して保
持される。
第3図の磁心6の励磁コイル10 fL、 IOAには
、設定された電流が通電されて、磁心6とマグネット7
との間の吸引力は、設定された値となっている。磁心の
数がり個で、90度離間して設けられている場合には、
110度離離間た磁心の1個の励磁コイルに第6図(勾
のサーボ回路が付設されているもので、他の磁心の励磁
コイルは、設定された一定の値の通電電流となっている
従って、to度度量間た2個の磁心の励磁コイルにのみ
第6図00サーボ回路が付設されている。
第6図(fL)の記号26は直流電源正極、又発振回路
〃の交流出力は正弦波となっている。第6図(りのコン
デンサコ/IK、コtbは、距離センナとなるものであ
る。
コンデンサコt 8. J/ bと並列したインダクタ
ンスにより、コルピッツ発振回路を構成すると、その発
振周波数が、距離に対応するものとなる。
従って、一定時間の周波数を計測し、その数をアナログ
量に転換することにより、距離センサとして利用できる
。かかるセンサの出力により、励磁コイルgfL、gb
の通電制御をしても同じ目的が達成できる。励磁コイル
ga、gbの通電電流が大きい場合には、この電流を制
御すべきトランジスタは飽和領域で作動することがよい
。又磁気吸引力を大きくする為には、励磁コイルta、
 tAのインダクタンスが大きくなり、その蓄積磁気エ
ネルギも大きくなる。
従って、サーボ回路の作動が遅延して応答性が悪くなり
、完全な磁気浮上が困難となる。
この欠点を除去した回路につき、次に説明する。
第6図(IS)の点線Eで囲んだ部分は、第6図Cb)
のように変更される。第6図(勾において、励磁−コイ
ルざa、gbの両端には、トランジスタコク。
2? ’d6=挿入され、トランジスター7、励磁コイルざa
、l;bには、ダイオ−トコ9が並列に逆接続されてい
る。ダイオード、10は、トランジスタd。
励磁コイルI4.tbK並列に逆接続されている。
抵抗31の電圧降下は、励磁電流に比例し、オペアンプ
6デの一端子の入力となっている。
端子6デαの入力は、第6図(4)の誤差増巾回路おの
出力となっている。
第S図のタイムチャートは、励磁コイルS1゜tbを流
れる電流曲線を示すものである。
第5図の電気信号グコ4.ダコb、第2、…は、第を図
(b)の発振回路j& 、単安定回路5乙による出力パ
ルスである。
この出力パルスにより、フリップフロップ回路ujα、
t3−hが付勢されて、その出力をハイレベルとする。
端子6テ1の入力信号即ち第6図(1)の誤差増巾回路
おの出力が、第を図の点線lIjとする。
トランジスタコク、コは導通するので、第5図の曲線グ
31に示すよ5に励磁電流が増大する。
励磁電流が増大して、点線曲線侵(これはオペアンプ6
りの十端子の入力となっている。)を越えると、オペア
ンプ6りの出力はローレベルに転化し、フリップフロッ
プ回路tI!r a 、 as bはリセットされて、
ベース入力がローレベルとなるので、トランジスタコク
、コは不導通となる。
励磁コイルgrx、ghに蓄積された磁気エネルギは、
ダイオード2q % 、電源、抵抗3/ 、ダイオード
、7θを介して放電され、この曲線が第5図で曲線lI
3 bとして示される。
゛電源を充電する形式となっているので、印加電圧を高
くすることにより、曲線fj Aは急速に降下する。又
曲線1I34の上昇も急速となる。
次に、電気信号Aの到来により、フリップフロップ回路
4)j 1! 、 lIj bは再び付勢されるので、
励磁コイルHa、1bの通電が開始され、曲線’73 
eのように電流が上昇する。曲線ダ3との交点で通電が
停止され、曲線u、t d−に示すよ5に励磁電流は減
少する。
上述したサイクルを繰返すことにより、励磁電流の曲線
は、電気信号グ3と同形のものとなる。
曲線lI3は、第6図(勾の誤差増巾回路コの出力とな
っているので、励磁電流は、第6図(勾のトランジスタ
コクによる励磁電流と全く同じものとなる。従って、第
6図($ンの場合と全(同じく励磁コイルざc、fbの
通電制御が行なわれ、更に又、トランジスタ27.コは
飽和領域で作動するので、電力損失が小さくなり、ダイ
オード29゜、?Oにより、蓄積磁気エネルギは急速に
放出されるので、誤差増巾回路コの出力の急速な変化に
対応して励磁電流の制御ができる特徴がある。
従って、励磁電流の急速なサーボ回路が得られ、安定な
磁気浮上効果が得られるものである。
上述した励磁電流の制御は他の周知の手段でも同じ目的
が達成されるものである。
磁気吸引力は、磁心とマグネット7の距離が大きい場合
には距離の次乗に反比例するが、本発明装置のように、
距離が0.5ミリメートル以下となると、距離の0乗乃
至1乗に反比例する。
従って、吸引力のみKよっても磁気浮上は比較的安定し
て得られる。
第1図の磁気軸承装置A及びBを、第7図(勾の右側の
磁気吸引力のみによる装置で構成することができる。
この場合に、回転軸lをその軸方向に移動する力が加え
られても、磁心とマグネット7間の磁気吸引力により復
帰して、安定な回転が保持される。
しかし、第7図(勾に示すように、右側の磁気軸承を磁
心とマグネットが反撥する形式としても、左側の磁気軸
承の磁気吸引力により、回転軸lの左右の移動が抑止さ
れるので本発明を実施することができる。
第1図(勾において、円筒形のマグネットlり。
磁心//、励磁コイルtz Iz、 lr b等は、そ
れぞれマグネットク、磁心q、励磁コイルざ、ざb等と
全く同じ構成となっている。
異なっている点は、磁極//4と/ダα及び磁極ii 
hとIIQ bが互いに反撥していること−である。
第6図(4)と同じサーボ回路が使用されるが、誤差増
巾回路コの出力は反転されている。即ち端子xbの入力
が端子コ1の入力より大きいときには、正の出力となり
、反対の場合には負の出力となる。
コンデンサコ/Φ、 2/ bに相当するものは、励磁
コイルir rL、 tr bのコア及びマグネット/
蓼の外周に設けられていることは前実施例と同じである
。本実施例では、磁気反撥力を利用しているので、サー
ボ作用は安定となる特徴がある。
次に、ホール素子を位置検知素子として使用する場合の
説明をする。第S図において前述したように、ホール素
子qりは、磁極qりの端面に埋設されている。
ホール素子ダクは、磁心でなく、コア/りとマグネット
7との対向面において、コアlりに埋設してもよい。
磁心とマグネットとの磁極面の距離情報を感度よ(得る
為には、マグネットが磁心の磁極に近接したときに、マ
グネットによるホール素子を貫挿する磁力線が多くなる
必要がある。
この為には、第1図(4)に記号q7で示すよ5K、ホ
ール素子ゲ7を磁極面の端部(磁極tibに近い端部)
に埋設することがよい。磁極qa、qh間の磁力線は、
磁極ダ1と71が近接すると、導磁率の大きい磁心qを
通るようになり、従って、ホール素子q7を通る磁力線
が多(なるからである。
又マグネット7が、第9図(句において説明したように
、マグネツ) IIQとその両側に貼着された磁性体円
環1I61K 、 11Abにより構成されたものの場
合にも、ホール素子ダ7は、磁極1Ietの対向面の中
央部でなく、縁部に埋設して、磁極間の距離センナとし
て使用することができる。
ホール素子を、磁極間の空隙の距離センサとして使用す
る場合には次の問題がある。
第5図において、マグネット7が、図面上下方に移動す
ると、磁極pa、7c間の空隙の距離が増大して、糸−
ル素子ダ7の出力は減少する。
空隙が小さくなればホール素子グクの出方が増大する。
このときに、励磁コイルざ1の通電電流が変化すると、
ホール素子ダ7の出力が変化し、この変化量は空隙長に
無関係となり、従って距離センサとして利用できな(な
る。従って、サーボ系を構成することができない。しか
し次の構成とすることにより、この難点は除去される。
第9図に示すように、磁心と励磁コイルよりなる電磁石
を1個とし、磁心q、6はtgo度離間離間磁心5.−
一1IrO度離間して、外1hに固定される。
磁心ダと3はqo度度量間ている。
磁心夕0.励磁コイルタOΦは、磁心S、励磁コイルq
tzと対応する構成の電磁石となり、磁心りOの両極の
端面は、空隙を介して、マグネット7の磁極と対向して
いる。磁心50の両磁極には、励磁コイル!0 ’! 
、 !rObが装着されている。電磁石偶数個により、
即ち6個2g個により同じ構成で、同じ目的を達するも
のを得ることもできる。
第ダ図(り図示のように、ホール素子lりは、磁極lI
cの対向面右端に埋設されている。
磁心6(第9図)の磁極面には、ホール素子はない。
マグネット7がY方向に移動すると、磁心ダの磁極とマ
グネット7の磁極7g、7bの空隙が小さくなる。従っ
てホール素子弘りの出力が増大する。
ホール出力により、励磁コイルざa、g;bの通電を制
御して、磁極間の磁気吸引力を減少して、マグネットク
を復帰せしめる手段は、前述した理由即ち励磁コイルg
fLの通電電流の変化による磁界変化により、ホール素
子tItの出力も変化するので、距離センサとして利用
できなくなり、不可能となる。
従って、励磁フィルざa、gbは、設定された定電流が
通電され、Y軸方向の復帰スプリングとしての作用を行
なわしめる。
マグネット7がY軸方向く移動すると、磁心6の磁極面
とマグネット7の磁極7■、7b面との間の空隙が増大
するので、励磁コイル1OIL。
io hの通電電流を増大して、マグネット7をY軸と
反対方向に復帰せしめるサーボ手段を採用することによ
り、マグネット7のY軸方向の位置定めを行なうことが
できる。励磁コイル10 bは磁心6の他の裏面磁極に
装着されたもので、励磁コイルg6に対応するものであ
る。次にその制御回路を第1O図につき説明する。
第70図(りにおいて、ホール素子q7の出力は、リニ
ヤ増巾回路となるオペアンプq!:に入力される。オペ
アンプ<<rの出力は、励磁フィルfa。
gbによる磁束とマグネット7の磁束のベクトル和のY
軸方向の分値に比例している。
励磁コイルgtz、H71は、定電流となっているので
、これによる磁束も設定値となっている。
この成分を除去する為に、オペアンプklが使用されて
いる。オペアンブタlの一端子には、可変抵抗!/1を
介する規準電圧が入力されているので、この値との差の
出力が、オペアンプよ/の出力となる。
一端子の入力電圧を抵抗よ/IKより調整して、励磁コ
イルt1、ざbによる磁束に対応するホール素子q7の
出力分を除去する。
オペアンプ31の出力は、マグネットクと磁心qとの距
離のみに対応した値とすることができる。
電源正端子ムは周知の手段により定電圧化されている。
記号SSは、誤差増巾回路で、端子5コ喀より規準電圧
が入力されている。
第9図の磁心ダ、乙の磁極とマグネット7の磁極7α、
7hとの空隙をθ、lミリメートルとして、回転軸lを
磁気浮上せしめる場合について説明する。励磁コイ/l
/la、thには、抵抗621を介して、所定の電流が
通電され、マグネット7をY軸方向に吸引している。
誤差増巾回路見の出力により、トランジスタ61は活性
領域で付勢されている。空隙が0.tミ引力は、上述し
た磁心ダによる吸引力と平衡しているように、端子S2
1の規準電圧が設定されている。感心ダとマグネット7
の空隙が0.7ミリメードルより小さくなると、ホール
素子タフの出力が増大し、オペアンプ5)の出力も増大
するので、誤差増巾回路S2の出力も増大して、トラン
ジスタ61のコレクタ電流即ち励磁コイル104゜10
 bの電流も増大する。従って、マグネットクは、Y軸
と反対方向に移動して平衡する。
磁心ダとマグネット7の空隙が0. /ミリメートルよ
り大きくなった場合は、上述した場合と反対の制御が行
なわれて、空隙長は0. / ミ!7メートルに保持さ
れる。
磁心lとマグネットクの空隙が、著しく小さくなったと
き、例えば始動時即ち電源の投入時に、マグネットクに
磁心ダが吸着されている場合には、励磁コイル/Q a
 、 10 bの電流も対応して太き(なり、磁心6は
マグネット7を吸引して、吸着しているマグネットクを
引離すことができる。この為に、励磁コイルgφ、gb
の通電は、抵抗6コ藝により1、所要の値に制限されて
いる。
又始動時に、マグネット7が磁心1m吸着されていると
、ホール素子ダ7の出力は減少する。
このときに、端子6o aの規準電圧より、ホール出力
が小さくなるので、オペアンプ60の出力もハイレベル
に転化して、トランジスタ6コを導通するので、励磁コ
イル1efL、jibの通電電流が増加する。
従って、磁心ダにより、マグネット7は吸引されて、磁
心6とマグネット7の吸着は解除され、空隙長がo−t
 ミリメートル位に近くなると、前述したサーボ作用に
より、空隙長は設定値に保持される。
以上の説明のように、マグネット7と磁心ダ。
6との空隙は、常に設定値に保持される。
第7図の磁心Sの磁極にもホール素子が、磁心ダの場合
と同じ手段により埋設され、又このホール出力により、
第10図(4)と全く同じ回路を使用して、励磁コイル
テ傷、デb(記号qbkt。
磁心3の他の1つの磁極に装着され℃いるもの)及び励
ニジイヤ、。。、よ。、9に号よ。b、よ、ヨ2゜50
の他の1つの磁極に装着されているもの)の通電制御を
行なっている。従って、磁心3とマグネット7及び磁心
!0とマグネット7の空隙は0、7ミリメードルに保持
される。即ちX軸方向の各磁極間の空隙を設定値に保持
するサーボ作用が行なわれるものである。
以上の説明より理解されるように、回転軸lが浮上して
回転する磁気軸承を構成することができる効果がある。
トランジスタ61のベース電流の制御により、励磁コイ
ル104 、 to bの通電を変化してサーボ作用を
行なっているが、励磁コイルlo tt 、 10 b
のインダクタンスにより、通電電流の迅速な変化が妨げ
られ、サーボ特性が劣化する場合がある。特に大型のこ
の種の磁気軸承の場合に、励磁コイルのインダクタンス
が大きくなるので問題がある。
この場合には、第6図(h)において説明した手段によ
り、通電電流を迅速に変化できるので問題はない。
本実施例では、磁心とマグネットとの磁気吸引力により
、回転@lを浮上せしめているので、例えば、第1図(
勾において、回転軸lに、点線りの方向即ち軸方向の外
力が加わったときに、復帰力が作用するので安定な磁気
軸承装置となる効果がある。この性能を良好とする為に
は、磁極ダ1と磁極7@の巾を等しくすることがよい。
他の磁極についても事情は全く同じである。
磁気軸承は、回転軸lの両端に各1個、計2個が使用さ
れるものである。
この場合に、第1図(勾の右側の磁気軸承のみを、各磁
極の対向極を同極性とし、反撥力により回転軸lを浮上
せしめる方法もある。
マグネットieは、マグネット7と同じ構成となり、円
環状の磁極/’I 4 、 /ダbを備え、磁心//。
励磁コイル/j 4 、 /! Isは、磁心q、励磁
コイルg<、thに対応するもので、同じ構成となって
いる。
磁極// LL 、 // Aと磁極/4) @ 、 
/lIbとは対向し、互いに同極となっているので反撥
力が作用している。
磁心/lは、第2図の外筺コbに埋設固定されている。
上述した電磁石は、外@コbに等しいピッチで3個若し
くは第9図に示すように偶数個配設されている。
各磁極間の反撥力は、左側の磁極1IrL、4Ih。
71、りbの吸引力より小さいものである必要がある。
この理由は、反撥力により、回転軸lは左右に脱出する
力を発生するからである。
磁極間の空隙長のセンサとしては、コンデンサ若しくは
ホール素子が利用でき、又サーボ回路として、第6図(
勾及び第1O図(勾のものが利用できる。この場合に、
誤差増巾回路コ、5コの出付設したトランジスタ62を
含む制御回路は不要となる。
空隙長のセンナとして、コンデンサを利用するサーボ回
路は、第6図(4)において前述したが、この場合にも
始動時に、磁極とマグネットクが70図(b)につき後
述する励磁コイルの通電を反転して引離す手段が必要と
なる。コンデンサをセ。
ンサとして利用する場合にも、第を図に示すように、7
個の磁心と励磁コイルを使用する構成とすることができ
る。この場合には、コンデンサのセンサは対向する磁心
のいずれか1つに設ければよい。
第1O図(b)に示す回路は、マグネット7と磁極が吸
着したときに、これ等を確実に引離す手段を付加したサ
ーボ回路で、第10図(勾の回路を改良したものである
第1O図(りと同一記号のものは同じ部材、同じ作用な
ので説明は省略する。
第1Q図Cb)において、トランジスタSJα、!;J
l)。
第2、…及びトランジスタza a 、 tp b 、
第2、…は、それぞれ励磁コイルg唇、ざb及び励磁コ
イル10 儂。
10 bを往復して通電する為のトランジスタブリクジ
回路である。各トランジスタに並列に逆接続されたダイ
オードは省略して図示していな(・。
第7図の磁心ゲの磁極ダa、4thがマグネット7の磁
極7、りbに吸着しているとき九電源が投入されると、
ホーAI素子qりの出力が最大となるので、オペアンプ
タロのソー子の入力は、端子具〇の規準電圧を越えて、
その出力はローレベルに転化して、トランジスタyaを
導通する。
又同時に、反転回路57 bを介して、トランジスタs
it aのベースはハイレベルとなり不導通となる。又
トランジスタ!F dのベースはハイレベルとなり導通
する。又トランジスタ評すのベースはローレベルとなり
不導通となる。電気回路りtbは、単安定回路で、オペ
アンプ見の出力がローレベルに転化したときに、、単安
定回路タロ6より、短時間のローレベルの電気信号を出
力して、励磁;イルga、gbの左方の通電を対応した
時間だげ行なうものである。
単安定回路sA bは、コンデンサで代用することもで
きる。
かかる手段は、励磁コイルga、gbの左方向の通電に
より、ホール素子ダクの出力が消滅する為に必要となる
ものである。
従って、抵抗Sqにより規制された電流が、励磁コイル
grt、gbを左方に流れるので、磁心ダの磁極の極性
は、マグネットクの磁極と同極性となり、反撥力が作用
するので両者を離間せしめる力が作用する。
離間すると、ホール出力が減少するので、オペアンプタ
ロの出力は、ハイレベルに転化して、トランジスタ外信
、 j−ダb、第2、…の導通、不導通も反転する。
従って、励磁コイルgtg、tbの通電方向も反転し、
磁気吸引力となるので、励磁コイル10c 、 io 
bの通電制御により、吸引力が平衡して磁気軸承として
作動する。
磁心6がマグネット7の磁極fez、7bに、始動時に
おいて吸着していると、ホール出力は小さいので、−励
磁コイルtΦ、tbは正規の方向に通電されて吸引力と
なっている。
オペアンプ55の十端子の入力が、端子5り1の規準電
圧より低いので、オペアンプs5の出力は、ローレベル
となり、トランジスタs3aは導通する。又トランジス
タs3qは、反転回路571Kを介して、ハイレベルの
ペース入力となるのテ不4通となり、トランジスタs3
dは導通する。
このときに、誤差増巾回路32の出力は負となっている
ので、トランジスタ53bは不導通である。
従って、励磁コイル10 ’I 、 10 bは、抵抗
5gを介して、設定値の通電が行なわれるので、マグネ
ット7と磁心6には離間する反撥力が作用して両者を離
間する。この反撥力は、抵抗5gにより規制され、次の
サーボ作用が正しく行なわれるように小さい力とされて
いる。
離間すると、ホール出方が増大するので、オペアンプS
Sの出力はハイレベルとなる。従って、各トランジスタ
の導通、不導通は反転して、励磁コイA/10■、10
hの通電方向も反転し、又誤差増巾回路52の出力によ
り、トランジスタS3bのベース制御が行なわれること
は第1O図(勾と全く同じである。従って吸引力を平衡
しく磁気浮上が行なわれる磁気軸承となる特徴がある。
励磁コイル104 、10 hの通電制御を迅速とする
為に、第6図(b)の手段を付加すると、サーボ特性が
良好となる。
当然であるが、第7図の励磁コイル?4,9b及び励磁
コイル左Oα、sobもホール素子による第1O図(b
)の通電制御と同じ通電制御が行なわれるものである。
励磁コイルgc、gb及び励磁コイル101’l 。
10 bをパイファラ巻きをすると、これ等の通電制御
の為のトランジスタの数はl/2とすることができるも
のである。
第1O図(b)について説明したのは、距離センサとし
てホール素子を使用した場合である。
第S図について前述したように、コンデンサの容量変化
により、各磁極間の距離を検出するセンサを使用した場
合に、第70図Cb)の点線Fで示す回路により、始動
時に、各磁極の吸着を離間せしめることができる。
次に第1O図Cd)につき、その作用を説明する。
第1O図Cd)において、発損回路J、コンデンサ2t
 LL、 2/ b 、λり、ダイオード23.誤差増
巾回路コ、規準電圧入力端子Jαは、第6図(りの同一
記号の部材と同じで作用効果も又同じである。
記号Fで示す点線で囲まれた電気回路は、第1O図(b
)の点線で囲んだ記号Fで示す電気回路と同じである。
直流電源正端子2乙の出力は、244点より第i。
図(b)のトランジスタブリッジ回路の印加電圧となっ
ている。
記号XCの点の電圧は、第1O図Ch)のトランジスタ
33 hのベース入力となり、記号nα、nbの電圧は
、第1O図(h)のオペアンプ!!;、!Aの入力とな
っている。
記号xhで示す点の入力は、第5図の磁極夢6と磁極7
8との距離の増大とともに減少するので、ホール素子の
出力と相似している。
従って、点線Fの回路により、始動時において、各磁極
間の吸着を離間して、30点の入力により、サーボ回路
が作動して回転子を浮上して、磁気軸承となる。
この場合の電磁石の配設は、第9図示のものとなり、磁
心左にも距離センサとして、コンデンサの容量変化を利
用するものが付設され、第1O図<ct)と同じ回路に
より、励磁コイルの通電制御が行なわれているものであ
る。
第6図(A)の回路を付設することにより、励磁コイル
のインダクタンスが大きい場合にも迅速なサーボ作用を
同様に行なうことができる。次に第7図につき説明する
本発明による磁気軸承を電動機に適用する場合に、反撥
型の電動機の場合には問題はないが、一般の直流機は、
反撥と吸引が同時に行なわれ、又起動前九は、界磁マグ
ネットと電機子磁心とが吸引し、吸着している場合があ
る。
かかる場合に、電動機と磁気軸承に同時に通電すると、
電動機の回転子と固定子が機械的に接触したまま駆動さ
れる不都合がある。マグネット回転子のない励磁型の界
磁を有する直流機の場合には、比較的問題が少ないが、
若干の不都合が発生する。これを防止する為には、磁気
軸承に先に通電し、次に電動機に通電する必要がある。
又停止時には、電動機の通電を断ち、停止してから磁気
軸承の通電を断つ必要がある。
上述した手段が第7図に示されている。
第7図において、記号<4/は電動機で、トランジスタ
tl−Oが導通すると通電されて回転する。記号37は
、本発明による磁気軸承の全部即ち回転軸lの両端に装
着した一個の磁気軸承を示している。
トランジスタ36が導通すると、各磁気軸承の励磁コイ
ルの通電が行なわれる。端子32より、装置37を作動
せしめる電気信号(電気パルス)が入力されると、単安
定回路3り1より、設定された巾の正の電気信号が出力
される。
従って、トランジスタ36が導通して、磁気軸承37が
作動し、回転軸lを設定位置に浮上せしめる。
又端子3コの入力信号は、単安定回路3a bに入力さ
れ、その出力の正の信号は、微分回路3gで微分され、
正の矩形波信号の後縁の負の微分パルスにより、フリッ
プフロップ回路3ヂが付勢され、Q端子はハイレベルに
、Q端子はローレベルとなる。従ってトランジスタaO
が導通して、電動機4(/は始動する。
電動機ダlの回転軸には、シャフトエンコーダ(図示せ
ず)が付勢され、その出力パルスは、端子33に入力さ
れているので、単安定回路JQαの出力は連続して得ら
れる。
従って、トランジスタ3Aの導通は持続され、磁気軸承
も作動する。上述した作動の為には、単安定回路評1の
出力信号の巾が単安定回路34bの出力信号の巾より大
きいことが必要となる。
端子3テtより、負の電気パルスを入力させ、ると、フ
リップフロップ回路が反転して、q端子の出力がハイレ
ベルとなるので、トランジスタダ0は不導通となる。慣
性により電動機が回転している間は、端子J3の入力パ
ルスが持続されるので、トランジスタ36が導通してい
るが、停止すると、端子33の入力が消滅し、従って設
定時間後に、トランジスタ36も不導通となる。従って
、磁気軸承装置3りの作動も停止する。
以上の説明より判るように、磁気軸承と電動機の回転子
と固定子の摺動を防止できるものである。
第9図の磁気軸承の配列の場合に、第1図(1)に示す
構成で、マグネット70代りに、磁性体l1図を用いて
説明する。
第1/図において、外筐2bに固定したコ組の電磁石は
、第9図(α)と同じ構成なので、同一記号で示しであ
る。
回転軸lの下側(点線りの下側)には、磁心6、励磁コ
イル10α、106が設けられ、磁心6の磁極は、回転
軸lK嵌着した岳性体円環631゜6J hの外周面と
空隙を介し℃対向している。
円環&J ’L 、 4J bは、円形の珪素鋼板を積
層化して作られ、円筒(軟鋼製)評の両端に貼着されて
いる。
ホール素子μ7は、磁極4)aの縁部に埋設されている
ことは前実施例と全(同じである。
ホール素子qりの埋設された側の励磁コイルta、Ih
には、所定値の電流が通電され、空隙長を一定に保持す
る為には、ホール素子/17のない側の励磁コイル/θ
a、/θbの通電のサーボ制御が行なわれていることも
、前実施例と同じである。
次に、第70図(e)の回路により、その動作を説明す
る。
第10図(C)において、トランジスタ65bは、飽和
領域で作動している。トランジスタ6S aは活性領域
で作動している。
始動時に、回転子(記号434 、6.? b 、 6
44 )が、紙面上で下方に移動して、円板43II 
、 6J bの外周が、磁心6の磁極に接触していると
きには、励研−zイ)vg c、t b、1Ort、1
0hの通電により、回転子は磁心6に吸着される。
このときに、ホール素子t17の出力は最も小さい。ホ
ール出力は、第1O図(c)の誤差増巾回路見に入力さ
れ、端子521の規準電圧より低くなるので、出力はロ
ーレベルとなり、トランジスタ631は不導通となり、
励磁コイル/Q i 、 10 bの通電が断たれる。
又、オペアンプ、<llの端子6り1の規漁電圧より、
ホール出力が小さいので、オペアンプ6qの出力はハイ
レベルとなり、トランジスタ乙sbは導通して、励磁コ
イルざa、gbは通電される。
従って、回転子は、紙面上で上方への力を受は移動する
。回転子と磁心ダ、乙の空隙が等しくなると、ホール素
子q7の出力は減少する。しかしこの状態では、オペア
ングルlの出力は未だハイレベルに保持されて、吸引力
が作用し℃いる。
このときに、誤差増巾回路5コのホール出力による入力
は、端子52なの入力を越えるように設定されているの
で、その出力により、トランジスタ6s aのペース入
力が得られ、励磁コイル10a 、 /Q eLが通電
され、回転子を磁心ダが吸引し、磁心6による吸引力と
平衡した点で、回転子と回転軸lは浮上して保持される
このときの吸引力は、各磁極間の空隙が小さいので、空
隙長をrとすると、ro とrλ との中間の値に逆比
例する力となる。しかし、実測によると、rが小さい為
に、0 に近くなり、前記したサーボ作用は比較的安定
である。
抵抗6s cは、必ずしも必要なものではないが、磁極
間の空隙長を等しく保持する為のものである。
第1/図の磁心ダと6の磁極は、同極が対向するように
着磁されているが、この理由を次に説明する。
空隙長が等しい図示の状態で、磁心ダ、乙の磁束のqo
%は、円環63tL 、 4J b 、円筒6ダにより
、それぞれ独立に閉じられている。
しかし、70%位は、洩れ磁束として、磁心lの磁束は
磁心6により閉じられ、磁心6の磁束は磁心4)により
閉じられている。この洩れ磁束は、空隙部の磁束を減少
する方向となつくいる。
円環&3 G 、 4j bの外周が、磁心6の磁極に
、図示の状態より近接すると、磁心6による磁心亭を通
る磁束は減少するので、磁極qLL、qbと回転子の外
周面&30,1,3CLとの空隙の磁束は若干増加する
傾向となる。従って、回転子の浮上作用が安定となる効
果がある。
サーボ動作中におい℃は、回転子が磁心6に近接するよ
うに移動すると、励磁フィル10i。
10 hの通電電流は減少する。従って、外周面63c
、43cLと磁極4teL、tub間の空隙の磁束は増
加する傾向となり、吸引力が増加し設定位置への復帰力
が増加し、サーボ作用が安定して行なわれる効果がある
回転子が、磁心弘に近接する方向に移動した場合にも、
上記した効果は全く同じなので、回転子と回転軸lの磁
気浮上作用が安定するものである。
始動時において、回転子の外周面4J e 、 63d
が、磁心ダに接触している場合には、ホール出力が大き
いので、オペアンプ6弘の出力はローレベルとなり、ト
ランジスタbs bは不導通となり、励磁コイルS、ざ
bの通電が断たれる。誤差増巾回路5コの出力は最大と
なり、トランジスタ6s aが導通して、励磁コイル1
0 < 、 10 hが通電して、回転子には、第1/
図で、下方への力が作。
用して、移動する。空隙長が等しくなると、前述したサ
ーボ作用により、その位置に回転子と回転軸lが保持さ
れるものである。
第を図の磁心り、乙と回転子との間の作動は以上の説明
のようであるが、回転子のX方向の作動は、磁心、1 
、10と回転子との間の作動となり、回転子は、磁心t
 、 go及びその励磁コイルya、デb 、 !04
 、 !Q bの吸引力の制御により、X方向の制御が
行なわれる。
図示していないが、ホール素子が、磁心5若しくは夕0
の磁極面のいずれかに埋設され、第1O図<6)と全く
同じ回路により、励磁コイルの通電制御が行なわれてい
る。従ってその作用効果も又同じである。
x、Y方向に制御を受けた回転子と回転軸lは、磁気浮
上し℃、空隙長が等しく保持されて、磁気軸承を構成す
ることができる。ホール素子は、第10図Ce)で判る
ように、サーボ作用のない、定電流の励磁コイル側の磁
極に埋設されている。
励磁コイル10 i 、 10 bの通電は、サーボ作
用により増減せしめられるが、この影響を小さくする為
に、磁極グα、グbの側にホール素子ダクが埋設されて
いる。かかる事情は、磁心j 、 !0に埋設するホー
ル素子の場合も同じである。
第1/図において、ホール素子グクは磁極面の縁部に埋
設されているが、これは空隙長が変化したときに、変化
に対する感度を大きくする効果がある。第7図の磁心!
、りθによる洩れ磁束も、磁心4t:6を通り、サーボ
作用に悪い影響を与える。
これを防止する為には、図示のように磁心S。
jθをともにS極の励磁とするか、ともにN極の励磁と
する。即ち磁心ダ、6はS極となり、磁心r 、 ro
はともにS極若しくはN極となるようにする。
磁心3,50は同極が対向するので、その作用効果は、
磁極4(、Aと同じである。
又90度離間した磁心ダ、乙に対する磁心!による洩れ
磁束は、等しく、従って磁心4).Aの磁極面の空隙の
磁束密度は増大、減少の両者のいずれかとなるが、平衡
された吸引力に変化を与えることはない。
上述した意味で、第7図の磁心の配設が理想的で、磁心
は4個がよい。
第1/図の装置は、磁極ダ1と磁極63 eとの距離は
ホール出力により検出している。
しかし、第5図で説明したように、コンデンサの容素変
化を距離に対応するあのとして検出する手段を採用する
ことができる。
第1O図<1)に示すものは、上記した手段の為の回路
である。点線Gで囲んだ回路は、第1O図(D)の点線
Gで囲んだ回路と同じものである。
発振回路J、コンデンサ:1/ eL、コ/b、コダ、
ダイオード3は、第6図(勾の回路の同一記号の部材と
同じで、その作用効果も同じである。
従つ℃、評1点の入力は、磁極間の距離が近接すると大
きくなり、ホール素子の出力と相似したものとなる。
第1O図(C)の誤差増巾回路52の入力は、評1点よ
り入力され、オペアンプ6qの一端子の入力&気2tb
点より入力される。
従って点線Gの回路は、ホール素子を使用した場合と全
く同じく作動して、励磁コイルg 4゜g b 、 i
oα、 /Q hの通電制御を行なう。
従って、各磁極が、始動時に吸着したとき、これ等を離
間し、その後に、トランジスタ65αによるサーボ作用
により、回転子を浮上せしめて磁気軸承を構成すること
ができる。
第9図の磁心5.50及びその励磁コイル2α。
? b 、 so a 、 so bにも同じ制御回路
が設けられている゛ものである。
〔効果〕
以上の各実施例の説明より理解されるようK、本発明装
置は次に述べる効果がある。
(1)一般のポール、摺動軸承の欠点は、次の三つであ
る。即ち摺動、転動音の発生及び摩耗による有限の寿命
及び油の空中への拡散である。
本発明装置は、上記した三つの欠点を除去することに成
功したもので、ある。
(2)従って、レーザビーム走査用のポリゴン。
ミラーの駆動モータの軸承として利用すると、毎分3万
回の回転を得ることができ、しかも長寿命が保証できる
効果がある。
(3)  クリーンルーム内の種々の負荷の軸承とする
ことにより潤滑油の拡散が除去されるので有効な手段と
なる。
(4)空隙部の長さの距離センサとしてコンデンサを使
用したものは、外部磁界の影響がなく、精度よく、しか
も小型となり、サーボ装置を作動するセンサとして有効
である。
(5)距離センサとして、ホール素子を使用する場合に
も、洩れ磁束その他の無効な磁束の影響を遮断でき、し
かも簡素なサーボ装置を得ることができる。従って、磁
気軸承を廉価に構成できる効果がある。
(6)上記した精度のよい簡素な構成の距離センサを使
用しているので、回転子と固定子間の空隙の保持が正確
容易となる効果がある□q図の簡単な説明 第1図は、本発明装置の全体を示す説明図、第2図は、
回転軸の両端に設けた本発明装置の断面図、第3図は、
本発明装置を回転軸の方向よりみた平面図、第1I図は
、第2図の更に詳細を示す断面図、第5図は、磁心q、
励磁コイルざ1等の詳細な説明図、第6図は、励磁コイ
ルgα、gbの通電制御回路図、第り図は、本発明装置
を電動機の軸承とした使用したときの始動と停止を制御
する電気回路図、第3図は、励磁コイルの通電電流のタ
イムチャート、第9図は、磁心及び励磁コイルを9組使
用したときのイルfa、fb及び101! 、 10 
bの通電制御回路図、第1/図は、回転軸を含む回転子
を磁性体とした場合の説明図をそれぞれ示す。
l第2、…回転軸、  コ、コ喀、コb第2、…外筐、
3第2、…マグネット回転子、   ’I、!、A、!
fO。
// 第2、…磁心、   ざ1 ざす、デa、9b、
/Qa。
10 b 、 /j @、 /! b 、 !04 、
 !Ob 、 −・・励磁コイル、4tり、ダb 、 
7 a 、 7 h 、 // a 、 // b 、
 /弘4゜14tb第2、…磁極、   7.l/第2
、…マグネット、lA 4 、 lA h 、…プラス
チック皮膜、  /K 4 。
it b 、 /q第2、…導体薄膜、  件第2、…
マグネット、μ7第2、…ホール素子、  瘍信、グA
 b 、 634 、6J h第2、…磁性体円環、 
 53.3第2、…発振回路、コlΦ、λtb第2、…
コンデンサ、  5.32第2、…誤差増巾回路、  
コロ第2、…直流電源正端子、  コク、3゜36、功
、IG/、6コ、 A! 4 、63 b 、夕34 
、 !J b 、第2、…&J ct、 !’I 4 
、第2、…、 評d−)ランジスタ、31Aa 、 、
3a b 、 見−単安定回路、  6り、ダに、5/
60.6弘、!3.タロ第2、…オペアンプ、  qr
LL、ub。
3q第2、…フリップフロップ回路、  37第2、…
本発明装置の磁気軸承、  4’/第2、…電動機、 
 lIコ、グコb、第2、…、第2、…フリップフロッ
プ回路ti3 pg 、 u3 bの入カハルス、” 
” #ダJb、第2、…、第2、…励磁コイルの通電曲
線、  6t第2、…軟鋼円筒。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転軸に中央空孔が嵌着された円筒形のマグネッ
    トと、該マグネットの軸方向の両端外周面のそれぞれに
    着磁されたN、S磁極と、円筒形のマグネットの円周面
    にそつて固着された円環状導体薄膜と、回転軸に関して
    対称の位置で、回転軸を支持すべき本体に等しいピッチ
    で固定されたコ型の磁心を有する複数個の電磁石と、等
    しい空隙長で、前記したマグネットのN、S磁極面に対
    向するとともに、回転軸方向に並置されている前記した
    各電磁石の2個1組の磁極と、各電磁石に装着され、そ
    れぞれの磁極をN、S極に励磁し、マグネットのN、S
    磁極と吸引力若しくは反撥力を発生せしめる励磁コイル
    と、等しい空隙長で、前記した円環状導体薄膜に対向し
    、互いに離間して、各電磁石の近傍において本体に固定
    された2個1組よりなる導体片と、該導体片と円環状導
    体薄膜とで形成されるコンデンサを第1、第2、…のコ
    ンデンサと呼称したときに、該コンデンサ群の両極板間
    の距離を検知して、第1、第2、…の位置検知信号を得
    る第1、第2、…の位置検知回路と、各コンデンサのそ
    れぞれに対応する電磁石の励磁電流を、位置検知信号に
    より制御して、両極板間の距離が等しくなるように、励
    磁コイルを通電する第1、第2、…のサーボ回路とより
    構成されたことを特徴とする磁気軸承装置。
  2. (2)第(1)項記載の特許請求の範囲において、第1
    、第2、…の位置検知信号により作動せしめられる第1
    、第2、…の誤差増巾回路と、直流電源正負端子間に接
    続されたトランジスタと励磁コイルよりなる第1、第2
    、…の直列接続体と、第1、第2、…の誤差増巾回路の
    出力により、対応する前記したトランジスタを活性領域
    で作動する第1、第2、…のサーボ回路とより構成され
    たことを特徴とする磁気軸承装置。
  3. (3)第(1)項記載の特許請求の範囲において、第1
    、第2、…の位置検知信号により作動せしめられる第1
    、第2、…の誤差増巾回路と、直流電源正負端子間に接
    続された2個1組のトランジスタ及びそれ等の中間にあ
    る励磁コイルとよりなる第1、第2、…の直列接続体と
    、前記した2個1組のトランジスタを第1のトランジス
    タ及び第2のトランジスタと呼称したときに、第1のト
    ランジスタと励磁コイルに並列に逆接続されたダイオー
    ドならびに第2のトランジスタと励磁コイルに並列に逆
    接続されたダイオードと、各励磁コイルの通電電流を検
    出して、対応する第1、第2、…の電気信号を得る第1
    、第2、…の励磁電流検出回路と、第1、第2、…の電
    気信号が設定値より降下したときに、第1、第2のトラ
    ンジスタを導通し、第1、第2、…の位置検知信号を越
    えたときには、第1、第2のトランジスタを不導通に転
    化する第1、第2、…のサーボ回路とより構成されたこ
    とを特徴とする磁気軸承装置。
  4. (4)回転軸に中央空孔が嵌着された円筒形のマグネッ
    トと、該マグネットの軸方向の両端外周面のそれぞれに
    着磁されたN、S磁極と、回転軸に関して対称の位置で
    、回転軸を支持すべき本体に等しいピッチで固定された
    コ型の磁心を有する複数個の電磁石と、等しい空隙長で
    、前記したマグネットのN、S磁極面に対向するととも
    に、回転軸方向に並置されている前記した各電磁石の2
    個1組の磁極と、各電磁石に装着され、それぞれの磁極
    をN、S極に励磁し、マグネットのN、S磁極と吸引力
    若しくは反撥力を発生せしめる励磁コイルと、電磁石の
    磁極の端面に埋設された第1、第2、…の磁電変換素子
    と、該磁電変換素子の出力により、各電磁石の磁極面と
    マグネットの磁極面との距離に対応する位置検知信号を
    得る第1、第2、…の位置検知回路と、各磁電変換素子
    のそれぞれに対応する電磁石の励磁電流を位置検知信号
    により制御して、各対向磁極間の空隙長が等しくなるよ
    うに、励磁コイルを通電する第1、第2、…のサーボ回
    路とより構成されたことを特徴とする磁気軸承装置。
  5. (5)回転軸に中央空孔が嵌着された磁性体円筒と、該
    円筒の両端に設けられ、回転軸が中央空孔を貫挿すると
    ともに外周面が円筒より外方に突出した2個の磁性体円
    環と、回転軸に関して対称の位置で、回転軸を支持すべ
    き本体に、互いに90度離間して、磁極面が、前記した
    磁性体円環の外周面に対向するよう固定されたコ型の磁
    心を有する4個の電磁石と、等して空隙長で、前記した
    磁性体円環外周に対向するとともに、回転軸方向に並置
    されている前記した各電磁石の2個1組の磁極と、各電
    磁石に装着され、それぞれの磁極をN、S極に励磁し、
    磁性体円環の外周との間に磁気吸引力を発生せしめる励
    磁コイルと、磁性体円環の外周面に円周面にそつて固着
    された円環状導体薄膜と、等しい空隙長で、円環状導体
    薄膜に対向し、互いに離間して、2個の電磁石の近傍に
    おいて本体に固定された2個1組よりなる導体片と、該
    導体片と円環状導体薄膜とで形式されるコンデンサを第
    1、第2のコンデンサと呼称したときに、該コンデンサ
    の両極板間の距離を検知して、第1、第2の位置検知信
    号を得る第1、第2の位置検知回路と、各コンデンサの
    それぞれに対応する電磁石の励磁電流を位置検知信号に
    より制御して、両極板間の距離が等しくなるように励磁
    コイルを通電する第1、第2のサーボ回路とより構成さ
    れたことを特徴とする磁気軸承装置。
  6. (6)回転軸に中央空孔が嵌着された磁性体円筒と、該
    円筒の両端に設けられ、回転軸が中央空孔を貫挿すると
    ともに外周面が円筒より外方に突出した2個の磁性体円
    環と、回転軸に関して対称の位置で、回転軸を支持すべ
    き本体に、互いに90度離間して、磁極面が、前記した
    磁性体円環の外周面に対向するよう固定されたコ型の磁
    心を有する4個の電磁石と、等しい空隙長で、前記した
    磁性体円環外周に対向するとともに、回転軸方向に並置
    されている前記した各電磁石の2個1組の磁極と、各電
    磁石に装着され、それぞれの磁極をN、S極に励磁し、
    磁性体円環外周との間に磁気吸引力を発生せしめる励磁
    コイルと、2個の電磁石の磁極の端面に埋設された第1
    、第2の磁電変換素子と、該磁電変換素子の出力により
    、電磁石の磁極面と磁性体円環外周面との距離に対応す
    る第1、第2の位置検知信号を得る第1、第2の位置検
    知回路と、各磁電変換素子のそれぞれに対応する電磁石
    の励磁電流を位置検知信号により制御して、電磁石の各
    磁極と磁性体円環外周面との距離が等しくなるように励
    磁コイルを通電する第1、第2のサーボ回路とより構成
    されたことを特徴とする磁気軸承装置。
JP24153086A 1986-10-13 1986-10-13 磁気軸承装置 Pending JPS6396315A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002199655A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 高速電動機
WO2007048273A1 (fr) * 2005-10-24 2007-05-03 Chuy-Nan Chio Palier a suspension electromagnetique

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002199655A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 高速電動機
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