JPS6350854B2 - - Google Patents

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JPS6350854B2
JPS6350854B2 JP53076986A JP7698678A JPS6350854B2 JP S6350854 B2 JPS6350854 B2 JP S6350854B2 JP 53076986 A JP53076986 A JP 53076986A JP 7698678 A JP7698678 A JP 7698678A JP S6350854 B2 JPS6350854 B2 JP S6350854B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching
dry etching
substrate
etched
semiconductor
Prior art date
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Expired
Application number
JP53076986A
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English (en)
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JPS554937A (en
Inventor
Hiroshi Yano
Tetsuya Ogawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP7698678A priority Critical patent/JPS554937A/ja
Publication of JPS554937A publication Critical patent/JPS554937A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、半導体集積回路、磁気バブル、光
IC、表面波デバイス等の製作に用いるドライエ
ツチング方法に関するものである。 ドライエツチング方法は加工精度が優れている
こと及び洗浄も含めて薬品を用いないので廃液が
ないことによつて、半導体デバイス、特にLSI、
光IC等の製造工程に良く用いられている。ドラ
イエツチング方法にはプラズマエツチング法、イ
オンビームエツチング法及びスパツタエツチング
法があり、それぞれのエツチング方法及び装置は
既に当業者に良く知られている。(例えば、雑誌
「電子材料」の記事、〓イオンエツチング〓、〓ガス
プラズマエツチング〓Vol.14、No.2、〓ドライエ
ツチング〓Vol.16、No.5、及び〓微細加工技術と
高密度デバイス〓Vol.17、No.1参照) しかしながら、これらのドライエツチング方法
によつて加工した場合に、エツチングされた基板
の表面が不純物金属によつて汚染されるために基
板上に形成した半導体素子の電気的特性が著しく
劣化することがわかつた。 すなわち、ドライエツチングにおいては被エツ
チング物のみがエツチングされるわけでなく、被
エツチング物を担持している基板ホルダーさらに
は周囲の装置部品も装置発生部で作られたエツチ
ングに関与する成分(例えば、不活性ガスイオ
ン、プラズマ中のラジカル)がぶつかることによ
つてエツチングされる。そのために、装置部品の
材質金属が不純物として被エツチング物の表面層
に侵入してしまう。例えば、シリコン(Si)基板
をプラズマエツチング、イオンエツチングあるい
はリアクテイブスパツタエツチングした前記Si基
板をマイクロアナライザーで分析してみると、次
のような結果(第1表)が得られた。
【表】
【表】 上記第1表に示されたシリコン基板中の不純物
金属は、ステンレスや銅等のドライエツチング装
置の構成物質中に含まれている不純物金属であ
る。 このような不純物金属による半導体素子の電気
的特性の劣化とは、例えばシリコンMOSFET素
子の場合、シリコンとシリコン酸化膜との界面準
位が通常1〜10×1010cm-2eV-1程度であるのに対
して、イオンビームエツチングによりアクテイブ
領域を窓あけした後形成したシリコンゲート絶縁
膜とシリコン基板との界面準位は〜1×1013cm
-2eV-1と大きく、FET素子のしきい値電圧を低
下させることになる。また、シリコン基板上の酸
化シリコン膜に拡散接合形成用窓を形成する際
に、通常の湿式エツチングを用いた場合、接合の
逆方向電流が9.3×10-7A/cm2であるのに対し、イ
オンビームエツチングを用いた場合逆方向電流が
3.0×10-1A/cm2と大きいため、例えばメモリーセ
ルの記憶時間を大幅に短縮させるような問題があ
る。 従つて、本発明の目的は、エツチング時の不純
物金属による被エツチング基板の汚染を防止して
この基板上に形成する半導体素子の電気的特性の
汚染による劣化を防ぐことである。そして、ドラ
イエツチングにおいて前述した汚染が生じないド
ライエツチング方法を提供することも本発明の目
的である。 前述の目的が次のようなドライエツチング方法
によつて達成される。すなわち、装置の発生部で
作られるエツチングに関与する成分のぶつかる装
置の部分を被エツチング物質のドライエツチング
除去により露出される面の物質を構成する半導体
又は該半導体の化合物でコーテイングすることを
特徴とする半導体装置のドライエツチング方法で
ある。 前述したドライエツチング装置には、大分し
て、プラズマエツチング装置、イオンビームエツ
チング装置及びスパツタエツチング装置がある。 そして、シリコン基板を用いた半導体装置の場
合コーテイングする物質がSi、SiO2、SiC、
Si3N4、シリコン以外の半導体基板を用いた半導
体装置では、その被エツチング物質のエツチング
除去により露出される面の材料であることが好ま
しい。これらのコーテイング物質によつて装置部
分が被覆されていれば、このコーテイングがエツ
チングされても被覆されている装置部分はエツチ
ングされない。このことによつて、装置部分の金
属が不純物として半導体の素子を汚染するのを防
ぐ。被覆するコーテイング材料の厚さは約1〜約
10μmであつて、基板のエツチングする深さは約
0.1〜約0.5μmと比較して非常に厚い。なお、装
置部分へのコーテイング方法は一般に行われてい
るスパツタ蒸着法、化学気相成長法(CVD法)
等であつて、装置として組立てる前にあらかじめ
行つておく。 以下、添付図面を参照して本発明をさらに説明
する。 第1図はイオンビームエツチング装置の概略図
であり、上部がイオン化室1にあたり下部が加工
室2である。イオン化室に、通常、不活性ガス
(主にAr)3が導入されかつ加工室が排気系4
(真空ポンプに接続している)と連通して、水冷
基板ホルダー5上の基板6と装置の室内を清浄に
保ちかつイオンを発生しやすくしてある。イオン
化室1内の中性ガスがホツトカソード7とアノー
ド8と間を流れる熱電子流の中でイオン化され
る。また、イオン化室の周囲にある電磁石9によ
つてイオン化率が高められる。不活性ガスイオン
は電圧の加えられたグリツト10で加熱されて下
部の加工室2内に配置された基板6に降り注ぐ。
その際に、加工室2内の中和フイラメント11が
熱電子を放射して、不活性ガスイオンが入射して
起こる基板6の帯電を中和する。また、この反応
室2内にシヤツター及び電流密度モニター12を
配置してエツチングを制御する。このようなイオ
ンビームエツチング装置において、本発明による
と、半導体又はその化合物でコーテイングする装
置の部分とは、不活性ガスイオンのぶつかる可能
性のある部品で、加工室2の内壁、水冷基板ホル
ダー5、グリツド10、中和フイラメント11及
びシヤツター・電流密度モニター12である。こ
れらコーテイングする部品は第1図に示した装置
に組立てる前にコーテイング処理し、そのコーテ
イング層の厚さは約1〜約10μmである。 同様にして、プラズマエツチング装置において
は、主としてステンレス製のエツチングトンネル
や試料ホルダーの表面に被エツチング物質のドラ
イエツチング除去により露出される面の物質を構
成する半導体又は該半導体の化合物でコーテイン
グ処理を施こす。 上述したようなエツチングに関与する成分のぶ
つかる装置部分がコーテイングされている本発明
に係るドライエツチング装置を使用して半導体デ
バイスをエツチングすると、不純物金属で汚染さ
れない半導体デバイス、すなわち、汚染による素
子の電気的特性の劣化のない半導体デバイスが得
られる。 例えば、Si基板ウエハを本発明に係るリアクテ
イブスパツタエツチング装置にでエツチングする
実験を行つたところ、次のような結果が得られ
た。 シリコンMOSFET素子の製造工程において、
シリコン基板上のフイールド酸化膜を本発明によ
るリアクテイブスパツタを行い、アクテイブ領域
を形成し、ゲート酸化膜を形成した時の該ゲート
酸化膜とシリコン基板との界面準位は1010〜1011
cm-2eV-1と従来のリアクテイブスパツタ法によ
る界面準位1012〜1013cm-2eV-1に比較して低下さ
せることができ、FETのしきい値電圧を増大す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図はイオンビームエツチング装置の概略図
である。 1…イオン化室、2…加工室、3…不活性ガ
ス、4…排気系、6…基板、7…ホツトカソー
ド、10…グリツド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ドライエツチング方法において、ドライエツ
    チング装置の発生部で作られるエツチングに関与
    する成分がぶつかる前記ドライエツチング装置の
    部分を、被エツチング物質のドライエツチング除
    去によつて露出される面の物質を構成する半導体
    又は該半導体の化合物でコーテイングした後、ド
    ライエツチングを行うことを特徴とするドライエ
    ツチング方法。
JP7698678A 1978-06-27 1978-06-27 Dry etching method Granted JPS554937A (en)

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JP7698678A JPS554937A (en) 1978-06-27 1978-06-27 Dry etching method

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JPS554937A JPS554937A (en) 1980-01-14
JPS6350854B2 true JPS6350854B2 (ja) 1988-10-12

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