JP2666433B2 - スチームアイロン - Google Patents

スチームアイロン

Info

Publication number
JP2666433B2
JP2666433B2 JP63292733A JP29273388A JP2666433B2 JP 2666433 B2 JP2666433 B2 JP 2666433B2 JP 63292733 A JP63292733 A JP 63292733A JP 29273388 A JP29273388 A JP 29273388A JP 2666433 B2 JP2666433 B2 JP 2666433B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
solenoid
switch
dry
turned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63292733A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02136189A (ja
Inventor
真一 伊藤
圭一 小木曽
政雄 清水
義則 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63292733A priority Critical patent/JP2666433B2/ja
Publication of JPH02136189A publication Critical patent/JPH02136189A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2666433B2 publication Critical patent/JP2666433B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Irons (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、衣類等のアイロンがけ時に、高温でスチー
ムを発生させるスチームアイロンに関するものである。
従来の技術 従来スチームアイロンのスチーム制御は、ボタン1個
用い、その押し加減でドライ(スチーム停止),スチー
ム,スチーム増量の3モードを切り替えていた。
第7図で従来例の説明をすると、36は押しボタンで、
37の位置まで押し込むとロックがかかりドライ,ロック
をはずし、上まで上げ39の位置とするとスチーム,ドラ
イの位置37まで達しない途中位置38と39の間を往復運動
させると、ボタン36と機械的に連結したピストンが往復
運動してポンプ作用によりスチーム増量モードとなる。
40は水タンク,41はベースで、水タンク40からアイロン
ベース41内にある気化室までの水路内の弁を上記押しボ
タン36で制御する。
また、ボタン2個用いて、1個はドライとスチーム切
替え用、さらに1個は前記のスイッチとは独立してスチ
ーム増量用のものがあった。
第8図で説明すると、42はドライ,スチーム切替用の
押しボタンで、37の位置まで押し下げると機械的にロッ
クがかかりドライ,ロックをはずし上に上げ39の位置に
するとスチームで、このボタン42に機械的に連結したノ
ズル44があり、水路を閉じたり開いたりしている。43は
スチーム増量用ボタンで、このボタンを上下運動する
と、ボタン43と機械的に連結したピストンが上下運動し
て、ポンプ作用をより多量の水がアイロンベース内の気
化室に供給され、多量のスチームが出る。45はスチーム
増量用ボタンにより制御されるノズルである。
発明が解決しようとする課題 しかし、前者の構成では、スチーム増量時にはボタン
を39と38の間を往復運動させねばならないが、余り強く
押すとドライの37の位置までゆき、ロックがかかってし
まうという課題を有していた。また、ドライに設定する
とき、機械的にロックをかける必要から強い力でボタン
を押し込まなければならないという課題があった。ま
た、ドライ,スチーム,スチーム増量の3つのモードの
設定は順序が決まっており、すなわちドライ→スチーム
→スチーム増量→ドライというくり返しになり、希望の
設定にすぐできないという課題があった。
また後者の構成では、ドライ設定に強い力が必要とい
う課題、ドライ,スチーム用のノズル以外にスチーム増
量用のノズルの2個のノズルが必要となり水路の構成が
複雑になるという課題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、力の入れ
加減に関係なく、軽いタッチでドライ,スチーム,スチ
ーム増量の3つのモードが設定でき、また希望の設定に
すぐできるスチームアイロンを提供するものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明はドライとスチー
ムを切替える第1のスイッチと、ドライとスチーム増量
を切替える第2のスイッチと、アイロンの水タンクから
ベース内に設けたスチーム発生用気化室への水路開閉制
御手段と、電流を流すと水路内に設けられたピストンを
下げるとともに水路を開き、電流をオフするとピストン
を上げるとともに水路を閉じることによりポンプ動作を
行うソレノイドと、前記2個のスイッチ入力を受け付け
開閉制御手段を駆動する信号を出力する信号処理回路と
を備え、前記信号処理手段は、第1のスイッチをオンす
ると、ソレノイドに電圧を印加して水路を開放し、第2
のスイッチをオンすると、ソレノイドに電圧を印加した
後段階的に下げ、前記動作を繰り返し、第1のスイッチ
より第2のスイッチによるソレノイドの動作を優先して
駆動する構成である。
作用 以上の構成によれば、スイッチ2個用いて、1個はド
ライ,スチーム切替用の第1のスイッチと、1個のドラ
イスチーム増量用の第2のスイッチとしているため、と
しているため、即座の希望のモードに設定できる。
また、水路の開閉に開閉制御手段を利用しているた
め、その開閉制御手段への駆動信号をオン,オフするこ
とで、弁を開け閉めし、スチーム,ドライの設定を行
い、また開閉制御手段の駆動信号を一定周期でオン,オ
フして、ポンプ動作を行わせ、同じ1つのノズルでドラ
イ,スチーム,スチーム増量の3つのモードを行わせる
ものである。
実 施 例 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。図に
おいて、1はドライとスチームを切替える第1のスイッ
チ、2はドライとスチーム増量を切替える第2のスイッ
チで、前記2個のスイッチの信号を信号処理回路3に入
力している。信号処理回路3は、スイッチ1,2の信号に
応じて、開閉制御手段であるソレノイドを動作させる信
号をソレノイド駆動回路4に出力する。ソレノイド駆動
回路4は信号処理回路3からの出力信号に応じて、ソレ
ノイド5を動作させるのに必要なパワーを得る回路であ
る。
ソレノイド5はソレノイド駆動回路4からの出力によ
って、ソレノイド5のコイルへの通電制御され、コイル
への通電時には、電磁力により水路の弁を開きスチーム
モードに、ソレノイドコイルに流す電流をオフした時に
は水路の弁を閉じドライモードに、またソレノイドコイ
ルの電流を周期的にオン,オフした時には、ソレノイド
につながるピストンを往復運動させ、スチーム増量モー
ドになるように設けている。
第2図にアイロンのハンドル部に上記1,2のスイッチ
を設けた一実施例を示す。
1はドライ,スチーム切替スイッチ、7はLED等のス
イッチ1の設定に応じて表示する表示素子である。2は
ドライ,スチーム増量切替スイッチ、8はLED等のスイ
ッチ2の設定に応じて表示する表示素子、6はアイロン
のハンドル部である。
以上の構成において、動作を説明する。
スイッチ1の操作によって、ドライスチームの設定
が、またスイッチ2の操作によってドライスチーム増
量の設定ができる。また、スイッチ1の操作によって、
ドライからスチームに設定しておいて、スイッチ2をス
チーム増量に設定した場合、スチーム→スチーム増量に
設定できる。これはスイッチ1,2の信号を信号処理回路
3が受けつけて、これを処理してソレノイド5を駆動す
るからである。
第3図に具体回路例を示す。図において、1はドラ
イ,スチーム切替スイッチ、2はドライ,スチーム増量
切替スイッチ、3は信号処理回路でマイクロコンピュー
タ(以下マイコン)ICで構成している。4はソレノイド
駆動回路、5はソレノイドである。
スイッチ1,2を操作せず、オフのままのときマイコンI
Cの入力ポートP1,P2は、スイッチ1,2は抵抗23,24により
直流電源VDDに接続されているためハイレベルである。
このときマイコンICの出力ポートP3,P4はハイレベルと
なり、従ってトランジスタ13,20にベース電流は流れず
オフ、ソレノイド5のコイル27に電流は流れずソレノイ
ド5はオフとなる。従って、スチームは発生せずドライ
のモードである。
次にスイッチ1をオンすると、マイコンICの入力ポー
トP1はローレベルとなり、このときICの出力ポートP3
ローレベルとなり、トランジスタ13にVDDから抵抗15を
通ってベース電流が流れトランジスタ13はオンする。ト
ランジスタ13がオンすると、ソレノイドのコイル27に、
交流電源9を整流ブリッジ10で整流し電解コンデンサ12
で平滑した電圧が印加されソレノイド5はオンする。ソ
レノイド5がオンしてプランジャが一旦ソレノイドに吸
着すると、ソレノイドコイル27に大きな電流を流す必要
はなく、ソレノイドコイルの発熱をおさえるためにもト
ランジスタ13をオフし、トランジスタ20をオンして、ソ
レノイドコイル27に交流電源9の両波整流電圧を抵抗16
で降下させた電圧を印加して、小さな電流でソレノイド
5のオン状態を保持し、スチームを発生させる。
再度スイッチ1をオンさせると、マイコンICはこれを
読みとり、トランジスタ20をオフさせドライにもどる。
このときのマイコンICの各ポートP1,P3,P4の電圧波形、
及びソレノイドコイル27の電圧波形e1を第4図A,B,Cに
示す。第4図のt0からt2間がスチームが発生している時
間である。
次に、スイッチ2をオンしたとき、マイコンICはその
入力を受けつけ、スチーム増量の動作を行なう。すなわ
ち、出力ポートP3,P4をローレベルにし、ソレノイド5
を一定時間オンさせ、その後、出力ポートP3,P4をハイ
レベルにし、ソレノイド5を一定時間オフさせるという
動作をくり返し、ソレノイドのピストン動作を行なわせ
る。第5図に、この時のマイコンの各ポートP2,P3,P4,
ソレノイドの両端電圧e1の各電圧波形を示す。時刻t0
スイッチ2をオンした時であり、このときより再度スイ
ッチ2をオンするまでの間、t0からt3までの間スチーム
増量の動作を行う。スチーム増量の動作はt0からt1まで
ソレノイドオンt1からt2までソレノイドオフ、またソレ
ノイドオンするという動作をくり返すことによって、ポ
ンプ動作を行いスチームの増量動作を行うのである。
なお第3図の回路図で、抵抗14,21はトランジスタ13,
20を安定に動作させるための抵抗、抵抗22はトランジス
タ20にベース電流を流すための抵抗、ダイオード17はソ
レノイドコイル27に流れる電流がオフしたとき、サージ
電圧が発生するが、このサージ電圧を吸収するためのも
の、ダイオード18は交流電源9を整流、抵抗19は電圧降
下用抵抗、電解コンデンサ25は平滑用、ツェナーダイオ
ード26は規定の電圧を得るためのもの、以上の素子で制
御回路に規定の電圧を得ている。
第6図にソレノイドをアイロンに実装した例を示す。
28はソレノイド、29はプランジャで、ソレノイドコイル
に電流を流したときプランジャ29はソレノイド28に吸引
される。プランジャ29がソレノイド28に吸引されて下に
おりると、弁を構成している球34が下へ押し下げられ、
水路を開き、水がアイロンベース35内に設けた気化室33
へ入り水蒸気を発生させる。また、30は、ポンプを構成
しているピストンである。ソレノイド28に流れる電流を
オフするとバネ36の力によりピストン30は上に上り、ソ
レノイドに電流を流すと、ピストン30は下に降り、上下
運動をくり返しポンプ動作をして、スチーム増量の動作
を行う。31,32はスイッチの押しボタンである。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、ソレノイ
ドでドライ,スチーム,スチーム増量の制御を行い、こ
のソレノイドを操作力の小さい電気接点スイッチ2個を
用いて、1個はドライ,スチームの切替、1個はドラ
イ,スチーム増量の切替用としているため、即座に希望
のスチームモードに設定でき、使いやすいスチームアイ
ロンを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すスチームアイロンのブロ
ック図、第2図は同スチームアイロン上面図、第3図は
同具体回路図、第4図は同ドライ,スチーム切替スイッ
チを動作させた場合のマイコンの入出力電圧波形とソレ
ノイド端子電圧波形を示す図、第5図は同ドライ,スチ
ーム増量スイッチを動作させた場合のマイコンの入出力
電圧波形とソレノイド端子電圧波形を示す図、第6図は
同ソレノイドをアイロンに実装した場合の断面図、第7
図および第8図は従来のスチームアイロンの正面図であ
る。 1……スイッチ、2……スイッチ、3……信号処理回
路、4……ソレノイド駆動回路、5……ソレノイド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 義則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−59998(JP,A) 実開 昭50−87296(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドライとスチームを切替える第1のスイッ
    チと、ドライとスチーム増量を切替える第2のスイッチ
    と、アイロンの水タンクからベース内に設けたスチーム
    発生用気化室への水路開閉制御手段と、電流を流すと水
    路内に設けられたピストンを下げるとともに水路を開
    き、電流をオフするとピストンを上げるとともに水路を
    閉じることによりポンプ動作を行うソレノイドと、前記
    2個のスイッチ入力を受け付け開閉制御手段を駆動する
    信号を出力する信号処理回路とを備え、前記信号処理手
    段は、第1のスイッチをオンすると、ソレノイドに電圧
    を印加して水路を開放し、第2のスイッチをオンする
    と、ソレノイドに電圧を印加した後段階的に下げ、前記
    動作を繰り返し、第1のスイッチより第2のスイッチに
    よるソレノイドの動作を優先して駆動するスチームアイ
    ロン。
JP63292733A 1988-11-18 1988-11-18 スチームアイロン Expired - Fee Related JP2666433B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63292733A JP2666433B2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18 スチームアイロン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63292733A JP2666433B2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18 スチームアイロン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02136189A JPH02136189A (ja) 1990-05-24
JP2666433B2 true JP2666433B2 (ja) 1997-10-22

Family

ID=17785621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63292733A Expired - Fee Related JP2666433B2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18 スチームアイロン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2666433B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5087296U (ja) * 1973-12-08 1975-07-24
JPS6359998A (ja) * 1986-08-29 1988-03-15 松下電器産業株式会社 スチ−ムアイロン

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02136189A (ja) 1990-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7683755B2 (en) Control system for electrical devices
US5248919A (en) Lighting control device
US6933686B1 (en) Programmable AC power switch
AU626591B2 (en) Suction cleaner
JP2666433B2 (ja) スチームアイロン
GB2274287A (en) Steam ironing press
JPH0418685B2 (ja)
US4543609A (en) Television surveillance system
JPS6359998A (ja) スチ−ムアイロン
EP0489462A3 (en) Improved system for triac trigger control in combination with a sensing element
KR940000579Y1 (ko) 식기 건조기의 전원공급회로
JP2974562B2 (ja) 電磁石駆動装置
US5986495A (en) Key switch control device
KR100747431B1 (ko) 스팀청소기의 솔레노이드 펌프 제어 방법
KR950003493Y1 (ko) 단상콘덴서 모터의 속도조절장치
KR200262780Y1 (ko) 이온수기에 있어서 ph농도의 조절 및 그의 표시장치
EP0700466B1 (en) Steam ironing press
JPH0338880B2 (ja)
KR840001744Y1 (ko) 100/220v겸용 전압 자동 공급 모우터 속도 조절회로
KR950004648Y1 (ko) 터치식 스위치 장치
JPS6214320B2 (ja)
EP0166941A3 (de) Verfahren ind Steuerung u.a. zur Verhinderung lastbedingter Schalterzustandsbeeinflussung
JPS6118862Y2 (ja)
CN2182489Y (zh) 单键遥控触摸带开关调压器
KR860000655B1 (ko) 라면 자동 판매기의 자동 급탕 장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees