JPS6359998A

JPS6359998A - スチ−ムアイロン

Info

Publication number: JPS6359998A
Application number: JP20407686A
Authority: JP
Inventors: 真一伊藤; 賢治竹中; 忠正南部; 清水　政雄
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-08-29
Filing date: 1986-08-29
Publication date: 1988-03-15
Also published as: JPH0442960B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、強いしわや、厚手の布地の衣類に対して大量
のスチームを与え、また、その度合に応２３、− じてスチーーム量を可変できるスチームアイロンに関す
るものである。

従来の技術スチームアイロンは、一般に水を収容した水タンクから
ベースに設けた気化室に水を供給してスチームを発生し
、ベースのかけ面に設けたスチーム孔からスチームを噴
出させている。そして、水タンクから気化室へ供給する
水の量は滴下ノズルからの自然落下で一定にコントロー
ルされてい九また、しわの強さや、布地の厚さによって
スチームを大量に供給することができるスチームアイロ
ンもあった。

上記の従来例のスチームアイロンを第７図により説明す
る。図において、１は気化室２を有するベース、３はベ
ース１の上方に装着された水タンクで、カバー４に設け
られた水路５、水の滴下量を一定にする滴下ノズル６、
ボール弁室７、水路８を経て気化室２に連通している。

９はベース１のかけ面に穿設されたスチーム噴出孔、１
０はボール弁室７に遊嵌されたボール弁で、スチームボ
タン１１の操作による連桿１２の上下動により滴下ノズ
ル７を開閉する。１３は手動のポンプで、ポンプ室抽形
成するシリンダ一部１４とピストン部１５で構成され、
スチームボタン１１の操作にまり連桿１２とともにピス
トン部１５が往復動作しポンプ作用をする。１６はスプ
リングでピストン部１５を上方に付整している。１７は
連桿１２の案内管で、水タンク３の水位と同水位の水を
保有することができる。

以上の構成の従来例のスチームアイロンの動作を説明す
る。

スヂーム金用いないアイロンがけの場合は、スチームボ
タンを押しくドライの矢印）、連桿１２でボール弁１ｏ
を滴下ノズル６に押しつけると滴下ノズル６は閉じられ
た状態になり、水夕／り３からの水は気化室２に供給さ
れなくなり、スチーノ、は噴出しないのでドライアイロ
ンとして使用できる。

通常の衣類にスチー　ムを用いてアイロンをかける場合
は、スチ・−ムボタ／１１を上方に引上げ（スチームの
矢印）、ボール弁１０をフリーにすると滴下ノズル６は
開かれて定量の水が自然落下により気化室２に供給され
、スチームとなってスチーム孔９から噴出し、スチーム
アイロンとして使用できる。

次に、強いしわがある衣類や、厚手の布地の衣類の仕上
げのために大量のスチームを噴出させる場合であるが、
大量のスチームを噴出させるには、大量の水を気化室に
供給する必要がある。この場合は、手動ポンプ１３によ
り必要な量を水を供給する。すなわち、スチームボタン
１１を連続的に数回押しくパワーショットの矢印）、ピ
ストン部１５を往復動させて案内管１７中の水を気化室
２に送り、更に水夕／り３内の水を案内管１７中に吸込
み、この水を気化室２内に送る。これによりスチームボ
タン１１の押された回数に比例した量の水が気化室に送
られ、大量のスチームがスチーム孔９から噴出され、衣
類に十分なスチームが供給される。

発明が解決しようとする問題点５、−２上記の従来のスチームアイロンは、水タンクから気化室
への水の供給が水位を利用した自然落下であり、その供
給量も滴下ノズルの孔の大きさによっていた。そのため
に、水タンク内の水位の変化によって供給量が一定とな
り難く、また、水あかや異物によって滴下ノズルが目づ
まりするという問題点を有していた。また、スチームを
大量に必要とする場合も、手動ポンプによって水を供給
するためにその量は一定せず、スチームボタンの操作回
数が多過ぎると水の供給量が過多となって気化室の保有
する熱量とバランスせず、水のま＼スチーム孔から噴出
するという不具合が生じる。

更に、スチームボタンを操作する都度の操作回数が異る
と、あるときは適量の、あるときは不足気味のスチーム
量となり、安定したスチーム量が得ら扛ない等の問題点
も有していた。

本発明は上記のような問題点を解決し、必要とするスチ
ーム発生量の多少に拘らず、常に安全した量のスチーム
の発生を可能にすることを目的としたものである。

６１、−１問題点を解決するための手段」二記目的を達成するために本発明しＬ１電動ポンプに
より水タンクの水を気化室に供給し、電動ポンプの制御
装置により電動ポンプの運転をデユーティ制御するよう
にしたものである。

作　　用上記構成により、水タンクの水は電動ポンプにより気化
室へ・強制的に送られ、１〜かも、電動ポンプの運転を
デユーティ制御することにより、必要な量のスチームの
発生が可能となる。これにより、滴下ノズルの目づまり
や水タンクの水位による水の供給量の不安定は解消でき
、しかも、通常の量から大量に至るまでのスチ・−ムの
発生を安定、かつ、確実に行うことができるとともに、
制御装置の小型化、低廉化が図れるものである。

実施例第１図は本発明のスチーノ・アイロンの要部を示す図で
、１７は気化室を有するべ・−ス、１８はベース１７の
上方に装着された水タンクで、電動ポンプ１９を介して
気化室へ供給する水を収容して７、−２いる。２ｏは把手２１の中空部に収納さ扛た制御装置で
、電動ポンプ１９の運転をデユーディ制御する機能を有
している。２２は電源コードである。

次に、制御装置２０の構成全第２図により説明する。

２３は可変抵抗器或はスイッチ等で構成された設定部で
、水量／り１８から電動ポンプ１９で気化室へ供給され
Ｓ水量の設定を行ない、設定値に応じた信号を出力して
いる。２４は設定部２３の出力を入力信号とし、入力信
号に応じて電動ポンプ１９０オン、オフの時間のデユー
ティを変えてその信号を出力する発振部、２５は発振部
２４の出力に応じて電動ポンプをオン、オフするスイッ
チング部、２６は電動ポンプ１９を構成するモータでス
イッチング部２５０オン、オフにより回転。

停止する。Ｅは電源である。

第３図は発振部２４の出力電圧波形図で、時間ｔ１はス
イッチング部２５をオンしている時間、時間ｔ２はスイ
ッチング部２６をオフしている時間を示し、発振部２４
は時間１１＋１２を１周期として繰返し発振している。

こ＼で、図（ａ）　、　（ｂ）に示すように、１　　＋
１　　＝１　　＋１　　であるが、１．＞１３となって
おり、図（、）の方が電動ポンプの運転時間は長く、従
って、図（、）の方が気化室への水の供給量が多くなる
ことは自明である。

次に、制御装置２０の具体的な回路例を第４図によυ説
明する。図において、設定部２３は、スれた抵抗Ｒ１，
Ｒ２，Ｒ３とで構成され、設定スイッチＳＳＳ　　と抵
抗Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３との接続点は、１　’　　　２９　
　３発振部２４であるマイクロコンビ。−タＩＣの入力ボー
トＩ、、Ｉ、、Ｉ３に接続され、抵抗Ｒ１，Ｒ２゜Ｒ３
の一端はそれぞれ直流電源Ｅに、１だ、設定スイッチＳ
１．Ｓ２．Ｓ３の一端は共通のアースに接続されている
。これにより、設定スイッチＳ１゜Ｓ２．Ｓ３が開放の
ときには、ハイレベルの電圧がマイクロコンピュータの
入カポ−１−Ｉ、、Ｉ２．Ｉ。

に印加される。任意の設定スイッチが閉じられればその
回路に接続されたマイクロコンビ、−タの９、。

入力ボートにロレーベルの電圧が印加され、設定スイッ
チが閉じられたことをマイクロコンピュータは切断し、
予め記憶しているデユーティの信号全出力する。スイッ
チング部２５は、トランジスタＱと、このベースに接続
された抵抗Ｒ４と、その接続点に接続されたＲ６とで構
成され、抵抗Ｒ４の一端ハマイクロコンピュータＩＣの
出力ボートに、トランジスタＱのコレクタは電動ポンプ
のモータ２６に、エミッタと抵抗Ｒ６の一端は共通のア
ースに接続されている。これにより、マイクロコンピュ
ータＩＣのデユーティの出力信号がトランジスタＱのベ
ースに印加され、トランジスタＱは時間ｔ　オン、時間
ｔ２オフを繰返し、モータ２６をデユーティ運転する。

以」二のような構成スチームアイロンの動作について説
明する。

スチームを用いないでアイロンをかける場合は、設定ス
イッチＳ１．Ｓ２．Ｓ３を何れも開放にしておけば、先
に説明したように、マイクロコンピュータＩＣにはハイ
レベルの電圧が入力されるので、１０７、− マイクロコンピュータＩＣはデユーティの信号を出力せ
ず、従って、電動ポンプも動作しないので水は気化室に
供給されず、ドライアイロンとして使用することができ
る。

通常の衣類にスチームを用いてアイロンをかける場合は
、設定スイッチＳ、（仮に設定スイッチＳ。

を通常のスチーム発生量のスイッチ、Ｓ２．Ｓ３を通常
よりも多いスチーム発生量のスイッチとする。）を閉じ
てアイロンかけを行なう。これにより、マイクロコンピ
ュータＩＣの入力ボート■１　の電圧はローレベルとな
り、設定スイッチＳ１　が閉じられたことをマイクロコ
ンピュータが判断し、予め記憶しているデユーティの信
号をスイッチング部２５に出力する。このデユーティは
、例えば第３図の）に示されるようなもので、時間ｔ３
だけ電動ポンプ１９は動作して、水タンク１８の水をベ
ース１７の気化室へ送シ、時間ｔ４は動作をやめて水の
供給を停止する。そして時間ｔ３．ｔ４の周期を繰返し
て間欠的に気化室へ水を供給して通常の量のスチームを
発生させる。

１１、−２次に、強い１〜わや、厚手の布地に大量のスチームを−
りえて衣類を仕上げる場合は、設定スイッチ８２′！！
たはＳ３を閉じる。ことで強いしわや、厚手の布地に対
しては、通常の３倍程度のスチー！、が必要であるので
、設定スイッチＳ２．Ｓ３は必要なスチーム量に具合っ
た量に段階的に設定するようにしておけば使い勝手がよ
り向上するものである、設定スイッチＳ　またはＳ３が
閉じられると、マイクロコンピュータＩＣの人力ボート
エ。または工。にローレベルの電圧が印加され、設定ス
イッチＳ　またはＳ３が閉じられたことをマイクロコン
ピュータＩＣが判断し、予め記憶しているデユーティの
信号をスイッチング部２５に出力する。

このデユーティは、例えば第３図（−）に示されるよう
なもので、前記した通常の場合よりも水の供給時間は長
くなり、従って、スチームの発生量も増加する。なお、
設定スイッチＳ、、Ｓ２．Ｓ３を可変抵抗器で構成し、
Ａ／Ｄコ／バータを通してマイコンに入力してもよく、
この場合は、スチームの発生量の変化がリニヤになり、
よシ便利性の向上が図れる。

以上のように、本発明のスチームアイロンは、水タンク
の水を電動ポンプで気化室に強制的に供給するとともに
、制御装置によって電動ポンプをデユーティ制御し、デ
ユーティを変えることによってスチーム量を変えるので
、スチームの発生量の多少や、水タンク内の水位の高低
に拘らず安定に、かつ、確実にスチームを発生させるこ
とができる。

なお、第５図に示すものは、モータを用いた電動ポンプ
に代えて、圧電ポンプを用いたもので、発振部２４は発
振器１、発振器２で構成されており、発振器１は設定部
２３の開閉による電圧のハイ、ローによシ発振器２へ所
定のデユーティの信号（第６図Φ）或は（ｄ）の信号）
を送る。発振器２は圧電素子２θの共振周波数（第６図
（ａ）の周波数）を発振し、発振器１から送られるデユ
ーティ信号により、時間ｔ１或はｔ３の間は発振（第６
図＜Ｃ）　、　（６１）の発振）し内時間ｔ２或はｔ４
の間は発振を停止する。とれによシ、電動ポンプを用い
たものと同様に水金気１３、、−ノ化学へ送ることができる。

発明の効果本発明は、電動ポンプにより水タンクの水を気化室に供
給し、電動ポンプの制御装置によシミ動ポンプの運転を
デユーティ制御するようにしたので、従来の水タンク内
の水の水位で自然落下で水を供給し、滴下ノズルでその
量を規制する方法に対し、前記水位に関係なく電動ポン
プで強制的に水を気化室に送ることができ、その供給量
も安定し、しかも、水あか等による目づまりも生ずるこ
とがない。更に、大量のスチームを発生させたい場合で
も、従来は手動ボンダによっていたため、その量は一定
でなく、往々にして過不足が生じたのに対し、設定され
た必要量の水が安定して電動ボンダにより気化室へ供給
され、過不足が生じない上、その操作は極めて簡単、容
易となる。また、電動ポンプはデユーティ制御されるた
めスチームの発生量は通常の量から大量に至るまで、必
要に応じて自由度をもって選択することができ、布地の
種類、厚さ、しわの強さに応じて最適のスチー１４７、
−７、ム景を得ることができる。従来、デユーティ制御に対応
する電動ポンプの制御方法と１〜ては、一般に、モータ
に印加する電圧を変化させる方法があった。しかし、こ
の方法は回路構成が複雑で大型化し、アイロンのような
制御装置の収納スペースが限られるものには採用できな
かった。これに対してデユーティ制御とすることにより
、設定されたスチーム量の判断と、それに対応するデユ
ーティの選択と出力は、発振部としてマイクロコンピュ
ータ化して制御装置を小型化することが可能となり、ア
イロンの把手の中空部に収納することができる。それに
伴い、価格の低廉化も可能となる。

以上のように、本発明のスチームアイロンは、気化室へ
の水の供給をその量の多少に拘らず安定、確実に行うこ
とができるとともに、制御装置を小型、低廉化すること
が可能となり、スチームアイロンの機能を一段と高める
ことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のスチームアイロンの一実施例１５２、
− を示ず一部欠截側面図、第２図は同実施例のブロック図
、第３図は同実施例の発振部の出力電圧波形図、第４図
は、同実施例の回路図、第５図は本発明の他の実施例を
示すブロック図、第６図は同実施例の発振部の電圧波形
図、第７図は従来のスチームアイロンの要部断面図であ
る。１７・・・・・・ベース、１８・・・・・・水り／り、
　１９・・・用電動ポンプ、２０・・・・・・制御装置
、２３・・・・・・設定部、２４・・・・・・発振部、
２６・・・・・・スイッチング部。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図７’／へ−ス第２図第４図とｄ　　’ｉＺｆ１５第５図第６図第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）気化室を有するベースと、気化室へ供給する水を
収容する水タンクと、水タンクの水を前記気化室に供給
する電動ポンプと、この電動ポンプの運転をデューティ
制御する制御装置とを備えたスチームアイロン。
（２）電動ポンプの制御装置は、電動ポンプの流量を設
定する設定部と、設定部からの信号に応じて電動ポンプ
のオン、オフの時間のデューティを変えて信号を発する
発振部と、発振部の出力に応じて電動ポンプをオン、オ
フするスイッチング部とからなる特許請求の範囲第１項
記載のスチームアイロン。