JPS6361251B2 - - Google Patents

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JPS6361251B2
JPS6361251B2 JP59226929A JP22692984A JPS6361251B2 JP S6361251 B2 JPS6361251 B2 JP S6361251B2 JP 59226929 A JP59226929 A JP 59226929A JP 22692984 A JP22692984 A JP 22692984A JP S6361251 B2 JPS6361251 B2 JP S6361251B2
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lifter
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Publication of JPS6361251B2 publication Critical patent/JPS6361251B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G65/00Loading or unloading

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、組立ラインなどに部品を供給する
部品供給装置に関する。
〔発明の技術的背景〕 組立ラインなどに部品を供給する装置の一種に
デパレタイザといわれる装置がある。この部品供
給装置は、一般に、組立ラインなどの側方に設置
され、分離可能に集積された複数個の部品箱から
順次部品を取出して供給し、部品が取出されたあ
との空箱を再び集積して装置外に排出するように
なつている。
第8図にこの装置の各部構成を平面的に配置し
た水平循環方式の一例を、また第9図A図ないし
D図に各部構成を立体的に配置した垂直循環方式
の数例を示す。これら各装置において、1は無人
搬送車、台車などの搬送装置、2はこの搬送装置
から移載された部品箱Bを一時的に貯蔵するスト
ツク部、3は積み重ねられた部品箱Bを順次1個
づつに分離する段ばらし部、4は分離された部品
箱Bの待機部、5は分離された部品箱Bの位置ぎ
めする位置ぎめ部、6は部品箱が取出されたあと
の空箱Cを積み重ねる段積部、7は積み重ねられ
た空箱Cを貯蔵する空箱ストツク部、8は組立装
置のスペースマシンである。部品を収容した部品
箱Bは、複数個積み重ねられて搬送装置1により
搬送され、部品供給装置に移載されたのち、実線
矢印で示す方向に循環され、位置ぎめ部5におい
て位置ぎめされたのち、破線矢印で示すようにベ
ースマシンBに沿つて設置された移載ロボツトな
どにより部品が取出される。そして部品が取り出
されたあとの空箱Cは、空箱ストツク部7から搬
送装置1に移載されて部品供給装置から搬出され
るようになつている。
〔背景技術の問題点〕
上記各部品供給装置において、装置の構成を平
面的に配置したものは、部品箱Bの交換速度は速
いが、設置面積が大きくスペース効率がきわめて
悪い。また品種切換え時に、部品供給装置上に残
された部品箱Bを積み重ねて排出することができ
ないため、品種切換えに時間がかかり、部品供給
装置ばかりでなく、後続のベースマシンの稼動率
を低下させる欠点がある。
また装置の構成を立体的に配置したものは、た
とえば第9図A図に示した装置では、ピツキング
エレベータ9が段ばらし部3から部品箱Bを取出
し、また部品が取出されたあとの空箱Cを搬送す
るため、このピツキングエレベータ9で部品箱B
の交換速度が制限される。またB図ないしD図に
示した装置においても、段ばらし部3から位置ぎ
め部5までの部品箱Bの搬送距離が長く、また位
置ぎめ部5から空箱Cの搬出も時間がかかり、部
品箱Bの交換速度が遅いという点がある。
〔発明の目的〕
この発明は、分離可能に積み重ねられた複数個
の部品箱から部品を取出して供給する部品供給装
置において、部品箱の交換速度を速くし、装置の
稼動率を向上させる部品供給装置を提供すること
にある。
〔発明の概要〕
リフタに複数個の部品箱を分離可能に積み重ね
て搭載し、この複数個の部品箱を積み重ねたまま
最上段の部品箱を上記リフタによりこのリフタの
上方に位置する位置ぎめ部まで搬送する搬送手
段、この位置ぎめ部に搬送された部品箱を上記リ
フタと位置ぎめ部との共動によりその下段の部品
箱から分離する分離位置ぎめ手段、さらにその分
離された位置において、上記位置ぎめ部により
X、Y、Z方向に三次元的に位置ぎめしたのち
に、この部品箱から部品を取出す部品取出し手段
により構成した。
〔発明の実施例〕 以下、図面を参照してこの発明を実施例に基づ
いて説明する。
第1図および第2図に部品供給装置の一例を示
す。部品を収容する部品箱Bは、上端部に鍔をも
ち、分離可能に複数個積み重ねることができる形
状をなし、複数個分離可能に積み重ねられてたと
えば無人搬送車10に搭載されて搬送される。部
品供給装置は、一部二階建の立体構造に形成さ
れ、無人搬送車10により搬送されて来た部品箱
Bの搬入、および部品が取出されたあとの空箱C
を無人搬送車10に搬出する移載部11と、この
移載部11に隣接してベースマシン8側に設けら
れたストツク部12と、このストツク部12に隣
接してベースマシン8側に設けられた段ばらし部
13と、上記ストツク部12上に設けられ、空箱
Cを積み重ねて支持する段積部14と、これら各
部の動作を制御する制御部15とから構成されて
いる。
上記移載部11は、上端部を、部品箱Bを搬入
または空箱Cを搬出するための移載ステージ17
として、この移載部11を取囲むフレーム18a
内側に第1リフタ19を有する。
この第1リフタ19は、第3A図に示すよう
に、支持枠20に複数本のローラ21を回転自在
に取り付け、各ローラ21の回転軸および支持枠
20に固定された減速器・ブレーキ付きモータ2
2の出力軸に取り付けられたスプロケツトにチエ
ーン23を装架して、このモータ22の回転駆動
により正逆両方向に回転できる搭載部24と、こ
の搭載部24を昇降させる昇降機構25とからな
る。この昇降機構25は、上記フレーム18aの
一側面内側に沿つて立設された一対のコラム26
の両端部に回転自在に支持された上下一対の回転
軸27を有し、各回転軸27の両端部に取付けら
れた4個のスプロケツト28のうち、上下に対向
する各一対のスプロケツトにチエーンを装架する
とともに、一方のコラム26に固定された減速
器・ブレーキ付きモータ29の出力軸に取付けら
れたスプロケツトを上記一方のチエーンに係合さ
せたものである。搭載部24は、上記一対のチエ
ーンに取付けられたアタツチメント30に固定さ
れ、上記モータ29の回転駆動により、上記コラ
ム26に固定された一対のリニアガイド31に沿
つて上端部の移載ステージと下端部との間を昇降
する。
ストツク部12は、このストツク部12を取囲
むフレーム18bの内側に、上端下端部に停止し
た搭載部24と同一平面上で一直線をなす如く固
定された搭載部33を有する。この搭載部33
は、複数本のローラ34を回転させるモータ35
が一方向回転である点を除いて、上記搭載部24
と同じ構造であるので、その詳細な説明を省略す
る。
段ばらし部13は、この段ばらし部13を取り
囲むフレーム18c内側に設けられた第2リフタ
37と、この第2リフタ37の上方に設けられた
位置ぎめ部38と、上記ストツク部12および後
述する段積部14に隣接してフレーム18c内側
に回転自在に支持された上下一対のローラ39
a,39bとからなる。
上記第2リフタ37は、第3図AおよびB図に
示すように、搭載部41と、この搭載部41を昇
降させる昇降機構42とからなる。これら搭載部
41および昇降機構42は、前記第1リフタ19
の搭載部24および昇降機構25とほぼ同じ構造
に形成され、昇降機構42により下降した搭載部
41は、ローラ39aとともに前記ストツク部1
2の搭載部33と同一平面かつ一直線をなす如く
停止する。なおこの第2リフタ37の搭載部41
および昇降機構42の各部の構造については、第
1リフタ19の搭載部24および昇降機構25と
同一部分に同一番号を付してその詳細な説明を省
略する。
位置ぎめ部38は、第4図AないしC図に示す
ように、フレーム18cの一側面上に取付けられ
た第1位置ぎめ具44と、この第1位置ぎめ具4
4に対向して、フレーム18cの他側面上に取付
けられた第2位置ぎめ具45とからなる(分離位
置ぎめ手段は第1位置ぎめ具44と第2位置ぎめ
具45とからなる)。しかしてこの第1位置ぎめ
具44は、フレーム18cの一側面に支持体を介
して固定された2段モーシヨンシリンダ46と、
この2段モーシヨンシリンダ46の作動軸に取付
けられたプツシユプレート47とからなる。プツ
シユプレート47は、シリンダ46の動作によ
り、このシリンダ46と並列してフレーム18c
の一側面上に固定されたリニアモーシヨントラツ
ク48およびプツシユプレート47に固定された
リニアモーシヨンレール49をガイドとして、上
記第2リフタ37の上昇により搬送された部品箱
Bの一側面に対して2段階で進退する。その第1
段階の前進では、プツシユプレート47の端面
は、部品箱Bの一側面と約1mm離れた位置で停止
し、第2段階の前進で上記部品箱Bの一側面に当
接する。また第2位置ぎめ具45は、図示しない
シリンダの作動軸に取付けられ、フレーム18c
の他側面上に固定されて段積部14のフレーム1
8d上まで延在するトラバースレール50に沿つ
て進退する位置ぎめ具支持台51を有する。この
位置ぎめ具支持台51には、シリンダ52が取付
けられ、このシリンダ52の作動軸に第1位置ぎ
め具44のプツシユプレート47と平行に延在す
る爪支持体53が取付けられている。この爪支持
体53の一端部には、上記部品箱Bの側面コーナ
部に係合する互に直交する二つの基準面をもつ基
準爪54が、また他端部には、上記部品箱Bの他
側面に当接するプツシユ爪55が取付けられてい
る。これら基準爪54およびプツシユ爪55は、
上記シリンダ52の作動により、爪支持体53と
ともに、位置ぎめ具支持台51に固定されたリニ
アモーシヨントラツク56および爪支持体53に
固定されたリニアモーシヨンレール57をガイド
として、第1位置ぎめ具44のプツシユレート4
7と同方向に進退する。また爪支持体53の他端
部側には、位置ぎめ具支持台51に固定されたシ
リンダ58の作動軸に取付けられて爪支持体53
の長手方向に進退し、先端部が上記部品箱Bの側
面に当接するサイドプツシユプレート59が設け
られている。
この位置ぎめ部38は、第2リフタ37により
第1および第2位置ぎめ具44,45間に搬送さ
れた部品箱Bに対して、2段モーシヨンの第1位
置ぎめ具44のプツシユプレート47を第1段階
前進させて、部品箱Bの上端部に形成された鍔下
部に挿入すると同時に、第2位置ぎめ具45の爪
支持体53を前進させて、基準爪54およびプツ
シユ爪55を上記鍔下部に挿入して部品箱Bの他
側面に当接させることにより、これら第1および
第2位置ぎめ具44,45により上記部品箱Bを
支持する。この状態から第2リフタ37が少なく
とも部品箱B1個分に相当する高さ下降して、上
記第1、第2位置ぎめ具44,45により支持さ
れた部品箱Bが後続の部品箱Bから分離されかつ
高さ方向の位置ぎめがおこなわれると、まず第2
位置ぎめ具45のサイドプツシユプレート59が
前進して、このサイドプツシユプレート59と基
準爪54とで上記部品箱Bを挟持し、この部品箱
Bを第1および第2位置ぎめ具44,45の進退
方向と直交する方向から位置ぎめする。しかるの
ち第1位置ぎめ具44のプツシユプレート47の
第2段階の前進がおこなわれ、このプツシユプレ
ート47と上記第2位置ぎめ具45の基準爪54
およびプツシユ爪55とにより上記部品箱Bを挟
持して支持する部品箱B互に直交する方向から位
置ぎめし、結果的に部品箱Bを上記分離位置にお
いて互いに直交するX、Y、Z方向に三次元的に
位置ぎめする。この場合、第2位置ぎめ具45の
シリンダ52の推力は第1位置ぎめ具44のシリ
ンダ46の推力より大きく、第2段階前進により
第1位置ぎめ具44のプツシユプレート47が部
品箱Bの一側面にあとから当接しても、先に部品
箱Bの他側面に当接している基準爪54およびプ
ツシユ爪55の位置は変化しない。
部品箱Bに収容された部品は、この位置ぎめ部
38により位置ぎめされた部品箱Bからロボツト
などの移載装置により取出される。部品が取出さ
れたあとの空箱Cは、第1位置ぎめ具44のプツ
シユプレート47が第1段階後退して、その挟持
が解かれたのち、第2位置ぎめ具45の位置ぎめ
具支持台51をトラバースレール50に沿つて段
積部14方向に移動させることによりおこなわれ
る。空箱Cは、第2位置ぎめ具45の基準爪54
とサイドプツシユプレート59とにより挟持さ
れ、上記第1段階後退した第1位置ぎめ具44の
プツシユプレート47に支持案内され、ローラ3
9b上を通つて段積部14方向に搬送される。な
お、第1位置ぎめ具44のプツシユプレート47
は、その後第2段階の後退をおこない原位置に復
帰する。また第2位置ぎめ具45は、所定位置に
おいてサイドプツシユプレート59を後退させて
空箱Cを釈放し、さらに爪支持体53を後退させ
たのち、位置ぎめ具支持台51の後退により第1
位置ぎめ具44と対向する原位置に復帰する。
段積部14は、この段積部14を取り囲むフレ
ーム18dの内側に設けられた第3リフタ61
と、この第3リフタ61と共同して、上記位置ぎ
め部38により搬送された空箱Cを積み重ねて支
持する支持装置62とからなる。
上記第3リフタ61は、第3図Aに示すよう
に、前記移載部11の第1リフタ19の搭載部2
4および昇降機構25とほぼ同一構造の搭載部6
4と昇降機構65とを有する。この昇降機構65
により下降する搭載部64は、前記段ばらし部1
3のローラ39b、および上昇して移載ステージ
17に停止した第1リフタ19の搭載部24と同
一平面かつ一直線をなす如く停止するようになつ
ている。なおこの第3リフタ61の搭載部64お
よび昇降機構65の各部の構造については、第1
リフタ19の搭載部24および昇降機構25と同
一部分に同一番号を付してその詳細な説明を省略
する。
支持装置62は、フレーム18dの側面に沿つ
て立設されて両端が固定された一対のスライドシ
ヤフト66と、この一対のスライドシヤフト66
に取り付けられた上下一対の同一構造の支持部6
5a,67bとからなり、同一構成のものが相対
向してフレーム18dの両側に設けられ、かつそ
の一方は上記第3リフタ61の一対のコラム26
の内側に位置している。上記支持部67aまたは
67b、第5図AおよびB図に示すように、ボル
ト68により一対のスライドシヤフト66に位置
変換可能に取付けられた固定ブロツク69と、こ
の固定ブロツク69に固定されたシリンダ70の
作動軸に取付けられて、上記固定ブロツク69の
両側端面に形成された溝に案内されて進退するロ
字形爪71とからなる。
この支持装置62は、フレーム18dに沿つて
設けられた相対向する一対の支持部、たとえば下
部支持部67aの爪71を前進させて空箱Cの鍔
下部に挿入してこれを支持する。第3リフタ61
は、まず搭載された空箱Cの上端面が上記支持部
部67aに支持されている空箱Cの底部に当接す
るまで上昇して一旦停止する。支持部67aに支
持されている空箱Cは、この支持部67aの爪7
1を後退させることにより支持部67aから釈放
され、上記第3リフタ61に搭載された空箱C上
に積み重ねられる。第3リフタ61は、その後空
箱C1個分に相当する高さ上昇し、この第3リフ
タ61上に積み重ねられた空箱Cは、その後前進
する支持部67aの爪71により支持される。
つぎにこの部品供給装置により、ベースマシン
8に部品を供給する方法について述べる。
まず無人搬送車10により積み重ねられた複数
個の部品箱Bが搬送され、ロボツトなどの移載装
置により、移載ステージ17に停止している第1
リフタ19の搭載部24に移載されると、制御部
15から送出される制御信号により、この搭載部
24の各ローラ21が回転して、移載された積み
重ねられた複数個の部品箱Bが積み重ねたままこ
の搭載部24の定位置まで搬送する。搭載された
部品箱Bが定位置に搬送されると、搭載部24
は、この移載部11の下端部まで下降し、再びロ
ーラ21を回転して、搭載部された部品箱Bをス
トツク部12方向に搬送する。
ストツク部12の搭載部33、上記移載部11
の下端部まで下降した搭載部24のローラ21の
回転と同時にローラ34が回転され、上記ストツ
ク部12方向に搬送された部品箱Bをこの搭載部
33上の定位置まで搬送する。上記第1リフタ1
9の搭載部24は、その後載ステージ17に復帰
する。
段ばらし部13は、この段ばらし部13の第2
リフタ37上に部品箱Bがなくなると、この第2
リフタ37に設けられた図示しないセンサがそれ
を検出し、このセンサから送出される信号に基づ
いて制御部15から送出される制御信号により、
搭載部41をストツク部12の搭載部33と同一
平面を構成する位置まで下降させる。そしてスト
ツク部12の搭載部33のローラ34とともにロ
ーラ21を回転させて、上記ストツク部12上の
部品箱Bをこの第2リフタ37の搭載部41上の
定位置まで搬送する。なお無人搬送車10から移
載された部品箱Bをストツク部12に搬送すると
き、この段ばらし部13の第2リフタ37上に部
品箱Bがなければ、搭載部41は下端部まで下降
して待機し、上記無人搬送車10から移載された
部品箱Bは、一旦ストツク部12で貯蔵されるこ
となく、このストツク部12を通つて直接段ばら
し部13の搭載部41の定位置まで搬送される。
この搭載部41上に部品箱Bが搭載されると、
第2リフタ37は、搭載部41上に積み重ねられ
た最上段の部品箱Bが位置ぎめ部38の第1、第
2位置ぎめ具44,45間に挿入される高さまで
上昇する。この第1、第2位置ぎめ具44,45
間に部品箱Bが挿入されると、まずこれら位置ぎ
め具44,45に設けられた図示しないセンンサ
がそれぞれ検出し、このセンサから送出される信
号に基づいて制御部15から送出される制御信号
により、まず2段モーシヨンの第1位置ぎめ具4
4のプツシユプレート47が第1段階前進すると
同時に、第2位置ぎめ具45の爪支持体53が前
進して、このプツシユプレート47および爪支持
体53に取付けられた基準爪54およびプツシユ
プレート爪55が上記部品箱Bの鍔下部に挿入さ
れる。その後第2リフタ37は、少なくとも部品
箱B1個分に相当する高さ下降して、上記最上段
の部品箱Bを第1、第2位置ぎめ具44,45に
より支持させるととももに、その下段の部品箱B
から分離させる。この第1、第2位置ぎめ具4
4,45により支持された部品箱Bは、その後部
品箱Bのコーナ部に当接している基準爪54と、
この基準爪54に向つて前進するサイドプツシユ
プレート59とにより、一方の位置ぎめがなさ
れ、さらに第1位置ぎめ具44のプツシユプレー
ト47の第2段階前進により、上記一方向と直交
する方向の位置ぎめがおこなわれ、上記分離され
た最上段の部品箱Bは、その分離された位置にお
いて、X、Y、Z方向に三次元的に位置ぎめされ
る。
この位置ぎめが終了すると、ロボツトなどから
なる移載装置により、この部品箱Bから部品が取
り出されベースマシン8に移載される。
部品の取り出しが終了すると、まず第1位置ぎ
め具44のプツシユプレート47が第1段階後退
し、その後第2位置ぎめ具45の位置ぎめ具支持
台51がトラバースレール50に沿つて移動し
て、この第2位置ぎめ具45の基準爪54とサイ
ドプツシユプレート59とにより挟持された空箱
Cを上記第1段階後退したプツシユプレート47
を支持ガイドとして段積部14方向に搬送する。
すなわち位置ぎめ部38は、部品箱Bを分離位置
ぎめする作用のほか、空箱Cを搬送する作用をそ
なえ、部品が取り出されたあとは、空箱Cの搬送
機構として動作する。上記第2位置ぎめ具45
は、所定位置においてサイドプツシユプレート5
9が後退して空箱Cを釈放し、その後爪支持体5
3を後退させて第1位置ぎめ具44と正対する第
2リフタ37の上方の原位置に復帰する。一方こ
の間に、第1位置ぎめ具44のプツシユプレート
47は、第2段階の後退をおこない、つぎの部品
箱Bの支持位置ぎめに対して待機する。
段積部41は、位置ぎめ部38から空箱Cが搬
入されると、この段積部14に設けられた図示し
ないセンサがこれを検出し、このセンサから送出
される信号に基づいて制御部15から送出される
御信号により、第3リフタ61の搭載部64のロ
ーラ21を回転させて、上記第2位置ぎめ具45
から釈放された空箱Cをこの搭載部64上の定位
置まで搬送する。しかるのち第3リフタ61は、
この搭載部64上の空箱Cの上端面が支持装置6
2の下部支持部67aに支持された空箱Cの底部
に当接する高さまで上昇する。その後下部支持部
67aは、爪71を後退させて、この下部支持部
67aに支持されていた空箱Cを釈放し、上記搭
載部64に搭載された空箱C上に積み重ねる。下
部支持部67aに支持されていた空箱Cが積み重
ねられると、第3リフタ61は、搭載部64を空
箱C1個分に相当する高さすなわち最下段の空箱
Cが一対の下部支持部67a間に挿入される高さ
まで上昇する。しかるのち下部支持部67aは、
爪71を前進させて上記最下段の空箱Cの鍔下部
に挿入し、積み重ねられた空箱Cを支持する。搭
載部64は、その後段ばらし部13のローラ39
bと同一平面を構成する下端部まで下降し、つぎ
の空箱3の搬入に対して待機する。下部支持部6
7a上に積み重ねられた空箱Cの搬出は、搭載部
67を下部支持部67aに支持され空箱Cの底部
に当接する高さまで上昇させ、下部支持部67a
の爪71を後退させて支持していた空箱Cの搭載
部64に移載したのち、この搭載部64を移載ス
テージ17に位置する第1リフタ19の搭載部2
4と同一平面を構成する下端部まで下降させる。
そしてこれら搭載部64,24のローラ21を同
方向に回転して、移載ステージ17の定位置まで
搬送し、前記移載装置により無人搬送車10に移
載することによりおこなわれる。
またこの空箱Cの搬出は、搭載部64が位置ぎ
め部38から搬送された空箱Cを下部支持部67
aに支持された空箱Cの底部に当接する高さまで
上昇させ、この空箱C上に下部支持部67aに支
持された空箱Cを積み重ねたのち下降する方法で
もおこなうことができる。
また品種切換えなどにより、この部品供給装置
に残留する部品箱Bを搬出するときは、搭載部6
4を下部支持部67aに支持された空箱Cの底部
に当接する高まで上昇させて、下部支持部67a
に支持された空箱Cを搭載したのち、最下段の空
箱Cが一対の上部支持部67b間に挿入される高
さまで上昇させ、この空箱Cを上部支持部67b
に支持させたのち、下端部まで下降して位置ぎめ
装置38により搬送されて来る部品箱Bを下部支
持部67aに支持させることによりおこなわれ
る。なおこの下部支持部67a上に積み重ねられ
た部品箱Bの搬出は、上記空箱Cの搬出と同様ま
たは上部支持部67bに支持された空箱Cと積み
重ねて同時に搬出される。
上記のように段ばらし部13に分離可能に積み
重ねられた複数個の部品箱Bを搭載するリフタ3
7を設け、かつこのリフタ37に、このリフタ3
7と共動して部品箱Bを分離、かつ分離した部品
箱Bを位置ぎめする位置ぎめ部38を設けて、上
段の部品箱Bから分離して位置ぎめするようにし
たので、部品箱Bの交換速度が速く、装置の稼動
率を向上することができる。
また、部品箱Bの分離位置ぎめをリフタ37と
位置ぎめ部38との共動でおこない、その他格別
の構成を用いないでおこなうようにしたので、装
置の構成を簡単にすることができる。
つぎに他の実施例について述べる。
上記実施例では、部品供給装置を移載部、スト
ツク部、段ばらし部、および段積部で構成した
が、第6図に示すように、移載部を省略して、ス
トツク部12、段ばらし部13、および段積部1
4で構成し、積み重ねられた部品箱Bを無人搬送
車10から直接ストツク部12に移載し、また空
箱Cを段積部14から直接無人搬送車10に移載
するようにしてもよい。この場合、下段に部品箱
B、上段に空箱Cを搭載する2階建の無人搬送車
10を利用すると便利である。なお図面中、実線
矢印は部品箱Bおよび空箱Cの移動方向を示して
いる。
またこの部品供給装置は、第7図に示すよう
に、ストツク部12を複数段設けて部品箱Bの貯
蔵量を増加することもできる。
〔発明の効果〕
(1) 分離可能に積み重ねられた複数個の部品箱を
搭載するリフタを設け、かつこのリフタ上にこ
のリフタと共動して部品箱を分離しかつ分離し
た部品箱を位置決めする位置ぎめ部を設けて、
最上段の部品箱から分離して位置ぎめするよう
にしたので、部品箱の交換速度が速く、装置の
稼動率を向上させることができる。
(2) 部品箱の分離位置ぎめをリフタと位置ぎめ部
との共動でおこない、その他格別の構成を用い
ないでおこなうようにしたので、装置の構成を
簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの発明の一実施例を示
し、第1図は部品供給装置の全体を示す斜視図、
第2図AおよびB図はそれぞれその構成を示す平
面図および正面図、第3図AおよびB図はそれぞ
れの構成の詳細を示す平面図およびこのA図を
−線で切断した矢視図、第4図AないしC図は
それぞれ位置ぎめ部の平面図、正面図および側面
図、第5図AおよびB図はそれぞれ支持装置の平
面図および正面図、第6図および第7図はそれぞ
れ異なる他の実施例の構成を示す正面図、第8図
は水平循環方式の従来の部品供給装置の平面図、
第9図AないしD図はそれぞれ異なる垂直循環方
式の従来の部品供給装置の正面図である。 8……ベースマシン、10……無人搬送車、1
1…移載部、12……ストツク部、13……段ば
らし部、14……段積部、15……制御部、17
……移載ステージ、19……第1リフタ、24,
33,41,64……搭載部、25,42,65
……昇降機構、37……第2リフタ、38……位
置ぎめ部、44……第1位置ぎめ具、45……第
2位置ぎめ具、62……支持装置、b……部品
箱、C……空箱。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 リフタに複数個の部品箱同士を分離可能に積
    重ねて搭載し、この複数個の部品箱を積重ねたま
    まその最上段の部品箱を上記リフタによりこのリ
    フタ上方に位置する位置ぎめ部まで搬送する搬送
    手段と、上記位置ぎめ部の近傍に設けられ、上記
    位置ぎめ部まで搬送された上記最上段の部品箱を
    上記リフタとの共動により上記複数個の部品箱か
    ら分離しかつ高さ方向の位置ぎめをおこない、さ
    らに当該位置において水平方向の位置ぎめをおこ
    なうように駆動される第1および第2の位置ぎめ
    具とを有する分離位置ぎめ手段と、この分離位置
    ぎめ手段により分離位置ぎめされた上記最上段の
    部品箱から部品を取出す部品取出し手段とを有す
    ることを特徴とする部品供給装置。 2 位置ぎめ部は部品が取出されたあとの空の部
    品箱を搬出する搬送機構を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の部品供給装置。
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