JPS6346351A - 極低温冷凍機 - Google Patents

極低温冷凍機

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JPS6346351A
JPS6346351A JP18893986A JP18893986A JPS6346351A JP S6346351 A JPS6346351 A JP S6346351A JP 18893986 A JP18893986 A JP 18893986A JP 18893986 A JP18893986 A JP 18893986A JP S6346351 A JPS6346351 A JP S6346351A
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JP
Japan
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pressure
compressor
cold head
cryogenic refrigerator
expansion chamber
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JP18893986A
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裕 渡辺
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、主に液体ヘリウム温度(例えば4°に近傍)
や液体窒素温度(77°に近傍)以下のような極低温領
域までの冷加を目的とする也低温冷凍機に関し、特に冷
14】の進行に伴なう冷凍能力の低下を防止した極低温
冷凍機に関する。
(従来の技術) コールドヘッドに膨張室を有する極低温冷凍機、例えば
ギフオード・マクマホン冷凍間等においては、極低温を
発生する能力は次式で示される。
W=η・V・△p−n  ・・・・・・・・・・・・・
・・ (1)なお、Wは冷凍能力 ηは効率 ■は膨張室の容積(膨張′8積) △Pは膨張前後の圧力差 nは膨張サイクル数 である。
ここで、第3図に上記ギフオード・マクマホン式冷凍機
の従来の構成を示す。
電動義1により駆動される圧縮FW、(例えば、ロータ
リ式、スクロール式、レシプロ式、スクリュ一式などの
容積膨圧縮機)2と、この圧縮機2により胃圧された作
動媒体たるヘリウムガスを膨張させて低温を発生するコ
ールドヘッド3とが、高圧側管路4及び低圧側管路5に
より閉回路に接続されている。コールドヘッド3内では
、微細な流通孔を右する蓄冷器6が、図示されない電動
機により駆動装置7を介して、薄肉シリンダ3a内を上
下に往復運動している。このコールドヘッド3の内部空
間を高圧側管路4及び低圧側管路5にそれぞれ連通させ
る高圧側人口弁8および低圧側出口弁9は、蓄冷器6の
運動方向と位置に同調して開閉を繰り返している。
即ち、蓄冷器6が下死点を通過し上昇を始めた時に、高
圧側人口弁8が開く。これにより、高圧ヘリウムガスが
、コールドヘッド3内に流入し、蓄冷器6内部のm細な
流通孔を通過して冷却されつつ下部膨張室10内へ流入
する。高圧ガスの流人は蓄冷器6が上デtし上死点近傍
に到達するまで継続される。
蓄冷器6が上死点近傍に至った時点で高圧側人口弁8が
閉じ、上死点を通過した直後に低圧側出目弁9が開く。
これにより、蓄冷器6及び膨張室10内の高圧ガスは膨
張し低圧側出目弁9を介して流出する。低圧側出口弁9
は蓄冷器6が下降する間開いており、下死点近傍で閉じ
る。
尚、図中11は冷却器、12はフライオスタラi〜、1
3はクライオスタット内の真空部、14は異常高圧防止
用のバイパス弁である。
(発明が解決しようとする問題点) このような従来機において、膨張室10内の圧力は、圧
縮機2の吐出圧及び吸気圧にほぼ準じた圧力幅で変動す
る。そして、圧縮機2の吐出圧及び吸気圧は、閉ループ
内への初期ヘリウム充填圧力と、次式にて示される理論
圧縮比εとの関係から決定される。
・・・・・・・・・  (2) なお、Vcは圧縮機排除容積 VEはコールドヘッド膨張室容積 NOは圧縮機回転数 NEはコールドヘッド回転数 ηCは圧tiaはガス効率 ηEはコールドヘッドガス効率 Toは圧縮機吸気ガス温度 T[はコールドヘッド膨張室内ガス温度である。
即ち、圧縮比εは、圧縮機とコールドヘッドの内部形状
、回転数及び温度により決定され、運転条件が同じなら
ば、起動直後から冷却が進行するにつれて減少して行く
。例えば、従来機の設計例を参考にして、システム内の
初期充填圧力を8〔K3/CM)、圧縮様排除容V1V
Cを30(ci/rev ) 、圧縮機回転数Tcを3
000(rom)、圧縮機ガス効率ηCを0.6、]−
ルドヘッド膨張室容梢VEを300 (ci/rev 
) 、:]−ルドヘッド回転数NEを60(rpm)、
コールドヘッドガス効率ηEを0.85とした場合、起
動直後(Tc=TE=300°K)の圧縮比εは4.5
程度である。これに対し、冷却が進行し例えば膨張室内
ガス温度TEが50″に程度にまで低下するとく圧縮機
吸気ガス温度T。=300°K)、圧縮機ガス効率ηC
が若干回復して0.90程度になり、コールドヘッドガ
ス効率ηEが、0.35程度まで低下してくるものの、
最終的に圧縮比εは2.3程度にまで減少する。
つまり、コールドヘッド内部の蓄冷器の低湿側が冷却さ
れるにつれ、この部分で作動媒体のガスヘリウムが低温
故にその密度を増し1サイクル当りのコールドヘッドの
通過流量が増大する為、圧縮機前後の圧力差が減少して
しまうのである。
このことは即ち、冷凍機の冷凍能力W ((1)式)を
決める圧力差ΔPの減少を意味し、初期運転開始時の半
分以下の冷凍能力で定常時運転を行なっていることにな
り、極めて損失の大きい状態である。
第4図は、上記従来の極低温冷凍機の膨張室10の圧力
変化を、運転開始時から定常状態に至るまで経時的に示
したものである。
同図からも理解されるように、膨張前後の圧力差△Pが
運転初期には約11.5(1(び/ aj )であった
ものが、定常状態では約7(/(y/i)にまで落ち込
み、基本冷凍能力は270(W)程度から約160 (
W)にまで40%程度低下することになる。
このように、コールドヘッドが膨張室を持つ極低温冷凍
機は、その圧縮比が冷filの進行と共に低下してしま
い、可能冷凍能力を大幅に下回ることになる。
また、圧縮機の駆動電動撮の消費電力も圧縮比εの低下
により20〜30%程度低下し、電動機の能力を100
%活用していないことになる。
以上のことは、極低温冷凍機の実質的冷凍能力は極低温
状態となった時の圧力により決定されるのにもかかわら
ず、システム設計はシステム内圧力が最も高い起動直後
の状態によりなされていることに起因している。
そこで従来は、冷却の進行に伴ない圧縮比が減少し膨張
室内の膨張前後の圧力差が低下することを見込んで、コ
ールドヘッドの膨張室の容積の拡大あるいは圧力の増大
を行なって、予め冷凍能力を大ぎく設定しておくように
している。しかしその為には、圧力容器となる薄肉シリ
ンダ3aの肉厚を増大せざるを得ず、伝導による熱侵入
の増加を招くなどの併置を伴なう。また、運転初期には
高圧側は非常に高い圧力となるので、異常高圧を防止す
るためにバイパス弁14を所定間度量いた状態としてお
く為、不経済であるという問題もある。
本発明は以上のような事情に鑑みなされたもので、冷7
J]の進行に伴なう圧縮比の減少に起因する冷凍能力の
低下を防止して、定常状態においても運転開始時と同様
な冷凍能力を発揮することができる極低温冷凍機を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、圧縮機と膨張室を有するコールドヘッドとを
閉回路に接続してなる極低温冷凍機において、閉回路の
所定箇所を流れる作動媒体の圧力を検出する圧力検出器
と、この圧力検出器の出力に基づいて圧縮機の回転数を
制御する制tII装冒とを設けたものである。
(作 用) コールドヘッド内の極低温部の低温化に伴ない、圧縮ぼ
の圧縮比が低下し、膨張前後の圧力差が減少し、この為
に閉回路内の圧力が変化する。
そこで、閉回路内の所定箇所において圧力を検出し、そ
の値に基づいて圧縮機回転数つまり(2)式右辺のNc
を制御する。これにより、(2)式右辺のコールドヘッ
ド膨張室内ガス湿度TEの低下を相殺して圧縮比εをほ
ぼ一定に保つことが可能となる。従って、定常運転時に
も運転開始時とほぼ同等な冷凍能力を維持することがで
きる。
(実施例) 以下、実施例により本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示す。尚、前掲第3
図と同一物には同一符号を付し説明を省略する。圧縮別
2の吐出口とコールドヘッド3の吸気口とを結ぶ高圧側
管路4には、この管路内のヘリウムガス圧力を検出する
圧力検出器15が接続されている。この圧力検出器15
から出力される圧力信号は、整流器とインバータとの組
合Uあるいはサイクロコンバータなどにより構成された
交流周波数変換装置16に入力される。交流周波数変換
装置16は、商用電源17を前記圧力信号の値に応じた
周波数及び電圧(又は電流)振幅を持った交流に変換し
て圧縮機駆動電動機1である交流電1FIJt4に供給
する。これにより、交流周波数変換装置16は、高圧側
管路4内のガス圧が規定値に保たれるように、換言すれ
ば(2)式右辺のコールドヘッド膨張室内ガス湿度TE
の低下を相殺して左辺の圧縮比εを一定に保°つように
、圧縮112の回転数Ncを制御する。
次に本実施例の作用を説明する。
前述のように、冷却が進行するにつれて圧縮機2の圧縮
比が減少し、閉回路内圧力が変化して行く。この圧力変
化は、低圧側管路5にバッファタンク(図示せず)を挿
入した通常の冷凍機においては、高圧側管路4内の圧力
低下として最も敏感に現われる。そこで、この高圧側管
路4内の圧力を検出して、これが規定値に保たれるよう
に冷却の進行に伴って圧縮R2の回転数を上昇させて行
く。
この結果、圧縮機2の吐出圧と吸気圧との圧力差はほぼ
一定に保たれることとなり、従ってコールドヘッド3の
膨張室10内の圧力も第2図に示すようにほぼ一定の圧
力差△Pで変動することになる。このように、膨張室1
0内の膨張前接の圧力差△Pがほぼ一定に保たれること
により、冷凍能力は定常状態においても初期値とほぼ同
等の値に[持されることになる。
このことは、冷凍機の設計上屋も重要であるコールドヘ
ッドの耐圧力設計値を従来別と全く同一に維持したまま
、かつ冷凍機の基本構成を全く同一としながらb、その
定常状態における冷凍能力を増大させたことに等しく、
具体的には数10%以上の能力向上が可能である。前述
のように、従来は冷凍能力の低下を予め見込んで膨張室
10の容積拡大や高圧側圧力の増大を行なって冷凍能力
の増大を図って来たが、侵入熱増加の為に必ずしも単純
に冷凍能力が増大しなかったり、経済性成るいは安全性
を多少犠牲にせざるを得ないという問題があったのに対
し、本発明によれば、冷却が進行しても冷凍能力が低下
しないように、換言すれば冷凍機が木来持っている冷凍
能力を常に100%引き出すようにすることにより、冷
凍能力の拡大を図っているので、上記のような問題が生
じないのである。
尚、上記実施例では圧力検出器15を高圧側管路4に設
けているが、低圧側管路5の方に圧力変化が敏感に現わ
れる場合には低圧側管路5に設けた方がよく、また高圧
側、低圧側両管路4.5に設けその差圧に基づいて制御
を行なうようにしてもよい。
また制御方式などによって圧縮機回転数の可変範囲が十
分にとれない場合には、上述した従来対策と併用しても
よい。
(発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、冷却の進行に伴な
う閉回路内の圧力変化から圧縮比の低下を検出して、こ
の圧縮比を一定に保つように圧縮機回転数を制御するよ
うにしているので、定常状態においても運転開始時とほ
ぼ同等の冷凍能力を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る極低温冷凍機の一実施例の構成を
示す図、第2図は同実施例の膨張室内圧力の経時変化を
示す図、第3図は従来の極低温冷凍機の構成を示す図、
第4図は同従来機の膨張室内圧力の経時変化を示す図で
ある。 2・・・圧縮機、3・・・コールドヘッド、4・・・高
圧側管路、5・・・低圧側管路、6・・・蓄冷器、10
・・・膨張室、15・・・圧力検出器、16・・・交流
周波数変換装四、17・・・商用電源。 出願人代理人  佐  藤  −男 シ も 1 図 時間 躬2図 1゜ 躬3 図 88問 躬4 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、圧縮機とコールドヘッドとを閉回路に接続して成る
    極低温冷凍機において、前記閉回路の所定箇所を流れる
    作動媒体の圧力を検出する圧力検出器と、この圧力検出
    器の出力に基づいて前記圧縮機の回転数を制御する制御
    装置とを備えたことを特徴とする極低温冷凍機。 2、前記制御装置は、前記圧縮機を駆動する交流電動機
    に接続された交流電源の周波数変換装置であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の極低温冷凍機。 3、前記制御装置は、前記圧力検出器の出力値を規定値
    に保つように前記圧縮機回転数の制御を行なうことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の極低温冷凍機。
JP18893986A 1986-08-12 1986-08-12 極低温冷凍機 Pending JPS6346351A (ja)

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JP18893986A JPS6346351A (ja) 1986-08-12 1986-08-12 極低温冷凍機

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JPS6346351A true JPS6346351A (ja) 1988-02-27

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ID=16232545

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JP18893986A Pending JPS6346351A (ja) 1986-08-12 1986-08-12 極低温冷凍機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002106991A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Sanyo Electric Co Ltd ヘリウム圧縮機ユニット
JP2003279185A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Aisin Seiki Co Ltd 極低温冷凍機
JP2004085048A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Sumitomo Heavy Ind Ltd 極低温冷凍装置、及び、その運転方法
US7555911B2 (en) 2002-08-20 2009-07-07 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Cryogenic refrigerator

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