JP3962128B2 - 刈り上げ用アタッチメント - Google Patents
刈り上げ用アタッチメント Download PDFInfo
- Publication number
- JP3962128B2 JP3962128B2 JP22868697A JP22868697A JP3962128B2 JP 3962128 B2 JP3962128 B2 JP 3962128B2 JP 22868697 A JP22868697 A JP 22868697A JP 22868697 A JP22868697 A JP 22868697A JP 3962128 B2 JP3962128 B2 JP 3962128B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attachment
- hair
- mowing
- clipper
- side end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バリカンの先端に取り付けての毛髪の刈り上げを行うのに用いる刈り上げ用アタッチメントに関し、詳しくは刈り上げの仕上がりをよくする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、整髪用のバリカンの刃部に着脱自在に取着されると共に複数の櫛歯の高さが一側端から他側端に向けて漸次高くなっている刈り上げ用アタッチメントが提供されており、耳回りや裾部の刈り上げを行うときに有効なものとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような構成のものにおいては、刃部のカット範囲に対して櫛歯が一側端から他側端まで設けられているために他側端より外側の髪はカットすることができず、残ってしまう。つまり、従来の刈り上げ用アタッチメントA′は図6に示すように櫛歯1が一側端から他側端までの全ての範囲に設けられているため髪Hを刈るとき、最も他側端の櫛歯1aより外側の髪Hは刃部2に導入することができず、図6に示すようにカットできない。図6で符号Bに示す部分の毛髪Hがカットできない。この残った髪の毛をカットしなければ刈り上げスタイルは仕上げられないが、この髪をカットするのが難しく、従来よりこの点が刈り上げスタイルを上手に仕上げられない原因となっていた。
【0004】
本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、刈り上げ用アタッチメントのみで刈り上げスタイルを仕上げることを達成できる刈り上げ用アタッチメントを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1の刈り上げ用アタッチメントAは、整髪用のバリカン3の刃部2に着脱自在に取着されると共に複数の櫛歯1の高さが刃部2の往復方向において一側端から他側端に向かって漸次高くなっているものであって、その櫛歯1が一側端から刃部2のカット範囲に対して途中までしか設けられていないことを特徴とする。刈り上げ用アタッチメントAをバリカン3に取着して髪Hをカットするとき他側端がわに櫛歯1がないことにより刃部2の外側にはみ出す髪Hがなく、一度で刈り上げスタイルを仕上げることができる。
また請求項1の刈り上げ用アタッチメントAは、櫛歯1が設けられていない他側端に髪Hのさそい込み部4を有する櫛部5を設けたことを特徴とする。他側端で髪Hが逃げないようにさそい込むことができて一層刈り上げスタイルを向上できる。
【0006】
また請求項2の刈り上げ用アタッチメントAは、請求項1において、バリカン3に対してバリカン3の刃部2の刃先方向にスライド可能に取り付けられるようにして刈り高さを可変できるようにしたことを特徴とする。刈り上げ用アタッチメントAの位置を刃部2に対してスライドさせて位置調整することにより1つの刈り上げ用アタッチメントAにて好みの刈り高さを選ぶことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
バリカン3は電動式のものであり、図1に示すようにヘッド部6の先端に刃部2が設けられている。この刃部2は固定刃と可動刃とを有し、固定刃に対して可動刃がバリカン3の幅方向に往復動することで髪Hを切断できるようになっている。バリカン3のグリップ部7にはスイッチハンドル8が設けられている。刈り上げ用アタッチメントAは図2に示すようにバリカン3のヘッド部6に被嵌部9を被嵌することでバリカン3に着脱自在に装着することができるようになっている。この刈り上げ用アタッチメントAには刈り上げ用アタッチメントAの幅方向の一側端から他側端に向けて漸次刈り高さの高くなる複数の櫛歯1が列設されるのであるが、この櫛歯1は刈り上げ用アタッチメントAの幅方向の一側端から刃部2のカット範囲に対して途中までしか設けられていない。つまり、一側端から幅方向に中間部分までしか櫛歯1が設けられていなく、最も他側がわの刈り高さの高い櫛歯1aより他側端がわの刃部2が剥き出しになっている。髪Hの刈り高さは各櫛歯1の表裏方向に突出する高さで決定されるものであり、一側の櫛歯1から他側がわに向けて刈り高さがh1,h2,h3…(h1<h2<h3< …)と漸次高くなっている。本例の場合、櫛歯1は刈り上げ用アタッチメントAの表裏共に一側端がわから他側がわに向けて漸次高くなっており、また櫛歯1の刃先方向への突出長さLも一側端がわから他側がわに向けて漸次長くなっている。また本例の刈り上げ用アタッチメントAの場合、刈り上げ用アタッチメントAの他側端にさそい込み部4を有する櫛部5を設けてある。さそい込み部4は傾斜面で形成されている。
【0009】
図3も刈り上げ用アタッチメントAのバリカン3への装着時の状態であるが、刈り上げ用アタッチメントAはバリカン3の側面に設けられた凹部10に刈り上げ用アタッチメントAの被嵌部9の内面に設けられた突起部11が係合することにより保持されるようになっている。このとき凹部10がバリカン3の長手方向に2箇所に設けられているので、バリカン3の刃部2の刃先側の凹部10に突起部11を係合させたときと、刃先側と反対の後側の凹部10に突起部11を係合させたときとで、バリカン3に対して刈り上げ用アタッチメントAの保持位置が可変できるようになっている。そして刈り上げ用アタッチメントAの保持位置を刃先方向に変えることで刈り高さを可変できる。
【0010】
ところで、従来の刈り上げ用アタッチメントA′では図6に示すように最他側端の櫛歯1aより外側の髪はカットすることができなかったが、本発明では図4に示すように確実にカットできる。つまり、本発明では刃部2のカット範囲に対して櫛歯1が一側端から途中までしか設けられていないので、はみ出す髪Hがなくなり、刈り上げ用アタッチメントAのみで刈り上げスタイルが仕上げられる。図4の符号Cに示す櫛歯1のある範囲では髪Hを櫛歯1で起毛させて刃部2でカットし、符号Dに示す櫛歯1のない範囲では起毛させずに刃部2でカットする。
【0011】
図5も刈り上げ用アタッチメントAの使用状態を示すものである。本例の刈り上げ用アタッチメントAの場合、刈り上げ用アタッチメントAの他側端がわにさそい込み部4を有する櫛部5を設けてあるために図5に示すように上部の髪Hが刃部2より外側に逃げないように(図5の矢印Eに示すように)さそい込むようにしている。これにより刈れない髪Hがでず、刈り上げ用アタッチメントAのみで刈り上げが仕上げられるようになっている。
【0012】
なお、上記の例の刈り上げ用アタッチメントAでは刃部2を中心に櫛歯1が表裏に突出するように設けているが、これによって刈り上げ用アタッチメントAを装着したバリカン3の表裏をどちらにしても使用でき、例えば頭部の両サイドの髪Hをカットするときにいちいちバリカン3を持ち替える必要がない。なお、また、上記例の場合、刃部2の刃先方向における櫛歯1の突出長さが一側端から他側がわに行くに従って漸次長くなっているが、これらの櫛歯1の突出長さを全て同じにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】
本発明の請求項1の発明は、整髪用のバリカンの刃部に着脱自在に取着されると共に複数の櫛歯の高さが刃部の往復方向において一側端から他側端に向かって漸次高くなっている刈り上げ用アタッチメントにおいて、その櫛歯が一側端から刃部のカット範囲に対して途中までしか設けられていないので、刈り上げ用アタッチメントをバリカンに取着して髪をカットするとき他側端がわに櫛歯がないことにより刃部の外側にはみ出す髪がなく、一度で刈り上げスタイルを仕上げることができるものである。
【0015】
また本発明の請求項1の発明は、櫛歯が設けられていない他側端に髪のさそい込み部を有する櫛部を設けたので、他側端で髪が逃げないようにさそい込むことができて一層刈り上げスタイルを向上できるものである。
また本発明の請求項2の発明は、請求項1において、バリカンに対してバリカンの刃部の刃先方向にスライド可能に取り付けられるようにして刈り高さを可変できるようにしたので、刈り上げ用アタッチメントの位置を刃部に対してスライドさせて位置調整することにより1つの刈り上げ用アタッチメントにて好みの刈り高さを選ぶことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、(a)はバリカンと刈り上げ用アタッチメントを分解した正面図、(b)はバリカンの側面図である。
【図2】同上の刈り上げ用アタッチメントをバリカンに装着した状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は一部切欠側面図である。
【図3】同上の刈り上げ用アタッチメントをバリカンに装着した状態を示し、(a)は一部切欠正面図、(b)は(a)と刈り上げ用アタッチメントの位置を変えた状態の一部切欠正面図、(c)はバリカンの側面図である。
【図4】同上の刈り上げ用アタッチメントを用いて髪を切断する状態を説明する説明図である。
【図5】同上の髪を切断する状態を説明する説明図である。
【図6】従来例の髪を切断する状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
A 刈り上げ用アタッチメント
1 櫛歯
2 刃部
3 バリカン
4 さそい込み部
5 櫛部
Claims (2)
- 整髪用のバリカンの刃部に着脱自在に取着されると共に複数の櫛歯の高さが刃部の往復方向において一側端から他側端に向かって漸次高くなっている刈り上げ用アタッチメントであって、その櫛歯が一側端から刃部のカット範囲に対して途中までしか設けられていないと共に、櫛歯が設けられていない他側端に髪のさそい込み部を有する櫛部を設けたことを特徴とする刈り上げ用アタッチメント。
- バリカンに対してバリカンの刃部の刃先方向にスライド可能に取り付けられるようにして刈り高さを可変できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の刈り上げ用アタッチメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22868697A JP3962128B2 (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 刈り上げ用アタッチメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22868697A JP3962128B2 (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 刈り上げ用アタッチメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1157246A JPH1157246A (ja) | 1999-03-02 |
JP3962128B2 true JP3962128B2 (ja) | 2007-08-22 |
Family
ID=16880224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22868697A Expired - Fee Related JP3962128B2 (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 刈り上げ用アタッチメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3962128B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7432855B2 (ja) * | 2020-02-14 | 2024-02-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気式毛切断装置のアタッチメント |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP22868697A patent/JP3962128B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1157246A (ja) | 1999-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3008233A (en) | Hair trimmer attachment for electric razors | |
US4724614A (en) | Blade attachments for electric beard trimmers | |
JP2005144166A (ja) | セルフカッティング用または他人を散髪するときに使用するヘアトリマー | |
WO2008023529A1 (fr) | Appareil à couper les cheveux | |
JP4775240B2 (ja) | ヘアカッター | |
JPH033510B2 (ja) | ||
US5349971A (en) | Clipper comb | |
JP3962128B2 (ja) | 刈り上げ用アタッチメント | |
EP1270154B1 (en) | A both hand hair cutting method | |
JPH01212588A (ja) | ヘアカッター | |
JP4169144B2 (ja) | 鋏 | |
JP2008212713A (ja) | ヘアカッター | |
JP3593714B2 (ja) | 眉用かみそり | |
KR200215524Y1 (ko) | 미용가위 | |
JPS6324712B2 (ja) | ||
JPS5858115B2 (ja) | ヘアカツタ− | |
JP4146538B2 (ja) | 刈り上げ用アタッチメント | |
KR200184868Y1 (ko) | 이미용 커터 | |
JP2002052271A (ja) | 安全カミソリ | |
JP2001232075A (ja) | ヘアーカッター | |
JPH0440634Y2 (ja) | ||
KR200305233Y1 (ko) | 미용가위 | |
KR200173666Y1 (ko) | 헤어 스타일링용 가위 | |
KR200277774Y1 (ko) | 눈썹 면도기 | |
JP3339973B2 (ja) | 梳きハサミ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050524 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050725 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050906 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051107 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20051110 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20051222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070518 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120525 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120525 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130525 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130525 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140525 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |