JPS6383248A - 耐応力腐食割れ性に優れた油井管用高Ｎｉ合金およびその製造法 - Google Patents
耐応力腐食割れ性に優れた油井管用高Ｎｉ合金およびその製造法Info
- Publication number
- JPS6383248A JPS6383248A JP22500186A JP22500186A JPS6383248A JP S6383248 A JPS6383248 A JP S6383248A JP 22500186 A JP22500186 A JP 22500186A JP 22500186 A JP22500186 A JP 22500186A JP S6383248 A JPS6383248 A JP S6383248A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- alloy
- stress corrosion
- corrosion cracking
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 title claims abstract description 24
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 title claims abstract description 24
- 229910000990 Ni alloy Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 12
- 238000005336 cracking Methods 0.000 title claims abstract description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 9
- 239000003129 oil well Substances 0.000 title claims abstract description 5
- 238000005482 strain hardening Methods 0.000 claims abstract description 13
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 9
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 9
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 4
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 4
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 abstract description 5
- 229910000963 austenitic stainless steel Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 5
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 3
- 229910001566 austenite Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 241001669680 Dormitator maculatus Species 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000010962 carbon steel Substances 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 150000001805 chlorine compounds Chemical class 0.000 description 1
- 230000003009 desulfurizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 150000001247 metal acetylides Chemical class 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 1
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「発明の目的」
本発明は耐応力腐食割れ性に優れた油井管用高Ｎｉ合金
およびその製造法に係り、ＩｈＳ、 ＣＯ□およびＣＸ
−イオンを大量に含有した、いわゆる高深度サワー油井
、ガス井のチュービングに使用する耐食性の優れた継目
無し管用高Ｎｉ合金およびその製造法を捉供しようとす
るもである。
およびその製造法に係り、ＩｈＳ、 ＣＯ□およびＣＸ
−イオンを大量に含有した、いわゆる高深度サワー油井
、ガス井のチュービングに使用する耐食性の優れた継目
無し管用高Ｎｉ合金およびその製造法を捉供しようとす
るもである。
産業上の利用分野
耐応力腐食割れ性の要求される高深度サワー油井やガス
井管用の高Ｎｉ合金およびその製造法。
井管用の高Ｎｉ合金およびその製造法。
従来の技術
高深度のサワー油井、ガス井では大量のＨａｓ。
ＣＯ□、塩化物などを含有し厳しい腐食環境を形成して
おり、炭素鋼製品が使用できないばかりか、ステンレス
鋼でも孔食や応力腐食割れを生ずる。
おり、炭素鋼製品が使用できないばかりか、ステンレス
鋼でも孔食や応力腐食割れを生ずる。
しかもこれらの油井、ガス井が高深度化するに従い、用
いられる材料の降伏応力などに関して次第に高いものが
要求される。これらの要請を満足させるため従来におい
ては高Ｎｉ合金を冷間加工して油井管等を製造している
。
いられる材料の降伏応力などに関して次第に高いものが
要求される。これらの要請を満足させるため従来におい
ては高Ｎｉ合金を冷間加工して油井管等を製造している
。
なおステンレス鋼に関してＮが含有された場合に固溶強
化して強度を上昇させ、又耐孔食性を改善するが、耐Ｓ
ＳＣ性を悪化させることが知られている。
化して強度を上昇させ、又耐孔食性を改善するが、耐Ｓ
ＳＣ性を悪化させることが知られている。
発明が解決しようとする問題点
上記したような従来のものにおいて高深度化に即応すべ
く高強度を得るためには強加工が必要であり、このよう
な冷間加工は応力腐食割れに対する感受性を高める。従
ってこれらの条件を改善するためにこのような材料とし
ては非常に高いＮｉ量を含有させることが要求され、当
然にコス）・アップとなる。
く高強度を得るためには強加工が必要であり、このよう
な冷間加工は応力腐食割れに対する感受性を高める。従
ってこれらの条件を改善するためにこのような材料とし
ては非常に高いＮｉ量を含有させることが要求され、当
然にコス）・アップとなる。
発明の構成
問題点を解決するだめの手段
１、Ｃ：０．０２呵％以下、 Ｓｉ：１．０ｗｔ％以
下。
下。
Ｍｎ ： １．０ｗｔ％以下、 Ｐ：０．０１ｗｔ
％以下。
％以下。
Ｓ：０．０１ｗｔ％以下、 Ｃｒ： １ Ｂ〜２８ｉ
ｑｔ％。
ｑｔ％。
Ｍｏ： ３．０〜４．５ｗｔ％、 Ｎｉ ： １８〜
３５ｗｔ％Ｎ：０．０８〜０．２０凶ｔ％ を含有し、熱間加工性を改善する必要がある場合に、 Ｃａ：０．０１ｗｔ％以下、 Ｍｇ ： Ｏ，Ｏ１ｗｔ
％以下の何れか一方または双方を含有し、残部がＦｅお
よび不可避不純物からなることを特徴とする耐応力腐食
割れ性に優れた油井管用高Ｎｉ合金。
３５ｗｔ％Ｎ：０．０８〜０．２０凶ｔ％ を含有し、熱間加工性を改善する必要がある場合に、 Ｃａ：０．０１ｗｔ％以下、 Ｍｇ ： Ｏ，Ｏ１ｗｔ
％以下の何れか一方または双方を含有し、残部がＦｅお
よび不可避不純物からなることを特徴とする耐応力腐食
割れ性に優れた油井管用高Ｎｉ合金。
２、Ｃ：０．０２誓ｔ％以下、 Ｓｉ：１．０ｗｔ％
以下。
以下。
Ｍｎ：１．０ｗｔ％以下、 Ｐ：０．０１ｗｔ％以
下。
下。
Ｓ ： ０．０１．ｗｔ％以下、 Ｃｒ：１８〜２８
−ｔ％。
−ｔ％。
Ｍｏ ： ３．０〜４．５ｎｔ％、旧：１８〜３５ｗｔ
％Ｎ ： ０．０ ８〜０．２ ０ｗｔ％を含有し、
熱間加工性を改善する必要がある場合に、 Ｃａ：０．０１ｗｔ％以下、 Ｍｇ ： ０．０１ｗｔ
％以下の何れか一方または双方を含有し、残部がＦｅお
よび不可避不純物からなる鋼を１０００〜１１００℃で
溶体化熱処理してから５〜２５％の冷間加工することを
特徴とする耐応力腐食割れ性に優れた油井用高Ｎｉ合金
の製造法。
％Ｎ ： ０．０ ８〜０．２ ０ｗｔ％を含有し、
熱間加工性を改善する必要がある場合に、 Ｃａ：０．０１ｗｔ％以下、 Ｍｇ ： ０．０１ｗｔ
％以下の何れか一方または双方を含有し、残部がＦｅお
よび不可避不純物からなる鋼を１０００〜１１００℃で
溶体化熱処理してから５〜２５％の冷間加工することを
特徴とする耐応力腐食割れ性に優れた油井用高Ｎｉ合金
の製造法。
作用
Ｎを適量含有せしめると共にＳを０．０１ｗｔ％以下に
制限して高強度性を得しめると共に熱間加工性を確保す
る。
制限して高強度性を得しめると共に熱間加工性を確保す
る。
このようにして高強度化を図ることにより高強度を得る
ための冷間加工を低減し、耐応力腐食性を得しめる。
ための冷間加工を低減し、耐応力腐食性を得しめる。
実施例
−に記したような本発明について、更に説明すると、本
発明者等は」−記したような従来技術における問題点を
解消することについて仔細な研究と推考を重ねた結果、
上記のような鋼にＮを適量添加することにより高強度性
を得しめ、このようにＮを添加すると熱間加工性が劣化
することについて更に仔細を検討したところ、このＮ量
を特定範囲とすると共にＳ量を制限することにより熱間
加工性および強度を共に適切に満足せしめ得ることを発
見した。
発明者等は」−記したような従来技術における問題点を
解消することについて仔細な研究と推考を重ねた結果、
上記のような鋼にＮを適量添加することにより高強度性
を得しめ、このようにＮを添加すると熱間加工性が劣化
することについて更に仔細を検討したところ、このＮ量
を特定範囲とすると共にＳ量を制限することにより熱間
加工性および強度を共に適切に満足せしめ得ることを発
見した。
即ちＮを添加することにより必要な強度を得るための冷
間加工量を減少することができ、Ｎを添加しない略同−
成分の材料におりる同一強度のものより優れた耐応力腐
食性を得ることができる。
間加工量を減少することができ、Ｎを添加しない略同−
成分の材料におりる同一強度のものより優れた耐応力腐
食性を得ることができる。
然して溶体化材にＮを添加すると耐ＳＣＣ性の劣化する
ことはよく知られたところであるが、このようなＮの悪
影響よりも冷間加工度の減少による効果の方が大きく、
また耐孔食性を向上してＳＣＣ起点の発生を少くし、耐
ＳＣＣ性の向上に寄与する。
ことはよく知られたところであるが、このようなＮの悪
影響よりも冷間加工度の減少による効果の方が大きく、
また耐孔食性を向上してＳＣＣ起点の発生を少くし、耐
ＳＣＣ性の向上に寄与する。
本発明によるものの成分組成の限定理由をｗｔ％（以下
単に％という）によって説明すると以下の如くである。
単に％という）によって説明すると以下の如くである。
ｃ：ｏ、ｏ２％以下。
ＣはＣｒ炭化物を形成し、ステンレス鋼の耐食性を劣化
させる。そこで１０００°Ｃ以上の熱処理で炭化物を形
成させないためには、少なくとも０．０２％以下としな
ければならない。
させる。そこで１０００°Ｃ以上の熱処理で炭化物を形
成させないためには、少なくとも０．０２％以下としな
ければならない。
Ｓｉ：１．０％以下、 Ｍｎ ： １．Ｏｕｔ％以下。
Ｓｔ、Ｍｎは１．０％以下であると耐食性に影響がなく
、又Ｓｉは精鋼上必要な脱酸剤であり、Ｍｎはオーステ
ナイト相安定化剤であるが、共に１．０％を超えて添加
してもその効果が乏しいので、これを上ド艮とする。
、又Ｓｉは精鋼上必要な脱酸剤であり、Ｍｎはオーステ
ナイト相安定化剤であるが、共に１．０％を超えて添加
してもその効果が乏しいので、これを上ド艮とする。
Ｐ：０．０１％以下、 Ｓ：０．０１％以下。
Ｐ、およびＳは耐食性に有害な元素であり、できる限り
低くすることが望ましく上限をそれぞれ０．０１％とし
た。
低くすることが望ましく上限をそれぞれ０．０１％とし
た。
Ｃｒ：１８〜２８％
Ｃｒは耐食性、耐孔食性の向上を図り、ステンレス鋼の
基本成分である。１８％以上でその効果は大であるが、
高すぎるとα相を生成し、耐ＳＣＣ性を劣化させるので
、その上限を２８％とした。
基本成分である。１８％以上でその効果は大であるが、
高すぎるとα相を生成し、耐ＳＣＣ性を劣化させるので
、その上限を２８％とした。
Ｍｏ：３．０〜４．５％。
Ｍｏは、耐孔食性、耐ＳＣＣ性の向上のために添加され
る元素であるが、その効果は３．０％以上で大である。
る元素であるが、その効果は３．０％以上で大である。
しかし、多量に添加しても、改善効果が小さく、なおか
つα相を生成し耐ＳＣＣ性をむしろ劣化させるので上限
を４．５％とした。
つα相を生成し耐ＳＣＣ性をむしろ劣化させるので上限
を４．５％とした。
Ｎｉ：１８〜３５％。
Ｎｉは、オーステナイト系ステンレス鋼の基本成分であ
り、耐ＳＣＣ性を向上させ、オーステナイト相を安定化
するものであり、これらの目的を達成するためには１８
％以上は必要であるが、３５％を超えると、本発明にお
けるＮ添加の効果がなくなり、熱間加工性を劣化するた
め上限を３５−ｔ％とした。
り、耐ＳＣＣ性を向上させ、オーステナイト相を安定化
するものであり、これらの目的を達成するためには１８
％以上は必要であるが、３５％を超えると、本発明にお
けるＮ添加の効果がなくなり、熱間加工性を劣化するた
め上限を３５−ｔ％とした。
Ｎ１．０８〜０．２０％。
Ｎは強度向上、特に冷間加工度を低減し、耐孔食性向上
、α相生成防止を図る元素であり、少なくとも８００ｐ
ｐｍ以上添加する必要がある。
、α相生成防止を図る元素であり、少なくとも８００ｐ
ｐｍ以上添加する必要がある。
ところが多量に添加すると、熱間変形抵抗を増加し、且
つ熱間加工性を阻害するので、その上限は０．２％とす
る必要がある。
つ熱間加工性を阻害するので、その上限は０．２％とす
る必要がある。
Ｓｌ、０１％以下。
Ｓは熱間加工性に有害な元素であり、これを０．０１％
以下に制限することによって熱間加工性を適切に得しめ
ると共にＮ添加による効果を充分に得しめる。
以下に制限することによって熱間加工性を適切に得しめ
ると共にＮ添加による効果を充分に得しめる。
本発明によるものは上記の外に、その熱間加工性を更に
改善する必要がある場合に、Ｃａ：０．０１％以下、Ｍ
ｇ：０．０１％以下の何れか一方または双方を添加する
。
改善する必要がある場合に、Ｃａ：０．０１％以下、Ｍ
ｇ：０．０１％以下の何れか一方または双方を添加する
。
即ちＣａ、Ｍｇは何れも強力な脱酸脱硫元素であり、そ
の添加によって熱間加工性を改善することができるが、
その添加量がそれぞれ０．０１％を超えると逆に熱間加
工性を阻害することとなるので、それぞれ上限を０．０
１％とすることが必要である。
の添加によって熱間加工性を改善することができるが、
その添加量がそれぞれ０．０１％を超えると逆に熱間加
工性を阻害することとなるので、それぞれ上限を０．０
１％とすることが必要である。
本発明によるものの具体的な製造例について比較例と共
に示すと、以下の如くである。Ｃを０．０２％以下、特
に０． ＯＯ２〜０．０１％、Ｓｔを１％以下、特に０
．１〜０．５％、Ｍｎを２％以下。
に示すと、以下の如くである。Ｃを０．０２％以下、特
に０． ＯＯ２〜０．０１％、Ｓｔを１％以下、特に０
．１〜０．５％、Ｍｎを２％以下。
特に０．１〜０．６％、Ｐを０．０３％以下、特に０．
００２〜０．０１５％の範囲で含有すると共に次の第１
表に示すような成分をも含有した組成を有する本発明鋼
および比較鋼を溶製し、それらの鋼についてその強度を
冷間加工度と共に示し、又Ｈ，Ｓ １ａｔｍ＋ ２０％
ＮａＣＡ！溶液、２３０℃で７２０時間、４点曲げのＳ
ＣＣ試験結果はこの第１表に併せて示す如くである。
００２〜０．０１５％の範囲で含有すると共に次の第１
表に示すような成分をも含有した組成を有する本発明鋼
および比較鋼を溶製し、それらの鋼についてその強度を
冷間加工度と共に示し、又Ｈ，Ｓ １ａｔｍ＋ ２０％
ＮａＣＡ！溶液、２３０℃で７２０時間、４点曲げのＳ
ＣＣ試験結果はこの第１表に併せて示す如くである。
即ち本発明によるものは５〜２５％程度の低い冷間加工
度によって６０〜９０ ｋｇ／ｍｍ２程度の高強度を得
ることができ、特に１７〜２５％の冷間加工度の場合に
は８４ｋｇ／ｍｍ２以上の高強度を得しめている。これ
に対し従来材では８０ｋｇ／ｍｍ２以上の強度を得るた
めに３０％以上の強加工が必要となり、従って殆んどに
割れが発生している。
度によって６０〜９０ ｋｇ／ｍｍ２程度の高強度を得
ることができ、特に１７〜２５％の冷間加工度の場合に
は８４ｋｇ／ｍｍ２以上の高強度を得しめている。これ
に対し従来材では８０ｋｇ／ｍｍ２以上の強度を得るた
めに３０％以上の強加工が必要となり、従って殆んどに
割れが発生している。
従来材において割れの発生しないものはＮｉ：４０％と
相当に高目のものである。
相当に高目のものである。
「発明の効果」
以上説明したような本発明によるときは耐食性を有する
高Ｎｉ合金に必要とされるＮｉ量を低減すると共に優れ
た耐ＳＳＣ性を与え、また冷間加工量が少くてすむので
製造工程を簡易化し低コストに適切な油井管などを提供
し得るものであるから工業的にその効果の大きい発明で
ある。
高Ｎｉ合金に必要とされるＮｉ量を低減すると共に優れ
た耐ＳＳＣ性を与え、また冷間加工量が少くてすむので
製造工程を簡易化し低コストに適切な油井管などを提供
し得るものであるから工業的にその効果の大きい発明で
ある。
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第１図
は熱間加工性に及ぼすＴ Ｓ Ｎ （＝ Ｓ （ｐｐｍ
）＋ １／１０１００Ｎ（ｐｐ ）の影響を要約して示
した図表、第２図は熱間加工性に及ぼすＮとＳの影響と
冷間加工材の強度を要約して示した図表である。 なお第２図における添字は３０％冷間圧延材の０．２％
ｙｓ値（ｋｇ／ｍｍ”） を示すものである。
は熱間加工性に及ぼすＴ Ｓ Ｎ （＝ Ｓ （ｐｐｍ
）＋ １／１０１００Ｎ（ｐｐ ）の影響を要約して示
した図表、第２図は熱間加工性に及ぼすＮとＳの影響と
冷間加工材の強度を要約して示した図表である。 なお第２図における添字は３０％冷間圧延材の０．２％
ｙｓ値（ｋｇ／ｍｍ”） を示すものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、Ｃ：０．０２ｗｔ％以下、Ｓｉ：１．０ｗｔ％以下
、Ｍｎ：１．０ｗｔ％以下、Ｐ：０．０１ｗｔ％以下、
Ｓ：０．０１ｗｔ％以下、Ｃｒ：１８〜２８ｗｔ％、Ｍ
ｏ：３．０〜４．５ｗｔ％、Ｎｉ：１８〜３５ｗｔ％Ｎ
：０．０８〜０．２０ｗｔ％ を含有し、熱間加工性を改善する必要がある場合に、 Ｃａ：０．０１ｗｔ％以下、Ｍｇ：０．０１ｗｔ％以下
の何れか一方または双方を含有し、残部がＦｅおよび不
可避不純物からなることを特徴とする耐応力腐食割れ性
に優れた油井管用高Ｎｉ合金。 ２、Ｃ：０．０２ｗｔ％以下、Ｓｉ：１．０ｗｔ％以下
、Ｍｎ：１．０ｗｔ％以下、Ｐ：０．０１ｗｔ％以下、
Ｓ：０．０１ｗｔ％以下、Ｃｒ：１８〜２８ｗｔ％、Ｍ
ｏ：３．０〜４．５ｗｔ％、Ｎｉ：１８〜３５ｗｔ％Ｎ
：０．０８〜０．２０ｗｔ％ を含有し、熱間加工性を改善する必要がある場合に、 Ｃａ：０．０１ｗｔ％以下、Ｍｇ：０．０１ｗｔ％以下
の何れか一方または双方を含有し、残部がＦｅおよび不
可避不純物からなる鋼を１０００〜１１００℃で溶体化
熱処理してから５〜２５％の冷間加工することを特徴と
する耐応力腐食割れ性に優れた油井用高Ｎｉ合金の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22500186A JPS6383248A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 耐応力腐食割れ性に優れた油井管用高Ｎｉ合金およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22500186A JPS6383248A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 耐応力腐食割れ性に優れた油井管用高Ｎｉ合金およびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6383248A true JPS6383248A (ja) | 1988-04-13 |
Family
ID=16822525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22500186A Pending JPS6383248A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 耐応力腐食割れ性に優れた油井管用高Ｎｉ合金およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6383248A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0570892A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-03-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ソーダ回収ボイラ用高温耐食合金 |
| JPH0570891A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-03-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ソーダ回収ボイラ用高温耐食合金 |
| WO2003027344A1 (en) * | 2001-09-25 | 2003-04-03 | Sandvik Ab | Use of an austenitic stainless steel |
| WO2009004970A1 (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-08 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | 高合金管の製造方法 |
| WO2009014000A1 (ja) * | 2007-07-20 | 2009-01-29 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | 高合金管の製造方法 |
| WO2010070990A1 (ja) | 2008-12-18 | 2010-06-24 | 住友金属工業株式会社 | 高合金管の製造方法 |
| US10280487B2 (en) | 2014-02-07 | 2019-05-07 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | High alloy for oil well |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57207148A (en) * | 1981-06-15 | 1982-12-18 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Alloy for oil well pipe with superior stress corrosion cracking resistance and hydrogen cracking resistance |
| JPS586929A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-14 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 耐応力腐食割れ性に優れた高強度油井管の製造法 |
| JPS60114554A (ja) * | 1983-11-24 | 1985-06-21 | Kawasaki Steel Corp | 継目無鋼管用高Νｉオ−ステナイト系ステンレス鋼 |
-
1986
- 1986-09-25 JP JP22500186A patent/JPS6383248A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57207148A (en) * | 1981-06-15 | 1982-12-18 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Alloy for oil well pipe with superior stress corrosion cracking resistance and hydrogen cracking resistance |
| JPS586929A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-14 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 耐応力腐食割れ性に優れた高強度油井管の製造法 |
| JPS60114554A (ja) * | 1983-11-24 | 1985-06-21 | Kawasaki Steel Corp | 継目無鋼管用高Νｉオ−ステナイト系ステンレス鋼 |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0570892A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-03-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ソーダ回収ボイラ用高温耐食合金 |
| JPH0570891A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-03-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ソーダ回収ボイラ用高温耐食合金 |
| WO2003027344A1 (en) * | 2001-09-25 | 2003-04-03 | Sandvik Ab | Use of an austenitic stainless steel |
| WO2009004970A1 (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-08 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | 高合金管の製造方法 |
| JP2009030153A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-02-12 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高合金管の製造方法 |
| US8701455B2 (en) | 2007-07-02 | 2014-04-22 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Method for manufacturing a high alloy pipe |
| WO2009014000A1 (ja) * | 2007-07-20 | 2009-01-29 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | 高合金管の製造方法 |
| JP2009024231A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高合金管の製造方法 |
| WO2010070990A1 (ja) | 2008-12-18 | 2010-06-24 | 住友金属工業株式会社 | 高合金管の製造方法 |
| US8312751B2 (en) | 2008-12-18 | 2012-11-20 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Method for producing high alloy pipe |
| US10280487B2 (en) | 2014-02-07 | 2019-05-07 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | High alloy for oil well |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6540922B1 (ja) | 油井管用マルテンサイト系ステンレス継目無鋼管およびその製造方法 | |
| JP6540920B1 (ja) | 油井管用マルテンサイト系ステンレス継目無鋼管およびその製造方法 | |
| JP2000178682A (ja) | 耐硫化物応力腐食割れ性に優れる油井用鋼 | |
| JP5499575B2 (ja) | 油井管用マルテンサイト系ステンレス継目無鋼管およびその製造方法 | |
| JP2000256783A (ja) | 靭性と耐硫化物応力腐食割れ性に優れる高強度油井用鋼およびその製造方法 | |
| JP6743992B1 (ja) | 油井管用マルテンサイト系ステンレス継目無鋼管およびその製造方法 | |
| JPS63230847A (ja) | 耐食性に優れた油井管用低合金鋼 | |
| JPH05287455A (ja) | 油井用マルテンサイト系ステンレス鋼 | |
| JPS6383248A (ja) | 耐応力腐食割れ性に優れた油井管用高Ｎｉ合金およびその製造法 | |
| JP3241263B2 (ja) | 高強度二相ステンレス鋼管の製造方法 | |
| JPS6144121A (ja) | 高強度、高靭性圧力容器用鋼の製造方法 | |
| JPS61157626A (ja) | フエライト・オ−ステナイト２相ステンレス鋼の製造方法 | |
| JP3752857B2 (ja) | 油井用Ｃｒ含有継目無鋼管 | |
| JPH07292445A (ja) | 二相ステンレスクラッド鋼およびその製造方法ならびに溶接方法 | |
| JPH09118919A (ja) | 耐海水腐食性に優れた鋼材の製造方法 | |
| JPH0643626B2 (ja) | 油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼 | |
| JPH0553855B2 (ja) | ||
| JP3852207B2 (ja) | 耐炭酸ガス腐食性、耐サワー性に優れる油井用Ｃｒ含有鋼管およびその製造方法 | |
| JP2730090B2 (ja) | 高降伏比マルテンサイト系ステンレス鋼 | |
| JP2986601B2 (ja) | 高強度高靱性高温圧力容器用鋼 | |
| JPS61104054A (ja) | ラインパイプ用高強度高靭性溶接クラツド鋼管 | |
| JP2001107198A (ja) | 耐ｓｓｃ性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼ラインパイプおよびその製造方法 | |
| JPS6210240A (ja) | 耐食性と圧潰強度の優れた継目無油井管用鋼 | |
| JPH08269566A (ja) | Ｓｒ特性に優れた高強度・高靱性ｕｏｅ鋼管の製造方法 | |
| JPH0776722A (ja) | 硫化物割れ抵抗性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法 |