JPS63503315A - 内燃機関の燃焼室内へ燃料を噴射するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関の燃焼室内へ燃料を噴射するだめの装置従来技術 本発明は請求の範囲第１項記載の形式の燃料を噴射するための装置に関する。こ の形式の装置ではグロ一体の周囲の環状空間の横断面が噴射ノズルへ向かって増 大しておシ、これによって吸込まれる空気に関する流れ状態が全体として改善さ れている。更にグロ一体り、そのためにグロ一体を通過する噴射流自体のインジ ェクタ作用も高められる。原発明（特許出願番号Ｐ３５０２１１０．１）による 構成ではグロ一体は丸形線材からこれを巻いて製作されており、その接触には丸 形線材に平らなコンタクト面がないために増大した費用を必要とする。

発明の利点 それとは異なり請求の範囲第１項の特徴を備えた本発明による構成では、比較的 僅かな費用でグロ一体の確実な接触と保持とが可能であるのが有利である。更に グロ一体の材料として薄板や帯材の形の扁平材料としてしか得られない特別な材 料も使用することができる。ワインディング間の中空間の大きさが等しく、シた がってグロ一体を通過する噴射流の縁領域内への吸引空気の混合添加も同様に良 好であって、しかも流れの影響に対する抵抗モメントは丸形線材製の加熱コイル に比べて高められる。グロ一体の製作は市販の薄板または帯材から製作すること ができ、費用上有利である。

請求の範囲第２項から第４項に記載された手段によって請求の範囲第１項による 構成の有利な実施態様が可能である。

グロ一体を形成する扁平帯材がレーザー切断成形部材またはエツチング成形部材 である場合に、該扁平帯材の形状はきわめて精確に維持される。

グロ一体を形成する扁平帯材の端部に各１つの閉じられたコンタクトリングが一 体成形されているとグロ一体の特に確実な接触が得られる。この場合にはコンタ クトリングが同時にセンタリングとグロ一体の支持体への固定保持に役立つと有 利である。支持体は例えばノズル取付はナツトに支持された、グロ一体を半径方 向の遊びを有して包囲するスリーブとして構成することができる。

図　面 本発明の実施例が図面に示されており、以下において詳細に説明されている。第 １図は噴射ノズルの燃焼室側の端部の拡大縦断面とノズル取付はナツト内に組込 まれたグロー挿入体とを示し、かつ第２図には製作の中間段階にある、第１図に よるグロー挿入体のグロ一体の平面図が示されている。

実施例の記載 装置はノズル体１０を備えた噴射ノズルを有している。ノズル体内には周知のよ うに弁座が形成されており、かつ弁ニードルが移動可能に支承されている。ノズ ル体１０と弁ニードルの行程を制限する中間板とがノズル取付はナツトによって ノズルホルダへ固定締付けられている。ノズルホルダ内には中でも弁ニードルを 弁座に対して押圧する閉止ばねが取付けられている。

ノズル体１０は燃焼室側の端部に円錐形の壁部分１４を有しておシ、該壁部分は 平らな端壁１６へ移行している。

ノズル取付はナツト１２は燃焼室側でノズルホルダ１０を越えて延長しており、 かつ端壁１６の下流側に支持肩１８を有している。支持肩には全体として符号２ ０で示されたグロー挿入体が当付いている。グロー挿入体は中央の構成部材とし てコイルとして構成されたグロ一体２２を有しており、グロ一体は噴射流２６の ための通路２４を形成している。グロ一体２２は、噴射流がグロ一体を濡らさず に、しかしインジェクタ作用を惹起するように設計されており、このインジェク タ作用によって空気は燃焼室からグロ一体２２の内部へ、そしてこのグロ一体を 通過する噴射流の縁領域内へ吸込まれる。

グロ一体２２は金属のスリーブ３０によって包囲されている。スリーブはフラン ジ３２を有しており、フランジはノズル取付はナツト１２の支持肩１８に支持さ れている。スリーブ３０は燃焼室側の端部に内向きの環状つば３４を有しており 、この環状つげにはグロ一体２２の燃焼室側の終端ワインディング３５がセンタ リングされて支持されていて、しかも例えばろう付けさｎている。支持肩１８の 下流においてノズル取付はナツト１２は環状カラー３８内に拡大した孔部分３６ を有しており、環状カラーはスリーブ３０およびグロ一体２２の燃焼室側の端部 を保護するように包囲している。スリーブ３０はフランジ３２と環状っば３４と の間の周壁内に均一に分配された複数の孔４０を有しており、該孔はノズル取付 はナツト１２の拡大された孔部分３６内へ開口している。

スリーブ３０上には第１の環状の絶縁体４４と、金属製のコンタクトリング板４ ６と、第２の環状の絶縁体４８と金属製の支持板５０とが上下に重ねられて位置 している。これらの部材は相互に、しかもスリーブ３０と固定的に例えばろう付 けによって結合されており、かつ別の補助手段を用いずに適切な構成の接合工具 のみによって結合時に互いにセンタリングされる。

グロ一体２２の上流側の端部はコンタクトリング板４６の内側の環状帯域５２に ろう付けされている。コンタクトリング板は中央の環状領域内に均一に分配され た複数の切欠き５４を有している。コンタクトリング板４６は外側の環状縁に互 いに１２０°ずらされた、３つの上方へ延びたコンタクト片５６を有しており、 該コンタクト片は給電スリーブ５８と導電的に接続されている。給電スリーブは 絶縁されてノズル体１０とノズル取付はナツト１２との間の環状ギャップを貫通 して高位置にある、外部の導線の接続箇所まで延びている。

支持板５０とノズル体１０との闇には金属製の断熱リング６０が成形されて締込 まれている。断熱リングは内側の環状縁６２でもってノズル体１０の端壁１６に 対して押圧している。内側の環状縁６２に対して軸線方向にずらされた、断熱リ ング６０の中央の環状領域６４が支持板５０と接触しており、かつ外側の環状縁 ６６がノズル体１０の円錐形の壁部分１４に接触している。これにより断熱リン グ６０はノズル体１０においてセンタリングされ、かつ通路２４は断熱リング６ ０を包囲する室６８に対して申し分なくシールされる。

スリーブ３０とグロ一体２２との間には環状空間７０が形成されておシ、該環状 空間はスリーブ３０内の孔４０およびノズル取付はナツト１２の拡大された孔部 分３６を介して燃焼室と連通している。噴射流２６はこの流路およびグロ一体２ ２のワインディング間の中空間を介してインジェクタ作用によシ空気を燃焼室か ら吸込む。空気はグロ一体２２で加熱されて噴射流の縁帯域内へ入シ、ここで易 燃性の燃料／空気混合物を生成する。噴射流の形状に良好に適合せしめられた、 グロ一体２２の構成によって噴射流２６のインジェクタ作用が改善される。環状 空間７０の横断面が噴射ノズルへ向かつて拡大しているために噴射流内への空気 の流入がグロ一体２２の全長にわたって均一化され、かつ絶縁体４４．４８ない しは接触する金属製の部材との結合箇所への熱的な負荷は軽減される。円錐形の 構成によりグローコイルの動的な特性も改善され、かつ破損の危険も減少する。

部材２２，３０．４４〜５０によって構成される、予備製作された構成ユニット をノズル取付はナツト１２の上流にある側からこのノズル取付はナツト内へ挿入 し、かつ支持肩１８へ当付くまで押込む。次いでスリーブ３０を適切な箇所でノ ズル取付はナツト１２と接着するか、ろう付けするかまたは溶接することができ る。この後噴射ノズルの組立は、ノズルホルダと中間円板とノズル体１０とを逆 さにして重ねて置き、断熱リング６０をノズル体１０の上へ置き、次いでノズル 取付はナツト１２をグロー挿入体２０と一緒にこれらの部材の上へかぶせ、かつ ノズルホルダとねじ結合することによって行なうと有利であり、ノズルホルダ１ ０において緊張している断熱リング６０はセンタリングされて保持される。

グロ一体２２は扁平帯材７２（第２図）からこれを巻くことによって製作されて おり、したがって各ワインディングは方形の横断面を有している。扁平帯材７２ はら旋の形状で平らな薄板体から分離され、次いでグロ一体２２の軸方向で広げ られて円錐形のコイルにされる。平らな薄板体からのら旋の分離は例えばエツチ ングまたは第２図に示されているようにレーザー切断によって行なうことができ る。第２図によれば出発材料は薄板帯材７４であり、これからら旋状の扁平帯材 ７２が切断線７６によって分離される。この切断線は符号７８で始まり、かつ符 号８０で終わる。切断線７６の他に内側の円形の切断線８２と外側の円形の切断 線８４とが配慮されており、これらの切断線でもってら旋体が薄板帯材７４から 分離される。

２つの切断線８２．８４によってグロ一体２２は端部に内側の閉じたコンタクト リング８６と外側の閉じたコンタクトリング８８を得、これらのコンタクトリン グでもってグロ一体２２はコンタクトリング板４６とスリーブ３０と接触せしめ られる。グロ一体２２のこの構成によって互いに接触する部材間に平らな接触面 が得られ、しかもこの接触面は円周全体にわたって延びているので、良好な接触 と固定とを可能にする。

国際調査報告 ＮＭＥＸ　Ｔｏ　ＴｋｉＥ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＥｉ　Ｒ ＥＰＯＲＴ　ＱＮＣＢ−Ａ’−２１３１５３９２０１０６／８４　ＮｏｎｅＦ’ Ｒ−人−１：ｌ８２６９７　Ｎｏｎａ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．内燃機関の燃焼室内へ燃料を噴射するための装置であって、噴射ノズルと、 この噴射ノズルの噴射口の後方に配置されたグロー体とを備えており、該グロー 体が噴射流のための通路を形成していて、しかも環状空間によつて包囲されてお り、環状空間が燃焼室と連通しており、かつこの環状空間から通路が噴射流の流 路内へ通じており、噴射流がこれらの通路を介してインジエクタ作用によつて燃 焼室から空気を吸込むようになつており、かつグロー体が更に蒔許出願番号Ｐ３ ５０２１１０．１号によりコイルとして構成されてむり、該コイルが噴射ノズル へ向かつて連続的に減少する外径を有している形式のものにおいて、グロー体（ ２２）が、平らな薄板帯材（７４）からら旋の形状で切取られ、次いでグロー体 （２２）の軸方向で広げられて円錐形のコイルにされた扁平帯材（７２）から製 作されていることを特徴とする、内燃機関の燃焼室内へ燃料を噴射するための装 置。 ２．グロー体（２２）を構成する扁平帯材（７２）がレーザ−切断成形部材であ ることを特徴とする、請求の範囲第１項記載の装置。 ３．グロー体（２２）を構成する扁平帯材（７２）がエツチング成形部材である ことを特徴とする、請求の範囲第１項記載の装置。 ４．グロー体（２２）を構成する扁平帯材（７２）の端部にそれぞれ１つの閉じ たコンタクトリング（８６，８８）が一体成形されていることを特徴とする、請 求の範囲第１項から第３項までのいずれか１つの項記載の装置。