JPS6362044B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6362044B2
JPS6362044B2 JP12799581A JP12799581A JPS6362044B2 JP S6362044 B2 JPS6362044 B2 JP S6362044B2 JP 12799581 A JP12799581 A JP 12799581A JP 12799581 A JP12799581 A JP 12799581A JP S6362044 B2 JPS6362044 B2 JP S6362044B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
watertight
watertight compound
compound
strands
elongated body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12799581A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5830014A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12799581A priority Critical patent/JPS5830014A/ja
Publication of JPS5830014A publication Critical patent/JPS5830014A/ja
Publication of JPS6362044B2 publication Critical patent/JPS6362044B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 水密導体は「第7図」のように、素線18の素
線間げき36を水密コンパウンド10′と呼ばれ
る充てん物で埋めて気密性を持たせたものであ
り、本発明はその製造方法に関するものである。
従来技術 導体のより線工程において、各層ごとに液状コ
ンパウンドを塗り込むという方法をとつていた。
液状の水密コンパウンドであるため、作業場が
汚れやすく、また水密コンパウンドのたれ落ちを
防ぐため各層ごとに押えテープ38を巻く必要が
あり、そのため作業のスピードが普通の場合の1/
4〜1/6にも低下するという欠点があつた。
また、より線工程の終了後、一括して外側から
液状の水密コンパウンドを圧入するという方法も
とられていた。
しかし、導体の層数が多くなると、中心部まで
一様に圧入するのが難しくなる。水密コンパウン
ドに半導電性を持たせると粘度が高くなるので、
いつそう難しくなるという問題があつた。
発明の目的と構成 本発明は、上記の問題の解決を図つたもので、 1 従来の水密コンパウンドの粘度を高めて、軟
質で、粘弾性を持つ連続した細い固形の長尺体
を作ること、 2 前記長尺体を、導体のより線工程において、
素線18をいつしよにより、素線間げき36に
より込んでその場所をふさぐようにすること、 を特徴とする。
構成のより詳しい説明 水密コンパウンドには通常2液硬化型のコンパ
ウンドが使用される。これらの主剤、硬化剤はそ
れぞれ常温では液状である。
しかし、双方を混合して一定時間経過すると粘
度が高まり、流動性を失い、軟質で粘弾性を持つ
固形物体になる。
なお、それにカーボン粉末を混入して半導電性
を持たせる場合もある。
そのようにした水密コンパウンド10を、長い
テープ状にし(第1図)、片面にセパレータ12
を付けてリール14に巻いておく。
それから「第2図」のように、より線機の回転
ケージ16に、素線18のボビン20といつしよ
にかけ、いつしよによる。
なお、水密コンパウンド10の長尺体の繰出し
にはブレーキがかかるようにする(その理由は後
記)。その一例を「第3図」に示した。22はリ
ール14の軸、24はそれに取付けたドラム、2
6はブロツクブレーキ、28はレバー、30はバ
ネで、その引張力は調節できるようになつてい
る。
また32は絞り手段で、テープ状の水密コンパ
ウンド10の長尺体を丸く絞つて送り出すための
ものであり、従来公知の構造のものが使用され
る。
なおテープ状の水密コンパウンド10を繰出す
ときセパレータ12は適当な手段(図示省略)に
よつてはぎとられる。
丸く絞られた水密コンパウンド10の長尺体と
素線18とはダイス34に向つて集束されるよう
に進むが、ダイス34から少し離れた−断面
では「第4図」のような具合いに並んでいる。も
つとダイス34に近ずいた−断面では「第5
図」のようになる。
そしてダイス34をすぎた−断面は「第6
図」のようになる。すなわち、水密コンパウンド
10の長尺体は素線18の素線間げき36により
込まれ、かつその場所をふさぎ、さらに余つた分
は外側まではみ出すようになる。
なお水密コンパウンド10の長尺体は上記のよ
うに粘弾性を持ち、ゴムのように伸びる。そこで
ブロツクブレー26を適当にかけて必要な量だけ
より込むようにすることができる。
第6図において、Aで示す範囲は水密コンパウ
ンド10で覆われるが、残りのBの範囲は、上記
同様にして2層目を上るときに水密コンパウンド
10によつて覆われる。
最外層の水密コンパウンド塗りと押えテープ巻
きは、次の工程で行なう。
発明の効果 1 粘度が高く、軟質で、粘弾性を持つ水密コン
パウンドの連続した細い長尺体を作り、それ
を、ブレーキをかけながら繰出すので、ブレー
キを調整することにより、長尺体の太さをコン
トロールして(ブレーキを強くすると細くな
る)、素線間げきを過不足なくふさぐことがで
きる。
すなわち、繰出す水密コンパウンドの長尺体
が、細すぎれば素線間にすき間ができるし、ま
た太すぎれば、はみ出して素線配列を乱し、か
つケーブルが太くなつてしまうが、そのような
ことがなくなる。
したがつて、たとえば素線間げきに発泡剤配
合のひも状ゴムを挿入してより合わせ、後に加
熱発泡させて隙間を充填する公知技術(特許第
165612号明細書参照)のような複雑な工程を必
要としない。
2 液状の水密コンパウンドを使用しないので、
作業場が汚れない。
3 各層ごとに押えテープ38を巻く必要がない
ので、より線工程のスピードが落ちない。
4 大サイズ導体で、層数が多い場合にも容易に
実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜第6図は本発明の実施例に関するもの
で、第1図は水密コンパウンドをテープ状にして
リール14に巻くことの説明図、第2図はより線
工程の説明図、第3図は水密コンパウンド10の
リール14の部分の拡大説明図、第4図と第5図
と第6図は、第2図の−、−、−の
拡大断面図、第7図は従来技術の説明図。 10:水密コンパウンド、18:素線、36:
素線間げき。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水密コンパウンドの粘度を高めて、軟質で、
    粘弾性を持つ連続した細い長尺体を作り、それ
    を、導体のより線工程において、ブレーキをかけ
    ながら繰出して素線といつしよにより合せ、素線
    間げきにより込むことを特徴とする、水密導体の
    製造方法。
JP12799581A 1981-08-15 1981-08-15 水密導体の製造方法 Granted JPS5830014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12799581A JPS5830014A (ja) 1981-08-15 1981-08-15 水密導体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12799581A JPS5830014A (ja) 1981-08-15 1981-08-15 水密導体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5830014A JPS5830014A (ja) 1983-02-22
JPS6362044B2 true JPS6362044B2 (ja) 1988-12-01

Family

ID=14973842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12799581A Granted JPS5830014A (ja) 1981-08-15 1981-08-15 水密導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5830014A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5830014A (ja) 1983-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2801405B2 (ja) 細い導線、特に光ファイバーを有するケーブル、それを製造する方法および装置
JPH046711A (ja) 水密型ゴム・プラスチック絶縁ケーブル
US4100002A (en) Method for producing powder filled cable
CA2043250A1 (en) Moisture-impermeable stranded electric conductor
JPS6362044B2 (ja)
CN116525196A (zh) 一种多组合式电缆及其制备方法
US2731069A (en) Device for compounding stranded conductors
JPS61103633A (ja) 筒体付きpcストランドの製造方法
JPH01239513A (ja) ジェリー充填型光ファイバケーブルの製造方法
JP2000045193A (ja) Pcストランドの防錆処理方法
JPH0644418B2 (ja) 移動用ケーブルとその製造方法
EP0727790A2 (en) Electric cable
JPH07288051A (ja) 水密圧縮撚線導体の製造方法
JPS62252011A (ja) 防水混和物充填ケ−ブル
KR100256787B1 (ko) 수밀도체 제조장치 및 방법
KR100536127B1 (ko) 수밀 연선 도체 제조 방법 및 그 장치
JPH0136245Y2 (ja)
JPS59111208A (ja) 水密導体の製造方法
JPH01304621A (ja) 水密電線の製造方法
JPS5912510A (ja) 水密導体の製造方法
US1415152A (en) Method or art of making insulated wire
JPH0458126B2 (ja)
JPS6325449B2 (ja)
JPH0233387A (ja) Pcストランドの防錆被覆方法
GB1463319A (en) Process for winding parallel wire strand