JPS639246Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS639246Y2 JPS639246Y2 JP16945384U JP16945384U JPS639246Y2 JP S639246 Y2 JPS639246 Y2 JP S639246Y2 JP 16945384 U JP16945384 U JP 16945384U JP 16945384 U JP16945384 U JP 16945384U JP S639246 Y2 JPS639246 Y2 JP S639246Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- pole core
- abutting portion
- pole
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
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- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は回転電機(例えば始動電動機)の多極
型固定子に関し、より詳細には、これにおけるヨ
ーク接合構造の改良に関する。
型固定子に関し、より詳細には、これにおけるヨ
ーク接合構造の改良に関する。
(従来の技術)
この種の固定子においては、一般に、板材を円
筒状に成形してなるヨークが使用される。従来、
このように円筒状に成形されたヨークの端面どう
しは溶接により結合されていた。(例えば実開昭
54ー57311号公報)。
筒状に成形してなるヨークが使用される。従来、
このように円筒状に成形されたヨークの端面どう
しは溶接により結合されていた。(例えば実開昭
54ー57311号公報)。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、かかる溶接ヨークでは、溶接による接
合部に肉盛あるいは凹みが生じる結果、外観を損
なうばかりか、後工程でヨークをころがして行な
う転写塗装においても不具合が生じていた。な
お、これらの対策および工程の省力化のために、
近年、板材を丸めただけの無溶接ヨークが開発さ
れているが、このものでは過大な振動によりヨー
ク端面間が開くことがあり、耐振性、耐防水性に
劣るばかりか、隙間の増大によつて、回転電機の
出力低下をきたすという問題があつた。
合部に肉盛あるいは凹みが生じる結果、外観を損
なうばかりか、後工程でヨークをころがして行な
う転写塗装においても不具合が生じていた。な
お、これらの対策および工程の省力化のために、
近年、板材を丸めただけの無溶接ヨークが開発さ
れているが、このものでは過大な振動によりヨー
ク端面間が開くことがあり、耐振性、耐防水性に
劣るばかりか、隙間の増大によつて、回転電機の
出力低下をきたすという問題があつた。
そこで本考案は、耐振性において一般の溶接ヨ
ークと変わらない強度を有し、その上で行程の省
力化が可能なヨーク結合構造を提供することを目
的としたものである。
ークと変わらない強度を有し、その上で行程の省
力化が可能なヨーク結合構造を提供することを目
的としたものである。
(問題点を解決するための手段)
そのため本考案は、板材を、その端面どうしを
非溶接状態で当接させて、円筒状に成形してなる
ヨーク、およびこのヨークの内周に固着された複
数のポールコアを有する回転電機の固定子におい
て、少なくとも1つのポールコアを、上記ヨーク
の当接部を含んでこれをまたぐ部所に配設すると
共に、このポールコアを前記ヨーク当接部の両側
に固着し、このポールコアを介して上記ヨークの
当接部を結合した回転電機の固定子を提供するも
のである。
非溶接状態で当接させて、円筒状に成形してなる
ヨーク、およびこのヨークの内周に固着された複
数のポールコアを有する回転電機の固定子におい
て、少なくとも1つのポールコアを、上記ヨーク
の当接部を含んでこれをまたぐ部所に配設すると
共に、このポールコアを前記ヨーク当接部の両側
に固着し、このポールコアを介して上記ヨークの
当接部を結合した回転電機の固定子を提供するも
のである。
(作用)
これにより、ヨーク接合部の端面どうしを直接
溶接することなく、ポールコアのヨークへの固着
によつてヨークの当接部が同時に結合される。
溶接することなく、ポールコアのヨークへの固着
によつてヨークの当接部が同時に結合される。
(実施例)
以下、本考案を図に示す一実施例について説明
する。第1図において、ヨーク1は板材を円筒状
に成形し、当接部1aで端面どうしを当接させる
ことにより形成されている。このヨーク1の内周
には4個のポールコア2(図では2個のみ示す)
が固着されている。各ポールコア2は鉄心部2a
およびその内周一端に一体形成され、周方向両側
へ延長するチツプ部2bを有している。各ポール
コア2の鉄心部2aには絶縁被膜3aを介してフ
イールドコイル3が巻装され、ポールコアチツプ
ブ2bとヨーク1内周との間に挟持されている。
こうして4極の固定子が構成されている。
する。第1図において、ヨーク1は板材を円筒状
に成形し、当接部1aで端面どうしを当接させる
ことにより形成されている。このヨーク1の内周
には4個のポールコア2(図では2個のみ示す)
が固着されている。各ポールコア2は鉄心部2a
およびその内周一端に一体形成され、周方向両側
へ延長するチツプ部2bを有している。各ポール
コア2の鉄心部2aには絶縁被膜3aを介してフ
イールドコイル3が巻装され、ポールコアチツプ
ブ2bとヨーク1内周との間に挟持されている。
こうして4極の固定子が構成されている。
上記各ポールコアをヨーク1の内周面に固定す
るに際しては、第2図および第3図に示す如く各
ポールコア鉄心部2aの外周面に例えば2個の突
起2c,2dを設けておき、これをヨーク1の内
周面に例えはブロジエクシヨン溶接により固着し
ている。その場合、1つのポールコア2の固着部
所はヨーク1の当接部1aを含む部所で、しかも
2つの突起2c,2dが当接部をまたぐ部所に選
定されている。しかして、このポールコア2の固
着により、ヨーク1の当接部1aが同時に強固に
橋絡されている。従つて、ヨーク1の当接部1a
は直接溶接する必要がない。
るに際しては、第2図および第3図に示す如く各
ポールコア鉄心部2aの外周面に例えば2個の突
起2c,2dを設けておき、これをヨーク1の内
周面に例えはブロジエクシヨン溶接により固着し
ている。その場合、1つのポールコア2の固着部
所はヨーク1の当接部1aを含む部所で、しかも
2つの突起2c,2dが当接部をまたぐ部所に選
定されている。しかして、このポールコア2の固
着により、ヨーク1の当接部1aが同時に強固に
橋絡されている。従つて、ヨーク1の当接部1a
は直接溶接する必要がない。
なお、本考案においては、上述の如くポールコ
アに2個のプロジエクシヨン溶接用突起を設ける
代りに、ヨーク当接部をまたぐことが可能な他の
形状、例えはリング状あるいは平面状の突起を設
けても、上記の場合と同様にポールコアの固着で
ヨーク当接部の強固な橋絡が可能である。また、
ヨークとして管状の素材にスリツトの入つたもの
を使用する場合にも、本考案になるポールコアに
よる橋絡構造は適用可能である。勿論、ヨークの
当接部をポールコアがまたぐならば、ポールコア
の固着は溶接に限らず、ネジ止め等によつても良
い。
アに2個のプロジエクシヨン溶接用突起を設ける
代りに、ヨーク当接部をまたぐことが可能な他の
形状、例えはリング状あるいは平面状の突起を設
けても、上記の場合と同様にポールコアの固着で
ヨーク当接部の強固な橋絡が可能である。また、
ヨークとして管状の素材にスリツトの入つたもの
を使用する場合にも、本考案になるポールコアに
よる橋絡構造は適用可能である。勿論、ヨークの
当接部をポールコアがまたぐならば、ポールコア
の固着は溶接に限らず、ネジ止め等によつても良
い。
(考案の効果)
以上説明した限り本考案は、ヨーク接合部の端
面どうしを直接溶接することなく、ヨークへのポ
ールコアの固着により同時にヨークの接合をも行
なうようにしたもので、これによれば、工数およ
びコストを大幅に低減した上で、ヨークの外観を
良好なものとし、かつ転写等の塗装を容易化する
ことができる。しかも無塗装に比較してヨーク端
面間にすきまができることがなく、耐振性、出力
性能を向上させることができるというすくれた効
果が得られる。
面どうしを直接溶接することなく、ヨークへのポ
ールコアの固着により同時にヨークの接合をも行
なうようにしたもので、これによれば、工数およ
びコストを大幅に低減した上で、ヨークの外観を
良好なものとし、かつ転写等の塗装を容易化する
ことができる。しかも無塗装に比較してヨーク端
面間にすきまができることがなく、耐振性、出力
性能を向上させることができるというすくれた効
果が得られる。
第1図は本考案になる固定子の一実施例を示す
要部の断面正面図、第2図は第1図に示すポール
コアの平面図、第3図は第2図の−断面図で
ある。 1…ヨーク、1a…ヨークの当接部、2…ポル
コア。
要部の断面正面図、第2図は第1図に示すポール
コアの平面図、第3図は第2図の−断面図で
ある。 1…ヨーク、1a…ヨークの当接部、2…ポル
コア。
Claims (1)
- 板材を、その端面どうしを非溶接状態で当接さ
せて、円筒状に成形してなるヨーク、およびこの
ヨークの内周に固着された複数のポールコアを有
する回転電機の固定子において、少なくとも1つ
のポールコアを、上記ヨークの当接部を含んでこ
れをまたぐ部所に配設すると共に、このポールコ
アを前記ヨーク当接部の両側に固着し、このポー
ルコアを介して上記ヨークの当接部を結合した回
転電機の固定子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16945384U JPS6099847U (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | 回転電機の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16945384U JPS6099847U (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | 回転電機の固定子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6099847U JPS6099847U (ja) | 1985-07-08 |
JPS639246Y2 true JPS639246Y2 (ja) | 1988-03-18 |
Family
ID=30370196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16945384U Granted JPS6099847U (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | 回転電機の固定子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6099847U (ja) |
-
1984
- 1984-11-07 JP JP16945384U patent/JPS6099847U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6099847U (ja) | 1985-07-08 |
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