JP2526535Y2 - コンデンサモ−タの固定子 - Google Patents

コンデンサモ−タの固定子

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JP2526535Y2
JP2526535Y2 JP1986029651U JP2965186U JP2526535Y2 JP 2526535 Y2 JP2526535 Y2 JP 2526535Y2 JP 1986029651 U JP1986029651 U JP 1986029651U JP 2965186 U JP2965186 U JP 2965186U JP 2526535 Y2 JP2526535 Y2 JP 2526535Y2
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core
iron core
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triangular protrusion
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JP1986029651U
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Inventor
博 三宅
Original Assignee
松下精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は2分割の鉄心にコイルを巻装した小型のコン
デンサモータの固定子に関するものである。
従来の技術 従来、この種のコンデンサモータの固定子は、第8図
および第9図に示すような構成であった。第8図におい
て、16は固定子の鉄心で円環状の半分であり、23は固定
子の鉄心で、鉄心16と同一の形状である。17,18は鉄心1
6の端部で、19,20は鉄心16の端部17,18の外周に対向し
て設けた突部、21,22は端部17,18および突部19,20を直
線とする接合面となる接合部である。同様に、24,25は
鉄心23の端部で、26,27は鉄心23の端部24,25の外周に対
向して設けた突部、28,29は端部24,25および突部26,27
を直接とする接合面となる接合部であり、これらの接合
部21,22,28,29は互いに平行である。なお図中、30はコ
イルであり、内周側の内部に回転子(図示せず)が入
る。第9図は鉄心16,23の接合後の端部17,24の拡大図で
ある。前記鉄心16,23を円環状に当接し、突部19,26,20,
27を接合部21,28,22,29の方向に加圧したのち、接合部2
1,28,22,29を熔接してコンデンサモータの固定子となる
が、突部19,26,20,27を加圧するために接合部21,28,22,
29の外周側で密着し、内周側で透間ができるものであっ
た。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、鉄心16,23の接合面の透
間によって、磁気抵抗が増加、すなわち励磁電流の増加
となってコンデンサモータの効率低下という問題があっ
た。
本考案はこのような問題点を解決するもので、接合面
の透間をなくして、磁気抵抗を減少させ、したがって励
磁電流の減少を計りコンデンサモータの効率増加を目的
とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、円環を2等分
して分割形成された一方の端部の内周近傍および他方の
端部の外周近傍の分割面に同一方向の三角形状の突部を
形成した第1の鉄心と、この第1の鉄心の三角形状の突
部が対向する端部の分割面位置に窪部が形成された第2
の鉄心と、前記第1の鉄心および第2の鉄心に巻装され
るコイルとを備え、前記第1の鉄心の三角形状の突部が
第2の鉄心の窪部に対向しないように第1の鉄心を反転
し、第2の鉄心の端部の分割面に当接させ、前記三角形
状の突部を抵抗溶接による溶解で接合して円形状に形成
した構成としたものである。
作用 この構成により、第1の鉄心の三角形状の突部が抵抗
溶接により溶解して第1の鉄心および第2の鉄心の分割
面どうしが密着し、磁気抵抗が減少、したがって励磁電
流が減少してコンデンサモータの効率が増加することと
なる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第7図にもとづき
説明する。図に示すように、円環を2等分して分割形成
された一方の端部7の内周近傍および他方の端部8の外
周近傍の分割面の9、10に同一方向の三角形状の突部1
4、15を設け、第1の鉄心6を形成し、第1の鉄心6の
三角形状の突部14、15が対向する端部2、3の分割面
4、5の位置に窪部12、13が形成される第2の鉄心1を
第1の鉄心6と共に、第6図および第7図のように打抜
かれ分割される。
そして、この打抜き状態に対して第4図および第5図
に示すように、第1の鉄心6の端部7、8の分割面9、
10に形成された三角形状の突部15、14が第2の鉄心1の
端部2、3の分割面4、5に当接させるように設ける。
また、第1の鉄心6と第2の鉄心1が固定される前に第
1の鉄心6および第2の鉄心1にコイル11が巻装され、
固定子の内周側には回転子(図示せず)が配置される。
上記構成において、第1の鉄心6と第2の鉄心1を円
環状に形成する場合には、第2の鉄心1の端部2、3の
分割面4、5と第1の鉄心6の端部8、7を対向させる
と、三角形状の突部15、14分割面4、5に当接し、この
状態で第2の鉄心1と第1の鉄心6の間で加圧しながら
抵抗溶接を行うと、三角形状の突部15、14が溶解して、
分割面4と10および分割面5と9がそれぞれ密着して接
合され第2の鉄心1と第1の鉄心6が1個の円環状の固
定子に形成される。
このように第2の鉄心1の分割面4および5と、第1
の鉄心6の分割面10および9は三角形状の突部15、14が
熔けて密着するので、磁気抵抗が減少、したがって励磁
電流が減少してコンデンサモータの効率増加するのであ
る。
考案の効果 以上のように本考案によれば、鉄心の打抜き時に分割
面に形成される三角形状の突部を溶解して鉄心の分割面
が密着するので磁気抵抗が減少,励磁電流が減少し、コ
ンデンサモータの効率が増加する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるコンデンサモータの固
定子の平面図、第2図は同固定子の一方の端部の接合状
態を示す拡大図、第3図は同固定子の他方の端部の接合
状態を示す拡大図、第4図は同固定子の一方の端部の接
合前の拡大図、第5図は同固定子の他方の端部の接合前
の拡大図、第6図は同固定子の鉄心の打抜くときの一方
の端部の拡大図、第7図は第6図に対して反対の他方の
端部の拡大図、第8図は従来のコンデンサモータの固定
子の平面図、第9図は同固定子の端部の拡大図である。 1……第2の鉄心、2,3,7,8……端部、4,5,9,10……分
割面、6……第1の鉄心、11……コイル、12,13……窪
部、14,15……突部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円環を2等分して分割形成された一方の端
    部の内周近傍および他方の端部の外周近傍の分割面に同
    一方向の三角形状の突部を形成した第1の鉄心と、この
    第1の鉄心の三角形状の突部が対向する端部の分割面位
    置に窪部が形成された第2の鉄心と、前記第1の鉄心お
    よび第2の鉄心に巻装されるコイルとを備え、前記第1
    の鉄心の三角形状の突部が第2の鉄心の窪部に対向しな
    いように第1の鉄心を反転し、第2の鉄心の端部の分割
    面に当接させ、前記三角形状の突部を抵抗溶接による溶
    解で接合して円環状に形成したコンデンサモータの固定
    子。
JP1986029651U 1986-02-28 1986-02-28 コンデンサモ−タの固定子 Expired - Lifetime JP2526535Y2 (ja)

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JPS5558331A (en) * 1978-10-25 1980-05-01 Kawasaki Steel Corp Forming method for forsterite insulation film of anisotropic silicon steel plate

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