JPS636690Y2 - - Google Patents

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JPS636690Y2
JPS636690Y2 JP10277381U JP10277381U JPS636690Y2 JP S636690 Y2 JPS636690 Y2 JP S636690Y2 JP 10277381 U JP10277381 U JP 10277381U JP 10277381 U JP10277381 U JP 10277381U JP S636690 Y2 JPS636690 Y2 JP S636690Y2
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JP
Japan
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winding
resistor
optical coupling
coupling element
electromagnetic coil
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JP10277381U
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JPS5810071U (ja
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁コイルの巻線の断線検出装置の改
良に関する。
従来機械装置を作動せしめる空圧、油圧および
水圧を有する流れ系統において、例えばその流れ
系統の切換を行う場合等に電磁バルブを作用させ
る如く用いるのが通常である。この種の電磁バル
ブを作動させる電磁コイルは、一般に流れる電流
値が0.5〜2アンペア(A)と大きく、その発熱ある
いは機械的な振動より巻線の断線事故が生じ易い
ものである。しかもこの電磁バルブの断線事故が
発生した場合には必要に応じて機械装置の破損防
止回路を構成せねばならないものとなつていた。
また給電系統の操作に採用される電力しや断器に
おいては、通常トリツプコイルに通流することに
より開路作用を行い、正常時にはトリツプコイル
に電流が流れていないものとなつている。このト
リツプコイルの巻線断線は外部からは不明であ
り、その断線状態を放置し過電流等の電力事故が
生じた場合電力しや断器はしや断作用を行えない
ものになつてしまう。かくの如き貴重な電磁コイ
ルの巻線状態を監視するための断線検出装置は第
1図に示すものが知られている。
第1図は公知例の電磁コイル断線検出装置を示
す要部接続図で、1は電磁コイルの巻線、2,
2′は直流定電源線、3は巻線1を励磁するため
の接点、4はダイオード部分の入力側Pの通流に
よりトランジスタ部分の出力側Sが作動して出力
信号を与える周知の光結合素子、5は限流のため
の抵抗である。ここに巻線1は例えば電力しや断
器のトリツプコイル部分であつて釈放時にのみ閉
路される接点3よりしや断作用を行うものであ
り、これを電磁バルブにあつては接点3の閉路に
よりバルブの機械的操作を行うコイル部分に置換
して用いるようにしてもよい。
すなわち、直流定電源線2,2′間に接点3を
介して巻線1が接続され、この接点3が挿入され
る直流定電源線2′,2″間に前記接点3に並列に
抵抗5と光結合素子4の入力側Pとの直列回路が
付加される如く構成されており、光結合素子4の
出力側Sより信号発生するよう構成されるもので
ある。したがつて抵抗5により光結合素子4が作
動し得る10mA程度の微小電流を、抵抗5と巻線
1の間に入力側Pを挿入して通流する回路におい
て、巻線1が断線していなければ出力側Sがオン
となり、巻線1が断線した場合出力側Sがオフと
なり、光結合素子4の出力側Sよりオフ信号が与
えられることによつて断線検出を行うことができ
る。
しかしながら、かかる第1図装置例に示される
如き従来のものは、接点3が閉路した場合に光結
合素子4の入力側Pには通流されず、巻線1が断
線していないにもかかわらず光結合素子4は断線
信号を出力することになる。このため第1図装置
の採用においては接点3が閉路された場合出力側
Sの出力を無視する回路が必要となり、接点3が
開路状態時にのみ断線検出可能なものとなる。ま
たこれを巻線1の励磁中も断線検出機能を有する
ものとするには別な電流継電器を巻線1と直列接
続する必要が生じていた。
本考案は上述したような不具合点を解消するた
めなされたもので、電磁コイル巻線部分の励磁の
状態をとわず断線検出できる簡便な装置を提供す
るものである。以下本考案を実施例図面により説
明する。
第2図は第1図に類する本考案の一実施例を示
すもので、4′は光結合素子、6,7は抵抗であ
る。図中第1図と同符号のものは同じ構成部分を
示す。ここに抵抗6は巻線1への励磁電流の通流
からその両端に生じる発生電圧を供給するもので
あり、この両端電圧が電流調整のための抵抗7と
光結合素子4′の入力側Pとの直列回路に与えら
れてその入力側Pに10mA程度の微小電流を通流
し得る構成をなす。また光結合素子4,4′の出
力側Sが並列接続の上信号発生するよう構成され
る。かくの如き実施例の動作につきつぎに詳細説
明する。
まず接点3が閉路された場合、巻線1に励磁電
流が接点3→抵抗6→巻線1の径路で通流されこ
とによつて抵抗6の両端に電圧が発生する。これ
により光結合素子4′の入力側Pに前記微小電流
が流れ出力側Sが作用して出力信号を送出でき
る。しかも巻線1の断線時には光結合素子4′が
作動できず、出力側Sはオフ信号の断線検出を行
うものとなる。つぎに接点3が開路状態の場合、
第1図説明の如くに光結合素子4は巻線1が断線
時にはオフ信号を与えることになる。
このようにしてなる実施例は、接点3の開路ま
たは閉路の状態に無関係に同一の断線検出信号を
与えることができるものであり、これらの両検出
回路は互いに何ら干渉せず同種の構成部分からな
る。
さらに本実施例につき具体的な回路定数の一例
を挙げると、いま直流定電源線2,2′間の電圧
がDC100V、巻線1の抵抗値が50Ω、抵抗6の抵
抗値が1.5Ωとすれば、接点3の閉路から抵抗6
には1.94Aが流れ、抵抗6の両端には(1.94×1.5
≒2.9)Vの電圧が生じることになる。これより
抵抗7の抵抗値は光結合素子4′の順方向降下電
圧を(0.8V)とすればほぼ210Ωでよく、光結合
素子4′に10mA程度の微小電流を流すことがで
きる。また光結合素子4に10mA程度を流すには
抵抗5を10kΩとすればよいことは明白である。
以上説明したように本考案によれば、電磁コイ
ルの励磁、無励磁に無関係に格別に断線検出し得
る簡便な装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知例を示す要部接続図、第2図は本
考案の一実施例を示す要部接続図である。 1……巻線、2,2′,2″……直流定電源線、
3……接点、4,4′……光結合素子、5,6,
7……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の電源のうち一方の通常の電源線と電磁コ
    イルの釈放状態時に開路されかつ投入状態時に活
    生する他方の電源線との間に該電磁コイルの巻線
    を挿入し、該巻線に直列に抵抗を接続しかつ該抵
    抗に並列に第1の光結合素子の入力側を接続せし
    め、前記一方の通常の電源線と対をなす他方の通
    常の電源線との間に前記巻線と直列接続される第
    2の光結合素子の入力側を挿入するとともに、前
    記第1の光結合素子の出力側を並列接続するよう
    に構成したことを特徴とする電磁コイル断線検出
    装置。
JP10277381U 1981-07-13 1981-07-13 電磁コイル断線検出装置 Granted JPS5810071U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10277381U JPS5810071U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 電磁コイル断線検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10277381U JPS5810071U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 電磁コイル断線検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5810071U JPS5810071U (ja) 1983-01-22
JPS636690Y2 true JPS636690Y2 (ja) 1988-02-25

Family

ID=29897411

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JP10277381U Granted JPS5810071U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 電磁コイル断線検出装置

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Publication number Publication date
JPS5810071U (ja) 1983-01-22

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