JPS6344598A - 新規なグリコペプチド系抗生物質 - Google Patents

新規なグリコペプチド系抗生物質

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JPS6344598A
JPS6344598A JP61188865A JP18886586A JPS6344598A JP S6344598 A JPS6344598 A JP S6344598A JP 61188865 A JP61188865 A JP 61188865A JP 18886586 A JP18886586 A JP 18886586A JP S6344598 A JPS6344598 A JP S6344598A
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直樹 辻
Toshiyuki Kamigaichi
上垣内 俊行
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正 吉田
Shinzo Matsuura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は抗菌剤として有用な新規なグリコペプチド系抗
生物質、さらに詳しくは、式(I):す) で示されるグリコペプチド系抗生物質に関する乙のであ
る。
従来技術および問題点 細菌性疾患の予防および治療を目的とし、数多くの抗生
物質が用いられているが、この様な抗生物質の汎用に伴
なって耐生菌の出現が大きい問題となっている。近年、
特に、広範囲に及ぶ抗生物質に耐性を示す耐性菌、中で
もメチシリン耐性菌が注「1されている。メチシリン耐
性菌は、周知の如く、単にメチシリンのみならず、アミ
ノグリコシド系抗生物質、テトラサイクリン系抗生物質
、セフェム系抗生物質、ペニシリン系抗生物質、カルバ
ペナム系抗生物質およびマク[lライド系抗生物質等、
多くの抗生物質に耐性を示す多剤耐性菌である。
本発明者等は、先に、メチシリン耐性菌に対して有効な
、新規抗生物質PA−42807AおよびPA−/12
8G7L3を発明した(特願昭第61−14389号)
。これらの化合物は、グリコペプチド抗生物質に属する
バンコマイシン誘導体であり、ノカルデイア属の菌株で
あるノカルデイア・オリエンタリス(N ocardi
a oricntaris) P A −42867(
微工研菌寄第8601号)によって産生される。この菌
を、−1ユ記特許出願の明細書に詳しく記載されている
方法で培養した後、培養液からPA−42867Aおよ
びPA−428678を分離精製し、その物理的性状を
詳細に検討した結果、これらは、新規なグリコペプチド
系抗生物質であると同定された。また、いずれも、イン
ビトロにおいて優れた抗菌活性を示し、その医薬として
の有用性が証明された。しかしながら、個々の症例に有
効な処置を施すには、より多くの、抗菌活性の高い抗生
物質が必要とされる。その様な目的を達成するだめの1
手段として、既知の抗生物質から、様々な方法で誘導体
を得る試みがなされている。しかしながら、この様にし
て、抗菌活性のある誘導体を効率良く得ることは必ずし
も容易でない。従って、容易に、効率良く、細菌特に多
剤耐性菌に有効な抗生物質を得ることができれば、医薬
の充実に貢献すると思イつれる。
問題点を解決するための千2え 本発明者らは、新規な抗生物質の開発を目的として鋭、
0研究を重ねた結果、萌記のPA−42867Aおよび
/またはPA−42867r3を酸により加水分解する
ことによって、優れた抗菌活性を有する新規なグリコペ
プチド系抗生物質が選択的に高収率で得られることを見
出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、式(1)で示される新規なグリコペプ
チド系抗生物質、またはその薬学的に許容し得ろ塩を提
供するものである。さらに詳しくは、であるデス−(4
−エビバンコサミニル)PA−42867AおよびRが
水素であるデス−(4−エビパンコサミニルー〇−グル
コシル)pA−42867A、並びにその塩を提供する
ものである。
これらの化合物は以下の反応式に従って、式(■)で示
される出発物質1’A−428G7ΔまたはPA−42
867I3あるいはこれらの混合物から製造される。
nq記の反応における出発物質は、PA−42867A
またはr’A−42867Bのいずれでもよいが、これ
らの製造工程で得られる、両者を含んだ粗生成物をその
まま用いるのが好都合である。
式(lりで示される出発物質FA−42867(A%r
3のいずれか、または混合物を含む)を酸により加水分
解すると式([)で示される本発明の2種の化合物が生
成ずろ。反応式から明らかな様に、デス−(4−エビバ
ンコサミニル)PA−42867八は、式(11)の化
合物の側鎖のパンコサミニル基のみが加水分解されて生
成する。他方、デス−(4−エビバンコザミニルー〇−
グルコシル)l)A−42867Aは、このパンコザミ
ニル基のみが切断された生成物をさらに加水分解して糖
残基を除去ずろか、あるいは、式(II)の化合物から
、これらのバンコサミニル基と糖残基を同時に除去する
ことにより得られる。反応条件(酸の濃度、温度または
時間等)を適宜選択することにJ−り所望の化合物を選
択的に生成させることも可能である。
一般に、適当な条件下で反応さUo、得られた反応混合
物を、当業者に周知のa常の抗生物質の分離精製法に従
って処理するごとにより、それぞれの化合物を単離すれ
ば良い。
本発明の酸により加水分解する方法によれば、式(I)
で示される新規なグリコペプチド系抗生物質を高収率で
簡便に得ることができる。
本発明に用いられる酸としては、塩酸、硫酸などの無機
酸、トリフルオ【1酢酸などの有機酸を挙げることがで
きる。酸の濃度、溶媒、反応温度、反応時間などの反応
条件は、一般にこれらグリコペプチド系抗生物質の糖鎖
を加水分解する時に通常行なわれる条件を用いろ。」−
記の酸をIllいる場合には、0〜50℃で109〜2
4時間反応さ仕ればよい。酸濃度は、6酸によって異な
るが、塩酸5〜36%、硫酸2N−12N、I−リフル
オロ酢酸30〜100%とすることができろ。該反応は
、窒素雰囲気下で行うのが好ましい。
上記の反応によると式(1)で表わされるデス−(4−
エビバンコサミニル)PA−42867Aとデス−(4
−エビパンコサミニルー〇−グルコシル)PA−428
67Aの混合物が得られろが、反応条件によってはこれ
ら化合物の一方を選択的に生成させることができる。デ
ス−(4−エビバンコザミニル)PA−42867八を
選択的に生成させる場合には、約20%の塩酸で約0〜
1℃約15〜20時間、5〜ION硫酸で室温約1〜5
時間、約70〜100%のトリフルオロ酢酸で約25〜
35℃約lO分〜2時間、などの反応条件で行なえば良
い。デス−(4−エビパンコサミニルーO−グルコシル
)I)Δ−42867八を選択的に生成させる場合には
、約80%のトリフルオロ酢酸で約40〜50°C約2
〜4時間反応させれば良い。上記の反応条件では、はぼ
70%以上の収率で一方の化合物が生成する。
次いで、得られた反応混合物を水酸化ナトリウム等の塩
基で中和した後、M I OG E L CHP−20
P(三菱化成社製)等の吸着剤を用いたカラムク〔Iマ
ドグラフィーにかけ、種々の溶離剤で分画し、高速液体
クロマトグラフィー(I(PLO)によって生成物の含
有率の高い分画を集める。必要に応じて分画処理を繰返
すことにより、各生成物を高純度に含有する溶液を得、
それらを個別に濃縮してメタノール沈殿等により、所望
の生成物を析出させ、この沈殿をメタノール−水から再
結晶する。他方、濾過母液を凍結乾燥して生成物の凍結
乾燥体を得る。
以上に述べた方法によれば、II P L C純度約9
1%以上の式(1)の化合物をそれぞれ約50〜74%
の高収率で得ることができる。
得られた式(1)の化合物は、そのままでらヒトおよび
動物の治療に用い得るが、生体内での吸収性等の面から
、塩の形にするのが望ましいことがある。本発明化合物
と塩を形成しうる塩基としてはカリウム、ナトリウlN
などのアルカリ金属、アルミニウム、マグネシウムなど
のアルカリ土類金属、また酸としては塩酸、硫酸、硝酸
などの無機酸および酢酸、フマル酸などの有機酸が挙げ
られる。
本発明の化合物またはその塩は、抗菌剤の活性成分とし
て経口的にまたは非経口的にヒトまたは動物に投与でき
る。汎用される賦形剤、安定化剤、保存剤、湿潤剤、界
面活性剤などを用いて、錠剤、カプセル剤、粉剤として
経口投与することができ、注射剤、塗布剤、平削として
非経口的に投与することもできろ。その投lテmは治療
目的、小者の年齢、症状などによって5“4なるが、静
脈注射する場合には成人に対して10約0.1〜log
である。
発明の作用 本発明方法によれば、高純度のグリコペプチド抗生物質
誘導体、デス−(4−エビバンコサミニル)PA−42
867Δおよびデス−(4−エビパンコサミニルー〇−
グルコシル)PA−/12867Aを効率良く製造する
ことができる。
得られたこれらの化合物は、いずれもダラム陽性閑特に
メヂシリン耐性菌に対して強い抗菌活性を示し、ヒトま
たは動物のための医薬として有用である。また、高純度
で単離され得るので、経口剤としてはもちろんのこと、
注射剤として用いるのに適している。
以下に実施例および製造例を挙げ、本発明をさらに詳し
く説明する。ただし、これらの実施例および製造例は、
本発明をなんら限定する乙のではない。
A4鯉 PA−42867Aおよび!’A−42867
Bの調製 (a)発酵工程 可溶性澱粉0.5%、グルコース0.5%、ポリペプト
ン0.5%、牛肉エキス0.5%、酵母エキス0.25
%、食塩0.25%、脱イオン水(pH7,0、殺菌館
)よりなる培地800m1を含む2Q容三fQフラスコ
にノカルデイア・エスピーPA−42867(微工研菌
寄第8601号)の種培養スラントを接種し、毎分18
0回転で、28℃、48時間振盪培養を行なう。この培
養液800m1を、上記と等しい成分からなる培地20
Qを含む30σ容ジャーファーメンタ−に植菌し、通気
;1i2012/分、内圧0 、5 kg/cm’G 
、 K’に拌回転数20Orpmで、28℃、24時間
培養する。次いでこの培養液lOりを、トマトペースト
2.4%、デキストリン2.4%、乾燥酵母(ビースト
、岩城製薬袈)1.2%、塩化コバルト・6水和物0.
0006%、消泡剤P−2000(犬「1本インキ製)
0.08%、水道水(pit7.0、殺菌前)よりなる
培11.!!110I2を含む250Q発酊クンクに植
i’+’4し、通気rit15047分、内圧5psi
、Kl拌回転し2325 rp+nで、28°C164
時間培養する。
(i+)分離工程 」二足工程で得られた培養液を10%水酸化+トリウ1
2でpLllo、5にシ2.1整し、遠心分離によって
上1117液+45ρを得る。この上清液をpH4、0
に調整後、13Qのダウエックス50X2(Na”型)
(ダウケミカル社製)のカラムに流し、水70(て洗浄
後、1%トリエチルアミン・k含む30%アセトン水4
0c!で溶出する。枯草菌を用いたパルプディスク拡散
法で活性を示すフラクション22ρを集め、り145に
調整する。これを減圧濃縮しアセトンを留去する。次い
で、■11) −20(三菱化成iL製)2Q、のカラ
ムに流す。水2012で洗浄後、50%アセトン水で溶
出する。活性フラクション6Qを集める。これを5λ圧
5縮し、凍結乾燥するとPA−/I 2867の担扮宋
35.6gを得る。
(c)精製工程 上記粗粉末12gを用いて0.01N塩酸150mft
溶液とし、MICGEL 、CIIP−20P(三菱化
成社製)100mlでクロマトする。HI) LCで含
有程度をチエツクしながら0.01N塩酸で溶出し、I
)A−42867AおよびPA−42867Bを含む分
画を集め、この溶液をpI−[7゜0とし、再度CII
P−20Pでクロマトする。PA−42867Aおよび
B含有液を適用した後、15%メタノール水で充分洗浄
し、15%メタノール0.005N塩酸で溶出し、PA
−42867A含(f分画および■〕Δ−428671
3含存分画を得る。Plへ一42867r3含汀分画を
pH7。
0に調整後、5縮凍結乾燥し、残lな683x9を得る
。PA−/128G7A含打分画をpit7.0に、調
整後、濃わ11シ、脱色するためにCl1r’−20P
10mlでり(77トし、希塩酸(pit5.0)水溶
液で溶出する。PA−42867八を含む分画を集め、
濃縮後、凍結乾燥して残渣5711g(純度70%)を
得る。この残M571jI9を水に溶解した後、希塩酸
を加えてpH5,0に調整し、CIIP−201’lO
mCのカラムに付し、水で溶出する。
PA  42867A含a分画を集め7ptr7.0に
調整し、濃縮後、脱塩のfこめにCI−I P −20
Pl Oml[0,05Mリン酸塩緩衝液(+)I−1
7,O)で安定化コのカラムに再度適用し、0.05M
リン酸塩緩衝液(pit7.0)、次いで水で洗浄した
後、50%メタノール水で溶出し、PA−42867A
含(−T分画を集める。溶出液を濃縮した後、凍結乾燥
し、FA−428(i7Δ25GnC純度95%)を得
ろ。PA−428G71’3含有残渣68319を水に
溶解した後、希塩酸を加えてI)114 、 Oに」1
整し、脱色のためにC11l’−20P  5mlのカ
ラムに付し、希塩酸水溶に&(pH4,0)で溶出する
。r’A−42867I3含有分画を集め、溶出液をp
it 7 、0に調整して濃縮した後、バツクドカラム
ItQ−2(富士ゲル販売株式会社)に付す。IIP 
L Cで純度をチエツクしながら7%アセトニトリル−
0,05Mリン酸塩緩衝液(pH4,9)、次いで8%
アセトニトリル−0,05Mリン酸塩緩衝液(pH44
,9)で溶出し、95%純度以上の分画を集めてpI(
7,0にコη整し、a縮後脱塩のためにCIIP−20
P  I Oml[0,05Mリン酸塩緩衝液(pH7
,0)で安定化コのカラムに付す。水洗後、50%メタ
ノール−水で溶出し、PA428G713含有分画を集
め、511iis凍結乾燥し、P A −42867B
  I02+9(純度98%)を得る。
実施例1 製造例、工程(b)で得た担生成物(PA−42867
A53%とPA−42807119%を含ff)2.0
0gを、20%塩酸(和光純薬工業、精密分叶用)20
0靜に溶解し、窒素雰囲気下水冷(0〜1℃)して16
時間把拌する。反応液に6N水酸化ナトリウム(約20
4 mo)を加えてpH9、2にご7.1整する。MC
I  GEL  CIIP−201’(200〜400
メツシユ、+00−)に付し、水(600m()、0.
01N塩酸(450mQ)、水(450m&)、25%
メタノール水(450mC)、50%メタノール水(4
00F)、メタノール(400酎)、50%メタノール
−0,005N塩酸(400m!2)で順次溶出する。
II P L C[ヌクレオシル(Nuclcosil
)30077C18,46φX250mm、10%アセ
トニトリル−Q、05M  P[3S(pH13,5)
流速ImQ/分、220mmtJV検出]による分画の
チエツクにより、分画A((1,0IN塩酸、水溶出:
狗と分画B(50%メタノール、メタノール、50%メ
タ)−ルー0’、 OO5N塩酸溶出M)をin。
分画■〕をa′3D’t+後、plr 3 、5 +:
D、9整L、M CIGEL C1−IP−201’(
200〜400メツシユ、tomQ)に付し、水(pH
14,0に塩酸水で調整、約10”−’N塩酸)3QO
m(2,15%メタノール−水(plr4.0)! 0
0吃3()%メタノールー水(plr4.0)I OO
mf2.50%メクノールー水(pH−■。
0)+00mC,メタノール5.0mff、 50%メ
タノール−0,005N塩酸50m12で順次溶出し、
分画C[水(pi口、0)溶出部]と分画D[50%メ
タノール−水(plr4.o)溶出部]を得る。
分画A、Cを合わせて濃縮し、pH7,0に調整した後
、MCI  GEL  CHI)−20P(200〜4
00メツシユ、10mff)を用いて脱塩する。水(L
OOmQ)、25%メタノール水(10,0mg)、5
0%メタノール水(100a12)、メ’IJ −)L
i(100mC)、50%メタノール−0,005N塩
酸(50no2)で溶出し、分画IE(未脱塩部)と分
画F(脱塩部)を得る。分画E(未脱塩部)を同一条件
で再脱塩し、分画G(脱塩部)を得る。
得られた分画F、Gの沈殿部(各分画を濃縮後、メタノ
ールを加え沈殿を生成ざU・ろ)800ズ9を水(39
m12)に加熱溶解後、メタノール(39mQ)を加え
再結晶し、結晶55711g(五酸比隣の存在下、30
℃で1.5時間威圧乾燥)を得ろ。[デス−(4−エビ
バンコサミニル)PA−428(37Δ、HP L C
93%、収率4G、0%] 別に、結晶母液、沈殿生成母液から凍結乾燥体350i
9[デス−(4−エビバンコザミニル)PA−4286
7Δ、lIr’Lc91%、収率28.3%]を得る。
分画りを同様に脱塩することにより、凍結乾燥体30*
y[デス−(・1−エビバンコザミニルー〇−グルコシ
ル %、収率2.8%]を得る。
実施f11 製迅例、工程(C)と同様にして得た純度90%1/)
PA−42807Δ Iooxgを20%IIC’!1
0mf2に溶解し、窒素雰囲気下部浴温度40〜45°
Cで加温しながら10分間攪r1″.する。反応液をG
N  NaOIIでpH9.2に調整し、MCICP2
1,CIIP−2Or’(200〜400メソシユ、1
0m!2)に付し、水(100mの、0.0IN塩酸(
50mQ)、水(50+nf2)、25%メタ、ノール
(50m12)、50%メタノール(50mσ)、メタ
ノール(50mC)、50%メタノール−0.005N
塩酸(50m9)で、!1次溶出する。
II P L C (ヌクレオシル300−7CI8、
10%アセトニトリル−0.0 5M PQS(pH3
5)、220mmUV検出)による分画のチーIツクに
より分画1(Q.QIJ塩酸、水溶出部)と分画n(5
0%メタノール、メタノール、50%メタノール−0.
005N塩酸溶出部)を得る。
分画■を濃縮後、pH 3 、 5に′:JyJ整し、
MCIGEL Cl−IP−20P(200〜400メ
ツシユ、IO−)に付し水(pH4 、0)5 0m1
211 5%メタノール−水(pi( 4 、 0 )
、30%メタノール−水(plr4、0)、50%メタ
ノール−水(plr4.0)、メタノール50mQ,5
0%メタノール−0.005N塩酸50m12で溶出し
、分画■rc水(pT目、0)、溶出部コと分画■[5
0%メタノール−水(pH 4 。
0)、50%メタノール−0.005N塩酸溶出部]を
得る。
分画1、■を合わせ一耐/lL、pH7、0にJ.;1
整した後、MCr  GIEL  CIIP−201)
(200〜400メツシユ、5mのを用いて脱塩し、デ
ス−(4−エビパン=1サミニル)PA−4 2 8 
67Δ 31.5扉9(収率38,6%)を得ろ。
分画■も同様に脱塩し、デス−(=1−:−ピバンコザ
ミニルー〇ーグルコシル)I)A−・128G7A  
3B.3x9(50.1%)を得る。
以上の実施例で得た本発明化合物の物理学的注状を以下
に示す。
デス−(4−エビバンコザミニル)(yΔ−4287A 比旋光度 [αコら”ニー91.5 ±3 、 1 (C=0.4
22、水) 赤外吸収スペクトル KI3r、 cm−’: 3380.2928.165
8.1587、I505.1422.1395、I22
8、+131.+064.1029.1012、質量分
析(SIMS) MSm/z:  I 414 (M+lI)’″円二色
性スペクトル(CDスペクトル)λ0,05M I’B
S(P113.5) nm[0]: 310(g )、
285ax (15400)、277 (shX −7300)、2
60(−950)、251(−1140)、249(0
)、228(+127=100)、2+4(0)(多1
共鳴スペクトル(’II NMRX第1図参照)400
MHz、 (1(l  DMS O+ D20(1滴)
、100℃、内部標早T〜IS δrl)m:  0. 889(3H,d、、J =G
、GI−12)、0゜91 (i(3H,d、6.5)
、1,179(311,S)、1゜179(31−1,
d、6.2)、 I 、 −127Cl [1、d、d
、d。
+ 4.2,7.8,6.3)、1.529(l IL
d、d、d。
14.2,7.6,5.8)、1.670(III、d
、d、13.9および4.4)、1.783(l II
、m)、1.942(Itl、d一様、13.9)、2
.178(I Ir、d。
d、16.0および7.3)、2.314 (3[4,
s)、2゜549(IH,d、d、I6.0,5.2)
、約3.3(211,・m)、3.339(I 11.
t、8.7)、3.lI 39(I N。
d、d、7.3,8.7)、3.542(l Il、d
、d、 1 1.5および4.5)、31334 (I
 II、Q、d、 6.2および9.7)、3.711
(1tLd、d、I 1.5および2゜0)、4.23
8(l H,br、 s一様)、4.35 [3(II
I 、d、d、 7 、3および5.2)、4.489
 (I H,br。
S)、=1.519(1[1,s)、4.694 (I
 II、d一様、4.4)、4,704(+11d、4
.0)、5.169(IH,d、一様、4.0)、5.
204(2H,br、s一様)、5.346(I H,
d、7.3)、5.659(11(、br。
S)、5.778(I II、br、 s)、6,38
0(I H,d。
2.3)、G、394(III、d、2.3)、6.7
23(III 、d、 8 、5 )、6.806(I
l’l、d、d、8.5および2.3)、7.104(
l It、d、d、8.4および2.3)、7.135
(I It、d、d、8.4および2.4)、7.15
1 (l Il、d、2.3)、7.228(11jb
r、 d、8・1)、7.29.1 (I ILd、d
、8.4および2.3)、7.338(l H,d、d
、8.4および2.0)、7.602(l If、d、
d、8.4および2.3)、7.864(111、+1
一様、2.0) デス−(4−エビパンコサミニルー〇−グルコンル)I
)A−42867A 度兄瓜吸 [α]1ダニー62.0±4.9°(C=0.209、
水)。
赤外吸収スペクトル Kl”3r、  cm−’:   3 3 9 2 、
 2964 、 1657.1598、+510.14
29.1394.123111207.1061、!O
12,1005質:n分析(SIMS) MSm/z:  1252 (M+ 11戸円二色性ス
ペクトル(CDスペクトル)λ0.05M PBS(p
l+3.5) nm[0]: 310 (0)、284
aX 、5(−17200)、264(−2430)、250
(−11600)、24G(0)、225(+I390
00)、213(0) 核磁気共鳴スペクトル(’ II N M R)(第2
図参照)400MIrzSdo−DMSO+DtO(1
滴)、100°C内部漂準’I” M S δplum: 0.888(3If、d、J =6.G
 l1z)、0゜915 (3tr、d、 6.7)、
I 、 I 42(311,s)、1゜174(31−
1,d、G、I)、I 、 425 (111、d、d
、d。
14.0.8.0,6.5)、l 、 528 (11
+ 、d、d、d。
1.4.0.7.6,5.7)、I 、62 G(I 
ILd、d、 13.7および4.4)、1.7 G 
3(4tl、m)、1.910(III、d一様、13
.7)、2.173(I II、d。
d、16.0および75)、2.304 (311,s
)、2゜5・15(Il−1d、d、!(3,0,5,
4)、2.874(IH,d、9.7)、3.(353
(l ILqd、+3.lおよび97)、4 、 22
0(l II、br、 s−f、R)、4.359/:
1II 、d、d、 7 、5.1;よび5.0)、4
.475(l 11.l1lr。
S)、4 、 5 j 3 (l It、s)、4.6
86(l Il、’+r、 d一様、=1 、4 )1
.s、a 89(+ ++、d、3.9)、5.175
(III、d一様、3.9)、5 、184 (I I
I、d、d。
2.3および1 1)、5.206(l II、br、
 s)、5.598(I II、br、 S)、5.7
23(l Il、br、  s)、0.378(I I
I、d、2.3)、6.401 (l II、d、2゜
3)、6,709(1+1.d、8.5)、6,794
(I II。
d、d、8.5および2,3)、7.07 /I(I 
II、d、d、84および2.4)、7. I 19(
l H,d、d、8.4および2,4)、7.130(
l H,d、2.3)、7.215(ill、d、8.
4)、7.288(Ill、d、d、8.4および2.
2)、7.342(Ill、d、d、8.4および2゜
0)、7.601 (I I−1,d、d一様、8.・
1および2゜0)、7.8 =13(l II、+i、
2.0)以上の物理化学的性状から、デス−(4−エビ
バンコザミニル)PA−428G 7Δおよびデス−(
4−エビバンコザミニルー〇−グルコシル)PA  4
2867 Aは以下の立体構造を有しているど考えられ
る。
デス−(4−エビバンコサミニル)pA−42867Δ (Cl1oH7eOt4NeC(!とじて、M、〜■、
1414.8) デス−(4−エビバンコザミニルー〇−グルコシル)F
A−42867A (C5oHsaO,5Necffとして、M、W、12
52.7) II  :  II X滴団 精製されたP/\−42867Aを、塩酸、随酸および
トリフルオロ酢酸を用いて、表1に示・(−反応条件で
加水分解し、デス−(,1−ニピバンコザミニル)PA
−428G 7Δまたはデス−(,1−エビバンコ→J
゛ミニルー0−グルコシル)F A−42867八を選
択的に生成する反応条件を検討した。
その結果を表1に示す。
表1から明らかな碌に、適当な反応条件を選択すれば、
一方の化合物を70%以上の収率て選択的に生成できる
表1−1 塩酸 表!−2 硫酸 表1−3 トリフルオロ酢酸 化合物I:デスー(4−エビパンツサミニル)PA−4
2867ハ 化合物2:デス−(・1−エビパンコサミニルーO−グ
ル=1ノル)PA−42887Δ 幻IA塾果 本発明化合物のインビトロおよびインビボにおける抗菌
活性を以下の実験例に示す如くにして評価した。
犬!’2d3111  グラム1易性閑に対するインビ
トロにおける抗菌活性 ■ 抗菌懸罰液の調製 斜面培地上の被検菌株1白金耳を成育培地[トリプトソ
イブロス、栄研化学((宋)]11mに接種し、37°
Cで13〜20時111)培1?:する。培養物の10
0倍希釈物を接種、用菌体Q、 E液として使用セる。
■ サンプル溶液 サンプルを9−IL+y正確に秤ム1し、蒸留水に21
1g/mlとなるように溶解する。
■ 寒天平板 サンプル溶液を滅菌水て段階倍数6釈する(2000〜
0.25μg/ml )。希釈サンプル溶液それぞれの
0 、5 mlを滅菌プラスチックベト1月l1l(直
径9cm)に移し、そこへ9.5mlの寒天培地(感受
性試験培地、ニッスイ)を注ぎ、緩やかに攪拌した後、
凝固さU“る。
■ MI C値の1jll+定接種用懸局液を1白金耳
(0゜5−1μQ)を上記方法で調製した様々な濃度の
サンプルを含む寒天平板の表面に移す。37°Cで18
−20時間培養した後、寒天表面での菌の成育を観察す
る。菌の成育か完全に++n止されたと観察される最低
濃度をMICとしμg/mIで表わす。
■ 特殊培地におけろ馬血清の添加 ストレプトコッカスに対するMICを測定するための寒
天培地には、注入前に0.5%(V/V)馬血清を添加
する。
結果を、表2に示す。
宋験例2 インビボにおけろデス−4−エピバンクサミ
ニルPA−42867への0℃菌活性試験方法:5lc
−ICR雌マウマウスm8匹)に被検菌を腹腔内接種し
、1114.、間接と5時間後の計2回、デス−4−エ
ビバンコ →J°ミニルI)Ai2867Δ(Iff数希釈)を皮
下投与する。
結果ニア0後のマウスの生(7,率から50%汀効!j
1(El)、。)を算出する。
結果を表3に示す。
*はメチシリン耐性菌。
【図面の簡単な説明】
第1図はデス−(4−エピバンクサミニル)PA−42
867Aの核磁気共鳴スペクトラム、第2図はデス−(
4−エビバンコザミニルー〇−グルコンル)PA−42
867への核磁気共鳴スペクトラムを示した図である。 特許出願人 塩!IF a製薬株式会社代 理 人 弁
理士 前出 葆(外1名)手続補正書 昭和61年 9月17日 昭和61年特許願第   138865  万2、発明
の名称 新規なグリフペプチド系抗生物質 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市東区道修1IiT3丁目12@地名
称(192)塩野義製薬株式会社 代表者 吉゛利−雄 4、代理人 住所 大阪府大阪市東区本町2−10 本町ビル内6補
正の対象:明細書の「発明の詳細な説明」の欄7、補正
の内′lγ 明細書第34頁、表2(つづき)中、被検菌の側の記載
を次の通りにhli正します。 1、第1行記載の[エンテロバクタ−・フェカリスJを
「エンテロコツカス・フェカリス」と補正。 2、第4行記載の「ストレプトコッカス・アウレウス」
を[スフフィロコツカス・アウレウス」と補正。 以上 手続補正書彷式) %式% 1、事件の表示 昭和 61年特許順第  188865  号    
 −区ノ2、発明の名称 新規なグリコペプチド系抗生物質 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市東区Jrf修町3丁目L2番地名称
(192)塩野義製薬株式会社 代表者吉111 −雄 4、代理人 住所 〒540 大阪府大阪市東区域見2丁目1番61
号昭和61年1.0月280(発送口) 6、補正の対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) (式中、Rは水素または▲数式、化学式、表等がありま
    す▼を表わ す) で示される化合物またはその塩。 2、式( I )において、Rが基: ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第1項記載のデス−(4−エピバ
    ンコサミニル)PA−42867A。 3、式( I )において、RがHである特許請求の範囲
    第1項記載のデス−(4−エピバンコサミニル−O−グ
    ルコシル)PA−42867A。
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