JPS6381413A - 球レンズ - Google Patents
球レンズInfo
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- JPS6381413A JPS6381413A JP22908386A JP22908386A JPS6381413A JP S6381413 A JPS6381413 A JP S6381413A JP 22908386 A JP22908386 A JP 22908386A JP 22908386 A JP22908386 A JP 22908386A JP S6381413 A JPS6381413 A JP S6381413A
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- lens
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- XTKDAFGWCDAMPY-UHFFFAOYSA-N azaperone Chemical compound C1=CC(F)=CC=C1C(=O)CCCN1CCN(C=2N=CC=CC=2)CC1 XTKDAFGWCDAMPY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は球レンズに係わり、特に異なる媒質で同心球を
構成し、良好な撮像機能を備えた球レンズに関する。
構成し、良好な撮像機能を備えた球レンズに関する。
従来から単一媒質の球レンズが良く知られている。単一
媒質の球レンズは、球半径を固定して考える場合、収差
補正の係る自由度は屈折率のみであり、球面収差を補正
する為には高屈折率の媒質が必要である。しかしながら
、たとえ高屈折率の媒質を用いたとしても、完全に球面
収差を除去することは不可能であり、高解像力が要求さ
れる用途には用いることが出来なかった。更に高屈折率
の媒質は通常高分散である為に色収差の発生が大きく、
白色光を用いる用途には使用出来なかった。
媒質の球レンズは、球半径を固定して考える場合、収差
補正の係る自由度は屈折率のみであり、球面収差を補正
する為には高屈折率の媒質が必要である。しかしながら
、たとえ高屈折率の媒質を用いたとしても、完全に球面
収差を除去することは不可能であり、高解像力が要求さ
れる用途には用いることが出来なかった。更に高屈折率
の媒質は通常高分散である為に色収差の発生が大きく、
白色光を用いる用途には使用出来なかった。
本発明の第1の目的は、従来の問題点に鑑み、球面収差
をほぼ完全に補正した球レンズを提供することにある。
をほぼ完全に補正した球レンズを提供することにある。
本発明の第2の目的は、更に色収差をも完全に補正した
球レンズを提供することにある。
球レンズを提供することにある。
本発明の第3の目的は、軸上及び軸外共に良好な結像特
性が得られる球レンズを提供することにある。
性が得られる球レンズを提供することにある。
本発明の第4の目的は、更にフレア等の有害光を遮断し
良好な結像性能力(得られる球レンズを提供することに
ある。
良好な結像性能力(得られる球レンズを提供することに
ある。
上記第1の目的を達成する為に、本発明に係る球レンズ
は、屈折率nlの媒質から成る球殻状レンズと該レンズ
の内側に存する屈折率n2の’AXから成る球状レンズ
とで同心球を成し、n、>n2なる関係を有する。
は、屈折率nlの媒質から成る球殻状レンズと該レンズ
の内側に存する屈折率n2の’AXから成る球状レンズ
とで同心球を成し、n、>n2なる関係を有する。
上記第2の目的を達成する為に、本発明に係る球レンズ
は、前記球殻状レンズのアツベ数をν1、前記球状レン
ズのアツベ数をν2とする時、更にν2〉vlなる関係
を有する。
は、前記球殻状レンズのアツベ数をν1、前記球状レン
ズのアツベ数をν2とする時、更にν2〉vlなる関係
を有する。
上記第3の目的を達成する為に、本発明に係る球レンズ
はその像面を球面状像面として用いられる。
はその像面を球面状像面として用いられる。
上記第4の目的を達成する為に、本発明に係る球レンズ
は前記同心球に球中心を通る平面上に絞りを有する。
は前記同心球に球中心を通る平面上に絞りを有する。
尚、本発明の更なる特徴は以下に示す実施例に記載され
ている。
ている。
以下、本発明の具体的実施例を図面及び設計データを参
照して説明する。
照して説明する。
第1図は本発明に係る球レンズの一実施例を示す断面図
である。同図に於いて、Llは球殻状ノ媒’JKから成
るレンズ、A2は球状の媒質から成るレンズで、レンズ
L1の内側は球面を成しておりレンズL2の球形表面と
密着している。
である。同図に於いて、Llは球殻状ノ媒’JKから成
るレンズ、A2は球状の媒質から成るレンズで、レンズ
L1の内側は球面を成しておりレンズL2の球形表面と
密着している。
即ち、レンズLl とレンズL2とで同心球を構成して
いる。1は氷球レンズの第1面、2.3.4は同様に夫
々第2面、第3面、第4面を示し、夫々の面の曲率半径
はrl、r2、r3、r4である。又、本球レンズは同
心球を構成している為、r 3 ” −r 2 、r
a = −r Iの関係が成り立つedlは第1面1と
第2面2の軸上間隔、d2は第2面2と第3面3の軸上
間隔、d3は第3面3と第4面4の軸上間隔を示し、d
、=d。
いる。1は氷球レンズの第1面、2.3.4は同様に夫
々第2面、第3面、第4面を示し、夫々の面の曲率半径
はrl、r2、r3、r4である。又、本球レンズは同
心球を構成している為、r 3 ” −r 2 、r
a = −r Iの関係が成り立つedlは第1面1と
第2面2の軸上間隔、d2は第2面2と第3面3の軸上
間隔、d3は第3面3と第4面4の軸上間隔を示し、d
、=d。
の関係を有している。Sは絞りで、同心球の中心を通り
光軸と直交する面内に配されている。
光軸と直交する面内に配されている。
又、1.は軸上入射光束、A2は軸外入射光束、Isは
像面を示す。ここで像面Isは球面を成しており、氷球
レンズの第4面4から所定の距離隔った位置に配されて
いる。
像面を示す。ここで像面Isは球面を成しており、氷球
レンズの第4面4から所定の距離隔った位置に配されて
いる。
第1図に示す様に、本実施例の係る球レンズはレンズL
lとレンズL2とで同心球を構成しており、氷球レンズ
に入射する光線、例えば光線fLl、JZ2は第1面1
、第2面2とで屈折した後絞りSを通過し、第3面3、
第4面4とで更に屈折して像面ISに到達する。氷球レ
ンズを構成するレンズL1の媒質とレンズL2の媒質の
屈折率及びアツベ数は夫々n++ υ1sn2.シ2で
あり、nl + n2 * υ1.ν2を適当な値に
することにより球面収差と色収差を補正出来る。
lとレンズL2とで同心球を構成しており、氷球レンズ
に入射する光線、例えば光線fLl、JZ2は第1面1
、第2面2とで屈折した後絞りSを通過し、第3面3、
第4面4とで更に屈折して像面ISに到達する。氷球レ
ンズを構成するレンズL1の媒質とレンズL2の媒質の
屈折率及びアツベ数は夫々n++ υ1sn2.シ2で
あり、nl + n2 * υ1.ν2を適当な値に
することにより球面収差と色収差を補正出来る。
以下の本球レンズに於ける球面収差と色収差の補正方法
を述べる。
を述べる。
通常の均一媒質の球レンズの屈折面は全て正の屈折力を
有しており、この為球面収差は常にアンダーに発生する
。又、同様の理由から色収差も常にアンダーする。従っ
て、まず球面収差を補正する為には負の屈折力を有する
面を具備することが必要で、この負の屈折力を有する面
で球面収差をオーバーに発生せしめ上述のアンダーに発
生する球面収差を打ち消し補正を行なう。
有しており、この為球面収差は常にアンダーに発生する
。又、同様の理由から色収差も常にアンダーする。従っ
て、まず球面収差を補正する為には負の屈折力を有する
面を具備することが必要で、この負の屈折力を有する面
で球面収差をオーバーに発生せしめ上述のアンダーに発
生する球面収差を打ち消し補正を行なう。
この為に、本発明では同心球で球レンズを構成して屈折
面の増加を図り、上述の負の屈折力を有する面を形成し
ている。具体的には、球殻状のレンズL1の屈折率n、
より球状のレンズL2の屈折率n2を小さくして両媒質
の界面、即ち第1図の第2面2と第3面3とに負の屈折
力を付与している。一方、球面収差と共に色収差を補正
する為には上記両媒質の界面で色収差をオーバに発生さ
せれば良く、具体的にはレンズL1のアツベ数νlをレ
ンズL2のアツベ数υ2よりも小さくする。
面の増加を図り、上述の負の屈折力を有する面を形成し
ている。具体的には、球殻状のレンズL1の屈折率n、
より球状のレンズL2の屈折率n2を小さくして両媒質
の界面、即ち第1図の第2面2と第3面3とに負の屈折
力を付与している。一方、球面収差と共に色収差を補正
する為には上記両媒質の界面で色収差をオーバに発生さ
せれば良く、具体的にはレンズL1のアツベ数νlをレ
ンズL2のアツベ数υ2よりも小さくする。
以上述べた条件を式で表わすと、下記(1)式、(2)
式が求まる。
式が求まる。
nl>n2 (1)
ν1くν2 (2)
本実施例に係る球レンズは上記(1)式、(2)式を満
足するべく nl l n2 + Vl * ν2が
選択されており、これによって球面収差。
足するべく nl l n2 + Vl * ν2が
選択されており、これによって球面収差。
色収差の双方共良好に補正されている。
次に、本実施例に係る球レンズにおいては、その像面I
Sを球面状としているが、軸外の結像特性を考慮すると
、特に像面ISが球レンズに・対し同心状であることが
好ましい。この場合は軸外の結像においてもコマ収差、
非点収差は発生せず、有限物体距離において負の像面湾
曲がわずかに発生するが、この量は一般的に実用上許容
し得る量である。従って、前述の手段により球面収差・
色収差を補正すれば、軸外の結像特性も自ずと良好にな
る為、広画角化することが極めて容易である。但し、こ
の場合所謂fθレンズと同様に像高が画角θに比例し、
負の歪曲収差が発生する0球レンズでこの収差を光学的
に補正するのは困難であるが、撮像手段として例えばC
CDの如き充電変換手段を用いるならば電気的な処理に
より補正するのは容易である。
Sを球面状としているが、軸外の結像特性を考慮すると
、特に像面ISが球レンズに・対し同心状であることが
好ましい。この場合は軸外の結像においてもコマ収差、
非点収差は発生せず、有限物体距離において負の像面湾
曲がわずかに発生するが、この量は一般的に実用上許容
し得る量である。従って、前述の手段により球面収差・
色収差を補正すれば、軸外の結像特性も自ずと良好にな
る為、広画角化することが極めて容易である。但し、こ
の場合所謂fθレンズと同様に像高が画角θに比例し、
負の歪曲収差が発生する0球レンズでこの収差を光学的
に補正するのは困難であるが、撮像手段として例えばC
CDの如き充電変換手段を用いるならば電気的な処理に
より補正するのは容易である。
前述のように、像面ISは球レンズと同心状にあること
が好ましいが、物体距離に応じて撮像面と球レンズとの
間隔と変化させてフォーカシングを行なう場合、この関
係を満たすには像面ISの曲率を連続的に変化させねば
ならず、実用的ではない、当然像面rsの曲率半径r、
は固定であるのが実用上好ましく、更にこのとき次の関
係を満たすことが望ましい。
が好ましいが、物体距離に応じて撮像面と球レンズとの
間隔と変化させてフォーカシングを行なう場合、この関
係を満たすには像面ISの曲率を連続的に変化させねば
ならず、実用的ではない、当然像面rsの曲率半径r、
は固定であるのが実用上好ましく、更にこのとき次の関
係を満たすことが望ましい。
ここで、fは球レンズの焦点距1i1111sは至近物
点から球レンズの中心までの距離である。(3)式の右
辺は至近物点に対する近軸的な像面位置(レンズ中心か
らの距l1iIりを示している。rlの値を(3)式を
満たすように選択することにより、無限遠から至近に至
る全フォーカシング域で、撮像面の同心状球面からのズ
レを小さくし、軸外の結像特性を良好に保つことができ
る。
点から球レンズの中心までの距離である。(3)式の右
辺は至近物点に対する近軸的な像面位置(レンズ中心か
らの距l1iIりを示している。rlの値を(3)式を
満たすように選択することにより、無限遠から至近に至
る全フォーカシング域で、撮像面の同心状球面からのズ
レを小さくし、軸外の結像特性を良好に保つことができ
る。
また、riは次の関係を満たすことが更に望ましい。
前に述べたように、像面ISがレンズに対し同心状の場
合、有限物体距離において負の像面湾曲が発生し、物体
距離が小さくなる程その発生量は増大する。一方像面I
sの曲率半径rlが(4)式を満たす場合は、物体が至
近に近づくに従ってriは同心状球面の曲率半径より小
さくなり、これは負の像面湾曲の発生と相殺する方向で
ある。即ち像面湾曲を考慮するとき、(4)式の関係を
満たすことにより、軸外の結像特性、特に物体至近距離
近傍での結像特性を更に良好に保つことができる。
合、有限物体距離において負の像面湾曲が発生し、物体
距離が小さくなる程その発生量は増大する。一方像面I
sの曲率半径rlが(4)式を満たす場合は、物体が至
近に近づくに従ってriは同心状球面の曲率半径より小
さくなり、これは負の像面湾曲の発生と相殺する方向で
ある。即ち像面湾曲を考慮するとき、(4)式の関係を
満たすことにより、軸外の結像特性、特に物体至近距離
近傍での結像特性を更に良好に保つことができる。
本実施例の球レンズは、像面ISを球面としているため
通常の写真レンズに比べて軸外の像面照度が大きい。通
常の写真レンズでは半画角のコサインの4乗に比例して
軸外の像面照度が低下するのであるが、氷球レンズは半
画角のコサインの1乗に比例するのみである。従って、
広画角域での像面照度低下が従来に比べて大幅に数倍さ
れるという効果がある。
通常の写真レンズに比べて軸外の像面照度が大きい。通
常の写真レンズでは半画角のコサインの4乗に比例して
軸外の像面照度が低下するのであるが、氷球レンズは半
画角のコサインの1乗に比例するのみである。従って、
広画角域での像面照度低下が従来に比べて大幅に数倍さ
れるという効果がある。
第2図は本発明に係る球レンズの他の実施例を示す断面
図である。図中、第1図に示された部材と同一部材には
同符号が符しである。
図である。図中、第1図に示された部材と同一部材には
同符号が符しである。
本実施例に係る球レンズは、第1図に示した球レンズ同
様に球殻状レンズL1と球状レンズL2とから同心球を
構成しており、基本構成は第1図に示した球レンズと同
一である。但し本実施例に於いては像面Isが球殻状レ
ンズL1の球面上に存する如く、球殻状レンズの屈折率
nl と球状レンズL2の屈折率n、とを適当な値にし
ている。
様に球殻状レンズL1と球状レンズL2とから同心球を
構成しており、基本構成は第1図に示した球レンズと同
一である。但し本実施例に於いては像面Isが球殻状レ
ンズL1の球面上に存する如く、球殻状レンズの屈折率
nl と球状レンズL2の屈折率n、とを適当な値にし
ている。
同図に於いて、軸外入射光線fL2及び軸上入射光線J
IL+は、第1面1、第2面2を通過する際に屈折し、
その後絞りSを通過して第3面3で再度屈折して第4面
4に集光する。即ち、第4面4に存する像面ISに結像
する。
IL+は、第1面1、第2面2を通過する際に屈折し、
その後絞りSを通過して第3面3で再度屈折して第4面
4に集光する。即ち、第4面4に存する像面ISに結像
する。
本実施例に係る球レンズに於いても、球殻状レンズL1
と球状レンズL2の屈折率とアツベ数の関係が前記(1
)、(2)をtl:4足している。
と球状レンズL2の屈折率とアツベ数の関係が前記(1
)、(2)をtl:4足している。
従って、球面収差及び色収差が良好に補正された球レン
ズとなっている。更に、絞りSの効果によってフレアー
等の有害光が除去されており、球面状の像面Isに於け
る結像特性は釉上、軸外をとわず極めて良好である。
ズとなっている。更に、絞りSの効果によってフレアー
等の有害光が除去されており、球面状の像面Isに於け
る結像特性は釉上、軸外をとわず極めて良好である。
又、像面Isを球面状として用いることにより、軸外入
射光i!ii12の収差と軸上入射光束11の収差とは
同等の収差となり、通常の写真。
射光i!ii12の収差と軸上入射光束11の収差とは
同等の収差となり、通常の写真。
レンズと比べて軸外特性を際めて良好に出来る。
更に本実施例の構成によれば画角が原理的に180°近
くまでとれ、且つ上述の理由により軸外特性が優れてい
る為、結像性能が優れた超広角レンズを提供出来る。
くまでとれ、且つ上述の理由により軸外特性が優れてい
る為、結像性能が優れた超広角レンズを提供出来る。
又、本実施例に於いては、絞りSを球レンズの中心を通
る平面上又はその近傍に配することにより、軸上及び軸
外からのフレア等の有害光を遮断し、より良好な結像特
性を達成している。尚、軸上入射光束11のフレアのみ
を除去する場合には絞りSは任意の位置に配することが
出来る。
る平面上又はその近傍に配することにより、軸上及び軸
外からのフレア等の有害光を遮断し、より良好な結像特
性を達成している。尚、軸上入射光束11のフレアのみ
を除去する場合には絞りSは任意の位置に配することが
出来る。
以下、本発明に係る球レンズの具体的な数値実施例を示
す。
す。
表1は氷球レンズの数値実施例1〜9を示し、数値実施
例1〜8は第1図に示した球レンズに対応し、数値実施
例9は第2図に示した球レンズに対応している。
例1〜8は第1図に示した球レンズに対応し、数値実施
例9は第2図に示した球レンズに対応している。
表中、’In r2+ ’3+ r4+ nl
+ n2+νl * v2 + dl + d2は
第1図及び第2図を用いて説明した通り曲率半径、屈折
率、アツベ数、軸上空気間隔を示す。又、fは本球レン
ズの焦点距離、FNo、は氷球レンズのFナンバーを示
している。但し、F No 、及びfを除く各数値は氷
球レンズの半径、即ち第1面(第4面)の曲率半径rI
(−r4)を10として規格化した値である。尚、基
準波長をd線としてnl+n2+ν1.V2の値は求め
である。
+ n2+νl * v2 + dl + d2は
第1図及び第2図を用いて説明した通り曲率半径、屈折
率、アツベ数、軸上空気間隔を示す。又、fは本球レン
ズの焦点距離、FNo、は氷球レンズのFナンバーを示
している。但し、F No 、及びfを除く各数値は氷
球レンズの半径、即ち第1面(第4面)の曲率半径rI
(−r4)を10として規格化した値である。尚、基
準波長をd線としてnl+n2+ν1.V2の値は求め
である。
第3図〜第6図に表1に記載した数値実施例で表わされ
た球レンズの収差図の一例を示す。
た球レンズの収差図の一例を示す。
1iS3図は数値実施例4、第4図は数値実施例7、第
5図は数値実施例8、第6図は数値実施例9に対応して
おり、夫々球面収差1色収差を示している。図中、実線
はd線に対する収差、2点鎖線はg線に対する収差を表
わす。
5図は数値実施例8、第6図は数値実施例9に対応して
おり、夫々球面収差1色収差を示している。図中、実線
はd線に対する収差、2点鎖線はg線に対する収差を表
わす。
第3図〜第6図に示す収差図から理解出来る様。
に、第1図及び第2図の構成のいずれの場合もF No
、に係わらず実用上十分な収差補正が行なわれている
。第1図の構成ではFNo、が明るくなるにつれて球面
収差が若干増加するが、第2図の構成によればF No
、が明るい場合もほぼ完全に球面収差を除去し得る。
、に係わらず実用上十分な収差補正が行なわれている
。第1図の構成ではFNo、が明るくなるにつれて球面
収差が若干増加するが、第2図の構成によればF No
、が明るい場合もほぼ完全に球面収差を除去し得る。
尚、第2図の構成を採る為には屈折率nl+12が2.
0以上の媒質を用いることが好ましい。
0以上の媒質を用いることが好ましい。
以上、第1図及び第2図と表1を用いて本発明を説明し
たが、上記各実施例に限らず本発明の思想に基づき種々
の球レンズを構成できることは言うまでもない。
たが、上記各実施例に限らず本発明の思想に基づき種々
の球レンズを構成できることは言うまでもない。
例えば、第1図及び第2図に示した球レンズは所謂真球
の同心球で構成されているが、光線が通過する面が球面
であれば他の部分の形状は球面には限定されない。例え
ば球レンズ上部及び下部を平面で構成しても購わない。
の同心球で構成されているが、光線が通過する面が球面
であれば他の部分の形状は球面には限定されない。例え
ば球レンズ上部及び下部を平面で構成しても購わない。
従って、本願で言う「球レンズ」とは真珠のレンズに限
定しているものではない。
定しているものではない。
又、上記実施例に於いては、球状レンズし、と球殻状レ
ンズL、とて同心球を115成しているが、球殻状レン
ズLlの周辺部に更に第2の球殻状レンズを形成して3
層のレンズから成る同心球としても良い。言うまでもな
く4層、5恒等々の同心球を構成することも出来、屈折
面の数を増やすことにより更にI、’fi@な収差補正
を成し得る。
ンズL、とて同心球を115成しているが、球殻状レン
ズLlの周辺部に更に第2の球殻状レンズを形成して3
層のレンズから成る同心球としても良い。言うまでもな
く4層、5恒等々の同心球を構成することも出来、屈折
面の数を増やすことにより更にI、’fi@な収差補正
を成し得る。
(発明の効果)
以上、本発明に係る球レンズは、3δ収差とりわけ球面
収差と色収差とが良好に補正された、極めて実用的な超
広角、高性能球レンズである。
収差と色収差とが良好に補正された、極めて実用的な超
広角、高性能球レンズである。
又、通常の平面像面と異なり球面像面を用いることで、
少ないレンズ枚数で且つ高価な新種ガラスを使用するこ
となく大口径、広画角のレンズ系が得られ、レンズ系の
低コスト化、簡素化に大きく寄与する。
少ないレンズ枚数で且つ高価な新種ガラスを使用するこ
となく大口径、広画角のレンズ系が得られ、レンズ系の
低コスト化、簡素化に大きく寄与する。
第1図は本発明に係る球レンズの一実施例を示す断面図
。 第2図は本発明に係る球レンズの他の実施例を示す断面
図。 L、−−−−一球殻状レンズ L2−−−−一球状レンズ r 1−−−−一第i面 d 、−−−−一第i面と第i+1面との軸上面間隔S
−−−−−一絞り l5−−−一像面 X 、−−−−一軸上人射光線 2□−−一−−軸外人射光線
。 第2図は本発明に係る球レンズの他の実施例を示す断面
図。 L、−−−−一球殻状レンズ L2−−−−一球状レンズ r 1−−−−一第i面 d 、−−−−一第i面と第i+1面との軸上面間隔S
−−−−−一絞り l5−−−一像面 X 、−−−−一軸上人射光線 2□−−一−−軸外人射光線
Claims (4)
- (1)屈折率n_1の媒質から成る球殻状レンズと該レ
ンズの内側に存する屈折率n_2の媒質から成る球状レ
ンズとで同心球を成し、n_1>n_2なる関係を有す
ることを特徴とする球レンズ。 - (2)前記球殻状レンズのアツベ数をν_1、前記球状
レンズのアツベ数をν_2とする時、ν_2>ν_1な
る関係を有することを特徴とする特許請求の範囲第(1
)項記載の球レンズ。 - (3)球面状の像面を用いることを特徴とする特許請求
の範囲第(1)項記載の球レンズ。 - (4)前記同心球の球中心を通る平面上に絞りを配した
ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の球レ
ンズ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22908386A JPS6381413A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 球レンズ |
US07/103,126 US5004328A (en) | 1986-09-26 | 1987-09-25 | Spherical lens and imaging device using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22908386A JPS6381413A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 球レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6381413A true JPS6381413A (ja) | 1988-04-12 |
Family
ID=16886483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22908386A Pending JPS6381413A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 球レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6381413A (ja) |
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- 1986-09-26 JP JP22908386A patent/JPS6381413A/ja active Pending
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