JPS6386812A

JPS6386812A - 誘導加熱式型焼入設備

Info

Publication number: JPS6386812A
Application number: JP61231435A
Authority: JP
Inventors: Fumihiko Hattori; 服部　史彦; Toshio Nakagawa; 中川　稔男; Saburo Ogawa; 三郎小川
Original assignee: Chugai Ro Co Ltd
Current assignee: Chugai Ro Co Ltd
Priority date: 1986-09-29
Filing date: 1986-09-29
Publication date: 1988-04-18
Also published as: KR930004355Y1; KR920010843U; KR880004105A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、誘導加熱式型焼入設備に関するものである。

（従来技術とその問題点）従来、型焼入設備として：よ、種々の形式のものが提案
されているが、いずれら処理材の加熱は、エレクトロヂ
ューブ．ラジアントチューブ等の間接加熱手段を配設し
た間接式加熱炉で行なうため、処理材の昇温．保持に時
間がかかる関係上、加熱炉が長くなり、設備全体が大型
化するとと乙に、加熱炉の温度立上がりに長時間必要と
する。

また、型焼入は、一旦、前記加熱炉で加熱しｆ二処理材
を加熱炉に近接して設けた大気開放の型焼入装置で行う
ため、その間に、処理材表面が酸化し、光輝焼入を行う
ことができないばかりか、焼入時に油ヒューム等が飛散
し、作業環境を悪化させるという問題があった。

本発明は、加熱手段としての誘導加熱においては、処理
材に温度ムラが生じるが急速に処理材を加熱することが
できる点に着目し、加熱手段を、誘導加熱と間接加熱と
を組み合わせる一方、これら加熱設備と型焼入設備とを
一体構造とするとともに、Ｎ，ガス等の保護雰囲気ガス
を導入して、加熱から型焼入れまで保護雰囲気ガス雰囲
気中で行うことにより、前記従来の問題点を解消するこ
とのできる誘導加熱式型焼入設（１；４を提供すること
を目的とする。

（問題点を解決すべき手段）本発明にかかる誘導棚熱式型焼入設備は、Ｉｉ？■記目
的合目的するために、誘導加熱装置を備えた装入ベスチ
ブル付き加熱室と、間接加熱装置をｎするローラハース
式保持炉と、型焼入室とを前記順序で連設するととしに
、前記加熱室、保持炉および型焼入室にそれぞれ保護雰
囲気ガス供給管を接続し、加熱から型焼入れまで処理材
を保護雰囲気中で処理するようにしたものである。

（実施例）つぎに、本発明の一実施例を図面にしたがって説明する
。

本発明にかかる誘導棚熱式型焼入設備は、大略、一体構
造となった加熱室ｌと、保持炉１１と型焼入室１５とか
らなる。

前記加熱室ｌは、下部に装入ベスヂブル２を有し、加熱
室本体３内の上部に誘導加熱装置４を有するものである
。

そして、前記装入ベスヂブル２は、図示しｔＬ）排気装
置に連通ずるとともに、Ｎ、ガス供給管が接続しである
。また、加熱室本体３内には、装入ベスチブルリフタ５
で上部した処理材Ｗを加熱室リフタ７に移載する加熱室
ローダ６と、誘導加熱装置４により加熱された処理材Ｗ
を保持炉１１に移載するブツシャ８を備えている。

なお、９は装入扉、１０は中間扉である。

保持炉１１は、前記加熱室１に連設され、その内部には
、間接加熱手段である電熱ヒータ１２が設けられるとと
もに、前記ブツシャ８により押庄移動された処理材〜Ｖ
を搬送する多数のハースローラ１３を有する。１４は昇
降可能な仕切壁である。

型焼入室１５は、ｉｉＮ記保持炉１１に連設され、下方
に焼入ｉｉｈ槽１７を有し、型焼入室１５を構成する一
側壁は油中仕切板１６となり、型焼入室１５内と外気と
を遮断している。

また、型焼入室１５内の上部には昇降動する焼入用上型
１８を備える一方、下部には前記焼入用上型１８とで処
理材Ｗを挟圧する焼入用上型１９と、これと平行な積卸
しリフタ２０か設けられている。

さらに、前記油中仕切板１６より外方の焼入油槽１７に
も積卸しリフタ２０と同様な抽出リフタ２１が設けであ
る。

そして、前記加熱室ｌ、保持炉１１および型焼入室１５
には、Ｎ、ガス供給管２６が接続しである。

なお、２２は型焼ローダ、２３は積卸しトランスファ、
２４は積卸しブツシャ、２５は抑圧移動時のガイド仮で
ある。

つぎに、前記構成からなる誘導Ｊｉｏ熟式型式型焼入設
備業方法を説明する。

まず、処理Ｈｗを、装入扉９を開いて装入ヘスチブル２
の装入ベスチブルリフタ５上に載置し、装入ベスヂブル
２内を真空排気するとともに、Ｎ、ガスを導入して装入
ベスヂブル２内をパージする。

その後、中間扉ｌＯを開くとともに、装入ベスチブルリ
フタ５を上昇して停止ｌ−，シ、ｊＢ　Ｑ室ローグ６の
チャック（図示せず）で処理材Ｗを挟持するとともに前
進させて、処理材Ｗを加熱室リフタ７に移載する。

その後、加熱室ローダ６は後退、装入へスチブルリフタ
５は降下し中間扉１０が閉じ、前述の動作を操り返す。

面性のように、加熱室リフタ７に処理材ｗｈ＜移載され
ると、処理材Ｗは加熱室リフタ７により誘導加熱装置４
内まで上昇し、誘導加熱装置４により所定温度に誘導加
熱される。その後、加熱室リフタ７は保持炉１１のハー
スラインまで降下して停止し、ブツシャ８により処理材
〜■はハースローラ１３上に移載される。

また、処理材Ｗが移載きれ１こ加熱室リフタ７は再度下
降し、元の位置で次の１８理材Ｗを受は取るべく待機す
る。

ハースローラ１３上に移載された処理材Ｗは、保持炉ｌ
ｌ内を所定速度で移動し、その間に電熱ヒータ１２によ
り加熱され、誘導加熱により生じた１話度ムラが除去さ
れて、焼入、温度に均熱されイ１、。

このようにして、保持炉＋１を通過した処理材〜Ｖは、
型焼ローダ２２ａのチャック（図示せず）で挟持され焼
入用下型１９上に移載されると同時に、下降する焼入用
上型１８により挟着され、その状態で焼入油Ｏ内に浸漬
し、型焼入れが行なわれる。

焼入れか終了すると、焼入用上型１８および焼入用下型
１９は上昇して元の状態に復帰し、ここで、焼入用下型
１９上の処理材Ｗは型焼ローダ２２ｂにより積卸しリフ
タ２０上に移載される。

そして、この積卸しリフタ２０は焼入油Ｏ内に浸漬し、
積卸しトランスファ２３により処理材Ｗを他の積卸しリ
フタ２１に移載される。その後、積卸しリフタ２１は上
昇し、積卸しブツシャ２４により処理材〜Ｖは抽出され
る。

なお、２台の積卸しリフタ２０．２１は同一昇降装置に
より同時に昇降するしのであり、また、型焼ローダ２２
ａ、２２ｂは同時に作動するものである。

（発明の効果）以上の説明で明らかなように、本発明によれば、加熱室
、保持炉および型焼入室は一体構造であり、かつ、加熱
室には装入ベスチブルを備え、かつ、焼入設備内は保護
雰囲気となっており、加熱室および保持炉を出た処理材
は大気に触れることなく型焼入されるため、処理材を光
輝型焼入れすることができる。

また、処理材の加熱は、誘導加熱により急速加熱を行い
、次の間接加熱で温度ムラを除去するため品質が安定す
る。しかも、処理材の加熱を、まず小型で熱効率のよい
誘導加熱装置で行ない、保持炉では、単に、処理材の誘
導加熱により温度ムラを除去するだけでよいにめ、加熱
設備である加熱室と保持炉とは小型なものでよく、設備
全体の設置スペースを小さくすることができるばかりか
、雰囲気ガス消費量を軽減することができる。

さらに、型焼入れを一体構造の設備内で行うため、焼入
れ時に生じる油ヒユーム等か設備外に飛散せず、作業環
境を仏化させることもない等の利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる誘導棚熱式型焼入設備の概略説
明図である。１〜加熱室、２〜装入ベスチブル、４〜誘導加熱装置、
１１〜保持炉、■２〜間接加熱手段、１３〜ハースロー
ラ、１５〜型焼入室、１７〜焼入油槽、１８〜焼入用上
型、１９〜焼入用下型、０〜焼入浦、Ｗ〜処理材。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）誘導加熱装置を備えた装入ベスチブル付き加熱室
と、間接加熱装置を有するローラハース式保持炉と、型
焼入室とを前記順序で連設するとともに、前記加熱室、
保持炉および型焼入室にそれぞれ保護雰囲気ガス供給管
を接続し、加熱から型焼入れまで処理材を保護雰囲気中
で処理することを特徴とする誘導加熱式型焼入設備。
（２）前記間接加熱装置が、電熱ヒータであることを特
徴とする前記特許請求の範囲第１項に記載の誘導加熱式
型焼入設備。