JPS6342532A - 音声符号化装置 - Google Patents

音声符号化装置

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JPS6342532A
JPS6342532A JP18532986A JP18532986A JPS6342532A JP S6342532 A JPS6342532 A JP S6342532A JP 18532986 A JP18532986 A JP 18532986A JP 18532986 A JP18532986 A JP 18532986A JP S6342532 A JPS6342532 A JP S6342532A
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JP
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audio signal
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audio
frequency
encoding
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JP18532986A
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English (en)
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Tomohiko Taniguchi
智彦 谷口
Hidehira Iseda
衡平 伊勢田
Yoshihiro Tomita
吉弘 富田
Shigeyuki Umigami
重之 海上
Shoji Tominaga
昭治 富永
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 高域成分の補償を必要とする音声符号化方式において、
低域成分は符号化し、高域再生用の補助情報として、適
応等化フィルタから得られる複数のフィルタ係数の各時
系列データの所定音声区間   毎の代表値を用いる様
にする。これにより、情報圧圧縮比を太き(改善すると
共に、高域成分も良好に再生することが出来る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、音声符号化装置、特に音声信号を低域成分と
高域成分に分割し、低域成分については符号化処理を行
い、高域成分については適応等化フィルタから得られる
高域成分再生に必要な補助情報を用いる音声符号化装置
において、再生される高域成分の品質を良好に保持しつ
つ、高域成分再生に必要な補助情報を効率的に圧縮する
様に改良した音声符号化装置に関する。
〔従来の技術〕
音声符号化方式には各種の方式が提案されているが、音
声信号を符号化する場合には、音声の品質を損うことな
(圧縮比が大きくなる様に符号化することが要求される
。一方、音声の品質を決定する支配的な成分が主として
低周波帯域にあることは、良く知られている。
そこで、音声品質を保持しつつ効率良く圧縮する代表的
な音声符号化方式として、音声信号を低域成分と高域成
分に分割し、低域成分については符号化処理を行い、高
域成分については、その再生に必要な補助情報を送る様
にする周波数分割形の音声符号化方式が知られている。
低域成分を主体とする従来の周波数分割形音声符号化方
式として、第5図に示す様な音声符」−化方式が採用さ
れている。
第5図において、30は符号装置であり、40は復号装
置である。
符号装置30において、31は低域符号化手段で、入力
された音声信号Xの低域成分(低域音声信号XL)を符
号化して、符号化低域音声信号ELを生成する。
32は高域再生補助情報発生手段で、内部に適応等化フ
ィルタ(ADF : Adaptive  Filte
r)  321を備え、再生された近似音声信号X+’
(図示せず)と元の音声信号Xとの誤差が零となる様に
等化処理を行い、その際得られるADF321の等化残
差信号を、高域成分再生用の高域再生補助情報hauと
して出力する。ADF321の等化残差信号は、符号化
処理時のサンプリング周期の時系列データで形成される
符号装置30は、この様にして生成された符号化低域音
声信号EL及び高域再生補助情報hauを音声符号化情
報として、復号装置40に送る。
復号装置40おいて、41は復号・再生手段で、受信さ
れた符号化低域信号EL’  (ダッシュは符号装置3
0側のELと区別する為で、次のhau’も同様である
)を復号して、符号装置30例の近似る。
42は適応等化フィルタ(ADF’ )で、符号装置3
0側のADF321と同じ構成を有している。ADF’
  42は、受信された高域再生補助情報hau’ に
よりADF’42内の各フィルタ係数を修正し、入力さ
れた近似音声信号X+より、符号装置30例の元の音声
信号Xに対応する音声信号kを再生する。
以上の様に、音声信号の低域成分を主体にして符号化を
行い、音声信号の高域成分についてはADFの等化残差
信号を高域成分再生用の補助情報として送る様にするこ
とにより、音声情報を太きく圧縮すると共に、高域成分
まで良好に再生することが出来る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第5図に示した従来の音声符号化方式は、大きな情報圧
縮比が得られると共に高域成分まで良好に再生すること
が出来るものである。
然しなから、高域成分再生用の補助情報として用いられ
るADFの制御に関する等化残差信号は、符号化処理時
のサンプリング周期の時系列データの形で生成されるこ
とから、そのデータ量を大きく低下することが出来ず、
この為、圧縮される情報量に限界があるという問題があ
った。
本発明は、第5図に示した従来の音声符号化方式におい
て、高域成分再生用の補助情報のデータ量を大幅に圧縮
することにより、情報圧縮比を太き(すると共に音声信
号の高域成分まで良好に再生することを可能にした音声
符号化方式を提供することを目的とする。
〔問題点を解決する為の手段〕
従来の音声符号化方式における前述の問題点を解決する
為に本発明が講じた手段を、第1図を参照して説明する
第1図は、本発明の基本構成をプロ・ツク図で示したも
のである。
第1図において、10は符号装置で、本発明の音声符号
化処理を行う。
11は低域符号化手段で、入力された音声信号Xの低域
成分(低域音声信号XL)を符号化して、符号化低域音
声信号ELを生成する。
12は高域再生補助情報発生手段で、内部にADF即ち
適応等化フィルタ121を備え、再生された近似音声信
号Xr’ と元の音声信号Xとの誤差が零となる様にA
DF121により等化処理を行ったときにADF 12
1から得られる複数のフィルタ係数の各時系列データを
高域成分再生用の高域再生補助情報Hauとして出力す
る。
13は代表補助情報発生手段で、所定音声区間毎にその
高域再生補助情報1iauの代表値を求めて高域成分再
生用の代表補助情報篩として出力する。
〔作 用〕
音声信号Xが入力されると、低域符号化手段11は、こ
の音声信号Xの低域音声信号XLを符号化して、符号化
低域音声信号ELを生成する。この符号化は、例えば公
知の適応差分P CM (AdapLive  dif
ferential  P CM : A D P C
M)によって行われる。
高域再生補助情報発生手段12は、再生された近似音声
信号Xl′と元の音声信号Xとの誤差が零となる様に八
DF12により等化処理を行ったときにADF 121
から得られる複数のフィルタ係数の各時系列データを高
域再生補助情91 Hauとして出力する。ADPCM
により符号化低域音声信号ELを生成した場合、その符
号化処理の過程において低域音声信号の再生信号が生成
されるので、その再生低域信号を利用して前記近似音声
信号に1′を再生することが出来る。
高域再生補助情報Hauは、前述の様に、ADF121
の複数のフィルタ係数の各時系列データの形で出力され
るが、代表補助情報発生手段13は、所定音声区間毎に
高域再生補助情報Hauの代表値を各時系列データにつ
いて求め、高域成分再生用の代表補助情91Auとして
出力する。
以上の様にすることにより、高域成分を良好に再生する
ことが出来ると共に、ADFの等化残差信号を直接利用
した従来方式よりも高域成分再生用の補助情報の情報量
を大幅に圧縮することが出来、従って全体の情報圧縮比
を大きく改善することが出来る。
〔実施例〕
本発明の実施例を、第2図〜第4図を参照して説明する
第2図は本発明の一実施例の構成のブロック説明図、第
3図はADFの説明図、第4図は同実施例の信号スペク
ラム及び信号波形の説明図である。
(A)実施例の構成 第2図において、符号装置10、低域符号化手段11、
高域再生補助情報発生手段12、ADF121、代表補
助情報発生手段13については、第1図で説明した通り
である。
符号装置10の低域符号化手段11において、111は
間引き低域フィルタ(間引きLPF)で、サンプリング
変換することにより低域音声信号XLを生成する。
112符号化部で、低域音声信号XLを符号化して符号
化低域音声信号ELを生成する。
高域再生補助情報発生手段12において、122は近似
音声再生部で、音声信号Xに近似した近似音声信号Xl
’を再生する。
123は加算器で、元の音声信号XとADF 121の
再生した音声信号Xとの誤差信号eを発生する。
代表補助情報発生手段13において、131は係数メモ
リで、ADF121から入力された高域再生補助情報1
auを所定音声区間単位で記憶する。
132は平均化部で、高域再生補助情fl Hau即ち
各フィルタ係数の時系列データの所定音声区間毎の平均
値から所定音声区間毎の高域再生補助情報の代表値を求
めて代表補助情報へ〇とする。
133は係数変換部で、公知の線スペクトル対(L S
 P : Line  spectrum  pair
)変換処理により代表補助情報Auを変換量子化する。
第2図の右側は復号装置20で、受信された音声符号化
情報から、音声信号を再生する処理を行う。
復号装置20おいて、21は複号部で、受信された符号
化低域音声信号EL’(ダッシュは符号装置10側のE
Lと区別する為に付したもので、次に説明するAu′ 
も同様である)を復号して、符号装置10例の低域音声
信号XLに対応する低域音声XLを再生する。
22は近似音声再生部で、符号装置10例の近生成する
23は係数逆変換部で、LSP変換された代表補助情報
を受信して元の代表補助情!IaAu’を生成する。
24は適応等化フィルタ(ADF’ )で、符号装置1
0側のADF 121と同じ構成を有し、入力された代
表補助情報Au’及び近似音声信号′X+より、元の音
声信号Xに対応する音声信号Xを再生する。
第3図は、ADF’121の一例を示したものである。
第3図のADF 121において、121al〜121
 a*はZ変換記号で表された遅延要素で、サンプリン
グ周期に等しい時間遅れを生じさせる。
12 l b+〜12 l b+はフィルタ係数設定部
で、フィルタ係数a14a、を設定する。121Cは加
算器で、フィルタ係数設定部121b+”121b4の
出力を加算して音声信号X (nlを発生する。
121dは加算器で、この音声信号X (n)と近似音
声信号X+’(nlの和信号S (nlを発生する。な
お、(nlはサンプル点nにおける値であることを示す
121eは係数制御部で、加算器123の出力した誤差
信号e (nlが零となる様にフィルタ係数設定部12
1bi〜121b、+のフィルタ係数a1〜a、の値を
逐次制御する。
可変制御された各フィルタ係数al−84の各時系列デ
ータ、即ち本発明で用いられる高域再生補助情報である
1lauは、それぞれサンプリング周期の時系列データ
として出力されて代表補助情報発生手段13に加えられ
る。(なお、加算器123より出力される等化残差信号
は、第5図の従来方式において用いられた高域再生補助
情報である。)(B)実施例の動作 実施例の動作を、第3図のスベクラム及び信号波形を参
照して説明する。
なお、以下に説明する実施例においては、所定音声区間
は、音声パラメータがその間で略変化しないとみられる
数mφC(実施例では5m5ec)であるとする)の短
いフレームであり、サンプリング周波数fsは6.4 
k Hzであるとする。従って、1フレーム内には32
サンプル(=6.4に!(zx5msec)が存在する
入力される音声信号Xは、第3図(alに示す様に、0
−f s/2  (0〜3.2kHz)のスベクラム特
性を有し、その信号波形は、同図(dlに示す様に、1
フレーム当り32回サンプリングしたサンプリング信号
の形になっている。以下、サンプル点nにおける振幅値
をX(n):  (n=1 t 2.3 t−+32)
で表すことにする。このことは、他の信号波形について
も同様である。
(B−1)符号装五の動作 音声信号X (nlが入力されると、間引きLPF 1
11は、音声信号X (n)のサンプル点を1つ置きに
間引く処理を行って、低域音声信号XLを生成する。こ
の様にして生成された低域音信号XLは、第3図中)に
示す様に、O=f s/4 (0〜1.6kHz)のス
ペクラム特性を有し、その信号波形は、同図(elに示
す様に、1フレーム当り16回サンプリングしたサンプ
リング信号XL  (2n):  (2n=2 、4 
、6 、・・・、32)の形になっている。
符号化部112は、低域音声信号XLを符号化して、符
号化低域音声信号Eしを生成する。この符号化処理は、
公知のADPCM符号化方式によって行われる。生成さ
れた符号化低域音声信号Eしは、低域音声信号XLの予
測残差信号である。
これにより、少ないビット数即ち大きい情報圧縮比を持
った符号化低域音声信号ELが得られ、且つ、これより
元の低域音声信号を良好に再生することが出来る。
ADPCM符号化方式においては、その符号化処理の過
程においては、符号化低域音声信号ELの復号処理が行
われ、復号装置20側で再生される低域音声信号XLに
対応する低域音声信号XL’が再生される。この再生低
域音声信号XL’ は、近似音声再生部123に入力さ
れた。
近似音声再生部122は、この再生低域音声信号XL’
 を受けると、間引きLPFIIIによって間引かれた
サンプル点における振幅情報を補間処理により補充して
、復号装置20側で再生される近似音声信号X+に対応
する近似音声信号X+’を再生する。近似音声信号X1
′は、第3図(C1に示す様に、0〜f s/2  (
0〜3.2kHz)のスペクラム特性を有し、同図ff
lに示す様に、1フレーム当り32回サンプリングした
サンプリング信号X1’ (n):  (n−1、2、
3、++、 32)の形になっている。
ADF 121は、近似音声信号X+’(n)が入力さ
れると、音声信号X (n)を出力して加算器123に
加える。加算器123は、この音声信号X (n)と元
の音声信号X (n)との誤差信号e (nlをADF
121に戻す。ADF 121の係数制御部121eは
、入力された誤差信号e (nlが零となる様に、フィ
ルタ係数設定部12 lb1〜12 l b4のフィル
タ係数a 1(nl:  (i=1 、2 、3 、4
)の値を、例えば次の+11式に示す係数更新式によっ
て逐次更新制御する。
ai (n + 1 ) =ai(n)※γ+εHsg
n (e (nil 誉sgn  (S (n −1)
 )   ・・・(1)ここで sgn (X) :符号関数と呼ばれ、次の様に定渡さ
れる 又、s (n)は加算器121dの出力する和信号、T
は伝送エラーに対するリーク係数、εは更新速度係数、
舛は乗算(Xと同じ)をそれぞれ示す。
この逐次制御により可変制御されたフィルタ係数a i
 (n) (i = 1〜4)は、1フレーム当り32
サンプル存在する時系列データa 1(J):  (i
=1 。
2.3,4;j=1,2,3.・・・、32)として取
り出されて、各フィルタ係数の時系列データ即ち高域再
生補助情報11auとなる。
ADF 121より出力された高域再生補助情報11a
uは、係数メモリ131にフレーム単位で記憶される。
平均化部132は、次の式によって高域再生補助情報!
lau中の各フィルタ係数ai  (i=1,2゜3.
4)時系列データのフレーム当りの平均値を求めて、そ
れぞれの代表値Ai  (i−1,2,3゜4)とする
。即ち、 32j=1 i=1,2,3.4 平均化部132は、この様にして求めた各代表値Ai 
 (i=1〜4)を、高域成分再生用の代表補助情報A
uとして係数変換部133に加える。
係数変換部133は、入力された代表補助情報Auを量
子化に強い公知のLSPパラメータに変換量子化する。
符号化部112で生成された符号化低域音声信号Eし及
びLSP変換された代表補助情!iAuが音声符号化情
報として、復号装置20に送出される。
その場合、符号化音声情報を多重化装置により多重化し
た後、伝送路くいずれも図示せず)を経由して復号装置
20に伝送する様にしてもよい。
次に、以上の様にして生成された音声符号化情報の伝送
に必要な情報量を第5図の従来方式と対比して具体的に
説明する。
本発明による音声符号化方式においては、低域音声信号
XL  (2n)の予測残差を量子化した符号化低域音
声信号ELは、2ビツト×16サンプル=32ビツトで
ある。又、フレーム同期がlビット、LSP変換された
高域成分再生用の補助情%iAuが3ビット×4次=1
2ビットである。従って、本発明の音声符号化方式に必
要な情報量は、合計45ビツトとなる。その場合の音声
符号化情報の伝送レートは、フレーム長が5m5ecで
あるので、45ビツト/ 5m5ec=9.0 k b
 p sである。
これに対し、第5図に示した従来方式の場合は、同じ条
件で、符号化低域音声信号Eしは同じく32ビツトであ
るが、高域成分再生用の高域再生情報(Au)である等
化残差信号(a(1):i=1〜32)が最低1ビツト
it子化の場合でも1ビツト×32=32ビツト必要と
するので、フレーム同期1ビツトを加えると合計として
最低65ビツトとなる。従って、その符号化情報の伝送
レートは、最低65ビツト15m5s= 13 k b
 pSである。
この様に、本発明の音声符号化方式によれば、従来方式
よりも大幅に情報量を圧縮して、伝送レートを上げるこ
とが出来る。
(B−2)復号装置の動作 復号装置20、音声符号化情報が多重化されて伝送され
て来た場合は、図示しない多重化復号装置により符号化
低域音声信号EL’及びLSP変換された高域成分再生
用の代表補助情報Au’を分離して取り出し、符号化低
域音声信号EL’を複号部21に入力し、LSP変換さ
れた代表補助情報Au’を係数逆変換部23に入力する
複号部21は、入力された符号化低域音声信号EL’を
復号して、符号装置10例の低域音声信号XL  (第
4図(b)及び(e)参照)に対応した低域音声信号X
Lを再生する。
近似音声再生部22は、再生された低域音声信号XLを
受けると、間引かれたサンプル点における振幅情報を補
間処理により補充して、符号装置10例の近似音声信号
X1′ (第4図(C)及び(f)参照)に対応した近
似音声信号X+を生成し、ADF′ 24に入力する。
一方、係数逆変換部23は、加えられたLSP変換され
た代表補助情報Au’に対し、LSP=係数の逆変換を
行って元の高域成分再生用の代表補助情報Au’を生成
し、ADF’  24に人力する。
ADF’24は、入力された代表補助情報Au’に基づ
いて各フレーム毎にそのフィルタ係数設定部の各フレー
ム係数値を更新し、入力された近似音声信号X+より、
元の音声信号X(第4図(al及び(d)参照)に対応
する音声信号Xを再生する。
この様にすると、再生された音声信号Xの高域成分の1
フレーム当りの振幅平均値は、元の音声信号Xの高域成
分の1フレーム当りの振幅平均値と同じくなるので、低
域成分はもちろん、高域成分も従来方式に比べて殆んど
劣化のない少ないスペクラム歪を持って良好に再生する
ことが出来る。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明の構
成は、この実施例の各構成に限定されるものではない。
間引きLPFIIIは、2よりも大きい整数の間引き率
によって間引き処理を行うことが出来る。
その場合、近似音声再生部122及び24の補間率も、
それに対応して2よりも大きい整数に設定される。
又、ADF 121の係数更新処理は、前掲の(11式
の他、公知の各種の係数更新式を用いて行うことが出来
る。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、次の諸効果が得ら
れる。
(イ)音声信号の高域成分再生に必要な補助情報の情報
量を大幅に圧縮することが可能となり、全体の情報圧縮
比を太き(改善することが出来る。
(ロ)再生された音声信号の高域成分の1フレーム当り
の振幅平均値が元の音声信号の高域成分の1フレーム当
りの振幅平均値と同じであるので、高域成分も、少ない
スペクラム歪で良好に再生することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・本発明の基本構成の説明図、第2図・・・
本発明の一実施例の構成の説明図、第3図・・・同実施
例の適応等化フィルタ(ADF)の説明図、 第4図・・・同実施例の信号スペクラム及び信号波形の
説明図、 第5図・・・従来の音声符号化方式の説明図。 第1図及び第2図において、 10・・・符号装置、11・・・低域符号化手段、12
・・・高域再生補助情報発生手段、121・・・適応等
化フィルタ(ADF) 、13・・・代表補助情報発生
手段、20・・・復号装置、21・・・複号部、22・
・・近似音声再生部、23・・・係数逆変換部、24・
・・適応等化フィルタ(ADF’ )。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力された音声信号(X)の低域成分を符号化し
    て符号化低域音声信号(EL)を生成し、適応等化フィ
    ルタにより等化処理を行って高域成分再生用の高域再生
    補助情報を出力する音声符号化装置において、 (a)適応等化フィルタ(121)を備え、この適応等
    化フィルタ(121)から得られる複数のフィルタ係数
    の各時系列データを高域成分再生用の高域再生補助情報
    (Hau)として出力する高域再生補助情報発生手段(
    12)と、 (b)所定音声区間毎に高域再生補助情報(Hau)の
    代表値を求めて高域成分再生用の代表補助情報(Au)
    として出力する代表補助情報発生手段(13)、 を備えたことを特徴とする音声符号化装置。
  2. (2)補助情報発生手段(13)が、線スペクトル対(
    LSP)変換処理された補助情報(Au)を出力するも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    音声符号化装置。
JP18532986A 1986-08-08 1986-08-08 音声符号化装置 Pending JPS6342532A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04504936A (ja) * 1989-04-17 1992-08-27 フラウンホッファー―ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ. デジタル式コード化方法
JPH11511315A (ja) * 1996-05-08 1999-09-28 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ 特定一次サンプリング周波数を持つデジタル情報信号の送信

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