JPH0617211Y2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

Info

Publication number
JPH0617211Y2
JPH0617211Y2 JP3268188U JP3268188U JPH0617211Y2 JP H0617211 Y2 JPH0617211 Y2 JP H0617211Y2 JP 3268188 U JP3268188 U JP 3268188U JP 3268188 U JP3268188 U JP 3268188U JP H0617211 Y2 JPH0617211 Y2 JP H0617211Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
equalizer
memory
stored
storage means
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3268188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01138252U (ja
Inventor
順次 橋本
博 竹内
真由美 筧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP3268188U priority Critical patent/JPH0617211Y2/ja
Publication of JPH01138252U publication Critical patent/JPH01138252U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0617211Y2 publication Critical patent/JPH0617211Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、複数の記録媒体から任意の記録媒体を選択
し、選択された記録媒体の記録内容を再生する、いわゆ
るオートチエンジヤ機構を備える再生装置に関する。
従来の技術 コンパクトデイスク再生装置(以下、「再生装置」と称
する)などにおいて、複数のコンパクトデイスクをマガ
ジンに収納し、このマガジンに収納されたコンパクトデ
イスクのうちの任意のコンパクトデイスクの記録内容を
再生することができるようにした、いわゆるオートチエ
ンジヤ機構が搭載されたものが従来より用いられてい
る。
このような再生装置には、たとえば音声信号の予め定め
られる複数の周波数帯域毎の利得の調整ができるように
したグラフイツクイコライザなどと称される音質調整手
段が備えられることがある。音響信号の各周波数帯域毎
の利得の調整は、再生装置の操作部に設けられる前記複
数の周波数帯域に対応する複数のスライドボリウムの操
作によつて行われる他、複数のスライドボリウムにおけ
る設定値の組(以下、「イコライザパターン」と称す
る)に対応するデータ(以下、「イコライザパターンデ
ータ」と称する)を複数のプリセツトスイツチに対応づ
けてメモリに記憶させておき、たとえばマイクロコンピ
ユータなどを含んで構成される制御部が前記プリセツト
スイツチの操作に応答してメモリからイコライザパター
ンデータを呼出し、このイコライザパターンデータに対
応して電子的に各周波数帯域毎の利得を調整することに
よつても行われる。
メモリに記憶される複数のイコライザパターンデータ
は、再生装置が設置される部屋の音響特性に対応して選
択される他、再生される音声の種類、たとえば音楽のジ
ヤンルなどに対応しても選択される場合がある。
考案が解決しようとする課題 オートチエンジヤ機構を備える従来の再生装置において
は、その記録内容が再生されるコンパクトデイスクが自
動で交換されるたび毎に、操作者は所望のイコライザパ
ターンデータを読出すためのプリセツトスイツチの操作
を行わなければならず、むやみに手間がかかつていた。
本考案の目的は、複数の記録媒体から予め定めた記録媒
体の記録内容を再生する再生装置において、選択される
記録媒体に対応するイコライザパターンを予め設定する
ことができ、したがつて記録媒体の記録内容の再生時に
おいて、各記録媒体に対応するイコライザパターンが自
動で設定されるようにした再生装置を提供することであ
る。
課題を解決するための手段 本考案は、マガジンに形成された複数の収納位置に収納
されている記録媒体から所望とする記録媒体の記録内容
を再生する再生装置において、 複数のイコライザパターンを記憶する第1の記憶手段
と、 前記マガジンの各収納位置と前記イコライザパターンと
の対応関係を記憶する第2の記憶手段と、 前記記録媒体からの再生信号の音質を調整する音質調整
手段と、 第2の記憶手段において、再生すべき記録媒体が収納さ
れている収納位置に対応した第1の記憶手段のイコライ
ザパターンを検索し、その検索したイコライザパターン
を該第1の記憶手段から読出し、前記音質調整手段に設
定する制御手段とを含むことを特徴とする再生装置であ
る。
作用 本考案に従えば、たとえば高音域および低音域の両方を
強調し、あるいは高音域を抑えて低音域を強調するなど
の複数のイコライザパターンが第1の記憶手段に記憶さ
れている。
一方、マガジンは、複数の記録媒体を収納することがで
きるように各記録媒体に個別的に対応した収納位置を有
している。注目すべきは本考案では、マガジンの前記各
収納位置に対応して、前記複数のイコライザパターンの
うち、所望とするイコライザパターンが予め決定され
て、その対応関係が第2の記憶手段に記憶されている。
制御手段は、記録媒体を再生するにあたつて、その再生
すべき記録媒体が収納されていた収納位置を第2の記憶
手段から検索し、検索して得られたイコライザパターン
を第1の記憶手段から読出して、グラフイツクイコライ
ザなどで実現され、前記記録媒体からの再生信号の音質
を調整する音質操作手段に設定する。
これによつて、複数の記録媒体を順次的に、あるいは選
択的に再生するとき、各記録媒体からの再生信号に対す
る音質調整のためのイコライザパターンの選択が自動的
に行われるようになり、記録媒体の交換のたび毎に、煩
雑なイコライザパターンの設定操作を行う必要がなくな
る。
さらに、マガジンの各収納位置に対応してイコライザパ
ターンを記憶するので、収納されている記録媒体が交換
されても、所定の収納位置に収納されている記録媒体に
対しては常に同じイコライザパターンで再生が行われ
る。
したがつて、音楽のジヤンルなどの記録媒体の記録内容
に応じてマガジンの収納位置を予め決めておけば、各記
録媒体を再生するにあたつて、所望とするイコライジン
グ特性の収納位置に収納するだけで、煩雑な設定操作を
必要とすることなく、各記録媒体に最適なイコライジン
グ特性を設定可能とすることができる。
実施例 第1図は、本考案の一実施例であるコンパクトデイスク
再生装置(以下、「再生装置」と称する)1の基本的な
構成を示すブロツク図である。再生装置1には、マガジ
ンに収納される複数の記録媒体であるコンパクトデイス
クから、1枚のコンパクトデイスクを選択してCD(コ
ンパクトデイスク)プレーヤ2に装填するチエンジヤ機
構3が備えられている。チエンジヤ機構3内のマガジン
に収納される複数のコンパクトデイスクには、マガジン
内の収納位置に対応してデイスク番号が1,2,…,m
などと定められる。チエンジヤ機構3はマイクロコンピ
ユータなどを含む制御手段である処理回路4からライン
5を介して与えられる制御信号によつて制御され、コン
パクトデイスクの選択に関する制御には、前述のデイス
ク番号が用いられる。前記処理回路4はまた、ライン6
を介してCDプレーヤ2に制御信号を与えている。
処理回路4には操作部7が接続されている。該操作部7
には、音声信号の利得を予め定められる複数の周波数帯
域毎に変化させるための複数のスライドボリウムを含む
スライドボリウム列8が備えられている。このスライド
ボリウム列8の設定パターン(以下、「イコライザパタ
ーン」と称する)によつて再生装置1によつて再生され
る再生信号の音質が調整される。スライドボリウム列8
によつて設定されるイコライザパターンに対応するデー
タ(以下、「イコライザパターンデータ」と称する)は
また、複数組にわたつて第1の記憶手段であるメモリ9
に記憶することができ、このメモリ9は処理回路4にラ
イン10を介して接続されている。
操作部7にはこのメモリ9に対するイコライザパターン
の読出し/書込みを行うためのプリセツトスイツチSW
1〜SWnが備えられており、またチエンジヤ機構3に
おいて選択されるコンパクトデイスクを選択するための
デイスク番号を増加させるUPキー11uおよび減少さ
せるDOWNキー11dが備えられ、また後述するメモ
リキー12が備えられている。前記プリセツトスイツチ
SW1〜SWnおよびUPキー11u、DOWNキー1
1d、メモリキー12などはマトリクススイツチなどに
よつて構成される。
CDプレーヤ2からの音声信号は、ライン13を介して
音質調整手段であるイコライザ制御回路14に与えられ
ている。該イコライザ制御回路14には処理回路4か
ら、イコライザパターンデータPがライン15を介して
与えられ、ライン15を介するイコライザパターンデー
タPの読込みなどを規定するクロツク信号CKがライン
16を介して与えられている。処理回路4にはバツフア
20が備えられており、このバツフア20からライン1
5にイコライザパターンデータPが1ビツトずつシリア
ルに導出される。イコライザ制御回路14内にはバツフ
ア17が備えられており、ライン15を介するイコライ
ザパターンデータPはこのバツフア17に前述のクロツ
ク信号CKに同期して1ビツトずつ格納されていく。バ
ツフア17に格納されたイコライザパターンデータP
は、処理回路4からライン18を介して与えられるスト
ローブ信号STに同期して、イコライザ制御回路14内
のメモリ19に転送されて記憶される。
イコライザ制御回路14においては、メモリ19に記憶
されたイコライザパターンデータに基づいて、ライン1
3から入力される音声信号に対して音質調整処理が施さ
れる。この音質調整後の音声信号がライン21を介して
音声増幅器22に与えられて増幅され、スピーカ23に
よつて音響化される。
処理回路4にはたとえばLED(発光ダイオード)表示
装置などによつて実現される表示部24が接続されてお
り、第1図にはその表示態様が示されている。表示部2
4において、イコライザパターン番号、デイスク番号、
トラツク番号(たとえばコンパクトデイスクに記録され
る複数の曲のうち、再生される曲の番号)、再生時間
(分、秒)がそれぞれたとえば、参照符25,26,2
7,28で示される位置に表示され、また操作部7のス
ライドボリウム列8に対応する複数の周波数帯域毎の音
響信号の利得のグラフイツク表示が参照符29で示され
る位置において行われる。
処理回路4には記憶手段30が備えられている。第2の
記憶手段である記憶手段30には後述するように、デイ
スク番号とイコライザパターンデータの番号とを対応づ
ける情報が記憶されている。
このように再生装置1において、チエンジヤ機構3のマ
ガジン内に収納される複数のコンパクトデイスクが順次
的にあるいは選択的にCDプレーヤ2に装填されて再生
されるときには、各コンパクトデイスク毎にイコライザ
パターンが変化し、したがつて各コンパクトデイスク毎
に最適な音質調整が行われることになる。
第2図は、メモリ9の記憶態様を示す図である。メモリ
9には操作部7のプリセツトスイツチSW1〜SWnに
対応して、n通りのイコライザパターンデータP1〜P
nが記憶される。第2図には、各イコライザパターンデ
ータP1〜Pnに対応する周波数特性が簡略化して示さ
れている。
メモリ9に対するイコライザパターンデータP1〜Pn
の書込みは、操作部7のスライドボリウム列8およびプ
リセツトスイツチSW1〜SWnの操作によつて行われ
る。たとえばスライドボリウム列8において設定される
イコライザパターンを、イコライザパターンデータP1
としてメモリ9に記憶させるには、スライドボリウム列
8を操作して表示部24の参照符29で示される位置に
表示されるイコライザパターンを目視しながら所望のイ
コライザパターンに設定し、この後にプリセツトスイツ
チSW1を予め定められる時間T(たとえば2秒)以上
押圧操作すればよい。前記予め定められる時間T以下の
プリセツトスイツチSW1の押圧操作に対しては、メモ
リ9にすでに記憶されているイコライザパターンデータ
P1が処理回路4のバツフア20に読出される。
第3図は、記憶手段30における記憶態様を示す図であ
る。記憶手段30にはたとえば、デイスク番号1、2,
3,…,mに対して、設定パターンデータP1〜Pnに
対応するイコライザパターン番号1〜nが任意に対応づ
けられて記憶される。
記憶手段30に対するデータの書込みは、プリセツトス
イツチSW1〜SWn、UPキー11u、DOWNキー
11d、メモリキー12を用いて行われる。たとえばデ
イスク番号4にイコライザパターンデータP1に対応す
るイコライザパターン番号1を対応づけるには、メモリ
キー12の押圧操作の後にUPキー11uおよびDOW
Nキー11dを操作してデイスク番号を4とし、この後
プリセツトスイツチSW1を予め定められる時間T以上
の期間にわたつて継続して押圧操作すればよい。前述の
操作で、プリセツトスイツチSW1の押圧操作が時間T
未満である場合には、記憶手段30の内容は書換えられ
ず、表示部24の参照符29で示される位置においてイ
コライザパターンデータP1に対応するイコライザパタ
ーンのグラフイツク表示のみが行われる。メモリキー1
2は、1回押圧操作することによつてデイスク番号にイ
コライザパターン番号を対応づけるメモリモードとなる
けれども、再度このメモリキー12を押圧操作すること
によつてこのようなメモリモードは解除される。
第4図は、処理回路4からイコライザ制御回路14への
イコライザパターンデータPの転送動作を説明するため
のタイミングチヤートである。第4図(1)は処理回路
4からライン16に導出されるクロツク信号CKを示し
ており、第4図(2)は処理回路4のバツフア20から
ライン15にシリアルに導出されるイコライザパターン
データPを示しており、第4図(3)は、処理回路4か
らライン18に導出されるストローブ信号STを示して
いる。時刻t1からの期間に、ライン15にイコライザ
パターンデータPが1ビツトずつ導出されるとき、イコ
ライザ制御回路14ではたとえば、クロツク信号CKの
立上りに同期してバツフア17にイコライザパターンデ
ータPが1ビツトずつ読込まれていく。時刻t2におい
てイコライザパターンデータPの読込みが終わると、前
記読込まれたイコライザパターンデータPは、時刻t3
においてストローブ信号STが立上るとこれに同期して
メモリ19に転送される。
第5図および第6図は、処理回路4の動作を説明するた
めのフローチヤートである。ステツプM1において、処
理回路4の内部では各種のフラグのリセツトおよび各種
パラメータの初期化などの処理が行われる。ステツプM
2では、予め定められる処理時間が経過したかどうかが
判断され、この処理時間が経過するとステツプM3
進む。前記処理時間は各種の割込み処理のために設定さ
れる処理時間であって、後述する処理が過度に高速に行
われないようにするために、時間調整を行う目的で設定
される時間である。この処理時間はたとえば50mse
c程度に選ばれている。
ステツプM3〜M3においては、それぞれプリセツ
トスイツチSW1〜SWnが押圧操作されたかどうかが
判断される。たとえばステツプM3(1≦i≦n)に
おいて、プリセツトスイツチSWiが押圧操作されたと
判断されるとステツプM4に進み、押圧操作されない
と判断されるステツプM3i+1に進む。ただしステツプ
M3においてプリセツトスイツチSWnが押圧操作さ
れないと判断されるときにはステツプM9に進む。
ステツプM4においては、プリセツトスイツチSW1
〜SWnのいずれか1つのプリセツトスイツチが操作さ
れた後、後述する処理によつて起動され、予め定められ
る時間T(たとえば2秒)だけ計時動作を行う押圧継続
タイマ(図示せず)の計時動作が終了したかどうかが判
断される。押圧継続タイマの計時動作が終了しないと判
断されると処理はステツプM12に進み、計時動作が
終了していると判断されるとステツプM5に進む。
ステツプM5では、メモリキー12が操作されてメモ
リモードとなるときにセツトされるフラグFMがセツト
されているかどうかが判断され、セツトされているとき
にはステツプM7に進み、セツトされていなければス
テツプM6に進む。ステツプM6に進むとき、すな
わちメモリモードでない場合には、スライドボリウム列
8において設定されているイコライザパターンに対応す
るイコライザパターンデータが、イコライザパターンデ
ータPiとしてメモリ9の所定の記憶領域に記憶され
る。
ステツプM5からステツプM7に進むとき、すなわ
ちメモリモードである場合には、イコライザパターンデ
ータPiのイコライザパターン番号iが現に設定されて
いるデイスク番号に対応づけられて記憶手段30に記憶
される。ステツプM6およびステツプM7の後の処
理はステツプM8に進む。
ステツプM8では、メモリ9からのイコライザパターン
データP1〜Pnの処理回路4への読出しに関するコー
ルフラグFP1〜FPnがリセツトされる。この後処理
はステツプM9に進む。
ステツプM9〜M9においてはそれぞれ、コールフ
ラグFP1〜Fpnがセツトされているかどうかが判断
される。たとえばステツプM9において、コールフラ
グFPiがセツトされていると判断されるとステツプM
10に進み、リセツトされていると判断されるとステ
ツプM9i+1に進む。ただしステツプM9においてコ
ールフラグFPnがリセツトされていると判断されると
きには、ステツプM15に進む。
ステツプM10においては、メモリ9からイコライザ
パターンデータPiが読出され、バツフア20にセツト
される。この後ステツプM11ではコールフラグFP1
〜FPnがリセツトされてステツプM15に進む。
ステツプM4において、押圧継続タイマの計時動作が
終了していないと判断されるとき、処理はステツプM1
に進む。ステツプM12ではコールフラグFPi
がセツトされる。これに引続いてステツプM13におい
て押圧継続タイマが起動されているかどうかが判断さ
れ、起動されていると判断されるとステツプM15に進
み、起動されていないときにはステツプM14において
起動された後ステツプM15に進む。
ステツプM15では、メモリキー12が押圧操作された
かどうかが判断される。メモリキー12が押圧操作され
るとステツプM20に進み、押圧操作されないときには
ステツプM16に進む。
ステツプM16では、UPキー11uが操作されたかど
うかが判断され、操作されるとステツプM26に進み、
デイスク番号が1だけ増加された後にステツプM19に
進む。ステツプM16においてUPキー11uが操作さ
れないと判断されるときにはステツプM17に進み、D
OWNキー11dが操作されたかどうかが判断される。
DOWNキー11dが操作されるとステツプM25に進
み、デイスク番号が1だけ減少されてステツプM19に
進む。DOWNキー11dが操作されないときにはステ
ツプM18に進み、操作部7におけるいずれかのスイツ
チが押圧操作され続けていることを表す押圧継続フラグ
F1がリセツトされる。
この後処理はステツプM19に進み、ステツプM19で
はCDプレーヤ2およびチエンジヤ機構3が制御され
る。またこのステツプM19においては、デイスク番号
が変化した場合において、変化した後のデイスク番号に
対応するイコライザパターンデータに対応するコールフ
ラグがセツトされる。すなわち、記憶手段30において
たとえばデイスク番号4にイコライザパターン番号1が
対応づけられて記憶されている場合にはUPキー11u
およびDOWNキー11dの操作によつてデイスク番号
4が選択されると、ステツプM19においてコールフラ
グFP1がセツトされる。
この後ステツプM27では、イコライザ制御回路14に
前述のようにしてイコライザパターンデータがシリアル
に転送され、ステツプM28においては前述の処理時間
を計時するためのカウンタ(図示せず)に前記処理時間
に対応する値が設定され、この後このカウンタはその計
数値が1ずつ減少していく。
スイツチM29では、処理回路4は表示部24に制御信
号を送出し、これによつて表示部24では対応する各表
示が行われる。
ステツプM15において、メモリキー12が押圧操作さ
れステツプM20に進むとき、ステツプM20では押圧
継続フラグF1がセツトされているかどうかが判断され
る。押圧継続フラグF1がセツトされているときにはス
テツプM19に進み、セツトされていないときにはステ
ツプM21に進む。
ステツプM21では、押圧継続フラグF1がセツトさ
れ、ステツプM22においてはメモリモードであること
を表すフラグFMがセツトされているかどうかが判断さ
れる。ステツプM22においてフラグFMがセツトされ
ているときにはステツプM24に進んでフラグFMがリ
セツトされる。ステツプM22においてフラグFMがリ
セツトされていると判断されるときには、ステツプM2
3に進んでフラグFMがセツトされる。ステツプM2
3,M24の後の処理はステツプM19に進む。
このような処理回路4における処理によつて、たとえば
操作部7のプリセツトスイツチSW1が予め定められる
時間T以下の期間にわたつて押圧操作される場合には、 …→ステツプM4→ステツプM12→…→ステツプ
M9→ステツプM10→… のように処理が進むことにより、処理回路4のバツフア
20にはイコライザパターンデータP1がセツトされ、
このようなデータがライン15を介してイコライザ制御
回路14のバツフア17にシリアルに転送される。
またたとえば、プリセツトスイツチSW1が時間Tを超
えて押圧操作されるときには、 …→ステツプM3→ステツプM4→ステツプM12
→ステツプM13→ステツプM14→ステツプM15
→ステツプM16→…→ステツプM13→ステツプM1
5→…→ステツプM4→ステツプM5→ステツプM
→ステツプM8→… のように処理が進むことによつて、スライドボリウム列
8において設定されているイコライザパターンに対応す
るイコライザパターンデータがイコライザパターンデー
タP1として、メモリ9の所定の記憶領域に記憶され
る。
またたとえば、メモリキー12の操作の後にUPキー1
1uおよびDOWNキー11dの操作によつてデイスク
番号が選択され、この後にプリセツトスイツチSW1が
時間T未満の期間にわたつて押圧操作されるときには、 …→ステツプM15→ステツプM20→ステツプM21
→ステツプM22→ステツプM23→ステツプM19→
…→ステツプM15→ステツプM20→ステツプM19
→…→ステツプM15→ステツプM16→ステツプM2
6→ステツプM19→…→ステツプM3→ステツプM
→ステツプM12→ステツプM13→ステツプM
14→ステツプM15→…→ステツプM12→ステツ
プM13→ステツプM15→…→ステツプM9→ステ
ツプM10→ステツプM11→… のように処理が進み、これによつて記憶手段30に対す
るデータの書込みは行われず、表示部24におけるイコ
ライザパターンのグラフイツク表示のみが行われる。
前述の場合でプリセツトスイツチSW1の押圧継続時間
が時間Tを超えるときには、 …→ステツプM4→ステツプM5→ステツプM7
→ステツプM8→… のように処理が進むことになるため、この場合には、選
択されたデイスク番号に対してイコライザパターン番号
1が対応づけられて記憶手段30に記憶される。
メモリモードを解除する場合には、メモリキー12が操
作されるけれども、このときには、 …→ステツプM15→ステツプM20→ステツプM21
→ステツプM22→ステツプM24→ステツプM19→
… のように処理が進み、メモリモードであることを表すフ
ラグFMがリセツトされ、メモリモードが解除される。
前述の処理回路40の処理では、ステツプM20におい
てフラグF1がセツトされているかどうかが判断され、
ステツプM21においてフラグF1がセツトされる。こ
れによつて1回のメモリキー12の操作によつてメモリ
モードであることを表すフラグFMは必ずセツトされる
ことになる。すなわち第5図に示される処理ループは前
述の処理時間、すなわち50msecにおいて1回の処
理が行われるけれども、操作部7の各スイツチ類の操作
はこの処理時間よりも長い時間を要する。このような各
スイツチ類の操作に要する時間内においてメモリモード
となつたり、メモリモードが解除されたりすることを防
ぐために押圧継続フラグF1が設けられ、またステツプ
M20,M21における処理が行われている。メモリキ
ー12の押圧操作が終了すると、ステツプM18におい
て押圧継続フラグF1がリセツトされるため、記憶手段
30に対するデータの入力に引続いてメモリキー12が
再び操作されるときにはこの押圧継続フラグF1はリセ
ツトされている。したがつてメモリモードを解除する場
合のメモリキー12の操作によつて、処理がステツプM
20からステツプM19に移ることはない。
処理回路4がCDプレーヤ2およびチエンジヤ機構3を
制御してチエンジヤ機構3のマガジン内に収納されてい
る複数のコンパクトデイスクを順次的に、あるいは選択
的に再生するための制御を行うとき、選択されてCDプ
レーヤ2に装填されるコンパクトデイスクのデイスク番
号に対応するイコライザパターンデータは、イコライザ
制御回路14に与えられる。このようにして各コンパク
トデイスクに最適な音質調整が行われた音声信号が音声
増幅器22に与えられ、スピーカ23によつて音響化さ
れる。すなわちチエンジヤ機構3によつてコンパクトデ
イスクの交換が行われるときにも、操作者はプリセツト
スイツチSW1〜SWnなどを操作してイコライザパタ
ーンデータの呼出しを行う必要がない。
考案の効果 以上のように本考案によれば、マガジン内に収納されて
いる複数の記録媒体から所望とする記録媒体を再生する
再生装置において、複数のイコライザパターンを第1の
記憶手段に記憶し、その複数のイコライザパターンのう
ち、どのイコライザパターンが前記各記録媒体に対応す
るかを、その記録媒体が収納されている収納位置に対応
して第2の記憶手段に記憶するので、使用者は音楽のジ
ヤンルなどの記録媒体の記録内容に対応してマガジンの
収納位置を予め定めておけば、その収納位置の記録媒体
を交換しても、その収納位置に収納される記録媒体は常
に同じイコライザパターンで再生される。
したがつて、マガジン内の記録媒体を交換するたび毎
に、イコライザパターンを設定する必要がなくなり、利
便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である再生装置1の基本的な
構成を示すブロツク図、第2図はメモリ9の記憶態様を
示す図、第3図は記憶手段30の記憶態様を示す図、第
4図は処理回路4からイコライザ制御回路14へのイコ
ライザパターンデータの転送動作を説明するためのタイ
ミングチヤート、第5図および第6図は処理回路4の動
作を説明するためのフローチヤートである。 1……再生装置、2……CDプレーヤ、3……チンジヤ
機構、4……処理回路、7……操作部、8……スライド
ボリウム列、9……メモリ、11u……UPキー、11
d……DOWNキー、12……メモリキー、14……イ
コライザ制御回路、17,20……バツフア、19……
メモリ、30……記憶手段、SW1〜SWn……プリセ
ツトスイツチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マガジンに形成された複数の収納位置に収
    納されている記録媒体から所望とする記録媒体の記録内
    容を再生する再生装置において、 複数のイコライザパターンを記憶する第1の記憶手段
    と、 前記マガジンの各収納位置と前記イコライザパターンと
    の対応関係を記憶する第2の記憶手段と、 前記記録媒体からの再生信号の音質を調整する音質調整
    手段と、 第2の記憶手段において、再生すべき記録媒体が収納さ
    れている収納位置に対応した第1の記憶手段のイコライ
    ザパターンを検索し、その検索したイコライザパターン
    を該第1の記憶手段から読出し、前記音質調整手段に設
    定する制御手段とを含むことを特徴とする再生装置。
JP3268188U 1988-03-11 1988-03-11 再生装置 Expired - Lifetime JPH0617211Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3268188U JPH0617211Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3268188U JPH0617211Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01138252U JPH01138252U (ja) 1989-09-21
JPH0617211Y2 true JPH0617211Y2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=31259233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3268188U Expired - Lifetime JPH0617211Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0617211Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01138252U (ja) 1989-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63164883U (ja)
US5197051A (en) Device for specifying and calculating a play time of an optical disk player
JPH0617211Y2 (ja) 再生装置
JPH035961A (ja) 記録媒体演奏装置
JPH05159540A (ja) 再生装置
JP3561042B2 (ja) ディスク再生装置
JP2000173171A (ja) 記録再生機器の再生音量設定装置
JPH03241567A (ja) カラオケ装置
JP2624874B2 (ja) 記録媒体演奏装置
JP2625816B2 (ja) 光学式ディスク再生装置
JP2641005B2 (ja) 再生装置
JPH097355A (ja) ディスクプレーヤの再生方法
JPH0728615Y2 (ja) オートチェンジャ装置
JPH01241062A (ja) 音響信号記録/再生装置
JP2614540B2 (ja) 記録ディスク再生方法
JP2688208B2 (ja) 音響装置
JP2734430B2 (ja) プログラム選曲再生装置
JP3024034B2 (ja) ディスク録音システム
JPH07153189A (ja) 情報再生装置
JPH0810528B2 (ja) 音響機器
JPH07296511A (ja) 音量・音質の自動設定装置
JPH058790U (ja) 音声情報再生制御装置
JPH09167477A (ja) 音声再生装置
JP2003068059A (ja) ランダム再生方法及びオーディオ装置
JPH08153385A (ja) カラオケ装置