JPS6391900A - 音声再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は音声再生装置に関するものである。

［従来の技術］ 一般に、音声等の録音にはテープレコーダが用いられて
いる。テープレコーダの主な用途としては、音楽を録音
することの他に、産まれたばかりの赤ちゃんの泣声、初
めて話した言葉、感激したときの喜びの声、愛の声、鳥
の鳴声等を録音して、後の記念にしておくという使われ
方もある。

［発明が解決しようとする問題点］ テープレコーダは音楽等長時間の録音には適しているが
、人生において残しておきたい記念の２葉のように比較
的短い言葉で、しかもいつ発せられるかわからないよう
な言葉を録音するのには、携帯性、操作性、保存性等ど
の要素をとっても極めて不便なものであった。

例えば、テープを保存しておく場合には、いつ録音した
かという情報はテープの中には記録されておらず、ラベ
ルやインデックスに書き込んでおかなければならなかっ
た。特に、テープがたくさんある場合には、特定日のテ
ープを検索するのに一つずつインデックスを見て探し出
さなければならず、検索に手間を要するものであった。

本発明は、携帯性、操作性、保存性がよくしかも複数の
録音内容の中から特定日時に録音されたものを簡単に検
索して再生できる音声再生装置を提供するものである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、音声情報およびこの音声情報が録音されたと
きの時刻情報を予め記憶した複数の着脱自在な半導体記
憶回路ユニットを装着し、入力手段によって入力した特
定の時刻情報と各半導体記憶回路ユニットの時刻情報と
の一致をとり、一致した半導体記憶回路ユニットの音声
情報を読み出して再生するようにしたものである。

［実施例］ 第１図において、１は発振分周回路、２は年月日および
時分秒の時刻情報を計時する時計回路、３は時刻情報の
表示部である。４はマイク０フオン、５はＡ／Ｄ変換回
路、６は音声情報を符号化する符号化回路、７ａ、７ｂ
・・・は符号化された情報を記憶する半導体記憶回路ユ
ニットで、着脱自在に構成しである。８はＣＰＵ等から
なる制御回路で、記憶回路ユニットへの音声情報および
時刻情報の書込みおよび読出しの制御、表示部３の表示
制御および記憶回路の検索等を行うものである。

９は符号化された音声情報を復号する復号化回路、１０
はＤ／Ａ変換回路、１１はスピーカである。

１２は録音スタートスイッチ、録音ストップスイッチ、
検索スイッチ、日時を設定するキーおよびこの設定され
た年月日をアップダウンさせるスイッチ等からなる入力
手段である。１３は設定された日時を記憶する検索日時
レジスタ、１４はレジスタ１３の内容と各記憶回路７ａ
、７ｂ・・・の時刻情報との一致を判定する判定手段で
ある。

つぎに録音動作について第２図のフローチャートを参照
しながら説明する。表示部３は時計回路２の出力を受け
て年月日および現在時刻を表示している。

そこで記憶回路ユニッ）７ａに録音を行う場合には、こ
れを装着した後、録音スタートスイッチを操作する。こ
れによって、時計回路２の内容が取り込まれて記憶回路
７ａの所定アドレスに書き込まれる。また録音の初期設
定が行なわれ、マイク４およびＡ／Ｄ変換回路５に電源
が供給されて録音が開始される。すなわちマイク４によ
って収音された音声がＡ／Ｄ変換回路５でデジタルデー
タに変換され、符号化回路６で符号化されて記憶回路ユ
ニット７ａに順次書き込まれていく。記憶回路ユニッ）
７ａは記憶容量が４秒程度と予め決まっており、最終ア
ドレスまで書き込まれると、エンド信号を出すかあるい
は録音開始から４秒後にタイムアツプ信号を発生して録
音が終了する。

以上のようにして複数の記憶回路ユニットに順次所望の
音声情報を録音しておくことができる。

しかも同時に録音日時が記憶されるため、インデックス
等に記載する必要がなくなるものである。

つぎに、録音された複数の記憶回路ユニットの巾から所
望のものを選択して再生する動作について第３図のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。複数の記憶回路ユ
ニットを装着した後、再生スイッチを操作する。これに
よって１、装着された記憶回路ユニット数ｎが計数され
て設定される。

また記憶回路ユニット数を計数するカウンタＣ（制御回
路８に内蔵）および所望の記憶回路ユニットの装着位置
を記憶するレジスタＲ（制御回路８に内蔵）をクリアし
て初期設定を行う。そしてキーによって、検索を行いた
い記憶回路ユニットの録音日時を入力して第１図のレジ
スタ１３に記憶させた後、検索スイッチを操作する。い
まアップ（ダウン）スイッチは操作されていないので、
第３図のルーチンＡにいき、各記憶回路ユニットに記憶
されている年月日と検索年月日とが順次比較され、一致
したものがあった場合には、そのときのカウンタＣの内
容がレジスタＲに記憶される。

この比較によって、年月日の一致するものが一つだけあ
った場合には、その記憶回路ユニツトの時刻情報を第１
図の表示部３で表示するとともにその音声情報を再生す
る。すなわち、記憶回路ユニット内の音声情報が読み出
されて復号化回路９で復号化された後、Ｄ／Ａ変換回路
１０でアナログ出力に変換されてスピーカ１１から発音
される。

年月日の一致するものが複数あった場合には、該当する
記憶回路ユニットの時分秒データによってソーティング
を行い、時間的に早いものから順番に再生を行うもので
ある。

つぎに年月日の一致するものがなかった場合には、検索
年月日を進めるあるいは遅らせるためにアップスイッチ
あるいはダウンスイッチを操作する。これによって、第
３図のループＢにいき、年月日の比較が行われ、一致す
るものがなかった場合には、検索年月日を１日分アップ
あるいはダウンして再度比較を行う。この動作を、一致
するものか見つかるまで繰り返し、所望の記憶回路ユニ
ットの検索を行うものである。こうして検索された記憶
回路ユニットの音声情報は上記と同様にして再生される
。

なお時刻情報を記憶させておくために必要な記憶容量は
、数百ビットあれば十分足り、音声情報を記憶させるた
めの記憶容量かこの分減っても実際に使用する上で何の
不都合も生じない。

なお時刻情報は視覚的な表示に限らず、音声合成装置を
用いて聴覚的に報時するようにしてもよい。

［発明の効果〕 本発明によれば、複数の記憶回路ユニットの時刻情報と
設定された時刻情報とを順次比較し、−致した記憶回路
ユニットの音声情報を再生するようにしたので、録音日
時等をインデックスに書込んでおく必要がなく記憶回路
ユニットの保管が簡単になり、ランダムに収納しても簡
単確実に検索することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は発明の一実施例を示したブロック図、第２図お
よび第３図は動作説明のためのフローチャートである。 ４・・・マイクロフォン ５・・・Ａ／Ｄ変換回路 ６・・・符号化回路 ７ａ、７ｂ・・・記憶回路ユニット ８・・・制御回路 １２・・・入力手段 １３・・・検索日時レジスタ １４・・・判定手段 第１［゛に１ １　　　２　　　　苧

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　符号化された音声情報およびこの音声情報が録音され
   たときの時刻情報を記憶する着脱自在な複数の半導体記
   憶回路ユニットと、特定の時刻情報を入力する入力手段
   と、この入力手段によって入力された時刻情報と上記各
   半導体記憶回路ユニット内の各時刻情報とを比較して一
   致を判定する判定手段と、この判定手段によって一致が
   判定されたときこれに対応した音声情報を読み出す制御
   手段と、この制御手段によって読み出された音声情報を
   再生する音声合成手段とからなる音声再生装置。