JP2002221994A - 音声信号の符号列のパケット組立方法、装置及びパケット分解方法、装置並びにこれらの方法を実行するプログラム、プログラムを記録する記録媒体 - Google Patents

音声信号の符号列のパケット組立方法、装置及びパケット分解方法、装置並びにこれらの方法を実行するプログラム、プログラムを記録する記録媒体

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JP2002221994A JP2001018541A JP2001018541A JP2002221994A JP 2002221994 A JP2002221994 A JP 2002221994A JP 2001018541 A JP2001018541 A JP 2001018541A JP 2001018541 A JP2001018541 A JP 2001018541A JP 2002221994 A JP2002221994 A JP 2002221994A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少ない補助情報を付加して、パケット消失によ
る音声の品質劣化を改善する。 【解決手段】音声パケットの組立において、フレーム毎
に音声信号を符号化して符号列を生成し、現フレームの
符号列(高品質なメインビットストリーム)・・・と
先のフレームの符号列(高圧縮のサブビットストリー
ム)・・・とをそれぞれ結合して現フレーム時刻の音
声パケット・・・を作成して格納し、また、音声パケ
ットの分解において、音声パケットが消失していない場
合に格納されている符号列のうち現フレームの符号列
(メインビットストリーム)を復号化し、音声パケット
が消失している場合には音声パケットの先のフレー
ムの符号列(サブビットストリーム)を復号化して、
音声信号を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声信号をパケット
伝送するときに生じうるパケット消失により欠落した音
声信号の品質劣化を抑えて補償する技術に用いられる音
声信号の符号列のパケット組立方法、装置及びパケット
分解方法、装置並びにこれらの方法を実行するプログラ
ム、プログラムを記憶する記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信やVoIP(Voice over IP)に代表
されるように、パケット通信によって音声とデータを統
合的に扱うことが可能となる。通常パケットのヘッダの
オーバーヘッドを少なくするために1パケットには複数
音声フレームを詰めて送信する場合が多い。音声通信に
おいては、一般的に音声信号を構成する信号系列が発生
した順序が伝送後再生する場合においても維持されるこ
とが必須である反面、パケット通信では一定時間毎に発
信されたパケットの伝送遅延が各々変動することから到
着時刻に揺らぎが生じうる。その揺らぎを吸収して発信
された順序にパケットに格納された符号により音声信号
を再生するために揺らぎ吸収バッファを用いる。
【0003】パケット音声通信における問題点の一つと
してパケット消失があげられる。通信路が広帯域化、高
速化されることにより、符号化による劣化、遅延は解消
される。反面、パケット消失は通信容量が増えても避け
られない問題である。パケット消失が起こる原因として
次のものがあげられる。まず、パケット数が多い場合、
パケットどうしの衝突(コリジョン)によってパケット
が完全に消失してしまう場合がある。また符号ビット誤
りが伝送の過程で約50%程度に達した場合、そのパケッ
ト情報は全て失われたものとし、パケット消失と判定さ
れることがある。さらに、パケットの到着遅延が揺らぎ
吸収バッファで補償されるよりも大きい場合にパケット
が失われたものとしてパケット消失と判定されることが
ある。これらの原因によって音声の品質劣化が生じる。
【0004】品質の劣化によって聴覚に不快感を与えな
いために、失われたパケットの部分は別の何らかの信号
で補償する必要がある。符号化方式によってはバッファ
の前後の情報を用いて符号化しているため、一度パケッ
トが消失すると、復帰後しばらく品質が劣化することが
ある。その品質の劣化を聴感上抑制することもパケット
消失補償に含まれる。パケット消失により欠落した音声
信号の品質劣化を抑えて補償する従来の技術を図9を参
照して説明する。
【0005】欠落音声補間装置は、多重分離回路102、
残差信号電力復号器119、逆量子化器120、長時間予測係
数復号/選択器118、短時間予測係数復号器107、長時間
合成/補間フィルタ117、短時間合成フィルタ110と入出
力端子101,115,116を備え、音声符号化情報の欠落を検
出した場合、すなわち、欠落検出信号が入力された場合
には、接続遮断スイッチ121が開放されると共に長時間
予測係数復号/選択器118から補間用の長時間予測係数
(1.予め数値が設定されており、常に一定の値、もしく
は2.長時間予測係数復号器から得た前フレームの長時間
予測係数に応じた補間用の長時間予測係数)が長時間予
測器112に出力される。また短時間予測器114には前フレ
ームでの短時間予測係数をそのまま設定しておく。長時
間合成/補間フィルタ117には何の入力もされずに自己
駆動することにより出力信号を短時間合成フィルタ110
に入力する。この短時間合成フィルタ110は通常の復号
処理を行うことにより再生デジタル音声信号が補間され
る。(特開平5-88697号公報参照) この従来の技術は、復号器において、過去の信号からピ
ッチ周期を解析し適当な波形を取り出し、それを繰り返
すことによって、擬似的な信号を作る方法である。この
ピッチ周期繰り返し補償で最も劣化の原因となりやすい
のは波形の不連続によるものである。その波形の不連続
が発生しやすいのは、パケット消失間の補償信号とパケ
ット消失から復帰後の信号の繋ぎ合わせの部分である。
この不連続性を目立たなくするために、ピッチ周期を消
失から復帰後と連続になるように調整する、あるいは、
OLA(Overlap add)によって、合成信号と復帰後の信号を
徐々に変化させていくという方法や合成信号のパワーを
徐々に減衰させることが提案されている。
【0006】低ビットレートの音声符号化に使用される
CELP(Code Excited Linear Prediction:符号励振線形
予測)方式のパケット消失補償では、パケット内の音声
信号をあらかじめ周期性と非周期性に分類しておき、消
失パケットのピッチ周波数が周期性であれば、適応符号
帳の励振信号を用い、非周期性であれば白色雑音をラン
ダムに使用するという方法が良く用いられる。さらにそ
の他の手法において、特徴的な処理として、合成フィル
タ係数を反復させる、適応・固定コードブックゲインを
減衰させる、ゲイン予測を減衰させるという手法があげ
られる。
【0007】これらの手法は聴覚に不快な信号を抑制す
る効果に関しては有効な手法であった。しかし、あくま
で擬似的な合成信号の再生であり常に原音に近い音を再
生することが困難である場合が多い。パケット間におい
て、ピッチやパワーが急速に変動する場合、あるいはピ
ッチ間隔の不一致による波形の不連続性や無理な調整に
よって音質が著しく劣化する場合があった。さらに、圧
縮コーデックの場合は消失から復帰後に立ち上がりの部
分が劣化するという問題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明では通信路の容
量が十分に大きく、多少の補助情報を付加できることを
前提として、従来のパケット消失補償技術の欠点を解消
し、パケット消失による音声の品質劣化を改善すること
を課題としている。従来技術ではパケットが消失してい
る区間で、ピッチ周期、パワー等が変化する場合に劣化
が顕著になる。本発明は、パケットに含ませる音声デー
タ長が大きくても、パケットが消失している間の音声信
号、消失から復帰後の音声信号の劣化を抑えることので
きる符号化、および復号化方法、およびこれらの方法を
実現する手段を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、音声パケットの組立において、フレーム
毎に音声信号を符号化して符号列を生成し、現フレーム
と先のフレームの符号列を結合して現フレーム時刻のパ
ケットを作成して格納し、また、音声パケットの分解に
おいて、パケットが消失していない場合に現フレーム時
刻のパケットに格納されている符号列のうち現フレーム
の符号列を復号化し、パケットが消失している場合には
過去フレーム時刻のパケットの現フレームの符号列を復
号化して、音声信号を再生する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に示すようにVoP(Voice ove
r Packet)では音声パケットをネットワークモジュール
1で受信し、パケット毎に分解して揺らぎ吸収バッファ
3に出力し、またパケット消失を判定してパケット消失
フラグをパケット消失補償部2に出力する。分解された
パケットは揺らぎ吸収バッファ3に蓄積し、しばらくパ
ケットを待ってから再生を行う。パケット消失の判定が
されない場合には、揺らぎ吸収バッファ3の蓄積したパ
ケットの現フレームのメインビットストリームを音声デ
コーダ4に出力する。パケット消失の判定がされた場合
には、揺らぎ吸収バッファ3に届いている前後のパケッ
トのメイン、サブビットストリームを使って効率の良い
パケット消失補償を行うことができる。例えば、再生す
べきパケットが到着しない場合には、音声デコーダ4
は分析係数を作成してパケット消失補償部2に出力し、
パケット消失補償部2は分析係数と揺らぎ吸収バッファ
3に届いている過去のパケットのサブビットストリー
ムを使って、消失補償データを音声デコーダ4に出力
し、効率の良いパケット消失補償を行うことができる。
音声デコーダ4はパラメータの補間や音量の制御を施す
ことにより、できるだけ劣化を抑えるように処理し、音
声を出力することができる。
【0011】本発明においては通常使用している1つの
メインコーデックに、パケットが消失した場合の補償手
段として、複数のサブコーデックを組み合わせることに
よってパケット消失に対して耐性を持たせている。メイ
ンコーデックは圧縮率の比較的低い、高品質の符号化方
式を用い、また、サブコーデックはメインコーデックよ
り高圧縮、かつ品質が十分良い符号化方式を選ぶ必要が
ある。このようにすることによりデータ量の増加を抑え
ることができる。 (エンコーダ)図2,3を参照して本発明のエンコーダ
を説明する。
【0012】入力された音声データはフレーム(データ
単位)に分割され、デコーダ側で通常再生すべき信号
を、メインコーデック(エンコーダ)11で第1の符号
化方法により符号化してメインビットストリームをつく
る。例えば、ITU-Tが勧告した音声符号化方式で8kHzサ
ンプリングの音声帯域信号を64kb/sで伝送するパルス符
号変調(PCM)方式であるG.711符号化標準により符号化す
る。また、1パケット分先の音声データをサブコーデッ
ク(エンコーダ)14で第2の符号化方法により符号化
してサブビットストリームを作る。例えば、ITU-Tが勧
告した16kb/s電話帯域音声符号化に関するLD-CELP方式
であるG.728符号化標準により符号化する。2つ以上の
サブビットストリームを含ませる場合は、それよりもさ
らに先読みした信号を符号化したビットストリームを含
ませるとよい。
【0013】そして、メインビットストリームと1パケ
ット分先のサブビットストリームは結合部15で結合さ
れ、公知の通番付与回路等により時間順シーケンス番
号、ビット誤り検出符号等を付加する処理をパケット化
部16で行いパケット化して出力される。以上のような
手法で、それぞれパケットにはメインバッファに蓄えら
れた信号をメインコーデックで符号化したメインビット
ストリーム、サブバッファに蓄えられたメインバッファ
より先の信号をサブコーデックで符号化したサブビット
ストリームを持つ。
【0014】図4に示すように、そのようにビットスト
リームを作成することによって、デコード側ではパケッ
トが消失したと判断された時(パケット)、消失する
直前のパケットに含まれているサブビットストリーム
の情報によって消失した区間の音声(復号音声信号
)を作ることができる。それは、サブビットストリー
ムには先読み信号をサブコーデックで符号化した信号が
含まれるからである。また、パケットのヘッダのオーバ
ーヘッドを少なくするため、音声フレームは1パケット
に複数個詰めて送信される場合が多い。従来のパケット
消失補償では合成音声によって過去の信号の繰り返しで
擬似的な音声信号を作成しているため、パケットに含ま
れる音声データが長ければ長いほど劣化が顕著になる。
【0015】本発明では、サブコーデックにはメインコ
ーデックの1パケット分先の音声データを含ませるた
め、各パケットに含ませる音声データの長さに係わらず
劣化の少ないパケット消失補償を行うことができる。サ
ブコーデックに使用する圧縮符号化によっては、注意を
しなければならない点がある。それは符号化、復号化に
必要な分析係数(これはコーデックによって異なるが、
例えば合成信号、フィルタ係数、予測係数等があげられ
る)を、前パケットから引き継いで復号化するコーデッ
クでは、パケット消失が発生した時、通常エンコーダと
デコーダで予測器や量子化器等の分析係数が異なってし
まう。そのような場合でも分析係数を一致させるために
は、エンコーダ側で分析係数の初期情報を符号化情報と
して送信する必要がある。
【0016】本発明においては、パケット内部に高品質
符号化であるメインコーデックで符号化されたメインビ
ットストリームと高圧縮符号化であるサブコーデックで
符号化されたサブビットストリームがセットになって存
在する。そこでサブコーデックの分析係数を、メインコ
ーデックを復号した信号からメインコーデック(デコー
ダ)12とサブコーデック(分析係数算出)13により
作成すれば、その情報を送らなくても良い。例えば、G.
728のようにエンコーダの分析係数が過去の合成信号か
ら作られているような場合、合成信号の部分をメインコ
ーデックで復号した高品質信号で置き換えることが可能
となる。同様にデコーダでも合成信号の部分を高品質符
号化で置き換える必要がある。そしてエンコーダとデコ
ーダの内部状態を合わせることによって正しく復号する
ことが可能となる。また、分析係数を合成信号でなく高
品質信号で置き換えることによって復号化信号の品質も
向上させることが可能となる。
【0017】分析係数は、例えば、G.728:LD-CELP符号
器(図示せず)のバックワード合成フィルタ適応器で求
められる合成フィルタ係数と聴覚重み付けフィルタで求
められる聴覚重み付けフィルタ係数を指す。 合成逆フィルタ en=xn+a1n1+・・・+an0 a:フィルタ係数 x:合成信号 e:残差信号 同様にして聴覚重み付けフィルタを高品質の信号より置
き換えすることも可能となる。
【0018】聴覚重み付けフィルタ wn=a0n+a1n1+・・・+ano −(b0n+b
1n1+・・・+bno) a、b:フィルタ係数 x:合成信号 w:聴覚重み付
け信号 このようにして、高品質な信号と置き換えることによっ
て品質の良い復号化をすることができる。算出された分
析係数をサブコーデック(デコーダ)14に転送し、す
なわちG.728:LD-CELP符号器(図示せず)の最適コード
ブックデータ選択器からの出力としてコードブック(符
号帳)中に格納される形状コードベクトル(波形)と利
得レベルの中から最適なものに対応する符号が選択さ
れ、サブビットストリームが出力される。 (デコーダ)図5,6を参照してデコーダを説明する。
【0019】デコーダ側では、まず受信した信号をデパ
ケット化部21でデパケット化し、メインコーデック/
サブコーデック分配部で現フレーム時刻の音声パケット
のうち、メインビットストリーム(現フレームのG.711
音声符号化標準による符号列)とサブビットストリーム
(先フレームのG.728音声符号化標準による符号列)に
分配する。メインビットストリームは、メインコーデッ
ク(デコーダ)23で第1の復号化方法により音声信号
に復号する。
【0020】そして、その復号した信号をサブコーデッ
ク(分析係数算出)24で分析係数を算出しサブコーデ
ック(デコーダ)25の内部状態を作りあげる。あるい
は前述したように、メインコーデックから直接サブコー
デックの内部状態を作成する。最後に、その内部状態を
引き継いだ状態で、サブコーデック(デコーダ)25に
よりサブビットストリームを第2の復号化方法により復
号化して音声信号を出力する。
【0021】具体的には、LD-CELP復号器(図示せず)
にG.728音声符号化標準による符号化列として形状コー
ドベクトル(波形)に対する符号と利得レベルに対する
符号をそれぞれ入力し符号帳(励振VWコードブック)か
ら形状コードベクトルと利得ベクトルを選択し、また合
成フィルタにおけるフィルタ係数として算出された分析
係数を転送して用い復号音声を再生する。音声パケット
の消失有無の検出は、図5に示すデパケット化部21の
前段で行い、汎用されているパケット消失検出回路によ
りシーケンス番号の乱れ、もしくはビット誤りを検出し
て行う。
【0022】パケット消失信号有の判定がされない場合
には、切換スイッチ27をメインコーデック(デコー
ダ)23側に切り換えて音声信号を出力する。また、パ
ケット消失信号有と判定された場合には切換スイッチ2
7をサブコーデック(デコーダ)25側に切り換える。
メインコーデックがADPCM(Adaptive Pulse Code Modula
tion)のようにメインコーデックが過去の情報を必要と
する、つまり内部状態を引き継ぐようなコーデックを使
用する場合において、過去ののパケットが消失した場合
は、消失補償に使用したサブコーデックを復号化したも
のと、メインコーデックを復号化した音声信号のつなが
りの部分に劣化が生じる。そのような場合、サブコーデ
ックが再生した信号から必要な情報を作成することによ
って補償後のメインコーデックの再生の劣化を抑えるこ
とができる。
【0023】サブコーデックが1つの時で、かつ連続し
てパケットが消失してしまった場合において、消失した
パケット数だけのサブコーデックが無い場合、サブコー
デックによる消失補償ができず、音声が劣化すると考え
られる。そのような場合、図5に示された従来手法によ
る波形繰り返し補償部26を用いて図6に示された補償
を行う。サブコーデックが使えない時のみ過去のピッチ
周波数繰り返し消失補償等の合成信号を用いて波形を作
るものとする。バースト消失(パケット消失が2個以
上)の場合の対処として図5のように従来手法により補
償を行う例が示されているが、音声パケット構成におい
て1つのパケットに先の2個フレーム以上の音声信号に
よる符号列を格納し、パケット分解において先の2個以
上のフレームにまたがる符号列から先のフレームにおけ
る符号列をそれぞれ用いて音声信号を復号すればよい。
【0024】メインコーデック、サブコーデックのお互
いの量子化雑音の歪具合の大差が無い場合、お互いを同
期させ足し合わせることによって信号対量子化雑音比(S
NR:Signal-to-quantization Noise Ratio)をあげること
ができる。それは異なったコーデックの場合、量子化雑
音は無相関である場合が多く、足し合わせることにより
相関のある音響部分と無相関の雑音のパワーの比率が音
響部分の方が大きくなると考えられる所以である。サブ
コーデックを増やせば増やすほどメインコーデックに対
して先読み情報を多くもつことになる。そのことによっ
てパケットが連続的に消失する場合においても耐性をも
たせることが可能となる。
【0025】しかし、図7に示すようにサブコーデック
を増やせば増やすほど、その分先読み情報が必要とな
り、結果として遅延が増加することになる。また。サブ
コーデックの数だけ情報量が多くなる。VoIPにおいて遅
延の原因となるのは上述したもの以外にパケットの到着
遅延などの揺らぎを吸収する、揺らぎ吸収バッファによ
る遅延が大きい。また、PC(Personal Computer)上では
ネットワークカード、サウンドカード等のバッファの影
響により、大きな遅延が生じるが、専用ハードウエアの
導入や、PCの性能向上により解決される。リアルタイム
の会話では、片方向での遅延時間の合計が200ミリ秒以
内であることが望ましい。よって、サブコーデックの
数、揺らぎ吸収、その他の遅延の合計をその基準に合う
ように調整する必要がある。
【0026】移動通信、VoIPは、通信速度が常に一定で
あるとは限らず、アプリケーションに使う情報量によっ
ても音声通信に使うことができる情報量が変化すると考
えられる。本発明では、通信速度、コンピュータの演算
速度によってサブコーデックの品質、サブコーデックの
数をフレキシブルに変更することによってネットワーク
に適した組み合わせを可能とすることを特徴としてい
る。図8に本手法を用いた時の波形の概略図を示す。こ
の図を参照すると、従来手法と比較すると本手法では原
音により近いことが分かる。
【0027】また、本発明のパケット組立装置とパケッ
ト分解装置をCPUやメモリ等を有するコンピュータと、
アクセス主体となるユーザが利用する利用者端末と、CD
-ROM、磁気ディスク装置、半導体メモリ等の機械読み取
り可能な記録媒体から構成することができる。コンピュ
ータに前述した動作を実行させる制御用プログラムを記
録媒体に記憶させ、この制御用プログラムをコンピュー
タに読み取り、コンピュータの動作を制御してコンピュ
ータ上に前述した実施の形態における各要素を実現する
ことができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、従来の方式に比較し
て、パケット消失による品質の劣化を極力抑え、波形の
不連続部分がなくなり、原音に忠実な消失部分の補償を
することができる。また、現フレーム時刻のパケットと
して現フレームの符号列と先のフレームの符号列を結合
しているので先のパケットが消失しても容易に補償する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】VoPの基本構成を示す図。
【図2】エンコーダの処理の説明図。
【図3】エンコーダの概略構成図。
【図4】パケットが消失した場合の処理の説明図。
【図5】デコーダの概略構成図。
【図6】バースト消失した場合の処理の説明図。
【図7】複数サブコーデックを持たせる場合の1パケッ
トの構造を示す図。
【図8】原音に対する従来技術と本発明の手法の波形の
比較図。
【図9】従来の欠落音声補間装置の構成図。
【符号の説明】
1 ネットワークモジュール 2 パケット消失補償部 3 揺らぎ吸収バッファ 4 音声デコーダ 11 メインコーデック(エンコーダ) 12、23 メインコーデック(デコーダ) 13、24 サブコーデック(分析係数算出) 14 サブコーデック(エンコーダ) 15 結合部 16 パケット化部 21 デパケット化部 22 メインコーデック・サブコーデック分配部 25 サブコーデック(デコーダ) 26 波形繰り返し補償部 27 切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D045 DA20 5J064 AA01 BB04 BC01 BC02 BD02 BD03 BD04 5K067 AA23 BB04 CC08 EE02 GG11 HH21 HH23

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号の符号列のパケットを組み立てる
    パケット組立方法において、 フレーム毎に音声信号を符号化して符号列を生成する過
    程と、 現フレーム時刻のパケットとして現フレームの符号列と
    先のN(N:任意の整数)フレームの符号列を結合して
    格納する過程と、を有することを特徴とするパケット組
    立方法。
  2. 【請求項2】音声信号の符号列のパケットを組み立てる
    パケット組立方法において、 フレーム毎に音声信号を現フレームの符号列を高品質な
    第1の符号化方法で符号化して第1の符号列を生成する
    過程と、 フレーム毎に音声信号を先のN(N:任意の整数)フレ
    ームの符号列を高圧縮な第2の符号化方法で符号化して
    第2の符号列を生成する過程と、 現フレーム時刻のパケットとして現フレームの第1の符
    号列と先のフレームの第2の符号列を結合して格納する
    過程と、を有することを特徴とするパケット組立方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のパケット組立方法におい
    て、 前記第2の符号列を生成する過程は、 前記第1の符号列から復号して復号信号を生成する過程
    と、 前記復号信号から分析係数を算出する過程と、を有し前
    記第2の符号化方法は前記分析係数を用いて前記音声信
    号から前記第2の符号列を生成する過程と、を有するこ
    とを特徴とするパケット組立方法。
  4. 【請求項4】音声信号の符号列のパケットを組み立てる
    パケット組立装置において、 フレーム毎に音声信号を符号化して符号列を生成するエ
    ンコーダと、 現フレーム時刻のパケットとして現フレームの符号列と
    先のN(N:任意の整数)フレームの符号列を結合して
    格納する結合部と、を有することを特徴とするパケット
    組立装置。
  5. 【請求項5】音声信号の符号列のパケットを組み立てる
    パケット組立装置において、 フレーム毎に音声信号を現フレームの符号列を高品質の
    第1の符号化方法で符号化して第1の符号列を生成する
    第1のエンコーダと、 フレーム毎に音声信号を先のN(N:任意の整数)フレ
    ームの符号列を高圧縮の第2の符号化方法で符号化して
    第2の符号列を生成する第2のエンコーダと、 現フレーム時刻のパケットとして第1のエンコーダで生
    成した現フレームの第1のフレームの符号列と第2のエ
    ンコーダで生成した先のフレームの第2の符号列を結合
    して格納する結合部と、を有することを特徴とするパケ
    ット組立装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のパケット組立装置におい
    て、 第1の符号列から復号して復号信号を生成する手段と、 復号信号から分析係数を算出する手段を有し、 第2の符号列を生成する第2のエンコーダの第2の符号
    化方法は、 分析係数を用いて前記音声信号から前記第2の符号列を
    生成する手段と、を有することを特徴とするパケット組
    立装置。
  7. 【請求項7】現フレームの符号列と先のN(N:任意の
    整数)フレームの符号列を結合した現フレーム時刻のパ
    ケットを入力して、フレーム毎にパケットに格納される
    符号列から音声信号を復号するパケット分解方法におい
    て、 フレーム毎にパケット消失の有無を判定する過程と、 現フレーム時刻のパケットが消失していないと判定され
    た場合には現フレーム時刻のパケットに格納された現フ
    レームの符号列から音声信号を復号し、現フレーム時刻
    のパケットが消失したと判定された場合には過去のフレ
    ーム時刻のパケットに含まれる現フレームの符号列から
    音声信号を復号する過程と、 を有することを特徴とするパケット分解方法。
  8. 【請求項8】フレーム毎に音声信号を現フレームの符号
    列を高品質の第1の符号化方法で符号化して第1の符号
    列を生成し、フレーム毎に音声信号を先のN(N:任意
    の整数)フレームの符号列を高圧縮の第2の符号化方法
    で符号化して第2の符号列を生成し、現フレームの第1
    のフレームの符号列と先のフレームの第2の符号列を結
    合した現フレーム時刻のパケットを入力してフレーム毎
    にパケットに格納される符号列から音声信号を復号する
    パケット分解方法において、 フレーム毎にパケット消失の有無を判定する過程と、 現フレーム時刻のパケットが消失していないと判定され
    た場合には現フレーム時刻のパケットに格納された符号
    列のうち現フレームの第1の符号列から第1の符号化方
    法と対応する第1の復号化方法で音声信号を復号する第
    1の過程と、 現フレーム時刻のパケットが消失していると判定された
    場合には過去のフレーム時刻のパケットに格納された符
    号列のうち現フレームの第2の符号列から第2の符号化
    方法と対応する第2の復号化方法で音声信号を復号する
    第2の過程と、を有することを特徴とするパケット分解
    方法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載のパケット分解方法におい
    て、 過去のフレーム時刻のパケットに格納された符号列のう
    ち過去のフレームの第1の符号列から復号された音声信
    号から分析係数を算出する過程と、を有し、 前記第2の過程において、前記第2の符号化方法は前記
    分析係数を用いて過去のフレーム時刻のパケットに格納
    された符号列のうち現フレームの第2の符号列から音声
    信号を復号することを特徴とするパケット分解方法。
  10. 【請求項10】請求項7乃至9のいずれか1項に記載の
    パケット分解方法において、 現フレーム時刻のパケットが連続して複数消失している
    と判定され第2の符号列から現フレームの音声信号が復
    号できない場合には復号できないフレームの前後のフレ
    ームから擬似的な音声信号を生成して消失補償を行う過
    程と、を有することを特徴とするパケット分解方法。
  11. 【請求項11】請求項7乃至10のいずれか1項に記載
    のパケット分解方法において、 現フレーム時刻のパケットの消失していないと判定され
    た場合には現フレーム信号と過去のパケットに含まれる
    現フレーム信号とを足し合わせて音声信号を生成する過
    程を有することを特徴とするパケット分解方法。
  12. 【請求項12】フレーム毎に音声信号を符号化して符号
    列を生成し、現フレームの符号列と先のN(N:任意の
    整数)フレームの符号列を結合した現フレーム時刻のパ
    ケットを入力して音声信号を復号するパケット分解装置
    において、 フレーム毎にパケット消失の有無を判定するパケット消
    失判定手段と、 パケット消失判定手段の現フレーム時刻のパケットが消
    失していないと判定された場合には現フレーム時刻のパ
    ケットに格納された現フレームの符号列から音声信号を
    復号し、現フレーム時刻のパケットが消失したと判定さ
    れた場合には過去のフレーム時刻のパケットに含まれる
    現フレームの符号列から音声信号を復号する復号手段
    と、 を有することを特徴とするパケット分解装置。
  13. 【請求項13】フレーム毎に音声信号を現フレームの符
    号列を高品質の第1の符号化方法で符号化して第1の符
    号列を生成し、フレーム毎に音声信号を過去N(N:任
    意の整数)フレームの符号列を高圧縮の第2の符号化方
    法で符号化して第2の符号列を生成し、現フレームの第
    1の符号列と先のフレームの第2の符号列を結合した現
    フレーム時刻のパケットを入力してフレーム毎にパケッ
    トに格納される符号列から音声信号を復号するパケット
    分解装置において、 フレーム毎にパケット消失の有無を判定するパケット消
    失判定手段と、 パケット消失判定手段の現フレーム時刻のパケットが消
    失していないと判定された場合には現フレーム時刻のパ
    ケットに格納された符号列のうち現フレームの第1の符
    号列から第1の符号化方法と対応する第1の復号化方法
    で音声信号を復号し、現フレーム時刻のパケットが消失
    していると判定された場合には過去のフレーム時刻のパ
    ケットに格納された符号列のうち現フレームの第2の符
    号列から第2の符号化方方法と対応する第2の復号化方
    法で音声信号を復号する復号手段と、を有することを特
    徴とするパケット分解装置。
  14. 【請求項14】請求項13に記載のパケット分解装置に
    おいて、 復号手段は、 過去のフレーム時刻のパケットに格納された符号列のう
    ち過去のフレームの第1の符号列から復号された音声信
    号から分析係数を算出する手段を有し、 前記第2の符号化方法は前記分析係数を用いて過去のフ
    レーム時刻のパケットに格納された符号列のうち現フレ
    ームの第2の符号列から音声信号を復号することを特徴
    とするパケット分解装置。
  15. 【請求項15】請求項12乃至14のいずれか1項に記
    載のパケット分解装置において、 復号手段は、 現フレーム時刻のパケットの消失していないと判定され
    た場合には現フレーム信号と過去のパケットに含まれる
    現フレーム信号とを足し合わせて音声信号を生成するこ
    とを特徴とするパケット分解装置。
  16. 【請求項16】コンピュータに、 フレーム毎に音声信号を現フレームの符号列を高品位の
    第1の符号化方法で符号化して第1の符号列を生成する
    手順と、 フレーム毎に音声信号を先のN(N:任意の整数)フレ
    ームの符号列を高圧縮の第2の符号化方法で符号化して
    第2の符号列を生成する手順と、 現フレーム時刻のパケットとして現フレームの第1のフ
    レームの符号列と先のフレームの第2の符号列を結合し
    て格納する手順を実行させるためのプログラム。
  17. 【請求項17】コンピュータに、 フレーム毎に音声信号を現フレームの符号列を高品位の
    第1の符号化方法で符号化して第1の符号列を生成する
    手順と、 フレーム毎に音声信号を先のN(N:整数)フレームの
    符号列を高圧縮の第2の符号化方法で符号化して第2の
    符号列を生成する手順と、 現フレーム時刻のパケットとして現フレームの第1のフ
    レームの符号列と先のフレームの第2の符号列を結合し
    て格納する手順を実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】コンピュータに、 現フレームの符号列と先のN(N:任意の整数)フレー
    ムの符号列を結合した現フレーム時刻のパケットを入力
    する手順と、 フレーム毎にパケット消失の有無を判定する手順と、 現フレーム時刻のパケットが消失していないと判定され
    た場合には現フレーム時刻のパケットに格納された現フ
    レームの符号列から音声信号を復号する手順と、 現フレーム時刻のパケットが消失したと判定された場合
    には過去のフレーム時刻のパケットに含まれる現フレー
    ムの符号列から音声信号を復号する手順を実行させるた
    めのプログラム。
  19. 【請求項19】コンピュータに、 現フレーム時刻のパケットとして現フレームの符号列と
    先のN(N:任意の整数)フレームの符号列を結合した
    現フレーム時刻のパケットを入力する手順と、 フレーム毎にパケット消失の有無を判定する手順と、 現フレーム時刻のパケットが消失していないと判定され
    た場合には現フレーム時刻のパケットに格納された現フ
    レームの符号列から音声信号を復号する手順と、 現フレーム時刻のパケットが消失したと判定された場合
    には過去のフレーム時刻のパケットに含まれる現フレー
    ムの符号列から音声信号を復号する手順を実行させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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