JPS637170A - ハ−メチツクモ−タ付勢装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はモータと、異常時にこのモータへの電力供給を
遮断する自動復帰型保護手段とを、密閉容器内に封入し
たモータを、インバータで付勢する装置に関する。

〔従来の技術〕

空調用コンプレッサは、温度をきめ細かく調節でき、且
つ省エネルギに有効なことからコンプレッサ駆動用モー
タを可変周波数インバータで駆動することが行われてい
る。

このコンプレッサ駆動用モータは冷媒の入った密閉容器
の中に、このモータが異常加熱状態になったり、あるい
はなろうとする異常時に、このモータへの電力供給を遮
断する自動復帰型保護手段と共に封入することがＵ、　
　Ｌ規格などでは定められている。

なおハーメチックモータ付勢装置として、判開昭５３年
４６１５０号公報に記載しであるものが公知である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来提案されたものは自動復帰型保り手段が作動してモ
ータへの電力供給を遮断し、その後自動復帰したときに
、インバータの出力電圧が遮断直前の大きさからモータ
に供給されるようになっていたので、インバータには大
きな電流か流れてしでい、そのため今度はインバータの
保獲装置か作動してし１うことがあった。

本発明は以上のような点に鑑み成されたものであって、
その目的とするところはモータと一緒に密閉容器の中に
封入しである自動復帰型保護手段が自動復帰したときに
インバータの負荷電流をあ−Ｆ＃）大きくしないで再運
転することができるハーメチックモータ付勢装置を提供
することにある。

本発明の他の目的は密閉容器からモータを付勢するのに
必要な本数の口出線を出すだけで上記目的を達成するこ
とができるハーメチックモータ付勢装置を提供すること
にある。

密閉容器から引き出す口出線の数を少く抑制することは
、密閉容器の気密性を保つ上で重要である。

〔問題点を解決するための手段〕

すなわち本発明ハーメチックモータ付勢装置はモータと
、異常時にこのモータへの電力供給を遮断する自動復帰
型保護手段とを密閉容器内に封入した前記モータをイン
バータで付勢するものに於いて、前記インバータの出力
側で前記密閉容器の外側へ位置するところに、前記保り
手段か働いて前記モータへ電流か流れなくなったことを
検知する電流検知手段と、該電流検知手段の出力を受け
て前記インバータの出力を制御する出力制御手段とを設
けたことを特徴とする。

前記出力制御手段は、前記保朦手段が働いたこ七を前記
電流検知手＆が検知したときには、前記インバータの出
力電圧及び出力周波数を下け、そのちとで前記出力電圧
及び出力胸波数を次第に高くするように構成するのか望
ましいが出力周波数は、保護手段か働いたときの状態を
維持させておき、出力電圧だけを下けて、これを保腹手
段が自動復帰したあとで次第に高くするようにし１も良
い。

また、電流検出手段はインバータの出力側に変更 流器又はシャント抵抗を接続して、又流器の出力あるい
はシャント抵抗の電圧降下か零になったときに自動復帰
型保護装置が働いたと判断することができる。

〔作用〕

本発明では、密閉容器内の自動復帰型保護装置が作動し
たときにはインバータの出力電流は零になるから、この
零になったことを電流検出手段で検出し、インバータの
出力電圧を下けて、保護手段の復帰に備え、この保護手
段が復帰したとき出力電圧を除々に土けて運転状態に引
き込むので、インバータの負荷電流を６１９大きくする
ことな閉容器へ至る間の負荷電流を検出するので、特別
に密閉容器から電流検出のための口出線を引き出す必要
がない。

〔発明の実施例〕

１ず第１図を参照しながら本発明の第１の実施例ＶＣつ
いて説明する。

１は三相交流電源、２は電源ｌから電力を受け、これを
整流する順変換器、３は順変換器２の出力を平滑するコ
ンデンサ、４はコンデンサ３で平滑した直流電力を受け
、これを三相交流に変換して、密閉容器】】内のモータ
５に与える逆変換器である。逆変換器４は主スイツチン
グトランジスタＱ。

〜Ｑ６とフライホイールダイオードＤ１〜Ｄ６を有して
いる。インバータは全体を７で示している。

密閉容器１１内にはモータ５の電機子巻線５ａに対して
直列に、ｔｍ子巻線５ａの温度が一定値以上に達したと
きにモータ５への電力供給を遮断し、且つ一定値以下に
低下したとき自動的に復帰する自動復帰型保護手段１０
が接続して設けてろる。

密閉容器】１からは電機子巻線５ａの相数に等しい口出
線１２だけが引きｄされている。

全体を１３で示す電流検知手段は、２つの変流器１４ｕ
、１４ｗと、これ等２つの変流器の出力が共に零のとき
のみ２進信号の′″Ｈ＃に相当する信号Ｓを出す電流零
検出回路１５とで構成する。

変流器１４ｕ、１４ｗは逆変換器４の３本の出力線１６
　ｕ、　　１６　ｖ、　　１６　ｗのうちの２つの出力
線１６ｕと１６ｗの電流を検出するように密閉容器１】
の外側に設けである。

全体を６で示す出力制御手段は以下のようｉ／ｉ：構成
しである。

１０１はモータ５の速度を指令する速度指令手段、】０
２は速度指令手段の出力の、急激な変化をやわらける緩
加減速指令出力手段である。

１０３は緩加減速指令出力子＠１０２の出力に合った大
きさの電圧を指令する電圧指令手段、】０４は同じぐ緩
加減速指令出力手段１０２の出力に合った大きさの周波
数を指令する周波数指令手段である。１０５は電圧指令
手段】０３の出力に合った電圧で、周波数指令手段３０
４の出力に合った周波数の正弦波を発生する正弦波発生
手段、１０６は搬送波発生手段である。

１０７は正弦波発生手段】０５の出力と、搬送波発生手
段１０６の出力とを比較してパルス幅を変調するパルス
幅変調回路である。

１０８はパルス幅変調回路１０７の出力と電流検知手段
１３の出力とを論理演算する論理回路で１７、この出力
が主スイツチングトランジスタＱ。

のベース信号となる。

１０９はパルス幅変調回路１０７の出力を反転する反転
回路、１１０は反転回路１０９の出力と電流検知手段１
３の出力とを論理５に算する論理回路である。この出力
が主スイツチングトランジスタＱ、のベース信号となる
。

ｉｉ流零検知手段１３と論理回路３０８，１１０の間に
は自動切換スイッチ１３０が服け１ある。

このスイッチ１３０はインバータ７を始動する頭初に於
いてのみ２進信号の“Ｌ”に相当する信号を出力してい
る接点０ＩＩＩに接続され、始動後は速やかに電流検知
手＆の出力側に切り変るように構成しである。

］】５は電流検知手段１３の出力Ｓが２進信号の”Ｈ’
に相当する信号を出力したとき、つ１９、電流検知手段
１３が、モータ５に電流か流れてないことを検出したと
きに緩加減速指令ω力手段の出力を初期値にセットし、
その後出力ＳかＬ＃になる１で、その値を保持させ”Ｌ
”になったら次第建立ち上けるようＶＣするリセット回
路″′Ｃある。

なお出力制御手段６は一相分のみが示しである。

以上のように構成したものに於いて、頭初はスイッチ１
３０の接点はＩＩ　Ｌ　ｊ側に入っている。また電流検
知手段１３の出力はＨ”であるからリセット回路】１５
は緩加減速指令出力手段１０２の出力を初期値にセット
している。緩加減速指令出力手段】０２の出力は初期値
から速度指令手段１０１でセットした値に向かって、次
第に立ち上がる。これにつれてインバータ７の出力周波
数、出力電圧は次第に高くなる。

さて始動が開始するとスイッチ】３０の接点は自動的に
切り変り、電流検知手段１３の出力Ｓを論理回路１０８
，１１０へ送るようになる。

モータ電機子巻線５ａの温度か一定値以下である場合に
は自動復帰型保護手段１０の接点は閉じている。従って
電流検知手段】３の出力はＬの状態を保持している。し
かしモータ電機子巻線５ａの温度が一定値を超えると自
動復帰型保護手段１０の接点は開く。このために七−夕
５には電流が流れ込でなくなるから１ｔ！！検知手段１
３の出力Ｓは”Ｈ”になる。このため論理回路１０８，
１１０の出力は”Ｌ’となり、逆変換器はベークが遮断
された状態となる。またリセット回路１】５か働き緩加
減速指令出力手段１０２の出力を初期値に戻す。

さて電機子巻線５ａの温度が低下し、自動復帰型保護手
段１０の接点が閉じると電流検知手段１３の出力は再び
Ｌ＃になる。また緩加減速指令出力手段１０２の出力は
次第に立ち上がる。これに伴なってモータの速度も早く
なる。

第２図は本発明の異なる実施例である。この実施例に於
いては電流検知手段１３は第１図に示した変流器１４ｕ
、１４ｗＫ変えてシャント抵抗１４ｕ’、１４ｗ’を設
けである。

また、この実施例では順変換器２が位相制御ができるよ
うに２イツチング素子で構成しである。

このため緩加減速指令出力手段１０２の出力を受けてｊ
順変換器２の位相を制御する位相制御回路１２０が設け
である。

更に緩加減速指令出力手段１０２の出力を受けて、これ
の出力電圧が大きくなるにつれて高くなる周波数を発生
する電圧周波数変換（ロ）路１２１と、この変換回路１
２】の出力を受けて主スイツチングトランジスタＱ、〜
Ｑ６のベーク信号を作る為に分配するリングカウンタ】
２２とを有してお９、リングカウンタ１２２の出力は第
１図に示したものと同様論理回路１０８，１１０で電流
零検出回路１５の出力と論理演算されるように構成しで
ある。主スイツチングトランジスタＱ３〜Ｑ、へ対する
論理回路は図示を省略しである。

〔発明の効果〕

本発明によれは以上の説明から明らかなように自動復帰
型保１手段が働いたときには、インバータの負荷電流が
零になることに看目し、負荷電流を検知することによっ
て密閉容器内にある自動復帰型保護手段の動作状況を知
り、これ力椙動復帰したときにはインバータの出力電圧
を低い値から除々に上けるようにしたので自動復帰後の
箇初の負荷電流を小さくおさえることかできる。また筐
閉容器から電流を検出するために、特別に口出線を引き
出す必要がないから密閉容器の気密性に影響を与える心
配がない。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は夫々本発明装置の実施例を示すブロッ
ク図である。 ５はモータ、６は出力制御手段、７はインバータ、】Ｏ
は自動復帰型保護手段、】】は密閉容器、１３は電流検
知手段である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、モータと、異常時にこのモータへの電力供給を遮断
   する自動復帰型保護手段とを密閉容器内に封入した前記
   モータをインバータで付勢するものに於いて、前記イン
   バータの出力側で前記密閉容器の外側へ位置するところ
   に前記保護手段が働いて、前記モータへ電流が流れなく
   なつたことを検知する電流検知手段と、該電流検知手段
   の出力を受けて前記インバータの出力を制御する出力制
   御手段とを設けたことを特徴とするハーメチックモータ
   付勢装置。 ２、前記出力制御手段は、前記保護手段が働いたことを
   前記電流検知手段が検知したときには前記インバータの
   出力電圧を低下させ、そのあとで次第に高くするように
   構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   ハーメチックモータ付勢装置。 ３、前記出力制御手段は、前記保護手段が働いたことを
   前記電流検知手段が検知したときには、前記インバータ
   の出力電圧及び出力周波数を下け、そのあとで前記出力
   電圧及び出力周波数を次第に高くするように構成したこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のハーメチッ
   クモータ付勢装置。 ４、前記電流検知手段は前記インバータの出力側に連い
   だ変流器を有していることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項ないし第３項記載のいずれか１つのハーメチック
   モータ付勢装置。 ５、前記電流検知手段は前記インバータの出力側に連い
   だシャント抵抗器を有していることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項ないし第３項記載のいずれか１つのハー
   メチックモータ付勢装置。