JPH08203413A - 漏電しゃ断器 - Google Patents

漏電しゃ断器

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Publication number
JPH08203413A
JPH08203413A JP1367395A JP1367395A JPH08203413A JP H08203413 A JPH08203413 A JP H08203413A JP 1367395 A JP1367395 A JP 1367395A JP 1367395 A JP1367395 A JP 1367395A JP H08203413 A JPH08203413 A JP H08203413A
Authority
JP
Japan
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test
circuit
current
earth leakage
switching means
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1367395A
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English (en)
Inventor
Kazumichi Saka
一道 坂
Satoshi Ishida
聡 石田
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Nitto Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テストスイッチのONの状態が継続するときに
テスト回路に電流が流れ続けることを防止したテスト装
置を内蔵した逆接続が可能な漏電しゃ断器を提供する。 【構成】テスト抵抗1とスイッチング手段2が直列に電
源接続部3に接続され、テスト電流を非接触的に検知す
るZCT4を備えるとともに、スイッチング手段2はテ
ストスイッチ5を含む制御回路6に接続されていおり、
その制御回路6にはテスト開始後所定時間経過するとス
イッチング手段2をOFFとするタイマー7を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、漏電しゃ断器のしゃ断
性能をチェックするための改良されたテスト装置を内蔵
した漏電しゃ断器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テスト装置を内蔵した漏電しゃ断
器においては、図3(A)に示すような回路からなるテ
スト装置が使用されている。このテスト装置では、テス
トスイッチ5をONにするとテスト回路に電流が流れ、
その電流をZCT4が検知して漏電しゃ断器(図示せ
ず)を作動させることにより漏電しゃ断器のしゃ断性能
をチェックすることができる。なお、漏電しゃ断器が順
接続されている場合には、テスト装置は漏電しゃ断器の
出力側を電源としているから漏電しゃ断器を作動させる
と同時にテスト装置の電源もOFFとなるので、この回
路には電流は流れなくなるのである。しかし、このよう
なテスト装置は、漏電しゃ断器が逆接続された場合に
は、テスト装置の電源は入力側に接続されることになる
のでテストスイッチ5のONの状態が継続するとしゃ断
器がトリップしても電源がOFFにならない。そのため
テスト回路には定格値の回路電流が流れ続けることとな
るが、テスト抵抗1は、通常定格電流に長時間耐えるよ
うに設計されていないため、この継続する電流のために
品質が劣化したりときには焼損するおそれがあった。
【0003】また、逆接続が可能である漏電しゃ断器の
テスト装置として、図3(B)に示す回路からなるもの
がある。この回路では、しゃ断器のブレーカの入切動作
と連動して入切動作を行う連動スイッチ51が回路に直
列に組み込まれているから、逆接続の場合においても、
しゃ断器が作動すれば連動スイッチ51が連動してOF
Fとなり、テスト回路の電流が断たれるようになってい
る。しかしながら、前記の(A)および(B)のいずれ
の回路においても、テストスイッチ5のONの状態が継
続するときに何らかの理由でしゃ断器が作動しないとき
には、テスト回路の電流が流れ続けることになるので上
記と同様な問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、テストスイッ
チのONの状態が継続するときにテスト回路に電流が流
れ続けることを防止したテスト装置を内蔵した逆接続が
可能な漏電しゃ断器を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、テスト電
流の通電が、テストスイッチONによりONとなり、そ
の後所定時間経過後にOFFとなるタイマーを備えた制
御回路により制御されるスイッチング手段によっておこ
なわれるテスト装置を内蔵したことを特徴とする漏電し
ゃ断器により解決することができる。
【0006】
【作用】上記に実施例の説明の通り、本発明では、テス
ト電流の通電は、テストスイッチONによりONとなり
その後所定時間経過後にOFFとなるタイマーを備えた
制御回路により制御されるスイッチング手段のONOF
Fによっておこなわれるから、順接続、逆接続いずれの
場合にも適用が可能であり、さらにしゃ断器が何らかの
理由でテスト時に作動しなくとも、テスト電流は所定の
時間以上には流れない。従って、テスト抵抗の品質の劣
化を招くおそれが解消できるのである。
【0007】
【実施例】次に、図1、図2に示す実施例に基づいて本
発明を詳細に説明する。 (実施例1)先ず図1において、本発明の漏電しゃ断器
に内蔵されるテスト装置に係る電気回路の概要を示す。
テスト抵抗1とスイッチング手段2が直列に電源接続部
3に接続される電気回路の一部がテスト電流を非接触的
に検知するZCT4を通過するよう構成されている。そ
してスイッチング手段2はテストスイッチ5を含む制御
回路6に接続されるいるとともに、次のように機能する
ようタイマー7を備えている。
【0008】この制御回路6は、テストスイッチ5のO
Nによりスイッチング手段2をONに制御するが、その
後所定時間経過後にスイッチング手段2をOFFとする
タイマー7を備えているのである。このタイマー7によ
り、テスト電流の通電時間はしゃ断器が作動するに必要
な時間例えば0.05秒から2秒の間に可変に設定する
ことが可能である。また、スイッチング手段2として
は、機械的スイッチ例えばリレースイッチまたは電子的
スイッチ例えばトライアックのいずれも適用が可能であ
る。タイマー7としては、機械的タイマー例えばバイメ
タル接点方式のタイマーまたは電子的タイマー例えば電
子時計方式あるいは抵抗体、コンデンサおよびトランジ
スタを組み合わせた電子タイマーなどが必要に応じて適
用ができる。
【0009】(実施例2)次に、電子タイマーを備える
ことで本発明をより具体化した図2に示す実施例を参照
して説明する。テスト抵抗1とスイッチング手段2が直
列に電源接続部3に接続される電気回路の一部がテスト
電流を非接触的に検知するZCT4を通過するよう構成
されている点は上記実施例1と同様であるが、この場合
のスイッチング手段2には交流をONOFFできるトラ
イアックが用いられている。
【0010】ダイオードE1、抵抗R1、コンデンサC
1および定電圧素子E2からなる一連の回路は、テスト
スイッチ5を含む制御回路の一部を構成して後記のタイ
マー回路に電流を供給する直流定電圧回路である。タイ
マー回路として、テストスイッチ5は、抵抗R2をはさ
んで定電圧回路の母線Aに、抵抗R3とコンデンサC2
をはさんで定電圧回路の母線Bに接続している。トラン
ジスタT1のベースは、抵抗R3とコンデンサC2に中
間に接続され、コレクタはトランジスタT2のベースへ
接続され、またエミッタは定電圧回路の母線Bに接続し
ている。またトランジスタT2のベースは、テストスイ
ッチ5と抵抗R3の中間に接続している抵抗R4と定電
圧回路の母線Bに接続している抵抗R5との中間に接続
され、エミッタは定電圧回路の母線Bに接続していると
ともにコレクタは抵抗R6、R7を経て定電圧回路の母
線Aに接続している。そしてトライアック2のゲートは
抵抗R6、R7の中間に接続されているのである。
【0011】このように構成された回路において、テス
トスイッチ5がONになったときトランジスタT1はコ
ンデンサC2があるためOFFのままであるが、トラン
ジスタT2は抵抗R4、R5で定まる電圧によりONに
作動し、トライアック2のゲートに通電され結果トライ
アック2がONの状態になるから、テスト抵抗1にテス
ト電流が流れるとともにそれをZCT4が感知してしゃ
断器を作動するように機能する。ところが、テストスイ
ッチ5がONのままなんらかの理由でしゃ断器が作動し
なかった場合においても、ある時間経過するとコンデン
サC2が充電されるのでトランジスタT1がONにはい
るから、トランジスタT2の作動電圧が低下しOFFに
転換して、結果トライアック2のONの状態が解除さ
れ、テスト電流が停止させられるのである。なお、この
ようなタイマーが機能する所要時間は、抵抗R3とコン
デンサC2の値によって定めることができるが、0.0
5秒から2秒の範囲内が好ましいものである。
【0012】以上説明した通り、この実施例2において
も、テスト電流の通電は、テストスイッチONによりO
Nとなりその後所定時間経過後にOFFとなる電子タイ
マーを備えた制御回路により制御されるスイッチング手
段トライアックのONOFFによっておこなわれるか
ら、実施例1の場合と同様に、順接続、逆接続いずれの
場合にも適用が可能であり、さらにしゃ断器が何らかの
理由でテスト時に作動しなくとも、テスト電流は所定の
時間以上には流れない。さらに、スイッチング手段の操
作電圧を下げることが可能である小型スイッチを用いる
ことができ、機器の小型化も可能となった。また、この
テスト装置を使用すると、しゃ断器の作動に必要な最低
限の時間だけ通電することができるので、このテスト装
置の漏電検出回路に使用している電子素子に異常があっ
たときには、しゃ断器がトリップしないことにより、そ
の異常を発見できるなどテスト自体の信頼性も向上する
という利点がある。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、テスト電流の通電は、
テスト開始後所定時間を経過するとタイマーを備えた制
御回路により制御されるスイッチング手段によりOFF
となるから、順接続、逆接続いずれの場合にも適用が可
能であるとともにしゃ断器が何らかの理由で作動しなく
とも、テスト電流は所定の時間以上には流れない。従っ
て、テスト抵抗の品質の劣化を招くおそれが解消できる
という優れた効果があるからその工業的価値が大なるも
のがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のテスト装置の説明図。
【図2】実施例2のテスト装置の説明図。
【図3】従来のテスト装置の説明図。
【符号の説明】
1:テスト抵抗、2:スイッチング手段、3:電源接続
部、4:ZCT、5:テストスイッチ、6:制御回路、
7:タイマー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テスト電流の通電が、テストスイッチON
    によりONとなり、その後所定時間経過後にOFFとな
    るタイマーを備えた制御回路により制御されるスイッチ
    ング手段によっておこなわれるテスト装置を内蔵したこ
    とを特徴とする漏電しゃ断器。
  2. 【請求項2】上記タイマーが電子回路からなるとともに
    上記スイッチング手段が半導体スイッチング素子である
    請求項1記載の漏電しゃ断器。
JP1367395A 1995-01-31 1995-01-31 漏電しゃ断器 Withdrawn JPH08203413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1367395A JPH08203413A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 漏電しゃ断器

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JP1367395A JPH08203413A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 漏電しゃ断器

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JPH08203413A true JPH08203413A (ja) 1996-08-09

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ID=11839718

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JP1367395A Withdrawn JPH08203413A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 漏電しゃ断器

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JP (1) JPH08203413A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101159942B1 (ko) * 2010-02-08 2012-06-26 이문형 비접촉 전계 감지 및 차단장치
KR200471612Y1 (ko) * 2012-10-04 2014-03-06 한전케이피에스 주식회사 누전차단기의 동작시험 경고음 발생기

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Effective date: 20020402