JPS6386815A - 冷間加工性の優れた鋼材の製造方法 - Google Patents

冷間加工性の優れた鋼材の製造方法

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JPS6386815A
JPS6386815A JP23279086A JP23279086A JPS6386815A JP S6386815 A JPS6386815 A JP S6386815A JP 23279086 A JP23279086 A JP 23279086A JP 23279086 A JP23279086 A JP 23279086A JP S6386815 A JPS6386815 A JP S6386815A
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steel
rolling
heat treatment
cooled
rolled
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JP23279086A
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Masaaki Katsumata
勝亦 正昭
Yutaka Kanatsuki
金築 裕
Motoo Sato
始夫 佐藤
Yuji Sawada
澤田 裕治
Mitsuru Moritaka
森高 満
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は構造用炭素鋼、低合金鋼などの線材、棒鋼、鋼
板等の鋼材の熱間圧延による製造に係り、特に冷間加工
によって成形されるボルト、ソケット、スクリュー等の
部品の製造用に好適な鋼材の製造方法に関する。
(従来の技術及び解決しようとする問題点)機械構造用
炭素鋼、低合金鋼、軸受鋼、工具鋼などの高炭素鋼では
、冷間での加工に先立ち、延性を付与したり、変形抵抗
の低下を図るために硬度を低下させ、加工性を改善する
ことを目的として、一般に球状化焼鈍し処理が行われて
いる。この球状化焼鈍しの方法としては、従来から、(
1)A1点直下の温度に長時間加熱保持した後、冷却す
る長時間加熱法、(2)A0点とA3点との間の2相域
に適当時間加熱後、徐冷する徐冷法、(3)A4点をは
さんで、その直上と直下の温度に繰返し加熱、冷却する
繰返し加熱冷却法、等々の方法がある。
この球状化焼鈍し処理は、熱間圧延により製造された線
材、棒鋼、鋼板等の鉄鋼製品に対し、別ラインの熱処理
炉で所定の温度まで再加熱して行われる場合が多い、し
かしながら、この熱処理には1通常、十数時間の極めて
長い処理時間を要するため、生産性が低く、熱処理コス
トが高くなり。
また、省エネルギーの観点からも、熱処理時間の短縮化
が望まれている。
そこで、そのための改善策としては次のような方法が試
みられている。すなわち、現在、工業的に生産されてい
る条鋼製品圧延材の組織は、通常。
フェライト−パーライト組織であり、このような組織の
鋼材を冷間加工に適した球状炭化物組織に変えるために
は、前記の長時間熱処理が必要となっているが、上記の
ような問題点を解決するため、特公昭56−37288
号に開示されているように、熱間圧延後、550℃〜M
s点の温度範囲を100℃/sec以上の冷却速度で冷
却し、上記温度範囲に1分以上保持する方法や、特公昭
55−31165号に開示されているように、熱間圧延
後、550℃〜Ms点の温度範囲に急冷する方法が提案
されている。しかし、熱処理時間を大幅に短縮し得る効
果は必ずしも満足できる域には至っていない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであっ
て、前記の冷間加工時に良好な加工性(延性、硬度)を
有する球状炭化物組織を得るために行われる熱処理時間
を大幅に短縮する、すなわち、従来のトータル熱処理時
間を40%以上の如く大幅に短縮することが可能な組織
を有する熱間圧延鋼材の製造方法を提供することを目的
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明では、熱間圧延の仕上
げ圧延材の組織調整によって以後の熱処理工程で球状化
しやすい組織を予め得ようとするものであり、具体的に
は、熱間圧延の途中で冷却速度をコントロールし1組織
調整を行った後、特定の圧延加工度及び加工温度にて仕
上げ圧延(温間加工又は2相域加工)を行うことにより
、可能にしたものである。
すなわち1本発明は、各種鋼につき、熱間圧延の途中で
、マルテンサイト変態を終了する温度まで冷却して該変
態を終了させた後、急速に昇温し。
Ac3点以下の温度域で10%以上、70%以下の加工
を行うことを特徴とする冷間加工性の優れた鋼材の製造
方法を要旨とするものである。
以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
従来の熱間圧延法では、仕上げ圧延後の圧延材には1通
常オーステナイト状態からの変態によって、以後の熱処
理工程で球状化しにくい層状パーライト組織が生成して
いる。このような圧延材に対して前述の熱処理法を適用
し、この安定な層状パーライト組織から球状化組織を得
るためには、一方法として前記の二相域加熱を行うが、
この場合には、冷却過程を徐冷する必要があり、いずれ
の熱処理法でも熱処理時間を大幅に長くせざるを得ない
そこで、本発明では、以後の熱処理工程において球状化
組織の形成が容易となるような前組織を圧延仕上がりで
実現化するものである。すなわち、上記層状パーライト
組織に見られる板状炭化物の生成を阻止する必要があり
、そのためには、通常。
仕上げ圧延後に生じるオーステナイトからのパーライト
変態を熱間圧延工程中に鋼材を急速冷却することによっ
て阻止して炭化物の生成乃至析出を阻止し、鋼中Cを過
飽和に固溶した組織とし、その後の昇温中及び/又は、
加工中に分断炭化物の祈出を生じさせると共に終了させ
、焼戻しマルテンサイト組織にした後、更に適当な加工
を加えることによって析出炭化物の分断、微細化を図る
ものである。
パーライト変態を阻止するためには、熱間J延の途中で
150℃/sec以上の冷却速度で急冷する。これによ
り、マルテンサイト組織が得られるので1次いで急速に
(例、100〜b 昇温し、昇温後、10〜70%の加工度の加工を、Ac
3点以下の温度域で終了することにより、析出した炭化
物が分断、微細化される。
炭化物の分断、微細化のためには少なくとも10%以上
の加工度を必要とし、しかし70%以下の加工度で足り
る。また、このような加工が、Ac3点以下の如く低温
で行なわれることから、圧延材に加工歪が残留し、この
歪エネルギーの存在が以後の熱処理時に炭化物の球状化
を促進する効果がある。
なお、上記加工を行なう温度は、Ac3点以下であるが
、これには2つの態様が可能である。第1にはA c 
1点以下、好ましくは再結晶温度以下の低温で加工(温
間加工)を行なう場合であり、第2にはAc1点以上、
Ac3点以下の2指温度域で加工を行なう場合である。
特に後者の2指温度域で加工を行なう場合には、Acm
点以上に急速に昇温することにより、変態の終了したマ
ルテンサイト組織に一部逆変態を起こさせ、これにより
少量のγ(オーステナイト)を出現させ、このオーステ
ナイトに加工変形を与えることで、以後の冷却中に生じ
るパーライト変態組織を微細化することができる。
上記のような熱間加工工程によれば9球状化のための熱
処理後の球状化組織がJISG3539による嵐3以上
で、硬さがHv≦180の鋼材を得るための処理時間は
、従来の熱間圧延材の場合の1/3以上に短縮すること
が可能となる6球状化焼鈍しの方法としては、従来と同
様の方法を適用することができるが、特に徐冷による場
合に処理時間短縮化の効果が大きい。
なお、本発明法の対象鋼としては、特に制限されず、炭
素鋼、クロム鋼に限られるものではなく、ボロン鋼やモ
リブデンを含有する錆についても同様な効果が得られる
ものであり1例えば、510C−355C(C:0.1
0〜0.58%)、5CR420−3CR440,SC
M420−5CM440等が挙げらする。
(実施例) 次に本発明の実施例を示す。
実施例1 第1表に示した化学成分(wt%)の機械構造用炭素鋼
845Cを950℃に加熱後、連続熱間圧延によって4
.5〜13matに圧延した後、冷却速度〉150℃/
sscで200℃まで冷却した。その後、引続き650
℃まで加熱速度200 ’C/winで昇温し、昇温後
、直ちに4oH1tに圧延を行い。
常温まで空冷した。
第1図に示すように、最も球状化しにくい層状パーライ
ト組織に見られる板状炭化物は生成していないにれは、
仕上げ圧延前の急冷によってオーステナイトはマルテン
サイト組織となり、その後の昇温によって焼戻しマルテ
ンサイトとなり。
加工されたためである。したがって、圧延材の組織とし
ては、加工を受は変形したフェライトと粒状炭化物の微
細析出が観察され、球状化組織の形成が促進され得る組
織となっている。なお、第1図はマルテンサイト変態後
650℃で50%の加工を行なった圧延材の場合である
この鋼材を熱処理炉を用いて、740℃に再加熱後、3
0+in均熱保持し、680℃まで25℃/hrの冷却
速度で徐冷し、以後空冷した(第2図(a)参照)、熱
処理後の組織を第3図、第4図に示す、なお、第3図は
マルテンサイト変態後650℃で10%の加工を行なっ
た場合、第4図は同様に50%の加工を行なった場合で
ある。また、得られた球状化繊11aNQと硬さの値を
第2表に示す。
更に、得られた球状化組織Nα及び硬さと圧延加工度と
の各々の関係を第5図、第6図に示す。
比較のため、同一材を950℃に加熱後、連続熱間圧延
により800℃で4 mmtに仕上げた後、常温まで空
冷した。この鋼材を熱処理炉を用いて740℃に再加熱
後、3hr均熱保持し、680℃まで冷却法、512.
5”C/hrで徐冷し、以後空冷した(第2図(b)参
照)、熱処理後の組織を第7図に示す。
第3図〜第6図と第7図との比較並びに第2表で明らか
なように1本発明法により低温で加工した材料は1通常
の圧延材に比べ、著しく球状化処理に要する時間が短縮
されているにもかかわらず。
長時間処理材と同等の球状化組織程度、硬さレベルを有
している。
実施例2 第1表に示した化学成分を有する肌焼きtlIISCR
420を950℃に加熱後、連続熱間圧延によって4.
5〜13m+utに圧延した後、冷却速度〉150℃/
seeで200℃まで冷却した。その後、引続き650
℃まで加熱速度200℃/+++inで昇温し、昇温後
直ちに4 mmtに圧延を行い、常温まで空冷した。
第8図に示すように、最も球状化しにくい層状パーライ
ト組織に見られる板状炭化物は生成していない、これは
、仕上げ圧延前の急冷によってオーステナイトはマルテ
ンサイト組織となり、その後の昇温によって焼戻しマル
テンサイトとなり、加工されたためである。したがって
、圧延材の組織としては、加工を受は変形したフェライ
トと粒状炭化物の微細析出が観察され、球状化組織の形
成が促進され得る組織となっている。なお、第8図はマ
ルテンサイト変態後650℃で50%の加工を行なった
圧延材の場合である。
この鋼材を熱処理炉を用いて、770℃に再加熱後、3
0m1n均熱保持し、680℃まで25℃/hrの冷却
速度で徐冷し、以後空冷した(第9図(a)参照)、熱
処理後の組織を第10図、第11図に示す、なお、第1
0図はマルテンサイト変態後650”Cで10%の加工
を行なった場合、第11図は同様に50%の加工を行な
った場合である。
また、得られた球状化繊!aNcと硬さの値を第3表に
示す、更に、得られた球状化組織Nα及び硬さと圧延加
工度との関係を第12図、第13図に示す。
比較のため、同一材を950℃に加熱後、連続熱間圧延
により920℃で4 matに仕上げた後。
常温まで空冷した。この鋼材を熱処理炉を用いて770
℃に再加熱後、3hr均クヘ保持し、680”Cまで冷
却速度12.5℃/hrで徐冷し、以後空冷した(第9
図(b)参照)。
第10図〜第13図及び第3表から明らかなように、本
発明法により低温で加工した材料は1通常の圧延材に比
べ、著しく球状化処理に要する時間が短縮されているに
もかかわらず、長時間処理材と同等の球状化組織程度、
硬さレベルを有している。
去】011 第1表に示した化学成分を有する機械構造用炭素鋼34
8Cを950℃に加熱後、連続熱間圧延によって4.5
〜13++vtに圧延した後、冷却速度〉150℃/s
ecで200”Cまで冷却した。その後、引続き735
℃まで加熱速度200 ”C/lll1nで昇温し、昇
温後直ちに4 mmtに圧延を行い、常温まで空冷した
第14図に示すように、最も球状化しにくい層状パーラ
イト組織に見られる板状炭化物は生成していない。これ
は、仕上げ圧延前の急冷によってオーステナイトはマル
テンサイト組織となり、その後の昇温によって焼戻しマ
ルテンサイトとなり。
加工されるためである。したがって、圧延材の組織とし
ては、加工を受は変形したフェライトと粒状炭化物の微
細析出がa察され、球状化組織の形成が促進され得る組
織となっている。なお、第14図はマルテンサイト変態
後735℃で50%の加工を行なった圧延材の場合であ
る。
この鋼材を熱処理炉を用いて740”Cに再加熱後、3
0m1n均熱保持し、680”Cまで 25℃/hrの
冷却速度で徐冷し、以後空冷した(第2図(a)参照)
。熱処理後の組織を第15図、第16図に示す、なお、
第15図はマルテンサイト変態後735℃で10%の加
工を行なった場合、第16図は同様に50%の加工を行
なった場合である。
また、得られた球状化組織Nαと硬さの値を第4表に示
す。更に、得られた球状化組織Na及び硬さと圧延加工
度との関係を第17図、第18図に示す。
比較のため、同一材を950’Cに加熱後、連続熱間圧
延により800℃で4 mmtに仕上げた後、常温まで
空冷した。この鋼材を熱処理炉を用いて740℃に再加
熱後、3hr均熱保持し、680’Cまで冷却速度12
.5℃/hrで徐冷し、以後空冷した(第2図(b)参
照)。熱処理後の組織を第19図に示す。
第15図〜第18図と第19図との比較並びに第4表で
明らかなように、本発明法により低温で加工した材料は
、通常の圧延材に比べ、著しく球状化処理に要する時間
が短縮されているにもがかわらず、長時間処理材と同等
の球状化組織程度、硬さレベルを有している。
叉五於土 第1表に示した化学成分を有する機械構造用炭素tll
s48Gを950℃に加熱後、連続熱間圧延によって・
1.5〜13mmtに圧延した後、冷却速度〉150℃
/secで200℃まで冷却した。その後、引続き76
0℃まで加熱速度200 ”C/winで昇温し、昇温
後直ちに411IIItに圧延を行い、常温まで空冷し
た。
第20図に示すように、最も球状化しにくい層状パーラ
イト組織に見られる板状炭化物は生成していない。これ
は、仕上げ圧延前の急冷によってオーステナイトはマル
テンサイト組織となり、その後の昇温によって焼戻しマ
ルテンサイトとなり。
加工されるためである。したがって、圧延材の組織とし
ては、加工を受は変形したフェライトと粒状炭化物の微
細析出が観察され、球状化組織の形成が促進され得る組
織となっている。なお、第20図はマルテンサイト変態
後760’Cで50%の加工を行なった圧延材の場合で
ある。
この鋼材を熱処理炉を用いて740℃に再加熱後、30
m1n均熱保持し、680℃まで25℃/hrの冷却速
度で徐冷し、以後空冷した(第2図(a)参照)、熱処
理後の組織を第21図、第22図に示す、なお、第21
図はマルテンサイト変態後760℃で10%の加工を行
なった圧延材の場合、第22図は同様に50%の加工を
行なった圧延材の場合である。更に、得られた球状化組
織+tαと硬さの値を第5表に示す。
比較のため、同一材を950℃に加熱後、連続熱間圧延
により800℃で4 mmtに仕上げた後、常温まで空
冷した。この鋼材を熱処理炉を用いて740℃に再加熱
後、3hr均熱保持し、680’Cまで冷却速度12.
5℃/hrで徐冷し、以後空冷した(第2図(b)参照
)。熱処理後の組織を第19図に示す。
第21図及び第22図と第19図との比較並びに第5表
で明らかなように、本発明法により低温で加工した材料
は、通常の圧延材に比べ、著しく球状化処理に要する時
間が短縮されているにもかかわらず、長時間処理材と同
等の球状化組織程度。
硬さレベルを有している。
笑五勇旦 第1表に示した化学成分を有する肌焼き鋼5CR420
を950℃に加熱後、連続熱間圧延によって4.5〜1
3mmtに圧延した後、冷却速度〉150℃/secで
220℃まで冷却した。その後。
引続き740℃まで加熱速度100℃/+ninで昇温
し、昇温後直ちに4 mmtに圧延を行い、常温まで空
冷した。
第23図に示すように、最も球状化しにくい層状パーラ
イト組織の板状炭化物は分断されると共に加工による変
形を受けており、球状化組織の形成が促進され得る組織
となっている。なお、第23図はマルテンサイト変態後
740℃で33%の加工を行なった圧延材の場合である
この鋼材を熱処理炉を用いて770℃に再加熱後、30
m1n均熱保持し、680℃まで25℃/hrの冷却速
度で徐冷し、以後空冷した(第9図(a)参照)、熱処
理後の組織を第24図、第25図に示す、なお、第24
図はマルテンサイト変態後740℃で10%の加工を行
なった圧延材の場合、第25図は同様に50%の加工を
行なった場合である。また、得られた球状信組lQi 
Ncと硬さの値を第6表に示す、更に、得られた球状化
組織No及び硬さと圧延加工度との各々の関係を第26
図、第27図に示す。
比較のため、同一材を950℃に加熱後、連続熱間圧延
により920℃で4 matに仕上げた後、常温まで空
冷した。この鋼材を熱処理炉を用いて770℃に再加熱
し、3hr均熱保持後、680℃まで冷却速度12.5
°C/hrで徐冷し、以後空冷した(第9図(b)参照
)。
第24図〜第27図及び第6表から明らかなように1本
発明法により低温で加工した材料は、通常の圧延材に比
べ、著しく球状化処理に要する時間が短縮されているに
もかかわらず、長時間処理材と同等の球状化組織程度、
硬さレベルを有している。
実施例6 第1表に示した化学成分を有する肌焼き口5CR420
を950’Cに加熱後、連続熱間圧延によって4.5〜
13mn+tに圧延した後、冷却速度〉150℃/se
cで200℃まで冷却した。その後、引続き820℃ま
で加熱速度100℃/winで昇温し、昇温後直ちに4
 matに圧延を行い、常温まで空冷した。
第28図に示すように、最も球状化しにくい層状パーラ
イト組織の板状炭化物は分断されると共に加工による変
形を受けており、球状化組織の形成が促進され得る組織
となっている。
この鋼材を熱処理炉を用いて770℃に再加熱後、30
m1n均熱保持し、680℃まで 25℃/hrの冷却
速度で徐冷し、以後空冷した(第9図(a)参照)、熱
処理後の組織を第29図、第30図に示す、なお、第2
9図はマルテンサイト変態後820℃で10%の加工を
行なった圧延材の場合、第30図は同様シこ50%の加
工を行なった圧延材の場合である。また、得られた球状
化組織Nαと硬さの値を第7表に示す。更に、得られた
球状信組gi Ha及び硬さと圧延加工度との各々の関
係を第26図、第27図に併記する。
第26図〜第30図及び第7表から明らかなように、本
発明法により低温で加工した材料は1通常の圧延材に比
べ、著しく球状化処理に要する時間が短縮されているに
もかかわらず、長時間処理材と同等の球状化組織程度、
硬さレベルを有している。
(以下余白) (発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、熱間圧延の途中
でオーステナイト状態から急冷し、マルテンサイト変態
を終了させた後、温間圧延又は2相域圧延を行なうもの
であるので、仕上げ圧延材の組織は粒状炭化物が微細に
分散した組織となると共に圧延材に加工歪が残留してお
り、従来の圧延材が層状炭化物組織を呈しているのに比
べ、以後の球状化熱処理時間の著しい短縮化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1においてマルテンサイト変態後650
℃で50%の加工を行なった圧延材の組織を示す走査型
電子顕微鏡写真であり。 第2図は545C材及び548C材の球状化熱処理条件
を示す図で、(a)は本発明材の場合、(b)は従来材
の場合であり、 第3図及び第4図は実施例1においてマルテンサイト変
態後650℃で加工を行なった圧延材について球状化熱
処理を施したときの組織を示す顕vIl鏡写真で、第3
図は10%加工の場合、第4図は50%加工の場合であ
り、 第5図及び第6図は実施例1における球状化熱処理材の
球状化Nα及び硬さと圧延率の関係を示す図であり、 第7図は通常の圧延材からの球状化熱処理材の組織を示
す顕微鏡写真であり。 第8図は実施例2においてマルテンサイト変態後650
℃で50%の加工を行なった圧延材の組織を示す走査型
電子顕微鏡写真であり、第9図は5CR420材の球状
化熱処理条件を示す図で、(a)は本発明材の場合、(
b)は従来材の場合であり、 第10図及び第11図は実施例2においてマルテンサイ
ト変態後650℃で加工を行なった圧延材について球状
化熱処理を施したときの組織を示す顕微鏡写真で、第1
0図は10%加工の場合。 第11図は50%加工の場合であり。 第12図及び第13図は実施例2における球状化熱処理
材の球状化鬼及び硬さと圧延率の関係を示す図であり、 第14図は実施例3においてマルテンサイト変態後73
5℃で50%の加工を行なった圧延材の組織を示す走査
型電子顕微鏡写真であり、第15図及び第16図は実施
例3においてマルテンサイト変態後735℃で加工を行
なった圧延材について球状化熱処理を施したときの組織
を示す顕微鏡写真で、第15図は10%加工の場合、第
16図は50%加工の場合であり、 第17図及び第18図は実施例3における球状化熱処理
材の球状化No及び硬さと圧延率の関係を示す図であり
、 第19図は通常の圧延材からの球状化熱処理材の組織を
示す顕微鏡写真であり、 第20図は実施例4においてマルテンサイト変態後76
0℃で50%の加工を行なった圧延材の組織を示す走査
型電子顕微鏡写真であり、第21図及び第22図は実施
例4においてマルテンサイト変態後760℃で加工を行
なった圧延材について球状化熱処理を施したときの組織
を示す顕微鏡写真で、第21図は10%加工の場合、第
22図は50%加工の場合であり、 第23図は実施例5においてマルテンサイト変態後74
0℃で33%の加工を行なった圧延材の組織を示す走査
型電子顕微鏡写真であり、第24図及び第25図は実施
例5においてマルテンサイト変態後740℃で加工を行
なった圧延材について球状化熱処理を施したときの組織
を示す顕微鏡写真で、第24図は10%加工の場合。 第25図は50%加工の場合であり、 第26図及び第27図は実施例5及び実施例6における
球状化熱処理材の球状化Nα及び硬さと圧延率の関係を
示す図であり、 第28図は実施例6においてマルテンサイト変態後82
0℃で50%の加工を行なった圧延材の組織を示す走査
型電子顕微鏡写真であり。 第29図及び第30図は実施例6においてマルテンサイ
ト変態後820℃で加工を行なった圧延材について球状
化熱処理を施したときの組織の顕微鏡写真で、第29図
は10%加工の場合、第30図は50%加工の場合であ
る。 特許出願人  株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士 中  村   尚 第3図    第4図 第5図 ”          ILt’!シ(%ン打゛ 第6図 第7図 第10図    第11図 第12図 左  1千(つり 第13図 n 第14図 第15図     ’116図 第17図 第18図 第19図 第26図 キλ 第27図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各種鋼につき、熱間圧延の途中で、マルテンサイ
    ト変態を終了する温度まで冷却して該変態を終了させた
    後、急速に昇温し、Ac_3点以下の温度域で10%以
    上、70%以下の加工を行うことを特徴とする冷間加工
    性の優れた鋼材の製造方法。
  2. (2)前記温度域がAc_1点以下である特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
  3. (3)前記温度域はAc_1点以上、Ac_3点以下の
    二相温度域である特許請求の範囲第1項記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100530065B1 (ko) * 2001-12-13 2005-11-22 주식회사 포스코 구상화 소둔 열처리 단축이 가능한 냉간압조용 강선재의제조방법
KR100946129B1 (ko) * 2002-12-11 2010-03-10 주식회사 포스코 중탄소강을 신속하게 연화시킬 수 있는 구상화 열처리 방법
KR101105923B1 (ko) * 2003-11-19 2012-01-17 암콜 인터내셔널 코포레이션 오염물-반응성 지오컴포지트 매트 및 이의 제조 방법 및용도

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KR100530065B1 (ko) * 2001-12-13 2005-11-22 주식회사 포스코 구상화 소둔 열처리 단축이 가능한 냉간압조용 강선재의제조방법
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