JPS6342961B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6342961B2 JPS6342961B2 JP14154680A JP14154680A JPS6342961B2 JP S6342961 B2 JPS6342961 B2 JP S6342961B2 JP 14154680 A JP14154680 A JP 14154680A JP 14154680 A JP14154680 A JP 14154680A JP S6342961 B2 JPS6342961 B2 JP S6342961B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric
- metal wire
- skin
- radome
- embedded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/42—Housings not intimately mechanically associated with radiating elements, e.g. radome
- H01Q1/425—Housings not intimately mechanically associated with radiating elements, e.g. radome comprising a metallic grid
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はマイクロ波通信用アンテナ等に対す
る着氷雪を除去するため使用される電熱式レドー
ムに関するものであり、さらに詳しく伝えばサン
ドイツチ構成の電熱式レドームに関するものであ
る。
る着氷雪を除去するため使用される電熱式レドー
ムに関するものであり、さらに詳しく伝えばサン
ドイツチ構成の電熱式レドームに関するものであ
る。
従来のこの種のサンドイツチレドームは比較的
強度と比重の大きい誘電体の中に金属線を埋めこ
んだ薄い２枚の表皮の間に、比較的厚いが強度と
比重の小さい心層をはさみ、この３層を接着等に
よつて一体にしたものである。このレドームは外
側の表皮の中の金属線に通電することにより、金
属線の抵抗による発熱で表皮を加熱し着氷雪を除
去するものであるので、内側の表皮の中の金属線
はレドームの透過率をよくするまでは有効である
が着氷雪を除去するという点では効果はなく、む
しろ金属線を埋めこむため加工工数が増える欠点
が大である。
強度と比重の大きい誘電体の中に金属線を埋めこ
んだ薄い２枚の表皮の間に、比較的厚いが強度と
比重の小さい心層をはさみ、この３層を接着等に
よつて一体にしたものである。このレドームは外
側の表皮の中の金属線に通電することにより、金
属線の抵抗による発熱で表皮を加熱し着氷雪を除
去するものであるので、内側の表皮の中の金属線
はレドームの透過率をよくするまでは有効である
が着氷雪を除去するという点では効果はなく、む
しろ金属線を埋めこむため加工工数が増える欠点
が大である。
本発明はこの欠点を解決するためになされたも
のであり、外側の表皮にのみ金属線を埋めこん
で、内側の表皮は誘電体のみにして、着氷雪の除
去効果は従来と同等で、しかも電気性能を劣化さ
せることなく経済的なレドームを提供するもので
ある。以下図面について詳細に説明する。
のであり、外側の表皮にのみ金属線を埋めこん
で、内側の表皮は誘電体のみにして、着氷雪の除
去効果は従来と同等で、しかも電気性能を劣化さ
せることなく経済的なレドームを提供するもので
ある。以下図面について詳細に説明する。
第１図は従来のサンドイツチ形電熱式レドーム
の構成およびその等価回路であり、第２図はこの
発明の一実施例を示す構成図と等価回路である。
図において１は外側の表皮の誘電体、２は心層の
誘電体、３は内側の表皮の誘電体、１ａおよび３
ａは表皮の中に埋めこんだ金属線である。また等
価回路において容量性サセプタンスBC1は表皮の
誘電体によるものであり、誘導性サセプタンス
BL1は表皮の中の金属線によるものである。
の構成およびその等価回路であり、第２図はこの
発明の一実施例を示す構成図と等価回路である。
図において１は外側の表皮の誘電体、２は心層の
誘電体、３は内側の表皮の誘電体、１ａおよび３
ａは表皮の中に埋めこんだ金属線である。また等
価回路において容量性サセプタンスBC1は表皮の
誘電体によるものであり、誘導性サセプタンス
BL1は表皮の中の金属線によるものである。
これらのレドームは機械的には両側の薄い表皮
１，３が曲げと引張力を負担し、中間の心層２が
せん断力を負担すると同時に、表皮１，３を支持
することにより、その座屈を防ぐ働きをするもの
である。一方電気的には従来のレドームでは表皮
１，３の反射が小さくない場合（等価回路におい
てBC1≠BL1）でも dC1（2N＋１）λdC／４ ……(1) ここでＮ＝０，１，２，３…… λdC＝心層中の電波の波長 を満足するように心層２の厚さdC1を決めると、
両側の表皮１，３からの反射を打消して、全体と
して透過率をよくできる。さらに外側の表皮の誘
電体１の中の金属線１ａへ通電することにより、
その抵抗による発熱で表皮１を加熱し、着氷雪を
除去できることは前に説明したとおりである。
１，３が曲げと引張力を負担し、中間の心層２が
せん断力を負担すると同時に、表皮１，３を支持
することにより、その座屈を防ぐ働きをするもの
である。一方電気的には従来のレドームでは表皮
１，３の反射が小さくない場合（等価回路におい
てBC1≠BL1）でも dC1（2N＋１）λdC／４ ……(1) ここでＮ＝０，１，２，３…… λdC＝心層中の電波の波長 を満足するように心層２の厚さdC1を決めると、
両側の表皮１，３からの反射を打消して、全体と
して透過率をよくできる。さらに外側の表皮の誘
電体１の中の金属線１ａへ通電することにより、
その抵抗による発熱で表皮１を加熱し、着氷雪を
除去できることは前に説明したとおりである。
第２図に示すこの発明の一実施例では、外側の
表皮の誘電体１の中にのみ金属線１ａを埋めこ
み、表皮の誘電体１，３の厚さおよび金属線１ａ
の線径と線間隔を BC2−BL2BC3 ……(2) となるように選定することにより、心層２の厚さ
dC2を dC2（2N＋１）λdC／４ ……(3) として、両側の表皮１，３からの反射を打消すこ
とができ、全体として透過率をよくすることがで
きるものである。着氷雪の除去効果については外
側の表皮の誘電体１中の金属線１ａに通電するこ
とにより従来と同等である。
表皮の誘電体１の中にのみ金属線１ａを埋めこ
み、表皮の誘電体１，３の厚さおよび金属線１ａ
の線径と線間隔を BC2−BL2BC3 ……(2) となるように選定することにより、心層２の厚さ
dC2を dC2（2N＋１）λdC／４ ……(3) として、両側の表皮１，３からの反射を打消すこ
とができ、全体として透過率をよくすることがで
きるものである。着氷雪の除去効果については外
側の表皮の誘電体１中の金属線１ａに通電するこ
とにより従来と同等である。
以上説明したようにこの発明によれば、外側の
表皮の誘電体１の中にのみ金属線１ａを埋めこむ
ため、着氷雪の除去効果および電気的性能は従来
と同等でありながら、経済的なサンドイツチ構成
の電熱式レドームが得られる。
表皮の誘電体１の中にのみ金属線１ａを埋めこむ
ため、着氷雪の除去効果および電気的性能は従来
と同等でありながら、経済的なサンドイツチ構成
の電熱式レドームが得られる。
第１図ａは従来のサンドイツチ構成の電熱式レ
ドームを示す図、第１図ｂはその等価回路図、第
２図ａはこの発明によるサンドイツチ構成の電熱
式レドームの一実施例を示す図、第２図ｂはその
等価回路図である。 図中、１は外側の表皮の誘電体、１ａは外側の
表皮の中の金属線、２は心層の誘電体、３は内側
の表皮の誘電体、３ａは内側の表皮の中の金属線
である。なお図中同一あるいは相当部分には同一
符号を付して示してある。
ドームを示す図、第１図ｂはその等価回路図、第
２図ａはこの発明によるサンドイツチ構成の電熱
式レドームの一実施例を示す図、第２図ｂはその
等価回路図である。 図中、１は外側の表皮の誘電体、１ａは外側の
表皮の中の金属線、２は心層の誘電体、３は内側
の表皮の誘電体、３ａは内側の表皮の中の金属線
である。なお図中同一あるいは相当部分には同一
符号を付して示してある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ サンドイツチ構成のレドームにおいて、外側
の表皮の中に金属線を埋めこみ、表皮の誘電体に
よる容量性サセプタンスと金属線による誘導性サ
セプタンスを BC2−BL2BC3 ここでBC2：金属線を埋めこんだ表皮の誘電体
によるサセプタンス BC3：金属線を埋めこんでいない表皮の
誘電体によるサセプタンス BL2：金属線によるサセプタンス に選定し、かつ心層の厚さを dC2（2N＋１）λdC／４ ここでλdC：心層中の電波の特長 Ｎ＝０，１，２，…… としたことを特徴とする電熱式レドーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14154680A JPS5765007A (en) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | Electric heating type radome |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14154680A JPS5765007A (en) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | Electric heating type radome |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5765007A JPS5765007A (en) | 1982-04-20 |
| JPS6342961B2 true JPS6342961B2 (ja) | 1988-08-26 |
Family
ID=15294476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14154680A Granted JPS5765007A (en) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | Electric heating type radome |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5765007A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01312254A (ja) * | 1988-06-08 | 1989-12-18 | Hino Motors Ltd | 自動トランスミッション |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4972197A (en) * | 1987-09-03 | 1990-11-20 | Ford Aerospace Corporation | Integral heater for composite structure |
| US4955129A (en) * | 1989-01-30 | 1990-09-11 | Ford Aerospace Corporation | Method of making an integral heater for composite structure |
-
1980
- 1980-10-09 JP JP14154680A patent/JPS5765007A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01312254A (ja) * | 1988-06-08 | 1989-12-18 | Hino Motors Ltd | 自動トランスミッション |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5765007A (en) | 1982-04-20 |
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