JPS6350092B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6350092B2
JPS6350092B2 JP59264743A JP26474384A JPS6350092B2 JP S6350092 B2 JPS6350092 B2 JP S6350092B2 JP 59264743 A JP59264743 A JP 59264743A JP 26474384 A JP26474384 A JP 26474384A JP S6350092 B2 JPS6350092 B2 JP S6350092B2
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JP
Japan
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workpiece
die
tip
mold
punch
Prior art date
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Expired
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JP59264743A
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JPS61144224A (ja
Inventor
Hiroshi Yasuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP26474384A priority Critical patent/JPS61144224A/ja
Publication of JPS61144224A publication Critical patent/JPS61144224A/ja
Publication of JPS6350092B2 publication Critical patent/JPS6350092B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D19/00Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes
    • B21D19/08Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は円筒状のワークにフランジを形成する
フランジ成形方法及びこれに使用するプレス成形
型に関する。本発明は、例えば、フランジを有す
る防振ブツシユ用外筒金具を製造する際に利用す
ることができる。
〔従来の技術〕
円筒状のワークにフランジを形成するにあたつ
ては、従来より、第10図〜第12図に示す各工
程を順次実施する方法により行なわれている。即
ち、この方法は第10図に示すように上端が開口
する傾斜面1aを有するダイス型1を用い、この
ダイス型1に円筒状のワーク2を挿入するワーク
挿入工程、第11図に示すように円錐台状外周面
3aをもつ挿入型部3を降下して該挿入型部3を
ワーク3内に挿入し、これにより挿入型部3の円
錐台状外周面3aとダイス型1の傾斜面1aとで
ワーク2の先端部を挟圧してロート状に成形する
拡口成形工程、その後ダイス型1からワーク2を
取り外し、該ワーク2を、ダイス型1とは別のダ
イス型6に移し換える取外し移し換え工程、つば
状の押圧面5aをもつ押圧型部5を作動させて押
圧型部5の押圧面5aとダイス型6の開口面6a
とで挟圧し、これによりワーク2のロート状に拡
口した部分をフランジ状に成形するフランジ成形
工程とを順次実施する方法である。
ここで拡口成形工程とフランジ成形工程とを分
けて行なうのは、主として、ワークにしわや亀裂
などの欠陥が発生することを抑制するためであ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した従来技術で円筒状のワークにフランジ
を形成するにあたつては、ダイス型は、傾斜面1
aをもつダイス型1の他に、ダイス型1とは別の
ダイス型6を必要とし、即ち2種類のダイス型と
2種類のポンチ型とを必要としていた。
そのため拡口成形工程を終了した後、フランジ
成形工程を行なうにあたつては、ダイス型1から
ワーク2を取り外し、このワーク2をダイス型6
に移し換える取外し移し換え工程を、拡口成形工
程やフランジ成形工程の他に必要としていた。こ
のため、工程数が多く、作業能率に問題があつ
た。
本発明は上記した問題点を解決するために成さ
れたものである。
即ち、第1の発明は、1種類のダイス型と1種
類のポンチ型とを用い、1種類のポンチ型を前進
させるだけでワークにフランジを形成することが
でき、従つて従来必要とされていたワークの取外
し移し換え工程を不要ならしめ得るフランジ成形
方法を提供するにある。
又第2の発明は、前記したフランジ成形方法に
使用できるもので、ポンチ型をダイス型に1回挿
入するだけで、拡口成形工程及びフランジ成形工
程を行ない得るプレス成形型を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1の発明のフランジ成形方法は、先端外径が
加工すべき円筒状のワークの内径よりも小さく、
他端外径が該ワークの該内径よりも大きい円錐台
状外周面をもつ先端部と、該先端部の該他端より
延在する該他端の外径と同一の外径の円柱状外周
面をもつ中央部と、該中央部につながり遠心方向
に延在するつば状の肩部とからなるポンチ型と、 該ワークの外径より大きい内径をもつ凹部と該
凹部と同軸的につながるリング状の保持溝とをも
つダイス型とを用い、 該ダイス型の該保持溝に該ワークを保持し、該
ダイス型の凹部形成内周面と該ワークの外周面と
の間にリング状の隙間を形成すると共に、該ワー
クの先端を該ダイス型の開口面より突出させるワ
ーク挿入工程、 該ポンチ型の該先端部を該ワーク内に挿入し、
該ワークの外周面が該ダイス型の該凹部形成内周
面に接触するまでに、該ワークの該ダイス型の該
開口面よりも突出した部分を、ワーク先端内径が
該ダイス型の該凹部の内径よりも大きいロート状
に成形する拡口成形工程、 該ダイス型の該開口面の下方にある該ワークの
部分を該ポンチ型の該中央部と該ダイス型の該凹
部形成内周面との間で拡径して拡径部を形成する
と共に、該ロート状に拡口した該ワークの先端
を、該ポンチ型のつば状の肩部で押圧し、該ダイ
ス型の該開口面と該ポンチ型の該肩部とで挟圧
し、該ワークのロート状に拡口した部分をフラン
ジ状に成形する拡径フランジ成形工程とを順次実
施することを特徴とするものである。
第2の発明のプレス成形型は、前記したフラン
ジ成形方法に使用できるものであり、先端外径が
加工すべき円筒状のワークの内径よりも小さく、
他端外径が該ワークの該内径よりも大きい円錐台
状外周面をもつ先端部と、 該先端部の該他端より延在する該他端の外径と
同一の外径の円柱状外周面をもつ中央部と、 該中央部につながり遠心方向に延在するつば状
の肩部とからなるポンチ型と、 該ワークの外径より大きい内径をもち該ワーク
の高さより浅い凹部と凹部と同軸的につながるリ
ング状の保持溝とをもつダイス型とで構成されて
いることを特徴とするものである。
なお円筒状のワークとしては、薄鋼板から作製
した両端部が開口するワークが代表的なものであ
る。例えば、機械構造用炭素鋼鋼管であるJIS―
STKM11Aから作製した外径30〜45ミリメート
ル程度で肉厚2ミリメートル程度のパイプをワー
クとして用いることができる。
まず第1の発明について工程ごとに説明する。
(第1の発明) (ワーク挿入工程) ワーク挿入工程では、内径が加工すべき円筒状
ワークの外径より大きい上端開口の凹部と凹部と
同軸的につながるリング状の保持溝とをもつダイ
ス型を用い、このダイス型にワークを挿入する。
ワーク挿入工程では、ワークの先端をダイス型の
開口面より突出させる必要がある。ダイス型の開
口面より突出するワークの先端は、フランジとな
る部位である。そのため突出する長さは、フラン
ジの大きさなどを考慮して決定する。即ち、フラ
ンジの幅が大きい場合にはワークの突出長を長く
し、フランジの幅が小さいときにはワークの突出
長を短くする。ワークの突出長は、ワークの外径
が30〜50ミリメートル程度、ワークの高さが30〜
70ミリメートル程度の場合には5〜10ミリメート
ル程度とすることができる。ワークをダイス型に
保持するにあたつては、ダイス型のリング状の保
持溝にワークを嵌め込んで固定する。この場合ダ
イス型にロアポンチを設け、ロアポンチをワーク
の他端に嵌め込んで、ロアポンチの外周面とダイ
ス型の開口の内周面とノツクアウトスリーブ上端
面とでワークを保持することにしてもよい。第4
図に例示されているように、ダイス型の上端開口
の凹部形成内周面と、ワークの外周面との間に
は、所定量の隙間を形成する。この隙間は0.5〜
1.5ミリメートル程度とすることができる。
(拡口成形工程) 拡口成形工程では、先端外径がワークの内径よ
りも小さく他端外径がワークの内径よりも大きく
且つダイス型の凹部の内径よりも小さい円錐台状
外周面をもつ先端部をもつポンチ型を用いる。そ
してダイス型に配置されたワークに、該ポンチ型
の先端部を挿入する。すると、先端部の円錐台状
外周面が、ワークの内面を外方へ向けて押圧す
る。従つてポンチ型をさらに挿入させると、ワー
クの先端の外周面がダイス型の凹部形成内周面に
接触するまでに、ワークのダイス型の開口面より
突出した部分は、ロート状に拡口する。この場合
ワークの先端内径が、ダイス型の凹部の内径より
も大きくなり且つ、ポンチ型の中央部の外径より
も大きくなるように、ワークはロート状に拡口す
る。
拡口成形工程では、第6図に例示したように、
ワークのロート状に拡口した部分は、ポンチ型の
中央部とダイス型とによつては挟圧されていな
い。この点、従来の拡口成形工程では第11図に
示すようにロート状に拡口したワークの部分は挿
入型部とダイス型とで挟圧されているのと異な
る。
(フランジ成形工程) フランジ成形工程では、つば状の押圧面を持つ
ポンチ型の肩部を用いる。そしてポンチ型の肩部
をワーク内に挿入することにより、ロート状のワ
ークの先端を、肩部の押圧面とダイス型の開口面
とで挟圧する。すると拡口成形工程でロート状に
拡口されたワークの先端は、曲成されフランジ状
に成形される。
(第2の発明) 第2の発明のプレス成形型は、ダイス型の凹部
に1回挿入するだけで拡口成形工程及びフランジ
成形工程を行ない得るように開発された成形型で
あり、ポンチ型とダイス型とで構成されている。
ポンチ型は、円錐台状外周面をもつ先端部と、円
柱状外周面をもつ中央部と、肩部とから成る。該
先端部の先端外径はワークの内径よりも小さい。
先端部の他端外径はワークの内径よりも大きい。
先端部の円錐台状外周面の傾斜角は、ポンチ型の
軸線に対して10〜60度程度とすることができる。
中央部は、先端部の該他端より延在する該他端の
外径と同一の外径の円柱状外周面をもつ。肩部
は、中央部につながり遠心方向に延在するつば状
をなす。
〔発明の効果〕
第1の発明のフランジ成形方法では、円筒状の
ワークにフランジを形成するにあたつては、1種
類のダイス型及び1種類のポンチ型ですませ得
る。そのため従来必要とされていた取外し移し換
え工程を不要ならしめ得る。この点2種類のダイ
ス型及び2種類のポンチ型を最低限必要としてお
り、ワークの取外し移し換え工程を必要としてい
た従来の場合とは異なり、作業能率が向上する。
〔第1の実施例〕 第1図〜第7図は本発明の第1の実施例を示
す。
本例のプレス成形型は、ポンチ型10とダイス
型20とで構成されている。ポンチ型10は、先
端部11と、中央部12と、肩部13とからな
る。
ここで先端部11は、円錐台状外周面11aを
もつ。円錐台状外周面11aは、ポンチ型10の
軸線14に対して35度の角度で傾斜している。
本例で加工すべく円筒状ワーク30を第2図に
示す。このワーク30は、外径D5が45ミリメー
トル程度、厚みが2ミリメートル程度、高さが69
〜71ミリメートル程度であり、機械構造用炭素鋼
鋼管であるJIS―STKM11Aから作製されてい
る。
ポンチ型10の先端部11の先端11bの外径
D1は、円筒状ワーク30の内径D2よりも小さ
く且つ、他端11cの外径D3は、ワーク30の
内径D2よりも大きく設定されている。
中央部12は先端部11の他端11cより上方
に延在する円柱状外周面12aをもつ。中央部1
2の円錐台状外周面12aの外径は、先端部11
の他端11cの外径とほぼ同一寸法である。
肩部13は、つば状の押圧面13aを有する。
この押圧面13aは、中央部12につながり遠心
方向につば状に延在している。
ダイス型20は、ワーク30を収納し得る大き
さの凹部21を有する。凹部21の内面21aに
は段部23が形成されており、凹部21の下部は
凹部21の上部よりも径小にされている。なお開
口部20aから段部23までの長さは5〜10ミリ
メートル程度とすることができる。凹部21の上
部の内周面21aの内径D4は、ワーク30の外
径D5より大きく設定されている。又凹部21
は、ワーク30の下部30bが嵌まる大きさのリ
ング状をなす保持溝22を有する。
次に、ワーク30にフランジを形成するフラン
ジ成形方法について説明する。まずワーク挿入工
程では、第4図に示すように、ダイス型20の保
持溝22にワーク30の下部30bを挿入して保
持することによつて、ダイス型20の凹部21の
上端開口にワーク30を挿入する。挿入した状態
では、ワーク30の先端30aは、ダイス型20
の開口面20aよりも8〜10ミリメートル程度上
方へ突出すると共に、ダイス型20の凹部21の
内周面21aとワーク30の外周面との間には第
4図に示すように隙間24が形成される。
次に第5図及び第6図に示すように、ポンチ型
10をこれの軸14方向に沿つて降下させること
によつて、先端部11をワーク30内に挿入し、
これにより拡口成形工程を行なう。このようにす
れば、ダイス型20の開口面20aよりも上方へ
突出したワーク30の先端30aは、該先端部1
1の円錐台状外周面11aによつて外方へ押圧さ
れる。この結果ダイス型20の開口面20aより
も上方へ突出したワーク30の先端30aは、ロ
ート状に拡口する。このようにロート状に拡口し
たワーク30の先端30aの外周面は、第5図か
ら明らかなようにダイス型20の凹部21の内周
面には接触しておらず、従つて先端30aはポン
チ型10とダイス型20とでは挟圧されていな
い。この点第12図に示す従来では、ロート状に
拡口された先端は、ポンチ型10とダイス型20
とで挟圧されている。
ここでワーク30のロート状に拡口した先端3
0aの内径D6(第6図に図示)は、ダイス型2
0の凹部21の内周面21aの内径D4よりも大
きくなり且つ、ポンチ型10の中央部12の外径
D3よりも大きい。
なおポンチ型10の挿入につれて第6図に示す
ようにワーク30の周壁はダイス型20の凹部2
1の内周面21aに押し付けられ、この結果隙間
24に相当する分、径大となり、第6図に示すよ
うに拡径部が形成され始める。このようにワーク
30の周壁に拡径部が形成されるので、ポンチ型
10の中央部12はダイス型20の凹部21内に
陥没できる。
次に第7図に示すようにポンチ型10をさらに
ダイス型20に挿入することによつて、肩部13
で、ワーク30の先端30aを押圧し、ダイス型
20の開口面20aと肩部13の押圧面13aと
で先端30aを挟圧し、これによりフランジ成形
工程を行なう。この結果ロート状に拡口した先端
30aは、第7図に示すように横方向へ曲成され
フランジ状に成形される。フランジを形成したら
ポンチ型10を上動させてワーク30をダイス型
20からとり出す。
フランジが形成されたワーク30を第3図に示
す。なおフランジ外径D7は58ミリメートル程度
である。このワーク30は、防振ブツシユ用外筒
金具として使用することができる。この場合には
フランジは主に抜け止め用のストツパとして機能
する。
以上のように本例では、ワーク30にフランジ
を形成するにあたつては1つのダイス型20、1
つのポンチ型10ですませ得る。この点ダイス型
1とダイス型6とを最低限必要とし、ポンチ型3
とポンチ型5とを最低限必要としていた第10図
〜第12図に示す従来の場合とは異なる。故に拡
口成形工程を終了した後、拡口成形工程で用いた
ダイス型1からワーク2を取外して、フランジ成
形工程を行なうためダイス型6へワーク2に移し
換える従来必要とされていた取外し移し換え工程
を不要ならしめ得る。
又本例のポンチ型10を用いれば、ポンチ型1
0をダイス型20に1回挿入するだけで、拡口成
形工程及びフランジ成形工程の双方を一挙に行な
い得る。
第8図及び第9図は本発明の第2実施例を示
す。本例のプレス成形型は、ポンチ型50とダイ
ス型60とを含む構成である。ポンチ型50は、
上部51a及び下部51bとをボルト51cで連
結したポンチホルダー51と、ポンチホルダー5
1に装着されスプリング52eを内蔵したアツパ
ーポンチ本体52と、ポンチホルダー51とアツ
パーポンチ本体52との間に設けられたアツパー
ノツクアウトスリーブ53とを主たる構成要素と
している。ここでアツパーポンチ本体52は、円
錐台状外周面をもつ先端部52aと、円柱状外周
面をもつ中央部52bとを含む。本例の肩部54
は、アツパーノツクアウトスリーブ53の下面及
びパンチホルダー51の下面とで構成されてい
る。
ダイス型60は凹部61を有する。凹部61
は、成形前のワークの外径よりも大きい内径をも
つと共にワークの高さよりも浅い。このダイス型
60は、スリーブ66を有するダイス型本体62
と、ダイス型本体62に装着されたロアポンチ6
3と、ロアポンチ63の下方にボルト69によつ
て装着されたスペーサ64と、スペーサ64の下
方に設けられたスペーサ65と、ロアポンチ63
の軸方向にそつて上下動可能に設けられた押出し
ピン67と、該押出しピン67に載置されると共
にロアポンチ63に嵌め込まれたノツクアウトス
リーブ68とを主たる構成要素としている。上記
したダイス型60は、下ケース70に嵌め込まれ
ている。
さて第2実施例のプレス成形型を用いてフラン
ジを形成するにあつては、まず、ワーク300を
ダイス型60の凹部61に挿入して、前記実施例
と同じく、ワーク300の先端をダイス型60の
開口面60aよりも上方へ突出させる。
次にポンチ型50をこれの軸方向に沿つて降下
させ、これにより先端部52aをワーク300内
に挿入する。すると、ダイス型60の開口面60
aよりも上方へ突出した部分に、先端部52aが
あたるため、該突出した部分は、前記実施例と同
様にロート状に成形されて拡口する。
次にポンチ型50をさらに降下させてワーク3
00に挿入すると、肩部54がロート状に拡口し
たワーク300の先端を押圧し、これにより、ワ
ーク300ロート状に拡口した部分を、前記実施
例と同様に、ダイス型60の開口面60aと肩部
54とで挟圧する。このとき、ワーク300には
拡径部が形成される。この挟圧により、拡口した
部分は、前記実施例と同様にフランジ状に形成さ
れる。
このようにワーク300にフランジを形成した
ら、第9図に示すように、ポンチ型50を上動さ
せ、その状態で押出しピン67を上動させてノツ
クアウトスリーブ68を押し上げ、これによりダ
イス型60の凹部61からワーク300を取り出
す。なお下ケース70の上部は図示はしないが一
部切りかかれているため、この切りかかれた部位
から、ワーク300のダイス型60からの取り外
し、又は、ワーク300のダイス型60への挿入
を行ないうる。
上記した第2実施例においても前記した第1実
施例の場合と同じ作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の第1の実施例を示
し、第1図はダイス型を断面にして示すプレス成
形型の側面図であり、第2図はフランジを形成す
る前のワークの斜視図であり、第3図はフランジ
を形成した状態のワークの斜視図である。第4図
はダイス型に挿入したワークの先端に挿入型部の
先端部を当接させている状態を、一部断面にして
示す側面図であり、第5図は拡口成形工程を一部
断面にして示す側面図であり、第6図は拡口成形
工程を一部断面にして示す側面図であり、第7図
はフランジ成形工程を一部断面にして示す側面図
である。第8図及び第9図は本発明の第2の実施
例を示し、第8図はポンチ型を作動させた後のプ
レス成形型の断面図であり、第9図はフランジを
形成したワークを取り外した状態のプレス成形型
の断面図である。第10図〜第12図は従来のフ
ランジ成形方法及びプレス成形型を示し、第10
図はダイス型にワークを挿入する状態を一部断面
にして示す側面図であり、第11図はポンチ型を
作動させて拡口成形工程を行なつている状態を一
部断面にして示す側面図であり、第12図はフラ
ンジ成形工程を行なつている状態を一部断面にし
て示す側面図である。 図中、10はポンチ型、11は先端部、11a
は円錐台状外周面、11bはポンチ型の先端、1
1cはポンチ型の他端、12は中央部、12aは
円柱状外周面、13は肩部、13aはつば状の押
圧面、20はダイス型、21は凹部、21aは内
面、22は保持溝、20aは開口面、24は隙
間、30はワーク、30aはワークの先端、30
bはワークの下部、50はポンチ型、51はポン
チホルダー、52はアツパーポンチ本体、52a
は先端部、52bは中央部、54は肩部、60は
ダイス型、61は凹部、62はダイス型本体をそ
れぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端外径が加工すべき円筒状のワークの内径
    よりも小さく、他端外径が該ワークの該内径より
    も大きい円錐台状外周面をもつ先端部と、該先端
    部の該他端より延在する該他端の外径と同一の外
    径の円柱状外周面をもつ中央部と、該中央部につ
    ながり遠心方向に延在するつば状の肩部とからな
    るポンチ型と、 該ワークの外径より大きい内径をもつ凹部と該
    凹部と同軸的につながるリング状の保持溝とをも
    つダイス型とを用い、 該ダイス型の該保持溝に該ワークを保持し、該
    ダイス型の該凹部形成内周面と該ワークの外周面
    との間にリング状の隙間を形成すると共に、該ワ
    ークの先端を該ダイス型の開口面より突出させる
    ワーク挿入工程、 該ポンチ型の該先端部を該ワーク内に挿入し、
    該ワークの外周面が該ダイス型の該凹部形成内周
    面に接触するまでに、該ワークの該ダイス型の該
    開口面よりも突出した部分を、ワーク先端内径が
    該ダイス型の該凹部の内径よりも大きいロート状
    に成形する拡口成形工程、 該ダイス型の該開口面の下方にある該ワークの
    部分を該ポンチ型の該中央部と該ダイス型の該凹
    部形成内周面との間で拡径して拡径部を形成する
    と共に、該ロート状に拡口した該ワークの先端
    を、該ポンチ型のつば状の肩部で押圧し、該ダイ
    ス型の該開口面と該ポンチ型の該肩部とで挟圧
    し、該ワークのロート状に拡口した部分をフラン
    ジ状に成形する拡径フランジ成形工程とを順次実
    施することを特徴とするフランジ成形方法。 2 先端外径が加工すべき円筒状のワークの内径
    よりも小さく、他端外径が該ワークの該内径より
    も大きい円錐台状外周面をもつ先端部と、該先端
    部の該他端より延在する該他端の外径と同一の外
    径の円柱状外周面をもつ中央部と、該中央部につ
    ながり遠心方向に延在するつば状の肩部とからな
    るポンチ型と、 該ワークの外径より大きい内径をもち該ワーク
    の高さより浅い凹部と該凹部と同軸的につながる
    リング状の保持溝とをもつダイス型とで構成され
    ていることを特徴とするプレス型。
JP26474384A 1984-12-15 1984-12-15 フランジ成形方法及びこれに使用するプレス成形型 Granted JPS61144224A (ja)

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