JPS6360759A - 印字装置の文字回転処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は、印字装置の文字回転処理方法に関する。

〔概要〕

本発明は、メモリに格納されたデータを読出し所定角度
の回転処理を行う印字装置の回転処理方法において、 上記データを全ビット−度にシフトレジスタに展開し、
このシフトレジスタの直角方向より所定の順序で１バイ
トずつ取り出すことにより９０’左回転もしくは２７０
　”左回転させ、上記シフトレジスタの進行方向から所
定の順序で１バイトずつ取り出すことにより左１８０°
回転させることにより、回転処理時間を短縮し、高速度
印字を可能としたものである。

〔従来の技術〕

従来、印字装置の文字回転処理方法は、ＲＡＭ（ランダ
ムアクセスメモリ）より１バイトのデータを読込んでは
ビット演算処理をするということを８回繰り返して、そ
こで、１バイトのデータを回転させ、そしてその１バイ
トのデータをＲＡＭに書込み、それを１文字（ｎバイト
分）、ｎ回繰り返すことで行われていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の印字装置の文字回転処理方法は、（ア）
ビット演算処理が必要であること、（イ）１バイトのデ
ータを回転するのにＲＡＭより８バイトのデータを読込
まなくてはならないこと、 （つ）演算方法が複雑であること、 などから、高密度の文字においては、回転処理時間がか
かり過ぎ、高速度印字には適さない欠点がある。

本発明の目的は、上記の欠点を除去することにより、回
転処理時間が短く、高速度印字が可能な印字装置の文字
回転処理方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、メモリに格納されたデータを読出し所定の角
度の回転処理を行う印字装置の文字回転処理方法におい
て、〔８×Ｎ〕（Ｎは自然数）個の〔８×Ｎ〕ビットの
シフトレジスタに上記データをシフトさせながら１バイ
トずつ〔８×Ｎ２〕バイトのデータを展開させ、この展
開された〔３×Ｎ２〕バイトのデータを上記シフトレジ
スタの直角方向から１バイトずつ所定の順序で取り出す
ことにより９０″左回転もしくは２７０　’左回転させ
、上記シストレジスタの進行方向から１バイトずつ所定
の順序で取り出すことにより１８０’左回転させること
を特徴とする。

〔作用〕

本発明は、メモリから読出されたデータを１バイトずつ
順に、例えば２４個の２４ビツトのシフトレジスタに展
開し、この展開された７２バイトのデータを、上記シフ
トレジスタの直角方向から所定の順序で取り出すことに
より９０°左回転もくしは２７０°左回転させ、上記シ
ストレジスタの進行方向から所定の順序で取り出すこと
で１８ｏ°左回転させる。

従って、回転させたいデータをレジスタ上に展開し所定
の取出しを行うだけでよく、回転処理時間を短くするこ
とが可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例による印字装置の要部を示す
ブロック構成図である。本実施例は、文字回転処理回路
１０と、印字データを格納するＲＡＭ（ランダムアクセ
スメモリ）２０と、データバス４０とＲＡＭ２０および
文字回転処理回路１０との間のデータのやり取りを制御
する双方向のバッファ３０とを含んでいる。

そして、文字回転処理回路１０は、出力データ１８を出
力する８ビット片方向の出力用バッファ１）と、入力デ
ータ１７を入力する８ビット片方向の入力用バッファ１
２と、出力用カウンタ１３および入力用カウンタ１４と
、２４個の２４ビツトのシフトレジスタ１５と、入力が
各シフトレジスタ１５の出力に接続されり２４ヒツトの
バッファ１６とを含み、シフトレジスタ１５は上より８
個ずつのグループ１５ａ　、　１５ｂおよび１５ｃに分
けられ、入力用バッファ１２からそれぞれ１バイトの入
力データ１７ａ　、１７ｂおよび１７Ｃが入力される。

なお、第１図において、ＷＲはＲＡＭ書込み信号、■は
ＲＡＭ読出し信号、ＣＥはチップイネーブル信号、ＲＯ
，は９０°左回転指示信号、ＲＯ２は２７０°左回転指
示信号、ＲＯ’ｓは１８０″′左回転指示信号である。

次に、本実施例の動作について第２図ないし第４図を参
照して説明する。ＲＡＭ２０から入力データ１７として
１バイトのデータを読出すと、入力用バッファ１２を介
して入力データ１７ａとしてグループ１５ａの８個のシ
フトレジスタ１５に１バイトセントされる。次にデータ
を１バイト読出すと、入力用カウンタ１４をアップして
入力データ１７ｂとしてグループ１５ｂの８個のシフト
レジスタ１５に１ハイトセフトされる。同様にして、次
に読出された１バイトの入力データ１７ｃはグループ１
５ｃの８個のシフトレジスタ１５に１バイトセントされ
る。このようにして、グループ１５ａ、１５ｂおよび１
５ｃの８個ずつのシフトレジスタ１５を切換えながら、
７２バイトのデータを読出すと、２４個のシフトレジス
タ１５上に１文字分のデータが展開できる。

次に、９０°左回転信号ＲＯ，により回転角を９０゜に
指定し、１バイトＲＡＭ２０に書込む命令を実行すると
、第２図に示す■のデータがシフトレジスタ１５の直角
方向から取り出され、出力用バッファ１）を介して出力
データ１８として１バイトＲＡＭ２０に書込まれる。続
いて１バイトＲＡＭ２０に書込む命令を実行すると、出
力用カウンタ１３をアップして、第２図に示す■のデー
タがＲＡＭ２０に書込まれる。このようにして、７２バ
イトＲＡＭに書込む命令を実行すると、第２図に示す順
序（■、■、・・・、■、■）に従ってデータが取り込
まれ、９０゜左回転された出力データ１８がＲＡＭ２０
に書込まれる。

同様に、２７０　”左回転の場合には、２７０　”左回
転指示信号ＲＯ８により回転角を２７０°に指定して書
込みを行うことにより、第３図に示す順序（■、■、・
−１■、■）に従ってデータが順次シフトレジスタ１５
の直角方向から取り出され、２７０　”左回転された出
力データ１８がＲＡＭ２０に書込まれる。

一方、１８０°左回転の場合には、１８０°左回転信号
ＲＣｈにより回転角を１８０６に指定して書込みを行う
ことにより、第４図に示す順序（■、■、−１■、■）
で、シフトレジスタ１５の進行方向から１バイトずつバ
ッファ１６により取り出し、出力用バッファ１）を介し
て出力データ１８としてＲＡＭ２０に書込まれる。

以上のように、本実施例によれば、ＲＡＭ２０から単純
に７２バイト読込み、シフトレジスタ１５に展開し、そ
して回転角を指定して、また単純にＲＡＭ２０に７２バ
イト書込むだけで所望の回転角で一文字が回転できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、データ全バイトを一度に
シフトレジスタ上に展開し、指定の回転角に対応して、
所定の方向および順序に従ってこのシフトレジスタ上の
データを１バイトずつ取出すことにより、従来の方法で
必要であった、ピッド演算処理が一切必要ないこと、ま
た、１バイトのデータを回転するのに、ＲＡＭより８バ
イト読込んでいたのを１バイトで済むことのために、回
転処理時間が短縮され、高速度印字ができる効果がある
。

さらに、入出力条件が極めて単純であるため、ソフトウ
ェアの作成が簡単に行うことができる効果が付加される
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による印字装置の要部を示す
ブロック構成図。 第２図は９０°左回転の場合のレジスタ上のデータの取
出し順序を示す説明図。 第３図は２７０°左回転の場合のレジスタ上のデータの
取出し順序を示す説明図。 第４図は１８０°左回転の場合のレジスタ上のデータを
バッファを介して取出す順序を示す説明図。 １０・・・文字回転処理回路、１）・・・出力用バッフ
ァ、１２・・・入力用バッファ、１３・・・出力用カウ
ンタ、１４・・・入力用カウンタ、１５・・・シフトレ
ジスタ、１５ａ、　１５ｂ。 １５ｃｍ・−グループ、１６．３０・・・バッファ、１
７．１７ａ１）７ｂ　、１７ｃ・・・入力データ、１８
・・・出力データ、２０・・・ＲＡＭ、４０・・・デー
タバス、ＣＥ　・・・チップイネーブル信号、ＲＤ　・
ＲＡ　Ｍ読出し信号、ＲＯ，・・・９０゜左回転指示信
号、ＲＯｔ・・・２７０°左回転指示信号、ＲＯ３・・
・１８０°左回転指示信号、■・・・ＲＡ　Ｍ書込み信
号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）メモリに格納されたデータを読出し所定の角度の
   回転処理を行う印字装置の文字回転処理方法において、 〔８×Ｎ〕（Ｎは自然数）個の〔８×Ｎ〕ビットのシフ
   トレジスタに上記データをシフトさせながら１バイトず
   つ〔８×Ｎ＾２〕バイトのデータを展開させ、 この展開された〔８×Ｎ＾２〕バイトのデータを上記シ
   フトレジスタの直角方向から１バイトずつ所定の順序で
   取り出すことにより９０゜左回転もしくは２７０゜左回
   転させ、上記シストレジスタの進行方向から１バイトず
   つ所定の順序で取り出すことにより１８０゜左回転させ
   る ことを特徴とする印字装置の文字回転処理方法。