JPS6379919A - 加熱炉内の鋼片温度の検出方法 - Google Patents

加熱炉内の鋼片温度の検出方法

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JPS6379919A
JPS6379919A JP22529986A JP22529986A JPS6379919A JP S6379919 A JPS6379919 A JP S6379919A JP 22529986 A JP22529986 A JP 22529986A JP 22529986 A JP22529986 A JP 22529986A JP S6379919 A JPS6379919 A JP S6379919A
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heating furnace
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Noboru Takahashi
暢 高橋
Takayoshi Miura
三浦 隆義
Takashi Fujimoto
隆史 藤本
Hidefusa Ishiwatari
石渡 英房
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、加熱炉内の鋼片温度の検出方法に係り、特に
、加熱炉の炉温制御を実施する際に用いるのに好適な、
加熱炉内の鋼片温度の検出方法の改良に関する。
【従来の技術】
鋼片を加熱炉で初期温度がら抽出目標温度まで加熱する
場合、鋼片の温度がある目標の昇温パターンに沿って上
昇するように炉温制御が行われる(例えば特開昭51−
30526号公報)。 この場合、鋼片の平均温度に着目して炉温制御を行うの
が一般的である。この平均温度の検出は、計算機の計算
負荷を軽くする目的で、鋼片のある代表的部分について
のみ計算を行い、その値に基づいて求められる。 又、平均温度以外の、例えば銅片の中心温度や表面温度
、あるいは中心と表面との温度差等を考慮して炉温設定
を行う制御においても、それぞれの温度は鋼片のある代
表的部分についてのみ計算を行い、その値に基づいて求
められるのが一般的である。
【発明が解決しようとする問題点】
しかしながら、鋼片の側面がらの入熱を無視できないブ
ルーム、ビレットの加熱等を考えた場合、温度検出鋼片
の隣接部分に他の鋼片が存在するか否かで該温度検出鋼
片の温度が大きく異なってくるという問題がある。即ち
、第2I21に示されるように、異なる長さのKf4r
Tが加熱炉内に複数並んだ場合、1本の鋼片内でも他の
鋼片との隣接態様の違いによって、鋼片長手方向に温度
分布が発生することになる。従って、例えば鋼片の最高
加熱湿度、あるいは最低加熱温度を管理・制御するとい
う観点から見た場合、従来の鋼片温度の検出方法を用い
た炉温制御ではこうした現象を適正に掌梶・制御するこ
とができないという問題かあった。
【発明の目的】
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもの
であって、炉内鋼片の位置関係、特に隣接鋼片との位置
関係を正確に認識し、その結果、温度検出鋼片の他の鋼
片との隣接B採の如何に拘らず適正な加熱炉の炉温1i
+制御を実行することができる加熱炉内の鋼片温度の検
出方法を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
本発明は、第1図にその要旨を示す如く、加熱炉内にお
ける温度検出鋼片及び少なくとも該温度検出鋼片と隣接
する鋼片の各長手方向両端の炉内位置を求める手順と、
該長手方向両端の炉内位置から、前記温度検出鋼片と他
の鋼片との隣接Bw:。 を求める手順と、該隣接態様から、温度検出鋼片の受け
る熱量の補正を行う手順と、該熱量補正を行った上で温
度検出鋼片の温度を求める手順と、を含むことにより、
上記目的を達成したものである。
【作用】
鋼片を加熱炉にて加熱する際の隣接鋼片の影響は次のよ
うになる。 第4図は、銅片とその隣接鋼片の位置関係を示す。鋼片
断面を図に示されるようにメツシュ分割し、各メツシュ
点の温度計算を行う場合、一般によく知られているよう
に図中の点(In、n)の受ける熱fiQnは、(1)
式にて評価される。 Qn =4.88φc a s ・
【Z (1−cos
φ1)/2X [((Tu+273)/100]斗−(
(θ■n+273)/100)’ ]+ (COS  
φ t  +C05d)2  )/2  ・ [((θ
s+273)/100)斗 −((00団÷273)/
100)千 」+ (1−cosφ2)/2 ・ [(
(TL・273)/100)4十((θmn+273)
/100)4 ] ]  ・・・・・・・・・・・・(
1)ここでφccs:総括熱吸収率 θS  :隣接材側面温度 θ【In  =計算対象材の点(In、n)の温度 TU  :計算対象材の直−に炉温 TL  :計算対象材の直下炉温 一般に、炉温TU、’I”L>θSの関係があるため、
隣接鋼片との距離が小さくなればなるほど受熱量が小さ
くなることがわかる。ブルームやビレットでは、実際に
隣接鋼片が有る部分と無い部分では加熱炉に装入してか
ら抽出するまでの間に鋼片平均温度で約30℃〜40’
Cの差が生じる。 本発明は、1本の鋼片について、隣接111片の有る部
分と無い部分とで受熱量が異なってくることに着目し、
隣接B、様の異なる部分の受熱量の補正を行った」−で
温度計算を行い、もって加熱炉内の鋼片温度を銅片長手
方向全部分に渡って適正に検出しようとするものである
。その結果、加熱炉の温度管理、あるいは炉温制御をよ
り適正に行うことが可能となる。 【実施例】 以下図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明す
る。 この実施例は、1本の鋼片について隣接鋼片の有る部分
と無い部分との隣接態様の異なる部分の温度計算をそれ
ぞれ行い、温度管理、及び炉温制御を実行するものであ
る。 まず、本発明の実施例が適用される加熱炉設備の概略か
ら説明する。 第3図において、1は加熱炉、2は搬送装置で、辻幼等
から鋼片を受入れテーブルローラ3Aまで鋼片Nを搬送
するもの、3Bはテーブルローラで、前記テーブルロー
ラ3Aから搬送された鋼片Nを炉幅方向の搬入位置に停
止させる機能を有する。 4は押込装置で、テーブルローラ3B上で停止完了した
鋼片Nを炉内ウオーキングビーム5上に押込み装入する
ものである。又、6は停止位置計算装置で、テーブルロ
ーラ3Bからのテーブル回転信号aを受け、鋼片Nのデ
ープルローラ3B上の停止位idを計算するもの、7は
押込位置計算装置で、押込装置4からの押込信号すを受
け、鋼片Nが押込まれた位置ef:泪算するもの、8は
スI・ローフ量計算装置で、ウオーキングビーム5の駆
動信号Cを受け、ウオーキングビーム搬送ストローク量
fを計算するもの、9は炉内トラッキング装置で、テー
ブルローラ3B上の細片停止位置d、銅片押込み位置e
、ウオーキングビームストローク量f、及びそれ以前の
炉内トラッキング状態りより、炉内各別片の炉幅、炉長
方向の位置を逐次計算するものである。なお、この装置
では炉幅方向位置を鋼片Nのデープルローラ3Aでの停
止位置から求めているが、該炉幅方向位置の求め方はこ
れに限定されるものではない。炉内トラッキング装置9
は、計算した各鋼片の炉内位置gで炉内トラツキンク記
憶装置10内を逐次書換え、これを蓄えさせる。更に、
11は鋼片温度計算装置で、炉内トラッキング記憶袋M
l 10内の各鋼片の炉内位置iから、各鋼片の温度j
を電熱モデルにより計算を行うものである。即ち、この
装置11は、各鋼片の炉内位y<を元に隣接鋼片の有無
を判定し、隣接鋼片有り、又は無しの所定の温度計算を
行う。12はパターン11算装置で、鋼片Nの目標昇温
パターンkを計算するものであり、通常エネルギー消費
是が最小となるパターンを計算する。 13は鋼片温度計算装置11で計算された鋼片温度Jと
パターン計算装置12で計算された目標昇温パターンk
から炉温設定値1を決定するもの、最後に14は炉温制
御装置で、炉温設定値1を実現するためにバーナの燃料
流産を調節するものである。 この実施例装置は、1本の鋼片Nについて隣接材N−1
、N+1の有る部分と無い部分との隣接態様の異なる部
分の温度計算をそれぞれ行い、温度管理及び炉温制御を
実行する。以下にその方法を具体的に示す。 (1)加熱炉装入時の鋼片の炉幅方向位置を記憶してお
く。即ち、鋼片両端面の炉幅方向の゛位置を記憶する。 例えば、第5図に示されるように、鋼片Nについて片方
の端面の炉壁からの位置Xnを記憶し、又、その値Xn
と鋼片長Lnとからもう片方の端面の炉幅方向位置yn
を求め記憶する。 (2)次の方法で鋼片Nのg4接態様を判定する。 この判定は、鋼片Nの加熱炉装入口寄側面、抽出口寄側
面についてそれぞれ隣接鋼片が有るか無いかによって行
われる。 鋼片Nの抽出口寄り側面Aについて: (A 1 ) X n > X n−+、且つ、yn<
ynの場合;全部分に隣接鋼片有り (A 2 ) X n> Xn−+、yn>yn、且つ
、Xn< Y n−+の場合;基準点からY。−1以上
の部分に隣接鋼片なし基準点からY n−1以下の部分
に隣接鋼片有り (A 3 ) X n < X n−+、Y n< Y
 n−1、且つ、x n−+<Ynの場合:基準点から
X。−1以上の部分に隣接鋼片有り基準点からX n−
1以下の部分に隣接鋼片無し (A 4 ) X n < Xn−+、且つ、Yn>Y
n−一場合:基準点からX n−1以下、及びY n−
+以上の部分に隣接鋼片無し 基準点からX。−1以上、Y n−を以下の部分に隣接
鋼片有り (A5)それ以外の場合− 隣接鋼片無し 同様にして、鋼片Nの装入口寄側面Bについても隣接鋼
片の有り無しの判定を行うことができる。 (3)鋼片Nの隣接鋼片の有る部分の温度計算を行う場
合は、前述(1)式の側面入熱量評価式のφ1、φ2を
第4図に示される値として川し)、隣接鋼片の無い部分
の温度計算を行う場合はこの評価式(1)のφ1、φ2
を零とすれは良い。 (4)どの部分の温度計算を行うかは、例えば最高温度
部分の計算を行いたい場合は、(2)の方法で隣接鋼片
の有り無しを判定し、隣接鋼片の無い部分が存在した場
合にその部分の温度計算を行うようにずれば良い。 (5)炉温制御を行う際、隣接鋼片の無い高温部分、あ
るいは隣接鋼片の有る低温部分に注目した制御を行うこ
とも可能である。 このように、この実施例によれば、異なる長さの鋼片が
加熱炉内で並んだ場合、その隣接態様の如何によって鋼
片の長手方向に温度分布が生じるが、この温度分布を適
正に把握し、該温度分布を考慮した加熱炉制御を実行す
ることができるようになる。その結果、例えば最高温度
が限定される脱炭規制鋼材等の制御に特に有効となる。
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれは、鋼片同士の隣接態
様によって生じる温度分布を適正に掌握することができ
、この温度分布を考慮した上で加熱炉の制御を実行する
ことができるようになるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の要旨を示す流れ図、第2図は加熱炉に
おける銅片の装入状況を示す概略平面図、第3図は本発
明の実施例が適用された炉温制御装置を示す一部にブロ
ック図を含む平面図、第4図は鋼片とその隣接鋼片との
位置関係を示す第3図矢視IV方向から見た正面図、第
5図は、鋼片の炉幅方向の位置と隣接状況を示す平面図
である。 1・・・加熱炉、 2・・・搬送装置、 3A、3B・・・テーブルローラ、 6・・・停止位置計算装置、 7・・・押込位置計算装置、 9・・・炉内トラッキング装置、 10・・・炉内トラッキング記憶装置、14・・・炉温
制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱炉内における温度検出鋼片及び少なくとも該
    温度検出鋼片と隣接する鋼片の各長手方向両端の炉内位
    置を求める手順と、 該長手方向両端の炉内位置から、前記温度検出鋼片と他
    の鋼片との隣接態様を求める手順と、該隣接態様から、
    温度検出鋼片の受ける熱量の補正を行う手順と、 該熱量補正を行つた上で温度検出鋼片の温度を求める手
    順と、 を含むことを特徴とする加熱炉内の鋼片温度の検出方法
JP22529986A 1986-09-24 1986-09-24 加熱炉内の鋼片温度の検出方法 Granted JPS6379919A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006501015A (ja) * 2002-10-01 2006-01-12 ポテンシア・メディカル・アーゲー 液圧移植物を作動させる植え込み型ポンプ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006501015A (ja) * 2002-10-01 2006-01-12 ポテンシア・メディカル・アーゲー 液圧移植物を作動させる植え込み型ポンプ
JP4733389B2 (ja) * 2002-10-01 2011-07-27 プロステシカ・アーゲー 液圧移植物を作動させる植え込み型ポンプ

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