JPS635858A - 連続鋳造設備におけるセグメント抜出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は連続鋳造設備におけるセグメント抜出し装置に
関する。

従来の技術 通常、第３図に示すように、連続鋳造設備における鋳片
引抜き経路に）は円弧状に沿って多数配置されたローμ
群（２）によって構成され、またこのローＡ／群（２）
は鋳片引抜き経路（財）に沿って順次配置されたセグメ
ント（分割フレームＩＩＫ複数個づつ保持されている。

また、上記円弧部におけるセグメント（財）はロール翰
の交換を行なうために、抜出しガイトレー／Ｌ’（財）
に沿って円弧中心側に抜出せるようにされている。とこ
ろで、各ローｌｖ（イ）は鋳片の品質上、できるだけ接
近した状態で配置されておシ、シたがって鋳片引抜き一
経路ＧＤのうち曲線部におけるセグメントに）を円弧中
心側（以下、内側という）に抜出すメ場合、第４図に示
すように、抜出すセグメントの外側ローμ（２２Ａ）が
その隣り（上流側）のセグメントの内側ロー／Ｉ／　（
２２Ｂ）に干渉（ａｌするため、従来、隣近した上流側
のセグメントの内側ローＩｖ（２２Ｂ）を第４図仮想線
で示すように、外側に移動させて、両口−μ（２２Ａ）
（２２Ｂ）間に隙間（ｂ）を形成するようにしていた。

発明が解決しようとする問題点 ところで、最近、鋳片の品質の向上がさらに要求されて
おシ、これらを満足するためには、さらにロール群の細
密化すなわち配置間隔を短かくする必要がある。このよ
うなロール群の細密配置を図ると、第３図において、上
から第２番目の第２セグメント（２３Ｂ）よシ下流側の
第３セグメント（２３Ｃ）を抜出す場合には、両隣りの
第２、第４セグメン）　（２３ＢＸ２３Ｄ）の内側ロー
μを外側に移動させて隙間を設けることができるため、
セグメント抜出し時のロール同志の干渉は生じない。し
かし鋳型直下に位置する第１セグメン）　（２３Ａ）は
、鋳造スタンド（ハ）に固定されているため、第５図に
示すように、第２セグメント（２３Ｂ）の抜出し時にお
いて、どうしても第２セグメン）　（２３Ｂ）の外側ロ
ー　ｆｉ／（２２Ｂ）と第１セグメント（２３Ａ）の内
側ローｙ（２２Ａ）とが干渉（ｃ）するという問題が多
く発生することが予想される。

そこで、本発明は上記問題を解消し得る連続鋳造設備に
おけるセグメント抜出し装置を提供することを目的とす
る。

問題を解決するための手段 上記問題を解決するため、本発明の連続鋳造設備におけ
るセグメント抜出し装置は、鋳型下面から円弧状に沿う
鋳片引抜き経路を構成するセグメントのうち、鋳型直下
のセグメントが鋳造スタンドに支持され、かつこのセグ
メント以降のセグメントが鋳片引抜き経路側方に引出さ
れるとともに円弧中心寄りロールが鋳片厚み方向で移動
自在にされたものにおいて、上記鋳型直下のセグメント
を支持する鋳造スタンドの下部にジヤツキ装置を介装し
たものである。

作用 上記本発明の構成においては、鋳型直下のセグメントを
支持する鋳造スタンドの下部にジヤツキ装置を介装して
鋳造スタンドとともにこのセグメントを上方に移動させ
るようにしたので、°このセグメントのすぐ下方に位置
するセグメントを支障なく鋳片引抜き経路側方に抜出す
！ことができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

第１図において、（１）は連続鋳造鋳型（図示せずンの
下面から円弧状に沿う鋳片引抜き経路（２）を構成する
ロール群（３）を有するセグメントで、鋳型直下の第１
セグメント（ＩＡ）は鋳型の振動テープ／Ｌ／（４）を
支持する鋳冨スタンド（５）に支持され、また上記第１
セグメン）（ＩＡ）より下方に順次配置された第２セグ
メント（ＩＢ）、第３セグメント（ＩＣ）＜：、・、・
・・・・は鋳片引抜き経路（２）の円弧中心側−片引抜
き経路側方）に引出し自在に構成されるとともに、その
引出し側（内側）のロー／Ｌ／（３Ａ）は外側のロール
（３Ｂ）に対して鋳片厚み方向で移動自在にされている
。そして、さらに鋳型直下の第１セグメン）ＣＩＡ）を
支持する鋳造スタンド（５）のすべての脚（５ａ）と支
持フレーム（６）との間にはジヤツキ装置（油圧ジヤツ
キ）（７）が介装されている。したがって、このジヤツ
キ装置（７）を作動させることによって、鋳造スタンド
（５）すなわち鋳型直下の第１セグメン）　（ＩＡ）を
上方に移動させることができる。なお、第２図にジヤツ
キ装置（７）の油圧回路を示し、４個のジヤツキ装置（
７）には分配弁（８）を介して手動ポンプ（９）が接続
されている。

上記構成において、第１セグメン）ＣＩＡ）直下の第２
セグメン）（ＩＢ）を抜出す場合、ジヤツキ装置（７）
によシ鋳造スタンド（５）すなわち第１セグメント（Ｌ
Ａ）を上昇させて、第２セグメン）（ＩＢ）と第１セグ
メン）（ＩＡ）との間に十分な隙間を形成し、そして第
２セグメン）（ＩＢ）を第１図の矢印（２）方向に抜出
せばよい。この時、第３セグメント（ＩＣ）の内側ロー
／Ｌ／（３Ａ）は外側ロー／Ｌ’（３Ｂ）に近接されて
いる。

なお、第３番目以降のセグメン）（ＩＣ）を抜出す場合
、従来と同様に両隣シのセグメント（１）の内側のロー
／Ｉ／　（３）を外側に移動させて、上流側セグメント
（１）と下流側のセグメント（１）のロール（３）同志
の干渉が生じないようにすればよい。

発明の効果 上記本発明の構成によると、鋳型直下のセグメントを支
持する鋳造スタンドの下部にジヤツキ装置を介装してこ
のセグメントを上方罠移動させるようにしたので、ロー
ρの細密化を図った場合でも、このセグメンＦのすぐ下
方に位置するセグメントを支障なく鋳片引抜き経路側方
に抜出す！ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例を示すもので、
第１図は要部側面図、第２図はジヤツキ装置の油圧回路
図、第３図〜第５図は従来例を示すもので、第３図は全
体側面図、第４図および第（１）　ＣＩＡ）　（ＩＢ　
）・・・セグメン）　、（２）・・・鋳片引抜き経路、
（３）（３Ａ）（３Ｂ）・・・ローρ、（５）・・・鋳
造スタンド、（７）・・・ジヤツキ装置 代理人　　　森　　本　　義　　弘 第１図 ／、ＩＡ、ＩＢ、ＩＣ−−−ｔ！タクシ）　　　　　　
　　　５−４ヰｊ五スタ〉Ｖ。 ２・−斜射ｌ抜き経路　７０．−六ッ代装置ｊ、３Ａ、
３Ｂ・−〇−ＩＬ 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、鋳型下面から円弧状に沿う鋳片引抜き経路を構成す
   るセグメントのうち、鋳型直下のセグセントが鋳造スタ
   ンドに支持され、かつこのセグメント以降のセグメント
   が鋳片引抜き経路側方に抜出されるとともに円弧中心寄
   りロールが鋳片厚み方向で移動自在にされたものにおい
   て、上記鋳型直下のセグメントを支持する鋳造スタンド
   の下部にジャッキ装置を介装したことを特徴とする連続
   鋳造設備におけるセグメント抜出し装置。