JPS6347525A - 捩り振動減衰装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車の動力伝達装置を構成するクラッチディ
スク等に便用さｎる捩り偏動＃１．哀装置に関する。

従来の技術 クラッチディスクの捩り感動減衰装置は、アーク状に作
用する圧縮ばねとｌｌＩ＊諷衰手段とを主な要素として
構成さｎ１エンジン等のトルク変動によって生じる寮り
ｓａｙ有効に吸収して動力伝達系に好ましくない感動或
いは騒音などが生じるのを防止する。このクラッチディ
スクの捩りＳ！ｅ減衷減量装置て、優れ念吸撮減哀能ン
発揮しかつ十分なトルク伝達を達成するために、近年、
小さな入力トルク変動域に対しては低い捩り剛性をもっ
てトルク変動の吸湿効果を高め、大きな入力トルク変動
域に対しては高い捩り剛性をもって十分にトルク伝達可
能となすと共に、摩擦手段の減衰能を人力トルクに応じ
て変化可能なものが提案されている（例えば、特開昭２
１９−１８１６号公報参照）。

こｒＬは渠４図及び第５図に示すように、ノ１プ５４の
プレート部５５０両側に配役さｎて、一つの摩擦手段５
１０作用開始を決定するサブプレート５２゜５３がハブ
５４のプレート部５５に設けた切欠き溝５６を貫通する
連結リベット５７によって相互に連結されており、この
連結リベット５７の胴部が切欠き＄５６に保合すること
によってサブプレート５２．３３がハブ５４と一体に回
動し始め、ＪＩＩｌ擦手段３１の作用が開始される。

発明が解決しようとする問題点 サブブレー）５２．５３が相互に相当の直径を有する連
結リベットによって連結しであるから、摩擦手段を収容
する半径方向のスペースが小さく制限さｎてしまう。そ
のため摩擦手段の＊癲面積が小さくなり、こｎが早期に
摩耗して長期に亘り安定したＪ１！俤減衰能を得ること
が田無となる場曾があった。

そこで、この発明は摩擦手段の耐久性を向上させ、長期
に亘り安定した摩擦鷹哀ＭＡＹ得ることＺ可能にした捩
り扇動減衰装ｍを提供するものである。

問題点Ｙ解決する九めの手段 相対回動可能なドライブプレートとハブのプレート部と
の間に第１摩擦手段と第２摩擦手段を介装し、さらにこ
れら＠１摩擦手段と第２摩擦手段との間に、ハブとドラ
イブプレートとの相対回動の初期段階においてハブとド
ライブプレートのいずｎか一方に係合していずｎか他方
に対して相対回動すると共に終段階においていずれかｓ
方に係合していずれか一方に対して相対回動可能で、一
つのＪｌ！擦手段の作用開＠ン決定するサブプレートを
介装し、こｎら対乞なすサブプレー１”ａ’ｓ−万のサ
ブプレートから他方のサブプレートへ向つ℃伸びる爪片
をもって相互に連繋した構成にしである。

作用 ドライブプレートから入力さｎる回転駆動トルクが、ハ
ブとドライブプレートとの間に相対回動ン生じさせ、ハ
ブリブレート部及びドライブプレートの対応する位置に
形成した圧縮ばねによって段階的な吸振作用を受けつつ
ハブ罠出力さルる。

このとき、ハブとドライブプレートとの相対回動によっ
て、ハブとドライブプレートとの間に配設した第１摩擦
手段及び＠２摩擦手段σ〕作動が、ハブとドライブプレ
ートとの相対回動の初期段階ではハブとドライブプレー
トのいずれか一方に係合しいずｎか他方に対して相対回
動すると共に終段階においていずれか他方に係合してい
ｆｎか一方に対して相対回動するサブプレートによって
制御されて、入力トルクの大きさに応じ九吸感減衰能ン
発揮しつつトルク伝達ン司どる。そして、このサブプレ
ートが爪をもつ℃相互に連繋しであることによって、各
摩擦手段の収容スペースを大として摩擦面積Ｚ大となし
、長期に亘り安定し念１１１擦減衰能を確保できる。

実施例 以下こり発明の実施例を図面と共に詳述する。

第１図乃至第４図はこり発明の捩り慢勤＠哀装置ケ施用
したクラッチディスフケ示す図面で、図において１はボ
ス部２及びプレート部３からなるハブで、ボスｓ２には
図外の出力軸に連結する友めσノスプラインＳが刻設し
である。４ａ、４ｂ）！ハブ１リブレート部３０両側に
対峙配設さ’ｎ交友−のドライブプレートで、これらド
ライブプレー）４！１．４１）とハブＩ　Ｃ１）プレー
ト部３に＆！、こｎらｌ多段弾性ｔもって相対回ｍ可能
に連結する几めに、対応する位置に複数の窓！形成して
圧縮ばね５　、６　、７ｇ収容配置しである。ここに、
符番５で示し比圧縮ばねが第５図に示す多段捩り特性の
第１段階厘で作用する第１８Ｅ縮ばねで、この第１圧縮
ばね５　ｔＸドライブブレー）４ａ、４ｂに形成した窓
８及びハブ１リプＶ−ト部３に形成し九窓９内に遊びな
く、好ましくは所望の圧縮荷重ｔもって収容しである。

そし工、６は第２段階厘で作用する圧縮ばねで、こｖ）
第２圧縮ばね６を：、ドライブプレー）４ａ、４ｂに形
成した窓工０及びこｎに対応してプレート部３に形成し
之怒１１内に収容しである。これらの窓のうちドライブ
プレー　）　４　ａ　、　４　ｂに形成し念窓１０はプ
レート部３に形成した窓１１よりも円周方向に小さい寸
法に形成してあり、従って、ドライブプレート４巴。

４ｂの窓１０に遊びなく係合した第２圧縮ばね６はプレ
ート部３の怒１１に対して、相対回動の一方向でθ、σ
ノ遊び角度をもって係合する。フは第３段階■で作用す
る圧縮ばねで、この圧縮ばね７はドライブプレート４ａ
、４ｂに形成した窓１２及びこｎに対応して、こｎの円
周方向寸法よりも大きい寸法ｔもつ℃ハブ１のプレート
部３に形成し九窓１３円に収容し℃ある。こｎら窓１２
．１３の円周方向寸法の寸法差は第２段階で作用する圧
縮ばね６Ｙ収容し７ＬＬｉＯ２１１０寸法差よりも大き
く、窓１２に遊びなく保合した第３王縮ばね７は窓１３
に対してθ、よりも大きい遊び角度ｄ！ｔもって係曾町
龍である。

１４ａ、１４ｂ＆’！サブプレートで、こｎらサブプレ
ート１４ａ、１４ｂとハブｌ　Ｏ）プレート部３との間
にを工第！摩還手段２７ａｇ配投し、ドライブプレー）
４ａ、４ｂとの間には第２摩擦手段２７ｂが配設しであ
る。ここで、ハブプレート部３と一方のドライブプレー
）４ａとの間に配設したサブプレート１４ａは、その内
周端を軸受部材Ｊを介してボス部２に外嵌し、外周端に
径方向外方へ向かって延出形放し九二又のフォーク部１
５を第３圧縮ばね７に弾接係せしてあろ、又、ハブプレ
ート部３と他方のドライブプレート４ｂとの間ニ配役し
九サブブレー）１４ｔ）は、外周端に一方のサブプレー
）１４ａへ向かつて延出する複数の爪１６を屈曲形成し
、この冬瓜１６Ｙ、ハブ１のプレート部３の第２圧縮ば
ね６を収容する窓１１ＣＩ）内周端に切欠形成し次局方
向＠１７又は第３王縮ばね７を収容する窓１３の内周端
に切欠形放した周万同碑１７に所望の遊び角度をもって
挿通しである。そして、爪１６ＣＩＪ先端には係合突片
ｍ１８を切欠形成し、この保合突片部１８の成形基部の
段部１９’ｇ−万のサブプレート１４ａの側面に当接す
ると共に、保合突片部１８ケ一方のサブプレー　）　１
４　ａの係合溝２０に係合してあり、こｎによって、サ
ブプレー）１４ａ、１４ｂを相互に連繋しである。２１
．２２は皿ばねで、そｎぞｎ　＋Ｊテーナプレート２３
，２４Ｙ介して第１及び第２摩擦手段２７ａ、２７ｅ＞
に押圧ばね力を与える。

この場合に、サブプレー）１４ａ、１４ｂｇ相互に連繋
する爪１６の係合の程度を選択することによって双方の
サブプレー）　１４　ａ　、　１４　ｂ間’Ｊｌ’ａｌ
隔を不変として双方の皿ばね２１，２２のばね力が互い
に干渉しないようにすることや、双方のばね力が各摩擦
中Ｒ２７ａ　、　２７　ｂに直列に作用するようにする
ことが可能である。なお、２６は両側のドライブプレー
）　４　ａ　＊　４　ｂ　Ｙ連結固定するストップピン
であり、２８はクツショニングブレー）２９Ｙ弁してド
ライブプレー）４ａに固定された摩擦板である。

以上Ｃｔ）実施例構造によれば、機関のトルクがクラッ
チディスクに伝達されると、摩擦板２８と共にドライブ
プレー）４ａ、４ｂが回動するため、第１乃至第３圧縮
ばね５，８．？が１１１次圧縮さｎて、トルクがハブ１
に伝達される。このとき、ドライブプレート４ａ、４ｂ
が回動すると、まず第１圧縮ばね５が作用すると同時に
、サブプレート１４ａ、１４ｂもドライブプレー）４ａ
、４ｂと共に回ｖＪＪスるため、ハブプレート部３とサ
ブプレー　）　１４　ａ　、　１４　ｂとの間に相対回
動を生じ、これらの間に介装した低摩擦手段２フ♂が作
用して摩擦トルクＦｓ　Ｙ発生し、第５図に示す＠１段
階１の摩′ｊｓＩＲ１１作用が行なわれる。ドライブプ
レー）４ａ、４ｂが所定角度０１回動すると、第２圧縮
ばね６が第１圧縮ばね５と協働して作用する。

このときは、未だ第１摩摩手段（低摩外手段）２７ａが
作用して第２段階璽の摩Ｓ減衰作用７行なう。

更にドライブプレート４ａ、４ｂが所定角度０゜まで回
動すると、第３圧縮ばね７がハブ１σ〕プレート部３の
窓１３の開口縁に当接してばね作用を発揮する。こｎと
同時に、サブプレー）１４ｂの爪１６がハブプレート部
３びノ窓１２．１３の円周端に切欠形放し次局方向溝１
５の側縁に当接し、サブプレート１４ａ、１４ｂとハブ
１リプＶ−）部３の相対回動が阻止さｎるので、サブプ
レート１４ａ、１４ｂとプレート部３とが一体となって
回動しだす。その念め、ドライブプレー）４ａ。

と ４ｂサブプレー）１４ａ、１４ｂとの間に介装した第２
摩擦手段Ｃ高摩擦手段）２７ｂが作用して摩擦トルク１
１を発生し、第３段階■の摩擦減衰作用が行なわｎる。

そして、こり！３段Ｗ１り摩擦減衰作用は、ドライブプ
レート４ａ、４ｂが所定角度ｔＪ３まで回動し、ストッ
プビン２６がノ１ブ１のプレート部３に当接して、ハブ
１とドライブプレー）４ａ、４ｂとの相対回動が停止す
るまで続げらｎる（＄５図参照）。

ここで、ハブ１リブレート部３両ｍリサププレ−ト１４
　ａ　、　１４　ｂが、−万のサブプレート１４ｆｉに
形成した薄板状の爪１６により相互に連結、係止され、
第１摩擦手段（低摩摩手段）２７Δ及び第２摩擦手段（
高摩擦手段）２７ｂの収容空間を十分に確保しである之
め、低摩擦手段２７ム及び高摩擦手段２７Ｆ３の摩擦面
積Ｙ人きくすることができ、これら低ａｍ手段２７ａ及
び高摩擦手段２７ｂの耐久性が向上して、長期に亘り安
定し几摩擦減衰作用が発揮さｎる。このようにして、機
関の駆初トルクが図外の伝導軸に長期に亘り安定して円
滑に伝達さｎる。

尚、本実施例は一方のサブプレート１４ｈに爪１６を形
成する態様乞示し九が、こｎＫ限らｎる４）　ｃｔ）で
すく、他方のサブプレート１４ａに爪１６を形成しても
工く、又、両サブプレート１４ａ。

１４ｔ）に爪１６χ形成してもよい。

又、本実施例はクラッチディスフケ例にとって説明し九
が、トルクコンバータリロックアップピストンのような
種々の動力伝達系１）捩り眉動減哀装置とし１適用でき
ることはもちろんである。

発明の効果 対をなすサブプレートチ１−万のサブプレートから他方
のサブプレートへ向かつて伸びる爪をもって相互に連繋
し之ことにより、第１ｊｉｉｌＩＩＩＩ′ｉ＋段及び第
２摩操手段の収容空間を大きくすることができ、こｎら
各摩擦手段り彦擦面ｙＩン大趣くすることができる。そ
のため、各摩擦手段の早期摩耗を防止することができる
ので、耐久性が向上できて長期に亘り安定的な摩擦減衰
作用を得ることができるという実用上多大な効果を有す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す捩り循動拭哀ｆｃ　ｉ
ｔ　Ｑ）断面図、第２図は第１図のＡ部孤人図、第３図
は同Ｂ方向矢視図、第４図は同正面図、第５図は擦り角
−４リトルク特性図、第６図１工従来例Ｙ示す正面図、
第７図は第６図の■−■断面図である。 ！・・・ハブ、２・・・ボス部、３・ハブレートＷ、４
ａ。 ４ｂ・・・ドライブプレート、５・・・渠１圧旬ばね、
６・・・ｗｃ２圧縮ばね、７・・・第３圧縮ばね、１４
ａ　、　１４ｂ・・・サブプレート、１６・・・爪、２
７ａ・・・第１摩擦手段、２７ｔ）・・・第２Ｍ礫手段
。 外２名 第１図　　　　第２図 第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）プレート部を有するハブ及びこのプレート部の両
   側に対峙する一対のドライブプレートが、これらに形成
   した複数の窓内にそれぞれ収容した圧縮ばねによつて弾
   性的に相対回動可能に結合されており、前記ハブに設け
   る窓の少なくとも一つとこれに対応してドライブプレー
   トに設ける窓とのそれぞれの円周方向寸法に所望の寸法
   差を与えて、多段弾性を得ることを可能にした捩り振動
   減衰装置であつて、それぞれのドライブプレートとハブ
   のプレート部との間に第１摩擦手段と第２摩擦手段を介
   装し、さらにこれら第１摩擦手段と第２摩擦手段との間
   に、ハブとドライブプレートとの相対回動の初期段階に
   おいてハブとドライブプレートのいずれか一方に係合し
   ていずれか他方に対して相対回動すると共に終段階にお
   いていずれか他方に係合していずれか一方に対して相対
   回動可能で、一つの摩擦手段の作用開始を決定するサブ
   プレートを介装し、これら対をなすサブプレートを、一
   方のサブプレートから他方のサブプレートへ向つて伸び
   る爪片をもつて相互に連繋したことを特徴とする捩り振
   動減衰装置。
2. （２）前記サブプレートが、ハブとドライブプレートと
   の相対回動の初期段階においてドライブプレートに係合
   してハブに対して相対回動すると共に終段階においてハ
   ブに係合してドライブプレートに対して相対回動し、こ
   のサブプレートとドライブプレートとの間に介装した第
   ２摩擦手段の作用開始を決定する、特許請求の範囲第１
   項記載の捩り振動減衰装置。