JPS6379690A

JPS6379690A - 電気バリカン用刈り高さ調整具

Info

Publication number: JPS6379690A
Application number: JP22551086A
Authority: JP
Inventors: 原口　秀昭; 荒木　雅克
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1986-09-22
Filing date: 1986-09-22
Publication date: 1988-04-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は毛切断の刈り高さを調整する電気バリカン用刈
り高さ調整具（以下、アタッチメントと略す）に関する
ものである。

（背景技術）第９図ないし第１２図は従来のアタッチメントを説明す
る図である。図に沿って従来のアタッチメントの形状と
問題点について述べる。第９図は従来のアタッチメント
の斜視図であって、図において、１００は複数の櫛歯１
０１からなる櫛で、櫛取付台２００にそれぞれの櫛歯１
０１が略平行となる如く固着されている。櫛１００は櫛
取付台２００の前後に櫛歯１０１を具備し、電気バリカ
ンへの取付方向によプ毛の刈り高さを変更できる。この
アタッチメントにおいて、櫛歯１０１は極力薄くするこ
とが望ましく、毛の通シも良く、使い勝手がよいことに
なる。特にからんだ毛あるいはカールし九毛には櫛歯１
０１を薄くすることが重要である。一般に櫛歯１０１を
薄く形成するには櫛１００の強度上金属で形成している
。第１０図は第９図のＡ−Ａ断面図であシ、図に示すよ
りにそれぞれの櫛歯１０１は櫛歯取付台２００の下面に
溶接等により固着されている。また、櫛歯１０１の櫛歯
先端１０２はほぼ平坦な面をもって起毛用突起部１０３
に達し、起毛用突起部１０３はエツジを形成している。

起毛用突起部１０３は櫛歯先端１０２で起毛され九毛３
００が起毛されたまま電気バリカン（図示せず）の刃へ
導入する働きをするものであるが、櫛１００に毛がから
み第１１図に示す如く起毛用突起部１０３に毛３００が
ひっかかることがある。この毛３００のひつかかシは肌
に刺激を与え不快である。

からんだ毛あるいはカールした毛に櫛１００を導入する
には櫛歯先端１０２を細く、また鋭角にする必要がある
。同じ刈り高さの櫛１００で櫛歯先端１０２から起毛用
突起部１０３へ平坦な形状をなしている場合には、第１
２図（イ）に示すように、櫛先の長さｔ、を短くすると
櫛先の角αが大きくなシ、また第１２図（ロ）に示すよ
うに櫛先の角βを小さくすると櫛先の長５′ｈが長くな
る。櫛先の角がαのように大きくなると毛の導入が悪く
、櫛先の長さがｔ、のように長くなると櫛１００が大き
くなり使い勝手が悪いという欠点があった。

（発明の目的）本発明の目的は上記欠点を改善するために提案されたも
ので、からんだ毛あるいはカールした毛でも、毛がひっ
かかることなく、毛の通シが良く、起毛効果も良くて、
使い勝手の良い電気バリカン用刈り高さ調整具を提供す
ることにある。

（発明の開示）第１図ないし第６図は本発明の一実施例とその使用例を
示す図である。以下、各図に沿って本発明の詳細な説明
する。

第１図は本発明の一実施例の斜視図である。

図において、櫛１は複数の櫛歯２が櫛取付台３に略平行
に固着して形成されている。櫛歯２の櫛歯先端部４は櫛
歯２の先端から起毛用突起部５に向けて凹状の曲面で形
成され、起毛用突起部５は凸状の曲面で形成されている
。櫛歯先端部４の凹状曲面は櫛歯先端部４の長さを長く
することなく櫛先の角γ（第５図参照）を鋭角にするこ
とができ、からんだ毛あるいはカールした毛への導入を
容易にする。また、櫛歯２は櫛取付台３の嵌合孔６に櫛
歯２のカシメ部７を嵌合してカシメによ）固着されてい
る。さらに、櫛歯２には段部８が設けてあシ、電気バリ
カンにアタッチメントを装着した際にカシメ部７が電気
バリカンに当接するのを防止するためのものである。（
第６図参照）つぎに、櫛取付台３の両端部は櫛取付台３
の面に対して略直角に曲げた係合板９が形成され、係合
板９の先端部には係合突起１０が内側に向けて形成され
ている。

また、係合板９の両側には、断面が略逆り字形の指かけ
部１１が形成されている。

次に、アタッチメントと電気バリカンとの関係について
述べる。第２図は電気バリカンの斜視図で、２０は本体
、２１は電気バリカンの刃、２２は係合凹部である。ま
念、第３図ないし第５図は電気バリカンにアタッチメン
トを装着した状態を示す図であって、第３図は斜視図、
第４図は要部の平面図、第５図は要部の何色である。ア
タッチメントは電気バリカンの刃２１の下面に装着され
る。係合板９はバネ性を有し内側に向けてバネ圧がかか
り、係合突起１０と係合凹部２２とは圧接して装着され
る。櫛１は電気バリカンの刃２１と略平行して装着され
毛の刈り高を調整できるよりに装着される。さらに、指
かけ部１１はアタッチメントを電気バリカンから取外す
とき、第５図の矢印方向に押し係止板９を外側に開くよ
うに押圧して取外しを容易にする。また、指かけ部１１
は櫛１の振売方向に向けて狭くなるようにテーパーがつ
けてあり、毛が指かけ部１１にからみつかないようにし
ている。なお、指かけ部１１を係止板９の両側に設けた
のは、毛の刈夛高さを調整するためアタッチメントの向
きを変更した場合にも容易に操作できることおよび両方
を同時に押すことができ取外しの除権かけ面積を大きく
できる。

次いで、第７図および第８図によって毛の導入について
説明する。第７図に示すように、櫛歯先端部４の凹状の
曲面によシ毛３０を効率よく起毛し、起毛突起部５によ
り起毛した毛３０は電気バリカンの刃（図示せず）に導
入される。

さらに第８図に示すように、起毛突起部５に毛３０がか
らみついても起毛突起部５は凸状曲面をなしているので
、外れやすぐ通シがよく表る。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば電気バリカン用刈
り高さ調整具において、刈り高さ調整具の櫛歯先端部の
上面を凹状曲面で形成するとともに、前記凹状曲面に連
なる起毛用突起部を凸状曲面で形成したことによシ、次
の効果を奏するものである。

（イ）アタッチメントの櫛歯先端部の起毛用突起部を凸
状曲面にしたためカールした毛でもアタッチメントにか
らまない。

櫛歯先端左回状曲面にしたため、振売な長くすることな
く錯角に形成することができ、効率良く起毛効果の良い
櫛を形成できる。

（ロ）櫛を板金で形成しているので強度的に強くなって
櫛自体の板厚を薄くでき、特にペット等の複雑にからみ
ついた毛でも導入が容易にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は電気
バリカンの斜視図、第３図ないし第６図は電気バリカン
に刈り高さ調整具を装着した説明図で第３図は斜視図、
第４図は平面図、第５図は側面図、第６図は断面図、第
７図および第８図は毛の導入を説明する図、第９図ない
し第１２図は従来例を説明するための図でちる。１・・・櫛、２・・・櫛歯、４・・・櫛歯先端部、５・
・・起毛用突起部。第１　図第２１２１第１ｏ図　　　　　　　　　第１１図第１２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電気バリカン用刈り高さ調整具において、刈り高
さ調整具の櫛歯先端部の上面を凹状曲面で形成するとと
もに、前記凹状曲面に連なる起毛用突起部を凸状曲面で
形成したことを特徴とする電気バリカン用刈り高さ調整
具。
（２）刈り高さ調整具の櫛歯を板金で形成したことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の電気バリカン用刈
り高さ調整具。