JPS634786A - 予測差分量子化復号化回路 - Google Patents

予測差分量子化復号化回路

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JPS634786A
JPS634786A JP14763386A JP14763386A JPS634786A JP S634786 A JPS634786 A JP S634786A JP 14763386 A JP14763386 A JP 14763386A JP 14763386 A JP14763386 A JP 14763386A JP S634786 A JPS634786 A JP S634786A
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JP14763386A
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Ryuta Suzuki
隆太 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 c (5)量子化復号化回路は、量子化のステップが予測差
分データの絶対値が小さいときには細かく、大きいとぎ
には粗くなるように設定されてなることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の予測差分量子化復号化回路。
3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は画像信号が帯域圧縮されて成る予測差分量子化
符号化データから画素情報を復号化する回路の改良に関
するものである。
[従来の技術] 近年画像を伝送する画像伝送装置が開発実用化され、例
えば画像を用いた通信会議システム及びその他の用途に
幅広く利用されている。
このような画像通信会議システムの出現により、遠隔地
間での会議をほぼリアルタイムで行うことが可能となり
経費節減あるいは時間の有効利用に大きく寄与している
通信会議システム 第3図には、画像伝送装置を用いた通信会議システムの
概略図が示されており、画像及び音声の双方を送受信す
ることができるよう画像伝送受信装置(1)及び音声伝
送受信装置(9)が設けられている。
前記画像伝送受信袋M(1)にはビデオスイッチャ(2
)が接続され、ビデオスイッチャ(2)は)ス信用カラ
ーモニタ(3)、受信用カラーモニタ(4)2人物カメ
ラ(5>、(6)、コントロールボックス(7)と接続
され伝送映像の選択が1−」われている。
また、前記音声伝送受信装置(9)には音声マスター装
置(10)を介してスピーカ(11)。
(12)及び中継箱(13)が接続されており、前記中
継箱(13)にはマイクロホン(14)。
(15)、(16)、(17)が接続されている。
そして、カメラ(5)、(6)でIfa彰された映((
4はビデオスイッチャ(2)を介して画像伝送受信装置
(1)に送られここで送信用の符号化データに変換され
た後、高速デジタル多重化装置(8)で音声伝送受信装
置(9)を介して送られてくるγ′、声信号と多重化さ
れ、高速デジタル回線を介して他の画通信会議システム
に向は伝送される。
また、高速デジタル回線を介して他の通信シス−ツムか
らの伝送信号が入力されると、この伝送信号は高速デジ
タル多重化装置(8)により画像信号と音声信号に分1
i1iされ、画像伝送受信装置(1)及び音声伝送受信
装置(9)に向けそれぞれ分配される。
そ()て、画像伝送受信装置(1)はビデオスイッチャ
(2)を介して受信用カラーモニタ(4)」に受信画像
を表示する。
J:た、音声伝送信装置(9)では、音声マスター装置
(10)を介してスピーカ(11)。
(12)から受信音声を出力する。
このようにして、この通信会議システムでは、各シ支テ
ムの高速デジタル多重化装置(8)を高速デジタル回線
を介して接続し、遠隔地間で通信会議を可能としている
ところで、このようなシステムにおいて前記画(911
バ送受信装置(1)は、送信する映像信号を符ε化器を
用いて符号化出力し、また受信した符号化データを復号
化器を用いて映像信号に復号化出ツノして出力している
特に、このような高速デジタル回線を用いたシスシムは
、回線コストの低下を図るために、送信側では、予測差
分量子化符号化回路等を用いて映像信号の帯域圧縮を行
い、映像信号を差分量子化復号化して出力している。
また、受信側では、予測差分量子化復号化回路’=S”
E用いて、送信されてくる符号化データを映像(i+号
に差分量子化復号化して出力している。
予測差分量子化符号化回路 第4図には、従来の予測差分母子化符号化回路の好適な
一例が示されており、減算器(20)には、ビデオスイ
ッチャ(2)を介してカメラ(5)又は(6)の出力す
る画素情報りが順次入力される。
そして、予測画素情報演算回路(21)は、先に入力さ
れた一連の画素情報に基づき、次に入力される画素情報
りを演算により予測し、これを予測画素情報6として減
算器(20)に入力している。
減算器(20)は、ビデオスイッチャ(2)を介して入
力される画素情報りから前記予測画素情報6を減障し、
予測差分データeを求め量子化符号化回路(22)に入
力している。
量子化符号化回路(22)は、この差分データCを量子
化符号化の手法を用いて帯域圧縮し符丹化f−タdに変
換した後高速デジタル多重化装置(8)へ向は出力して
いる。
1測差分量子化復号化回路 第5図には受信側の通信会議システムに設けられた従来
の予測差分量子化復号化回路の好適な一例が示されてお
り、前述したように送信されてくる1′′J号化データ
dは、量子化復号化回路(122)を用いて予測差分デ
ータe′に復号化され加算器(124)に入力される。
また、予測画素情報演算回路(121)は、先に出力さ
れた一連の復号画素情報に基づき、次に出力される復号
画素情報D′を演算により予測し、これ予測画素情報6
として加算器(124)に入ツノしている。
加算器(124>は、予測差分データe′と予測画素情
報6を加算することにより、符号化データdに基づく画
素情報D′を復号化して出力している。
このようにして、従来の通信会議システムでは、必イ1
.側の予測差分量子化復号化回路と、受信側の予測差分
母子化復号化回路とが対になって、画素(i+Ftの送
信及び再生を行い、テレビ会議を可能としている。
予測画素情報演算回路 次に、前記第4図及び第5図に示す予測画素情報演算回
路(21)及び(121)の予測画素情)11演譚原理
を説明する。
第6図(A)にはカメラ(18)又は(20)から出力
されるビデオ信号が1フレ一ム分示され−(オリ、通常
TVカメラ(18)又は(20)からは、その水平走査
に同期して各水平ライン0゜1.2.・・・を構成する
各画素情報りが順次出力される。
第6図(B)には、第6図(A>に示すフレームのに−
に+2列の画素を一部拡大して図示したものであり、例
えば図中斜線で示す画素を表示画素とすると、この画素
の情報はその周囲に位置する画素(これを予測参照画素
という)、例えばG。
r、B、C及びAの各画素の情報からある程度予測する
ことができる。
すなわち、テレビ画面を形成する各画素は極めて微小な
ものであるため、互いに隣接する各画素はほぼ同じ画素
情報となることが予測される。従ってミ表示画素の周囲
に隣接する他の画素情報がわかれば、表示画素の情報は
予め十分に予測可能であることが理解される。
このため、第4図に示すように、送信側に設けられた従
来の予測画素情報演算回路(21)は、局部復号器(2
3)を用いて符号化データd@復し化しその復号差分デ
ータe−を加算器(24)へ入力している。
加算器(24)はこの復号差分データe′と予測画素情
報6とを加算して復号画素情報D′を潰れ1し、これを
参照画素演算回路(25)へ入力し゛(いる。
また、第5図に示すように受信側に設けられた従来の予
測画素情報演算回路(121)は、加算器(124)か
ら出ノjされる復号画素情報り一をII°1接参照画素
演算回路(25)に入力している。
なお、第4図及び第5図に示す予測画素情報演算回路(
21)及び(121)は、ともにこの参照画素演算回路
(25)以後は同一の構成となっているため、以後受信
側の予測画素情報演算回路(121>のみを例に採り説
明する。
まず、参照画素演算回路(25)は、複数の遅延器(2
5−1>、(25−2>、(25−3>を含み、入力さ
れた復号画素情報り一に所定の遅延処理を施し、第6図
(B)に示す表示画素周囲に位置する複数の予測参照画
素A、B、Cの情報を・、予測参照画素情報a、b、c
として演算出力し、ている。
りなわら入力される復帰画素情報D′は、まず、第1の
遅延器(25−1)入ツクされここで11時間(CRT
の1画素分の表示時間)だけ遅延され、表示画素に隣接
する画素Aの情報を表す予測参照画素情報として入力さ
れる。
また、入力された復号画素情報D′は第1の遅延器(2
5−2>及び第2の遅延器(25−2>により(tl 
+t2 )時間遅延され、画素Cの情報を表す予測参照
画素情報Cとして出力される。
ここにおいて、遅延時間t2は、CRTが画素CからA
まで走査するに要する時間に設定すればよい。
また、同様に入力された復帰画素情報D′、第1、第2
及び第3の遅延器(25−1>、(25−2>、(25
−3>により(tl +t2 +t3 )時間遅延され
画素Bの情報を表す予測参照画素情報すとして出力され
る。ここにおいて、前記遅延時間t3は、CRTが画素
BからCまで1画素分走査するに要する時間に設定すれ
ばよい。
すなわら、参照画素情報Aは、11時間前に表示画素の
左側に位置する画素Aの情報として出力される画素情報
を表し、参照画素情報Cは(tl・1シ2)時間前に画
素Cの情報として出力された画素情報を表し更に、bは
(tl +t2 +t3)時間前に画素Bの情報として
出力された画素情報を表している。
そして、これら各参照画素情報a、b、cはそれぞれ対
応する積算器(26−1>、(26−2)、(26−3
>で所定の重み係数wa、wc、wbとそれぞれ積算さ
れ、各積算値awa 、cwc 。
b w bは加算器(27)に入力される。
そして、加算器(27)は、このようにして入力される
各位を加算して予測画素情報6を出力する。
このようにして、従来の予測画素情報演算回路(21)
及び(121)は、先に入力された画素情報から次に表
示する画素情報を比較的的確に予測することができる。
従って、第4図に示すように、送信側に設けられた予測
差分量子化符号化回路は、減算器(20)から出力され
る予測外分データeの値を小さくすることができ、量子
化復号化回路(22)はこの差分データeを良好に量子
化符号化することが可能となる。
ぞして、第5図に示すように、受信側に設けられた予測
差分母子化復号化回路は、送信されてくる符号化データ
dを量子化復号化回路(122)を用いて差分データe
′にω符化復号化し、この差分データe′に前記予測画
素情報6を加算することにより画素情報D′を良好に復
号化することが可能なる。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、従来の予測画素情報演算回路(21)及び(1
21)、特に第5図に示すように受信側の予測差分量子
化復号化回路に設けられた回路(121)は、積算器(
26)で使用する重み係数wa 、wc 、wbを一定
の値に設定し、しかも各画素間の相関が表示画面上にお
ける画素間距離rのみの関数と仮定した場合に最適とな
る値に設定されていた。
従って、このような従来装置では、画素の輪郭部や、あ
る方向に強い相関を示す画像を表示するような場合に、
表示画素の情報を的確に予測することができないという
問題があった。
このため、例えば第4図に示す送信側では、減篩器(2
0)の出ツノする予測差分データCの値が、また第5図
に示す受信側では母子化復号化回路(122>の出力す
る復帰差分データe′の値が大きくなってしまうため、
受信側の母子化復号化回路(122)の量子化ステップ
が復号差分データe′の絶対値が小さいとき細かく、大
きいときに粗くなるように設定されている場合には、復
号差分データe′中に含まれる量子化誤差の値が大きく
なり、復号画質の劣化を招いてしまうという問題があっ
た。
発明の目的 この発明は、前述したような問題点を解決するために為
されたものであり、画像の輪郭部や、ある方向に強い相
関を示す画像に対しても、画質を劣化させることなく伝
送されてくる予測差分母子化符号化データを良好に復号
化することが可能な予測差分母子化復号化回路を得るこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明に係る予測差分量子
化復号化回路は、予測参照画素の水平、垂直又は斜め方
向の画素間相関データに基づき、各参照画素情報の相関
係数を演算出力する相関関係テーブルと、前記各相関係
数を全体の和が1となるように正規化し、これを重み係
数として出力する正規化回路と、を含み、各参照画素情
報を対応する重み係数と積算し、その積算値を加算する
ことにより予測画素情報を求めることを特徴とする。
[作用] 本発明に係る予測差分母子化復号化回路は、前述したよ
うに、画素間相関データに基づき相関係数をその都度演
算し、画素間の相関に基づいて、二次元の線形予測に用
いる予測参照画素の重み係数を適宜切替えるため、画像
の輪郭部や、ある方向に強い相関を示す画像に対しても
、最適な予測画素情報を求めることが可能となる。
[発明の実施例] 以゛1・、本発明の好適な実施例を図1面に基づき説明
する。
第2図には、本実施例に係る予測差分M符化符号化回路
の好適な一実施例が示されており、第1図には前記第2
図に示す回路と対をなす本発明の予測差分母子化復号化
回路の好適な一実施例が示されている。なお、前記第4
図に示す従来の予測差分量子化符号化回路及び第5図に
示す予測差分量子化復号化回路と対応する部分には同一
符号を伏しその説明は省略する。
〕と測差分惜子イ符号化回路 本実施例において、第2図に示す予測差分量子化復号化
回路は、通信会議システムの送信側に設けられ、ビデオ
スイッチャ(2)を介して入力されるカメラ(5)又は
(6)の画素情報りを減算器(20)に入力している。
そして、減算器(20)は入力される画素情報りから、
予測画素演算回路(21)の出力する予測画素情報6を
減算し、両者の差分データeを量子化復号化回路(22
)に入力している。
そして、量子化復号化回路(22)は、この差分子−夕
e@ffi子化復号化の手法を用いて帯域圧縮し符号化
データdに変換した後、高速デジタル多重化装置(8)
及び高速デジタル回線を介して相手方の通信会議システ
ムに向は送信する。
予測差分母子化復号化回路 また、第1図に示す本発明に係る予測差分母子化復号化
回路は受信側の通信会議システム内に設けられており、
高速デジタル回線を介して送信されてくる前記符号化デ
ータ5を母子化復号化回路(122>に入力している。
この母子化復号化回路(122>は、入力される符号化
データd@m子化復号化の手法を用いて差分データe−
に変換し加算器(124>に入力し゛(いる。
そして、加算器(124>は、この復号差分データe′
を、予測画素情報演算回路(121)から出力される予
測画素情報6と加算することにより画素情報り一を復号
し、この復号画素情報D′をビデオスイッチャ(2)を
介して受信用カラー・しニタ(4)上に画像表示してい
る。
〕;測画素情報演算回路 実施例の通信システムにおいて、第2図に示す予測差分
量子化符号化回路と、第1図に示す本発明の予測差分量
子化復号化回路は、ともに送信側と受信側とで対をなす
ものであり、従ってこれら?3号化回路及び復号化回路
に用いられる各予測側バ・、情報演算回路(21)及び
(121)は、ともに同一の手法を用いて予測画素情報
の演算を行うこととなる。
従って、これら各予測画素演算回路(21)及び(12
1)の対応する部品には同一符号を付しその説明は省略
することにする。
なお、第2図に示す送信側の回路では、量子化1′:J
8化回路(22)の出力する符号化データdを予測画素
情報演算回路(21)に入力しているのに対し、第1図
に示す受信側の回路では、加算器(124>の出力する
復号画素情報D′を予測画素情報演算回路(121)に
入力している。従って、第2図に示す予測画素情報演算
回路(21)は、第1図に示す予測画素情報演算回路(
21)に対し、局部復号器(23)及び加算器(24)
が設けられている点においてのみ相違する。
本発明にお0て特徴的なことは、表示画素の周囲に位置
する各画素(予測参照画素)の相関に基づき、゛各画素
に対応した重み係数を演算し、表示画素の予測画素情報
を演算することにある。
このため、実施例の参照画素演算回路(25)は、5個
の遅延器(25−1>、(25−2>。
(25−3>、(25−4>、(25−5>を含み、第
6図(B)に示すように、表示画素周囲に位置する予測
参照画素A、C,B、F、Gの各画素情報を予測参照画
素情報a、c、b、f、gとして求め、これを相関デー
タ演算器(30)に向は出力している。
実施例において、相関データ演算器(30)は減痺器か
ら成り、各参照画素情報a、b、f、gに基づき、これ
ら各予測参照画素A、B、F、G間の水平、垂直及び斜
め方向の画素間差分データ(b−f)、(a−f)、 
 (a−b)、  (a−C1)を求め、これら各画素
間差分データを相関関係テーブル(31)へ入力してい
る。
相関関係テーブル(31)は、演算器(30)の出力す
る4個の画素間差分データに対応したテーブル(31−
1>、(31−2>、(31−3>、(31−4)を有
し、入力される画素間差分データが小さいほど強い相関
があると判断して対応りる相関関数ka、kb、kc、
kfを正規化器(32)へ向は出力している。
実施例において各テーブル(31〜1>、  (31−
2>、(31−3>、(31−4>は、入力される画素
間差分データの絶対値が小さいほど大きな相関係数ka
、kb、kc、kfを出力するr<AMを用いて形成さ
れている。
ここにおいて、相関係数ka、kb、kc、k[は、横
、縦、右斜め方向、左斜め方向の4つのj)向に対する
相関をそれぞれ表しており、例えば表示画素が、画像の
輪郭部やある方向に強い相関を示す画像を表すような場
合には、前記各相関係数は各画素間差分データの絶対値
に応じた値となることが理解される。
また、各方向に対する相関が弱く、例えば横、縦、右斜
め、左斜め方向の画素間差分データがそれぞれOならば
、各画素A、B、C,Fの各相関係数は5a、5b、5
c、5fの値に設定される。
ここにおイテ、口a、5b、5c、6fは、前記各予測
参照画素情報a、b、C,fの固有の重み係数であり、
画素間の相関が画素間距離rのみの関数であると仮定し
たときに、被予測画素に関りる情報用の片寄りが最少と
なるようにシュミレーションにより設定される。
また、正規化器(32)は、入力される各相関係数ka
 、kb、kc、kfを、次式ニ示スヨウに、全体の和
が1となるように正規化し、これを重み係数wa 、w
b 、wc 、wfとして出力する。
wa +wb +wc +wf =’1wa 、wb 
、wc 、wf≧O 本実施例の正規化器(32)は、入力される相関係数k
a、kb、kc、kfに基づき、参照画素情報a、b、
c、fの重み係数wa 、wb 、wc 、wfを次式
に基づき演算出力するよう形成されており、必要に応じ
てこの正規化器(32)はROMテーブルを用いて形成
することも可能である。
a kc なお、次段の積算器(26)をROMで構成する場合に
は、前記各重み係数Wを定数倍し、整数化して出力する
よう形成することが好ましい。
そして、積算器(26−2)、(26−3>。
(26−4)は、参照画素演算回路(25)から出力さ
れる各参照画素情報a、b、c、fを対応する重み係数
wa 、wb 、wc 、wfと積算し、加算器(27
)は、″これら各積算値を次式に基づき加算し予測画素
情報6を演算出力する。
6=Wa −a+Wb −b十wc −c+wf @を
本実施例は以上の構成から成り次にその作用を説明する
本実施例において、各予測画素情報演算回路(21)及
び(121)は、例えば第6図(B)に示すようにまず
表示画素に隣接する各画素G。
F、B、C,Aの情報を参照画素情報CI、 f、 b
C,aとして求める。
そして、相関データ演算器(30)を用いて、参照画素
間の横、縦、右斜め方向、左斜め方向の画素間差分デー
タを求め、画素間差分データが小ざいほど強い相関があ
ると判断して、正規化器(32)から対応する積算器(
26)に向は大ぎな値の重み係数wa 、wb 、wc
 、wfを出力する。
すなわら、入力された各画素間差分データから横方向に
強い相関がおると判断された場合には、表示画素の左横
に隣接する画素Aの参照画素情報aに対し大ぎな重み係
数Waが与えられる。
また、縦方向に強い相関があると判断された場合には、
表示画素の真上に位置する画素Bの参照画素情報すに対
して大きな重み係数wbが与えられる。同様に、右斜め
方向又は左斜め方向に強い相関があると判断された場合
には、表示画素の右上方又は左上方に位置する画素C又
はFの参照画素情報C又はfに対して大きな重み係数W
C又はwfが与えられる。
そして、これら各重み係数wa 、 wb 、 wc 
wfと各参照画素情報a、b、c、fの積算値は、加算
器(27)を用いて加算され、表示画素の予測参照画素
情報すとして出力されることとなる。
このように、本実施例の装置では、表示画素の横、縦、
斜め方向、の画素の相関を求め、画素間差分データが小
さい方向はど強い相関があるとして当該方向の画素に大
きな重みを与えて周辺画素の加重平均を取り、これを予
測画素情報6として用いている。このため、従来装置の
ように、周辺画素を固定比率で加重平均したものを予測
画素情報6として用いるものに比し、表示画素の情報を
極めて適確に予測することが可能となる。
従って、第2図に示すように送信側に設けられた予測差
分量子化符号化回路では、減算器(20)から出力され
る予測差分データeの値を小さくすることができる。
この結果、第1図に示すように、受信側の予測差分量子
化復号化回路では、母子化復号化回路(122>の母子
化のステップが差分データeの絶対値が小さいとき細か
く、大きいときに粗くなるように設定されているような
場合でも、このR千生復号化回路(22)から出力され
る差分データ e−に含まれる母子化誤差を小ざくし、
量子化誤差による画質の低下を有効に防止可能であるこ
とが理解される。
なお、前記実施例では、隣接画素間の横、縦、右斜め、
左斜めの4方向の相関に基づき、4個の参照画素情報の
重み係数を求め、これら4画素の加重平均をとって予測
画素情報らを求めていたが、本発明はこのように4方向
の重み係数を求める必要はなく、重み付けの比率を適当
に設定すれば、任意の方向の画素間の相関に基づき多数
の参照画素情報の加重平均をとって予測画素情報6とし
て用いることも可能である。
また、前記実施例の相関データ演算器(30)では、隣
接した画素間の相関の強さとして画素間の差分の大小を
用いたが、ある方向の隣接2画素の内、値の大きい方を
1として正規化しその積を当該方向の相関の強さとして
用いることも可能である。
また、前記実施例では、ある方向の相関の強さとして当
該方向の隣接2画素間の差分を用いたが、当該方向の隣
接3画素間の値を二次関数で近似して、当該画素位置で
の傾きの絶対値の逆数をその方向の参照画素の重み係数
とすることも可能である。
なお、前記実施例においては、予測差分量子化符号化回
路及び予測差分母子化復号化回路を通信会議システムの
画像伝送受信装置(1)に設けた場合を例にとり説明し
たが、本発明の予測差分量子化符号化回路はこれに限ら
ず、例えばファックス及びその他めデータ通信の画像処
理に用いることも可能である。
[発明の効果コ 以上のように、この発明によれば、予測差分量子化復号
化に用いる予測画素情報を、画素間の相関を利用して求
めるので、画像の輪郭部やある方向に強い相関を示すよ
うな画像の予測を極めて良好に行いその予測精度を向上
することができるため、量子化誤差が減少し、画質の良
い復号画像を(qることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る予測差分母子化復号化回路の一実
施例を示すブロック図、第2図は第1図に示す回路と対
をなす予測差分量子化符号化回路の一実施例を示すブロ
ック図、第3図は画像伝送装置を用いた画像通信会議シ
ステムの説明図、第4図は従来の予測差分R千生符号化
回路の一例を示すブロック図、第5図は従来の予測差分
量子化復号化回路の一例を承りブロック図、第6図は画
像信号の概略説明図である。 図において(25)は参照画素演算回路、(26)は積
算器、(27) ハ加n器、(30)は相関データ演算
器、(32)は相関関係テーブル、(34)は正規化器
、(121>は予測画素情報演算回路、(122)は母
子化復号化回路、(124)は加算器である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力された画素情報の予測差分量子化符号化デー
    タを量子化復号化回路を用いて予測差分データに変換し
    、該差分データに予測画素情報演算回路の出力する予測
    画素情報を加算して画素情報を復号化して出力する予測
    差分量子化復号化回路において、 前記予測画素情報演算回路は、復号画素情報を遅延処理
    して表示画素周囲に位置する複数の予測参照画素の情報
    を求め、これを予測参照画素情報として出力する参照画
    素演算回路と、 前記予測参照画素の水平、垂直又は斜め方向の画素間相
    関データを演算する相関データ演算器と、前記画素間相
    関データに基づき参照画素演算回路の出力する各予測参
    照画素の相関係数を演算出力する相関関係テーブルと、 前記各相関係数を全体の和が1となるように正規化し、
    重み係数として出力する正規化回路と、前記各重み係数
    を対応する予測参照画素情報と積算出力する積算器と、 各積算器の出力を加算して表示画素の予測画素情報を出
    力する加算器と を含み、各画素間の相関に基づいて、二次元の線形予測
    に用いる予測参照画素情報の重み係数を適宜切替え、最
    適な予測画素情報を求めることを特徴とする予測差分量
    子化復号化回路。
  2. (2)参照画素演算回路は、複数の遅延器を用いて表示
    画素の周囲に位置する複数の画素の画素情報を求め、こ
    れを予測参照画素として出力することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の予測差分量子化復号化回路。
  3. (3)相関データ演算器は、予測参照画素の水平、垂直
    、右斜め、左斜め方向の各画素間相関データを差分デー
    タとして演算する減算器を用いて形成され、 相関関係テーブルは、前記各画素間差分データに基づき
    対応する画素の相関係数を出力することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の予測差分量子化復号化回路。
  4. (4)正規化回路は、相関関係テーブルの出力する相関
    係数ka、kb、kc・・・に基づき対応する重み係数
    wa、wb、wc・・・を次式に基づき演算出力するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の予測差分量
    子化復号化回路。 wa=ka/ka+kb+kc+・・・ wb=kb/ka+kb+kc+・・・ wc=kc/ka+kb+kc+・・・ wf=kf/ka+kb+kc+・・・
  5. (5)量子化復号化回路は、量子化のステップが予測差
    分データの絶対値が小さいときには細かく、大きいとき
    には粗くなるように設定されてなることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の予測差分量子化復号化回路。
JP14763386A 1986-06-24 1986-06-24 予測差分量子化復号化回路 Pending JPS634786A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007295170A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Fujitsu Ltd 画像圧縮装置、画像圧縮プログラム、画像圧縮方法
JP2012142886A (ja) * 2011-01-06 2012-07-26 Kddi Corp 画像符号化装置及び画像復号装置

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